JP2008296472A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイから一枚ずつ用紙を取り出して記録位置に搬送し、記録位置にて用紙に画像を形成する装置において、スループットを向上させながらも、各用紙を斜行補正して記録位置に搬送できるようにする。
【解決手段】本装置は、印刷対象データが入力されると、用紙を一枚トレイから取り出して、用紙を記録位置手前に設置された搬送ローラとピンチローラとの接点であるレジスト位置まで搬送した後(S110)、搬送ローラを断続的に回転させ、用紙を記録位置へ所定量ずつ送り出す(S200)。記録位置では、用紙を送り出す度、記録ヘッドを走査し、用紙の上記所定量分の領域に、印刷対象データに基づく画像を形成する(S180)。そして、用紙後端がレジスト位置を抜けると、後続用紙の待機位置からの搬送を開始し(S145)、記録ヘッドを走査して印刷処理を実行している間に、後続用紙をレジスト位置に突き当て、斜行補正しながら後続用紙を供給する。
【選択図】図3

Description

本発明は、トレイから一枚ずつ記録シートを取り出し、取り出した記録シートに対して、記録ユニットを通じ画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、記録シートとしては、A4用紙などの規格サイズの記録シートが知られ、画像形成装置としては、これらの記録シートを、給紙トレイから一枚ずつ取り出し、取り出した記録シートに、画像を形成するものが知られている。
インクジェットプリンタに代表される上記種類の画像形成装置では、印刷対象のデータを印刷処理して記録シートに画像を形成する際、記録シートが複数枚必要になる場合がある。この場合、画像形成装置では、給紙トレイから記録シートを一枚取り出し、取り出した記録シートを所定の記録位置へと搬送し、当該記録位置にて、記録シートに画像を形成する動作を、繰返し実行することにより、複数枚の記録シートに画像を形成する。
また、従来の画像形成装置が備える記録シートの搬送機構としては、給紙トレイに載置された記録シートに当接する給紙ローラを備えると共に、給紙ローラより搬送路下流側であって上記記録位置より搬送路上流側に搬送ローラを備え、更に、上記記録位置より搬送路下流側に排紙ローラを備え、これらのローラにより、記録シートを搬送するものが知られている。
この種の画像形成装置では、給紙ローラの回転により、給紙トレイに載置された記録シートを、搬送路上流側へと搬送し、給紙トレイから供給された記録シートを、搬送ローラで挟持して、搬送ローラの回転により、記録シートを画像の記録位置へと搬送する。そして、画像形成後の記録シートを、排紙ローラにて挟持し、排紙ローラの回転により、画像形成後の記録シートを排紙する。
ところで、複数枚の記録シートに及ぶ連続印刷を実現する方法としては、一枚の記録シートの画像形成が完了し、記録シートを排紙した時点で、新たな記録シートを、給紙トレイから搬送する方法が従来知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような方法で連続印刷を実現する場合には、先に搬送した記録シートへの画像形成が完了した後、記録シートの排紙が完了するまでの時間、新たな記録シートへの画像形成動作を実行することができない。従って、上記方法では、連続印刷時のスループット(所定時間内に印刷できる記録シートの枚数)が無駄に制限されてしまうといった問題がある。
一方、従来装置としては、このような問題に対処するため、先に搬送した記録シートへの画像形成動作が完了していなくても、所定条件が満足されると、新たな記録シートの搬送を開始する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この種の画像形成装置では、先に搬送した記録シートの排紙を待たずに、次の記録シートの搬送を開始するため、先に搬送した記録シートへの画像形成後、迅速に、次の記録シートへの画像形成動作を開始することができ、連続印刷時のスループットが向上する。
特開2005−96450号公報(段落[0003]) 特開2004−82640号公報
しかしながら、先に搬送した記録シートに対する画像形成動作の完了を待たずに、次の記録シートの搬送を開始する従来の画像形成装置では、2枚目以降の記録シートに対して、斜行補正を行うことができず、記録位置に記録シートが斜めに移動して、画像が斜めに印刷されたり、紙詰まりが発生する可能性があった。
一般的に、斜行補正は、記録シートを挟持する搬送ローラの当該挟持位置に、記録シートを突き当て、記録シートを撓ませる程度まで搬送することにより実現される。ここで、記録シートを撓ませるためには、搬送ローラにより記録シートが搬送路下流側に搬送されないようにする必要があり、搬送ローラが停止している期間に、記録シートを搬送ローラに突き当てる必要がある。
しかしながら、従来の画像形成装置では、先に搬送した記録シートへの画像形成途中に、次の記録シートを搬送する程度であるため、搬送ローラが回転している期間に、記録シートが搬送ローラに供給されてしまい、記録シートを搬送ローラに突き当て、斜行補正をすることができないといった問題があった。
特に、搬送ローラが排紙ローラと連動する画像形成装置では、排紙動作が完了するまで、搬送ローラが回転する。従って、従来手法では、排紙動作が完了するまで待たなければ、後続記録シートの斜行補正を行うことができず、スループットを向上させながらも、斜行補正を行うことができないといった問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、スループットを向上させながらも、斜行補正を行うことが可能な技術を、提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた本発明(請求項1記載)の画像形成装置は、シート供給ユニットと、記録ユニットと、シート搬送ユニットと、シート排出ユニットと、主制御手段と、供給制御手段と、を備える。
シート供給ユニットは、トレイに載置された記録シートを、搬送路下流側に搬送するものであり、記録ユニットは、シート供給ユニットより搬送路下流側に位置し、シート供給ユニットの動作によりトレイから搬送されてきた記録シートの表面に、画像を形成するものである。
また、シート搬送ユニットは、記録ユニットによって画像形成が行われる記録位置より搬送路上流側であってシート供給ユニットより搬送路下流側に位置し、シート供給ユニットを通じて搬送されてきた記録シートを、搬送ローラにより挟持して、搬送ローラの回転により、記録シートを、記録位置へと搬送するものである。
