JPH05304199A - 吸着ヘッドの位置決め機構 - Google Patents

吸着ヘッドの位置決め機構

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JPH05304199A
JPH05304199A JP4134297A JP13429792A JPH05304199A JP H05304199 A JPH05304199 A JP H05304199A JP 4134297 A JP4134297 A JP 4134297A JP 13429792 A JP13429792 A JP 13429792A JP H05304199 A JPH05304199 A JP H05304199A
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JP
Japan
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green sheet
pallet
suction
uppermost
suction head
Prior art date
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Pending
Application number
JP4134297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakadai
勉 中台
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミック・グリーンシートの検査システム
のローディング機構において、パレットに収容された複
数のグリーンシートの最上部のものを検出し、これに対
して非接触エア式の吸着ヘッドの噴射面を、適正な間隔
の吸着位置に位置決めして停止させる位置決め機構を提
供する。 【構成】 載置台5に対して上昇または下降し、パレッ
ト3に収容された最上部のグリーンシート1を検出する
光センサ部9を有し、この検出位置に停止する昇降機構
7と、昇降機構7に固定され、下降する吸着部6を最上
部のグリーンシートに対する適正な間隔の吸着位置に位
置決めして停止するストッパ81,82 を配設して構成され
る。 【効果】 パレットに収容された未検査のグリーンシー
トが非接触で、確実に検査システムにローディングされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体部品に使用さ
れるセラミック・グリーンシートに対する、非接触式の
エア吸着ヘッドの位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、マイクロ・キャリヤー・チップ
(MCC)とよばれる、ミニサイズの半導体配線部品が
開発されている。図3(a) によりMCCの製作方法の大
略を説明すると、適当な大きさ、例えば一辺の長さwが
約20cmで、厚さdが約0.2mmのセラミック・シ
ート1をベースとし、これに複数のMCC1a のパター
ンがプリントされる。これを適当な高温度で燒結した
後、個々のMCCに切断される。MCCに欠陥があると
品質が低下するので、まず、未燒結のグリーンシートの
段階で検査され、さらに切断された個々のMCCに対し
て検査される。グリーンシートは、柔軟なために塵埃や
擦り傷などの欠陥が生じやすいので、取り扱いには細心
の注意が必要である。
【0003】図3(b) は、グリーンシートに対する検査
システム2のアウトラインを示し、複数の未検査のグリ
ーンシートを収容したパレットが、ロード部21に設けら
れたローディング機構の載置台に装着され、グリーンシ
ートは上側より順次に1枚づつ吸着ヘッドにより吸着さ
れて表面検査部22に搬送される。ここで表面側が検査さ
れ、これが終了すると、表裏反転部23に搬送されて反転
され、ついで裏面検査部24において裏面側が検査され、
検査結果の良否に従って良品アンロード部25、または不
良品アンロード部26に搬送されて良品パレットまたは不
良品パレットに収容される。上記の各搬送においては、
接触による欠陥の発生を防止するために、ベルヌイの原
理による非接触でエア吸着する吸着ヘッドが使用されて
いる。
【0004】図4において、(a) は上記したパレット3
と、これをロード部21の載置台に装着するための共通装
着板4を示す。パレット3は方形のベース盤31の周辺
の、対向する2辺にそれぞれ2個の仕切り板32,32 を、
また他の2辺にハンドリング兼用の仕切り板33,33 をそ
れぞれ設けて構成され、各仕切り板の内側に、一点鎖線
で示すようにグリーンシート1が積み重ねて収容され
る。(b) は載置台5の載置板51に対して、共通装着板4
により装着されたパレット3と、これに収容されたグリ
ーンシート1に対する吸着部6を示す。吸着部6にはグ
リーンシート1の周辺に対応する複数の非接触式の吸着
ヘッド61を配列して構成され、吸入孔62より圧入された
エアAを各吸着ヘッド61の噴射面611 より噴射し、吸着
部6を下降して噴射面611 をグリーンシート1に接近さ
せると、最上部のものが非接触でエア吸着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の吸着ヘッド61に
より最上部のグリーンシート1を吸着するには、これに
対して噴射面611 を適正な間隔に位置決めすることが必
