JP2008245967A - 遊技機における発射ハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】異物を挿入する場所に関わらず異物の挿入を抑制し、損傷や故障の発生を減少させることのできる遊技機の発射ハンドルと、遊技の健全化を図ることのできる遊技機を提供する。
【解決手段】本発明の発射ハンドル800Aは、遊技機の遊技領域に遊技球を発射する発射装置を操作するための発射ハンドルであって、遊技機本体に固定される固定部810と、固定部に対して回動自在に軸着される可動部820と、可動部と固定部の間に形成される溝の深さを変位させる溝深さ変位手段830と、を少なくとも備える。溝深さ変位手段は、軸方向に複動する押圧部材を備えた軸方向複動装置66と、押圧部材の押圧力を受けて前記溝の深さを浅くする方向へ放射状に拡張移動する拡張部821とから構成される。本発明の遊技機100では、上記発射ハンドルを備え、可動部が介挿物によって固定された場合、軸方向複動装置と連動する拡張部によって介挿物を押し出し、可動部を介挿物による固定の状態から解除する。
【選択図】図4

Description

球などの遊技媒体を発射する発射機能を備えた遊技機における発射ハンドルに係り、詳しくはハンドル固定のための介挿物の挿入を抑制する構成を有する遊技機における発射ハンドルに関するものである。
発射機能を備えた遊技機の代表例としてパチンコ遊技機が知られている。このパチンコ遊技機には、遊技者が操作可能な位置に発射強度を調整する発射ハンドルが設けられ、この発射ハンドルの操作により遊技盤に形成された遊技領域の任意の位置に打球を行うことが可能となっている。
ここで、一般的な発射ハンドルでは遊技者の手により強度の調整を行うことを前提として、(遊技機に固着された)固定部に対して回転可能な操作部が形成され、この操作部の回転操作に応じた強度で打球が発射されるように形成されている。なお、遊技者の操作が終了した際に操作部が基準位置(打球することができない強度)に自動的に復帰するようにコイルバネなどの付勢手段が設けられており、遊技者は同一強度で打球発射を行う場合にはこの付勢力に逆らって操作部を支持しながら遊技を行うように形成されてもいる。
このような発射ハンドルでは、遊技者は、長時間遊技している間に、遊技者の手や腕が疲労してしまう。
このため、遊技者の中には、回動する発射ハンドルとハンドル本体側ケーシングとの間にコインやマッチなどの異物をこじ入れ、発射ハンドルを固定する手法を採る者がいた。
また、近年の遊技機は、例えば、リーチ演出などのように、確定した抽選結果の図柄が表示されるまでの間の演出時間が長いため、遊技球の発射を止める遊技者もいる。このような遊技者は、発射ハンドルから手を離すと、操作部材が基準位置に復帰してしまうため、一度決定した発射ハンドル位置を維持ように、異物をハンドルにこじ入れる手法を採ることがある。
このような発射ハンドルの部材の隙間に異物をこじ入れる行為は、発射ハンドルの構成部材に傷をつけ、発射ハンドルの故障を増加させる原因となっており、問題であった。
また、固定部に対して回動する操作部材を有している以上、そのクリアランスをゼロにすることは困難であり、また可能であつたとしても構造や金型などの複雑化を招くという問題もあった。
そこで、発射ハンドルの固定行為をなくすことを目的とした手段として、ハンドルに異物が挿入できないようにした固定阻止部材を設けることが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された発射ハンドルは、ハンドル自体の形状を変更することで異物が挿入できない構造としようとするものであるため、発射ハンドルの回動部分と他の部分(固定部分)との間には、回動可能とするための境界部分が、異物の挿入を可能としてしまう隙間として残ってしまう。そのため、形状を変更した新たな構造の発射ハンドルに対して、異物を挿入する場所を変えて発射ハンドルを固定する手段が考え出される虞が多分にあった。
特開2001−170267号公報
この発明の目的は、異物を挿入する場所に関わらず異物の挿入を抑制し、損傷や故障の発生を減少させることのできる遊技機の発射ハンドルを提供することにある。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 遊技機の遊技領域に遊技球を発射する発射装置を操作するための発射ハンドルであって、
遊技機本体に固定される固定部と、
前記固定部に対して回動自在に軸着される可動部と、
前記可動部と前記固定部の間に形成される溝の深さを変位させる溝深さ変位手段とを備えたことを特徴とする遊技機における発射ハンドル。
(2) 遊技機の遊技領域に遊技球を発射する発射装置を操作するための発射ハンドルであって、
遊技機本体に固定される固定部と、
前記固定部に対して回動自在に軸着される可動部と、
前記可動部と前記固定部の間に形成される溝の幅を変位させる溝幅変位手段とを備えたことを特徴とする遊技機における発射ハンドル。
(3) 前記溝深さ変位手段は、
軸方向に複動する押圧部材を備えた軸方向複動装置と、
前記押圧部材の押圧力を受けて前記溝の深さを浅くする方向へ移動する拡張部とを有している上記(1)に記載の遊技機における発射ハンドル。
(4) 前記溝幅変位手段は、
軸方向に複動する押圧部材を備えた軸方向複動装置と、
前記押圧部材の押圧力を受けて前記溝の幅を拡げる方向へ前記可動部と固定部の相対位置を移動させる軸移動補助部と、
から構成されていることを特徴とする上記(2)に記載の遊技機における発射ハンドル。
(5) 前記可動部に遊技者が接触していることを検知する可動部接触検出手段を備え、
前記軸方向複動装置は、前記可動部接触検出手段が前記接触を検知した場合に作動し、押圧部材の複動を実行することを特徴とする上記(3)又は(4)に記載の遊技機における発射ハンドル。
(6) 前記可動部の基準角度位置からの回動角度を検知する可動部回動角度検出手段を備え、
前記軸方向複動装置は、前記可動部回動角度検出手段が所定角度以上の回動角度を検知した場合に作動し、押圧部材の複動を実行することを特徴とする上記(3)又は(4)に記載の遊技機における発射ハンドル。
(7) 前記可動部の回動角度の変位による基準抵抗値からの変化量を検知する回動角度抵抗検出手段を備え、
前記軸方向複動装置は、前記回動角度抵抗検出手段が所定値以上の変化量を検知した場合に作動し、押圧部材の複動を実行することを特徴とする上記(3)又は(4)に記載の遊技機における発射ハンドル。
請求項1に記載の発明によれば、可動部と固定部との間に形成された溝に、介挿物が挿入され、可動部が一旦固定状態になったとしても、溝深さ変位手段によって、介挿物は押し出され、可動部は介挿物による圧接固定の状態から解除(開放)されるものとなる。
