JP2020186596A - 水洗大便器 - Google Patents

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翼 三宅
山▲崎▼ 洋式
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Abstract

【課題】排水トラップ管路においてサイホン作用が発生することを空気取込手段の空気の取込みによって阻害することを抑制すると共に、洗浄水に空気を取込むことができ、便器本体の洗浄動作において洗浄水タンクから便器本体に供給される洗浄水量を減らすことができる水洗大便器を提供する。【解決手段】本発明の水洗大便器は、汚物をサイホン作用により排出する排水トラップ管路14を有する便器本体2と、洗浄水タンク20と、洗浄水タンクの洗浄水を便器本体に供給するポンプ装置22と、洗浄水タンク内からポンプ装置を介して便器本体のジェット吐水口まで延びる供給経路45、46と、供給経路と接続され、空気を供給経路に取込む空気取込手段60とを備え、ポンプ装置22がジェット吐水口に洗浄水を供給するための駆動を開始してから所定時間が経過したときに、空気取込手段60が空気の取込みを開始する。【選択図】図2

Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、洗浄水によって洗浄され汚物を排出する水洗大便器に関する。
近年、水洗大便器のデザイン性向上のために水洗大便器に設けられる洗浄水タンクをローシルエットに形成することが要望されている。このようにローシルエットを実現する手段として、洗浄水タンクを小型化することが検討されている。
また、例えば、洗浄水タンクを水洗大便器の外装カバー内に収容する一体型水洗大便器においても、一体型水洗大便器のデザイン性向上のために洗浄水タンクをローシルエットに形成することが要望されている。このようにローシルエットを実現する手段として、一体型水洗大便器に収容される洗浄水タンクを小型化することが検討されている。
特開平6−299585号公報
しかしながら、洗浄水タンクが小型化される場合、洗浄水タンク内に貯水可能な洗浄水量が減少するため、便器本体の排出性能および排水配管における搬送性能が低下されるおそれがある。
これに対し、特許文献1に示すような水洗大便器においては、エアー取込管によって取り込まれるエアーをジェット吐水に混合させることにより、洗浄水の水嵩をかせぐ技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に示すような水洗大便器の技術を、汚物をサイホン作用により排出する排水トラップ管路を備えたサイホン式の水洗大便器に適用しようとする場合、排水トラップ管路への空気の導入によりサイホン作用の発生が阻害される恐れがあった。また例えば洗浄水の体積を空気によって補完しているため、特にサイホンゼット方式の便器では排水トラップ管路の満水率が低下して排出性能が低下するだけでなく、空気取込により排水配管において排泄物が背負う水の量が減少して搬送性能も低下する恐れがある。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題点と課題を解決するためになされたものであり、排水トラップ管路においてサイホン作用が発生することを空気取込手段の空気の取込みによって阻害することを抑制すると共に、洗浄水に空気を取込むことができ、便器本体の洗浄動作において洗浄水タンクから便器本体に供給される洗浄水量を減らすことができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、洗浄水によって洗浄され汚物を排出する水洗大便器であって、汚物を受けるボウル部と、このボウル部の底部から延びると共に汚物をサイホン作用により排出する排水トラップ管路と、を有する便器本体と、洗浄水を貯水する洗浄水タンクと、上記洗浄水タンクの洗浄水を上記便器本体に供給するポンプ装置と、上記洗浄水タンク内から上記ポンプ装置を介して上記便器本体のジェット吐水口まで延びる供給経路と、上記供給経路と接続され、空気を上記供給経路に取込む空気取込手段とを備え、上記ポンプ装置が上記ジェット吐水口に洗浄水を供給するための駆動を開始してから所定時間が経過したときに、上記空気取込手段が空気の取込みを開始することを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、ポンプ装置がジェット吐水口に洗浄水を供給するための駆動を開始してから所定時間が経過したときに、上記空気取込手段が空気の取込みを開始する。これにより、ポンプ装置の駆動開始により排水トラップ管路においてサイホン作用が発生することを、駆動開始直後の空気取込手段の空気の取込みによって阻害することを抑制すると共に、供給経路を通過する洗浄水に空気を取込むことができ、排水トラップ管路の下流側からの臭気の逆流の抑制性能を保ちながら便器本体の洗浄動作において洗浄水タンクから便器本体に供給される洗浄水量を減らすことができる。
