JP2009028862A - 非接触搬送装置 - Google Patents

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泰彦 福地
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Abstract

【課題】ワークWの変形を抑制して、ワークWの一部とハンド本体7の保持面9との干渉を回避すること。
【解決手段】ハンド本体7の内部に作動流体を収容可能かつ作動流体を供給する作動流体供給源13に接続した供給チャンバー11が形成され、ハンド本体7の保持面9に複数のベルヌーイチャック17が設けられ、各ベルヌーイチャック17に作動流体を噴出可能な噴出凹部19がそれぞれ形成され、各ベルヌーイチャック17が噴出凹部19の内壁面に沿うように作動流体を導入可能かつ供給チャンバー11に連通した導入孔21をそれぞれ有したこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばウェハ、ガラス基板等の板状のワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する非接触搬送装置に関する。
近年、非接触搬送装置について種々の開発がなされており、非接触搬送装置の先行技術として特許文献1及び特許文献2に示すものがあり、以下、先行技術に係る非接触搬送装置の構成等について簡単に説明する。
先行技術に係る非接触搬送装置は、搬送方向へ移動可能な移動部材としての搬送アームと、この搬送アームの先端部に設けられかつ例えばウェハ、ガラス基板等の板状のワークを上方向から非接触で保持する保持ハンドとを具備している。そして、保持ハンドの具体的な構成は、次のようになる。
搬送アームの先端部には、ハンド本体が設けられており、このハンド本体は、一側に、ワークを保持可能な保持面を有している。また、ハンド本体の保持面には、ベルヌーイ効果を利用してハンド本体の保持面とワークの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャックが設けられている。更に、各ベルヌーイチャックは、作動流体としてのエアを噴出可能な噴出孔をそれぞれ有してあって、各ベルヌーイチャックの噴出孔は、エアを供給するエア供給源にそれぞれ接続してある。
従って、保持ハンドを上方向からワークに対して相対的に接近させる。そして、エア供給源から複数のベルヌーイチャックの噴出孔へエアを供給することにより、複数のベルヌーイチャックからエアを噴出させて、ハンド本体の保持面とワークの表面との間において高速のエアを流通させる。これによって、複数のベルヌーイチャックによりハンド本体の保持面とワークの表面と間に負圧を発生させて、保持ハンドによりワークを上方向から非接触で保持することができる。
保持ハンドによりワークを上方向から非接触で保持した後に、搬送アームを搬送方向へ移動させる。
以上により、ワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送することができる。
特開2004−296777号公報 特開2006−261377号公報
ところで、近年、ウェハ、ガラス基板等の板状のワークは薄型化の傾向が強く、それに伴い、ワークの剛性が低下しまうため、極めて薄いワークを非接触で保持した状態で搬送方向へ搬送する場合には、ベルヌーイチャックの個数を増やして、保持ハンドにおける負圧の発生箇所を増やす必要がある。
一方、ベルヌーイチャックの個数を増やすと、エア供給源から各ベルヌーイチャックの噴出孔までの作動流体の圧力損失の相違によって、複数のベルヌーイチャックの噴出孔から噴出されるエアの流量にバラツキが生じ易くなる。そのため、複数のベルヌーイチャックの負圧力、換言すれば、複数のベルヌーイチャックの保持力が不均一になって、保持ハンドにより極めて薄いワークを上方向から非接触で保持する場合に、ワークに変形が生じて、ワークの一部がハンド本体の保持面に干渉してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の非接触搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、板状のワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する非接触搬送装置において、搬送方向へ移動可能な移動部材と、該移動部材に設けられかつワークを上方向から非接触で保持する保持ハンドとを具備し、前記保持ハンドは、前記移動部材に設けられ、一側にワークを保持可能な保持面を有し、内部に作動流体を収容可能かつ作動流体を供給する作動流体供給源に接続した供給チャンバーが形成されたハンド本体と、前記ハンド本体の前記保持面に設けられ、作動流体を噴出可能な噴出凹部がそれぞれ形成され、前記噴出凹部の内壁面に沿うように作動流体を導入可能かつ前記供給チャンバーに連通した導入孔をそれぞれ有し、ベルヌーイ効果を利用して前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャックとを備えたことを要旨とする。