したがって、異物を挿入する場所に関わらず異物の挿入を抑制し、損傷や故障の発生を減少させることのできる遊技機の発射ハンドルを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、可動部と固定部との間に形成された溝に、介挿物が挿入され、可動部が一旦固定状態になったとしても、溝幅変位手段によって、溝幅が広がり、介挿物は支持を失ってハンドルから落下し、可動部は介挿物による圧接固定の状態から解除(開放)されるものとなる。したがって、異物を挿入する場所に関わらず異物の挿入を抑制し、損傷や故障の発生を減少させることのできる遊技機の発射ハンドルを提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、溝深さ変位手段は、軸方向に複動する押圧部材を備えた軸方向複動装置と、前記押圧部材の押圧力を受けて、固定部と可動部の間の溝の深さを浅くする方向へ放射状に拡張移動する拡張部とを有しているので、前記押圧部材が軸方向に複動することで、この押圧部材の押圧力を受けて前記拡張部が放射状に拡張移動することになり、溝の深さが浅くなり、介挿物が押し出される。そして、可動部は介挿物による圧接固定の状態から解除(開放)されるものとなる。
請求項4に記載の発明によれば、溝幅変位手段は、軸方向に複動する押圧部材を備えた軸方向複動装置と、前記押圧部材の押圧力を受けて前記溝の幅を拡げる方向に可動部を軸移動可能とする軸移動補助部とを有しているので、押圧部材の押圧力を受けて前記軸移動補助部が可動部を軸移動させることが可能となる。ゆえに、可動部の回動位置を固定するための介挿物が、回動部分と固定部分との間に形成される隙間(境界部分)のいずれかに挿入され、可動部が一旦固定状態になったとしても、軸方向複動装置と連動する軸移動補助部の移動によって介挿物は支持を失って落とされ、可動部は介挿物による圧接固定の状態から解除(開放)されるものとなる。
請求項5に記載の発明によれば、遊技者が可動部に触れていない場合、発射装置により遊技球は発射されておらず、遊技は成されていないと判断し、その場合、軸方向複動装置を作動させないことで、押圧部材の複動の実行による無駄な作動を無くして効率良く省エネルギー化に寄与することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、可動部が基準角度位置から所定角度以上回動されていない場合、遊技球は発射装置によって遊技領域に達する発射強度でなく、遊技は成されていないと判断し、その場合、軸方向複動装置を作動させないことで、押圧部材の複動の実行による無駄な作動を無くして効率良く省エネルギー化に寄与することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、回動した可動部の基準抵抗値からの変化量を検出し、この変化量が所定量以上に達していない場合、遊技球は発射装置によって遊技領域に達する発射強度でなく、遊技は成されていないと判断し、その場合、軸方向複動装置を作動させないことで、押圧部材の複動の実行による無駄な作動を無くして効率良く省エネルギー化に寄与することができる。
このように上記本発明は、従来技術のように、発射ハンドルを固定する行為を直接的に阻止しようとする観点からなされているものではなく、異物を挿入して発射ハンドルを固定しても、その異物の挿入をすぐに解除してしまうことで、発射ハンドルを固定する行為は無駄であると悟らせて、発射ハンドルを固定する行為を間接的に阻止しようとする観点からなされたものある。
以下、本発明に係る遊技機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態では、球などの遊技媒体を発射する発射機能を備えた遊技機としてパチンコ遊技機を例示する。
また、本明細書において、遊技機の遊技者が配置(座位)される側を正面、前面、前側又は前方として表現し、遊技者の配置位置に対して反対側を背面、後面、後側又は後方とする。また、図1に示されているような正面視において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、鉛直方向をZ軸と定義し、前側から後側へ向かう方向をX軸方向の正方向、右方向をY軸方向の正方向、鉛直下方へ向かう方向をZ軸の正方向と定義する。
図1は、本実施形態における遊技機を示す正面図であり、図2は、その背面図である。
図1においてパチンコ遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠を構成する、遊技機の外型を保持するための外枠1を有する。また、この外枠1の開口前面に、外枠1に合わせて方形枠サイズに形成されて装着された前枠2を備えている。
前枠2は、外枠1の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠1に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠1の正面右側に設けられた施錠装置12によって閉鎖状態に保持されるようになっている。前枠2は、遊技盤や、その背面側に配置された制御基板、配球路、発射装置等を一体として保持する。
前枠2の上部領域には、遊技盤3が配置されている。この遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルータ(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて画成された円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、略中央部に表示装置として液晶表示装置で構成された表示部6aが設けられている。この表示部6aは、各種表示装置を兼ねており、図柄変動表示装置6jや普通図柄変動表示装置264dとしての機能を備える。表示部6aの周りには装飾部材6Bや、始動入賞口6c、および特別入賞口6d、その他入賞口6k、6m、6nなどがそれぞれ配置されている。遊技領域下部には、アウト球を回収するアウト口6eが設けられており、始動入賞口6cや特別入賞口6dに入賞せずに落下した遊技球(所謂アウト球)を、遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。
また、前枠2の前面上部側には、遊技盤3を視認できるように透視可能な覆い部材を備えた覆い部材支持枠70が、水平方向に開閉可能かつ着脱可能に設けられている。この覆い部材は、たとえばガラスよりなり、覆い部材支持枠(ガラス枠)70は、通常、施錠装置12により閉鎖状態に保持されて遊技盤3の前面を覆っている。