本発明において、好ましくは、上記ポンプ装置から上記ジェット吐水口に供給される洗浄水の瞬間流量が上記便器本体の洗浄中に最大になるときよりも後に、上記空気取込手段が空気の取込みを開始する。
このように構成された本発明によれば、ポンプ装置からジェット吐水口に供給される洗浄水の瞬間流量が上記便器本体の洗浄中に最大になり、排水トラップ管路においてサイホン作用が発生されるときに、空気取込管からの空気の取込みが行われないようにできる。これにより、空気取込管からの空気の取込みがサイホン作用の発生を阻害することをより抑制できる。
本発明において、好ましくは、上記供給経路は上記洗浄水タンク内から上記ポンプ装置まで延びるスロート管を備え、上記空気取込手段は、上記洗浄水タンク内に配置されると共に上記スロート管と接続され、上記洗浄水タンク内の空気を上記スロート管に取込む空気取込管であり、上記空気取込管の上端は、上記洗浄水タンクの満水水位よりも下方に位置する。
このように構成された本発明によれば、洗浄水タンク内の洗浄水が満水水位にある場合に、空気取込管は洗浄水タンク内において水没した状態となり、洗浄開始直後には空気取込管は洗浄水をスロート管に供給する。よって、洗浄開始直後に空気が空気取込管から便器本体に供給されることを防ぎ、空気が便器本体に供給されるタイミングを所定時間経過後まで遅らせて、空気取込管からの空気の取込みがサイホン作用の発生を阻害することを抑制できる。さらに、洗浄開始直後に空気が空気取込管から便器本体に供給されることを防ぎ、空気が便器本体に供給されすぎることを抑制できる。
本発明の水洗大便器によれば、排水トラップ管路においてサイホン作用が発生することを空気取込手段の空気の取込みによって阻害することを抑制すると共に、洗浄水に空気を取込むことができ、便器本体の洗浄動作において洗浄水タンクから便器本体に供給される洗浄水量を減らすことができる。
本発明の一実施形態による水洗大便器の前後方向の断面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器を示す全体構成図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の洗浄動作を示すタイムチャートである。 本発明の一実施形態による水洗大便器において、ジェット吐水口から便器本体に供給される洗浄水の瞬間流量と時間との関係を示す図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器を説明する。
先ず、図1及び図2により、本発明の一実施形態による水洗大便器の構造を説明する。ここで、図1は本発明の一実施形態による水洗大便器の前後方向の断面図である。図2は、本発明の一実施形態による水洗大便器を示す全体構成図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態による水洗大便器1は、洗浄水により洗浄され汚物を排出する水洗大便器である。
水洗大便器1は、便器本体2と、便器本体2の後方に配置された給水装置4と、便器本体2の後方に配置された洗浄水タンク装置6とを備えている。水洗大便器1は、サイホン作用を利用して後述するボウル部12内の汚物を吸い込んで後述する排水トラップ管路14から外部に排出する、サイホン式の水洗大便器である。水洗大便器1は、後述するように洗浄水タンク20を便器本体2及び外装カバー3内に便器本体2と一体的に収容する一体型水洗大便器を構成している。
便器本体2は陶器製である。便器本体2には、汚物を受けるボウル部12と、このボウル部12の底部から延びる排水トラップ管路14と、ジェット吐水を行うジェット吐水口16と、リム吐水を行うリム吐水口18とが形成されている。ジェット吐水口16は、ボウル部12の底部に形成されており、排水トラップ管路14の入口に指向してほぼ水平に配置され、洗浄水を排水トラップ管路14に向けて吐出するようになっている。リム吐水口18は、ボウル部12の左側上部後方に形成されており、ボウル部12の上縁に沿って洗浄水を吐出するようになっている。便器本体2の後方側の両側面及び後面、さらに便器本体2の上方には外装カバー3が設けられる。外装カバー3の便器本体2の上方の一部は開閉でき、使用者が便器本体2を使用できるようになっている。外装カバー3は便器本体2と合わせて一体的且つ統一的な一体型水洗大便器の外観を形成する。
