JP2012055635A - 弾球遊技機の発射ハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】回動レバーの回動操作量に対して遊技球の発射強度を適切に調節することが可能な構成の弾球遊技機の発射ハンドルを提供する。
【解決手段】発射ハンドルHは、回動レバー60と角度検出器110の検出軸111とを接続して、回動レバー60の回動を角度検出器110の検出軸111に伝達する伝達機構100を備え、この伝達機構100が回動レバー60と角度検出器110の検出軸111とを接続させるときの両者の回動軸X回りの相対的な位置関係を変更させて、回動レバー60の回動操作量に対する角度検出器110の検出出力値を調節する調節手段131,142を備えて構成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、弾球遊技機の遊技盤に設けられた遊技領域に遊技球を打ち出すときに遊技者によって回動操作される弾球遊技機の発射ハンドルに関する。
パチンコ機に代表される弾球遊技機の電動式発射装置には、従来から遊技球の発射強度を調整するための発射ハンドルが設けられている。発射ハンドルの構成は、発射機構部における駆動源の種類によって多少の形態上の違いがあるが、駆動源にロータリソレノイドを採用した場合を例示すれば、発射ハンドルの基本となるハンドルベース、このハンドルベースの前端側に回動操作可能に設けられた回動レバー(ハンドルリングとも称される)、及びこの回動レバーの回動操作量(回動操作角度)を検出する角度検出器(ポテンショメータ、ロータリボリューム等)などを主体として構成され、遊技者が回動レバーを回動操作したときに、その回動操作量に応じた発射強度で遊技球が遊技盤に向けて発射されるように構成される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−346069号公報
しかしながら、このような従来構成の発射ハンドルにおいて、回動レバーの回動操作量と発射強度との間には、角度検出器の個体差、発射制御装置や発射機構部とのマッチング、組み立て誤差、経年変化など様々な要因が絡んでおり、発射ハンドルが取り付けられた弾球遊技機ごとに、回動レバーを一定の回動操作量だけ操作したとしても、発射強度にばらつきが生じ得るという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、回動レバーの回動操作量に対して遊技球の発射強度を適切に調節することが可能な構成の弾球遊技機の発射ハンドルを提供することを目的とする。
このような目的達成のために、本発明に係る弾球遊技機の発射ハンドルは、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域に向けて遊技球を発射する発射機構部と、機体から前方に突出するハンドルベースの前端側に設けられて遊技者が回動操作可能な回動レバー及びこの回動レバーの回動操作量を検出する角度検出器を有して遊技領域に向けて発射される遊技球の発射強度を調整設定可能な発射ハンドルと、角度検出器において検出される回動レバーの回動操作量に応じた発射強度となるように発射機構部を作動させて遊技球を発射させる制御を行う発射制御部とを備える弾球遊技機において、回動レバーと角度検出器の検出軸とを接続して、回動レバーの回動を角度検出器の検出軸に伝達する伝達機構を備え、伝達機構が、回動レバーと角度検出器の検出軸とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係を変更させて、回動レバーの回動操作量に対する角度検出器の検出出力値を調節する調節手段(例えば、実施形態におけるタブ131及び係合溝142)を備えて構成される。
なお、上述の発明において、伝達手段は、一端部が角度検出器の検出軸に接続し他端部が回動レバーに接続するジョイント部材を有し、調整手段が、ジョイント部材の他端部に設けられたジョイント側接続部(例えば、実施形態におけるタブ131)と、回動軸回りに所定の角度ピッチで回動レバーに設けられジョイント側接続部と各々接続可能な複数のレバー側接続部(例えば、実施形態における係合溝142)とを有し、複数のレバー側接続部の中から、ジョイント側接続部に接続させるレバー側接続部を変更させることにより、回動レバーと角度検出器の検出軸とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係が変更されることが好ましい。
