JP2008245965A - 弾球遊技機の発射ハンドル - Google Patents
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Abstract
【課題】異物の挿入を抑制して、発射ハンドルの故障の発生を減少させ、遊技の健全化を図る。
【解決手段】遊技者によって回動操作される操作部材40と、前記操作部材の回動角度位置に応じた発射強度で前記遊技盤に遊技球を発射する発射機構部とを有する弾球遊技機の発射ハンドルにおいて、遊技機本体に回動自在に支持された回動軸30と、回動軸30の先端に固定された操作部材40とを一体化し、回動軸30と操作部材40が一体回動する構成とした。
【選択図】 図3
【解決手段】遊技者によって回動操作される操作部材40と、前記操作部材の回動角度位置に応じた発射強度で前記遊技盤に遊技球を発射する発射機構部とを有する弾球遊技機の発射ハンドルにおいて、遊技機本体に回動自在に支持された回動軸30と、回動軸30の先端に固定された操作部材40とを一体化し、回動軸30と操作部材40が一体回動する構成とした。
【選択図】 図3
Description
本発明は、弾球遊技機における発射ハンドルに係り、詳しくはハンドル固定のための介挿物の挿入を抑制する構成を有する弾球遊技機の発射ハンドルに関するものである。
弾球遊技機には、回動操作可能に構成された発射ハンドルが設けられ、この発射ハンドルの回動角度位置に応じた発射強度で、発射機構部から遊技盤に遊技球が発射される。
遊技者は、発射ハンドルの回動角度を調節しながら、遊技盤への遊技球の投入位置を調整する。そして、一旦投入位置が定まると発射ハンドルの位置を動かさず定位置に維持する。しかしながら、発射ハンドルには、復帰スプリングが設けられており、発射ハンドルにはホームポジションへ復帰する方向へ付勢力が常時働いており、長時間遊技している間に、遊技者の腕が疲労してしまう。
このため、遊技者の中には、回動する発射ハンドルとハンドル本体側ケーシングとの間にコインやマッチなどの異物をこじ入れ、発射ハンドルを固定する手法を採る者がいた。
特開2001−170267号
遊技者は、発射ハンドルの回動角度を調節しながら、遊技盤への遊技球の投入位置を調整する。そして、一旦投入位置が定まると発射ハンドルの位置を動かさず定位置に維持する。しかしながら、発射ハンドルには、復帰スプリングが設けられており、発射ハンドルにはホームポジションへ復帰する方向へ付勢力が常時働いており、長時間遊技している間に、遊技者の腕が疲労してしまう。
このため、遊技者の中には、回動する発射ハンドルとハンドル本体側ケーシングとの間にコインやマッチなどの異物をこじ入れ、発射ハンドルを固定する手法を採る者がいた。
従来のように発射ハンドルの部材の隙間に異物をこじ入れる行為は、発射ハンドルの構成部材に傷をつけ、発射ハンドルの故障を増加させる原因となっており、問題であった。また、特許文献1に記載の発射ハンドル構造では、構成が複雑となりイニシャルコストがかかるといった問題があった。
この発明の目的は、異物の挿入を抑制して、発射ハンドルの故障の発生を減少させ、遊技の健全化を図ることのできる弾球遊技機の発射ハンドルを提供することにある。
この発明の目的は、異物の挿入を抑制して、発射ハンドルの故障の発生を減少させ、遊技の健全化を図ることのできる弾球遊技機の発射ハンドルを提供することにある。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 遊技盤と、回動操作可能に構成され、遊技者によって回動操作される操作部材と、前記操作部材の回動角度位置を検出する回動角度位置検出手段と
前記回動角度位置検出手段によって検出された検出位置に応じた発射強度で前記遊技盤に遊技球を発射する発射機構部とを有する弾球遊技機の発射ハンドルであって、
基端側が遊技機本体に回動自在に支持された回動軸を有し、
前記操作部材は前記回動軸の先端部に設けられ、
前記回動軸と操作部材とは一体として回動することを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。
(1) 遊技盤と、回動操作可能に構成され、遊技者によって回動操作される操作部材と、前記操作部材の回動角度位置を検出する回動角度位置検出手段と
前記回動角度位置検出手段によって検出された検出位置に応じた発射強度で前記遊技盤に遊技球を発射する発射機構部とを有する弾球遊技機の発射ハンドルであって、
基端側が遊技機本体に回動自在に支持された回動軸を有し、
前記操作部材は前記回動軸の先端部に設けられ、
前記回動軸と操作部材とは一体として回動することを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。
