JP2008262992A - 貼り合わせウエーハの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】イオン注入剥離法を用いて作製する貼り合わせウエーハの製造方法であり、イオン注入によるダメージを除去することができるとともに、剥離後の貼り合わせウエーハの薄膜の表面において、面粗さを損なうことなく凹状欠陥の発生が抑制された貼り合わせウエーハの製造方法を提供する。
【解決手段】イオン注入剥離法によって貼り合わせウエーハを製造する方法において、ボンドウエーハを剥離した後の貼り合わせウエーハの薄膜の表面に、保護膜を形成する第一工程を行ってから、非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第二工程を行い、次に、酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行って前記貼り合わせウエーハの表層に熱酸化膜を形成した後、該熱酸化膜および前記保護膜を除去する第三工程を行い、その後、再度非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第四工程を行うことを特徴とする貼り合わせウエーハの製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、イオン注入したウエーハを結合後に剥離して貼り合わせウエーハを製造する、いわゆるイオン注入剥離法を用いた貼り合わせウエーハの製造方法に関し、特には、剥離後の貼り合わせウエーハ表面の薄膜に残留するダメージ層等を除去することができる貼り合わせウエーハの製造方法に関する。
従来より、イオン注入したウエーハを結合後に剥離して貼り合わせウエーハを製造する方法(いわゆるイオン注入剥離法)が知られており、この貼り合わせウエーハの製造方法を用いて、たとえばSOI(Silicon On Insulator)ウエーハ等が製造されている。
この方法は、例えば、SOIウエーハの作製の場合、二枚のシリコンウエーハの内、少なくとも一方に酸化膜を形成すると共に、一方のシリコンウエーハの上面から水素イオンまたは希ガスイオンを注入し、該ウエーハ内部に微小気泡層(封入層)を形成させた後、該イオンを注入した方の面を酸化膜を介して他方のシリコンウエーハと密着させ、その後熱処理(剥離熱処理)を加えて微小気泡層を劈開面として一方のウエーハを薄膜状に剥離してSOIウエーハとする技術(特許文献1参照)である。
このような従来のイオン注入剥離法による薄膜状のSOI層(SOI膜)においては、イオン注入によるダメージが残留しており、この残留したダメージはデバイス特性等に影響を与えてしまう。そこでこれを取り除くべく、剥離後のSOI膜表面を犠牲酸化処理してイオン注入によるダメージ層を除去するなど、剥離後のSOI膜に処理を施し、その改善を図ってきた。
しかしながら、剥離後の貼り合わせウエーハ表面の薄膜(SOIウエーハのSOI膜等)に対して、犠牲酸化処理等の従来の処理を施したものについて、本発明者らが調査を行い、この薄膜の表面をAFM(Atomic Force Microscope)測定すると直径0.5〜2μm、深さ1〜4nmの窪み(以下、凹状欠陥と呼ぶ)が有ることが分かった。このような凹状欠陥が存在すると、今後の最先端デバイスの特性に悪影響が生じてしまう。
特開平5−211128号公報
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、イオン注入剥離法を用いて作製する貼り合わせウエーハの製造方法であり、イオン注入によるダメージを除去することができるとともに、剥離後の貼り合わせウエーハの薄膜の表面において、面粗さを損なうことなく凹状欠陥の発生が抑制された貼り合わせウエーハの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、少なくとも、ガスイオンの注入により形成された微小気泡層を有するボンドウエーハと支持基板となるベースウエーハとを接合し、前記微小気泡層を境界としてボンドウエーハを剥離してベースウエーハ上に薄膜を形成するイオン注入剥離法によって貼り合わせウエーハを製造する方法において、前記ボンドウエーハを剥離した後の貼り合わせウエーハの薄膜の表面に、保護膜を形成する第一工程を行ってから、非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第二工程を行い、次に、酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行って前記貼り合わせウエーハの表層に熱酸化膜を形成した後、該熱酸化膜および前記保護膜を除去する第三工程を行い、その後、再度非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第四工程を行うことを特徴とする貼り合わせウエーハの製造方法を提供する(請求項1)。
