JP2001162575A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2001162575A
JP2001162575A JP35154799A JP35154799A JP2001162575A JP 2001162575 A JP2001162575 A JP 2001162575A JP 35154799 A JP35154799 A JP 35154799A JP 35154799 A JP35154799 A JP 35154799A JP 2001162575 A JP2001162575 A JP 2001162575A
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JP
Japan
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work
contact
guide
vacuum suction
air
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JP35154799A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Akashi
博 明石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】可撓性、柔軟性のワークを水平な状態にて、ま
たワーク端面を損傷、汚染させることなく、ワークを確
実に保持し搬送する。 【構成】空気を噴出することによりワークBを無接触状
態にて保持する無接触吸着具A側方にワークBの表面に
接触する真空吸着口7を備えたガイド6を設け、無接触
吸着具AがワークBを懸垂時に、真空吸着口7より空気
を吸引することによりワークBを吸着し、ワークBの水
平移動を移動を規制し搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極薄半導体ウエハ、フ
ィルム、紙等の可撓性、柔軟性ワークの搬送装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気を噴出し、ワークを無接触状
態にて搬送する無接触吸着具の例として、特開昭62−
105831号公報、特開平7−88792号公報のも
のがある。
【0003】これらの無接触吸着具では、ワークが浮遊
状態にて懸垂保持されているためワークの水平移動が自
由でありワークの搬送ができない。
【0004】このため無接触吸着具にガイドを設け、ワ
ーク側端部にガイドを接触させてワークの自由な水平移
動規制し、搬送する方法が採られている。
【0005】この方法であるとワーク端面に損傷を与え
るという問題がある。
【0006】また他の方法として無接触吸着具の底部に
設けた接触部材をワーク表面に接触させて、その摩擦力
によりワークの水平移動を規制する方法がある。
【0007】この方法では可撓性、柔軟性のあるワーク
では接触による摩擦力が弱く、またワークを水平な状態
に保って搬送が不可能という問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、可撓性、柔軟性のワークを搬送する際、ワーク端
面を損傷せず、又撓みを生じさせることなく水平状態に
て確実に搬送し得るようにすることにある。
【0009】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになる
だろう。
【課題を解決するための手段】
【0010】本願において開示される発明のうち、代表
的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0011】空気を噴出することによりワークを吸引
し、無接触状態にて懸垂保持する無接触吸着具の外側
に、前記ワーク表面に接触する真空吸着口を設けたガイ
ドを備えた搬送装置により前記問題点は解決できる。
【実施例1】
【0012】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例である搬送装置
Eを示す図である。
【0014】図2は、図1の下平面図である。
【0015】図1に示すように、円柱状の基体2の下面
を円筒状に穿孔して内部空間をクッション室4を形成
し、クッション室4の上部中央部には、高圧空気Cを導
入する空気送入口1が設けられており、基体2の下面の
クッション室4の周辺部を作動面5として無接触吸着具
Aを構成し、無接触吸着具Aの側端より突出し、下面9
が無接触吸着具AがワークBを吸引時にワークB表面に
接する位置にあるガイド6を装着して搬送装置Eを形成
する。
【0016】ガイド6の下面9には、空気Dを吸引する
真空発生装置(図示せず)に通じる真空吸着口7が設け
られている。
【0017】かような構成にて、空気送入口1より高圧
空気Cを供給すると、高圧空気Cがクッション室4、作
動面5とワークBとの間隙を通過し外部に排出する過程
において、ワークBと作動面5との距離が大なる場合、
エゼクタ作用によりクッション室4に負圧を生じワーク
Bを吸引するが、前記距離が小になれば圧力室型エアク
ッション作用により昇圧し、ワークBを引き離し、バラ
ンスした距離にてワークBを無接触状態にて懸垂保持す
る。
【0018】このときガイド6の下面9は、前記バラン
スした距離にあるワークBの表面に接している。
【0019】この状態にて真空吸着口7に接続した真空
発生装置により空気Dを吸引すると、ワークBは下面9
に密着し、ワークBの動きは規制される。
【0020】本搬送装置Eは、ロボットア−ム等の移動
部材に装着されており、所定の位置にワークBを搬送す
る。
【0021】
【実施例2】図3は、本発明の他の実施例を示す側面図
であり、図4はその下平面図である。
【0022】本発明は、無接触吸着具Aの下端の作動面
5に、突出したガイド10を設け、ガイド10のワーク
Bに接触する下面には真空吸着口11を設けて搬送装置
Fを構成する。
【0023】無接触吸着具AにてワークBを懸垂時、真
空吸着口11より空気Dを吸引することによりワークB
の移動を規制し、ワークBを所定の位置に搬送する。
【0024】ガイドの下面が接触するワークBの部所
は、製品として不要な部分、傷、汚れが付着しても問題
にならない部分、あるいは廃棄する部分を選択してい
る。
【0025】従ってワークBの損傷したり汚染されては
いけない部分には、無接触吸着具Aは無接触の状態に
て、ワークBを搬送することができる。
【0026】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の
形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0027】たとえば、ガイドにゴム状の真空吸着パッ
ド、ワークを損傷するおそれのない部材を用いても良
く、また高圧空気に変えて窒素ガス、その他の気体でも
良い。
【0028】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0029】(1)ワーク搬送時に、ワーク端面に損傷
を与えない。
【0030】(2)可撓性、柔軟性のワークを撓みの無
い水平な状態にて搬送することができる。
【0031】(3)ワーク表面のガイドが接触する部分
は、損傷あるいは汚染されてもよい箇所であるため、必
要な部分は無接触状態にて搬送が可能である。
【0032】(4)搬送中ワークがずれないので位置決
めができる。
【0033】(5)スマ−トカ−ドにもちいられる可撓
性の厚さ50μm、直径300mmの半導体ウエハを端
面を損傷することなく、また撓みを生じさせることなく
水平状態にて搬送が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面断面図である。
【図2】本発明の一実施例の下平面図である。
【図3】本発明の他の実施例の側面断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の下平面図である。
【符号の説明】
1 空気送入口 2 基体 4 クッション室 5 作動面 6 、10 ガイド 7,11 真空吸着口 9 下面 A 無接触吸着具 B ワーク C 高圧空気 D 空気 E,F 搬送装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を噴出することによりワークを吸引
    し、無接触状態にて懸垂保持する無接触吸着具の外側
    に、前記ワーク表面に接触する真空吸着口を設けたガイ
    ドを備えた搬送装置。
  2. 【請求項2】<請求項1>に記載の無接触吸着具の底面
    に、前記ワーク表面に接触する真空吸着口を設けたガイ
    ドを備えた搬送装置。
JP35154799A 1999-12-10 1999-12-10 搬送装置 Pending JP2001162575A (ja)

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