なお、本願の特許請求の範囲及び明細書中において「設けられ」とは、中間部材を介して間接的に設けられたこと、及び形成されたことを含む意である。
第1の特徴によると、前記保持ハンドを上方向からワークに対して相対的に接近させる。そして、前記作動流体供給源から前記供給チャンバーへ作動流体を供給することにより、複数の前記ベルヌーイチャックの前記噴出凹部から作動流体を噴出させて、前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面との間において高速の作動流体を流通させる。これによって、複数の前記ベルヌーイチャックにより前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させて、前記保持ハンドによりワークを上方向から非接触で保持することができる。
ここで、各ベルヌーイチャックの前記導入孔によって前記噴出凹部の内壁面に沿うように作動流体を導入するため、各ベルヌーイチャックの前記噴出凹部内において作動流体の旋回流をそれぞれ発生させることができる。
前記保持ハンドによりワークを上方向から非接触で保持した後に、前記移動部材を搬送方向へ移動させる。
以上により、ワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送することができる(前記非接触搬送装置によるワークの搬送作用)。
前述の前記非接触搬送装置によるワークの搬送作用の他に、前記供給チャンバーが前記作動流体供給源に接続してあって、各ベルヌーイチャックの前記導入孔が前記供給チャンバーにそれぞれ連通してあるため、前記ベルヌーイチャックの個数が増えても、前記作動流体供給源から各ベルヌーイチャックの前記噴出凹部までの作動流体の圧力損失にバラツキがなくなる。
本発明の第2の特徴は、板状のワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する非接触搬送装置において、搬送方向へ移動可能な移動部材と、該移動部材に設けられかつワークを上方向から非接触で保持する保持ハンドとを具備し、前記保持ハンドは、前記移動部材に設けられ、一側にワークを保持可能な保持面を有し、内部に作動流体を収容可能かつ作動流体を供給する作動流体供給源に接続した供給チャンバーが形成されたハンド本体と、前記ハンド本体の前記保持面の中央側に設けられ、作動流体を吸込み可能かつ作動流体を吸引する作動流体吸引源に接続した吸込孔を有した吸引チャックと、前記ハンド本体の前記保持面の周辺側に設けられ、作動流体を噴出可能かつ前記供給チャンバーに連通した噴出孔をそれぞれ有し、ベルヌーイ効果を利用して前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャックとを備えたことを要旨とする。
第2の特徴によると、前記保持ハンドを上方向からワークに対して相対的に接近させる。そして、前記作動流体供給源から前記供給チャンバーへ作動流体を供給することにより、複数の前記ベルヌーイチャックの前記噴出孔から作動流体を噴出させて、前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面との間において高速の作動流体を流通させる。また、前記吸引チャックの前記吸込孔から作動流体を吸込んで、前記作動流体吸引源へ吸引する。これによって、前記ハンド本体の前記保持面の中央側における作動流体のよどみを抑制しつつ、複数の前記ベルヌーイチャックにより前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させて、前記保持ハンドによりワークを上方向から非接触で保持することができる。
前記保持ハンドによりワークを上方向から非接触で保持した後に、前記移動部材を搬送方向へ移動させる。
以上により、ワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送することができる(前記非接触搬送装置によるワークの搬送作用)。
前述の前記非接触搬送装置によるワークの搬送作用の他に、前記供給チャンバーが前記作動流体供給源に接続してあって、各ベルヌーイチャックの前記噴出孔が前記供給チャンバーにそれぞれ連通してあるため、前記ベルヌーイチャックの個数が増えても、前記作動流体供給源から各ベルヌーイチャックの前記噴出孔までの作動流体の圧力損失にバラツキがなくなる。