このような本発明の貼り合わせウエーハの製造方法であれば、まず、ボンドウエーハを剥離した後の貼り合わせウエーハの薄膜の表面に対し、第一工程で保護膜を形成するので、次の第二工程の非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行っても、薄膜表面の面粗さが悪化するのを効果的に防ぐことができる。また、最初に表面に保護膜を形成することにより、例えば熱処理炉からの重金属等によるウエーハ汚染を防止することも可能である。
そして、第一工程で保護膜を形成した後、非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第二工程を行い、次に、酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行って前記貼り合わせウエーハの表層に熱酸化膜を形成した後、該熱酸化膜および前記保護膜を除去する第三工程を行い、その後、再度非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第四工程を行うことにより、従来の貼り合わせウエーハの製造方法では多発してしまう凹状欠陥の発生を著しく抑制することができる。この結果、デバイス特性の向上、安定化を図ることができ、歩留りを向上させることが可能である。
このとき、前記第一工程で保護膜として熱酸化膜を形成するのが好ましい(請求項2)。
このように、第一工程で保護膜として熱酸化膜を形成するのであれば、容易に緻密な保護膜を形成することが可能である。
そして、前記第一工程で保護膜として形成する熱酸化膜を、RTAにより形成することができる(請求項3)。
このように、第一工程で保護膜として形成する熱酸化膜を、RTA(Rapid Thermal Annealing)により形成すれば、短時間で良質の熱酸化膜を形成することが可能である。
また、前記第二工程での熱処理において、熱処理温度を1200℃未満とすることが可能である(請求項4)。
本発明では、第一工程で剥離後の貼り合わせウエーハの薄膜の表面に保護膜を形成してから、非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第二工程を行うので、該第二工程での熱処理温度が1200℃未満であっても、薄膜の表面に面荒れが発生するのを効果的に防止することができる。これにより、より一層の不純物汚染の抑制を図ることができる。
そして、前記第四工程後に、さらに、酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行って前記薄膜の表面に熱酸化膜を形成し、該熱酸化膜を除去する第五工程を行うことができる(請求項5)。
このように、第四工程後に、さらに、酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行って薄膜の表面に熱酸化膜を形成し、該熱酸化膜を除去する第五工程を行えば、薄膜の厚さを所望の厚さに容易に調整することができる。
また、前記第二工程および/または前記第四工程での熱処理において、前記非酸化性ガス雰囲気をAr100%とするのが好ましい(請求項6)。
このように、第二工程および/または第四工程、特には第二工程での熱処理において、非酸化性ガス雰囲気をAr100%とすれば、酸素が混入されていないため、熱処理雰囲気が酸化性になるのをより確実に防ぎ、凹状欠陥が発生するのを一層効果的に防止することができる。
このような本発明の貼り合わせウエーハの製造方法であれば、薄膜表面の面粗さを悪化させること無く、かつ、薄膜表面に発生する凹状欠陥を著しく減少させることができるので、今後の最先端デバイスにも十分に対応でき、デバイス性能が安定し、歩留りを向上させることができる。
以下では、本発明の実施の形態について図を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上述したように、従来のイオン注入剥離法を用いて作製された貼り合わせウエーハの薄膜(例えば貼り合わせSOIウエーハのSOI膜等)について本発明者らが調査を行ったところ、その表面をAFM測定すると凹状欠陥が発生していることが判った。この凹状欠陥はデバイスの特性に悪影響を与えてしまう。