(2) 前記操作部材の回動角度位置を検出する回動角度位置検出手段が、遊技機本体側に設けられている上記(1)に記載の弾球遊技機の発射ハンドル。
(3) 前記発射機構部の発射駆動の停止を指示する発射停止指示手段が、前記操作部材の遊技機本体に対向する面に設けられている上記(1)又は(2)に記載の弾球遊技機の発射ハンドル。
(4) 前記回動軸は、ベアリングを介して遊技機本体に支持されている上記(1)〜(3)のいずれか1に記載の弾球遊技機の発射ハンドル。
請求項1に記載の発明によれば、回動軸と操作部材が一体として回動するため、発射ハンドルにコイン等の介挿物を挿入する余地がなく、介挿物の挿入行為を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、回動角度位置検出手段が、遊技機本体側に設けられているので、配置スペースに限りのある発射ハンドル内に配置する場合に比較して、取り付け作業が容易となる。また、例えば検出信号を出力する回路等の設置位置などを選択する余地が広がり、設計上有利となる。
請求項2に記載の発明によれば、回動角度位置検出手段が、遊技機本体側に設けられているので、配置スペースに限りのある発射ハンドル内に配置する場合に比較して、取り付け作業が容易となる。また、例えば検出信号を出力する回路等の設置位置などを選択する余地が広がり、設計上有利となる。
請求項3に記載の発明によれば、発射停止指示手段が、操作部材に設けられていることから、操作部材とともに発射停止手段が回動するため、操作部材を操作する指の位置との相対位置が、回動操作によって変化しない。このため、回動位置とは無関係に、常時一定の位置に発射停止指示手段が存在し、停止指示操作を容易に行うことができる。また、操作部材の遊技機本体側に対向する面に、発射停止指示手段が位置するため、停止操作を意図しないにもかかわらず、誤って停止操作をしてしまう不都合が抑制される。
請求項4に記載の発明によれば、回動軸がベアリングにより支持されているので、回動操作を滑らかにすることができる。また、遊技機本体と回動軸との間にベアリングが位置するため、コイン等の介挿物を挿入する余地も小さく、介挿物のこじ入れも抑制することができる。
図1は、本実施形態における遊技機を示す図である。以下、本明細書において、遊技機の遊技者が配置される側を正面、前面又は前側として表現し、遊技者の配置位置に対して反対側を背面、後面又は後側とし、図1に示されているような正面視において、左右方向をY軸方向、前後方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸方向と定義し、右方向をY軸方向の正方向、前側から後側へ向かう方向をX軸方向の正方向、鉛直下方へ向かう方向をZ軸の正方向と定義する。
図1において弾球遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠を構成する外枠10の開口前面に、外枠10に合わせて方形枠サイズに形成された開閉搭載用の前枠2を備えている。
前枠2は、外枠10の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠10に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠10の正面右側に設けられた施錠装置12によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2は、外枠10の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠10に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠10の正面右側に設けられた施錠装置12によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2の上部領域には、遊技盤3が配置されており、遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて画成された略円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、略中央部に表示装置として液晶表示装置で構成された表示部6aが設けられている。この表示部6aは、各種表示装置を兼ねており、図柄変動表示装置6jや普通図柄変動表示装置264dとしての機能を備える。表示部6aの周りには装飾部材6Bや、始動入賞口6c、および特別入賞口6d、その他入賞口6kなどがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口6eも設けられており、始動入賞口6cや特別入賞口6dに入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。