この他、シート排出ユニットは、記録位置より搬送路下流側に位置し、シート搬送ユニットにより搬送されてきた記録ユニットによる画像形成後の記録シートを、シート搬送ユニットが有する搬送ローラと連動して回転する排出ローラにより挟持し、排出ローラの回転により、記録シートを、搬送路下流側に排出するものである。
この画像形成装置において、主制御手段は、シート搬送ユニット及びシート排出ユニットを制御し、シート搬送ユニットが有する搬送ローラ及びシート排出ユニットが有する排出ローラを断続的に回転させて、所定量ずつ記録シートを上記記録位置へと搬送すると共に、搬送ローラ及び排出ローラが回転していない期間、換言すると、記録シートが静止している期間に、記録ユニットを制御し、記録ユニットに、記録シートに対して画像を形成させる。
一方、供給制御手段は、シート供給ユニットを制御し、シート供給ユニットに、トレイに載置された記録シートを、搬送ローラにより記録シートが挟持される搬送ローラの挟持位置まで搬送させて、搬送ユニットに記録シートを供給する。
また、特に、本発明の供給制御手段は、先に搬送ユニットに供給した記録シートに対する画像形成動作が完了する前に、新たな記録シートを搬送ユニットに供給する場合、シート供給ユニットに、上記断続的に回転する搬送ローラの非回転期間中に、新たな記録シートを当該挟持位置に突き当てさせて、当該新たな記録シートの斜行を矯正しつつ、搬送ユニットに記録シートを供給する。
このように構成された本発明の画像形成装置によれば、先に搬送した記録シートに対する画像形成動作が完了しておらず、搬送ローラ及び排紙ローラが断続的に動作している期間にも、搬送ローラ及び排紙ローラの回転が停止する期間を狙って、新たな記録シートを搬送することにより、記録シートの突き当て動作を実現する。
従って、本発明の画像形成装置によれば、適当に次の記録シートを搬送ユニットに供給する従来装置とは異なり、先に搬送した記録シートに対する画像形成動作が完了していない期間にも、斜行を矯正して、新たな記録シートを搬送ユニットに供給することができる。即ち、本発明によれば、斜行を矯正しつつも、連続印刷時のスループットを向上させることができる。
よって、本発明によれば、スループット及び印字品質に優れた高性能な画像形成装置を、消費者に提供することができる。
尚、スループットを向上させながらも、斜行補正により、新たな記録シートを搬送ユニットに精度よく供給するには、先に搬送した記録シートの後端が、搬送ローラの挟持位置を通過した時点で、新たな記録シートの突き当て動作を実行するように、画像形成装置を構成するとよい。
即ち、画像形成装置には、搬送ユニットにより搬送路下流側へと搬送された記録シートの後端が、搬送ローラの挟持位置を通過したか否かを判定する挟持位置通過判定手段を設け、供給制御手段は、挟持位置通過判定手段により、記録シートの後端が搬送ローラの挟持位置を通過したと判定されると、新たな記録シートを、シート供給ユニットに、搬送ローラの挟持位置まで搬送させ、上記新たな記録シートを当該挟持位置に突き当てさせる構成にされるとよい(請求項2)。
このように画像形成装置を構成すれば、スループットを向上させながらも、後続の記録シートの斜行補正を精度よく実現することができ、一層、高性能な画像形成装置を消費者に対して提供することができる。
また、記録シートの搬送に際しては、先に搬送した記録シートの後端領域と重なるようにして、後続の記録シートを搬送してもよいが、そうすると、後続の記録シートが、先に搬送した記録シートとの摩擦力により、先に搬送した記録シートにつられて移動してしまう可能性があり、後続の記録シートの搬送制御を高精度に実現することができなくなる。
従って、供給制御手段は、挟持位置通過判定手段により、記録シートの後端が、搬送ローラの挟持位置を通過したと判定された時点で、新たな記録シートのトレイからの搬送を、シート供給ユニットに、開始させる構成にされるとよい。このようにして、新たな記録シートの搬送を開始すれば、先に搬送した記録シートと後続の記録シートが重なるのを防止することができて、後続の記録シートの搬送制御を高精度に実現することができる。
但し、先の記録シートが搬送ローラの挟持位置を通過した時点で、新たな記録シートをトレイから搬送する方法では、トレイから上記挟持位置までの搬送に要する時間分、先に搬送した記録シートとの空き領域ができて、スループットが劣化する。
従って、より好ましくは、供給制御手段を、次のように構成するとよい。即ち、供給制御手段は、挟持位置通過判定手段により、記録シートの後端が、搬送ローラの挟持位置を通過したと判定される前に、シート供給ユニットを制御して、シート供給ユニットに、新たな記録シートのトレイからの搬送を、開始させる構成にされるとよい(請求項3)。このように、画像形成装置を構成すれば、無駄なく、後続の記録シートを搬送することができて、連続印刷時のスループットが向上する。
特に、先に搬送した記録シートの後端が、搬送ローラの挟持位置を通過する前に、当該先に搬送した記録シートと後続の記録シートが重ならないタイミングで、新たな記録シート(後続の記録シート)のトレイからの搬送を、開始するようにすれば、スループットを向上させつつも、後続の記録シートの搬送制御を高精度に実現することができる。
また、上述の供給制御手段は、具体的に、次のように構成することができる。即ち、供給制御手段は、シート供給ユニットに、トレイに載置された記録シートを搬送させて、この記録シートの先端を、一旦、搬送ローラの挟持位置より搬送路上流側の所定の待機位置に配置させ、その後、シート供給ユニットに、待機位置まで搬送された記録シートを、上記搬送ローラの非回転期間中に、搬送ローラの挟持位置まで搬送させて、記録シートを当該挟持位置に突き当てさせる構成にすることができる(請求項4)。
このように記録シートを一旦待機位置まで搬送して、その待機位置から、搬送ローラの非回転期間を狙って、記録シートの突き当て動作を実行するようにすれば、トレイからの搬送開始時から、搬送ローラの非回転期間を狙って、記録シートの搬送を制御する場合よりも、搬送ローラの非回転期間に、時間的余裕をもって、精度よく、記録シートを、搬送ローラの挟持位置に搬送して、突き当て動作を実現することができる。
また、供給制御手段は、「記録シートの後端が搬送ローラの挟持位置を通過する前」の時点として、「記録シートの後端が待機位置を通過した」時点で、新たな記録シートのトレイからの搬送を、シート供給ユニットに開始させる構成にされるとよい。
即ち、画像形成装置には、搬送ユニットに供給された記録シートの後端が上記待機位置を通過したか否かを判定する待機位置通過判定手段を設け、供給制御手段は、待機位置通過判定手段により、記録シートの後端が待機位置を通過したと判定された時点で、新たな記録シートのトレイからの搬送を、シート供給ユニットに開始させる構成にされるとよい(請求項5)。