本発明に係る弾球遊技機の発射ハンドルでは、回動レバーと角度検出器の検出軸とを接続して回動レバーの回動を角度検出器の検出軸に伝達する伝達機構が、回動レバーと角度検出器の検出軸とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係を変更させて、回動レバーの回動操作量に対する角度検出器の検出出力値を調節する調節手段を備えて構成されている。そのため、例えば角度検出器の個体差、発射制御装置や発射機構部とのマッチング、組み立て誤差、経年変化などによって遊技球の発射強度にばらつきが生じた場合でも、発射ハンドルの組立時などに、回動レバーと角度検出器の検出軸とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係を変更させて、回動レバーの回動操作量に対する角度検出器の検出出力値を調節するだけで、遊技球の発射強度を容易かつ適切に調節することができ、遊技球の発射の不具合を防止することが可能になる。また、遊技球の発射強度を任意に強弱調節可能になるため、例えば遊技領域の右側を狙って遊技球を発射する所謂右打ちなどにも広く適用することができ、遊技盤の盤面設計等の自由度が向上する。
また、上述の発明において、回動軸回りに所定の角度ピッチで回動ハンドルに設けられた複数のレバー側接続部の中から、ジョイント側接続部に接続させるレバー側接続部を変更させることにより、回動レバーと角度検出器の検出軸とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係が変更される構成によれば、レバー側接続部の個数に応じた複数段階で発射強度を調節することができ、所定の角度ピッチを適宜に設定することで発射強度の強弱調整をより簡単に行うことが可能になる。
本実施形態に係る発射ハンドルを備えた弾球遊技機の代表例として示すパチンコ機の正面図である。 上記パチンコ機の背面図である。 上記発射ハンドルの分解斜視図である。 上記発射ハンドルからキャップ体を取り外したハンドル内部の正面図である。 上記発射ハンドルから伝達機構を取り出して示す分解斜視図である。 図5の矢印VI−VIに沿った断面図である。 上記発射ハンドルを構成する回動レバーの背面図である。 上記発射ハンドルに対応した遊技球発射装置のブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本発明に係る発射ハンドルを備えた弾球遊技機の代表例としてパチンコ機PMの正面図および背面図を図1および図2に示しており、先ずこれらの図面を参照してパチンコ機PMの全体構成について概要説明する。
パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載枠をなす前枠2が互いの正面左側に配設された上下のヒンジ機構3a,3bにより横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられたダブル錠と称される施錠装置4を利用して常には外枠1と係合連結された閉鎖状態に保持される。
前枠2の前面側には、前枠2の上部前面域に合わせた方形状のガラス扉5および球皿ユニット6が正面左側部に設けられたヒンジ機構7a,7b,7cを利用して横開き開閉および着脱可能に組み付けられ、施錠装置4を利用して常には前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持される。球皿ユニット6の正面右側下部には遊技球の発射操作を行う操作ハンドルHが設けられている。ガラス扉5の背後に位置する前枠2の上部には、遊技盤10を着脱可能に収容する方形枠状の収容枠(図示しない)が設けられており、この収容枠に所定のゲージ設定で構成された遊技盤10が着脱可能にセット保持され、常には閉鎖保持されるガラス扉5を通して遊技盤10の正面の遊技領域PAを臨ませるようになっている。
遊技盤10は、ルータ加工等を施した矩形状の積層合板に、所定の図柄が印刷されたセルを貼り付けて成型される化粧板11を基板として構成され、その前面側に案内レール12が設けられて略円形の遊技領域PAが区画形成される。遊技領域PAには、多数本の遊技釘とともに風車や各種の入賞具、遊技の進行状況に応じて所定の図柄を表示する図柄表示装置16などの遊技構成部品が取り付けられ、遊技領域PAの下端部には上記の入賞具に入賞せずに落下した遊技球を遊技盤10の裏面側に排出させるアウト口が設けられている。化粧板11の裏面側には中央部に図柄表示装置16の作動や各種ランプの作動、効果音等の作動制御を行う図柄・音声制御装置47が取り付けられ、その周囲には各入賞具に落入して化粧板11の裏面側に導かれたセーフ球、およびアウト口を通って化粧板11の裏面側に導かれたアウト球を、化粧板11の背面に沿って裏セット盤30の遊技済み球排出通路に導く球寄せカバーが取り付けられている。
球皿ユニット6の背後には、遊技盤10と上下に整合し得る遊技補助盤が形成されており、ここに発射ハンドルHの回動操作に応じて遊技球を打ち出す遊技球発射装置の発射機構部21(図8を参照)、後述する球払出装置34から払い出された遊技球のうち球皿ユニット6の球皿に排出しきれない遊技球を一時貯留する貯留ケース、遊技球発射装置によって打ち出された遊技球のうち遊技領域PAに到達できずに戻ってきたファール球を貯留ケースを介して球皿に回収処理するファール球回収通路、遊技の展開状態に応じて効果音を発生させるスピーカなどが設けられている。
