JP2009029028A - ノック式筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のノック機構を踏襲することができ、ポケット等に装着した時に、ペン先部が軸筒の先端開口部より突出しているか判別可能なノック式筆記具を簡単な構造で提供する。
【解決手段】不透明のノック体を、待機位置から押圧することにより、筆記体のペン先部を、軸筒先端開口部より出没可能な出没機構を具備したノック式筆記具において、前記ノック体を弾発部材によって常時、軸筒後端方向に付勢して配設するとともに、前記ノック体に、ノック体の内外を連通する貫通孔を形成し、前記ノック体の前方に、前記貫通孔に向かって伸びる表示体を配設するとともに、前記ペン先部が没入した状態で、前記表示体の後端面が、前記ノック体の貫通孔内又は貫通孔近傍に位置し、前記ペン先が突出した状態で、前記表示体が軸筒先端方向へ移動した状態を維持し、前記ノック体が弾発部材によって、待機位置に復帰することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ノック式筆記具に関し、さらに詳しくは、軸筒の後端開口部より外方に突出して配設した不透明のノック体を、待機位置から押圧することにより、軸筒内にスプリングにより軸筒後端方向へ付勢して摺動自在に配置した筆記体のペン先部を、軸筒先端開口部より出没可能な出没機構を具備したノック式筆記具に関する。
従来から、筆記具用インキを収容したレフィルを、軸筒内にスプリングにより軸筒の後端方向へ付勢して摺動自在に配置し、ノック体を押圧することによりレフィル先端のペン先部を軸筒の先端開口部より出没可能なノック機構を備えたノック式筆記具の構造はよく知られている。
こうしたノック式筆記具において、誤って、ペン先が軸筒の先端開口部から突出した状態で、ノック式筆記具をポケット等に挿着すると、特に筆記具用インキが低粘度である水性インキや25℃において粘度が3000mPa・s以下の油性のインキの場合には、ポケットの布地等をインキで汚してしまうという問題が間々あった。
また近年、筆記具用インキとして、静的には粘度が高く、筆記時にボールの回転等により粘度が低くなる剪断減粘性を有したインキ、いわゆるゲルインキと呼ばれているインキを用いた筆記具が多数提供されており、この剪断減粘性インキを用いたノック式筆記具も提供されている。剪断減粘性インキは、レフィル内に水性インキの時のように中綿状のインキ収蔵体等を用いずに直詰めして収容する。従って、ノック式筆記具として提供した場合、前述したように知らぬ間にペン先部が軸筒の先端開口部より突出して、ペン先部のボールがポケットの布地等に擦られて回転することにより、又は布地等の毛細管引力により、ペン先部に存する剪断減粘性インキの粘度は低下してしまうので布地への染み込みは、著しいものがある。
従って、レフィル内に低粘度インキ又は剪断減粘性インキを収容したノック式筆記具においては、少なくともポケット等に挿着した時には、ペン先部が軸筒の先端開口部から没入するように、特開平10−264582号公報「ノック式筆記具」や特開2001−105785号公報「ノック式筆記具」のように、セーフティー機構を設けることが行われていた。
特開平10−264582号公報 特開2001−105785号公報
しかし、こうしたセーフティー機構を設けると、従来のノック機構にさらにセーフティー機構を付加することになり、構造が複雑となり、部品の増加につながり、製造上の問題から低価格品のノック式筆記具に採用するには難しいという問題があった。
そのため、ノック体を押圧してペン先部を軸筒の先端開口部より突出した時に、ペン先部が下向きの状態で、ノック体が軸筒先端方向に移動したままにする。こうすることで、ノック式筆記具をポケット等に挿着しても、ペン先が軸筒の先端開口部から突出した状態をノック体から確認することができる効果を奏する。
しかし、その反面、ノック体を押圧してペン先部を軸筒の先端開口部より突出した時に、ペン先部が下向きの状態で、ノック体が軸筒先端方向に移動したままにすると、筆記時にノック体がガタつき軸筒と衝接し、不快な音を発生する問題がある。こうした問題を解決するため、ノック体をスプリングによって軸筒後端方向に付勢し、ノック体のガタつきを防止しているが、ペン先の出没状態をノック体から確認することはできなかった。
本発明の目的は、本発明者は上記問題を鑑み、ノック式筆記具において、従来のノック機構を踏襲することができ、ポケット等に装着した時に、ペン先部が軸筒の先端開口部より突出しているか判別可能なノック式筆記具を簡単な構造で提供することである。