遊技領域6には、略中央部に表示装置として液晶表示装置で構成された表示部6aが設けられている。この表示部6aは、各種表示装置を兼ねており、図柄変動表示装置6jや普通図柄変動表示装置264dとしての機能を備える。表示部6aの周りには装飾部材6Bや、始動入賞口6c、および特別入賞口6d、その他入賞口6kなどがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口6eも設けられており、始動入賞口6cや特別入賞口6dに入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。
また、前枠2の前面上部側には、遊技盤3を視認できるように透明なガラス盤を備えたガラス枠70が水平方向に開閉可能かつ着脱可能に設けられ、通常は、施錠装置12により閉鎖状態に保持されて遊技盤3の前面を覆っている。
前枠2の前面下部側でガラス枠70の下方には、皿ユニット701が、前枠2に開閉支持されている背面板に取り付けられて設けてある。皿ユニット701は、図示しない施錠装置により通常、閉鎖状態に保持されている。皿ユニット701は、球受け皿を構成している球貯留部701aと、球貯留部701aの正面左側下部に設けられた灰皿701bと、球貯留部701aの正面右側下部に設けられた発射ハンドルHと、ボタン701dとを有している。
前枠2の前面下部側でガラス枠70の下方には、皿ユニット701が、前枠2に開閉支持されている背面板に取り付けられて設けてある。皿ユニット701は、図示しない施錠装置により通常、閉鎖状態に保持されている。皿ユニット701は、球受け皿を構成している球貯留部701aと、球貯留部701aの正面左側下部に設けられた灰皿701bと、球貯留部701aの正面右側下部に設けられた発射ハンドルHと、ボタン701dとを有している。
また、図2に示すように、皿ユニット701の背後には、遊技盤3と上下に整合し得る遊技補助盤が形成されており、ここに発射ハンドルHの回動操作(回動角度位置)に応じて遊技球を打ち出す遊技球発射装置の発射機構部14が設けられている。また、皿ユニット701の背後には、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25d(図6参照)から払い出された遊技球のうち、球貯留部701aに排出し切れない遊技球を一時貯留する貯留ケース、遊技球発射装置によって打ち出された遊技球のうち、遊技領域6に到達できずに戻ってきたファール球を、貯留ケースを介して球貯留部701aに回収処理するファール球回収通路、及び遊技の展開状態に応じて効果音を発生させるスピーカなどが設けられている。
前枠2の裏側には、裏セット盤20が着脱可能に取り付けられている。裏セット盤20には、遊技球を貯留する球貯留タンクや、遊技盤3における入賞状態に基づいて遊技球を払い戻す球搬出装置、この球搬出装置から払い戻された遊技球を貯留ケースに導く払出通路などの賞球機構が設けられている。また、その裏面側に、電源基板や発射制御基板、主制御基板、払出制御基板、ランプ・音声制御基板などの各種回路基板が取り付けられ、これら回路基板と電気・電子部品とは、ワイヤーハーネスで接続されて、遊技可能に構成される。
以上のような構成のパチンコ遊技機100は、ガラス枠70、皿ユニット701などが閉鎖施錠された状態で遊技に供され、球貯留部701aに遊技球を貯留させて発射ハンドルHを回動操作することにより遊技が開始される。すなわち、図1中に太線矢印で示すように発射ハンドルHが回動操作されると、球貯留部701aに貯留された遊技球が1球ずつ発射機構部14に送り出され、発射機構部14の打球杵14aにより遊技領域6に打ち出され、パチンコゲームが展開される。
このように遊技球発射装置は、遊技者が遊技領域6内の所定位置に遊技球が打ち出せるように、遊技者自身が発射強度を調整可能に構成されていると共に、上述した発射ハンドルHがその調整装置になっている。
このように遊技球発射装置は、遊技者が遊技領域6内の所定位置に遊技球が打ち出せるように、遊技者自身が発射強度を調整可能に構成されていると共に、上述した発射ハンドルHがその調整装置になっている。
次に、発射ハンドルHの構成について詳述する。図3は、発射ハンドルHの側面断面図である。図3に示されているように、発射ハンドルHは、回動軸30と、操作部材40と、回動軸30を支持するベアリングBEとを備えている。