このように構成された画像形成装置によれば、先に搬送した記録シートと後続の記録シートが重ならないタイミングで、新たな記録シート(後続の記録シート)のトレイからの搬送を、開始することができ、効率的に、スループットを向上させることができる。
また、上述の画像形成装置において、供給制御手段は、シート供給ユニットに、搬送ローラの上記非回転期間の開始直後から、上記待機位置まで搬送された記録シートを、搬送ローラの挟持位置まで搬送させる構成にされるとよい(請求項6)。このように、供給制御手段を構成すれば、断続的に到来する非回転期間を、最大限有効に活用して、斜行補正を行うことができる。
また、記録シートへの画像形成動作実行中に、次の記録シートを搬送する技法では、当該先に搬送した記録シートへの画像形成動作で最終頁の印刷が完了して、搬送を開始した後続の記録シートの当該搬送が不要になる場合があるが、この場合に、後続の記録シートを、搬送途中で、そのままにすると、湾曲した搬送路の影響を受けて、記録シートの形状に癖がついてしまう。
従って、上記の画像形成装置は、次のように構成されるとよい。即ち、画像形成装置には、新たな記録シートの搬送ユニットへの供給が不要であるか否かを判定する要否判定手段を設け、供給制御手段は、要否判定手段により新たな記録シートの搬送ユニットへの供給が不要であると判定されると、シート供給ユニットに、搬送途中の記録シートを、トレイまで後退させる構成にされるとよい(請求項7)。
このように画像形成装置を構成すれば、不要な記録シートを元の位置まで戻すことができ、後続の記録シートに癖がついてしまうのを防止することができる。
以下に本発明の実施例について、図面と共に説明する。
図1は、本実施例のインクジェットプリンタ1の構成を表す断面図であり、図2は、インクジェットプリンタ1の電気的構成を表すブロック図である。
図1に示すように、本実施例のインクジェットプリンタ1は、複数枚の用紙Pが積層された給紙トレイ3と、給紙トレイ3に収容された用紙Pを一枚ずつ分離して搬送路に送出する給紙ユニット10と、給紙ユニット10を構成する給紙ローラ11の回転により搬送路に送出された用紙Pを、対向配置されたピンチローラ22と共に挟持し、回転動作によって、用紙Pを、記録ヘッド30下の記録位置に搬送する搬送ローラ21と、搬送ローラ21から搬送されてきた用紙Pを、対向配置されたピンチローラ42と共に挟持し、回転動作によって、用紙Pを、搬送路下流に位置する図示しない排紙トレイに排出する排紙ローラ41と、用紙Pの搬送路を構成する土手部51及びUターンパス53及びプラテン55と、を備える。
給紙ユニット10は、直流モータで構成される給紙モータ13の駆動力を受けて給紙ローラ11を回転させる構成にされており、給紙ローラ11を、給紙トレイ3に載置された用紙Pの上面に当接し、給紙ローラ11の回転により、給紙トレイ3に載置された最上部の用紙Pを分離して、搬送路に送出する。
土手部51及びUターンパス53から構成される搬送路の上流部は、給紙ローラ11により送出される用紙Pの移動を規制して、用紙Pを、搬送路下流に位置する搬送ローラ21とピンチローラ22との接点SP1に誘導するためのものであり、Uターンパス53の下流側には、その下方に、用紙Pの下方向への移動を規制して、用紙Pを搬送ローラ21とピンチローラ22との接点SP1に誘導するための補助部53aが設けられている。
本実施例のインクジェットプリンタ1では、このように構成された搬送路により、給紙ローラ11を通じて給紙トレイ3から送出された用紙Pが、Uターンパス53及び補助部53aの搬送路下流側に位置する搬送ローラ21及びピンチローラ22の接点SP1に誘導される。
また、接点SP1より上流側には、レジストセンサ60が設けられており、インクジェットプリンタ1は、このレジストセンサ60により、用紙Pの先頭位置及び後端位置を検出する。具体的に、レジストセンサ60は、発光部及び受光部と備えると共に、用紙Pが到来すると回動して発光部から受光部への光路を遮断する遮蔽機構を備える。
即ち、レジストセンサ60では、遮蔽機構が設置された地点を用紙Pが通過する期間に限って、受光部による発光部からの光の受光動作が不可能になる。このような原理により、本実施例では、レジストセンサ60を通じ、用紙Pの先頭位置及び後端位置を検出する。
また、インクジェットプリンタ1では、接点SP1に用紙Pの先端が到来すると、搬送ローラ21の回転動作により、用紙Pが搬送ローラ21及びピンチローラ22の間に引き込まれ、搬送ローラ21及びピンチローラ22に挟持される。その後、用紙Pは、搬送ローラ21の回転と共に、搬送ローラ21の回転量に相当する距離、搬送路下流に搬送される。
一方、プラテン55は、搬送ローラ21と排紙ローラ41とを結ぶ搬送路の下流部を構成するものである。このプラテン55は、搬送ローラ21から搬送される用紙Pを、記録ヘッド30によって画像が形成される記録位置に誘導すると共に、記録ヘッド30により画像が形成された用紙Pを、排紙ローラ41とピンチローラ42との接点SP2に誘導する。
用紙Pは、このプラテン55に沿って排紙ローラ41側へと搬送され、先端が排紙ローラ41とピンチローラ42との接点SP2に到達すると、排紙ローラ41の回転と共に、排紙ローラ41とピンチローラ42との間に引き込まれ、排紙ローラ41及びピンチローラ42により挟持される。その後、用紙Pは、排紙ローラ41の回転と共に、図示しない排紙トレイへと排出される。
尚、排紙ローラ41及び搬送ローラ21は、同径のローラとして構成され、同一の駆動源により駆動される。即ち、搬送ローラ21及び排紙ローラ41は、ベルトにて連結されており、連動して回転するように構成されている。また、搬送ローラ21は、直流モータで構成されるLFモータ23の駆動力を受けて回転する構成にされている。
その他、記録ヘッド30は、インク液滴を吐出するためのノズルが、プラテン55に対向する底面に複数配列された構成にされている。この記録ヘッド30は、ガイド軸(図示せず)に沿って主走査方向(図1の紙面に対して垂直な方向)に移動可能なキャリッジ31に搭載されており、キャリッジ31は、直流モータで構成されるCR(キャリッジ)モータ33により駆動され、主走査方向に移動する。
続いて、インクジェットプリンタ1の電気的構成について説明する。図2に示すように、本実施例のインクジェットプリンタ1は、CPU71と、CPU71が実行するプログラム等を記憶するROM73と、プログラム実行時に作業領域として使用されるRAM75と、各種設定情報を記憶するEEPROM77と、パーソナルコンピュータ(図示せず)に接続され、パーソナルコンピュータから送信されてくる印刷指令や当該印刷指令と共に送信されてくる印刷対象データを受信するインタフェース79(例えば、USBインタフェース)と、ヘッド/モータ制御部80と、を備える。