そこで、この凹状欠陥について、さらに本発明者らが詳細に調べた結果、以下に示す実験のように、薄膜の表面に1×10/cm程度の密度で存在する事が分かった。この程度の密度で凹状欠陥が薄膜表面に存在した場合、AFM測定の領域として、1〜10μm角の測定ではあまり検出されないが、30μm角程度の比較的広い領域の測定の際には検出されることが多くなる。
(実験1−4)
イオン注入剥離法を用いて作製した貼り合わせウエーハに関し、剥離後の処理と凹状欠陥の関係について調査を行った。
ここでは、貼り合わせSOIウエーハの場合を例に挙げる。まず、以下のように、従来と同様にしてイオン注入剥離法によってSOIウエーハを製造する。すなわち、図2に示すような手順でSOIウエーハを製造する。
図2のイオン注入剥離法において、手順(a)では、2枚のシリコン鏡面ウエーハを準備するものであり、デバイスの仕様に合った支持基板となるベースウエーハ1とSOI膜となるボンドウエーハ2を準備する。
ここでは、チョクラルスキー法により作製された結晶方位〈100〉で、導電型がp型で、抵抗率が10Ω・cmのシリコン単結晶インゴットをスライスして、これを加工することによって直径300mmのシリコン鏡面ウエーハを作製した。これらをボンドウエーハとベースウエーハに分けた。
次に手順(b)では、そのうちの少なくとも一方のウエーハ、ここではボンドウエーハ2を熱酸化し、その表面に約0.1〜2.0μm厚の酸化膜3(後に、埋め込み酸化膜となる)を形成する。
ここでは、0.4μmの厚さとした。
手順(c)では、表面に酸化膜3を形成したボンドウエーハ2の片面に対して水素イオンまたは希ガスイオン等のガスイオン、ここでは水素イオンを注入し、イオンの平均進入深さにおいて表面に平行な微小気泡層(封入層)4を形成させる。
ここでのイオン注入条件は、注入したイオンはHイオンであり、注入エネルギーは50keV、注入線量は5.0×1016/cmとした。
手順(d)では、水素イオンを注入したボンドウエーハ2の水素イオン注入面に、ベースウエーハ1を酸化膜3を介して重ね合せて密着させる。通常は、常温の清浄な雰囲気下で2枚のウエーハの表面同士を接触させることにより、接着剤等を用いることなくウエーハ同士が接着する。
この実験においても、通常通り、常温においてウエーハ同士を接着させた。
次に、手順(e)では、封入層4を境界としてボンドウエーハを剥離することによって、剥離ウエーハ5とSOIウエーハ6(SOI膜7+埋め込み酸化膜3+ベースウエーハ1)に分離する。例えば不活性ガス雰囲気下約400℃〜600℃の温度で熱処理を加えれば、封入層における結晶の再配列と気泡の凝集とによって剥離ウエーハ5とSOIウエーハ6に分離される。そして、この剥離したままのSOIウエーハ表面のSOI膜7には、ダメージ層8が残留する。
なお、この実験においては、剥離熱処理は、Nガス雰囲気下で、500℃、2時間の熱処理とした。
このようにして得られた剥離後のSOIウエーハに対し、
実験1:非酸化性ガス雰囲気下での熱処理(Ar100%、1200℃、1hr)
実験2:犠牲酸化処理(パイロジェニック雰囲気下、900℃、1hrの熱処理後、15%のHFにより、ウエーハ表面(SOI膜表面)に形成された熱酸化膜を除去)してから、非酸化性ガス雰囲気下での熱処理(Ar100%、1200℃、1hr)
実験3:犠牲酸化処理(パイロジェニック雰囲気下、900℃、2hrの熱処理後、15%のHFにより、ウエーハ表面(SOI膜表面)に形成された熱酸化膜を除去)してから、非酸化性ガス雰囲気下での熱処理(Ar100%、1200℃、1hr)
実験4:ケミカルエッチング(SC−1液(NHOH/H/HOの混合液)に、76℃、140分浸漬)を行ってから、非酸化性ガス雰囲気下での熱処理(Ar100%、1200℃、1hr)
の各処理を行い、犠牲酸化処理(パイロジェニック雰囲気下、950℃、3hrの熱処理後、15%のHFにより、熱酸化膜を除去)を追加した後、SOI膜表面をAFM測定し、凹状欠陥を調査した。
その結果、凹状欠陥は実験1では3.7×10/cm、実験2では1.3×10/cm、実験3では1.0×10/cm、実験4では0/cmであった。
このように、この凹状欠陥は、最初に非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行った場合に顕著に観察されることから、発生原因は非酸化性ガス雰囲気でのエッチング作用により起こると考えられる(実験1)。また、最初に犠牲酸化を行うと、最初に非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行った場合よりも凹状欠陥は低密度に発生することが分かる(実験1と実験2、3)。さらには、凹状欠陥の密度は剥離後の犠牲酸化膜厚に依存していることも分かる(実験2、3)、ただし、一方で、犠牲酸化膜を厚くしていくのみでは凹状欠陥の抑制には限界が有ることが分かった。