図2に示すように、前枠2の裏面側には、中央に前後連通する窓口を有して前枠2よりもやや小型の方形枠状に形成された裏セット盤30が、前枠2の背面側に設けられた複数のレバーL,L…を利用して着脱可能にセット保持される。裏セット盤30の各部には、遊技球を貯留する球貯留タンク31、球貯留タンク31から供給された遊技球を流下させる過程で前後二列に整列させるタンクレール32、所定数量の遊技球を整列状態で待機させる待機通路33、遊技盤10における入賞状態等に基づいて遊技球を払い出す球払出装置34、球払出装置34から払い出された遊技球を球皿ユニット6の球皿に導く球払出通路35などの賞球装置が装備される。
また、裏セット盤30は、中央部に遊技盤10の図柄・音声制御装置47を受容する窓口を有して外枠1の内寸サイズよりも幾分小さめの方形枠状に形成され、表裏に遊技済み球排出通路や球抜き通路等が立体的に形成されている。また、裏セット盤30の裏面各部には、パチンコ機PMの作動を統括的に制御する主制御装置41、遊技球の払い出し作動を制御する球払出制御装置42、遊技球発射装置の作動を制御する発射制御装置43、各制御装置や電子部品に電力を供給する電源ユニット44、遊技施設側と信号や電力の入出力を行うターミナル基板45等の各種制御装置や回路基板などの電子部品が取り付けられ、これらが図示しないコネクタケーブルで接続されてパチンコ機PMが作動可能に構成される。
パチンコ機PMは、外枠1が遊技施設の遊技島(設置枠台)に固定設置され、ガラス扉5、球皿ユニット6等が閉鎖施錠された状態で遊技に供され、球皿ユニット6の球皿に遊技球を貯留させて発射ハンドルHを回動操作することにより遊技が開始される。発射ハンドルHが回動操作されると、球皿に貯留された遊技球が1球ずつ遊技球発射装置の発射機構部21に送り出され、この発射機構部21のハンマにより遊技領域PAに打ち出されてパチンコゲームが展開される。
このように概要構成されるパチンコ機PMにあって、遊技球発射装置は、遊技者が遊技領域PA内の所望の位置に狙いをつけて遊技球を打ち出せるように、遊技者自身が操作する発射ハンドルHの回動操作量に応じて発射強度を調整可能に構成されており、上述した発射ハンドルHがその調整装置になっている。そして、以下詳述する本発明を適用した発射ハンドルHでは、発射ハンドルHの回動操作量に応じて決まる遊技球の発射強度を予め任意に調節可能に構成されている。
まず、図3および図4を用いて、発射ハンドルHの基本構成について説明する。ここで、図3は発射ハンドルHの分解斜視図、図4はハンドル前端のキャップ体を取り外して示す発射ハンドルHの正面図である。
発射ハンドルHは、パチンコ機PMの機体から前方に突出するハンドルベース50、このハンドルベース50の前方に回動操作可能に設けられた回動レバー60、回動レバー60の回動操作量(角度位置)を検出する角度検出器110、発射ハンドルHの前端に固定配設されたキャップ体70などを備え、遊技領域PAに向けて発射される遊技球の発射強度を調節設定可能に構成される。
ハンドルベース50は、球皿ユニット6の下部に固定されて前方に突出する円筒状の支持部51と、この支持部11の前方に椀状に開く機構収容部52からなり、例えば、支持部51と機構収容部52とを各々ABS樹脂などの樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段で形成し、これらをネジ締結することにより結合される。支持部51には、遊技者が回動レバー60に接触しているか否かを検出するタッチ検出器80の検出回路基板81が取り付けられている。
機構収容部52の外周側には、一部切り欠かれた略円筒形状の支持フランジ部53が前方に延出して形成され、機構収容部52の内側には先端側に平行軸部を有する中空軸状の支軸55(55a,55b,55c)が前方に突出して成形されている。機構収容部52の内部には、回動レバー60の回動操作量を検出するための角度検出器(例えばポテンショメータ)110が取り付けられており、支持フランジ部53の軸心上に位置する角度検出器110の検出軸111と回動レバー60の背面側に突設された位置決めボス140(図5及び図7を参照)とが2つのジョイント120,130(図5を参照)を介して接続され、これにより回動レバー60の回動操作量が角度検出器110に伝達されるようになっている。すなわち、回動レバー60が回動操作されると、角度検出器110の検出軸111が回動レバー60と同じ角度(捩り操作角度)だけ回動するようになっている。なお、この第1および第2ジョイント120,130を利用した回動レバー60と角度検出器110との伝達機構についての詳細な説明は後述することとする。
また、機構収容部52の左上部には、発射機構部21の作動をオンオフする作動スイッチ57が取り付けられるとともに、この作動スイッチ57に近接して発射停止ボタン58が揺動可能に設けられ、発射停止ボタン58のボタン操作部が支持フランジ部53に形成された切り欠き部から機構収容部52の側方に突出して配設されている。上下に隣接する支軸55b,55cの間には、後述する戻しバネ75を係止するバネ支柱59が前方に突出して形成されている。