このインクジェットプリンタ1は、更に、記録ヘッド30及びキャリッジ31と、キャリッジ31を駆動し、キャリッジ31を主走査方向に移動させるCRモータ33と、上記ガイド軸に沿って設けられ、キャリッジ31の位置に対応してパルス信号を発生させるリニアエンコーダ35と、を備え、ヘッド/モータ制御部80が内蔵するキャリッジ制御部83によりCRモータ33を制御して、キャリッジ31を主走査方向に移動させる。同時に、ヘッド/モータ制御部80が内蔵するヘッド制御部81により記録ヘッド30を制御し、記録ヘッド30からインク液滴を吐出させることにより、主走査方向の画像形成を、実現する。
尚、リニアエンコーダ35は、ヘッド/モータ制御部80に接続されており、リニアエンコーダ35の出力信号は、ヘッド/モータ制御部80に入力される。そして、リニアエンコーダ35の出力信号は、キャリッジ制御部83によるCRモータ33の制御に用いられる。
また、インクジェットプリンタ1は、給紙モータ13、及び、給紙モータ13が所定量回転する度にパルス信号を出力するロータリーエンコーダ15を備える。ロータリーエンコーダ15は、ヘッド/モータ制御部80に接続されており、ロータリーエンコーダ15の出力信号は、ヘッド/モータ制御部80に入力される。
即ち、インクジェットプリンタ1は、ロータリーエンコーダ15の出力信号に基づき、給紙ローラ11の回転量、更には、用紙Pの搬送量を検出し、当該検出結果に基づき、ヘッド/モータ制御部80が内蔵する給紙制御部85により、給紙モータ13を制御し、給紙トレイ3から搬送ローラ21への用紙搬送を実現する。
この他、インクジェットプリンタ1は、LFモータ23、及び、LFモータ23が所定量回転する度にパルス信号を出力するロータリーエンコーダ25を備える。このロータリーエンコーダ25も、ロータリーエンコーダ15と同様、ヘッド/モータ制御部80に接続されており、ロータリーエンコーダ25の出力信号は、ヘッド/モータ制御部80に入力される。
即ち、インクジェットプリンタ1は、ロータリーエンコーダ25の出力信号に基づき、搬送ローラ21及び排紙ローラ41の回転量、更には、用紙Pの搬送量を検出し、この検出結果に基づき、ヘッド/モータ制御部80が内蔵する搬送制御部87により、LFモータ23を制御し、搬送ローラ21が取り込んだ用紙Pを排紙するまでの用紙搬送を実現する。
この他、ヘッド/モータ制御部80には、レジストセンサ60が接続されており、当該ヘッド/モータ制御部80では、このレジストセンサ60の出力信号と、ロータリーエンコーダ15,25の出力信号と、により、搬送路における用紙位置が検出される。尚、ここで検出される用紙Pの位置情報は、CPU71に提供される。また、ヘッド/モータ制御部80は、CPU71からの指令を受けて、指令に従う記録ヘッド30の制御、CRモータ33の制御、給紙モータ13の制御、LFモータ23の制御を実行する構成にされている。
具体的に、インクジェットプリンタ1は、CPU71にて、図3及び図4に示す印刷制御処理を実行することにより、ヘッド/モータ制御部80を通じて、記録ヘッド30、CRモータ33、給紙モータ13、及び、LFモータ23を制御し、パーソナルコンピュータから入力された印刷対象データに基づく画像を、用紙Pに形成(印刷)する。例えば、印刷対象データが、複数頁に及ぶデータである場合には、各頁の画像を、順に用紙Pに印刷する。
続いて、CPU71が実行する印刷制御処理について説明する。図3及び図4は、CPU71が実行する印刷制御処理を表すフローチャートである。
図3及び図4に示す印刷制御処理を開始すると、CPU71は、まず、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、給紙制御部85を起動し、給紙制御部85に給紙モータ13を駆動させて、給紙モータ13を通じ、給紙トレイ3から1枚の用紙Pを分離し、この用紙Pを、レジスト位置、換言すると、搬送ローラ21とピンチローラ22との接点SP1に搬送する(S110)。この際には、搬送制御部87に搬送ローラ21を回転させず、給紙制御部85に、用紙Pが接点SP1に到達した後湾曲してUターンパス53に張り付く程度まで、用紙Pを搬送させることで、用紙Pを、接点SP1に突き当てるようにする。この突き当て動作により、用紙Pの斜行は、矯正される。そして、突き当て動作が完了して、斜行が矯正されると、CPU71は、S120に移行する。
また、S120に移行すると、CPU71は、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、搬送制御部87を起動し、搬送制御部87にLFモータ23を駆動させて、搬送ローラ21及び排紙ローラ41を回転させ、用紙Pの印刷開始地点が記録位置に到達するまで、搬送ローラ21に、用紙Pを接点SP1から搬送させる。即ち、S120では、用紙Pの頭出し動作を実行する。
また、頭出し動作が完了すると、CPU71は、S130に移行し、接点SP1よりも搬送路下流側に供給された印刷対象の用紙Pに続く後続用紙Pが、待機位置Pwで待機中であるか否かを、ヘッド/モータ制御部80から得られる用紙Pの位置情報に従って、判断する。尚、ここでいう待機位置Pwとは、レジストセンサ60により用紙Pの先頭位置が検出される地点から、所定の微小距離搬送路下流側に設定された地点のことを示す。詳しくは後述するが、本実施例のインクジェットプリンタ1では、この待機位置Pwで、後続用紙Pを一旦待機させる。
CPU71は、後続用紙Pが待機位置Pwで待機中であると判断すると(S130でYes)、S140に移行し、待機中ではないと判断すると(S130でNo)、S150に移行する。また、S150に移行すると、上記印刷対象の用紙Pの後端が、待機位置Pwを通過したか否かを、ヘッド/モータ制御部80から得られる用紙Pの位置情報に従って、判断する。
そして、印刷対象の用紙Pの後端が待機位置Pwを通過したと判断すると(S150でYes)、S160に移行し、待機位置Pwを通過していないと判断すると(S150でNo)、S180に移行する。
S160に移行すると、CPU71は、上記印刷対象の用紙Pに続く後続用紙Pが、給紙制御部85により待機位置Pwまで搬送されている途中であるか否かを判断し、後続用紙Pが待機位置Pwまで搬送されている途中ではなく、後続用紙Pの給紙トレイ3からの搬送が開始されていない状態であると判断すると(S160でNo)、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、給紙制御部85を起動し、給紙制御部85に、給紙モータ13を駆動させて、新たな用紙(後続用紙)Pを給紙トレイ3から待機位置Pwまで搬送させる(S170)。その後、S180に移行する。但し、CPU71は、用紙Pが待機位置Pwまで搬送されるのを待たずに、搬送が開始された時点で、S180に移行する。このようにして、インクジェットプリンタ1では、先行用紙Pの後端が待機位置Pを通過した時点で、後続用紙Pの給紙トレイ3からの搬送を開始する。