回動軸30は、皿ユニット701の外装部材702にベアリングBEを介して回動自在に支持されている。ベアリングBEは、外装部材702の背面側に形成されたベアリング収容部702b内に固定され、ベアリング収容部702bの正面側には、ベアリング被覆部702aが設けられており、これによりベアリング31が保護されている。ベアリング被覆部702aの中央には、回動軸30が挿通する挿通孔701cが形成されている。ベアリングBEの内環に嵌入されている回動軸30は、内空部31を有する中空軸であり、基端部32は、皿ユニット701内に位置し、先端部33は操作部材40の内空に位置している。このように、回動軸30が、ベアリングを介して支持されている部分は、回動軸30と挿通孔701cとの間に若干の隙間が存在するが、回動軸30は細長形状であり、該隙間の曲率半径は、十分に小さくなっている。このため、硬貨などの平板状の介挿物を挿入することが困難である構成となっている。
操作部材40は、円筒状に形成されたハンドル部材41と、蓋体42とを有する。ハンドル部材41は、円筒形状の軸心部分に回動軸30の先端部が挿通され、かつ固定されている。また、前面側開口部には、蓋体42が取り付けられ、内空43を有する操作部材40が構成される。
ハンドル部材41の外周部には、全周に渡ってグリップ部44が一体形成され、該グリップ部44には、略三角形状に外周方向に突出する指掛け部45(45a,45b)が設けられている。グリップ部44に形成された指掛け部45は、主として親指が掛止される第1指掛け部45a、人差し指と中指との間に挟持される第2指掛け部45bからなる。各指掛け部45a,45bは丸み帯びた三角錐形態をなし、グリップ部44から外周方向に突出する外殻壁面により形成されている。各指掛け部45a,45bの角度位置及び形状は人間工学的な見地に基づいて設定されており、遊技者が発射ハンドルHを前方から把持したときに、指掛け部45を利用して操作部材40を回動操作しやすいように構成されている。なお、グリップ部44には、表面に導電性の硬質メッキが施されている。
ハンドル部材41の外周部には、全周に渡ってグリップ部44が一体形成され、該グリップ部44には、略三角形状に外周方向に突出する指掛け部45(45a,45b)が設けられている。グリップ部44に形成された指掛け部45は、主として親指が掛止される第1指掛け部45a、人差し指と中指との間に挟持される第2指掛け部45bからなる。各指掛け部45a,45bは丸み帯びた三角錐形態をなし、グリップ部44から外周方向に突出する外殻壁面により形成されている。各指掛け部45a,45bの角度位置及び形状は人間工学的な見地に基づいて設定されており、遊技者が発射ハンドルHを前方から把持したときに、指掛け部45を利用して操作部材40を回動操作しやすいように構成されている。なお、グリップ部44には、表面に導電性の硬質メッキが施されている。
図4は、発射ハンドルHの全体側面図である。操作部材40の背面側面には、発射機構部14の打ち出し駆動の停止を指示する停止ボタン46aが設けられている。発射停止指示手段である停止ボタン46aを押し込むことにより、遊技機本体側に設けられている作動スイッチが切り換り、発射機構部14の発射動作が停止される。この停止ボタン46aは、この実施形態では、第1指掛け部45aの、傾斜角度が大きい側面(親指が接触する面)の基端部に近接して設けられ、親指によってオン・オフ操作することができるように構成されている。
図5は、発射ハンドルHの部分拡大断面図である。停止ボタン46aの頂点部は、グリップ部44の表面よりも、回動軸側に距離l離れた位置にあり、遊技者が回動操作のためにグリップ部44を握った状態では、切換操作が行われないように構成されている。また、停止ボタン46aを押し込む際の変位方向(矢印P方向)は、回動軸に直角な方向に対して、前面側へ角度α傾斜した方向(前面へ向かう方向)となるように配置されおり、グリップ部44を回動操作する動きとは異なる動きを行うことにより、停止操作が実行される構成となっている。角度αは、40度〜90度、好ましくは70度〜90度であるとよい。この範囲の角度よりも小さい場合には、通常の回動操作時に、指が停止ボタン46aに触れ易く、誤操作が行われる可能性が高くなるからである。
発射停止操作は、停止ボタン46aを手前方向に押す操作を意識して行うことにより実行される。このような構成とすることにより、通常の回動操作をしている際に、誤って停止ボタン46aに触れてしまい、意に反して停止操作が実行されてしまうことが抑制される。停止ボタン46aを指で押し込むことにより、内空43に設けられた接点ユニット461の接点が切り替えられる。なお、この停止ボタン46aは、操作部材40の回動とともに一体として移動するため、常時親指の近傍に位置し、操作が容易であるといった利点を有する。
さらに、既述のように、停止ボタンは、指の押圧によりボタンを構成する部材が移動する構成のほか、タッチ検出回路52を有するタッチ検出器と同様の原理により、タッチ操作を検出するタッチ部46nを用いてもよい。即ち、タッチ部46nは、例えば、金属メッキや薄い金属板により構成される。このようなタッチ部を用いる場合には、誤操作防止を確実にするために、より回動軸に近い位置に設けられていることが好ましい。停止ボタンとして用いるタッチ部46nを有するタッチ検出器は、後述する、遊技者が操作部材40に接触しているか否かを検出するためのタッチ検出器回路52とは、別個の構成として取り付けられる。