排水トラップ管路14は、入口部14aと、この入口部14aから上昇するトラップ上昇管14bと、このトラップ上昇管14bから下降するトラップ下降管14cとからなり、トラップ上昇管14bとトラップ下降管14cとの間が頂部14dとなっている。排水トラップ管路14は便器本体2を洗浄する洗浄水、好ましくはジェット吐水口16から吐水された洗浄水により、排水トラップ管路14内の少なくとも入口部14a及びトラップ上昇管14bが洗浄水で満たされた満水状態になりやすく形成され、汚物をサイホン作用により排出するように形成されている。ここで、排水トラップ管路14のトラップ下降管14cの下端には、排水配管である排水管8が接続されている。
次に、図2により、本実施形態による水洗大便器1の給水装置4を説明する。
給水装置4は、洗浄水タンク装置6の洗浄水タンク20内に洗浄水を供給する。給水装置4には、水道から洗浄水が供給される給水路24が設けられ、この給水路24には、上流側から、止水栓26、ストレーナ28、分岐金具30、定流量弁32、ダイヤフラム式の電磁開閉弁34、給水路切替弁36がそれぞれ設けられている。
給水路切替弁36の下流側には、リム吐水口18に洗浄水を供給するためのリム側給水路38、及び、洗浄水タンク20に洗浄水を供給するためのタンク側給水路40が接続されている。
電磁開閉弁34を通過した洗浄水は、給水路切替弁36により、リム側であるリム側給水路38からリム吐水口18へ、及び/又は、タンク側であるタンク側給水路40から洗浄水タンク20に供給される。このように、水洗大便器1は、リム吐水に関しては水道の給水圧力(直圧)を利用して給水して便器を洗浄し、さらに、ジェット吐水に関しては、洗浄水タンク20に貯水された洗浄水をポンプ装置22によって加圧してジェット吐水口16から吐出させるようになっているハイブリッド式(水道直圧式+タンク給水式)の給水装置を有するハイブリッド式水洗大便器である。また、リム側給水路38には、リム吐水用バキュームブレーカ48が設けられている。タンク側給水路40にも、逆止弁であるバキュームブレーカ42が設けられている。タンク側給水路40と洗浄水タンク20の接続部には、ボール式逆止弁43が設けられている。戻り管路50と洗浄水タンク20の接続部にも、ボール式逆止弁44が設けられている。
次に、洗浄水タンク装置6を詳細に説明する。
洗浄水タンク装置6は、便器本体2を洗浄する洗浄水を貯水する洗浄水タンク20と、洗浄水タンク20内の洗浄水を便器本体2に供給するポンプ装置22と、洗浄水タンク20内からポンプ装置22まで延びる上流側の供給経路であるスロート管45と、ポンプ装置22から便器本体2のジェット吐水口16まで延びる供給経路である下流側供給経路46と、洗浄水タンク20内に配置されると共にスロート管45と接続される空気取込手段である空気取込管60と、例えば、給水装置は、洗浄水タンク20内に設けられたフロートスイッチ52と、使用者の操作を受ける操作部55と、ポンプ装置22を制御する制御装置54とを備えている。
図1に示すように、洗浄水タンク20は、便器本体2の後方上部に収納される内蔵式タンクである。洗浄水タンク20は、水洗大便器1の外装を形成する外装カバー3及び便器本体2内に収容される。より具体的には、一体型水洗大便器の外装(外観)は主に外装カバー3及び便器本体2によって形成され、洗浄水タンク20は、水洗大便器1の外観から見えにくくなるように便器本体2の上面2aより下方側且つ便器本体2の後方の側部に設けられる外装カバー3より内側に配置される。洗浄水タンク20は、便器本体2に配置しやすくなるように、自身の高さが比較的低く形成されるいわゆるローシルエットタンクである。洗浄水タンク20は、便器本体2の上面2aより上方まで形成されてもよい。
図2に示すように、ポンプ装置22は、洗浄水タンク20内の洗浄水を便器本体2に供給するポンプである。ポンプ装置22は、スロート管45の下流端と接続されると共に下流側供給経路46の上流端と接続される。ポンプ装置22が、洗浄水タンク20に貯水された洗浄水を吸引すると共に加圧してジェット吐水口16まで供給する。よって、ポンプ装置22が、洗浄水タンク装置6の洗浄水タンク20に貯水された洗浄水を送出して、大流量でジェット吐水口16から吐出させるジェット吐水を行う。ポンプ装置22は、例えば渦巻ポンプやインボリュートギヤポンプなどである。