そして、犠牲酸化処理によるイオン注入のダメージ除去の代わりに、ケミカルエッチングによってダメージ層を犠牲酸化の場合と同程度除去した後、非酸化性ガス雰囲気下で熱処理した場合では、凹状欠陥は観察されなくなる事が分かった(実験4)。しかしながら、このようにケミカルエッチングでダメージ層を除去する方法では、肝心のSOI膜厚の均一性が劣化してしまう為、実用的な方法ではない。
これらの結果から、酸化性の雰囲気ではイオン注入のダメージ領域を酸化して取り除く効果と共にダメージ部に生じた欠陥を成長させる効果も有り、成長した欠陥やそれに伴う歪みが、その後の非酸化性雰囲気での熱処理のエッチング作用によって局部的にエッチングされることにより、凹状欠陥を発生させていると本発明者らは推測した。
そして、さらに鋭意研究を重ねた結果、以下のことを発見した。まず、非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を施すことにより、イオン注入によるダメージを回復させ、それによってその後の犠牲酸化処理における酸化性ガス雰囲気下での熱処理時に、ダメージ部に生じる欠陥の成長を防ぐことができる。このようにすれば、その後に非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行っても、そもそもダメージが回復しており、ダメージ部における欠陥が成長しないため、成長した欠陥やそれに伴う歪みに起因する局部的なエッチングが発生するのを効果的に防止することができ、凹状欠陥の発生を著しく抑制できることを見出した。但し、剥離後、すぐに非酸化性の熱処理を加えると、面粗れやウエーハの汚染が生じ易く、更に改善が必要となった。
そこで、本発明者は、剥離後のSOIウエーハに対し、最初の非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を施す前に、予めウエーハ表面に保護膜を形成しておくことにより、非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行っても、SOI膜表面の汚染や面粗さが悪化するのを防止できることも見出し、本発明を完成させた。
以下、本発明の貼り合わせウエーハの製造方法について、図を参照して説明する。なお、ここでは、貼り合わせSOIウエーハを製造する場合を例に挙げて説明するが、本発明は当然これに限定されない。貼り合わせウエーハであれば良い。
図1に本発明の貼り合わせウエーハの製造方法の工程の流れの一例を示す。なお、イオン注入剥離法を用いて作製した剥離後のSOIウエーハを準備するにあたっては、実験1−4、図2に示したのと同様の手順により準備することができる。
(第一工程)
表面に薄膜状のSOI膜を有するSOIウエーハに対し、本発明では、まず、SOI膜の表面に保護膜を形成する。
このように、後の工程で行う熱処理に備えて予め保護膜を形成しておくことで、その熱処理のためにSOI膜の表面の面粗さが悪化するのを効果的に防止することができる。
また、この保護膜により、熱処理時に、熱処理炉等からの重金属がSOI膜に進入し、金属汚染が発生することを防ぐことができる。
この保護膜は特に限定されないが、例えば、SOIウエーハを酸化性ガス雰囲気下で熱処理することにより、保護膜として熱酸化膜を形成することができる。熱酸化膜であれば、容易に緻密なものを形成することができ簡便である。
特に、RTAにより形成するのであれば、極めて短時間で良質の熱酸化膜を形成することができる。さらには、この段階でRTA処理を行うことにより、ベースウエーハ中に存在する酸素析出核を消滅させることもでき、その後の高温熱処理でベースウエーハ中に必要以上に酸素析出物が形成されることを抑制することができ、その結果、SOIウエーハに不必要な反りを発生させることを防止する効果が得られる。
なお、このときの酸化条件、形成する熱酸化膜の厚さ等も特に限定されず、その後に行う熱処理の条件等に応じ、その都度決定することができる。保護膜としての役割を果たすことができるものを形成できる条件であれば良い。
また、熱酸化に限定されず、CVD法等により形成することもできる。
(第二工程)
上記のようにして保護膜をSOI膜の表面に形成した後、非酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行う。
このように、非酸化性ガス雰囲気下での熱処理をSOIウエーハに施すことにより、SOI膜中において、先のイオン注入によって生じ、残留しているダメージを回復させることができる。また、一方で非酸化性雰囲気下での熱処理温度が1200℃以上の場合、ダメージ部のエッチングによって凹状欠陥も発生するが、この凹状欠陥は、後述するように第四工程の非酸化性ガス雰囲気下での熱処理で、マイグレーションによって消滅するものと考えられる。