一方、CPU71は、既に給紙制御部85が起動されており、給紙制御部85により後続用紙Pが待機位置Pwまで搬送されている途中であると判断すると(S160でYes)、S170の処理を実行せずに、S180に移行する。
また、S180に移行すると、CPU71は、印刷処理を実行し、記録位置下に存在する印刷対象の用紙Pの領域に、印刷対象データに基づく画像を形成する。即ち、S180では、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、キャリッジ制御部83を起動し、キャリッジ制御部83にCRモータ33を駆動させ、キャリッジ31を主走査方向に移動させる。同時に、ヘッド制御部81を通じて記録ヘッド30を駆動し、キャリッジ31を移動させながら、記録ヘッド30に、形成すべき画像に対応したインク液滴の吐出動作を実行させる。このようにして、CPU71は、記録位置下に存在する用紙Pの領域に、印刷対象データに基づく画像を形成(印刷)する。
尚、記録ヘッド30は、主走査方向(ライン方向)とは垂直な副走査方向(用紙Pの搬送方向)に複数のノズルを有し、副走査方向に、複数ドット分の画像を形成可能な構成にされている。従って、一度の記録ヘッド30の走査で、用紙Pには、副走査方向に所定幅分の画像が形成される。以下では、この所定幅分を、「1パス分」と表現する。
このようにして、1パス分の印刷処理が終了すると、CPU71は、S190に移行し、印刷対象の用紙Pに対する最終ラインの画像印刷が完了したか否かを判断する。そして、最終ラインの画像印刷が完了したと判断すると(S190でYes)、S210に移行し、最終ラインの画像印刷が完了していないと判断すると(S190でNo)、S200に移行する。
また、S200に移行すると、CPU71は、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、搬送制御部87を起動し、搬送制御部87に、LFモータ23を駆動させ、搬送ローラ21及び排紙ローラ41の回転により、搬送ローラ21又は排紙ローラ41が挟持している用紙Pを、搬送路下流に、所定量、搬送させる。具体的に、ここでは、上述した1パス分の距離、用紙Pを、搬送路下流に搬送させる。
また、上記所定量の用紙搬送が完了すると、CPU71は、再びS130に移行し、印刷対象の用紙Pに続く後続用紙Pが待機位置Pwで待機中であるか否かを判断し、待機中であると判断すると、S140に移行する。そして、S140では、印刷対象の用紙Pの後端が、レジスト位置、換言すると接点SP1を通過したか否かを判断する。
ここで、印刷対象の用紙Pの後端がレジスト位置(接点SP1)を通過していないと判断すると(S140でNo)、CPU71は、S180に移行し、1パス分の印刷処理を実行する。
一方、印刷対象の用紙Pの後端がレジスト位置を通過したと判断すると(S140でYes)、CPU71は、S145に移行し、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、給紙制御部85を起動し、給紙制御部85に、待機位置Pwで待機中の用紙Pをレジスト位置(接点SP1)まで搬送させる。この際には、S110の処理と同様、搬送制御部87に搬送ローラ21を回転させず、用紙Pを、接点SP1に突き当てるようにすることで、用紙Pの斜行を、矯正しつつ、搬送ローラ21に用紙Pを供給する。
但し、CPU71は、このような指令をヘッド/モータ制御部80に入力して、給紙制御部85を起動させると、用紙Pがレジスト位置(接点SP1)まで搬送されるのを待たずに、S180に移行する。そして、給紙制御部85による用紙搬送動作と並行して、1パス分の印刷処理を実行する。そして、印刷処理が終了すると、S190に移行する。
尚、本実施例において、上記待機位置Pwは、インクジェットプリンタ1がS180で1パス分の印刷処理を実行して終了するまでの期間に、待機中の用紙Pを、レジスト位置(接点SP1)まで搬送して、突き当て動作を実行し、用紙Pの斜行を、矯正することが可能な位置に設定されている。即ち、本実施例のインクジェットプリンタ1において、レジスト位置から待機位置Pwまでの長さは、1パス分の印刷処理の実行時間よりも、給紙制御部85によって実現される用紙搬送動作の所要時間のほうが短くなる長さに設定されている。
本実施例では、このようにして、搬送ローラ21の非回転期間中を狙って、後続用紙Pを搬送ローラ21に突き当てることで、先の用紙Pに対する最終ラインまでの画像印刷が完了していない期間に、後続用紙Pを、斜行を矯正しつつ、搬送ローラ21に供給する。
また、S190に移行すると、CPU71は、上述したように、最終ラインの画像印刷が完了したか否かを判断し、完了していると判断すると(S190でYes)、S210に移行する。そして、S210に移行すると、CPU71は、印刷対象データの中に、印刷されていないデータが存在するか否かを判断することにより、次ページの印刷が必要であるか否かを判断する。そして、次ページの印刷が必要であると判断すると(S210でYes)、S220に移行し、次ページの印刷が不要であると判断すると(S210でNo)、S260に移行する。
また、S220に移行すると、CPU71は、次ページに対応する後続用紙Pがレジスト位置(接点SP1)に搬送された状態であるか否かを判断し、後続用紙Pがレジスト位置に搬送された状態であると判断すると(S220でYes)、S120に移行して、後続用紙Pの頭出し動作を実行し、その後、S130以降の処理を実行する。尚、CPU71は、既に後続用紙Pが搬送ローラ21より搬送路下流に取り込まれている場合でも、S220でYesと判断して、S120に移行する。
一方、後続用紙Pがレジスト位置に搬送されていないと判断すると(S220でNo)、CPU71は、S230に移行して、後続用紙Pが、待機位置Pwに搬送されているか否かを判断する。そして、待機位置Pwに搬送されていると判断すると(S230でYes)、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、給紙制御部85を起動し、給紙制御部85に、給紙モータ13を駆動させて、待機位置Pwで待機中の用紙Pをレジスト位置(接点SP1)まで搬送させる(S240)。
この際には、S110の処理と同様に、用紙Pの斜行を矯正しつつ、搬送ローラ21に用紙Pを供給する。そして、レジスト位置までの用紙搬送が完了し、斜行が矯正されると、S120に移行する。尚、S230では、後続用紙Pが待機位置Pwには到達していないが待機位置Pwに搬送されている場合にもYesと判断して、S240に移行し、後続用紙Pが待機位置Pwに到達した時点で、これをレジスト位置まで搬送する。