回動レバー60は、全体として球殻を前後平行に切断したような後方に開く外郭円盤状をなし、遊技者が把持するグリップ部61の外周側に略三角形状に突出する第1〜第3指掛け部61a,61b,61cが形成されている。グリップ部61の内側には、前後に延びる円筒状の周壁部63が形成されるとともに、前後中間において軸線と直交方向に延びる平坦な板状のプレート部62で前後に仕切られている。周壁部63の前端側にはキャップ体70(後述するキャップフランジ部71)の外周を覆う前方周壁部63f、周壁部63の後端側には支持フランジ部53の外周を覆う後方周壁部(図示せず)がそれぞれ周壁部63より拡径されて形成されている。回動レバー60は、ハンドルベース50と同様の樹脂材料を用いて一体成形されたうえ、表面に導電性の硬質メッキを施して形成される。
プレート部62には、グリップ61の軸心を中心として円弧状に延びる回動規制溝65(65a,65b)がプレート部62を前後に貫通して形成されている。前後の回動規制溝65a,65bは、その溝幅が支軸55a,55b,55cの軸部の外形よりも僅かに大きめに形成されており、支軸55a,55b,55cを前後に挿通させて各支軸の外周面と係脱可能に形成されている。この上下の回動規制溝65a,65bは、下側の回動規制溝65aが左下の支軸55aと係合し、上側の回動規制溝65bが右上の2本の支軸55b,55cと係合する。そして、これらの3本の支軸55a,55b,55cとの係合によって回動レバー60が機構収容部52と同一の軸線上に配設され、回動規制溝55の円弧形態により軸線回りに回動可能に支持される。
回動レバー60の回動角度範囲は、上記回動規制溝65a,65bの形成角度範囲によって規定される。すなわち、支軸55aが回動規制溝65aの左端部と係合し、支軸55bが回動規制溝65bの右端部と係合する基準角度位置から、支軸55aが回動規制溝65aの右端部と係合し、支軸55cが回動規制溝65bの左端部と係合する最大角度位置までの回動角度規制範囲に規定される。プレート部62の前面側中心部には、中空円筒状のバネ支軸67が前方に突出して形成されるとともに、その側方に戻しバネ75のフック部75bを掛止するバネフック68が設けられている。また、回動レバー60の背面側中心部には、中空円筒状の後述する位置決めボス140(図5及び図7を参照)が後方に突出して形成されている。
戻しバネ75は、上記のように基準角度位置〜最大角度位置までの角度規制範囲で回動自在に支持された回動レバー60を、基準角度位置に向けて(正面視において反時計回り方向に)付勢する弾性部材であり、各図にはバネ鋼線をコイル状に巻いた捩りバネを用いた構成例を示す。戻しバネ75は、バネ支軸67の外形よりも大きめの内径で複数回円筒状に巻かれたコイル部75a、このコイル部75aから外周方向に導出された鋼線の一端が鉤状に曲折されて形成されたフック部75b、およびコイル部75aから外周方向に導出された鋼線の他端に形成された目玉部75cから構成される。本実施形態においては、コイル部75aがバネ支柱67の外周に支持されたうえで、一端の目玉部75cがハンドルベース50側のバネ支柱59に固定され、他端のフック部75bが回動レバー60側のバネフック68に掛止される。
バネ支軸67の前端部には、タッチ検出器80の検出信号線(リード線)83を導出する切欠部67aが形成され、プレート部62の前面にはリード線83の先端に圧着固定された丸形圧着端子を接続する接続端子69が形成されている。リード線83の基端側はハンドルベース50に設けられた検出回路基板81に接続されており、バネ支軸67の内部を通り切欠部67aからプレート部62の前面側に引き出されたリード線83が接続端子69にネジ固定される。
前述したように、回動レバー60の表面には導電性の硬質メッキが施されており、このメッキが施された接続端子69と検出回路基板81とがリード線83により電気的に接続される。このため、回動レバー60のグリップ部61に遊技者が触れて回動レバー60の静電容量が変化すると、その変化が検出回路基板81において検出され、遊技者が回動レバー60に触れているか否かを判定することができる。
なお、グリップ部61に形成された指掛け部は、主として親指が掛止される第1指掛け部61a、人差し指と中指との間に挟持される第2指掛け部61b、中指と薬指との間に挟持される第3指掛け部61cからなる。各指掛け部61a,61b,61cは丸みを帯びた三角錐形態をなし、グリップ部61から外周方向に突出する外殻壁面により形成されている。各指掛け部61a,61b,61cの角度位置および形状は人間工学的な見地に基づいて設定されており、遊技者が発射ハンドルHを前方から把持したときに、指掛け部61a,61b,61cを利用して回動レバー60を回動しやすいように構成されている。
