JP2006305835A - ノック式筆記具 - Google Patents

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Yasutaka Uehara
康孝 上原
Kazuoki Tamura
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Abstract

【課題】構造が簡単で、全長の長い筆記具と、分割することにより、全長の短い筆記具に変換可能なノック式筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒内にスプリングにより軸筒後端方向へ付勢して摺動自在に配置した筆記具用レフィルの筆記先端部を、軸筒後端より突出したノック体を押圧することより、軸筒先端開口部より出没させる、出没機構を具備したノック式筆記具を複数本、連結及び分割可能としたノック式筆記具であって、一方のノック式筆記具の軸筒後端部と、他方のノック式筆記具の軸筒先端部とを、連結部材によって、一方のノック体の後端に延設した突部を前記他方のノック式筆記具の先端開口部内に没入させて連結し、他方のノック体の押圧し、他方の筆記具用レフィルの筆記具先端部を先端開口部より突出させることにより、前記筆記先端部が前記突部を介して一方のノック体を押圧し、一方の筆記具用レフィルの筆記先端部を先端開口部より出没可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出没機構を具備したノック式筆記具を複数本、連結及び分割可能としたノック式筆記具に関する。
従来の筆記具の全長は、概ね10cm〜15cm程度であるが、手帳用等、特殊な用途に用いる筆記具として、全長が7cm程度の短い筆記具も市販されていて、使用者の好みも様々である。
また、複数の筆記具を連結して、一つの筆記具とする構造も、特開2004−299328号「筆記具」や特開2000−238489号「サインペン」等で、一つの筆記具に他の筆記具を連結している構造が開示されている。こうした筆記具は、複数の筆記具を連結することにより、全長の長い筆記具と、分割することにより、全長の短い筆記具の両者を兼備した、キャップ式の筆記具を得ることができる。
「特開2004−299328号公報」 「特開2000−238489号公報」
ところで、筆記具において、操作性や利便性などを考慮すると、キャップ式筆記具に比べてノック式筆記具のほうが優れている。そのため、特許文献1、2のように使用者の好みによって、全長の長い筆記具と、分割することにより、全長の短い筆記具に変換可能なノック式筆記具が望まれている。
こうした、全長の長い筆記具と、分割することにより、全長の短い筆記具に変換可能なノック式筆記具において、コスト面や生産性等を考慮すると、ノック機構等、同一構造のノック式筆記具を連結することが好ましい。
しかし、同一のノック機構を有する複数のノック式筆記具を連結する場合には、軸筒後端より突出したノック体の押圧作動によって先端側のノック機構を作動させる必要があるが、筆記先端部は、落下時の衝撃等により容易に先端開口部から突出しないように数ミリ没入させてあるため、ノック体を押圧する距離は、筆記具用レフィルの筆記先端部が、軸筒先端開口部から突出する距離よりも長く、同一でないため、単に他方の筆記先端部の突出によって、一方のノック体を押圧しても、一方のノック機構を作動することはできなかった。
本発明の目的は、構造が簡単で、全長の長い筆記具と、分割することにより、全長の短い筆記具に変換可能なノック式筆記具を提供することである。
本発明は、軸筒内にスプリングにより軸筒後端方向へ付勢して摺動自在に配置した筆記具用レフィルの筆記先端部を、軸筒後端より突出したノック体を押圧することより、軸筒先端開口部より出没させる、出没機構を具備したノック式筆記具を複数本、連結及び分割可能としたノック式筆記具であって、一方のノック式筆記具の軸筒後端部と、他方のノック式筆記具の軸筒先端部とを、連結部材によって、一方のノック体の後端に延設した突部を前記他方のノック式筆記具の先端開口部内に没入させて連結し、他方のノック体の押圧し、他方の筆記具用レフィルの筆記具先端部を先端開口部より突出させることにより、前記筆記先端部が前記突部を介して一方のノック体を押圧し、一方の筆記具用レフィルの筆記先端部を先端開口部より出没可能とする。
また、前記突部が、弾性体で形成してあることを特徴とする。
構造が簡単で、全長の長い筆記具と、分割することにより、全長の短い筆記具に変換可能なノック式筆記具を提供することができた。
次に図面を参照しながら、本発明のノック式筆記具の実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1から図4に示すノック式筆記具1は、前軸2の雄ねじ部2bと後軸3の雌ねじ3bとを螺合した軸筒内に、インキ収容筒9の先端に、チップホルダー10を介してボールペンチップ11を装着し、内部に筆記具用インキ(図示せず)を収容した筆記具用レフィル8を、スプリング7によって後軸3後端方向に付勢して収納した一方のノック式筆記具Aと、同様にして前軸22の雄ねじ部22bと後軸23の雌ねじ23aとを螺合した軸筒内に、インキ収容筒29の先端に、チップホルダー30を介してボールペンチップ31を装着し、内部に筆記具用インキ(図示せず)を収容した筆記具用レフィル28を、スプリング27によって後軸23後端方向に付勢して収納した他方のノック式筆記具Bを、連結部材13によって、一方のノック体4に延出した突部12を他方のノック式筆記具Bの先端開口部内22cに没入した状態に連結してある。また、ノック式筆記具Aの把持部にはグリップ6を、ノック式筆記具Bにはグリップ26を装着してある。
連結部材13は、一方の後軸3後端部に形成した係合部3aと、他方の前軸22先端部の外壁に形成した係合部22aを被覆するように、連結部材13の内壁に形成した被係合部13a、13bを着脱自在に螺着してある。