スロート管45は、洗浄水タンク20内の下部から上方に向けて直線的に延びた後、屈曲して横向きに延び、洗浄水タンク20の側部から洗浄水タンク20外に出て、ポンプ装置22に接続される。スロート管45は、ほぼ一定の内径を有している。スロート管45の取水口部45a近傍は、流入する洗浄水に渦を生じさせやすくして空気取込管60から空気を吸引しやすくなるように、下方に向けて漏斗状に拡径されていてもよい。スロート管45は、スロート管45の下流端が洗浄水タンク20内の底部近傍に位置し、洗浄水タンク20内に貯水された洗浄水を底部近傍まで有効に利用して便器本体2を洗浄できるようになっている。スロート管45の内径は、5mm乃至8mmの範囲内の値である。
下流側供給経路46は、ポンプ装置22からジェット吐水口16まで延びる流路を形成している。下流側供給経路46は、ほぼ一定の内径を有している。下流側供給経路46、すなわち供給経路は、便器本体2の吐水口(ジェット吐水口16又はリム吐水口18)も含んでいてもよい。
洗浄水タンク20と下流側供給経路46との間には、オーバーフロー流路70が設けられている。オーバーフロー流路70は下流側供給経路46に接続されている。このオーバーフロー流路70には逆止弁であるフラッパー弁72が取り付けられている。
フロートスイッチ52は、洗浄水タンクの上部において満水水位の基準となる水位を検知する。フロートスイッチ52は、洗浄水タンク20内の水位が上昇してフロートスイッチ52の上部フロート62に到達したときに、上部フロート62に到達したことを示す検知信号を発信する。制御装置54はフロートスイッチ52が水位上昇を検知したことに基づいて洗浄水タンク20への給水を停止する。これにより、毎回の便器洗浄後に洗浄水タンク20内の水位が満水水位W0とされる。なお、満水水位は通常の便器洗浄用に規定されている洗浄水タンク20の止水水位である。
空気取込管60は、洗浄水タンク20内の空気をスロート管45に取込む吸気機能を有する。また、空気取込管60は、洗浄水タンク20内の洗浄水をスロート管45に取込む給水機能を有する。空気取込管60は、吸気兼給水機能管である。空気取込管60は、下流側供給経路46に接続されてもよい。空気取込管60は、便器本体2の吐水口(ジェット吐水口16又はリム吐水口18)に接続されてもよい。また、空気取込管60は、空気取込管60の上端60dが洗浄水タンク20内のみならず、洗浄水タンク20外に開口していてもよい。
空気取込管60は、洗浄水タンク20内のスロート管45に対して垂直に接続される接続部60aと、接続部60aから曲がる曲がり部60bと、曲がり部60bから上方に向けて延びる上向き部60cとを備える。接続部60aと、曲がり部60bと、上向き部60cとによりL字形状の管路を形成する。
空気取込管60の接続部60aは、スロート管45の上流端近傍(取水口部45a近傍)、例えばスロート管45のうち洗浄水タンク20の下半分内にある部分に接続される。接続部60aがスロート管45に対して垂直に接続されるので、スロート管45内の洗浄水の流れに対し空気が空気取込管60から垂直な角度で吸引され、吸引されやすくなっている。
空気取込管60の上向き部60cの上端60dは、洗浄水タンク20の満水水位W0よりも下方に位置する。上端60dは、一回の洗浄において洗浄水タンク20から便器本体2に供給される洗浄水量のうち約2分の1乃至約4分の3の範囲内、より好ましくは約2分の1乃至約3分の2の範囲内の洗浄水量が排出された高さ位置に設けられる。よって、洗浄水の水位が満水水位から上端60dまで下降する間に、排水トラップ管路14でサイホン作用が生じるのに十分な洗浄水が洗浄水タンク20から便器本体2の排水トラップ管路14に供給される。後述するように、制御装置54はポンプ装置22を洗浄開始時から最大回転数に制御する。ポンプ装置22が最大の瞬間流量を送出するまでには所定の応答遅れ時間がある。しかしながら、ポンプ装置22が所定の遅れ時間後に最大の瞬間流量を送出するとき、依然としてポンプ装置22は空気を吸入しておらず洗浄水を吸入し送出している。排水トラップ管路14は、ポンプ装置22が最大の瞬間流量を送出するとき、排水トラップ管路14でサイホン作用が生じるように形成されている。