回動レバー60の前方を覆って発射ハンドルHの前端に固定配設されるキャップ体70は、グリップ部61と滑らかに繋がる球殻状に形成されており、ハンドルベース50と同様に樹脂材料を用いて一体成形される。
キャップ体70の外周部には、グリップ部61の前端側内周面に形成された前方周壁部63fに覆われる円環状のキャップフランジ部71が形成され、キャップ体70の内側には、ハンドルベース50に形成された3箇所の支軸55a,55b,55cと位置整合して、これらの支軸55と嵌脱自在な円筒状の固定ボス72(72a,72b,72c)が後方に突出して形成されている(なお、支軸55aに対応する固定ボス72aは、斜視図の構成上図面に現れていない)。固定ボス72の中心には、ハンドルベース50とキャップ体70とを連結固定させるために支軸55の内部に挿入される固定ネジのネジ部を受容するネジ受容孔が形成されている。
引き続き、回動レバー60の回動を角度検出器110の検出軸111に伝達するための伝達機構100について図5〜図7を追加参照して説明する。ここで、図5は伝達機構100を取り出して示す分解斜視図、図6は図5の矢印VI−VIに沿った第2ジョイント130の断面図、図7は回動レバー60の背面図である。
伝達機構100は、角度検出器110の検出軸111と、この検出軸111に着脱自在に連結する第1ジョイント120と、第1ジョイント120に着脱自在に連結する第2ジョイント130と、発射レバー60の背面側に突設され第2ジョイント130に着脱自在に連結する位置決めボス140とを備えて構成される。なお。検出軸111及び位置決めボス140はそれぞれ角度検出器110及び回転動レバー60に一体に繋がって構成されているが、図5においては、検出軸111及び位置決めボス140を切り離した状態で伝達機構100のみを取り出して示している。
角度検出器110は、第1ジョイント120及び第2ジョイント130を介して回動レバー60の回動操作量(回動レバー60の基準角度位置からの回動操作角度)を抵抗の大きさとして検出するものであり、前方に突出する検出軸111の軸端の外周面が軸線に沿って一部平坦に平面取り加工され、軸直交断面視においてD字状(いわゆるDカット)に形成されている。なお、角度検出器110により検出された抵抗値は、発射制御装置43に送信され、発射機構部21(例えば、発射機構部21のロータリソレノイド)を駆動制御するための情報として用いられる。
第1ジョイント120は、射出成形等の成形手段によって中空筒状に形成されており、軸直交断面視においてD字状を呈している。第1ジョイント120には、その軸心に、角度検出器110における検出軸111の軸端形状に合わせたD字状の検出軸嵌挿孔121が前後貫通して形成されている。このため、第1ジョイント120の検出軸嵌挿孔121に角度検出器110の検出軸111を嵌合させることで、角度検出器110の検出軸111と第1ジョイント120とが連れ回り可能に連結される。
第2ジョイント130は、射出成形等の成形手段によって全体として中空円筒状に形成されており、前端側は先端に向けて先細りとなる円錐台状に形成され、後端側には径方向外方へ突出するタブ131が周方向等間隔(180度間隔)で2箇所形成されている。第2ジョイント130には、その軸心に前後方向に貫通する接続孔132が形成されており、後方の接続孔132は円形の孔部132aであるが、前方の接続孔132は第1ジョイント120の外形形状に合わせたD字状の孔部132b(図6を参照)となっている。このため、第2ジョイント130の接続孔132(孔部132b)に第1ジョイント120を嵌合させることで、第2ジョイント130と角度検出器110の検出軸111とが第1ジョイント120を介して連れ回り可能に連結される。
回動レバー60の背面側中央部に後方に向かって突出形成された位置決めボス140は、この発射ハンドル60と一体成形されて中空円筒状をなしており、その軸心には第2ジョイント130を嵌挿可能な軸孔141が形成されている。位置決めボス140の軸端側には、第2ジョイント130が軸孔141に嵌挿された状態で第2ジョイント130のタブ131を受容し回動レバー60が回動されたときにタブ131と係合して当該回動を伝達する係合溝142が、上方に周方向等間隔で3箇所及び下方に周方向等間隔で3箇所、放射状に延びて設けられ、これにより回動軸Xを中心として周方向に180度間隔(相互に点対称となる)一対の係合溝142(142a,142b,142c)の組が所定の角度ピッチΔθで三組構成される。そのため、第2ジョイント130の一対のタブ131を三組の係合溝142a,142b,142cのうちのいずれか一組に嵌入させることにより、回動レバー60と第2ジョイント130とが周方向(回動軸X回り方向)に位置決めされた状態で連結される。
