JP2000064130A - オ―プンエンド精紡機 - Google Patents

オ―プンエンド精紡機

Info

Publication number
JP2000064130A
JP2000064130A JP11224085A JP22408599A JP2000064130A JP 2000064130 A JP2000064130 A JP 2000064130A JP 11224085 A JP11224085 A JP 11224085A JP 22408599 A JP22408599 A JP 22408599A JP 2000064130 A JP2000064130 A JP 2000064130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
fiber guide
open
fiber
guide passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11224085A
Other languages
English (en)
Inventor
Heinz-Georg Wassenhoven
ヴァッセンホーフェン ハインツ−ゲオルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
W Schlafhorst AG and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=7876996&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2000064130(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by W Schlafhorst AG and Co filed Critical W Schlafhorst AG and Co
Publication of JP2000064130A publication Critical patent/JP2000064130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/38Channels for feeding fibres to the yarn forming region

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オープンエンド精紡機、特にその繊維誘導通
路を改善する。 【解決手段】 オープンエンド精紡機(1)が紡績ロー
タ(3)を備えており、その紡績カップは繊維通路プレ
ートによって閉鎖できる吸引可能なロータケーシング
(2)内で高い回転数で回転する。このオープンエンド
精紡機は、解繊装置(26)と紡績カップとの間に配置
されている繊維誘導通路(14)を備えており、この繊
維誘導通路が高められた摩擦係数を有する壁体区分を具
備している。繊維誘導通路(14)は2つの通路区分
(29、30)を有しており、それらの壁体がそれぞれ
異なる粗さを有している。入口側通路区分(29)の壁
体は、出口側通路区分(30)の壁体より著しく大きい
粗さ(Rt)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オープンエンド精
紡機であって、紡績ロータを備えており、当該紡績ロー
タの紡績カップが繊維通路プレートによって閉鎖できる
吸引可能なロータケーシング内で高い回転数で回転し、
さらに解繊装置と紡績カップとの間に配置されている繊
維誘導通路を備えており、この繊維誘導通路が高められ
た摩擦係数を有する壁体区分を具備している形式のもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】このように形成された繊維誘導通路を有
するオープンエンド精紡機は、たとえば上位概念を形成
するドイツ連邦共和国実用新案第9218361号明細
書に記載されている。
【0003】オープンエンド精紡機では公知のようにケ
ンス内に貯蔵されたスライバが、いわゆる解繊ローラに
よってその単独繊維に開繊分離され、これらの単独繊維
が繊維誘導通路を通って空気圧によりロータケーシング
内で高い回転数で回転している紡績ロータのシュート面
に供給される。
【0004】この場合、達成可能な糸品質は特に、紡績
ロータのシュート面に供給する際にどれ程多くの単独繊
維がドラフトされた配向を有しているか、もしくはどれ
だけ多くの繊維がドラフトされた配向においてロータ溝
内に達するかに依存している。それゆえこのようなオー
プンエンド精紡機の繊維誘導通路は通常、繊維搬送中に
繊維搬送気流の加速が生じる結果として、気流中を浮遊
する単独繊維のドラフトが行われるように形成されてい
る。
【0005】しかしオープンエンド精紡機では、単独繊
維が繊維誘導通路内に進入する速度も、単独繊維が繊維
誘導通路から進出する際の最大進出速度も、紡績技術上
の必要性からそのような精紡機の規定の物理的条件によ
ってほぼ決まっている。
【0006】単独繊維の繊維誘導通路への進入速度は、
たとえば解繊ローラ針布の周速によって生じる。供給ス
ライバの良好な開繊分離と十分な除塵のためにこの周速
は規定の値を下回るべきではない。しかし、解繊ローラ
針布の周速が高すぎると、繊維破損を招いたり、夾雑物
排出口の範囲で、いわゆる良繊維の望ましくない分離を
招いたりする危険がある。
【0007】繊維誘導通路からの単独繊維の最大進出速