なお、このときの熱処理温度は特には限定されないが、例えば1200℃未満とすることができる。1200℃未満であれば、SOI膜の表面に形成した保護膜が熱処理中に完全に除去されることがなく、ダメージ部のエッチングを十分に抑制することができる。
当然、1200℃以上とすることも可能ではあるが、1200℃未満のように、より低温で熱処理することによって、熱処理炉からの重金属汚染も発生しにくく、より簡単かつ低コストで済ますことができる。
このとき、通常、保護膜なしでは、この非酸化性雰囲気下での熱処理において、1200℃未満ではSOI膜の表面粗さが悪化し易いため、1200℃以上の熱処理温度で熱処理するのが好ましい。しかしながら、本発明では、先に述べたように予め保護膜を形成しているため、このような低温であっても、SOI膜の面粗さを悪化させることなくSOI膜におけるダメージを回復させることができる。
また、熱処理温度の下限としては、ダメージ回復を効率的に行うため、例えば1000℃以上にするのが良い。
(第三工程)
次に、犠牲酸化処理を行う。すなわち、まず、酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行い、SOIウエーハの表層に熱酸化膜を形成した後、該熱酸化膜をHF水溶液等により除去する。このとき、第一工程で保護膜として形成した熱酸化膜も除去される。
上述したように、この犠牲酸化処理によって、残留するダメージ領域を除去することが可能であるが、そもそも酸化性ガス雰囲気下での熱処理では、イオン注入によるダメージ部に生じた欠陥を成長させる効果もあるため、この第三工程を行った後に、第四工程である非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行うと、第三工程で成長した欠陥やそれに伴う歪みが第四工程でエッチングされ、凹状欠陥が発生してしまう。
しかしながら、本発明では、犠牲酸化処理を行う第三工程の前に、第二工程で非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行い、ダメージ部の回復を行っている。したがって、第三工程で酸化性ガス雰囲気下の熱処理を行っても、ダメージ自体の数が減少しているため、成長する欠陥数も減少したものとなる。そのため、この成長した欠陥や歪みに起因する第四工程での局部的なエッチングの発生も減少するので、このエッチング作用により生じる凹状欠陥の数も著しく減少させることができる。
この第三工程における熱処理条件や、形成した熱酸化膜の除去方法は特に限定されず、その都度決定することができる。従来と同様の方法で犠牲酸化処理を行えば良い。
また、第二工程の非酸化性ガス雰囲気下の熱処理と、第三工程の犠牲酸化処理における酸化性ガス雰囲気下の熱処理は連続的に行うことも可能である。
さらに、第一工程から第三工程の熱処理を同一のヒータ加熱方式の熱処理炉(バッチ炉)を用いて連続的に行うことも可能である。
(第四工程)
第三工程の後、再度非酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行う。
上述したように、第三工程までの工程により、ダメージ部に生じ、成長するはずの欠陥数は極めて減少しており、成長した欠陥、それに伴う歪みの数も当然減少しているため、第四工程で、これらに起因する局部的なエッチングの発生数は極めて抑制される。
また、第二工程で発生した凹状欠陥は、この第四工程でマイグレーションが発生するため消滅させることができる。
なお、この第四工程、また、上記第二工程の非酸化性ガス雰囲気下での熱処理においては、熱処理雰囲気は非酸化性ガス雰囲気であれば良く、特に限定されるものではない。
1%でも酸素を混ぜると酸化性の雰囲気になってしまい、凹状欠陥の発生の抑制効果を得ることができなくなるため、これらの工程(特に第二工程)では、例えばAr100%とするのが望ましい。
(第五工程)
上記のような第一工程〜第四工程を行った後、第五工程として、必要に応じて、例えばさらに犠牲酸化処理を行うことによって、SOI膜の厚さが所望の厚さとなるように調整することができる。
この犠牲酸化処理自体は、従来と同様の方法とすることができる。この方法については、上記第三工程においても述べた通りである。
以上のような本発明の貼り合わせウエーハの製造方法により、SOI膜等の薄膜の汚染や面粗さを悪化させることもなく、剥離後の薄膜に残留するイオン注入によるダメージを除去するとともに、従来方法では多発していた薄膜表面の凹状欠陥の発生を著しく抑制することができる。すなわち、デバイス特性がより優れた貼り合わせウエーハを得ることが可能である。
