JP2009028010A - 発酵茶の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短期間に黒茶を製造する方法であって、かつ、発酵茶の特徴であるテアフラビン類とタンニンを高濃度で含量し、糖尿病改善作用を有する黒茶の製造方法を提供する。
【解決手段】茶葉または茶葉と茶の茎の混合物を発酵させる発酵茶の製造方法であって、(工程A)30〜40℃で2〜48時間の前処理発酵を行なう工程、ついで(工程B)45〜55℃で7〜40日間の発酵を行なう工程に付すことを特徴とする発酵茶の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、茶葉または茶葉と茶の茎の混合物を、2段階発酵させることを特徴とする発酵茶の製造方法に関する。以下特に断りのない限り、茶葉および茶葉と茶の茎の混合物を総称して茶葉等という。
我が国の食生活が豊かになるにつれて、高脂血症の症状を持つ成人が増加し、その結果、肥満、動脈硬化、血栓症等疾患の誘因となり問題となっている。この高脂血症の予防治療剤として、各種食品中に含有されているコレステロール低下作用が注目されてきており、そのひとつである茶類の有する機能性が注目を集めている。
例えば、発酵茶であって、中国茶の黒茶の一種であるプアール茶の脂質代謝改善作用(例えば、非特許文献1参照)、各種黒茶のコレステロール一時減少作用(例えば、非特許文献2参照)が報告されており、かかる作用を有する黒茶の抽出物からなる血糖値上昇抑制物質が知られている(例えば、特許文献1参照)。
茶葉等の抽出物には、機能性物質としてカテキン類やテアニン等が含まれる。テアフラビン類は、カテキン類やクロロゲン酸の酸化誘導体であって、茶葉等の発酵過程で生成する。このため、酵素的酸化過程を経ない緑茶の抽出物にはテアフラビン類はほとんど含まれないが、酵素的に酸化された、一般的に半発酵茶といわれるウーロン茶や紅茶、また、カビや酵母などの真菌類で発酵させた、一般的に後発酵茶といわれる黒茶の抽出物には高濃度で含まれている。
また、発酵茶の茶葉等の抽出物には、緑茶以上にタンニンが含まれる。茶葉のタンニンとしては、カテキン類の没食子酸エステル誘導体等が挙げられ、抗酸化活性等の作用が認められている。
発酵茶の中でも後発酵茶に分類される黒茶の製造には、一般的に真菌類による長期間の発酵が必要であり、数年にわたる長期間の熟成工程を経て特有の風味を有するお茶となる。本発明者の知見に基づけば、緑茶や酸化的発酵茶のウーロン茶や紅茶には認められず、後発酵茶である黒茶に認められるコレステロール低下作用や糖尿病改善作用等の生理活性を有する黒茶を製造するためには、通常約40日以上もの発酵期間を要することが判明している。
一方、本発明者らは、発酵茶を製造する際に、茶の茎の共存下で茶葉を発酵させることにより、コレステロール低下作用等の生理活性を保持したまま、短期間に黒茶を製造する方法を提案している(特許文献2参照)。
かかる状況にあっても、工業的な観点にたてば、発酵茶の特性を維持しつつ、かつ、短期間に黒茶を製造する方法の改良が望まれる。
佐野ら、1986年 Chem.Pharm.Bull(Tokyo)34、1、p221−228 Yangら、Pharmacological Reserch、Vol.35、No.6,1997:505−512 特開2002−370994号公報 特開2005−333929号公報
上記事情に鑑み、本発明は、より短期間に黒茶を製造する方法であって、かつ、発酵茶の特徴であるテアフラビン類とタンニンを高濃度で含量し、糖尿病改善作用を有する黒茶の製造方法を提供することを目的とする。
第1発明は、前記目的を達成するために、茶葉または茶葉と茶の茎の混合物を発酵させる発酵茶の製造方法であって、(工程A)30〜40℃で2〜48時間の前処理発酵を行なう工程、ついで(工程B)45〜55℃で7〜40日間の発酵を行なう工程に付すことを特徴とする発酵茶の製造方法を提供する。
第2発明は、茶葉と茶の茎の混合物が、茶葉100重量部に対して茶の茎を20〜60重量部含む請求項1記載の発酵茶の製造方法に関する。
第3発明は、前記発酵に、アスペルギルス・ニガー、アスペルギルス・オリゼーまたはリゾプス・デリマーを用いる請求項1または2記載の発酵茶の製造方法に関する。
本発明の発酵茶の製造方法によれば、発酵茶中および発酵茶の抽出物中にテアフラビンおよびタンニンを高濃度で含有し、糖尿病改善作用を有する黒茶を短期間に製造することが可能となる。
本発明に用いる茶葉や茶の茎は、中国大葉種、中国中葉種、中国小葉種、シャン種、アッサム種等の茶樹から得られる茶葉や茶の茎を使用することができる。