度は、紡績ロータのシュート面上の繊維衝突点の周速に
よって制限される。比較的低速で進行するシュート面に
衝突する際に単独繊維が圧縮されるのを回避するため
に、単独繊維の供給速度が少なくとも紡績ロータのシュ
ート面上の衝突点の周速を越えないことが確保されなけ
ればならない。
【0008】上位概念を形成するドイツ連邦共和国実用
新案第9218361号では、単独繊維はその供給の前
に一種の繊維制動面を介して紡績ロータのシュート面上
に滑動する。すなわち、この公知のオープンエンド精紡
機は、開口範囲がサンドブラスによって目荒らしされた
繊維誘導通路を有しているので、繊維誘導通路から進出
する単独繊維のための制動面が与えられている。
【0009】この繊維制動面により、繊維誘導通路から
進出する単独繊維が、最初にその繊維始端で紡績ロータ
で回転する気流の作用範囲に到達し、その際に加速を受
ける単独繊維が、同時にその繊維終端で制動面によって
機械的に減速され、そうすることによってドラフトされ
ることを達成しようとする。
【0010】しかし、実用的な実験の結果、サンドブラ
スによって目荒らしされたそのような制動面が繊維誘導
通路開口の範囲で所望の改善された糸値をもたらさず、
反対に一連の難点を引き起こすことが判った。
【0011】すなわち、単独繊維は目荒らしされたブレ
ーキ面に一部留まり、そこで一時的に繊維束を形成す
る。これらの繊維束は次に解繊する際に糸欠陥または糸
切れを招く。さらに、単独繊維の一部は最初にその繊維
始端で制動面に衝突する。この場合、これらの繊維はほ
とんどの場合に重なり合い、完全に不特定の位置で紡績
ロータのシュート面に供給される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のオープンエンド精紡機から出発して、オ
ープンエンド精紡機、特にそれらの繊維誘導通路を改善
することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、繊維誘導通路の入口側通路区分の壁体
が繊維誘導通路の出口側通路区分の壁体より大きい粗さ
を有し、しかも両通路区分の範囲における粗さが約10
μmである平均的な単独繊維直径より小さくなるように
した。
【0014】本発明の有利な構成が、請求項2以下に記
載されている。
【0015】
【発明の効果】本発明による繊維誘導通路の構成は、単
独繊維が繊維誘導通路から出る際に、一方ではなおもほ
とんどドラフトされた配向を有しており、他方ではこれ
らの繊維の進出速度がそれらの紡績ロータのシュート面
上の衝突点の回転速度を十分大きく下回っているという
利点を有している。すなわち、解繊ローラによって解繊
された単独繊維は、繊維誘導通路の入口側通路区分で、
この箇所の通路壁体の粗さが比較的大きいことに基づ
き、まず慣用的な繊維誘導通路におけるよりも著しく少
なく加速され、さらには比較的粗い通路壁体でやや制動
される。繊維誘導通路の入口側通路区分においてまだ完
全にドラフトされていない、もしくは再び少し圧縮され
た単独繊維は、次に通路壁体がはるかに少ない粗さを有
する繊維誘導通路の出口側通路区分で規定に従って配向
される。なぜならば、この通路範囲では搬送空気は繊維
誘導通路の構造的形成に基づき十分に加速される。全体
として本発明によって形成された繊維誘導通路で、繊維
の進出速度は慣用的に形成された繊維誘導通路に比べて
著しく低下する。すなわち、供給されるべき繊維と紡績
ロータの回転するシュート面との間の相対速度が増大す
る。この相対速度の増大は全体として供給された繊維の
改善されたドラフト、ひいてはより良好な糸値を招く。
【0016】図2に示されているように、好ましい実施
形態において、繊維誘導通路の入口側通路区分の壁体が
粗さが4μm以上、好ましくは4〜6μmであるように
した。これにより粗さは綿繊維の直径(約10μm)を
著しく下回るので、一方では通路壁体における繊維堆積
を確実に回避でき、他方ではこのような粗さがすでにこ
の繊維誘導通路区分における繊維の低減された加速、ひ
いては単独繊維の搬送速度の減少を招く。
【0017】好ましい実施形態において、繊維誘導通路
の出口側通路区分は独立の誘導通路アダプタの構成部材
である。この場合、誘導通路アダプタは公知のように、
解繊ローラケーシングの相応の切欠部内で固持可能であ
る。誘導通路アダプタは分散浴内で所望の粗さに応じて
被覆されることができ、その際にニッケル分散皮膜に硬
質材料粒子が埋め込まれることが好ましい(請求項
3)。
【0018】これらの硬質材料粒子は、請求項4に示さ
れているようにダイヤモンド粒子であるか、あるいは請
求項5に記載されているように、技術的セラミック材
料、たとえば炭化ケイ素からなる粒子であってよい。
【0019】請求項6に記載されているような好ましい
実施形態において、入口側通路区分が繊維誘導通路部材
の構成部材であり、この繊維誘導通路部材が解繊ローラ
ケーシングの凹部に固持可能である。すなわち、繊維誘
導通路部材の内部にある通路区分は分散浴内の被覆によ
り問題なく処理され、それによって通路壁体は容易に所
望の粗さを有することができる。
【0020】繊維誘導通路の出口側通路区分の粗さは、
4μm未満、好ましくは2〜3μmである(請求項
7)。この通路区分の構造的形成および非常に平滑な通
路壁体に基づいて行われる搬送気流の比較的強い加速
が、次いで単独繊維のドラフトを招く。この場合、単独
繊維の搬送速度は慣用的な繊維誘導通路における搬送速
度を著しく下回り、紡績ロータのシュート面上における