停止ボタン46aが設けられている操作部材40の背面側面とは、遊技機本体に対向する面である。この対向する面とは、この面に垂直な直線が、遊技盤面を含む平面に交差する面を言う。面が凸湾曲面である場合には、湾曲面に点接触する面に垂直な直線が、遊技盤面を含む平面に交差する面である。
このほか、発射停止指示手段である停止ボタン46a又はタッチ部46nは、指掛け部45a,45bの頂点部451a、451b又はその近傍に設けられていてもよい。頂点部451a、451b又はその近傍とは、回動操作のために指を指掛け部45a,45bにかけた通常操作状態において、指が接触しない範囲である。このような場所に設けることにより、発射停止を意図した場合には、操作部材40を持ち替えることなく、一本の指の位置を変更するのみで、容易に停止操作を行うことができるという利点がある。
このほか、発射停止指示手段である停止ボタン46a又はタッチ部46nは、指掛け部45a,45bの頂点部451a、451b又はその近傍に設けられていてもよい。頂点部451a、451b又はその近傍とは、回動操作のために指を指掛け部45a,45bにかけた通常操作状態において、指が接触しない範囲である。このような場所に設けることにより、発射停止を意図した場合には、操作部材40を持ち替えることなく、一本の指の位置を変更するのみで、容易に停止操作を行うことができるという利点がある。
なお、停止ボタン46aは、第1指掛け部45aの反対側の基端部に近接して設けられた停止ボタン46bでもよく、また、第2指掛け部45bの基端部に近接して設けられた停止ボタン46cであってもよい。このような場所に位置している場合には、人差し指等、親指以外の指で操作することができる。
以上説明した発射ハンドルHを構成する回動軸30、及び操作部材40のハンドル部材41及び蓋体42は、それぞれ別個に製造され、その後組み立てられ一体化されている。このため、発射ハンドルH全体が一体として回動するので、介挿物を介挿する余地がない。また、回動軸30の軸支持部分は、ベアリングBEで支持されており、この部分にも介挿物を挿入する余地がなく、介挿物のこじ入れが抑制される。
発射ハンドルHの他の構成例として、発射ハンドルHを回動軸の軸線を含む平面で2つに分割した部材を、それぞれ射出成形などにより一体形成し、2つの部材の平面(切断分割面)を向かい合わせて1つに組み付けることにより構成されていてもよい。
発射ハンドルHの他の構成例として、発射ハンドルHを回動軸の軸線を含む平面で2つに分割した部材を、それぞれ射出成形などにより一体形成し、2つの部材の平面(切断分割面)を向かい合わせて1つに組み付けることにより構成されていてもよい。
図6は、発射ハンドルHを支持する基端部の構成を示す全体斜視図である。発射ハンドルHの回動軸30の基端部32の外周には、第1ギヤ34aが形成されている。このギヤ34aには、基端部32に平行に配置された伝達軸35の外周に形成された第2ギヤ34bが噛合しており、伝達軸35の基端には、可変抵抗器51が接続されている。発射ハンドルHの回動は、回動軸30の回動として第1ギヤ34a、第2ギヤ34bを介して伝達軸35に伝達される。回動角度位置検出手段である可変抵抗器(ポテンショメータ)51は、伝達軸35を介して操作部材40の回動角度位置を抵抗の大きさとして検出するものである。可変抵抗器51により検出された抵抗値は、発射制御手段140(図7)に送信され、発射モータ14mを駆動制御するための情報として用いられる。
さらに、回動軸30の基端部32の近傍には、タッチ検出器の検出回路52と、作動スイッチ回路53が配置されている。タッチ検出器は、遊技の公正上、発射ハンドルHの操作が遊技者の手による操作であるときに遊技球を打ち出せるようにする必要があるため、遊技者が操作部材40に接触しているか否かを検出するためのものである。タッチ検出器は、グリップ部44の表面に施された導電性の硬質メッキ部分であるタッチ部と、このタッチ部と図示しないリード線により電気的に接続されて該タッチ部の静電容量の変化を検出する検出回路部52とを備え、タッチ部に接触している物体の静電容量の変化が特定値を示したとき検出回路部52は遊技者(人体)が発射ハンドルH(グリップ部44)に接触したと検出するように構成されている。なお、本発明の実施形態では、グリップ部44に設けられたタッチ部から延びるリード線は、回動軸30の内空31を挿通して基端部32に達し、基端部32の外周に設けられたスリップリング52a、52bに接続される。このスリップリング52a、52bには、検出回路52側に接続される一対のブラシ(図示外)が押圧接触され、電気的に接続される構成となっている。