本発明に用いる茶葉等は、発酵処理を行う前に、茶葉等中に含まれる酵素による酸化反応等を防ぐ目的で、茶葉等を摘み取った後に速やかに加熱処理したものでもよいが、茶葉等に含まれる酵素で自己消化し、一度半発酵したウーロン茶や完全発酵した紅茶などの加工した茶葉等でもよい。
本発明の方法は、茶葉と茶の茎の混合物を発酵させることが特徴のひとつである。発酵に用いる茶葉と茶の茎の大きさは特に限定されない。そのまま使用してもよく、破砕機、粉砕機、製粉機、ボールミルなどによって裁断したものを使用してもよい。
発酵に供される茶葉等は、発酵前に霧吹き等で加湿し、水分量を30〜60重量%とすることが好ましく、30〜50重量%とすることがより好ましい(全量100重量%)。発酵前の水分量が30重量%未満であると、発酵が十分に進まない傾向があり、60重量%を超えると、雑菌により腐敗してしまうため好ましくない。
発酵終了時の水分量は、15〜30重量%であることが好ましく、16〜20重量%がより好ましい(全量100重量%)。発酵終了時の水分量が30重量%を超えると、腐敗を生じる傾向があり、15重量%未満であると、発酵が十分に進行しない傾向がある。
本発明の方法は、工程A、ついで行なう工程Bの2段階発酵からなる。工程Aにおける前処理発酵温度は、30〜40℃であり、好ましくは32〜39℃であり、特に好ましくは35〜38℃である。工程Aの発酵温度が30℃未満であると、速やかに発酵を開始できず長期間の発酵期間が必要となるため、工程Bにおいて40日間以内では発酵を終了することができない。工程Aの発酵温度が40℃を超えると、局所的に発酵が過度に進行するため、菌糸の成長がごく一部のところに集中する。その結果、茶葉等が粘着することによって通気性が悪くなり、逆に胞子を形成して茶葉全体に菌糸をのばすことができなくなるため、工程Bにおいて茶葉全体で均一に発酵が進まない。
工程Aの前処理発酵時間は2〜48時間であり、好ましくは2〜36時間である。工程Aの発酵時間が2時間未満であると、速やかに発酵を開始することができず長期間の発酵期間が必要となるため、工程Bにおいて40日間以内では発酵を終了することができない。工程Aの発酵時間が48時間を越えると、工程Bの発酵を制御することが困難となり、発酵の中断や腐敗の原因となるため好ましくない。
工程Aの後、発酵熱による自然昇温または加熱昇温により工程Bにおける発酵温度へ到達せしめる。工程Bにおける発酵温度は、45〜55℃であり、好ましくは46〜52℃である。工程Bの発酵温度が45℃未満であると、発酵が十分に進まず、目的とする黒茶を短期間で得ることができない。工程Bの発酵温度が55℃を超えると、真菌が死滅するため発酵が進まず好ましくない。
工程Bの発酵期間は、7〜40日間であり、好ましくは10〜38日間である。工程Bの発酵期間が7日間未満であると、発酵が十分ではなく、目的とする黒茶を得ることができない。工程Bの発酵期間が40日間を超えると、腐敗が進行しやすくなるため好ましくない。
本発明に用いる茶葉と茶の茎の混合物は、茶葉100重量部に対して茶の茎を20〜60重量部含むことが好ましく、30〜40重量部含むことがより好ましい。茶葉100重量部に対して茶の茎が20重量部未満では、発酵時の通気性が低下する傾向がある。茶葉100重量部に対して茶の茎が60重量部を超えると、茶葉の存在量が少なくなり、茶葉からの有効成分(テアフラビン類やタンニン)生成量が減少する傾向がある。
本発明の方法により茶葉等を微生物の作用により発酵させる際には、発酵茶特有の風味と成分を十分に得るため、真菌の作用により発酵させることが好ましい。本発明で使用することのできる真菌としては、Aspergillus属またはRhizopus属に属する真菌が挙げられる。これらのなかで、発酵によりテアフラビン類やタンニンを十分に生成させるためには、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)、アスペルギルス・オリゼー(Aspergillus oryzae)およびリゾプス・デリマー(Rhizopus delemar)が好ましい。発酵に使用する真菌は1種または2種以上を混合して用いることができる。
これらの菌株は、独立行政法人製品評価技術基盤機構、ATCC等の菌株分譲機関や種菌株販売会社、例えば、株式会社秋田今野商店等から入手することができる。
本発明において、茶葉等に真菌を植菌するには、茶葉等と真菌の胞子をそのまま粉体混合する方法、真菌の胞子を予め小麦粉、米粉、大麦粉等の食品賦型剤と混合し、真菌胞子を希釈した後に茶葉等と混合する方法、真菌の胞子を生理食塩水等で懸濁状態にして、茶葉等に吹き付ける方法などを挙げることができる。