この他、後続用紙Pが待機位置Pwに搬送されていないと判断すると(S230でNo)、CPU71は、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、給紙制御部85を起動し、給紙制御部85に給紙モータ13を駆動させて、給紙モータ13を通じ、給紙トレイ3から1枚の用紙Pを分離し、この用紙Pを、斜行矯正しつつ、レジスト位置まで搬送する(S250)。そして、レジスト位置までの搬送が完了し、斜行が矯正されると、S120に移行する。
また、S210で、次ページの印刷が不要であると判断して、S260に移行すると、CPU71は、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、搬送制御部87を起動し、搬送制御部87に、LFモータ23を駆動させて、排紙ローラ41に挟持されている印刷済用紙Pを、搬送路下流の排紙トレイに排出させる。
また、印刷済用紙Pの排出が完了すると、CPU71は、後続用紙Pが既に給紙トレイ3から送出され搬送されている途中であるか否かを判断する。そして、後続用紙Pが搬送途中ではないと判断すると(S270でNo)、当該印刷制御処理を終了し、後続用紙Pが搬送途中であると判断すると(S270でYes)、S280に移行する。
また、S280に移行すると、CPU71は、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、給紙制御部85を起動し、給紙制御部85に、給紙モータ13(給紙ローラ11)を逆回転させて、後続用紙Pを、搬送路上流側へと後退させ、後続用紙Pを給紙トレイ3に収容させる。尚、本実施例のインクジェットプリンタ1は、先行用紙Pの後端が排紙ローラ41を抜ける時点では、後続用紙Pの後端が給紙ローラ11を通過しない構造にされているものとする。
本実施例では、このようにして、S280での処理を実行することにより、供給が不要となった後続用紙Pを、給紙トレイ3まで後退させる。そして、この動作によって、後続用紙Pに癖がつかないようにする。即ち、後続用紙Pを長期間、Uターンパス53で湾曲したままにしておくと、後続用紙Pが丸まってしまうが、本実施例では、そのようなことがないように、後続用紙Pを元の位置に戻す。
また、S280での処理を終えると、CPU71は、当該印刷制御処理を一旦終了し、新たな印刷対象データがパーソナルコンピュータから入力されるまで待機する。そして、新たな印刷対象データがパーソナルコンピュータから入力されると、S110から印刷制御処理を開始する。
以上に、CPU71が実行する印刷制御処理の内容について説明したが、続いては、印刷制御処理により実現される用紙搬送の態様について、図5〜図7を用いて説明する。尚、図5は、搬送ローラ21への給紙態様を、CRモータ33及びLFモータ23の動作態様と共に示したタイムチャートであり、図6は、先行用紙と後続用紙との位置関係を概略的に示した説明図である。
連続印刷時、本実施例のインクジェットプリンタ1では、図5に示すように、まず、給紙モータ13を回転させて、1枚目の用紙を、給紙トレイ3からレジスト位置(接点SP1)に搬送する。その後、LFモータ23を回転させて、搬送ローラ21に用紙Pを取り込ませ、用紙Pの頭出し動作を実現する。そして、この後には、CRモータ33を回転させて、キャリッジ31を主走査方向へ搬送(走査)し、頭出しされた用紙Pに対し、1パス分の印刷処理を実行する。
また、1パス分の印刷処理が終了すると、LFモータ23を回転させて、搬送ローラ21の回転により、搬送ローラ21に挟持された用紙Pを1パス分搬送する。インクジェットプリンタ1は、このようなCRモータ33の駆動及びLFモータ23の駆動を交互に実行することにより、用紙Pを所定量搬送し、1パス分の印刷処理を実行する動作を繰り返す(図6に示す状態A)。
一方、このような繰返し処理の実行中に、印刷対象の用紙Pの後端が待機位置Pwを通過すると(図6に示す状態B)、後続用紙Pを給紙トレイ3から取り出し、この後続用紙Pを搬送路上流へと送出する。この後続用紙Pの搬送時には並行して、先に搬送した先行用紙Pに対する上記繰返し処理も実行する。但し、後続用紙Pについては、これを一旦待機位置Pwまで搬送して、後続用紙Pが待機位置Pwに到達した後には、後続用紙Pの搬送を終了し、後続用紙Pを待機位置Pwに待機させる(図6に示す状態C)。
そして、印刷対象の用紙Pの後端がレジスト位置(接点SP1)を通過すると、印刷処理に移行する前に、搬送ローラ21を停止させた状態で、待機中の後続用紙Pのレジスト位置への搬送を開始する。その後、印刷処理を実行する。即ち、本実施例では、図5に示すように、搬送ローラ21の非回転期間の開始直後から後続用紙Pのレジスト位置への搬送を開始し、先に搬送した先行用紙Pに対する印刷処理を実行している期間に、後続用紙Pをレジスト位置に突き当てる。これにより、搬送ローラ21の非回転期間中に、後続用紙Pの斜行を矯正する(図6に状態D)。このようにして、本実施例では、後続用紙Pの搬送ローラ21への供給が実現される。
また、このような突き当て動作が行われた状態で、1パス分の印刷処理を終了すると、先に搬送した先行用紙Pの搬送動作と共に、後続用紙Pを搬送ローラ21より搬送路下流に取り込む(図6に示す状態E)。そして、1枚目の用紙Pに対する画像印刷が終了すると、後続用紙(2枚目の用紙)Pに対する画像印刷を、上述した手法で、続けて行う。
但し、1枚目用紙Pの最終ライン(印刷終了地点)が用紙後端よりもかなり上部にあると、1枚目用紙Pの後端がレジスト位置を通過する前に、1枚目用紙Pに対する印刷動作(上記繰返し処理)が終了することになる。この場合には、図7に示すように、1枚目の印刷が終了した時点で、搬送ローラ21を停止させた状態で、待機位置Pwに位置する後続用紙Pをレジスト位置まで搬送し、後続用紙Pをレジスト位置に突き当て、斜行を矯正する。その後、LFモータ23を回転させることにより、後続用紙Pを記録位置側へと取り込む。尚、図7は、先行用紙後端がレジスト位置を通過する前に、当該先行用紙Pに対する印刷動作が終了する場合の後続用紙の搬送ローラ21への給紙態様を、CRモータ33及びLFモータ23の動作態様と共に示したタイムチャートである。
以上に、インクジェットプリンタ1の構成について説明したが、このインクジェットプリンタ1によれば、先に搬送ローラ21に供給した用紙に対する印刷動作が完了する前に、新たな用紙を搬送ローラ21に供給する場合、搬送ローラ21の非回転期間中を狙って、新たな用紙をレジスト位置(接点SP1)に突き当て、当該新たな用紙を、搬送ローラ21に供給する。
従って、このインクジェットプリンタ1によれば、適当に後続用紙を搬送ローラ21に供給する従来装置とは異なり、先行用紙に対する印刷動作が完了していない期間にも、新たな用紙を、斜行を矯正して、搬送ローラ21に供給することができる。よって、本実施例によれば、斜行補正しつつも、連続印刷時のスループットを向上させることができ、スループット及び印字品質に優れた高性能なインクジェットプリンタを、消費者に提供することができる。