要である。もし、間隔が過大のときは、むしろ反発力が
生じて吸着できない。また、間隔がなくて接触したとき
はエアAが噴射されないので、やはり吸着できない。一
方、パレット3に収容されているグリーンシート1は検
査に伴って漸次に減少し、従って最上部の高さが漸次低
下する。そこでこの高さを検出し、これに対して噴射面
611 を適正な間隔の位置に位置決めして停止する手段が
必要である。この発明は以上に鑑みてなされたもので、
パレット3に収容された複数のグリーンシート1の最上
部のものを検出し、吸着ヘッド61の噴射面611 を適正な
間隔の吸着位置に停止させる位置決め機構を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成する吸着ヘッドの位置決め機構であって、グリーン
シート検査システムのローディング機構において、載置
台に対して上昇または下降し、パレットに収容された最
上部のグリーンシートを検出する光センサ部を有し、こ
の検出位置に停止する昇降機構と、昇降機構に固定さ
れ、下降する吸着ヘッドを最上部のグリーンシートに対
する適正な間隔の吸着位置に位置決めして停止するスト
ッパを配設して構成される。上記の光センサ部は、グリ
ーンシートの厚さの程度の高低差を有する上側と下側の
2組の光センサよりなり、昇降機構を上昇または下降し
て、上側の光センサがONで、かつ下側の光センサがO
FFとなる条件により、最上部のグリーンシートを検出
する。
【0007】
【作用】上記の位置決め機構においては、載置台に対し
て昇降機構の上昇または下降により、昇降機構に設けら
れた光センサ部が、パレットに収容された複数のグリー
ンシートの最上部のものを検出して停止する。昇降機構
に固定されたストッパも同時に停止し、これに対して下
降する吸着ヘッドは、ストッパにより適正な間隔の吸着
位置に位置決めされて停止し、最上部のグリーンシート
を非接触で吸着する。上記の光センサ部においては、昇
降機構の上昇または下降により、上側と下側の両光セン
サがともにONであれば、両センサとも最上部のグリー
ンシートより高い位置にあり、この反対に両センサがと
もにOFFであれば、低い位置にある。従って上側の光
センサがONで、下側の光センサをOFFとする条件に
より、最上部のグリーンシートが両センサの高低差の分
解能で検出される。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示し、(a) は平
面図、(b) は垂直断面図である。図1において、ローデ
ィング機構の載置台5は、基礎ベース52に固定された2
本のスライド棒53,54 に載置板51を固定して構成され
る。複数のグリーンシート1が収容されたパレット3
は、共通装着板4に載置されて載置板51に装着される。
装着されたパレット3は一定の高さに保持され、その上
方には吸着部6が待機する。載置台5に対して上昇また
は下降する昇降機構7を設ける。昇降機構7は、2本の
スライド棒53,54 に嵌合する2個のスライドパイプ71,7
2 と、両スライドパイプを固定し、両端に支持板731,73
2 が固定され、中心部がボールねじ74に係合した昇降板
73、およびボールねじを回転するモータ75とにより構成
される。各支持板731,732 の上面と上部に、吸着ヘッド
6に対するストッパ81,82 と、光センサ部9をそれぞれ
固定して設ける。なお、各支持板731,732 の上面には、
グリーンシート1の平面方向に対する吸着部6の位置合
わせ用の突起761,762 が設けられ、吸着部6にはこれに
嵌入する位置合わせ孔が設けられている。図2は光セン
サ部9の構成と、これに対するストッパ81,82 の位置関
係の詳細を示す。光センサ部9は、投光器911 と受光器
912 よりなる上側の光センサ91と、投光器921 と受光器
922 よりなる下側の光センサ92よりなり、両光センサ9
1,92 はグリーンシートの厚さの程度の微小な高低差に
設定される。両光センサが最上部のグリーンシート1を
検出した高さ位置において、ストッパ81,82 に吸着部6
が当接したとき、吸着ヘッド61の噴射面611 が適正な吸
着位置となるように各ストッパ81,82 の上端面の高さを
設定する。
【0009】吸着部6によるグリーンシート1の吸着方
法を説明すると、まずモータ75によりボールねじ74を回
転して昇降板73を上昇または下降し、前記した上側の光
センサ91がON、下側の光センサ92がOFFとなる検出
条件により、パレット3に収容された最上部のグリーン
シート1を検出する。このグリーンシートが検出された
位置で、モータ75の回転を制御して昇降機構7の昇降を
停止する。パネル3に対して吸着部6を下降すると、位
置合わせ孔に突起761,762 が嵌入して平面方向の位置合
わせがなされた後、吸着部6は各ストッパ81,82 に当接
して各吸着ヘッド61の噴射面611 が適切な間隔の吸着位
置に位置決めされて停止し、噴射されたエアにより最上
部のグリーンシート1が非接触で吸着される。以上によ
り吸着部6に吸着されたグリーンシート1は、検査部に
搬送されてローディングされ、空となった吸着部6は再
びパレット3の上部に戻り、次のグリーンシートに対し
て上記同様に位置決め吸着と搬送が、パネル3が空とな
るまで繰り返される。
【0010】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による位