繊維の繊維衝突点の回転速度を十分下回ったままであ
る。
【0021】単独繊維の搬送速度の減少によって与えら
れる繊維と衝突点との間の速度差により、すべての単独
繊維は紡績ロータのシュート面に衝突する際に加速さ
れ、その際にこれまでドラフト配列を有していなかった
繊維もドラフトされる。このような単独繊維のドラフト
配列の改善は、それに続いて紡績された繊維において改
善された糸値、特により高い引裂き強さによって良好に
認められる。
【0022】本発明の有利な構成において、繊維誘導通
路の両通路区分の中軸線が互いに所定の角度αだけ傾け
て配置されている(請求項8)。この構造的な措置の結
果としても、単独繊維は繊維誘導通路の出口側通路区分
に進入する前にまず少し制動され、次に繊維誘導通路の
出口側通路区分から進出する際に慣用的な繊維誘導通路
に比べて低い進出速度を有する。
【0023】好ましい実施形態において、請求項9に記
載されているように、繊維誘導通路の出口側通路区分は
交換可能な通路プレートアダプタの構成部材である。こ
のような構成は、出口側通路区分の粗さが必要に応じて
問題なく可変であるという利点を有している。繊維誘導
通路の出口側区分に別の粗さを備えるために、当該通路
プレートアダプタは所望の粗さを有する通路プレートア
ダプタと簡単に交換できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0025】図1に示されたオープンエンド精紡機は全
体として参照符号1を有する。この場合、精紡機は公知
のようにロータケーシング2を有しており、この中で紡
績ロータ3の紡績カップが高い回転数で回転する。紡績
ロータ3はそのロータシャフト4で支持板支承部5の支
承楔形部に支持され、プレッシャーローラ7によって押
し当てられた機械長の接線ベルト6により負荷される。
ロータシャフト4の軸方向の位置固定は、たとえば永久
磁石のスラスト軸受18を介して行われる。
【0026】通常のように、前方に向かってそれ自体開
いているロータケーシング2は、紡績運転の間、シーリ
ング9を埋め込まれた通路プレート(詳細に図示しな
い)を有している旋回可能に支承されたカバー部材8に
よって閉じられている。さらにロータケーシング2は吸
引管路10を介して、ロータケーシング2内に紡績工程
に必要な負圧を形成する負圧源11に接続されている。
【0027】カバー部材8もしくは通路プレート内に
は、糸引出しノズル13および繊維誘導通路14の開口
範囲を有している交換可能な通路プレートアダプタ12
が配置されている。糸引出しノズル13には糸引出し管
15が接続している。さらに旋回軸線16の回りに制限
されて回転可能に支承されているカバー部材8には、解
繊ローラケーシング17が固持されている。さらにカバ
ー部材8は、後側に解繊ローラ21もしくはスライバ引
込みシリンダ22を支承するための支承ブラケット1
9、20を有している。解繊ローラ21がそのワーブ2
3の範囲で循環する機械長の接線ベルトによって駆動さ
れる一方、繊維引込みシリンダ22の駆動が好ましくは
機械長の駆動軸25に接続されたウォームギア装置(図
示しない)を介して行われる。
【0028】図2はオープンエンド精紡機1のカバー部
材8の正面図を示す。ここでは繊維誘導通路14の範囲
が断面図で示されている。見られるように、繊維誘導通
路14は入口側通路区分29と出口側通路区分30とか
らなる。図示の実施例では入口側通路区分29は独立の
繊維誘導通路部材36の構成部材である。繊維誘導通路
部材36は解繊ローラケーシング17の相応の凹部37
に埋設されている。
【0029】出口側通路区分30は通路プレートアダプ
タ12の構成部材であり、通路プレート(詳細に図示し
ない)の相応の凹部に埋設されている。通路プレート自
体はカバー部材8にねじ止めされている。
【0030】本発明により、入口側の通路区分29の壁
体は、出口側の通路区分30よりも大きい粗さRtを有
している。入口側の通路区分29の高められた粗さRt
は、たとえばニッケル分散皮膜に硬質材料粒子35を埋
め込むことによって得られる。硬質材料粒子35として
は、ダイヤモンド粒子、炭化ケイ素などが適している。
【0031】繊維誘導通路区分29、30の粗さRt
は、好ましくは4〜6μm(通路区分29)もしくは好
ましくは2〜3μm(通路区分30)で、繊維誘導通路
14内を搬送される綿単独繊維32の直径約10μmを
著しく下回っている。
【0032】ケンス(図示しない)に貯蔵されたスライ
バ31がスライバコンデンサ28を通って解繊装置26
内に導入される。すなわち、ディッシュプレート27と
スライバ引込みシリンダ22との間で締め付けられたス
ライバ31は、r方向にゆっくり回転するスライバ引込
みシリンダ22によって、R方向に比較的高い回転数で
回転する解繊ローラ21に供給される。この場合、解繊
ローラ針布によりスライバ31は連続的に単独繊維32
に開繊分離される。単独繊維32は次いで開繊ローラ針
布によりその周速に加速される。
【0033】単独繊維32は、発生する遠心力および繊
維誘導通路14の入口範囲に存在する負圧の影響で開繊
ローラ針布から離れ、ほぼ解繊ローラ針布の周速で繊維
誘導通路14の入口側通路区分29に進入する。しか
し、繊維誘導通路のノズル状の形成に基づき強制的に生
じ、かつ単独繊維のドラフトにとっても必要な繊維の加
速は、通路区分29の通路壁体の粗さが比較的大きい
(Rt>4μm)ことにより一定限度内に押さえられ
る。すなわち、通路区分29内の通路壁体の粗さが大き
い結果として、この通路区分における単独繊維32の飛