作動スイッチ回路53は、発射機構部14の作動をオン・オフする。作動スイッチ回路53には、既述の接点ユニット461が電気的に接続されている。停止ボタン46の停止操作が、接点ユニット461を介して作動スイッチ回路53に電気的に伝達されると、作動スイッチ回路53は、発射機構部14の動作を停止する信号を出力する。回動軸30の基端部32における電気的な接続構造は、タッチ検出器の検出回路52の構造と同様に、回動軸30側に設けられたスリップリング53a、53bと作動スイッチ回路53側のブラシ(図示外)との接触によって構成される。なお、既述のように、停止ボタン46の代わりに、タッチ部46nを用いた場合には、作動スイッチ回路53は、タッチ検出器の検出回路52と同様の構成となる。つまり、タッチ部46nの静電容量の変化を検出する検出回路部を作動スイッチ回路53の代わりに備え、タッチ部に接触している物体の静電容量の変化が特定値を示したときに該検出回路部が停止操作を検出する。
なお、タッチ検出回路52及び作動スイッチ回路53において、回動軸30の基端部32を介して行われる、操作部材40の検出部(グリップ部44の表面に施された導電性の硬質メッキ及び停止ボタン46)との電気的な接続は、上記スリップリングとブラシによる構成に限らず、十分な撓みを持たせたリード線(絶縁層で被覆された導線)等で直接接続された構成としてもよい。この場合、リード線の撓みは、回動軸の回動範囲内でリード線の接点が移動することを許容する程度であればよい。リード線を用いた場合には、タッチ検出回路52及び作動検出回路53を回動軸30の基端部32近傍に配置する必要はなく、基端部32から離れた他の位置に変更可能となり、設計の幅が広がる。
また、回動軸30の基端面には軸方向にスリット37が形成されるとともに、基端部外周に捻りバネ36が外装される。捻りバネ36の一端は、内側に屈曲した接続部361を備え、他端には外周方向に延出した係合部362を有する。捻りバネ36が回動軸30の基端部32に外装された状態で、接続部361は、基端面のスリット37内に収容され、係合部362は、外装部材702側に係合される。これにより、発射ハンドルHは、捻りバネ36の作用により基準角度位置(遊技球発射装置の作動がオフとなる位置)の方向に常時付勢され、回動操作をしていない状態では、基準角度位置に保持される。
次に、本遊技機における遊技制御を行う遊技制御手段について説明する。図7において、遊技制御手段200は、遊技の進行や演出等を含む弾球遊技機100全体を統括制御する手段である。遊技制御手段200は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。遊技制御手段200は、遊技盤3の背面側に設けられた制御基板上に設けられている。ここで、遊技制御手段200は、1つの制御基板上に限らず、既述のように複数の制御基板上にわたって設けられていても良い。遊技制御手段200は、本実施形態では、以下の各手段を備える。
(入賞球検出手段)
入賞球検出手段21は、入賞口6k、始動入賞口6c及び特別入賞口6dに遊技球が入賞したときに、その入賞を検出するものである。これらの入賞口6k、始動入賞口6c及び特別入賞口6dには、それぞれ、入賞口センサ5s、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsが設けられ、それぞれ入賞球検出手段21に電気的に接続されている。
入賞球検出手段21は、入賞口6k、始動入賞口6c及び特別入賞口6dに遊技球が入賞したときに、その入賞を検出するものである。これらの入賞口6k、始動入賞口6c及び特別入賞口6dには、それぞれ、入賞口センサ5s、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsが設けられ、それぞれ入賞球検出手段21に電気的に接続されている。
(抽選手段)
抽選手段22は、入賞球検出手段21により、始動入賞口6cへの遊技球の入賞が検出されたことを条件として、可変表示手段である図柄変動表示装置6jに表示する停止図柄に関する抽選を行うものであり、本実施形態では、▲1▼当選/非当選の有無、▲2▼図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示後の停止図柄、及び▲3▼図柄の変動表示中の変動パターンの抽選を行う。抽選手段22は、これらの▲1▼〜▲3▼の抽選を行うべく、当たり抽選手段22aと、停止図柄抽選手段22bと、変動パターン抽選手段22cとを備える。