本発明は、軸筒の後端開口部より外方に突出して配設した不透明のノック体を、待機位置から押圧することにより、軸筒内にコイルスプリングにより軸筒後端方向へ付勢して摺動自在に配置した筆記体のペン先部を、軸筒先端開口部より出没可能な出没機構を具備したノック式筆記具において、前記ノック体を弾発部材によって常時、軸筒後端方向に付勢して配設するとともに、前記ノック体に、ノック体の内外を連通する貫通孔を形成し、前記ノック体の前方に、前記貫通孔に向かって伸びる表示体を配設するとともに、前記ペン先部が没入した状態で、前記表示体の後端面が、前記ノック体の貫通孔内又は貫通孔近傍に位置し、前記ペン先が突出した状態で、前記表示体が軸筒先端方向へ移動した状態を維持し、前記ノック体が弾発部材によって、待機位置に復帰することを特徴とする。
また、前記出没機構が、軸筒内面に回転カムを前後に摺動案内し回転させるためのカム溝を形成し、前記ノック体の前方に配設した回転カムが、前記ノック体の先端部に形成したカム部よって回転を付与され、摺動及び回転することによって、軸筒内にスプリングにより軸筒後端方向へ付勢して摺動自在に配置した筆記体のペン先部を軸筒先端開口部より出没可能な回転カムからなる出没機構であるとともに、前記ノック体の底部に、前記貫通孔を形成し、前記回転カムの後端部に、前記貫通孔に向かって伸びる軸状の表示部を一体又は連設したことを特徴とする。
また、前記軸部の後端面が、前記回転カムの後端部に形成した鋸歯状の歯部が、待機位置から前記ノック体の先端部に形成したカム部の底面まで移動する軸方向の長さと略同等距離、前記ノック体の後端面から軸筒先端開口部側に離間して配設したことを特徴とする。
更にまた、前記軸部が、前記ノック体とは異なる色としたことを特徴とする。
ノック式筆記具において、従来のノック機構を踏襲することができ、ポケット等に装着した時に、ペン先部が軸筒の先端開口部より突出しているか判別可能なノック式筆記具を簡単な構造で提供することができた。
次に図面を参照しながら、本発明のノック式筆記具の実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1
図1から図7に示す本発明のノック式筆記具1は、前軸2と後軸3とを連結具5を介して軸筒本体を構成し、後軸3内に赤色の回転カム4と、後軸3の後端部の内壁面に回転カム9を前後に摺動案内し回転させるためのカム溝Kを形成し、このカム溝Kに、回転カム9に形成した凸部を係合して配設してある。回転カム9の後端には、回転カムを摺動し回転を付与するためのカム部9cを先端に有した、黒色で不透明のノック体10を、後軸3の後端より外方に突出した状態に配設した構造である。また、回転カム9の段部とノック体10の段部間にはコイルスプリングからなる弾発部材12を配設し、ノック体10を常時、後軸3の後端方向に付勢して配設してある。
更にまた、回転カム9の前方には、筆記具用インキ(図示せず)を収容したインキ収容管14の先端部にボールペンチップ16を、チップホルダー15を介して装着し、後端 部に尾栓17を装着した筆記具用レフィルをコイルスプリング11により後軸3の後端方向へ付勢して、摺動自在に配設してある。また、前軸2の把持部にはグリップ部材6を配設し、グリップ部材6と連結具5間には中間リング7、後軸3の先端部には外装部材8、後軸3の後端部にはクリップ部材13を付設してある。
回転カム9による出没機構は、ノック体10の先端部において外周に沿って均一角度間隔(60°)で形成された鋸歯状のカム部10bと、回転カム9の段部において外周に沿って均一角度間隔(60°)で形成された鋸歯状の歯部9cとを有している。カム部10bと歯部9bは互いに噛合可能であり、ノック体10と回転カム9の接近時に、個々のカム部10bと歯部9cが備える傾斜面が摺接して所定方向に回転カム9を回転(図4の矢印R方向)させる。
また、回転カム9の外周面において均一の角度間隔(120°)で形成された前後方向に沿った凸部9bと、図7に示すように、後軸3の内壁面において均一の角度間隔(120°)で形成された前後方向に沿った浅溝K1と深溝K2からなるカム溝Kとを有している。回転カム9の外周面に形成された凸部9bは、軸心方向に沿ったレール状であり、その後端部には傾斜面が形成されている。カム溝Kも、その前端部が鋸歯状に形成されている。
なお、回転カム9が待機位置(ノック作動中以外)の場合、カム溝Kの浅溝K1に凸部9bが位置する場合と、カム溝Kの深溝K2に凸部9bが位置する場合のいずれの場合も、カム部10bと歯部9cは図6(A)に示すように完全に噛み合わず、回転カム9が反時計回り方向に幾分ずれた位置で、歯部9cがカム部10bの底面から離間(N)(実施例ではカム斜面の高さの1/2)するように設定されている。