行速度は、本発明による大きい粗さがなければ通路区分
内の単独繊維が有するであろう飛行速度を著しく下回
る。
【0034】通路区分29には、壁体が著しく小さい粗
さ(Rt<4μm)を有する通路区分30が、好ましく
は角度αで接続している。両通路区分29、30の屈曲
した移行部の範囲で飛行速度がやや低減される単独繊維
32は、次いで出口側通路区分30の内部で非常に平滑
な壁体(Rt2〜3μm)および円錐形に狭くなる通路
断面に基づき、搬送気流によって加速され、その際にほ
とんどドラフトされた配向を得る。
【0035】単独繊維32が繊維誘導通路14から出る
速度は、紡績ロータのシュート面上の繊維衝突点の周速
を著しく下回っているので、繊維始端で最初に紡績ロー
タのより速いシュート面に衝突する繊維は当該紡績ロー
タによってさらに加速される。この場合、これまでまだ
完全にドラフトされていない単独繊維もドラフト配列に
もたらされ、この状態でロータ溝内に滑動し、そこで引
き出される糸に糸継ぎされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】種々異なる粗さを有する通路区分を備えた繊維
誘導通路を有するオープンエンド精紡機の側面図、一部
断面図である。
【図2】図1に示した本発明による繊維誘導通路を有す
るオープンエンド精紡機のカバー部材の正面図、一部断
面図である。
【符号の説明】
1 オープンエンド精紡機、 2 ロータケーシング、
3 紡績ロータ、4 ロータシャフト、 5 支持板
支承部、 6 接線ベルト、 7 プレッシャーロー
ラ、 8 カバー部材、 9 シーリング、 10 吸
引管路、 11負圧源、 12 通路プレートアダプ
タ、 13 糸引出しノズル、 14繊維誘導通路、
15 糸引出し管、 16 旋回軸線、 17 解繊ロ
ーラケーシング、 18 スラスト軸受、 19 支承
ブラケット、 20 支承ブラケット、 21 解繊ロ
ーラ、 22 スライバ引込みシリンダ、 23 ワー
ブ、 24 接線ベルト、 25 駆動軸、 26 解
繊装置、 27 ディッシュプレート、 29 通路区
分、 30 通路区分、 31 スライバ、 32 単
独繊維、 33 中軸線、 35 硬質材料粒子、 3
6 繊維誘導通路部材、 37 凹部、 α 角度、
Rt 粗さ、 R 方向、 r 方向

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープンエンド精紡機であって、紡績ロ
    ータを備えており、当該紡績ロータの紡績カップが繊維
    通路プレートによって閉鎖できる吸引可能なロータケー
    シング内で高い回転数で回転し、さらに解繊装置と紡績
    カップとの間に配置されている繊維誘導通路を備えてお
    り、この繊維誘導通路が高められた摩擦係数を有する壁
    体区分を具備している形式のものにおいて、 繊維誘導通路(14)の入口側通路区分(29)の壁体
    が出口側通路区分(30)の壁体より大きい粗さ(R
    t)を有し、しかも両通路区分(29、30)の範囲に
    おける粗さ(Rt)が平均的な単独繊維直径、すなわち
    約10μmより小さいことを特徴とするオープンエンド
    精紡機。
  2. 【請求項2】 繊維誘導通路の入口側通路区分(29)
    の壁体の粗さ(Rt)が4μm以上、好ましくは4〜6
    μmである、請求項1記載のオープンエンド精紡機。
  3. 【請求項3】 繊維誘導通路の入口側通路区分(29)
    の壁体が硬質材料粒子(35)を埋め込んだニッケル分
    散被覆を有している、請求項1または2記載のオープン
    エンド精紡機。
  4. 【請求項4】 硬質材料粒子(35)としてダイヤモン
    ド粒子を使用する、請求項3記載のオープンエンド精紡
    機。
  5. 【請求項5】 硬質材料粒子(35)が炭化ケイ素から
    なる、請求項3記載のオープンエンド精紡機。
  6. 【請求項6】 繊維誘導通路の入口側通路区分(29)
    が繊維誘導通路部材(36)内に配置されており、この
    繊維誘導通路部材(36)が解繊ローラケーシング(1
    7)の凹部(37)内に固持されている、請求項1記載
    のオープンエンド精紡機。
  7. 【請求項7】 繊維誘導通路の出口側通路区分(30)
    の壁体の粗さ(Rt)が4μm未満、好ましくは2〜3
    μmである、請求項1記載のオープンエンド精紡機。
  8. 【請求項8】 繊維誘導通路の出口側通路区分(30)
    の長手方向中軸線(34)が繊維誘導通路の入口側通路
    区分(29)の中軸線(33)を基準にして所定の角度
    (α)だけ傾けて配置されている、請求項1から7まで
    のいずれか1項記載のオープンエンド精紡機。
  9. 【請求項9】 繊維誘導通路の出口側通路区分(30)
    が交換可能に配置された通路プレートアダプタ(12)
    の構成部材である、請求項1から8までのいずれか1項
    記載のオープンエンド精紡機。
JP11224085A 1998-08-10 1999-08-06 オ―プンエンド精紡機 Pending JP2000064130A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19836066.5 1998-08-10