本発明では、茶葉等100重量部に対し、真菌0.001〜1重量部を植菌することにより発酵を開始することが好ましく、0.01〜0.5重量部がより好ましい。真菌の植菌量が0.001重量部未満では、十分に発酵が進まないことがあり、1重量部を超えると、製造コストがかかり過ぎるという経済的観点から好ましくない。
真菌を植菌された茶葉等は、発酵室内のベッド上で発酵することができる。得られた発酵茶の成分は、例えば、発酵茶葉等を抽出タンクに入れ、水または熱水を添加して抽出することができる。得られた抽出液は、遠心分離による固液分離の処理後、フィルタープレスにより異物等を除去し、抽出物が得られる。かかる抽出物は濃縮し、または、さらに乾燥させることができる。かかる濃縮方法としては、特に限定されないが、減圧濃縮、膜濃縮、凍結濃縮等が挙げられ、乾燥にはスプレードライ、フリーズドライ、ニーダー、ナウターミキサーなどの装置を用いて粉末化することができる。得られた濃縮液または粉末は、液状または粉末エキスとして、そのまま、または他の食品に添加して機能性食品として利用することができる。
このようにして得られた、茶葉等の抽出物はα−グルコシダーゼ阻害活性を示す。生体は摂取したでんぷんや糖類をそのまま吸収することができず、単糖に分解しないと吸収することができない。α−グルコシダーゼは、この分解に関与する重要な酵素で、小腸の粘膜上に存在し、摂取したでんぷんから生成するマルトースやスクロースを単糖に分解する唯一の酵素であり、従って本酵素を阻害する物質は、糖分の吸収を阻害することで、血糖値の上昇を抑制し、さらには糖尿病改善作用を示す。実際に、α−グルコシダーゼ作用を有する阻害剤は医薬品(アカルボースやボグリボース等)として使用されている。
上記エキスを添加することのできる食品は、特に限定されないが、以下のものを例示することができる。
(1)農水産加工品
はるさめ、こしあん、こんにゃく、パン、麺類(即席めん、パスタ、生めん、乾めん)、餅、シリアル食品、大豆加工品(豆腐、豆乳、納豆、凍豆腐)、水産加工品(練り製品、蒲鉾、かに風味蒲鉾、魚肉ハム、魚肉ソーセージ、魚肉ウィンナー、ふりかけ、お茶づけのり)、卵含有食品(スープ、丼等)、缶詰(オイルサーディン、焼鳥)、レトルト食品(カレー、シチュー、スパゲッティー等)。
(2)乳製品
牛乳、加工乳、乳酸菌飲料、バター、チーズ、練乳、粉乳。
(3)菓子
ケーキ、ムース、デザート、アイスクリーム、飴、チョコレート、グミ、キャンディー、クッキー、ウエハース、ゼリー。
(4)調味料
味噌、醤油、うま味風味調味料、粉末天然調味料、ソース、ドレッシング、焼肉のたれ、みりん、カレー、シチュー、香辛料、スパイス、ヨーグルト。
(5)飲料
清涼飲料(炭酸飲料、果実飲料、スポーツドリンク、栄養飲料)、嗜好飲料(コーヒー、ココア、麦汁)。
(6)健康食品(栄養補助食品)
サポニン含有食品(オタネニンジン根含有食品、エゾウコギ含有食品)、糖含有食品(フラクトオリゴ糖含有食品、イソマルトオリゴ糖含有食品、ガラクトオリゴ糖含有食品)、多糖類(シイタケ含有食品、ムコ多糖・蛋白含有食品、コンドロイチン硫酸含有食品、マンネンタケ(霊芝)含有食品)、キチン・キトサン含有食品)、ミネラル含有食品(カルシウム含有食品、アルファルファ含有食品、プルーンエキス食品、ベータカロチン含有食品)、油脂含有食品、ビタミンE含有油脂、麦(小麦、鳩麦)胚芽油、大豆胚芽油、米胚芽油、エイコサペンタン酸含有食品、大豆レシチン含有食品、ガンマリノレン酸含有食品(月見草油、ボラージ油)、ドコサヘキサエン酸含有食品、蛋白質含有食品(大豆蛋白質含有食品、カゼイン、ホエー蛋白、鯉加工食品)、タウリン含有食品(牡蠣加工食品、シジミ加工食品)。
(7)その他
スッポン加工食品、アミノ酸代謝異常用食品、流動食(病食)。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
中国大葉種の茶葉を収穫し、該茶葉を直火の釜に入れて、90℃で25分間焙煎釜炒りした。放冷後、霧吹きを用いて温水を噴霧して水分量を32重量%(全量100重量%)、また茶葉の温度を37℃としたあと、発酵室に入れ、アスペルギルス・ニガー(焼酎用黒麹菌、(株)秋田今野商店製)を、茶葉100重量部に対し、0.1重量部を添加し十分に混合した。発酵室内の温度を35℃として、そのままの温度で、24時間前処理発酵させた(工程A)。ついで、発酵室内の温度が50℃まで自然昇温した後、そのままの温度50℃で24日間発酵させた(工程B)。
得られた発酵茶198gを抽出タンクに入れ、水1000mLを添加し、120℃で1時間加熱して、粗抽出液1150mLを得た。この粗抽出液を遠心分離後、フィルタープレスすることにより異物を除去し抽出液を得た。この抽出液を濃縮後凍結乾燥して、抽出物41gを得た。得られた発酵茶100gあたりの抽出物量は20.7gであった(表1参照)。