従って、一対のタブ131が嵌入される係合溝142の周方向位置に応じて、回動レバー60と角度検出器110の検出軸111との回動軸X回りの相対的な位置関係が定まり、例えば、第2ジョイント130の一対のタブ131を、三組の係合溝142のうち中央に位置する一対の係合溝142bの組(基準係合溝と称する)に嵌入させた場合に比して、この基準係合溝142bに対し背面視において時計回り方向に角度ピッチΔθ(例えば15度)だけ偏倚した一対の係合溝142aに嵌入させた場合には、回動レバー60の基準角度位置に対応する角度検出器110の初期位置(回動操作方向の初期位置)も時計回り方向に角度ピッチΔθだけ変位するため、その角度分だけ角度検出器110の初期出力値が小さくなるように調節することができる。一方、第2ジョイント130の一対のタブ131を、三組の係合溝142のうち中央に位置する一対の基準係合溝142bの組に嵌入させた場合に比して、この基準係合溝142bに対し背面視において反時計回り方向に角度ピッチΔθ(例えば15度)だけ偏倚した一対の係合溝142cに嵌入させた場合には、回動レバー60の基準角度位置に対応する角度検出器110の検出軸111の初期位置も反時計回り方向に角度ピッチΔθだけ変位するため、その角度分だけ角度検出器110の初期出力値が大きくなるように調節することができる。こうして、回動レバー60の角度位置に対して角度検出器110の位相を角度ピッチΔθずつ変位させることで、角度検出器110の検出出力値を適切に調節することが可能になる。
そして、このように構成される発射ハンドルHを組み立てるには、まず、角度検出器110から前方に突出する検出軸111に第1ジョイント120の検出軸嵌挿孔121を嵌合させて、角度検出器110と第1ジョイント120とを連結させる。続いて、第1ジョイント120を第2ジョイント130の後方から接続孔132に挿入して前側の孔部132bに嵌合させることにより、第1ジョイント120と第2ジョイント130とを連結させる。こうして、ハンドルベース50に組み付けられた角度検出器110の検出軸111に対して、互いのDカット面を協働させることで、第1ジョイント120及び第2ジョイント130が回動軸X回り方向に相対的に位置決めされた状態で連れ回り可能に連結される。
このような連結状態から、第2ジョイント130を回動ハンドル60の位置決めボス140の軸孔141に嵌入させながらいずれかの係合溝142の組にタブ131を受容させることで、回動レバー60と角度検出器110とが第1及び第2ジョイント120,130を介して連結され、回動レバー60の回動操作量が角度検出器110に伝達されるようになっており、ハンドルベース50から前方に突出する支軸55a,55b,55c及び支柱59を、回動レバー60の回動規制溝55a,55bを通して前方に挿通させることで、回動レバー60がハンドルベース50の前方に取り付けられる。
また、戻しバネ75のコイル部75aをバネ支軸67の外周に緩挿支持させてフック部75bをプレート部62のバネフック68に掛止し、他端側を一定角度巻き上げた状態で目玉部75cをバネ支軸67の前端にネジ固定する。
そして、回動レバー60の前方からキャップ体70を覆い被せて3箇所の固定ボス72を支軸の前端のザグリ部に嵌合させ、機構収容部52の後方から支軸55a,55b,55cの内部にネジを挿入して締め込むことにより、ハンドルベース50とキャップ体70とが連結固定され、これらの間に回動レバー60が回動自在に挟持される。回動レバー60は戻しバネの付勢力により正面視において反時計回り(回動操作方向と逆方向)に付勢されており、遊技者が回動レバー60を操作していない非操作時には、支軸55aが回動規制溝65aの左端部と係合し、支軸55bが回動規制溝65bの右端部と係合する基準角度位置に保持される。また、このように回動レバー60が基準角度位置に保持された状態では、ジョイント120,130を介して角度検出器110も回動操作方向の初期位置に位置する。
そして、回動レバー60がこの基準角度位置から所定角度(例えば5度程度の所定角度)以上、正面視において時計回りに回動操作されたときに遊技球の発射作動が開始されることになるが、このとき回動レバー60の回動操作量に応じた遊技球の発射強度が低すぎると、遊技球発射装置によって打ち出された遊技球が遊技領域PAへ到達できずに発射通路内を逆戻りするファール球となって現れ易くなる。一方、発射強度が高すぎると、遊技領域PA内の狙いを付けた位置(例えば、遊技領域PAの左側領域)に遊技球を打球するのが難しくなる。
そのため、発射ハンドルHの組み立ての際(例えば、製造工程における検査時など)において、第2ジョイント130の一対のタブ131を受容させる回動レバー60(位置決めボス140)の係合溝142を変更し、第1及び第2ジョイント120,130を介して回動レバー60と角度検出器110との回動軸X回りの相対的な位置関係を変更することにより、予め発射強度を適切に調節できるようになっている。