上述のような空気取込管60の上端60dは、ポンプ装置22から上記便器本体2に供給される洗浄水の瞬間流量が便器本体2の洗浄中に最大になるときよりも後に空気取込管60からの空気の取込みが開始されるように配置されている。よって、サイホン作用が生じる水洗大便器1においてサイホン作用を生じさせるようにポンプ装置22が最大の瞬間流量を送出するときより後に、空気取込管60からの空気の取込みが開始される。よって、排水トラップ管路14でサイホン作用が生じてから空気が空気取込管60から便器本体2に取込まれる。これにより、空気取込管60からの空気の取込みがサイホン作用の発生を阻害することを抑制できる。排水トラップ管路14がジェット吐水口16から供給される洗浄水によって満水化されてサイホン現象が発生するまで、水の体積を減ずる空気が含まれていないため、良好な排出性能が確保されることになる。また排泄物とトイレットペーパーが早期に排出され、かつ、それまでは空気が混入していないため建物の排水管8内をこれらを物理的な重力で坂道落下させる背負い水の水量は減少しておらず、高い搬送性能が維持される。
空気取込管60の内径は、5mm乃至8mmの範囲である。空気取込管60の内径は、全体にわたってほぼ一定に形成されている。空気取込管60の内径が、比較的小さく且つ表面張力の影響を抑制する大きさに形成されているので、空気取込管60が空気を取込む際に、空気の取込量が大きくなりすぎることを抑制し、インボリュートポンプが停止しない程度の比較的少量の空気を継続して取込むことができる。よって、ポンプ装置22が空気の取込み過ぎにより停止してしまうことを抑制できる。また、空気取込管60の内径が所定の大きさに形成されるので、空気取込管60が空気を取込む際に、空気の取込量が大きくなりすぎ、スロート管45の取水口部45aからの洗浄水の吸引力を低下させることを抑制できる。
制御装置54は、電磁開閉弁34、給水路切替弁36、ポンプ装置22及びフロートスイッチ52、操作部55等と電気的に接続され、電気信号を相互に送受信することができ、各機能部を電気的に操作できるようになっている。例えば、制御装置54は、電磁開閉弁34の開閉操作、給水路切替弁36の切替操作、及び、ポンプ装置22の回転数や作動時間等を制御する機能を有する。また、制御装置54は、リモコンスイッチ等の操作部55からの操作信号を受けて又は記憶されたプログラム等に従って各機器の制御を行う。制御装置54は、各機器を制御できるようなメモリ等の記憶装置(図示せず)及び演算装置(図示せず)を備えている。
操作部55は、使用者の洗浄要求の操作を受ける操作装置であり、使用者の操作を受けて制御開始指令を制御装置54に伝達する。
次に、図1乃至図4により、本発明の一実施形態による水洗大便器において制御装置が制御開始指令を受けた場合に実行される通常の便器洗浄(大洗浄モード)の動作(作用)について概略を説明する。
図3は本発明の実施形態による水洗大便器の洗浄動作を示すタイムチャートであり、図4は、本発明の一実施形態による水洗大便器において、ジェット吐水口から便器本体に供給される洗浄水の瞬間流量と時間との関係を示す図である。図4において縦軸は瞬間流量Q(L/min)を示し、横軸は時間t(s)を示している。
図3に示すように、まず、待機状態(時刻t0〜t1)において、制御装置54はポンプ装置22を停止状態(OFF状態)で待機させている。このとき、大洗浄モードの便器本体2の便器洗浄動作は開始されていない。ポンプ装置22はOFF状態となっている。ポンプ装置22はOFF状態となっている。制御装置54は電磁開閉弁34を閉状態としており、リム吐水、タンク給水ともなされていないOFF状態となっている。待機状態において、洗浄水タンク20内の水位は満水水位(止水水位)W0となっている。
次に、時刻t1において、制御装置54が操作部55又は使用者の立ち去りを検知するセンサ(図示せず)等から洗浄開始の制御開始指令を受けると、制御装置54は、便器洗浄動作を実行させる。制御装置54は、電磁開閉弁34を開状態とさせ、洗浄水を給水路24に流入させる。給水路切替弁36はリム側給水路38の流路を開状態とし、リム吐水口18に洗浄水を供給させる。よって、リム吐水口18からの洗浄水の吐水(リム吐水)が開始(OFF状態からON状態に変更)され、リム吐水口18から前方に吐水された洗浄水は、リム洗浄として、ボウル部12内に沿って旋回しながら流下し、ボウル部12内を洗浄する。