一方のノック式筆記具A及び他方のノック式筆記具Bの出没機構は、後軸3、23の内壁面に回転カム5、25を前後に摺動案内し回転させるためのカム溝(図示せず)と、回転カム5、25と、回転カム5、25の後端に回転カムを摺動し回転を付与するためのカム部を有したノック体4、24からなる、従来から知れている回転カムによる出没機構であり、ノック体4、24を押圧することによりインキ収容筒9、29の先端のボールペンチップ11、31を前軸先端開口部2c、22cより出没可能としてある。
また、ノック式筆記具Aとノック式筆記具Bは、共通の部品で構成されていて、ノック機構も同一構造であるので、ノック式筆記具A及びノック式筆記具Bのノック機構を作動するのに必要なノック体4、24を押圧する距離は同一である。
ノック式筆記具1を使用する場合には、他方のノック体24を押圧(図4の矢印F方向)することによって、他方の回転カム25による出没機構を作動させ、他方のボールペンチップ31を先端開口部22cから突出させる。この時、他方のボールペンチップ31は、一方のノック体4の突部12に当接し、一方のノック体4を押圧する。その結果、一方の回転カム5による出没機構を作動させ、一方のボールペンチップ11を先端開口部2cから突出して使用することができる。また、一方のボールペンチップ11を先端開口部2cから突出した状態で、他方のノック体24を再度、押圧すると、突出時と同様に、他方の出没機構及び一方の出没機構が作動し、一方のボールペンチップ11を先端開口部2cから没入することができる。
本発明は、一方のノック式筆記具Aのノック体4に延出した突部12を他方のノック式筆記具Bの先端開口部内22cに没入した状態に連結することが重要である。これは、他方のノック体24を押圧する長さをL、他方のボールペンチップ31が、前軸先端開口部2cから突出する長さをMとすると、ボールペンチップ31が没入している状態は、先端開口部2cの端面より後端側(距離N)に位置しているので、突出する長さが、ノック体を押圧する長さより短く(M<L)なってしまう。
そのため、一方のノック体4の後端部に、ボールペンチップ31が没入している状態での先端開口部2cの端面からの距離Nと同じ長さNの突部12を形成することで、突部の長さNと他方のボールペンチップが突出する長さMの合計を他方のノック体24を押圧する長さLと同じ長さ(L=M+N)にする。その結果、他方のノック体24を押圧することによって、他方のボールペンチップ31を先端開口部22cから突出させると、他方のボールペンチップ31の突出長さMと、一方の突部の長さNとの合計(M+N=L)が、一方のノック体4を前進させるので、一方のノック機構を作動することができ、一方のボールペンチップ11を先端開口部2cから突出することできる。
また、連結部材13を取り外すことによって、一方のノック式筆記具Aと、他方のノック式筆記具Bに分割することができ、使用者の好みよって、連結した全長の長いノック式筆記具1と、分割した全長の短いノック式筆記具A、Bを選択することができる。
また、本実施例では、同一構造のノック式筆記具A、Bを2本連結してあるので、一方のノック式筆記具Aを後端側に、他方のノック式筆記具Bを先端側に配設して、他方のノック体24に延出した突部32を一方のノック式筆記具Aの先端開口部内2cに没入した状態に連結部材13によって連結することもできる。
本実施例では、便宜上、回転カムによる出没機構を具備してあるが、軸筒後端部から突出したノック体を押圧することによって、ボールペンチップを軸筒先端開口部から出没可能な機構であれば特に限定されるものではない。また、本発明は、インキの種類や筆記先端部の形状は特に限定されるものではない。
また、突部は、ノック体と一体に形成又はノック体に付設してあってもよいが、筆記先端部の損傷を考慮して弾性体で形成することが好ましい。突部を弾性体で形成する場合には、ノック体の押圧力等によって弾性体が圧縮するため、ノック体を押圧する距離を考慮して弾性体の長さを適宜決定する。
一方の筆記具用レフィルと、他方の筆記具用レフィルとを、インキ色、例えば黒色と赤色やボール径、例えばφ0.7mmとφ1.0mm等の種類の異なる筆記具用レフィルとすることで、他用途に使用することができる。
本発明のノック式筆記具を示す縦断面図である。 図1における、ボールペンチップが突出した状態を示す縦断面図である。 図1における、一部省略した要部拡大縦断面図である。 一方のノック式筆記具のボールペンチップの突出状態を示す図である。
符号の説明
1 ノック式筆記具
2、22 前軸
3、23 後軸
4、24 ノック体
5、25 回転カム
7、27 スプリング
8、28 筆記具用レフィル
9、29 インキ収容筒
11、31 ボールペンチップ
12、32 突部
13 連結部材
A 一方のノック式筆記具
B 他方のノック式筆記具

Claims (2)

  1. 軸筒内にスプリングにより軸筒後端方向へ付勢して摺動自在に配置した筆記具用レフィルの筆記先端部を、軸筒後端より突出したノック体を押圧することより、軸筒先端開口部より出没させる、出没機構を具備したノック式筆記具を複数本、連結及び分割可能としたノック式筆記具であって、一方のノック式筆記具の軸筒後端部と、他方のノック式筆記具の軸筒先端部とを、連結部材によって、一方のノック体の後端に延設した突部を前記他方のノック式筆記具の先端開口部内に没入させて連結し、他方のノック体の押圧し、他方の筆記具用レフィルの筆記具先端部を先端開口部より突出させることにより、前記筆記先端部が前記突部を介して一方のノック体を押圧し、一方の筆記具用レフィルの筆記先端部を先端開口部より出没可能としたことを特徴とするノック式筆記具。
  2. 前記突部が、弾性体で形成してあることを特徴とする請求項1に記載のノック式筆記具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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