前枠2の前面下部側で、覆い部材支持枠70の下方には、皿ユニット701が、前枠2に開閉支持されている背面板(不図示)に取り付けられて設けてある。皿ユニット701は、図示しない施錠装置により通常、閉鎖状態に保持されている。皿ユニット701は、球受け皿を構成している球貯留部701aと、発射装置へ送られる遊技球が貯留される球貯留部701aの正面左側下部に設けられた灰皿701bと、遊技の展開状況に応じて効果音を発生させるスピーカ口701cと、操作装置としてのボタン701dとを有している。球貯留部701aの正面右側下部には、発射ハンドル800が設けられている。また、前枠2及び遊技盤3には、遊技状態に応じて点灯・点滅する多数の各種遊技効果ランプ(不図示)が設けられている。
また、図2に示すように、皿ユニット701の背後には、遊技盤3と上下に整合し得る遊技補助盤が形成されており、ここに発射ハンドル800の回動操作(回動角度位置)に応じて遊技球を打ち出す遊技球発射装置の発射機構部21が設けられている。また、皿ユニット701の背後には、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25d(図10参照)から払い出された遊技球のうち、球貯留部701aに排出し切れない遊技球を一時貯留する貯留ケース、遊技球発射装置によって打ち出された遊技球のうち、遊技領域6に到達できずに戻ってきたファール球を、貯留ケースを介して球貯留部701aに回収処理するファール球回収通路、及び遊技の展開状態に応じて効果音を発生させるスピーカなどが設けられている。
前枠2の裏側には、裏セット盤20が着脱可能に取り付けられている。裏セット盤20には、遊技球を貯留する球貯留タンクや、遊技盤3における入賞状態に基づいて遊技球を払い戻す球搬出装置25d、この球搬出装置25dから払い戻された遊技球を貯留ケースに導く払出通路などの賞球機構が設けられている。また、その裏面側に、電源基板や発射制御基板、主制御基板、払出制御基板、ランプ・音声制御基板などの各種回路基板が取り付けられ、これら回路基板と電気・電子部品とは、ワイヤーハーネスで接続されて、遊技可能に構成される。
以上のような構成のパチンコ遊技機100は、覆い部材支持枠70、皿ユニット701などが閉鎖施錠された状態で遊技に供され、球貯留部701aに遊技球を貯留させて発射ハンドル800を回動操作することにより遊技が開始される。すなわち、図1中に太線矢印で示すように発射ハンドル800が回動操作されると、球貯留部701aに貯留された遊技球が1球ずつ発射機構部21に送り出され、発射機構部21の打球杵21aにより遊技領域6に打ち出され、パチンコゲームが展開される。
このように遊技球発射装置は、遊技者が遊技領域6内の所定位置に遊技球が打ち出せるように、遊技者自身が発射強度を調整可能に構成されていると共に、上述した発射ハンドル800がその調整装置になっている。
次に、本発明に係る遊技機における発射ハンドルの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明に係る遊技機における発射ハンドルは、回動部分と固定部分との間に形成される隙間(境界部分)に挿入された介挿物に対して、内側から押し出す方向に力を加えることで介挿物を排除し、可動部の固定を解除(開放)するタイプの発射ハンドル(以下、単に「第一発射ハンドル」という。)と、可動部に対して軸方向に力を加え、可動部と固定部との間隔を広げることで前記介挿物の支持を排除し、可動部の固定を解除(開放)するタイプの発射ハンドル(以下、単に「第二発射ハンドル」という。)と、に分けることが出来る。
(第一実施形態)
まず、図3〜図7を用いて、第一発射ハンドルについて説明する。
図3は、本発明に係る第一発射ハンドルの構造の一例を示す断面図であり、図4は、本発明に係る発射ハンドルにおける溝深さ変位手段の作動状態を示す断面図である。また、図5は、本発明に係る第一発射ハンドルの構造を説明する分解断面図であり、図6は、その分解斜視図、図7は、一部組み立てた状態を示す斜視図である。
第一発射ハンドル800Aは、パチンコ遊技機100本体側から前方に突出する固定部としてのハンドルベース810、及びハンドルベース810の前方に回動可能に支持された可動部としての回動レバー820などを備えて構成される。また、回動レバー820は、発射ハンドル800の前端にキャップ体822が固定配設されている。
ハンドルベース810は、皿ユニット701の下部に固定されて前方に突出する円筒状の支軸部811と、この支軸部811の前方に椀状に開く機構収容部812からなり、これらは一体成形されている。なお、支軸部811と機構収容部812は、ABS樹脂などの樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段で形成されている。
機構収容部812は、外周側に一部切り欠かれた略円筒形の支持フランジ部813が前方に延出して成型され、内部には、先端側に中空軸状の支軸814が前方に突出して成型されている。この支持フランジ部813の内面側には、後述する拡張板831の第一押え板828を係止する係止突部813aが形成されている。また、図示しないが、機構収容部812には、発射機構部21の作動をオン・オフする作動スイッチと、この作動スイッチに近接して揺動可能に軸支される発射停止ボタンSTとが取り付けられている。発射停止ボタンには、支持フランジ部813に形成された切り欠き部から機構収容部812の外方に突出しているボタン操作部が形成されている。
そして、ハンドルベース810と回動レバー820の間には、溝深さ変位手段830が配設されている。この溝深さ変位手段830は、ハンドルベース810と回動レバー820の間に形成される溝の深さを変位させる。このような溝深さ変位手段830は、たとえば図に示すように、軸方向に複動する第一押圧部材67Aを備えた軸方向複動装置66と、前記第一押圧部材67Aの押圧力を受けて前記溝の深さを浅くする方向へ放射状に拡張移動する拡張部821とから構成することが出来る。
前記軸方向複動装置66としては、たとえばソレノイドを挙げることが出来る。ソレノイド66は、電気エネルギーを機械的な直線運動に変換させるアクチュエータであり、励磁用コイル(不図示)と固定鉄芯(不図示)と可動鉄芯66bとを備える。すなわち、フレーム66aに内蔵された励磁用コイル内に可動鉄芯66bを設置し、電流を加えることで電磁力によって可動鉄芯66bを駆動させ、第一押圧部材67Aを移動させる。本実施形態におけるソレノイド66は、可動鉄心66bが駆動することで固定鉄芯から一定の距離に引き離されるプッシュ型であり、復旧バネ66cにより元の状態に戻るようになっている。このソレノイド66は、ハンドルベース810の支軸814内に収容されている。