特に、本実施例では、用紙を一旦待機位置Pwまで搬送して、その待機位置Pwから、搬送ローラ21の非回転期間を狙って、用紙の突き当て動作を行う。従って、本実施例によれば、給紙トレイ3からの搬送開始時から、搬送ローラ21の非回転期間を狙って、用紙の搬送を制御する場合よりも、搬送ローラ21の非回転期間に、時間的余裕をもって、精度よく、突き当て動作を実現することができる。
また、先行用紙の後端が、レジスト位置を抜ける前に、後続用紙の突き当て動作を行うと、斜行が上手く矯正できなかったり、後続用紙が先行用紙につられて移動してしまい後続用紙の搬送に失敗する可能性があるが、本実施例によれば、先行用紙の後端が、レジスト位置を通過した時点で、新たな用紙の突き当て動作を実行するので、スループットを向上させながらも、後続用紙の斜行補正を精度よく実現することができる。
この他、用紙の搬送に際しては、先行用紙と、後続用紙とが重なると、上述したように、後続用紙が、先行用紙との摩擦力により、先行用紙につられて移動してしまう可能性があり、後続用紙の搬送制御を高精度に実現することができなくなる可能性があるが、本実施例では、先行用紙の後端が待機位置Pwを通過した時点で、後続用紙の給紙トレイ3からの搬送を開始するようにしている。
即ち、本実施例のインクジェットプリンタ1では、上述の手法により、先行用紙と後続用紙とが搬送途中に重なることがないようにしつつも、迅速に後続用紙を搬送するようにした。従って、本実施例によれば、印字品質の劣化を防止しつつ、効率的に、スループットを向上させることができる。
また、本実施例では、搬送ローラ21が停止した直後から、後続用紙の突き当て動作を実行するので、断続的に到来する搬送ローラ21の非回転期間を、最大限有効に活用して、斜行補正を行うことができる。
この他、前もって搬送を開始した後続用紙の供給が不要となった場合に、後続用紙をそのまま放置すると、癖がついてしまう可能性があるが、本実施例では、不要となった後続用紙を給紙トレイ3まで戻すので、用紙に癖がつくのを防止して、適切に、次の印刷動作に備えることができる。従って、本実施例によれば、高性能なインクジェットプリンタ1を、消費者に提供することができる。
尚、本発明のシート供給ユニットは、本実施例において、給紙ユニット10に相当し、記録ユニットは、記録ヘッド30及びキャリッジ31等から構成される印字機構に相当する。また、シート搬送ユニットは、搬送ローラ21及びピンチローラ22等から構成される用紙搬送機構に相当し、シート排出ユニットは、排紙ローラ41及びピンチローラ42等から構成される排紙機構に相当する。
また、主制御手段は、CPU71が実行するS120,S180〜S200の処理とヘッド/モータ制御部80の動作とにより実現され、供給制御手段は、S110,S130,S145,S160〜S170,S220〜S280の処理とヘッド/モータ制御部80の動作とにより実現されている。
その他、本発明の挟持位置通過判定手段は、S140の処理により実現され、待機位置通過判定手段は、S150の処理により実現され、要否判定手段は、S210の処理にて実現されている。
また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。上記実施例では、先行用紙の後端が待機位置Pwを通過した時点で、後続用紙の給紙トレイ3からの搬送を開始するようにしたが、例えば、後続用紙の給紙トレイ3からの搬送は、先行用紙の後端がレジスト位置(接点SP1)を通過した時点で、行われてもよい(変形例)。
図8は、CPU71が実行する変形例の印刷制御処理を表すフローチャートであり、図9は、変形例における用紙の搬送態様を示したものであり、先行用紙と、後続用紙との位置関係を概略的に示した説明図である。
図8に示すように、変形例の印刷制御処理は、図3及び図4に示す上述の印刷制御処理におけるS150の処理内容、S140〜S145の処理内容を変更した程度のものであるので、ここでは、変形例の印刷制御処理と、この印刷制御処理により実現される用紙の搬送態様について、簡単に説明する。
変形例の印刷制御処理において、CPU71は、S130に移行すると、印刷対象の用紙Pに続く後続用紙Pが、待機位置Pwで待機中であるか否かを、ヘッド/モータ制御部80から得られる用紙Pの位置情報に従って判断し、待機中であると判断すると(S130でYes)、S310に移行し、待機中ではないと判断すると(S130でNo)、S300に移行する。
また、S300に移行すると、CPU71は、印刷対象の用紙Pの後端がレジスト位置(接点SP1)を通過したか否かを、ヘッド/モータ制御部80から得られる用紙Pの位置情報に従って判断する。そして、レジスト位置を通過していないと判断すると(S300でNo)、S160〜S170の処理を実行することなくS180に移行することで、後続用紙の給紙トレイ3からの搬送を開始することなく、印刷対象の用紙Pに対する印刷動作を実行する(図9に示す状態A’)。
一方、レジスト位置を通過していると判断すると(S300でYes)、S160に移行し、後続用紙の給紙トレイ3からの搬送を開始していない場合には(S160でNo)、S170に移行して、給紙制御部85に、新たな用紙(後続用紙)Pを給紙トレイ3から待機位置Pwまで搬送させる(図9に示す状態B’)。その後、S180に移行する。
この他、後続用紙が待機位置Pwにて待機している場合には(図9に示す状態C’)、S130でYesと判断して、S310に移行する。
また、S310に移行すると、CPU71は、印刷処理をS180で実行する前に、ヘッド/モータ制御部80に指令入力して、給紙制御部85を起動し、給紙制御部85に、待機位置Pwで待機中の後続用紙Pをレジスト位置(接点SP1)まで搬送させる。そして、待機位置Pwからレジスト位置への用紙Pの搬送を開始させると、S180にて印刷処理を開始し、この1パス分の印刷処理を実行している期間に、給紙制御部85に、用紙Pを、接点SP1に突き当てさせ、用紙Pの斜行を、矯正しつつ、搬送ローラ21に用紙Pを供給する(図9に示す状態D’)。
その後、CPU71は、搬送ローラ21を回転させて、後続用紙Pを記録位置へと搬送する(図9に示す状態E’)。
以上、変形例のインクジェットプリンタ1について説明したが、変形例のインクジェットプリンタ1のように、先行用紙の後端がレジスト位置を通過した時点で、新たな用紙をの搬送を開始するようにしても、先行用紙と後続用紙とが搬送途中で重なるのを防止することができる。