本発明の第3の特徴は、板状のワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する非接触搬送装置において、搬送方向へ移動可能な移動部材と、該移動部材に設けられかつワークを上方向から非接触で保持する保持ハンドとを具備し、前記保持ハンドは、前記移動部材に設けられたハンド本体と、前記ハンド本体に着脱可能に設けられ、一側にワークを保持可能な保持面を有し、内部に作動流体を収容可能かつ作動流体を供給する作動流体供給源に接続した供給チャンバーが形成されたチャンバーケースと、前記チャンバーケースの前記保持面に設けられ、作動流体を噴出可能かつ前記供給チャンバーに連通した噴出孔をそれぞれ有し、ベルヌーイ効果を利用して前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャックとを備えたことを要旨とする。
第3の特徴によると、前記保持ハンドを上方向からワークに対して相対的に接近させる。そして、前記作動流体供給源から前記供給チャンバーへ作動流体を供給することにより、複数の前記ベルヌーイチャックの前記噴出孔から作動流体を噴出させて、前記チャンバーケースの前記保持面とワークの表面との間において高速の作動流体を流通させる。これによって、複数の前記ベルヌーイチャックにより前記チャンバーケースの前記保持面のとワークの表面と間に負圧を発生させて、前記保持ハンドによりワークを上方向から非接触で保持することができる。
前記保持ハンドによりワークを上方向から非接触で保持した後に、搬送アームを搬送方向へ移動させる。
以上により、ワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送することができる(前記非接触搬送装置によるワークの搬送作用)。
前述の前記非接触搬送装置によるワークの搬送作用の他に、前記供給チャンバーが前記作動流体供給源に接続してあって、各ベルヌーイチャックの前記噴出孔が前記供給チャンバーにそれぞれ連通してあるため、前記ベルヌーイチャックの個数が増えても、前記作動流体供給源から各ベルヌーイチャックの前記噴出孔までの作動流体の圧力損失にバラツキがなくなる。
また、前記チャンバーケースが前記ハンド本体に着脱可能に設けられているため、前記チャンバーケースを前記ハンド本体から離脱した状態で、前記チャンバーケース又は前記ベルヌーイチャックのメンテナンスを行うことができる。
本発明の特徴によれば、前記ベルヌーイチャックの個数が増えても、前記作動流体供給源から各ベルヌーイチャックの前記噴出凹部(又は前記噴出孔)までの作動流体の圧力損失にバラツキがなくなるため、複数の前記ベルヌーイチャックの負圧力、換言すれば、複数の前記ベルヌーイチャックの保持力が略均一になって、前記保持ハンドにより極めて薄いワークを上方向から非接触で保持する場合においても、ワークの変形を抑制して、ワークの一部と前記ハンド本体(又は前記チャンバーケース)の保持面との干渉を回避することができる。
また、本発明の第1の特徴によれば、各ベルヌーイチャックの前記噴出凹部内において作動流体の旋回流をそれぞれ発生させることができるため、各ベルヌーイチャックの保持力が高くなって、前記保持ハンドによるワークの保持状態をより安定させることができる。
更に、本発明の第2の特徴によれば、 前記ハンド本体の前記保持面の中央側における作動流体のよどみを抑制しつつ、前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させることができるため、前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間において負圧発生領域を十分に確保して、前記保持ハンドによるワークの保持状態をより安定させることができる。
また、本発明の第3の特徴によれば、前記チャンバーケースを前記ハンド本体から離脱した状態で、前記チャンバーケース又は前記ベルヌーイチャックのメンテナンスを行うことができるため、前記チャンバーケース等のメンテナンスの作業性が向上する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1から図3を参照して説明する。
ここで、図1は、第1実施形態に係る非接触搬送装置の断面図、図2は、第1実施形態に係る非接触搬送装置を保持ハンドの保持面からみた図、図3(a)は、図1における矢視部IIIAを示す図、図3(b)は、図3(a)におけるIIIB−IIIB線に沿った図である。
図1、図2、及び図3(a)(b)に示すように、第1実施形態に係る非接触搬送装置1は、例えばウェハ、ガラス基板等の円形板状のワークWを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する装置であって、任意方向(搬送方向を含む)へ移動可能な移動部材としての多関節の搬送アーム3と、この搬送アーム3の先端部に設けられかつワークWを上方向から非接触で保持する保持ハンド5とを具備している。なお、非接触搬送装置1は任意方向へ移動可能な多関節の搬送アーム3の代わりに、搬送方向へ移動可能な別の移動部材を備えるようにしても構わない。
