JP2009002075A - 水洗便器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の水洗便器は、貯水タンク20への水の供給源34と、貯水タンク内の水を便器本体に圧送する加圧ポンプ22と、ポンプ給水管46aとを備え、上方水位検出手段64aと、上方水位検出手段より所定量上方でその一端70aが開口し、貯水タンク内の水をジェット側又はリム側の給水路に逃がすオーバーフロー管70と、上方水位検出手段による水位検出後にタンク水供給源から所定量の水を追加給水させる追加給水手段34と、下方水位検出手段64bとを有し、追加給水手段により追加される水量は、その追加により上昇する水位がオーバーフロー管の一端と一致し或いは上回るような量に設定され、このオーバーフロー管により定められる水位が貯水水位となり、下方水位検出手段により水位が検出されると加圧ポンプを停止させる。
【選択図】図3
Description
また、近年、便器本体や貯水タンクの他に、洗浄水を加圧する加圧ポンプや、ジェット給水路側とリム給水路側とを切り替える切替弁などの機器、さらに、これらの作動状態を制御する基板や、温水洗浄便座などの電装品などが設けられるようになっている。それに伴い、より少ないスペースで貯水タンクを設け、限られた貯水タンクの容量で最大限の吐水量を確保したい、という課題が明らかになってきた。
このように構成された本発明においては、貯水タンクへ水を供給するタンク水供給源の止水はダイヤフラム式バルブにより行われるので、止水は緩停止して、止水時のウォーターハンマー現象のような騒音が生じることを抑制することが出来る。さらに、ダイヤフラム式バルブの閉止後の自閉吐水量を所定量の水として追加給水させるので、ダイヤフラム式バルブの閉止後の自閉吐水量を有効に利用して、追加給水を行うことが出来る。
このように構成された本発明においては、所定量(例えば、毎回ほぼ一定である加圧ポンプの慣性吐水量より大きい量)下方の位置にポンプ給水管の給水口を下方に向けて開口すれば、エアの巻き込みによる加圧ポンプのエア噛を防止することが出来る。
このように構成された本発明においては、圧損の少ないフラッパー弁により給水管から貯水タンクへの水の流れを確実に規制して、加圧ポンプからの水抜けを防止することにより、連続駆動時でも加圧ポンプのエア噛を防止することが出来る。
先ず、図1乃至図3により、本発明の実施形態による水洗大便器の構造を説明する。図1は、本発明の実施形態による水洗大便器の側面図であり、図2は図1に示す水洗大便器の平面図であり、図3は本発明の実施形態による水洗大便器を示す全体構成図である。
ジェット吐水口16は、ボウル部12の底部に形成されており、排水トラップ管路14の入口に指向してほぼ水平に配置され、洗浄水を排水トラップ管路14に向けて吐水するようになっている。リム吐水口18は、ボウル部12の左側上部後方に形成されており、ボウル部12の上縁に沿って洗浄水を吐出するようになっている。
図3に示すように、機能部10には、水道から洗浄水が供給される給水路24が設けられ、この給水路24には、上流側から、止水栓26、ストレーナ28、分岐金具30、定流量弁32、ダイヤフラム式の電磁開閉弁34、給水路切替弁36がそれぞれ設けられている。定流量弁32は、止水栓26、ストレーナ28、分岐金具30を介して流入した洗浄水を、所定の流量以下に絞るためのものである。
これらの電磁開閉弁34の開閉操作、及び、給水路切替弁36の切替操作は、機能部10のコントローラ62により制御される。そして、電磁開閉弁34を開弁して給水路切替弁36がタンク側給水路40に連通させることにより貯水タンクへ水を供給することができ、タンク水供給源に該当する。
タンク側給水路40にも、逆止弁であるバキュームブレーカ42が設けられており、洗浄水の貯水タンクからの逆流を防止している。
同様に、戻り管路50と貯水タンク20の接続部にも、ボール式逆止弁44が設けられており、貯水タンク20が満水状態となった場合でも、洗浄水が戻り管路50に逆流することはないようになっている。
このオーバーフロー流路70は、貯水タンク20において、水が開口70aより高くなるような場合、その貯水タンク20内の水をジェット側給水路46に逃がして、貯水タンク20から水が溢れ出すことがないようにするものである。