また、第一押圧部材67Aは、可動鉄芯66bの駆動方向先端(図3又は図4に示す左側)に配設されている。この第一押圧部材67Aは、駆動方向へ行くに従って径が小さくなるテーパ状の周側面を有する略円筒型をしており、この周側面が、後述する拡張板831の被押圧面832aに当接する押圧面67aとなる。
一方、拡張部821は、ハンドルベース810と回動レバー820の間の隙間に介在し、拡張板831と、この拡張板831の外周に配設された復旧環827から構成されている。
拡張板831は、中心部に開口が形成された略平板を構成する複数の拡張片の集合体よりなり、図6及び図7では、4つの拡張片831A,831B,831C,831Dから構成されている。すなわち、拡張板831は、中空軸状の支軸814の邪魔とならないように分離可能な構造となっている。これら拡張片831A,831B,831C,831Dは何れも、内縁側に、ソレノイド66側に向かって突出する庇部832を備える。この庇部832の内面側は、ソレノイド66側に向かって肉厚が薄くなるテーパ面となっており、このテーパ面が、前述した第一押圧部材67Aの押圧面67aが当接する被押圧面832aとなっている。
また、復旧環827は、たとえば弾性復元力を有するゴム材からなる環状部材よりなり、前記4つの拡張片831A〜831Dを外縁側よりまとめて支持する。したがって、拡張部821の外縁部は復旧環827によって覆われた状態となっており、前記複数の拡張片831A〜831Dが放射状に拡張移動したとしても、復旧環827の弾性復元力によって元の状態に戻るようになっている。
また、拡張部821は、復旧環827によって外縁部が覆われた後、ハンドルベース810側に位置する第一押え板828と、回動レバー820側に位置する第二押え板829とによって挟まれた状態となっている。拡張部821は、この第一押え板828と第二押え板829によって、複数の拡張片831A〜831Dがバラバラとならないように保持されている。
このような溝深さ変位手段830では、ソレノイド66に電流が流れると、発生する磁束によって可動鉄心66bが駆動し、可動鉄心66bの移動に応じて、先端に配設された第一押圧部材67Aが軸方向に配設された拡張部821へ向かって移動する。第一押圧部材67Aは、その周側に形成された押圧面67aによって、拡張部821を構成する各拡張片831A,831B,831C,831Dの内縁側に設けられた庇部832の被押圧面832aを押圧する。庇部832は、被押圧面832a押圧面67aによって押圧されることに伴い、この押圧力を各拡張片831A,831B,831C,831Dに伝える。そして、各拡張片831A,831B,831C,831Dは、放射状に拡張する。
これにより、ハンドルベース810と回動レバー820との間に形成される隙間(境界部分)を溝として、そのいずれかの場所に回動レバー820の回動位置を固定するためのコインなどの介挿物Cが挿入されていた場合(図3に示す二点鎖線参照)、前記拡張片831A,831B,831C,831Dが放射状に拡張することで前記溝の深さが浅くなり、前記介挿物Cを押し出すことができるものとなる(図4に示す二点鎖線参照)。
また、機構収容部812には、ハンドル回転軸(不図示)と、可動部回動角度検出手段としてのハンドル位置検出器62bと、回動角度抵抗検出手段としての可変抵抗器63と、ハンドル回転軸と可変抵抗器63とを連結する連結ギア(不図示)と、可動部接触検出手段としてのタッチ検出器65が配設されている。
ハンドル回転軸は、支持フランジ部813の軸心に位置するように機構収容部812を貫通して取り付けられており、図示しないが、前端に第1ギアと、該第1ギアから前方に突出し且つ略平行である2本の連結ピンと、を備えている。
ハンドル位置検出器62bは、ハンドル回転軸の位置から、基準角度位置からのハンドル800の回動角度を検出する。また、本発明においては、ハンドル位置検出器62bが回動レバー820の所定の回動角度を検知した場合に、前記ソレノイド66の複動を実行するものとしても良い。これにより、発射ハンドル800の操作状態をハンドル位置検出器62bにて検知し、ハンドルの回動角度位置が、遊技球が遊技領域に達する発射強度に満たない位置である場合は、遊技が行なわれていないと判断し、その場合、ソレノイド66作動は無駄となるので、ソレノイド66の通電を停止し、ハンドル固定のための介挿物の押し出し排除は行なわないものとすることができる。
可変抵抗器(ポテンショメータ)63は、ハンドル回転軸を介して回動レバー820の回動角度を抵抗の大きさとして検出する。可変抵抗器63は、回動レバー820の回動に応じて抵抗が変化するものであり、基準角度位置における抵抗値(基準抵抗値)と、所定の回動角度位置の抵抗値との差(変化量)によって、回動量を得ることができる。
この可変抵抗器63は、機構収容部812を貫通して取り付けられ、前方に突出する検出軸63aの先端がDカットに成形されており、ハンドル回転軸の第1ギアと係合する連結ギアのザグリ部(図示略)と嵌合するようになっている。なお、可変抵抗器63により検出された抵抗値は、遊技制御手段200に送信され、発射モータ21mを駆動制御するための情報として用いられる。
また、本発明においては、可変抵抗器63により検出された抵抗値の変化量は、ソレノイド66に送信され、当該ソレノイド66を作動制御するための情報として用いるようにしても良い。すなわち、可変抵抗器63が所定の回動角度を検知した場合に、前記ソレノイド66の複動を実行するものとする。これにより、発射ハンドル800の操作状態を可変抵抗器63にて検知し、可変抵抗器63の抵抗値変化量が、遊技球が遊技領域に達する発射強度に満たない値である場合は、遊技が行なわれていないと判断し、その場合、ソレノイド66作動は無駄となるので、ソレノイド66の通電を停止し、ハンドル固定のための介挿物の押し出し排除は行なわないものとすることができる。
タッチ検出器65は、遊技の公正上、発射ハンドル800の操作が遊技者の手による操作であるときに遊技球を打ち出せるようにする必要があるため、遊技者が回動レバー820に接触しているか否かを検出するためのものである。タッチ検出器65は、回動レバー820の表面に施された導電性の硬質メッキ部分であるタッチ部と、このタッチ部と図示しないリード線により電気的に接続されて該タッチ部の静電容量の変化を検出する検出回路部とを備え、タッチ部に接触している物体の静電容量の変化が特定値を示したとき検出回路部は遊技者(人体)が発射ハンドル800(回動レバー)に接触したと検出するように構成されている。
また、本発明においては、タッチ検出器65が遊技者による接触を検知した場合に、前記ソレノイド66の複動を実行するものとするものとしても良い。これにより、遊技者が遊技を行なっている状態をタッチ検出器65にて検知し、タッチ検出器65が遊技者による接触を検知しない場合は、遊技が行なわれていないと判断し、その場合、ソレノイド66の無駄な作動を無くしてハンドル固定のための介挿物の押し出し排除は行なわないものとすることができる。