テアフラビン類量の測定
上記抽出物を再度水に溶解し、逆相系カラムによるHPLC分析によりテアフラビン類量を測定した。結果を、前記抽出物1g中に含まれるテアフラビン量(mg)および原料の茶葉100gあたりのテアフラビン量(mg)として表2に示す。
タンニン量の測定
上記抽出物を再度水に溶解し、酒石酸鉄法に基づく比色法により総タンニン量を測定した。結果を、前記抽出物100g中に含まれるタンニン量(g)および原料の茶葉100gあたりのタンニン量(g)として表2に示す。
酵素(α−グルコシダーゼ)活性の測定
反応液組成は、60mM基質溶液(シュクロースを0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH6.3)に溶解したもの)0.7mL、被験物質溶液(上記抽出物を50重量%ジメチルスルホキシド水溶液に溶解したもの)0.2mLおよび酵素液(ラット小腸アセトンパウダー(シグマ社製)を100mg/mLで0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH6.3)に溶解したもの)0.1mL(合計1.0mL)とした。反応液中での上記抽出物濃度は10mg/mLとした。この反応液を37℃、15分間反応させ、2Mトリス塩酸緩衝液(pH7.0)1.5mlを加えることにより反応を停止させ、試験液とした。
上記酵素反応により生成したグルコース量は、市販キット(グルコースBテストワコー(和光純薬(株)製)により測定した。96穴マイクロプレートに1穴あたりキット発色試薬200μLおよび上記試験液50μLを加え、37℃で30分間インキュベートした後、マイクロプレートリーダ(BIO RAD社製、MODEL550)で490nmの吸光度を測定した。上記反応液において、基質溶液にかえて0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH6.3)を加えた場合の吸光度をブランク値とし、前記吸光度値よりブランク値を差し引いた値をA490sとした。被験液にかえて50重量%ジメチルスルホキシド水溶液を加えた場合の吸光度をコントロール値(A490c)とし、下式によりα−グルコシダーゼ阻害活性を求めた。測定は2回行い、平均値を測定値とした。
α−グルコシダーゼ阻害活性(%)=[(A490c−A490s)/A490c]×100
結果を表2に示す。
実施例2〜6
実施例1における茶葉を、茶葉100重量部に対し茶の茎を20重量部(実施例2)、30重量部(実施例3)、40重量部(実施例4)、50重量部(実施例5)または60重量部(実施例6)含有する茶葉と茶の茎の混合物に変更したほかは、実施例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。
比較例1
実施例1における茶葉を、茶葉100重量部に対し茶の茎を70重量部含有する茶葉と茶の茎の混合物に変更したほかは、実施例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。
実施例2〜6および比較例1について、得られた抽出物量を表1に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表2に示す。
Figure 2009028010
表1によると、茶の茎の含有量を、茶葉100重量部に対し60重量部まで増加させても(実施例1〜6)、抽出物量の低下は認められなかった。茶の茎の含有量が、茶葉100重量部に対し70重量部である比較例1では、抽出物量が低下することがわかる。
Figure 2009028010
表2によると、茶の茎の含有量を、茶葉100重量部に対し60重量部まで増加させても(実施例1〜6)、テアフラビン類含量およびタンニン含量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性の低下は認められなかった。茶の茎の含有量が、茶葉100重量部に対し70重量部である比較例1では、テアフラビン類含量、タンニン含量および抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性のいずれとも低下する傾向を示すことがわかる。
実施例7〜11
実施例1における茶葉を、茶葉100重量部に対し茶の茎を30重量部含有する茶葉と茶の茎の混合物に変更し、工程Aを、32℃で2時間(実施例7)、32℃で36時間(実施例8)、35℃で19時間(実施例9)、38℃で5時間(実施例10)および38℃で48時間(実施例11)行なったほかは、実施例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。