そして、保持ハンド5の具体的な構成は、次のようになる。
搬送アーム3の先端部には、ハンド本体7が設けられており、このハンド本体7は、一側に、ワークWを保持可能な円形の保持面9を有している。また、ハンド本体7の内部には、作動流体としてのエアを収容可能な供給チャンバー11が形成されており、この供給チャンバー11は、エアを供給するエアコンプレッサ又はブロワ等のエア供給源13にエア配管15を介して接続してある。
ハンド本体7の保持面9には、ベルヌーイ効果を利用してハンド本体7の保持面9とワークWの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャック17が径の異なる複数の同心円上に間隔を置いて設けられている。また、各ベルヌーイチャック17の一側面には、エアを噴出可能な断面円形の噴出凹部(噴出孔)19がそれぞれ形成されており、各ベルヌーイチャック17は、噴出凹部19の内壁面に沿うようにエアを導入可能する一対の導入孔21をそれぞれ有してあって、各ベルヌーイチャック17の一対の導入孔21は、供給チャンバー11にそれぞれ連通してある。
続いて、第1実施形態の作用及び効果について説明する。
搬送アーム3を適宜方向(ワークWに接近する方向)へ移動させて、保持ハンド5をワークWの上方に位置させる。次に、搬送アーム3を下方向へ移動させて、保持ハンド5を上方向からワークWに対して接近させる。そして、エア供給源13から供給チャンバー11へエアを供給することにより、複数のベルヌーイチャック17の噴出凹部19からエアを噴出させて、ハンド本体7の保持面9とワークWの表面との間において高速のエアを流通させる。これによって、複数のベルヌーイチャック17によりハンド本体7の保持面9とワークWの表面と間に負圧を発生させて、保持ハンド5によりワークWを上方向から非接触で保持することができる。ここで、各ベルヌーイチャック17の一対の導入孔21によって噴出凹部19の内壁面に沿うようにエアを導入するため、各ベルヌーイチャック17の噴出凹部19内においてエアの旋回流をそれぞれ発生させることができる。なお、ワークWを非接触で保持した状態におけるハンド本体7の保持面9とワークWの表面との間は、ワークに作用する圧力とワークの重量がつりあうようなクリアランスになっている。
保持ハンド5によりワークWを上方向から非接触で保持した後に、搬送アーム3を上方向へ移動させて、ワークWを所定の搬送高さ位置まで持上げる。そして、搬送アーム3を搬送方向へ移動させる。
以上により、ワークWを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送することができる(非接触搬送装置によるワークの搬送作用)。
前述の非接触搬送装置によるワークWの搬送作用の他に、供給チャンバー11がエア供給源13に接続してあって、各ベルヌーイチャック17の一対の導入孔21が供給チャンバー11にそれぞれ連通してあるため、ベルヌーイチャック17の個数が増えても、エア供給源13から各ベルヌーイチャック17の噴出凹部19までのエアの圧力損失にバラツキがなくなる。
従って、第1実施形態によれば、ベルヌーイチャック17の個数が増えても、エア供給源13から各ベルヌーイチャック17の噴出凹部19までのエアの圧力損失にバラツキがなくなるため、複数のベルヌーイチャック17の負圧力、換言すれば、複数のベルヌーイチャック17の保持力が略均一になって、保持ハンド5により極めて薄いワークWを上方向から非接触で保持する場合においても、ワークWの変形を抑制して、ワークWの一部とハンド本体7の保持面9との干渉を回避することができる。
また、各ベルヌーイチャック17の噴出凹部19内においてエアの旋回流をそれぞれ発生させることができるため、各ベルヌーイチャック17の保持力が高くなって、保持ハンド5によるワークWの保持状態をより安定させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図4及び図5を参照して説明する。
ここで、図4は、第2実施形態に係る非接触搬送装置の断面図、図5は、第2実施形態に係る非接触搬送装置を保持ハンドの保持面からみた図である。
図4及び図5に示すように、第2実施形態に係る非接触搬送装置23は、第1実施形態に係る非接触搬送装置1と同様に、円形板状のワークWを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する装置であって、任意方向へ移動可能な移動部材としての多関節の搬送アーム25と、この搬送アーム25の先端部に設けられかつワークWを上方向から非接触で保持する保持ハンド27とを具備している。