置決め機構においては、昇降機構に設けられた光センサ
部が、パレットに収容された複数のグリーンシートの最
上部のものを正確に検出し、昇降機構と、これに固定さ
れたストッパとをこの検出位置に停止し、これに対して
下降する吸着ヘッドは、ストッパにより最上部のグリー
ンシートを非接触で吸着するに適正な吸着位置に位置決
めされて停止するもので、セラミック・グリーンシート
の検査システムに対して、パレットに収容された未検査
のグリーンシートが非接触で、確実にローディングされ
る効果には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示し、(a) は平面図、
(b) は垂直断面図である。
【図2】 図1に対する部分詳細図である。
【図3】 (a) はセラミック・グリーンシートに形成さ
れるマイクロ・キャリャー・チップ(MCC)の説明
図、(b) はグリーンシートに対する検査システムのアウ
トラインの構成図である。
【図4】 (a) はグリーンシートを収容するパレットの
外観図、(b) はグリーンシートに対する非接触エア方式
の吸着部の説明図である。
【符号の説明】
1…セラミック・シート、またはグリーンシート、1a
…マイクロ・キャリヤー・チップ(MCC)、2…グリ
ーンシートの検査システム、3…パレット、31…ベース
盤、32,33 …仕切り板、4…共通装着板、5…載置台、
51…載置板、52…基礎ベース、53,54 …スライド棒、6
…吸着部、61…吸着ヘッド、611 …噴射面、7…昇降機
構、71,72 …スライドパイプ、73…昇降板、731,732 …
支持板、74…ボールねじ、75…モータ、81,82 …ストッ
パ、9…光センサ部、91…上側光センサ、911 …投光
器、912 …受光器、92…下側光センサ、921 …投光器、
922 …受光器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体部品に使用されるセラミックのグ
    リーンシートを対象とし、複数の未検査の該グリーンシ
    ートを収容するパレットと、該パレットを載置する載置
    台、および該パレットの上部に設けられ、該収容された
    前記グリーンシートを非接触でエア吸着する吸着ヘッド
    とを具備した検査システムのローディング機構におい
    て、前記載置台に対して上昇または下降し、前記パレッ
    トに収容された最上部のグリーンシートを検出する光セ
    ンサ部を有し、該検出された最上部のグリーンシートの
    位置に停止する昇降機構と、昇降機構に固定され、前記
    下降する吸着ヘッドを、前記最上部のグリーンシートに
    対する適正な間隔の吸着位置に位置決めして停止するス
    トッパを配設して構成されたことを特徴とする、吸着ヘ
    ッドの位置決め機構。
  2. 【請求項2】 前記光センサ部は、前記グリーンシート
    の厚さの程度の高低差を有する上側と下側の2組の光セ
    ンサよりなり、前記昇降機構を上昇または下降して、該
    上側の光センサがONで、かつ下側の光センサがOFF
    となる条件により、前記最上部のグリーンシートを検出
    する、請求項1記載の吸着ヘッドの位置決め機構。
JP4134297A 1992-04-27 1992-04-27 吸着ヘッドの位置決め機構 Pending JPH05304199A (ja)

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JP4134297A JPH05304199A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 吸着ヘッドの位置決め機構

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JP (1) JPH05304199A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001301969A (ja) * 2000-04-14 2001-10-31 Komatsu Denshi Kk 板状部材の供給方法及び供給装置
JP2007109748A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Ngk Spark Plug Co Ltd 配線基板の搬送方法および搬送装置
JP2009028863A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Ihi Corp 非接触搬送装置
JP2009028862A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Ihi Corp 非接触搬送装置

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JP2009028863A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Ihi Corp 非接触搬送装置
JP2009028862A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Ihi Corp 非接触搬送装置

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