比較例2および3
実施例1における茶葉を、茶葉100重量部に対し茶の茎を30重量部含有する茶葉と茶の茎の混合物に変更し、工程Aを、25℃で36時間(比較例2)および45℃で48時間(比較例3)行なったほかは、実施例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。
実施例7〜11ならびに比較例2および3について、得られた抽出物量を表3に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表4に示す。
Figure 2009028010
表3によると、工程Aの発酵温度が30〜40℃の範囲であって、発酵時間が2〜48時間の範囲にある実施例7〜11では、得られる抽出物量が多く、発酵が十分に進行していることが示される。一方、工程Aの発酵温度が25℃である比較例2および45℃である比較例3では、得られる抽出物量が減少することがわかる。
Figure 2009028010
表4によると、工程Aの発酵温度が30〜40℃の範囲であって、発酵時間が2〜48時間の範囲にある実施例7〜11では、テアフラビン類含量およびタンニン含量の高い発酵茶が得られることがわかる。また、実施例7〜11における抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性も高いことが示される。一方、工程Aの発酵温度が25℃である比較例2および45℃である比較例3では、テアフラビン類含量、タンニン含量およびα−グルコシダーゼ阻害活性はいずれも低下することが示され、特に、工程Aの発酵温度が高い比較例3において顕著に示される。
実施例12〜17
実施例1における茶葉を、茶葉100重量部に対し茶の茎を30重量部含有する茶葉と茶の茎の混合物に変更し、工程Bを47℃で8日間(実施例12)、47℃で38日間(実施例13)、50℃で32日間(実施例14)、52℃で20時間(実施例15)、54℃で7日間および54℃で38日間行なったほかは、実施例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。
比較例4および5
実施例1における茶葉を、茶葉100重量部に対し茶の茎を30重量部含有する茶葉と茶の茎の混合物に変更し、工程Bを42℃で8日間(比較例4)および58℃で38日間(比較例5)行なったほかは、実施例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。
実施例12〜17ならびに比較例4および5について、得られた抽出物量を表5に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表6に示す。
Figure 2009028010
表5によると、工程B発酵温度が45〜55℃の範囲であって、発酵期間が7〜40日間の範囲にある実施例12〜17では、得られる抽出物量が多く、発酵が十分に進行していることが示される。一方、工程Bの発酵温度が42℃である比較例4および58℃である比較例5では、得られる抽出物量が減少することがわかる。
Figure 2009028010
表6によると、工程B発酵温度が45〜55℃の範囲であって、発酵期間が7〜40日間の範囲にある実施例12〜17では、テアフラビン類含量およびタンニン含量の高い発酵茶が得られることがわかる。また抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性も高いことが示される。一方、工程Bの発酵温度が42℃である比較例4および58℃である比較例5では、テアフラビン類含量、タンニン含量およびα−グルコシダーゼ阻害活性はいずれも低下することが示され、特に、工程Bの発酵温度が高い比較例5において、α−グルコシダーゼ阻害活性の低下が顕著に示される。
実施例18〜22
アスペルギルス・ニガーの添加量を、茶葉100重量部に対し、0.8重量部(実施例18)、0.2重量部(実施例19)、0.05重量部(実施例20)、0.01重量部(実施例21)または0.001重量部(実施例22)としたほかは、実施例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。
比較例6
アスペルギルス・ニガーの添加量を、茶葉100重量部に対し、0.0005重量部としたほかは、実施例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。
実施例18〜22および比較例6について、得られた抽出物量を表7に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表8に示す。