DE19836066A DE19836066A1 (de) 1998-08-10 1998-08-10 Offenend-Spinnvorrichtung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000064130A true JP2000064130A (ja) 2000-02-29

Family

ID=7876996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11224085A Pending JP2000064130A (ja) 1998-08-10 1999-08-06 オ―プンエンド精紡機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6047538A (ja)
EP (1) EP0979888B1 (ja)
JP (1) JP2000064130A (ja)
CZ (1) CZ298763B6 (ja)
DE (2) DE19836066A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028862A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Ihi Corp 非接触搬送装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19713359B4 (de) * 1997-03-29 2005-12-08 Saurer Gmbh & Co. Kg Spinnrotor für eine Offenend-Spinnmaschine und Verfahren zu seiner Beschichtung
DE10060300A1 (de) * 1999-12-10 2001-06-21 Rieter Ingolstadt Spinnerei Verfahren und Vorrichtung zum Verstrecken von textilen Fasern
DE102004017700A1 (de) 2004-04-10 2005-10-27 Saurer Gmbh & Co. Kg Offenend-Rotorspinnvorrichtung
DE102008050071A1 (de) 2008-10-01 2010-04-08 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Offenend-Rotorspinnvorrichtung
DE102009012045A1 (de) 2009-03-06 2010-09-09 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Offenend-Rotorspinnvorrichtung
DE102010011234A1 (de) * 2010-03-12 2011-09-15 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Herstellen eines Auflösewalzengehäuses einer Offenend-Spinnvorrichtung und Auflösewalzengehäuse
DE102010044181A1 (de) * 2010-11-19 2012-05-24 Maschinenfabrik Rieter Ag Faserkanaleinsatz
DE102013003284A1 (de) * 2013-02-26 2014-08-28 Saurer Germany Gmbh & Co. Kg Faserbandauflöseeinrichtung für eine Offenend-Spinnvorrichtung
DE102015115912A1 (de) * 2015-09-21 2017-03-23 Maschinenfabrik Rieter Ag Kanalplattenadapter und Offenendspinnvorrichtung mit einem Kanalplattenadapter

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3318924A1 (de) * 1983-05-25 1984-11-29 Fritz 7347 Bad Überkingen Stahlecker Vorrichtung zum oe-friktionsspinnen
DE3915813A1 (de) * 1989-05-13 1990-11-29 Schlafhorst & Co W Spinnverfahren und oe-spinneinrichtung
DE3923060A1 (de) * 1989-07-13 1991-01-24 Schubert & Salzer Maschinen Offenend-spinnvorrichtung
DE9218361U1 (de) 1992-11-13 1994-03-10 Rieter Ingolstadt Spinnerei Vorrichtung zum Zuführen von Fasern auf die rotierende Innenwand eines Offenend-Spinnrotors
DE4305626B4 (de) * 1993-02-24 2005-09-22 Spindelfabrik Süssen Schurr Stahlecker & Grill GmbH OE-Spinnrotor