以下に本発明の実施例を挙げて、本発明を詳細に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
(実施例1−5)
本発明の貼り合わせSOIウエーハの製造方法を用い、SOIウエーハを製造する。
チョクラルスキー法により作製された結晶方位〈100〉で、導電型がp型で、抵抗率が10Ω・cmのシリコン単結晶インゴットをスライスして、これを加工することによって直径300mmのシリコン鏡面ウエーハを作製した。これらをボンドウエーハとベースウエーハに分け、図2の各手順にしたがって、表面に薄膜状のSOI膜を有するSOIウエーハをサンプルとして得た。
なお、SOI膜の厚さを400nm、埋め込み酸化膜の厚さを150nmとした。また、イオン注入条件として、注入したイオンをHイオンとし、注入エネルギーを50keV、注入線量を5.0×1016/cmとした。さらに、剥離熱処理は、Nガス雰囲気下で、500℃、2時間の熱処理とした。
このようにして得られた剥離後のSOIウエーハに対し、まず、RTAにより、酸素雰囲気下、1000℃、30秒の熱酸化を行い、保護膜として膜厚4nmの熱酸化膜を形成した(図1の第一工程)。
次に、第二工程として、各実施例1〜5として熱処理温度、熱処理時間を変えて、Ar100%雰囲気下で熱処理を行った。
実施例1:熱処理温度 1000℃、熱処理時間 1hr
実施例2:熱処理温度 1050℃、熱処理時間 1hr
実施例3:熱処理温度 1100℃、熱処理時間 1hr
実施例4:熱処理温度 1200℃、熱処理時間 1hr
実施例5:熱処理温度 1200℃、熱処理時間 4hr
この後、第三工程として、犠牲酸化処理を行った。具体的には、パイロジェニック雰囲気下、900℃、1hrの熱処理を行った後、15%のHF水溶液により、ウエーハ表層に形成された熱酸化膜を除去する(第一工程で形成した熱酸化膜もあわせて除去される)。
次に、第四工程として、再度非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行った。ここでは、Ar100%雰囲気下、1200℃、1hrの熱処理を行った。
そして、第五工程として、パイロジェニック雰囲気下、950℃、3hrの熱処理を行った後、15%のHF水溶液によってウエーハ表層に形成された熱酸化膜を除去し、SOI膜が所望の厚さになるように調整した。
このようにして得られたSOIウエーハのSOI膜の表面について、まず、AFM測定で30μm角で測定したところ、実施例1〜5のいずれにおいても、面粗さはRMS値で0.28nm以下であり、これは、後述する、保護膜を形成せず、本発明を実施しなかった比較例2の値(0.50nm)よりも大幅に優れている。
また、AFM測定で30μm角で測定したところ、凹状欠陥の密度は、実施例1が6.2×10/cm、実施例2が3.8×10/cm、実施例3が5.8×10/cm、実施例4が0/cm、実施例5が0/cmであった。これらは、第二工程として非酸化性ガス雰囲気下の熱処理を行わず、本発明を実施しなかった比較例1(9.0×10/cm)よりも著しく優れている。
なお、実施例1〜5において、第二工程での熱処理温度が高くなるほど凹状欠陥の密度が小さくなっていることが分かる。より高温にすることで、第二工程でのイオン注入によるダメージ部の回復が効率良く行われ、その結果、凹状欠陥の発生数がさらに減少したためと考えられるが、この第二工程の熱処理温度は、サンプルのSOI膜厚等の各種条件によって、適切に決定することができる。
(比較例1)
各実施例と同様にして、図2にしたがい、剥離後のSOIウエーハのサンプルを得た。
このサンプルに対し、各実施例と同様にして第一工程を行い、保護膜である熱酸化膜を形成した。
次に、Ar100%の非酸化性ガス雰囲気下の熱処理を第二工程として行った各実施例とは異なり、Ar/Oの割合が99/1の酸化性ガス雰囲気下の熱処理(1100℃、1hr)を行った。
この後、各実施例と同様にして、第三工程〜第五工程を行い、所望のSOI膜厚を有するSOIウエーハを得た。
このようにして得られたSOIウエーハのSOI膜の表面について、各実施例と同様の測定方法により、面粗さおよび凹状欠陥の密度を測定した。その結果、面粗さは0.30nmであり、各実施例と同程度であったが、凹状欠陥の密度は9.0×10/cmであった。
これは、比較例1では、第二工程に行った熱処理が、酸化性ガス雰囲気下の熱処理であったためと思われる。