Figure 2009028010
表7によると、茶葉100重量部に対し、アスペルギルス・ニガーの添加量が0.001〜0.8重量%の範囲では(実施例18〜22)、得られる抽出物量に大きな差は認められないが、アスペルギルス・ニガーの添加量が0.0005重量部では(比較例6)、抽出物量が低下することがわかる。
Figure 2009028010
表8によると、茶葉100重量部に対し、アスペルギルス・ニガーの添加量が0.001〜0.8重量%の範囲では(実施例18〜22)、テアフラビン類含量およびタンニン含量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性の低下は認められなかった。アスペルギルス・ニガーの添加量が0.0005重量部である比較例6では、テアフラビン類含量、タンニン含量および抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性のいずれとも低下する傾向を示すことがわかる。
比較例7〜11
中国大葉種の茶葉を収穫し、該茶葉を直火の釜に入れて、90℃で25分間焙煎釜炒りした。放冷後、霧吹きを用いて温水を噴霧して水分量を32重量%(全量100重量%)、また茶葉の温度を37℃とした後発酵室に入れ、アスペルギルス・ニガー(焼酎用黒麹菌、(株)秋田今野商店製)を、茶葉100重量部に対し、0.1重量部を添加し十分に混合した。この混合物を、35℃で24時間(比較例7)、25℃で7日間(比較例8)、25℃で38日間(比較例9)、54℃で7日間(比較例10)および54℃で38日間(比較例11)発酵させた。
得られた発酵茶は、実施例1と同様の方法により抽出物を得た。比較例7〜11について、得られた抽出物量を表9に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表10に示す。
Figure 2009028010
Figure 2009028010
発酵時間の短い比較例7、また発酵温度の低い比較例8および9は、表9によれば、抽出物量は少なく、表10によれば、テアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性も低値を示すことがわかる。
比較例10および11は、それぞれ実施例16および17において、工程Aに係る発酵工程を経ないで発酵をおこなったものに相当する。表9によると、比較例10および11は実施例16および17に比較して抽出物量は少なく、工程Aを伴わないと早期に発酵が進行しないことが明らかとなった。また表10によれば、工程Aを伴わないとテアフラビン類含量、タンニン含量およびα−グルコシダーゼ阻害活性はいずれも低値を示すことがわかる。
実施例23〜28および比較例12
発酵に使用する真菌を、アスペルギルス・ニガーにかえて、アスペルギルス・オリゼー(別選味噌用、樋口松ノ助商店製)としたほかは、実施例1〜6および比較例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。得られた抽出物量を表11に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表12に示す。
Figure 2009028010
表11によると、アスペルギルス・オリゼーを用いて茶葉等を発酵させても、茶の茎の含有量が茶葉100重量部に対し60重量部以下の範囲で(実施例23〜28)、抽出物量の低下は認められなかった。茶の茎の含有量が、茶葉100重量部に対し70重量部である比較例12では、抽出物量が低下することがわかる。
Figure 2009028010
表12によると、茶の茎の含有量を茶葉100重量部に対し60重量部まで増加させても(実施例23〜28)、タンニン含量の低下は認められず、抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性も高値を示した。一方、茶の茎の含有量が、茶葉100重量部に対し70重量部である比較例12では、テアフラビン類含量、タンニン含量および抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性のいずれとも低下する傾向を示すことがわかる。
比較例13〜17
発酵に使用する真菌を、アスペルギルス・ニガーにかえて、アスペルギルス・オリゼー(別選味噌用、樋口松ノ助商店製)としたほかは、比較例7〜11と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。得られた抽出物量を表13に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表14に示す。