DE4416977C2 (de) * 1994-05-13 1996-12-19 Rieter Ingolstadt Spinnerei Offenend-Spinnvorrichtung
CH691384A5 (de) * 1995-06-01 2001-07-13 Rieter Ag Maschf Textilmaschinenteil mit eingelagerten Festschmierstoffen.
DE19544617B4 (de) * 1995-11-30 2008-06-12 Maschinenfabrik Rieter Ag Adapter für Offenend-Spinnvorrichtungen
US5682137A (en) * 1996-02-17 1997-10-28 Li; Jia Vehicular acceleration and deceleration indicator
DE19632888A1 (de) * 1996-08-16 1998-02-19 Rieter Ingolstadt Spinnerei Offenend-Spinnvorrichtung und Verfahren zur Herstellung eines Transportkanals
DE19712881B4 (de) * 1997-03-27 2005-12-22 Saurer Gmbh & Co. Kg Offenend-Spinnvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028862A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Ihi Corp 非接触搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE19836066A1 (de) 2000-02-17
CZ275299A3 (cs) 2000-02-16
EP0979888A1 (de) 2000-02-16
CZ298763B6 (cs) 2008-01-23
US6047538A (en) 2000-04-11
DE59904597D1 (de) 2003-04-24
EP0979888B1 (de) 2003-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4315398A (en) Open-end spinning apparatus
US3834145A (en) Open-end spinning of textile yarns
US3481129A (en) Open end spinning apparatus
US3543500A (en) Spinning of textile yarns
JP2000064130A (ja) オ―プンエンド精紡機
US4014162A (en) Fiber supply duct for an open-end spinning unit
JP2004510890A (ja) リング糸に似た特性を有する糸を製造するための方法及び装置
US3877211A (en) Machine for ringless spinning of textile fibres
US4557105A (en) Method and device for preparing fibers fed to a friction spinning machine
US5222352A (en) Process and an arrangement for spinning staple fibers into a yarn
US4479348A (en) Apparatus for spinning fasciated yarn
US5361574A (en) Process and device for pneumatic feeding of fibers to the fiber collection surface of an open-end spinning element
CZ287580B6 (en) Spinning apparatus and spinning rotor for spindleless spinning
US6722118B2 (en) Method for open-end rotor spinning
US3703074A (en) Method and apparatus for spinning sliver
CS244401B2 (en) Staple fibres spinning device
US3721070A (en) Self-sealing dust bag
CZ297547B6 (cs) Rozvolnovací zarízení pramene vláken
US5749216A (en) Open end spinning apparatus
US4938018A (en) Friction spinning machine
US6920746B2 (en) Open-end spinning device
CZ20022317A3 (cs) Pneumatické dopřádací zařízení
JPH06158439A (ja) 摩擦紡績法により糸を紡績する方法と装置
US5603210A (en) Device to convey fibers to the fiber collection groove of an open-end spinning rotor
JPH043013Y2 (ja)