以上のように、ハンドル位置検出器62b、可変抵抗器63、タッチ検出器65の各検出装置の検出値に基づくソレノイド66の駆動制御は、おのおの単独で行なう場合のほか、これらを組み合わせた制御を行なってもよい。
また、本発明においては、タッチ検出器65が遊技者による接触を検知した後、タッチ検出器65が所定時間、遊技者による接触を検知しなかった場合、前記ソレノイド66の複動を一度だけ実行するものとするものとしても良い。これにより、介挿物の挿入による回動レバー820の固定の虞があるものと見做し、ソレノイド66を作動させることで、実際に介挿物が挿入されていた場合の回動レバー820の固定解除と、実際には介挿物が挿入されていなかった場合における回動レバー820の固定行為の未然防止を達成することができる。
さらに、本発明においては、ソレノイド66の作動後、ソレノイド66が一定時間ごとに間欠駆動するものとしても良い。これにより、遊技中も連続して、介挿物の挿入による回動レバー820の固定行為を防止することができる。
回動レバー820は、遊技者が操作して発射強度を調整する部分であり、ハンドルベース810の前方に支持され、全体としては球殻の前後を平行に切断した外郭円盤状をなし、遊技者が把持するグリップ部823と、このグリップ部823から略三角形状に外周方向に突出する指掛け部824とを有し、ハンドルベース810と同様の樹脂材料を用いて一体成型されたうえ、表面に導電性の硬質メッキを施して形成される。
グリップ部823の後端側には、溝深さ変位手段830を覆う円筒状の周壁部825が形成されている。この周壁部825の内面側には、前述した拡張板831の第二押え板829を係止する係止部825aが形成されている。一方、グリップ部823の前端側には、このグリップ部823から前方に延びて、キャップ体822の外周面(後述するキャップフランジ部)と嵌合する嵌合部826が形成されている。グリップ部823の内側には、図示しないが、前後を仕切るプレート部を貫通して回動規制溝が形成され、また回動規制溝より内側には、ハンドル回転軸の2本の連結ピンとそれぞれ係脱可能な長孔状のピン係合孔が軸心を挟んでプレート部に形成されている。
回動規制溝は、グリップ部823の軸線を中心とする円弧状に形成されるとともに、その溝幅が支軸の先端側の平行軸部の径よりもわずかに大きめに形成されており、支軸を前後に挿通させて各支軸の外周面と係脱可能に形成されている。そして、これら回動規制溝は、下側に位置する回動規制溝が左下の支軸と係合し、上側に位置する回動規制溝が右上の2本の支軸と係合する。このような3点の支軸との係合によって、回動レバー820は、機構収容部812と同一の軸線上に配設され、回動規制溝の円弧形態により軸線周りに回動可能に支持される。
グリップ部823に形成された指掛け部824には、主として親指が掛止される。この指掛け部824は丸み帯びた三角錐形態をなし、グリップ部823から外周方向に突出する外殻壁面により形成されている。指掛け部824の角度位置及び形状は人間工学的な見地に基づいて設定されており、遊技者が発射ハンドル800を前方から把持したときに、指掛け部824を利用して回動レバー820を回動操作しやすいように構成されている。
キャップ体822は、回動レバー820の前方を覆って発射ハンドル800の前端に固定配設され、グリップ部823と滑らかに繋がる球殻状に形成されており、ハンドルベース810と同様の樹脂材料を用いて一体成型される。
キャップ体822の後部には、回動レバー820のグリップ部823から前方に突出する円筒状の嵌合部826と嵌合するキャップフランジ部が形成されている。また、キャップ体822の内部には、回動レバー820の回動規制溝を通って前方に突出する支軸と位置整合して、これら支軸の前端に形成されたザグリ部とそれぞれ嵌合する固定ボスが突出成型されている。固定ボスの中心には、それぞれネジを受容するネジ受容孔が形成されている。
回動レバー820は、上下のピン係合孔をハンドル回転軸の連結ピンと係合させ、ハンドルベース810から前方に突出する支軸及びバネ支柱を、回動規制溝を通して前方に挿通させる。また、捻りバネのコイル部を回動レバー820のプレート部前面に前方に延びるように円筒状に形成されたバネ支軸に掛合させた上、この捻りバネの一端を回動レバー820のプレート部前面に形成されたバネフックに掛止し、他端をバネ支柱の前端部にネジ固定することで、ハンドルベース810の前方に取り付けられる。
そして、回動レバー820の前方からキャップ体822を覆い被せて、キャップ体822内面の固定ボスを支軸の前端のザグリ部に嵌合させ、機構収容部812の後方から支軸814の中空軸の内部にネジを挿入して締め込む。これにより、ハンドルベース810とキャップ体822とが連結固定されて、これらの間には回動レバー820が回動可能に挟持される。回動レバー820は、捻りバネの作用により基準角度位置(遊技球発射装置の作動がオフとなる位置)の方向に常時付勢されており、常には基準角度位置に保持される。
上記構成の発射ハンドル800は、遊技者が(捻りバネの付勢力に抗して)回動レバー820を回動操作した場合、ピン係合孔で係合する連結ピン及び第1ギアと係合する連結ギアを介して可変抵抗器63の検出軸が回動され、その抵抗値に応じた発射強度、すなわち回動レバー820の回動角度位置に応じた発射強度で、遊技球が遊技盤3に向けて発射される。
また、発射ハンドル800は、タッチ検出器65による遊技者の接触検知を条件として、回動レバー820が回動させられると、ピン係合孔で係合する連結ピン及び第1ギアと係合する連結ギアを介して可変抵抗器63の検出軸が回動され、その抵抗値に応じた発射強度、すなわち回動レバー820の回動角度位置に応じた発射強度で、遊技球が遊技盤3に向けて発射される。
なお、遊技終了等で遊技者が発射ハンドル800から手を離した場合、回動レバー820は捻りバネの付勢力により自動的に基準角度位置に戻り、遊技球発射装置の作動がオフになる。
(第二実施形態)
次に、図8及び図9を用いて、第二発射ハンドルについて説明する。
図8は、本発明に係る第二発射ハンドルの構造の一例を示す断面図であり、図9は、本発明に係る発射ハンドルにおける溝幅変位手段の作動状態を示す断面図である。ここでは、先に説明した実施形態と異なる部分を中心に説明する。したがって、上述した実施形態と同様の構成部分は同じ符号を付してその説明は省略し、特に説明しない限り同じであるものとする。
第二発射ハンドル800Bは、パチンコ遊技機100本体側から前方に突出する固定部としてのハンドルベース810、及びハンドルベース810の前方に回動可能に支持された可動部としての回動レバー820などを備えて構成される。また、回動レバー820は、発射ハンドル800の前端にキャップ体822が固定配設されている。