本発明を実施した各実施例では、第一工程後の第二工程における熱処理は、Ar100%雰囲気であり、非酸化性ガス雰囲気であるため、SOI膜におけるイオン注入によるダメージを回復することができ、ダメージ部で生じる欠陥数が減少し、第三工程で成長する欠陥数が少なくなり、第四工程で局部的にエッチングされることになる成長した欠陥やそれによる歪みも少なくなる。この結果、最終的に、凹状欠陥の発生数を著しく抑制することができる。
しかしながら、比較例1では、第二工程に行った熱処理は酸化性ガス雰囲気下であるため、ダメージ部で生じた欠陥を成長させる効果が働き、最終的に、凹状欠陥の発生数が大きくなってしまう。
(比較例2)
各実施例と同様にして、図2にしたがい、剥離後のSOIウエーハのサンプルを得た。
このサンプルに対し、保護膜として熱酸化膜を形成した各実施例とは異なり、保護膜を形成せずに、次の工程を行った。
以降の工程は、各実施例と同様にして、第二工程〜第五工程を行い(第二工程は実施例3と同様の熱処理)、所望のSOI膜厚を有するSOIウエーハを得た。
このようにして得られたSOIウエーハのSOI膜の表面について、各実施例と同様の測定方法により、面粗さおよび凹状欠陥の密度を測定した。その結果、面粗さは0.50nmで、各実施例よりも大きな値となった。なお、凹状欠陥の密度は6.0×10/cmであり、実施例1と同程度であった。
比較例2の面粗さにおいて、各実施例よりも大きな値となったのは、各実施例とは異なり、第二工程の非酸化性ガス雰囲気下での熱処理を行う前に保護膜を形成していなかったためと考えられる。特に、実施例1や比較例2のように第二工程の熱処理温度が1200℃未満のとき、1200℃以上の場合に比べ、保護膜を形成していないと、一層面粗さが悪化しやすい。
一方、保護膜を予め形成し、本発明を実施した実施例1では、第二工程での熱処理温度が、比較例1と同様に1200℃未満ではあるが、面粗さは0.28nmで優れたものとなっている。しかも、保護膜の有無は、熱処理における汚染の危険の有無に直結する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、本例ではSOIウエーハを例に挙げて説明したが、これに限定されず、各種の貼り合わせウエーハに適用することも可能である。
本発明の貼り合わせウエーハの製造方法の工程の一例を示すフロー図である。 イオン注入剥離法を用いてSOIウエーハを製造する手順の一例を示すフロー図である。
符号の説明
1…ベースウエーハ、 2…ボンドウエーハ、 3…酸化膜、
4…微小気泡層(封入層)、 5…剥離ウエーハ、 6…SOIウエーハ、
7…SOI膜、 8…ダメージ層。

Claims (6)

  1. 少なくとも、ガスイオンの注入により形成された微小気泡層を有するボンドウエーハと支持基板となるベースウエーハとを接合し、前記微小気泡層を境界としてボンドウエーハを剥離してベースウエーハ上に薄膜を形成するイオン注入剥離法によって貼り合わせウエーハを製造する方法において、
    前記ボンドウエーハを剥離した後の貼り合わせウエーハの薄膜の表面に、保護膜を形成する第一工程を行ってから、非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第二工程を行い、次に、酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行って前記貼り合わせウエーハの表層に熱酸化膜を形成した後、該熱酸化膜および前記保護膜を除去する第三工程を行い、その後、再度非酸化性ガス雰囲気下で熱処理する第四工程を行うことを特徴とする貼り合わせウエーハの製造方法。
  2. 前記第一工程で保護膜として熱酸化膜を形成することを特徴とする請求項1に記載の貼り合わせウエーハの製造方法。
  3. 前記第一工程で保護膜として形成する熱酸化膜を、RTAにより形成することを特徴とする請求項2に記載の貼り合わせウエーハの製造方法。
  4. 前記第二工程での熱処理において、熱処理温度を1200℃未満とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貼り合わせウエーハの製造方法。
  5. 前記第四工程後に、さらに、酸化性ガス雰囲気下で熱処理を行って前記薄膜の表面に熱酸化膜を形成し、該熱酸化膜を除去する第五工程を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貼り合わせウエーハの製造方法。
  6. 前記第二工程および/または前記第四工程での熱処理において、前記非酸化性ガス雰囲気をAr100%とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貼り合わせウエーハの製造方法。
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