抽選手段22は、入賞球検出手段21により、始動入賞口6cへの遊技球の入賞が検出されたことを条件として、可変表示手段である図柄変動表示装置6jに表示する停止図柄に関する抽選を行うものであり、本実施形態では、▲1▼当選/非当選の有無、▲2▼図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示後の停止図柄、及び▲3▼図柄の変動表示中の変動パターンの抽選を行う。抽選手段22は、これらの▲1▼〜▲3▼の抽選を行うべく、当たり抽選手段22aと、停止図柄抽選手段22bと、変動パターン抽選手段22cとを備える。
(当たり抽選手段)
当たり抽選手段22aは、本実施形態では、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数取得手段と、当たり判定手段とを備える。
当たり判定用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期(例えば、16ビット乱数による0〜65535の周期)を有する当たり判定用乱数を発生させる。当たり判定用乱数取得手段は、当たり判定用乱数発生手段によって発生した当たり判定用乱数のうち1の当たり判定用乱数を、所定の時、本実施形態では始動入賞口センサ6csから送信された検出信号を入賞球検出手段21が受信した時に取得する。
当たり判定手段は、当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数に基づいて、当選であるか非当選であるかを判定する。
当選と判定された場合には、後述する画像制御手段27にコマンドを送る。
当たり抽選手段22aは、本実施形態では、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数取得手段と、当たり判定手段とを備える。
当たり判定用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期(例えば、16ビット乱数による0〜65535の周期)を有する当たり判定用乱数を発生させる。当たり判定用乱数取得手段は、当たり判定用乱数発生手段によって発生した当たり判定用乱数のうち1の当たり判定用乱数を、所定の時、本実施形態では始動入賞口センサ6csから送信された検出信号を入賞球検出手段21が受信した時に取得する。
当たり判定手段は、当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数に基づいて、当選であるか非当選であるかを判定する。
当選と判定された場合には、後述する画像制御手段27にコマンドを送る。
(停止図柄抽選手段)
停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段の判定結果に基づいていて、図柄変動表示装置6jに停止表示すべき停止図柄を抽選するものである。
(変動パターン抽選手段)
変動パターン抽選手段22cは、図柄変動表示装置6jに表示すべき図柄の変動パターンを抽選するものである。
当たり抽選手段22aの当たり判定手段での判定手段での判定結果に基づいて、複数種類の図柄の変動パターンを記憶したデータテーブルを参照して、いずれか1つの変動パターンを選択する。
停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段の判定結果に基づいていて、図柄変動表示装置6jに停止表示すべき停止図柄を抽選するものである。
(変動パターン抽選手段)
変動パターン抽選手段22cは、図柄変動表示装置6jに表示すべき図柄の変動パターンを抽選するものである。
当たり抽選手段22aの当たり判定手段での判定手段での判定結果に基づいて、複数種類の図柄の変動パターンを記憶したデータテーブルを参照して、いずれか1つの変動パターンを選択する。
(図柄表示制御手段)
図柄表示制御手段23は、始動入賞口6cへの遊技球の入賞により、入賞球検出手段21が検出信号を受信したことを条件として、図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段24は、当たり抽選手段22aの当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が当選図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄(例えば「777」)となった場合に、特別遊技に移行させ、その終了条件を満たすまで特別遊技を実行するものである。ここで「特別遊技」とは、通常遊技以上に遊技球が入賞しやすい状態が作り出され、具体的には、特別入賞口駆動装置6ddが作動されて、特別入賞口6dが開放され、遊技球を受け入れ易い状態になることで、それまで以上に賞球の獲得が期待できる遊技である。