機構収容部812には、溝幅変位手段850が配設されている。この溝幅変位手段850は、ハンドルベース810と回動レバー820の間に形成される溝の幅を変位させる。このような溝幅変位手段850は、たとえば図に示すように、軸方向に複動する第二押圧部材67Bを備えた軸方向複動装置66と、前記第二押圧部材67Bの押圧力を受けて前記溝の幅を拡げる方向に前記回動レバー820を軸移動可能とする軸移動補助部841とから構成することが出来る。前記軸方向複動装置66としては、たとえばソレノイドを挙げることが出来る。
また、第二押圧部材67Bは、可動鉄芯66bの駆動方向先端側(図8又は図9に示す左側)に配設されている。この第二押圧部材67Bは、支軸814の中空軸内において摺動可能な形状をしており、先端部が後述する連結部842に接続されている。
いる。
一方、軸移動補助部841は、回動レバー820の周壁部825と、連結部842から構成されている。連結部842は、一端がプレート部843の背面(ソレノイド66側)に取り付けられ、他端が第二押圧部材67Bの先端部に取り付けられ、ソレノイド66の押圧力が回動レバー820へ伝動するような構造になっている。
このような溝幅変位手段850では、ソレノイド66に電流が流れると、発生する磁束によって可動鉄心66bが駆動し、可動鉄心66bの移動に応じて、先端に配設された第二押圧部材67Bが軸方向に配設されたプレート部843へ向かって移動する。第二押圧部材67Bは連結部842を介してプレート部843を押圧する。プレート部843が押圧されると、回動レバー820は周壁部825に沿って軸方向に移動する。
これにより、ハンドルベース810と回動レバー820との間に形成される隙間(境界部分)を溝として、そのいずれかの場所に回動レバー820の回動位置を固定するためのコインなどの介挿物Cが挿入されていた場合(図8に示す二点鎖線参照)、回動レバー820が軸方向に移動することで前記溝の幅が拡げられ、前記介挿物Cは支持を失って落とされるものとなる(図9に示す二点鎖線参照)。
また、機構収容部812には、ハンドル回転軸(不図示)と、可動部回動角度検出手段としてのハンドル位置検出器62bと、回動角度抵抗検出手段としての可変抵抗器63と、ハンドル回転軸と可変抵抗器63とを連結する連結ギア(不図示)と、可動部接触検出手段としてのタッチ検出器65が配設されている。
ハンドル位置検出器62bは、ハンドル回転軸の位置からハンドル800の回動角度位置を検出する。また、本発明においては、ハンドル位置検出器62bが回動レバー820の所定の回動角度を検知した場合に、前記ソレノイド66の複動を実行するものとしても良い。これにより、発射ハンドル800の操作状態をハンドル位置検出器62bにて検知し、ハンドルの回動角度位置が、遊技球が遊技領域に達する発射強度に満たない位置である場合は、遊技が行なわれていないことを意味する。その場合は、ソレノイド66作動は無駄となるので、ソレノイド66の通電を停止し、ハンドル固定のための介挿物の押し出し排除は行なわないものとすることができる。
また、本発明においては、可変抵抗器63により検出された抵抗値は、ソレノイド66に送信され、当該ソレノイド66を作動制御するための情報として用いるようにしても良い。すなわち、可変抵抗器63が所定の回動角度を検知した場合に、前記ソレノイド66の複動を実行するものとする。これにより、発射ハンドル800の操作状態を可変抵抗器63にて検知し、可変抵抗器63の抵抗値が、遊技球が遊技領域に達する発射強度に満たない値である場合は、遊技が行なわれていないことを意味する。その場合は、ソレノイド66作動は無駄となるので、ソレノイド66の通電を停止し、ハンドル固定のための介挿物の押し出し排除は行なわないものとすることができる。
また、本発明においては、タッチ検出器65が遊技者による接触を検知した場合に、前記ソレノイド66の複動を実行するものとするものとしても良い。これにより、遊技者が遊技を行なっている状態をタッチ検出器65にて検知し、タッチ検出器65が遊技者による接触を検知しない場合は、遊技が行なわれていないことを意味する。その場合は、ソレノイド66の無駄な作動を無くしてハンドル固定のための介挿物の押し出し排除は行なわないものとすることができる。
以上のように、ハンドル位置検出器62b、可変抵抗器63、タッチ検出器65の各検出装置の検出値に基づくソレノイド66の駆動制御は、おのおの単独で行なう場合のほか、これらを組み合わせた制御を行なってもよい。
また、本発明においては、タッチ検出器65が遊技者による接触を検知した後、タッチ検出器65が所定時間、遊技者による接触を検知しなかった場合、前記ソレノイド66の複動を一度だけ実行するものとするものとしても良い。これにより、介挿物の挿入による回動レバー820の固定の虞があるものと見做し、ソレノイド66を作動させることで、実際に介挿物が挿入されていた場合の回動レバー820の固定解除と、実際には介挿物が挿入されていなかった場合における回動レバー820の固定行為の未然防止を達成することができる。
さらに、本発明においては、ソレノイド66の作動後、ソレノイド66が一定時間ごとに間欠駆動するものとしても良い。これにより、遊技中も連続して介挿物の挿入による回動レバー820の固定行為を防止することができる。
次に、本遊技機における遊技制御を行う遊技制御手段について説明する。
図10は、本発明に係る遊技機の遊技制御の構成を示すブロック図である。
遊技制御手段200は、遊技の進行や演出等を含む遊技機100全体を統括制御する手段である。図10において、遊技制御手段200は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。遊技制御手段200は、遊技盤3の背面側に設けられた制御基板上に設けられている。ここで、遊技制御手段200は、1つの制御基板上に限らず、複数の制御基板上にわたって設けられていても良い。遊技制御手段200は、本実施形態では、以下の各手段を備える。
(入賞球検出手段)
入賞球検出手段21は、入賞口6k、6m、6n、始動入賞口6c及び特別入賞口6dに遊技球が入賞したときに、その入賞を検出するものである。これらの入賞口6k、6m、6n、始動入賞口6c及び特別入賞口6dには、それぞれ入賞口センサ5s、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsが設けられ、それぞれ入賞球検出手段21に電気的に接続されている。
(抽選手段)