ノック式筆記具1を使用するには、ノック体10の底部を押圧して回転カム9をカム溝に沿って前進させ、ノック体10のカム部10bの作用により回転カム9を回転(図4の矢印R方向)させて、ボールペンチップ16を口金4の先端開口部4aより突出させて使用することができる。さらにノック体10を押圧すると、ノック体10のカム部10bの作用により回転カム9をさらに回転させ、コイルスプリング11の付勢力によって回転カム9をカム溝に沿って後退させ、ボールペンチップ16を没入することができる。
具体的には、ボールペンチップ16が没入した状態(回転カム9が後方に位置する状態)でノック体10を押圧すると、ノック体10に連動して回転カム9は、口金4の先端開口部4a方向に移動する。この時、回転カム9の凸部9bの後端部がカム溝Kの先端よりも前方に達する(図7−3)と、回転カム9はその回転を規制するものがなくなり、回転カム9がコイルスプリング11により後方に押圧されていることから、カム部10bと歯部9cのズレを解消する方向(図4の矢印R方向)に回転し、図6の(B)のように、回転カム9の歯部9cがカム部10bの底面に移動(図4の矢印F方向)する。
その後、凸部9bは、カム溝Kに沿って浅溝K1まで滑動する。さらに、ノック体10の押圧力を解除すると、コイルスプリング11によって、さらに浅溝K1の傾斜面に沿って滑動し、浅溝K1の底部に達する。これによって、ボールペンチップ16が口金4の先端開口部4aから突出した状態を維持する。なお、ノック体10は、弾発部材12の付勢力によって、元の位置に復帰する。
次に、ボールペンチップ16が突出した状態でノック体10を押圧すると、ノック体10に連動して回転カム9は、口金4の先端開口部4a方向に移動する。この時、凸部9bの後端部が浅溝K1の先端よりも前方に達する(図7−7)と、回転カム9はその回転を規制するものがなくなり、回転カム9がコイルスプリング11により後方に押圧されていることから、カム部10bと歯部9cのズレを解消する方向に回転し、歯部9cがカム部10bの底面に移動する。その後、凸部9bは、カム溝Kに沿って滑動し、ノック体10の押圧力を解除すると、コイルスプリング11の付勢力によって、深溝K2に侵入する。これによって、ボールペンチップ16を口金4の先端開口部4aから没入させ、元の状態に切り替えられる。
このように、カム溝の浅溝K1に、回転カム9の凸部9bの後端部が嵌合することで回転カム9及びボールペンチップ16を突出させ使用位置に保持し、カム溝の深溝K2に凸部9bを侵入させることでボールペンチップ16が口金4の先端開口部4aから没入する。このようにして、回転カム9による出没機構はボールペンチップ16を使用位置と待避位置とに切り替える。
また、ノック体10の底部に、ノック体10の内外を連通するφ1.5mmの貫通孔10aを形成し、回転カム9の後端部に、貫通孔10aに向かって伸びる、ノック体10とは異なる色の軸部9aを形成することによって、図1、図3に示すように、ボールペンチップ16が没入した状態で、貫通孔10から軸部9aの後端面(赤色)が視認可能となる。また、ボールペンチップ16が突出した状態では、図2、図4に示すように、回転カム9は前方に位置し、ノック体10は弾発部材12の付勢力によって、元の位置に戻るため、ノック体10の底部と軸部9aの後端面が離間(LからM)するため、不透明のノック体10内に軸部9aが潜り込み、光を受け難くなるため、貫通孔10aから軸部9aを視認できなく、或いは視認し難くなるため(黒色)、貫通孔10aが軸部9aの赤色から黒色に変化して見えることで、ボールペンチップ16の出没状態を確認することができる。
ところで、軸部9aの後端面が、ノック体の貫通孔内又は貫通孔近傍に位置することで、ボールペンチップ16が没入した状態で、貫通孔10aから軸部9aを視認することができるが、より視認し易くするためには、軸部9aの後端面をノック体10の外壁面にできるだけ近い位置、例えば、ノック体10の後端面と略面一や、ノック体10の後端面より外方に突出して配設することが好ましいが、回転カム9の出没機構の場合には、前述の通り、軸部9aはノック体10の押圧時に、カム部10bと歯部9cのズレを解消する方向に回転し、歯部9cがカム部10bの底面に移動する時に連動して軸筒後端方向に移動するため、軸部9aの後端面が、歯部9cがカム部10bの底面に移動する長さ(N)と略同等距離、ノック体10の後端面から口金4の先端開口部4a側に離間して配設する(L=N)ことによって、軸部9aの後端面が、貫通孔10aから外方へ突出することがなく、ノック体10の操作時に、指に軸部9aが接触しないため好ましい。
また、ボールペンチップ16が没入した状態で、軸部9aの後端面が、貫通孔10a内に位置することによって、ノック体10のガタツキを弾発部材12のみならず、軸部9aによっても防止できるので好ましい。