次に、時刻t1から所定時間経過後の時刻t2において、制御装置54は、ジェット吐水を行うために、ポンプ装置22をOFF状態からON状態に変更し、ポンプ装置22の駆動を開始させる。ポンプ装置22が洗浄水タンク20内の洗浄水をジェット吐水口16へ供給し、洗浄水をジェット吐水口16から吐水する。よって、ジェット吐水口16からのジェット吐水がOFF状態からON状態に変更される。ポンプ装置22が駆動を開始されると、矢印F0(図2参照)に示すように洗浄水タンク20内の洗浄水が取水口部45aに向けて吸引され、矢印F1及び矢印F2に示すように取水口部45aからスロート管45及び下流側供給経路46を通って便器本体2のジェット吐水口16に供給される。
時刻t2において、制御装置54は、給水路切替弁36の開度をリム側給水路38の開状態に加えてタンク側給水路40も開状態とするように切り替える。よって、洗浄水がタンク側給水路40から洗浄水タンク20に供給される。
時刻t2において、空気取込管60の上端60dは、洗浄水タンク20内の満水水位W0よりも下方に位置する。空気取込管60は水没した状態であり、ポンプ装置22の駆動開始時(時刻t2)において、空気取込管60は洗浄水タンク20内の洗浄水をスロート管45に取込む。よって、空気取込管60は空気をスロート管45に取込んでおらず、空気が洗浄水中に取り込まれたいわゆるエアインジェット吐水は、依然として実行されていない。よって、ジェット吐水口16は、洗浄水のみを排水トラップ管路14に供給して排水トラップ管路14を比較的早期に満水にさせ、比較的早期にサイホン作用を発生させることができる。
図3に示すように、時刻t2から、制御装置54は、ポンプ装置22を最大回転数である第1回転数A1で回転させるように制御する。図4に示すように、制御装置54は、時刻t2からポンプ装置22を第1回転数A1で回転させようとするが、ポンプ装置22の応答の遅れ及び洗浄水の抵抗等により最大の瞬間流量Q1を送出できるタイミングは、時刻t2’となる。所定の応答遅れ時間T1経過後の時刻t2’において、ポンプ装置22は、大洗浄モードの洗浄中の最大の瞬間流量Q1の洗浄水をジェット吐水口16から排水トラップ管路14に向けて吐出させる。少なくともポンプ装置22が最大の瞬間流量Q1を送出するとき、排水トラップ管路14内が満水とされ、サイホン作用が生じる。時刻t2’は、例えば時刻t2から0.25秒乃至1秒の範囲内の時刻である。
排水トラップ管路14は、ポンプ装置22が最大の瞬間流量Q1を送出するとき、排水トラップ管路14内が洗浄水で満たされた満水状態となり、排水トラップ管路14でサイホン作用が生じるように形成されている。排水トラップ管路14でいったんサイホン作用が発生する(起動する)と、このサイホン作用の発生により入口部14a及びボウル部12の洗浄水及び汚物が排水トラップ管路14に引き込まれ、排水トラップ管路14から排水管8に排出される。
時刻t3において、ポンプ装置22がジェット吐水口16に洗浄水を供給するための駆動を開始(時刻t2)してから所定時間T2が経過したときに、ポンプ装置22が第1回転数A1よりも低い第2回転数A2に回転数を変更する。また、時刻t3において、ポンプ装置22が駆動を開始してから所定時間T2が経過したときに、洗浄水タンク20内の水位が下降しながら上端60dに到達し、空気取込管60が空気の取込みを開始する。よって、時刻t3までは空気を洗浄水中に積極的に取り込まないような洗浄水のジェット吐水が実行されていたのに対し、時刻t3から空気が洗浄水中に取り込まれたいわゆるエアインジェット吐水が実行される(エアインジェット吐水がOFF状態からON状態となる)。なお、所定時間T2は、任意の時間に変更可能であり、好ましくは約0.5秒乃至約2.5秒の範囲内の時間、より好ましくは約1秒乃至約2秒の範囲内の時間に設定される。
ポンプ装置22が洗浄水タンク20内の洗浄水をスロート管45に吸引しているとき、スロート管45と空気取込管60とが接続している部分近傍においてをスロート管45内の洗浄水が乱れながら流れ、空気取込管60内の空気(又は洗浄水)が空気取込管60の接続部60aからスロート管45に吸引される。よって、洗浄水タンク20内の空気が空気取込管60からスロート管45に吸引される。このとき空気は、比較的細いスロート管45を通り、一定の少量の供給流量を維持する。ポンプ装置22を通って流れる空気は比較的少量であるので、ポンプ装置22は空気を通しながら駆動を継続できる。空気は細かい泡状にされて洗浄水中に含有される。よって、空気を含有した洗浄水の体積が増加される。図4に示すように、ジェット吐水口16から便器本体2に供給されている洗浄水(時刻t3以後は空気を含む)の瞬間流量は、実線B1に示される。このように、時刻t3以後は空気が取込まれているため、スロート管45の入口から実際に吸引される洗浄水の瞬間流量は点線B2に抑制される。