インクジェットプリンタ1の断面図である。 インクジェットプリンタ1の電気的構成を表すブロック図である。 CPU71が実行する印刷制御処理を表すフローチャートである。 CPU71が実行する印刷制御処理を表すフローチャートである。 搬送ローラ21への給紙態様を、CRモータ33及びLFモータ23の動作態様と共に示したタイムチャートである。 先行用紙と後続用紙との位置関係を概略的に示した説明図である。 先行用紙後端がレジスト位置を通過する前に、先行用紙に対する印刷動作が終了する際の後続用紙の搬送ローラ21への給紙態様を示したタイムチャートである。 CPU71が実行する変形例の印刷制御処理を表すフローチャートである。 変形例における先行用紙と後続用紙との位置関係を概略的に示した説明図である。
符号の説明
1…インクジェットプリンタ、3…給紙トレイ、10…給紙ユニット、11…給紙ローラ、13…給紙モータ、15,25…ロータリーエンコーダ、21…搬送ローラ、22,42…ピンチローラ、23…LFモータ、30…記録ヘッド、31…キャリッジ、33…CRモータ、35…リニアエンコーダ、41…排紙ローラ、51…土手部、53…Uターンパス、53a…補助部、55…プラテン、60…レジストセンサ、71…CPU、73…ROM、75…RAM、77…EEPROM、79…インタフェース、80…ヘッド/モータ制御部、81…ヘッド制御部、83…キャリッジ制御部、85…給紙制御部、87…搬送制御部、Pw…待機位置、SP1,SP2…接点

Claims (7)

  1. トレイに載置された記録シートを、搬送路下流側に搬送するシート供給ユニットと、
    前記シート供給ユニットより搬送路下流側に位置し、前記シート供給ユニットにより前記トレイから搬送されてきた記録シートの表面に、画像を形成する記録ユニットと、
    前記記録ユニットによる画像形成が行われる記録位置より搬送路上流側であって前記シート供給ユニットより搬送路下流側に位置し、前記シート供給ユニットを通じて搬送されてきた前記記録シートを、搬送ローラにより挟持して、前記搬送ローラの回転により、前記記録シートを、前記記録位置へと搬送するシート搬送ユニットと、
    前記記録位置より搬送路下流側に位置し、前記シート搬送ユニットにより搬送されてきた前記記録ユニットによる画像形成後の記録シートを、前記シート搬送ユニットが有する搬送ローラと連動して回転する排出ローラにより挟持し、前記排出ローラの回転により、前記記録シートを、搬送路下流側に排出するシート排出ユニットと、
    前記シート搬送ユニット及びシート排出ユニットを制御し、前記シート搬送ユニットが有する搬送ローラ及び前記シート排出ユニットが有する排出ローラを断続的に回転させて、所定量ずつ前記記録シートを前記記録位置へと搬送すると共に、前記搬送ローラ及び排出ローラが回転しておらず前記記録シートが静止している期間に、前記記録ユニットを制御し、前記記録ユニットに、前記記録シートに対して画像を形成させる主制御手段と、
    前記シート供給ユニットを制御し、前記シート供給ユニットに、前記トレイに載置された記録シートを、前記搬送ローラにより記録シートが挟持される前記搬送ローラの挟持位置まで搬送させることにより、前記搬送ユニットに前記記録シートを供給する供給制御手段と、
    を備え、更に、
    前記供給制御手段は、先に前記搬送ユニットに供給した記録シートに対する画像形成動作が完了する前に、新たな記録シートを前記搬送ユニットに供給する場合、前記シート供給ユニットに、前記断続的に回転する搬送ローラの非回転期間中に、前記新たな記録シートを前記挟持位置に突き当てさせて、前記記録シートの斜行を矯正しつつ、前記搬送ユニットに記録シートを供給する構成にされていること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送ユニットによって搬送路下流側へと搬送された記録シートの後端が、前記搬送ローラの挟持位置を通過したか否かを判定する挟持位置通過判定手段
    を備え、
    前記供給制御手段は、前記挟持位置通過判定手段により、前記記録シートの後端が、前記搬送ローラの挟持位置を通過したと判定されると、新たな記録シートを、前記シート供給ユニットに、前記搬送ローラの挟持位置まで搬送させ、前記新たな記録シートを当該挟持位置に突き当てさせる構成にされていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記供給制御手段は、前記挟持位置通過判定手段により、前記記録シートの後端が、前記搬送ローラの挟持位置を通過したと判定される前に、前記シート供給ユニットを制御して、前記シート供給ユニットに、新たな記録シートの前記トレイからの搬送を、開始させる構成にされていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記供給制御手段は、前記シート供給ユニットに、前記トレイに載置された記録シートを搬送させて、この記録シートの先端を、一旦、前記搬送ローラの挟持位置より搬送路上流側の所定の待機位置に配置させ、その後、前記シート供給ユニットに、前記待機位置まで搬送された記録シートを、前記搬送ローラの非回転期間中に、前記搬送ローラの挟持位置まで搬送させて、前記記録シートを当該挟持位置に突き当てさせることにより、前記記録シートの斜行を矯正しつつ、前記搬送ユニットに記録シートを供給する構成にされていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送ユニットに供給された記録シートの後端が前記待機位置を通過したか否かを判定する待機位置通過判定手段
    を備え、
    前記供給制御手段は、前記待機位置通過判定手段により、前記記録シートの後端が前記待機位置を通過したと判定された時点で、新たな記録シートの前記トレイからの搬送を、前記シート供給ユニットに開始させる構成にされていることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記供給制御手段は、前記非回転期間の開始直後から、前記シート供給ユニットに、前記待機位置まで搬送された記録シートを、前記搬送ローラの挟持位置まで搬送させる構成にされていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の画像形成装置。
  7. 新たな記録シートの前記搬送ユニットへの供給が不要であるか否かを判定する要否判定手段
    を備え、
    前記供給制御手段は、前記要否判定手段により新たな記録シートの前記搬送ユニットへの供給が不要であると判定されると、前記シート供給ユニットに、搬送途中の記録シートを、前記トレイまで後退させる構成にされていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
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