そして、保持ハンド27の具体的な構成は、次のようになる。
搬送アーム25の先端部には、ハンド本体29が設けられており、このハンド本体29は、一側に、ワークWを保持可能な円形の保持面31を有している。また、ハンド本体29の中央側内部には、作動流体としてのエアを収容可能な吸引チャンバー33が形成されており、この吸引チャンバー33は、エアを吸引する真空ポンプ又はエジェクタ等のエア吸引源35にエア配管37を介して接続してある。更に、ハンド本体29の周辺側内部には、エアを収容可能な環状の供給チャンバー39が吸引チャンバー33を囲むように形成されており、この供給チャンバー39は、エアを供給するエアコンプレッサ又はブロワ等のエア供給源41にエア配管43を介して接続してある。
ハンド本体29の保持面31の中央側には、エアを吸込み可能な複数の吸引チャック45が円周上に間隔を置いて設けられている。また。各吸引チャック45は、エアを吸込み可能な吸込孔47をそれぞれ有してあって、各吸引チャック45の吸込孔47は、吸引チャンバー33にそれぞれ連通してあり、換言すれば、各吸引チャック45の吸込孔47は、エア吸引源35に吸引チャンバー33を介してそれぞれ接続してある。
ハンド本体29の保持面31の周辺側には、ベルヌーイ効果を利用してハンド本体29の保持面31とワークの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャック49が円周上に間隔を置いて設けられている。また、各ベルヌーイチャック49は、エアを噴出可能な噴出孔51をそれぞれ有してあって、各ベルヌーイチャック49の噴出孔51は、供給チャンバー39にそれぞれ連通してある。なお、ハンド本体29の保持面31に複数のベルヌーイチャック49が設けられる代わりに、第1実施形態に係る非接触搬送装置1におけるベルヌーイチャック17と同様の構成の複数のベルヌーイチャックが設けられるようにしても構わない。
続いて、第2実施形態の作用及び効果について説明する。
搬送アーム25を適宜方向へ移動させて、保持ハンド27をワークWの上方に位置させる。次に、搬送アーム25を下方向へ移動させて、保持ハンド27を上方向からワークWに対して接近させる。そして、エア供給源41から供給チャンバー39へエアを供給することにより、複数のベルヌーイチャック49の噴出孔51からエアを噴出させて、ハンド本体29の保持面31とワークWの表面との間において高速のエアを流通させる。また、複数の吸引チャック45の吸込孔47からエアを吸込んで、エア吸引源35へ吸引する。これによって、ハンド本体29の保持面31の中央側におけるエアのよどみを抑制しつつ、複数のベルヌーイチャック49によりハンド本体29の保持面31とワークWの表面と間に負圧を発生させて、保持ハンド27によりワークWを上方向から非接触で保持することができる。なお、ワークWを非接触で保持した状態におけるハンド本体29の保持面31とワークWの表面との間は、ワークWに作用する圧力とワークWの重量がつりあうようなクリアランスになっている。
保持ハンド27によりワークWを上方向から非接触で保持した後に、搬送アーム25を上方向へ移動させて、ワークWを所定の搬送高さ位置まで持上げる。そして、搬送アーム25を搬送方向へ移動させる。
以上により、ワークWを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送することができる(非接触搬送装置によるワークの搬送作用)。
前述の非接触搬送装置によるワークWの搬送作用の他に、供給チャンバー39がエア供給源41に接続してあって、各ベルヌーイチャック49の噴出孔51が供給チャンバー39にそれぞれ連通してあるため、ベルヌーイチャック49の個数が増えても、エア供給源41から各ベルヌーイチャック49の噴出孔51までのエアの圧力損失にバラツキがなくなる。
従って、第2実施形態によれば、ベルヌーイチャック49の個数が増えても、エア供給源41から各ベルヌーイチャック49の噴出孔51までのエアの圧力損失にバラツキがなくなるため、複数のベルヌーイチャック49の負圧力、換言すれば、複数のベルヌーイチャック49の保持力が略均一になって、保持ハンド27により極めて薄いワークWを上方向から非接触で保持する場合においても、ワークWの変形を抑制して、ワークWの一部とハンド本体29の保持面31との干渉を回避することができる。
また、ハンド本体29の保持面31の中央側におけるエアのよどみを抑制しつつ、ハンド本体29の保持面31とワークWの表面と間に負圧を発生させることができるため、ハンド本体29の保持面31とワークWの表面と間において負圧発生領域を十分に確保して、保持ハンド27によるワークWの保持状態をより安定させることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について図6を参照して説明する。