尚、貫通孔の大きさは特に限定されるものではないが、孔径が大きく過ぎると、ペン先が突出した状態であっても軸部を容易に視認できてしまう恐れがあり、孔径が小さいとペン先部が没入した状態で、軸部を視認し難くなるため、孔径は、0.5mm〜3.0mm、好ましくは1.0mm〜2.0mmとすることが好ましい。また、貫通孔の形成位置はノック体であれば特に限定されないが、ノック体の後端面にすることによって、ポケットに装着した時に視認し易いので、最も好ましい。
また、軸部の色及びノック体の色は、ペン先が突出した状態で、貫通孔を外部から黒色と視認するため、黒色以外であれば、同色であってもよいが、軸部の後端面とノック体を異なる色で形成することによって、使用者の興味を引きつけるとともに、視覚的に判断しやすいので好ましい。また、黒色と反対色や、彩度の高い色、白色や銀色等が好ましい。
また、ノック体として用いる材料は、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリル樹脂、AS樹脂、ABS樹脂等の樹脂材料や金属等、不透明であれば特に限定されるものではない。
また、実施例では、回転カムの後端部に軸部を一体に形成してあるが、回転カムの後端部、軸部を連設する等、ノック体の前方に、貫通孔に向かって伸びる表示体を配設してあればよい。更にまた、実施例では、軸部を後方に向かって縮径する傾斜状に形成してあるが、貫通孔内に位置する部分の外径を、貫通孔径よりも小さくしてあれば、直棒状、階段状等、形状は特に限定されない。
また、クリップ部材を付設した筆記具は、ポケット等にクリップ部材を挟持した時に外部にはノック体しか露出していないため、本願発明の効果は、特に顕著である。更にまた、実施例では、便宜上、回転カムによる出没機構を具備しているが、ノック機構は特に限定される使用することができるが、操作性や耐久性等、回転カムによる出没機構を用いることが最も好ましい。
本発明のノック式筆記具は、従来のノック機構を踏襲することができるので、低価格品にも用いるころができる。また、インキやペン先の種類に限定されるものではないので、ノック式筆記具として広く利用可能である。
実施例1のノック式筆記具を示す、縦断面図である。 図1におけるボールペンチップが突出した状態を示す、縦断面図である。 図1における一部省略した要部拡大図である。 図2における一部省略した要部拡大図である。 ノック体の後端部方向から見た外観図である。 ノック体と回転カムとの関係を示す図である。 カム溝と回転カムの突部との関係を示す図である。
符号の説明
1 ノック式筆記具
2 前軸
3 後軸
4 口金
4a 先端開口部
5 連結具
6 グリップ部材
7 中間リング
8 外装部材
9 回転カム
9a 軸部
9b 突部
9c 歯部
10 ノック体
10a 貫通孔
10b カム部
11 コイルスプリング
12 弾発部材
16 ボールペンチップ

Claims (4)

  1. 軸筒の後端開口部より外方に突出して配設した不透明のノック体を、待機位置から押圧することにより、軸筒内にコイルスプリングにより軸筒後端方向へ付勢して摺動自在に配置した筆記体のペン先部を、軸筒先端開口部より出没可能な出没機構を具備したノック式筆記具において、前記ノック体を弾発部材によって常時、軸筒後端方向に付勢して配設するとともに、前記ノック体に、ノック体の内外を連通する貫通孔を形成し、前記ノック体の前方に、前記貫通孔に向かって伸びる表示体を配設するとともに、前記ペン先部が没入した状態で、前記表示体の後端面が、前記ノック体の貫通孔内又は貫通孔近傍に位置し、前記ペン先が突出した状態で、前記表示体が軸筒先端方向へ移動した状態を維持し、前記ノック体が弾発部材によって、待機位置に復帰することを特徴とするノック式筆記具
  2. 前記出没機構が、軸筒内面に回転カムを前後に摺動案内し回転させるためのカム溝を形成し、前記ノック体の前方に配設した回転カムが、前記ノック体の先端部に形成したカム部よって回転を付与され、摺動及び回転することによって、軸筒内にスプリングにより軸筒後端方向へ付勢して摺動自在に配置した筆記体のペン先部を軸筒先端開口部より出没可能な回転カムからなる出没機構であるとともに、前記ノック体の底部に、前記貫通孔を形成し、前記回転カムの後端部に、前記貫通孔に向かって伸びる軸状の表示体を一体又は連設したことを特徴とする請求項1に記載のノック式筆記具
  3. 前記表示体の後端面が、前記回転カムの後端部に形成した鋸歯状の歯部が、待機位置から前記ノック体の先端部に形成したカム部の底面まで移動する軸方向の長さと略同等距離、前記ノック体の後端面から軸筒先端開口部側に離間して配設したことを特徴とする請求項2に記載のノック式筆記具
  4. 前記表示体が、前記ノック体とは異なる色としたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のノック式筆記具
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