すなわち、スロート管45の入口から吸引される洗浄水(空気を含む)の瞬間流量は、点線B2に示すような洗浄水の瞬間流量であり、この洗浄水に空気の気泡が混入されて体積が増加され、実線B1に示すような洗浄水の瞬間流量でジェット吐水口16からの吐水が行われている。このようにエアインジェット吐水の体積(エアを含む洗浄水の体積)は、従来のエアインジェット吐水が実行されていない状態のジェット吐水の体積(実線B1の瞬間流量に対応する)とほぼ同じである。エアインジェット吐水はエアを含む分見かけ上の洗浄水の体積が大きくなる。実線B1と点線B2との間の斜線の領域Cが、空気を含ませることにより低減できた洗浄水の瞬間流量を示し、この低減された洗浄水の瞬間流量により洗浄に用いられる洗浄水量の低減量が算定される。このように洗浄動作に用いられる洗浄水量が低減できることにより、洗浄水タンク20内に貯蔵すべき洗浄水量が低減でき、洗浄水タンク20を小型化できる。また、エアインジェット吐水は、従来のジェット吐水の洗浄水量よりも少ない洗浄水量により、サイホン作用発生後の洗浄動作の後半において、従来のジェット吐水と同程度の臭気が排水トラップ管路14から上昇してくるのを抑制するブロー効果を奏することができる。
時刻t3において、制御装置54は、給水路切替弁36の開度をリム側給水路38の開状態のみならずタンク側給水路40も開状態としている。よって、洗浄水がリム吐水口18から吐水される(リム吐水がON状態である)と共にタンク側給水路40から洗浄水タンク20に供給される(タンク給水がON状態である)。
時刻t4以降、ポンプ装置22の回転数が時刻の経過に応じて第2回転数A2からさらに減少する。ポンプ装置22が駆動状態(ON状態)であるので、ジェット吐水口16からのジェット吐水もON状態のままである。ポンプ装置22の回転数が第2回転数A2からさらに減少するので、空気取込管60から空気を取込む吸引力が低下し、空気取込管60からの空気の取込みが停止される。
時刻t4においても、制御装置54は、給水路切替弁36の開度をリム側給水路38の開状態のみならずタンク側給水路40も開状態としている。よって、洗浄水がリム吐水口18から吐水される(リム吐水がON状態である)と共にタンク側給水路40から洗浄水タンク20に供給される(タンク給水がON状態である)。
時刻t5において、ポンプ装置22の駆動開始(時刻t2)から所定時間経過後にポンプ装置22の駆動を停止させる。ジェット吐水口16からのジェット吐水もON状態からOFF状態に変わる。このとき、洗浄水タンク20内の水位はスロート管45の取水口部45a近傍まで到達している。時刻t5において、制御装置54は、給水路切替弁36の開度をリム側給水路38を開状態とし、タンク側給水路40を開状態としている。よって、洗浄水がリム吐水口18から吐水され(リム吐水がON状態である)、便器本体2に溜水が貯水されると共に封水が形成される。さらに、洗浄水がタンク側給水路40から洗浄水タンク20に供給され(タンク給水がON状態である)、洗浄水タンク20内の水位が上昇する。水位の上昇に伴い、スロート管45の取水口部45a側及びスロート管45の接続部60a側が徐々に浸水する。
時刻t6において、制御装置54は、ポンプ装置22の駆動停止(時刻t5)から所定時間経過後に、給水路切替弁36の開度をリム側給水路38を閉状態とするように切り替える。よって、リム吐水口18からの洗浄水の吐水(リム吐水)が停止(ON状態からOFF状態に変更)される。便器本体2には溜水WL0が貯水された状態となっている。洗浄水がタンク側給水路40から洗浄水タンク20に引き続き供給されている。
時刻t7において、洗浄水タンク20内の水位が上昇し、フロートスイッチ52の上部フロート62が水位上昇を検知すると、制御装置54は電磁開閉弁34を閉状態とし、洗浄水タンク20への給水を停止する。洗浄水タンク20内の水位は満水水位W0となり、制御装置54は、待機状態に戻る。待機状態において、空気取込管60は、洗浄水タンク20の水中に水没した状態であり、空気取込管60の内部には洗浄水が通水した状態となっている。このように空気取込管60の上端60dが水中に開口した状態で配置されているため、次回の洗浄開始初期には空気取込管60は洗浄水をスロート管45に供給できる。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、ポンプ装置22がジェット吐水口16に洗浄水を供給するための駆動を開始してから所定時間が経過したときに、空気取込管60が空気の取込みを開始する。