具体的には、遊技球の発射強度が高すぎる場合には、回動レバー60と第2ジョイント130との連結において、第2ジョイント130のタブ131を係合させる係合溝142を、背面視において、より時計回り方向(図7におけるA方向)にある係合溝142(142c→142b→142a)に順次変更するにしたがって、回動レバー60の基準角度位置に対する検出軸111の初期位置が低出力側に移行して角度検出器110の初期出力値が小さくなるため、基準角度位置からの回動レバー60の回動操作量が同じであってもそれに伴って発射強度が全体的に低く抑えられる。
一方、遊技球の発射強度が低すぎる場合には、回動レバー60と第2ジョイント130との連結において、第2ジョイント130のタブ131を係合させる係合溝142を、背面視において、より反時計回り方向(図7におけるB方向)にある係合溝142(142a→142b→142c)に順次変更するにしたがって、回動レバー60の基準角度位置に対する検出軸111の初期位置が高出力側に移行して角度検出器110の初期出力値が大きくなるため、基準角度位置からの回動レバー60の回動操作量が同じであってもそれに伴って発射強度が全体的に高められる。
このように発射ハンドルHの組み立て時に、予め発射強度を、位置決めボス140の係合溝142の個数に合わせた3段階で強弱調整することができる。
ここで、発射ハンドルHを備えた遊技球発射装置のブロック図を図8に示している。図8に示すように、タッチ検出器80の出力および角度検出器110の出力は前述の発射制御装置43に入力されており、発射制御装置43は、タッチ検出器80の出力信号から遊技者が回動レバー60に触れているか否かを判定し、角度検出器110の出力信号から回動レバー60の回動操作量を検知して、これらの検出信号に基づいて発射機構部21の作動を制御する。
この作動制御の基本形態として、まず、遊技者が回動レバー60を操作していない非操作時においては、タッチ検出器80の出力信号は遊技者の接触が検出されていない非接触状態であり、角度検出器110の出力信号は基準角度位置を示す大きさの検出出力値(抵抗値)である。このとき、発射制御装置43は、遊技者が遊技を行っていない待機状態であると判断し発射機構部21の作動をオフにする。
一方、遊技者が回動レバー60を把持し、戻しバネ75の付勢力に抗して回動レバー60を回動操作すると、タッチ検出器80の出力信号は遊技者の接触が検出された接触状態となり、角度検出器110の出力信号は回動レバー60の回動操作量に対応した大きさの検出出力値である。発射制御装置43はタッチ検出器80の出力信号が接触状態であることから、遊技者が遊技球の発射操作を行う遊技状態であると判断し、角度検出器110からの検出出力値、すなわち回動レバー60の回動操作量に応じた指令信号を発射機構部21に出力し、この回動操作量に応じた発射強度で遊技球を遊技盤10の遊技領域PAに向けて発射させる。
以上、このように構成される発射ハンドルHによれば、例えば角度検出器110の個体差、発射制御装置43や発射機構部21とのマッチング、組み立て誤差、経年変化などによって遊技球の発射強度にばらつきが生じた場合でも、発射ハンドルHの組立時などに、回動レバー60と角度検出器110の検出軸111とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係を変更させて、回動レバー60の回動操作量に対する角度検出器110の検出出力値を調節するだけで、遊技球の発射強度を容易かつ適切に調節することができ、遊技球の発射の不具合を防止することが可能になる。また、遊技球の発射強度を任意に強弱調節可能になるため、例えば遊技領域PAの右側を狙って遊技球を発射する所謂右打ちなどにも広く適用することができ、遊技盤10の盤面設計等の自由度が向上する。
また、発射ハンドルHにおいて、回動軸回りに所定の角度ピッチΔθで回動ハンドル60の位置決めボス140に設けられた複数の係合溝142(142a,142b,142c)の中から、第2ジョイント130のタブ131に接続させる係合溝142を変更させることにより、回動レバー60と角度検出器110とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係が変更される構成によれば、係合溝142の設置数(本実施形態では3組)に応じた複数段階(本実施形態では3段階)で発射強度を調節することができ、所定の角度ピッチΔθを適宜に設定することで発射強度の強弱調整をより簡単に行うことが可能になる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。例えば、上述の実施形態においては、第2ジョイント130のタブ131を係合させる位置決めボス140の係合溝142を3組形成して、発射強度を3段階で強弱調節可能に構成した場合を例示しているが、これに限定されるものではなく、更に複数組の係合溝142を形成してそれに応じた複数段階で発射強度の強弱調節を行えるように構成してもよい。