抽選手段22は、入賞球検出手段21により、始動入賞口6cへの遊技球の入賞が検出されたことを条件として、可変表示手段である図柄変動表示装置6jに表示する停止図柄に関する抽選を行うものである。本実施形態では、第1に、当選/非当選の有無、第2に、図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示後の停止図柄、及び第3に、図柄の変動表示中の変動パターンの抽選を行う。抽選手段22は、これらの第1〜第3の抽選を行うべく、当たり抽選手段22aと、停止図柄抽選手段22bと、変動パターン抽選手段22cとを備える。
(当たり抽選手段)
当たり抽選手段22aは、本実施形態では、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数取得手段と、当たり判定手段とを備える。
当たり判定用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期(例えば、16ビット乱数による0〜65535の周期)を有する当たり判定用乱数を発生させる。
当たり判定用乱数取得手段は、当たり判定用乱数発生手段によって発生した当たり判定用乱数のうち1の当たり判定用乱数を、所定の時、本実施形態では始動入賞口センサ6csから送信された検出信号を入賞球検出手段21が受信した時に取得する。
当たり判定手段は、当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数に基づいて、当選であるか非当選であるかを判定する。
そして、当選と判定された場合には、後述する演出制御手段27にコマンドを送る。
(停止図柄抽選手段)
停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段の判定結果に基づいていて、図柄変動表示装置6jに停止表示すべき停止図柄を抽選するものである。
(変動パターン抽選手段)
変動パターン抽選手段22cは、図柄変動表示装置6jに表示すべき図柄の変動パターンを抽選するものである。本実施形態では、当たり抽選手段22aの当たり判定手段での判定結果に基づいて、複数種類の図柄の変動パターンを記憶したデータテーブルを参照して、いずれか1つの変動パターンを選択する。
(図柄表示制御手段)
図柄表示制御手段23は、始動入賞口6cへの遊技球の入賞により、入賞球検出手段21が検出信号を受信したことを条件として、図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段24は、当たり抽選手段22aの当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が、当選図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄(例えば「777」)となった場合に、特別遊技に移行させ、その終了条件を満たすまで特別遊技を実行するものである。ここで「特別遊技」とは、通常遊技以上に遊技球が入賞しやすい状態が作り出され、具体的には、特別入賞口駆動装置6ddが作動されて、特別入賞口6dが開放され、遊技球を受け入れ易い状態になることで、それまで以上に賞球の獲得が期待できる遊技である。
(球搬出制御手段)
球搬出制御手段25は、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25dの駆動を制御するものである。上述したように、入賞口センサ5s、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsからの検出信号を入賞球検出手段21が受信したときに、その入賞に対応する数の賞球を払い出すように、球搬出装置25dを制御する。球搬出装置25dは、駆動されると、球を遊技機1の皿701aに払い出す。
(普通図柄制御手段)
普通図柄制御手段26は、普通図柄変動表示装置264dの変動表示及び停止表示を制御するためのものであり、以下の各手段を備える。
(入球検出手段)
入球検出手段262は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、それを検出するものである。遊技球が普通図柄始動口6iを遊技球が通過すると、普通図柄始動口センサ6isから、そのときの検出信号が入球検出手段262に送信される。入球検出手段262は、この検出信号を受信したときに、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを検出する。
(普通図柄抽選手段)
普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを条件として、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を抽選によって決定するものである。普通図柄抽選手段263は、上述した当たり抽選手段22aと同様に、当たり判定用乱数発生手段と当たり判定用乱数値取得手段と、当たり判定手段とを備える。
(普通図柄変動制御手段)
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動口6iを遊技球が通過したときに、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dの図柄を所定時間変化させた後、最終的には普通図柄抽選手段263によって決定された図柄を普通図柄変動表示装置264dに停止表示させる。
(球誘導装置制御手段)
球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、球誘導装置265dの作動を制御するものである。具体的には、普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときは、球誘導装置265dを作動させるように制御する。これと逆に、普通図柄抽選手段263による抽選で非当選であったときは、球誘導装置265を作動させない。
(演出効果制御手段)
演出制御手段27は、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を制御する。演出制御手段27は、当たり抽選手段22aにより、当選の旨のコマンドを受け取った場合には、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を選択し、これを表示する。
また、遊技制御手段200は、発射制御手段140を備え、入力された信号に応じて各種作動制御を行う。遊技制御手段200は、この制御対象として、発射モータ21m、ハンドル位置検出器62b、可変抵抗器63、タッチ検出器65、及びソレノイド66等が電気的に接続している。これらは、全て遊技制御手段200からの制御信号に基づいて作動制御されている。
(発射制御手段)
発射制御手段140は、発射モータ21mの発射制御を行うためのものであり、発射モータ駆動制御手段141と、発射強度決定手段142とを備えている。