ここで、図6は、第3実施形態に係る非接触搬送装置の断面図である。
図6に示すように、第3実施形態に係る非接触搬送装置53は、第1及び第2実施形態に係る非接触搬送装置1,23と同様に、円形板状のワークWを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する装置であって、任意方向へ移動可能な移動部材としての多関節の搬送アーム55と、この搬送アーム55の先端部に設けられかつワークWを上方向から非接触で保持する保持ハンド57とを具備している。
そして、保持ハンド57の具体的な構成は、次のようになる。
搬送アーム55の先端部には、ハンド本体59が設けられており、このハンド本体59には、チャンバーケース61が止めネジ(図示省略)等を介して着脱可能に設けられており、このチャンバーケース61は、一側に、ワークWを保持可能な円形の保持面63を有している。また、チャンバーケース61の内部には、作動流体としてのエアを収容可能な供給チャンバー65が形成されており、この供給チャンバー65は、エアを供給するエアコンプレッサ又はブロワ等のエア供給源67にエア配管69を介して接続してある。
チャンバーケース61の保持面63には、ベルヌーイ効果を利用してチャンバーケース61の保持面63とワークWの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャック71が径の異なる複数の同心円上に間隔を置いて設けられている。また、各ベルヌーイチャック71は、エアを噴出可能な噴出孔73をそれぞれ有してあって、各ベルヌーイチャック71の噴出孔73は、供給チャンバー65にそれぞれ連通してある。なお、チャンバーケース61の保持面63に複数のベルヌーイチャック71が設けられる代わりに、第1実施形態に係る非接触搬送装置1におけるベルヌーイチャック17と同様の構成の複数のベルヌーイチャックが設けられるようにしても構わない。
続いて、第3実施形態の作用及び効果について説明する。
搬送アーム55を適宜方向へ移動させて、保持ハンド57をワークWの上方に位置させる。次に、搬送アーム55を下方向へ移動させて、保持ハンド57を上方向からワークWに対して接近させる。そして、エア供給源67から供給チャンバー65へエアを供給することにより、複数のベルヌーイチャック71の噴出孔73からエアを噴出させて、チャンバーケース61の保持面63とワークWの表面との間において高速のエアを流通させる。これによって、複数のベルヌーイチャック71によりチャンバーケース61の保持面63とワークWの表面と間に負圧を発生させて、保持ハンド57によりワークWを上方向から非接触で保持することができる。なお、ワークWを非接触で保持した状態におけるチャンバーケース61の保持面63とワークWの表面との間は、ワークWに作用する圧力とワークWの重量がつりあうようなクリアランスになっている。
保持ハンド57によりワークWを上方向から非接触で保持した後に、搬送アーム55を上方向へ移動させて、ワークWを所定の搬送高さ位置まで持上げる。そして、搬送アーム55を搬送方向へ移動させる。
以上により、ワークWを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送することができる(非接触搬送装置53によるワークWの搬送作用)。
前述の非接触搬送装置53によるワークWの搬送作用の他に、供給チャンバー65がエア供給源67に接続してあって、各ベルヌーイチャック71の噴出孔73が供給チャンバー65にそれぞれ連通してあるため、ベルヌーイチャック71の個数が増えても、エア供給源67から各ベルヌーイチャック71の噴出孔73までのエアの圧力損失にバラツキがなくなる。
また、チャンバーケース61がハンド本体59に着脱可能に設けられているため、チャンバーケース61をハンド本体59から離脱した状態で、チャンバーケース61又はベルヌーイチャック71のメンテナンスを行うことができる。
従って、第3実施形態によれば、ベルヌーイチャック71の個数が増えても、エア供給源67から各ベルヌーイチャック71の噴出孔73までのエアの圧力損失にバラツキがなくなるため、複数のベルヌーイチャック71の負圧力、換言すれば、複数のベルヌーイチャック71の保持力が略均一になって、保持ハンド57により極めて薄いワークWを上方向から非接触で保持する場合においても、ワークWの変形を抑制して、ワークWの一部とチャンバーケース61の保持面63との干渉を回避することができる。