Figure 2009028010
Figure 2009028010
アスペルギルス・オリゼーを用いて発酵させても、発酵時間の短い比較例13、また発酵温度の低い比較例14および15は、抽出物量は少なく、テアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性も低値であることがわかる(表13および14)。さらに、工程Aを経ないで発酵させると(比較例16および17)、抽出物量、テアフラビン類含量、タンニン含量およびα−グルコシダーゼ阻害活性はいずれも低値であることがわかる(表13および14)。
実施例29〜34および比較例18
発酵に使用する真菌を、アスペルギルス・ニガーにかえて、リゾプス・デリマー(ATCC34612)としたほかは、実施例1〜6および比較例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。得られた抽出物量を表15に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表16に示す。
Figure 2009028010
表15によると、リゾプス・デリマーを用いて茶葉等を発酵させると、茶の茎の含有量が、茶葉100重量部に対し60重量部以下の範囲で(実施例29〜34)、抽出物量の低下は認められなかった。
Figure 2009028010
表16によると、茶の茎の含有量を茶葉100重量部に対し60重量部まで増加させても(実施例29〜34)、タンニン含量の低下は認められず、抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性も高値を示した。一方、茶の茎の含有量が、茶葉100重量部に対し70重量部である比較例18では、テアフラビン類含量、タンニン含量および抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性のいずれとも、低下する傾向を示すことがわかる。
比較例19〜23
発酵に使用する真菌を、アスペルギルス・ニガーにかえて、リゾプス・デリマー(ATCC34612)としたほかは、比較例7〜11と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。得られた抽出物量を表17に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表18に示す。
Figure 2009028010
Figure 2009028010
リゾプス・デリマーを用いて発酵させても、発酵時間の短い比較例19、また発酵温度の低い比較例20および21では、抽出物量は少なく、テアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性も低値であることがわかる(表17および18)。さらに、工程Aを経ないで発酵させると(比較例22および23)、抽出物量、テアフラビン類含量、タンニン含量およびα−グルコシダーゼ阻害活性はいずれも低値であることがわかる(表17および18)。
比較例24〜29
発酵に使用する微生物を、アスペルギルス・ニガーにかえて、納豆菌(Bacillus natto)(ATCC15245)としたほかは、実施例1〜6および比較例1と同様の方法で発酵させ、抽出物を得た。得られた抽出物量を表19に、実施例1と同様にして測定したテアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性を表20に示す。
Figure 2009028010
Figure 2009028010
納豆菌を用いると茶葉等の発酵は進行せず、抽出物量は少なく、テアフラビン類量およびタンニン量ならびに抽出物のα−グルコシダーゼ阻害活性も低値であることがわかる(表19および20)。

Claims (3)

  1. 茶葉または茶葉と茶の茎の混合物を発酵させる発酵茶の製造方法であって、(工程A)30〜40℃で2〜48時間の前処理発酵を行なう工程、ついで(工程B)45〜55℃で7〜40日間の発酵を行なう工程に付すことを特徴とする発酵茶の製造方法。
  2. 前記混合物が、茶葉100重量部に対して茶の茎を20〜60重量部含む請求項1記載の発酵茶の製造方法。
  3. 前記発酵に、アスペルギルス・ニガー、アスペルギルス・オリゼーまたはリゾプス・デリマーを用いる請求項1または2記載の発酵茶の製造方法。
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