これにより、ポンプ装置22の駆動開始により排水トラップ管路14においてサイホン作用が発生することを、駆動開始直後の空気取込管60の空気の取込みによって阻害することを抑制すると共に、スロート管45及び/又は下流側供給経路46を通過する洗浄水に空気を取込むことができ、排水トラップ管路14の下流側からの臭気の逆流の抑制性能を保ちながら便器本体2の洗浄動作において洗浄水タンクから便器本体2に供給される洗浄水量を減らすことができる。また、洗浄水に空気を取込むことにより、洗浄水の体積が増加し、汚物の下流側への搬送性能が向上され、便器本体2の洗浄能力が向上される。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、ポンプ装置22からジェット吐水口16に供給される洗浄水の瞬間流量が便器本体2の洗浄中に最大になり、排水トラップ管路14においてサイホン作用が発生されるときに、空気取込管60からの空気の取込みが行われないようにできる。これにより、空気取込管60からの空気の取込みがサイホン作用の発生を阻害することをより抑制できる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、洗浄水タンク20内の洗浄水が満水水位W0にある場合に、空気取込管60は洗浄水タンク20内において水没した状態となり、洗浄開始直後には空気取込管60は洗浄水をスロート管45に供給する。よって、洗浄開始直後に空気が空気取込管60から便器本体2に供給されることを防ぎ、空気が便器本体2に供給されるタイミングを所定時間経過後まで遅らせて、空気取込管60からの空気の取込みがサイホン作用の発生を阻害することを抑制できる。さらに、洗浄開始直後に空気が空気取込管60から便器本体2に供給されることを防ぎ、空気が便器本体2に供給されすぎることを抑制できる。
本発明を実施するための形態は上記に限定されるものではなく、さらなる他の変形例を適用することができる。
また、上述の一実施形態において、水洗大便器1は、ハイブリッド式(水道直圧式+タンク給水式)の給水システムを有する。例えば、水洗大便器1は、リム吐水及びジェット吐水の両方に関して、洗浄水タンク20に貯水された洗浄水をポンプ装置によって加圧してリム吐水口18及びジェット吐水口16から吐出させるようになっているフルポンプ式(タンク給水式)の給水システムを有していてもよい。また、例えば、水洗大便器1は、リム吐水口18のみを備え、リム吐水に関して、洗浄水タンク20に貯水された洗浄水をポンプ装置によって加圧してリム吐水口18から吐出させるようになっているポンプ式(タンク給水式)の給水システムを有していてもよい。
1 水洗大便器
2 便器本体
12 ボウル部
14 排水トラップ管路
20 洗浄水タンク
22 ポンプ装置
45 スロート管
46 下流側供給経路
60 空気取込管
60a 接続部
60b 曲がり部
60c 上向き部
60d 上端
W0 満水水位

Claims (3)

  1. 洗浄水によって洗浄され汚物を排出する水洗大便器であって、
    汚物を受けるボウル部と、このボウル部の底部から延びると共に汚物をサイホン作用により排出する排水トラップ管路と、を有する便器本体と、
    洗浄水を貯水する洗浄水タンクと、
    上記洗浄水タンクの洗浄水を上記便器本体に供給するポンプ装置と、
    上記洗浄水タンク内から上記ポンプ装置を介して上記便器本体のジェット吐水口まで延びる供給経路と、
    上記供給経路と接続され、空気を上記供給経路に取込む空気取込手段とを備え、
    上記ポンプ装置が上記ジェット吐水口に洗浄水を供給するための駆動を開始してから所定時間が経過したときに、上記空気取込手段が空気の取込みを開始する、水洗大便器。
  2. 上記ポンプ装置から上記ジェット吐水口に供給される洗浄水の瞬間流量が上記便器本体の洗浄中に最大になるときよりも後に、上記空気取込手段が空気の取込みを開始する、請求項1に記載の水洗大便器。
  3. 上記供給経路は上記洗浄水タンク内から上記ポンプ装置まで延びるスロート管を備え、
    上記空気取込手段は、上記洗浄水タンク内に配置されると共に上記スロート管と接続され、上記洗浄水タンク内の空気を上記スロート管に取込む空気取込管であり、
    上記空気取込管の上端は、上記洗浄水タンクの満水水位よりも下方に位置する、請求項1又は2に記載の水洗大便器。
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