(発射モータ駆動手段)
発射モータ駆動制御手段141は、発射機構部21の打球杵21aを揺動付勢する発射モータ21mの駆動制御を行うためのものである。
(発射強度決定手段)
発射強度決定手段142は、可変抵抗器63により検出された抵抗値、すなわち遊技球が発射されない基準角度位置に対する現在の発射ハンドル800の回動角度位置に基づいて、遊技球を遊技盤3の遊技領域6内に発射する強度を決定するためのものである。
(ソレノイド制御手段)
ソレノイド制御手段150は、ソレノイド66の駆動制御を行うためのものである。ソレノイド66の駆動制御は、たとえばタッチ検出器65が遊技者による接触を検知した遊技開始時や、タッチ検出器65が遊技者による接触を検知しなくなった遊技終了時、ハンドル位置検出器62bが所定の回動角度を検知した場合、可変抵抗器63が所定の回動角度を検知した場合、に駆動し、拡張板831を放射状に拡張移動させたり、軸移動補助部841を軸移動させたりする。また、ソレノイド制御手段150は、遊技中継続的に一定時間ごとに間欠駆動し、拡張板831を放射状に拡張移動させたり、軸移動補助部841を軸移動させたりもする。
このように本発明によれば、発射ハンドルに、軸方向複動装置であるソレノイドと拡張板とから構成された溝深さ変位手段を設ける構成により、介挿物を挿入する場所に関わらず、前記拡張板の放射状の拡張によって介挿物が挿入される溝の深さを浅くして介挿物を押し出し、介挿物による圧接固定によって回動レバーを固定する行為の抑制を促すことができる。
また、本発明によれば、発射ハンドルに、軸方向複動装置であるソレノイドと軸移動補助部とから構成された溝幅変位手段を設ける構成により、介挿物を挿入する場所に関わらず、回動レバーの軸移動によって介挿物が挿入される溝の幅を拡げて介挿物の支持を失わせ、介挿物による圧接固定によって回動レバーを固定する行為の抑制を促すことができる。
したがって、発射ハンドルの損傷や故障の発生を減少させ、遊技の健全化を図ることが出来る。
本発明に係る発射ハンドルを備えた遊技機の正面図である。 本発明に係る発射ハンドルを備えた遊技機の背面図である。 本発明に係る第一発射ハンドルの構造の一例を示す断面図である。 本発明に係る第一発射ハンドルに備えられた溝深さ変位手段の作動状態を示す断面図である。 本発明に係る第一発射ハンドルの構造を説明する分解断面図である。 本発明に係る第一発射ハンドルの構造を説明する分解斜視図である。 本発明に係る第一発射ハンドルの構造を説明する一部組み立てた状態を示す斜視図である。 本発明に係る第二発射ハンドルの構造の一例を示す断面図である。 本発明に係る第二発射ハンドルに備えられた溝幅変位手段の作動状態を示す断面図である。 本発明に係る発射ハンドルを備えた遊技機の遊技制御手段の構成を概略的に説明するブロック図である。
符号の説明
1 外枠
2 前枠
3 遊技盤
3A、3B ヒンジ金具
6 遊技領域
6a 表示部
6c 始動入賞口
6d 特別入賞口
12 施錠装置
62b 可動部回動角度検出手段(ハンドル位置検出器)
63 回動角度抵抗検出手段(可変抵抗器)
65 可動部接触検出手段(タッチ検出器)
66 軸方向複動装置(ソレノイド)
67A 押圧部材
67a 押圧面
70 覆い部材支持枠(ガラス枠)
100 遊技機
701 皿ユニット
701a 球貯留部
701b 灰皿
701c スピーカ
800 発射ハンドル
800A 第一発射ハンドル
800B 第二発射ハンドル
810 ハンドルベース(固定部)
811 支軸部
812 機構収容部
813 支持フランジ部
814 支軸
820 回動レバー(可動部)
821 拡張部
822 キャップ体
823 グリップ部
824 指掛け部
825 周壁部
826 嵌合部
827 復旧環
828 第一押え板
829 第二押え板
830 溝深さ変位手段
831 拡張板
832 被押圧部
841 軸移動補助部
842 連結部
850 軸方向変位手段

Claims (7)

  1. 遊技機の遊技領域に遊技球を発射する発射強度を調整するための発射ハンドルであって、
    遊技機本体に固定される固定部と、
    前記固定部に対して回動自在に軸着される可動部と、
    前記可動部と前記固定部の間に形成される溝の深さを変位させる溝深さ変位手段とを備えたことを特徴とする遊技機における発射ハンドル。
  2. 遊技機の遊技領域に遊技球を発射する発射装置を操作するための発射ハンドルであって、
    遊技機本体に固定される固定部と、
    前記固定部に対して回動自在に軸着される可動部と、
    前記可動部と前記固定部の間に形成される溝の幅を変位させる溝幅変位手段とを備えたことを特徴とする遊技機における発射ハンドル。
  3. 前記溝深さ変位手段は、
    軸方向に複動する押圧部材を備えた軸方向複動装置と、
    前記押圧部材の押圧力を受けて前記溝の深さを浅くする方向へ移動する拡張部とを有している請求項1に記載の遊技機における発射ハンドル。
  4. 前記溝幅変位手段は、
    軸方向に複動する押圧部材を備えた軸方向複動装置と、
    前記押圧部材の押圧力を受けて前記溝の幅を拡げる方向へ前記可動部と固定部の相対位置を移動させる軸移動補助部と、
    から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機における発射ハンドル。
  5. 前記可動部に遊技者が接触していることを検知する可動部接触検出手段を備え、
    前記軸方向複動装置は、前記可動部接触検出手段が前記接触を検知した場合に作動し、押圧部材の複動を実行することを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機における発射ハンドル。
  6. 前記可動部の基準角度位置からの回動角度を検知する可動部回動角度検出手段を備え、
    前記軸方向複動装置は、前記可動部回動角度検出手段が所定角度以上の回動角度を検知した場合に作動し、押圧部材の複動を実行することを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機における発射ハンドル。
  7. 前記可動部の回動角度の変位による基準抵抗値からの変化量を検知する回動角度抵抗検出手段を備え、
    前記軸方向複動装置は、前記回動角度抵抗検出手段が所定値以上の変化量を検知した場合に作動し、押圧部材の複動を実行することを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機における発射ハンドル。
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