また、チャンバーケース61をハンド本体59から離脱した状態で、チャンバーケース61又はベルヌーイチャック71のメンテナンスを行うことができるため、チャンバーケース61等のメンテナンスの作業性が向上する。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、例えば作動流体としてエアの代わりに水又は各種処理液等を用いる等、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
第1実施形態に係る非接触搬送装置の断面図である。 第1実施形態に係る非接触搬送装置を保持ハンドの保持面からみた図である。 図3(a)は、図1における矢視部IIIAを示す図、図3(b)は、図3(a)におけるIIIB−IIIB線に沿った図である。 第2実施形態に係る非接触搬送装置の断面図である。 第2実施形態に係る非接触搬送装置を保持ハンドの保持面からみた図である。 第3実施形態に係る非接触搬送装置の断面図である。
符号の説明
1 非接触搬送装置
3 搬送アーム
5 保持ハンド
7 ハンド本体
9 保持面
11 供給チャンバー
13 エア供給源
17 ベルヌーイチャック
19 噴出凹部
21 導入孔
23 非接触搬送装置
25 搬送アーム
27 保持ハンド
29 ハンド本体
31 保持面
33 吸引チャンバー
35 エア吸引源
39 供給チャンバー
41 エア供給源
45 吸引チャック
47 吸込孔
49 ベルヌーイチャック
51 噴出孔
53 非接触搬送装置
55 搬送アーム
57 保持ハンド
59 ハンド本体
61 チャンバーケース
63 保持面
65 供給チャンバー
67 エア供給源
71 ベルヌーイチャック
73 噴出孔

Claims (4)

  1. 板状のワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する非接触搬送装置において、
    搬送方向へ移動可能な移動部材と、該移動部材に設けられかつワークを上方向から非接触で保持する保持ハンドとを具備し、
    前記保持ハンドは、
    前記移動部材に設けられ、一側にワークを保持可能な保持面を有し、内部に作動流体を収容可能かつ作動流体を供給する作動流体供給源に接続した供給チャンバーが形成されたハンド本体と、
    前記ハンド本体の前記保持面に設けられ、作動流体を噴出可能な噴出凹部がそれぞれ形成され、前記噴出凹部の内壁面に沿うように作動流体を導入可能かつ前記供給チャンバーに連通した導入孔をそれぞれ有し、ベルヌーイ効果を利用して前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャックとを備えたことを特徴とする非接触搬送装置。
  2. 板状のワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する非接触搬送装置において、
    搬送方向へ移動可能な移動部材と、該移動部材に設けられかつワークを上方向から非接触で保持する保持ハンドとを具備し、
    前記保持ハンドは、
    前記移動部材に設けられ、一側にワークを保持可能な保持面を有し、内部に作動流体を収容可能かつ作動流体を供給する作動流体供給源に接続した供給チャンバーが形成されたハンド本体と、
    前記ハンド本体の前記保持面の中央側に設けられ、作動流体を吸込み可能かつ作動流体を吸引する作動流体吸引源に接続した吸込孔を有した吸引チャックと、
    前記ハンド本体の前記保持面の周辺側に設けられ、作動流体を噴出可能かつ前記供給チャンバーに連通した噴出孔をそれぞれ有し、ベルヌーイ効果を利用して前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャックとを備えたことを特徴とする非接触搬送装置。
  3. 前記保持ハンドの内部に作動流体を収容可能かつ前記作動流体吸引源に接続した吸引チャンバーが形成され、前記吸引チャックの前記吸込孔が前記吸引チャンバーに連通したことを特徴とする請求項2に記載の非接触搬送装置。
  4. 板状のワークを非接触で保持した状態の下で搬送方向へ搬送する非接触搬送装置において、
    搬送方向へ移動可能な移動部材と、該移動部材に設けられかつワークを上方向から非接触で保持する保持ハンドとを具備し、
    前記保持ハンドは、
    前記移動部材に設けられたハンド本体と、
    前記ハンド本体に着脱可能に設けられ、一側にワークを保持可能な保持面を有し、内部に作動流体を収容可能かつ作動流体を供給する作動流体供給源に接続した供給チャンバーが形成されたチャンバーケースと、
    前記チャンバーケースの前記保持面に設けられ、作動流体を噴出可能かつ前記供給チャンバーに連通した噴出孔をそれぞれ有し、ベルヌーイ効果を利用して前記ハンド本体の前記保持面とワークの表面と間に負圧を発生させる複数のベルヌーイチャックとを備えたことを特徴とする非接触搬送装置。
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