また、複数組の係合溝142間の角度ピッチΔPとして、上述の実施形態では15度ピッチを例示して説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、係合溝142の個数(組)及び相互間の角度ピッチは、回動ハンドル60と第2ジョイント130との大きさの関係に応じて係合溝142の内壁及びタブ142の強度を十分に保ち得る範囲で形成することができ、例えば、回動ハンドル60及び第2ジョイント130を樹脂成形品として形成する場合には、射出成形に適した肉厚を確保できる範囲で形成可能である。従って、この関係に自由度を与えれば更に細かな角度調節が可能になる。なお、係合溝142の角度ピッチΔPは等ピッチにする必要はなく、時計回り方向(又は反時計回り方向)にいくにしたがって角度ピッチが徐々に変化するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、一対のタブ131,131及び上下一対の係合溝142,142のそれぞれを同一形状で形成しているため、例えば、第2ジョイント130に対して回動レバー60を回動軸X回りに180度回動させた姿勢(つまり、本来の組み付け姿勢とは上下逆向きの姿勢)にした場合でも両者を組み付けることができてしまうが、この誤組を防止するために、一対のタブをそれぞれ異なる形状で形成するとともに、この一対のタブをそれぞれ受容可能なようにタブの形状に合わせて係合溝を上下で異なる形状に形成してもよい。
また、上述の実施形態においては、回動レバー60の位置決めボス140と角度検出器110の検出軸111とを2つのジョイント120,130を介して接続しているが、これに限定されるものではなく、単一のジョイントのみで位置決めボス140と検出軸111とを接続する構成であってもよい。
なお、以上説明した実施形態では、一般的なパチンコ機の構成形態として、発射ハンドルをパチンコ機の右下部に設け、回動レバーを時計回りに回動操作したときに遊技球が発射される構成例を示したが、例えば、左利きの遊技者向けに、発射ハンドルをパチンコ機の左下部に設けてもよく、回動レバーを反時計回りに回動操作したときに遊技球が発射されるように構成してもよい。このような弾球遊技機に同様に適用し、同様の効果を得ることができる。また、上述の実施形態では、本発明をパチンコ機に適用した場合を例示したが、他の弾球遊技機(例えば、アレンジボール機や雀球遊技機等)にも適用することができ、同様の効果を得ることができる。
PM パチンコ機(弾球遊技機)
PA 遊技領域
H 発射ハンドル
10 遊技盤
21 発射機構部
43 発射制御装置(発射制御部)
50 ハンドルベース
60 回動レバー
70 キャップ体
100 伝達機構
110 角度検出器
111 検出軸
120 第1ジョイント(ジョイント部材)
130 第2ジョイント(ジョイント部材)
131 タブ(調節手段、ジョイント側接続部)
140 位置決めボス
142 係合溝(調節手段、レバー側接続部)

Claims (2)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射機構部と、機体から前方に突出するハンドルベースの前端側に設けられて遊技者が回動操作可能な回動レバー及び前記回動レバーの回動操作量を検出する角度検出器を有して前記遊技領域に向けて発射される遊技球の発射強度を調整設定可能な発射ハンドルと、前記角度検出器において検出される前記回動レバーの回動操作量に応じた発射強度となるように前記発射機構部を作動させて遊技球を発射させる制御を行う発射制御部とを備える弾球遊技機において、
    前記回動レバーと前記角度検出器の検出軸とを接続して、前記回動レバーの回動を前記角度検出器の前記検出軸に伝達する伝達機構を備え、
    前記伝達機構が、前記回動レバーと前記角度検出器の前記検出軸とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係を変更させて、前記回動レバーの回動操作量に対する前記角度検出器の検出出力値を調節する調節手段を備えて構成されることを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。
  2. 前記伝達手段が、一端部が前記角度検出器の前記検出軸に接続し、他端部が前記回動レバーに接続するジョイント部材を有し、
    前記調整手段が、前記ジョイント部材の他端部に設けられたジョイント側接続部と、前記回動軸回りに所定の角度ピッチで前記回動レバーに設けられ前記ジョイント側接続部と各々接続可能な複数のレバー側接続部とを有し、
    前記複数のレバー側接続部の中から、前記ジョイント側接続部に接続させる前記レバー側接続部を変更させることにより、前記回動レバーと前記角度検出器の前記検出軸とを接続させるときの両者の回動軸回りの相対的な位置関係が変更されることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機の発射ハンドル。
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