ここで、本発明の実施形態においては、満水時の水位が、後述するようにウォーターフローラインWFL(図3参照)となっている。ウォーターフローラインWFLの高さは、オーバーフロー流路70の一端部70aの高さに一致する。
なお、追加給水手段としては、電磁開閉弁34の代わりに電動式のボールバルブを用い、上方フロートスイッチ64aがONとなってからその電動式ボールバルブを閉弁動作させるまでに所定のディレイ時間を設定しておき、そのディレイ時間追加給水するように構成することもできる。
先ず、図5及び図6に示すように、貯水タンク20の上方には、上述したボール式逆止弁43、44が設けられている。ボールは、内部が空気で満たされているボール(浮き球)90、92であり、これらのボール90、92を保持する籠部材94、96が設けられている。上方に突出した部分の上部空間S内が空気で満たされている場合には、ボール90、92が籠部材94、96により受け止められて、タンク側給水路40の吐水口80b及び通水路50への出口82bが開放状態になっている。従って、タンク側給水路40の吐水口80bから水が吐水可能となり、また、水蒸気や空気の出口80bから水蒸気や空気が流れ出ることが可能になる。
2 便座本体
12 ボウル部
14 排水トラップ管路
16 ジェット吐水口
18 リム吐水口
20 貯水タンク
22 加圧ポンプ
24 給水路
38 リム側給水路
40 タンク側給水路
46 ジェット側給水路
46a 上流ジェット側給水路
46b 下流ジェット側給水路
46d 下流ジェット側給水路の開口部
43、44 ボール式逆止弁
56 ジェット吐水用フラッパー弁
64a 上方フロートスイッチ
64b 下方フロートスイッチ
70 オーバーフロー流路
72 フラッパー弁
80b 吐水口
82b 出口
86 貯水タンクの上方突出部
S 貯水タンクの上方突出部の上部空間
Claims (4)
- 便器本体と、この便器本体の洗浄をするための洗浄水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の水を上記便器本体に圧送する加圧ポンプと、上記貯水タンクから上記加圧ポンプへ水を供給するポンプ給水管と、ジェット側へ洗浄水を供給するジェット側給水管と、リム側へ洗浄水を供給するリム側給水管と、を備える水洗便器であって、
上記貯水タンクへ水を供給するタンク水供給源と、
上記貯水タンク内の上方に設けられ上記タンク水供給源により上記貯水タンク内に供給される水の水位を検出する上方水位検出手段と、
この上方水位検出手段より所定量上方でその一端が開口し、上記貯水タンク内の水を上記ジェット側給水路又は上記リム側給水路に逃がすことが出来るオーバーフロー管と、
上記上方水位検出手段による水位検出後に上記タンク水供給源から所定量の水を追加給水させる追加給水手段と、
上記貯水タンク内の下方に設けられ上記貯水タンクから上記加圧ポンプに供給されるときの上記貯水タンクの水の水位を検出する下方水位検出手段と、を有し、
上記追加給水手段により追加される上記所定量の水は、その追加により上昇する水位が上記オーバーフロー管の一端と一致し或いは上回るような量に設定されて、このオーバーフロー管により定められる水位が貯水水位となるようになっており、且つ、上記下方水位検出手段により水位が検出されると上記加圧ポンプを停止させるようになっていることを特徴とする水洗便器。 - 上記貯水タンクへ水を供給する上記タンク水供給源の吐水及び止水はダイヤフラム式バルブにより行われ、
上記追加給水手段は、このダイヤフラム式バルブの閉止後の自閉吐水量を上記所定量の水として追加給水させる請求項1に記載の水洗便器。 - 上記貯水タンクから上記加圧ポンプへ水を供給するポンプ給水管の給水口は、上記下方水位検出手段より所定量下方の位置で下方に向けて開口している請求項1又は請求項2に記載の水洗便器。
- 上記ポンプ給水管の給水口には、貯水タンクから給水管への水の流れを規制せず、給水管から貯水タンクへの水の流れを規制する逆止弁として作用するフラッパー弁が設けられている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の水洗便器。
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