図柄表示制御手段23は、始動入賞口6cへの遊技球の入賞により、入賞球検出手段21が検出信号を受信したことを条件として、図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段24は、当たり抽選手段22aの当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が当選図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄(例えば「777」)となった場合に、特別遊技に移行させ、その終了条件を満たすまで特別遊技を実行するものである。ここで「特別遊技」とは、通常遊技以上に遊技球が入賞しやすい状態が作り出され、具体的には、特別入賞口駆動装置6ddが作動されて、特別入賞口6dが開放され、遊技球を受け入れ易い状態になることで、それまで以上に賞球の獲得が期待できる遊技である。
(球搬出制御手段)
球搬出制御手段25は、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25dの駆動を制御するものである。上述したように、始動入賞口センサ57及び特別入賞口センサ6dsからの検出信号を入賞球検出手段21が受信したときに、その入賞に対応する数の賞球を払い出すように、球搬出装置25dを制御する。球搬出装置25dは、駆動されると、球を弾球遊技機1の皿701aに払い出す。
(普通図柄制御手段)
普通図柄制御手段26は、上述した普通図柄変動表示装置264dの変動表示及び停止表示を制御するためのものであり、以下の各手段を備える。
球搬出制御手段25は、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25dの駆動を制御するものである。上述したように、始動入賞口センサ57及び特別入賞口センサ6dsからの検出信号を入賞球検出手段21が受信したときに、その入賞に対応する数の賞球を払い出すように、球搬出装置25dを制御する。球搬出装置25dは、駆動されると、球を弾球遊技機1の皿701aに払い出す。
(普通図柄制御手段)
普通図柄制御手段26は、上述した普通図柄変動表示装置264dの変動表示及び停止表示を制御するためのものであり、以下の各手段を備える。
(入球検出手段)
入球検出手段262は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、それを検出するものである。
普通図柄始動口6iを遊技球が通過すると、普通図柄始動口センサ6isから、そのときの検出信号が入球検出手段262に送信される。この検出信号を受信したときに、入球検出手段262は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを検出する。
入球検出手段262は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、それを検出するものである。
普通図柄始動口6iを遊技球が通過すると、普通図柄始動口センサ6isから、そのときの検出信号が入球検出手段262に送信される。この検出信号を受信したときに、入球検出手段262は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを検出する。
(普通図柄抽選手段)
普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを条件として、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を抽選によって決定するものである。
普通図柄抽選手段263は、上述した当たり抽選手段22aと同様に、当たり判定用乱数発生手段と当たり判定用乱数値取得手段と、当たり判定手段とを備える。
普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを条件として、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を抽選によって決定するものである。
普通図柄抽選手段263は、上述した当たり抽選手段22aと同様に、当たり判定用乱数発生手段と当たり判定用乱数値取得手段と、当たり判定手段とを備える。
(普通図柄変動制御手段)
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動口6iを遊技球が通過したときに、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dの図柄を所定時間変化させ後、最終的には普通図柄抽選手段263によって決定された図柄を普通図柄変動表示装置264dに停止表示させる。
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動口6iを遊技球が通過したときに、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dの図柄を所定時間変化させ後、最終的には普通図柄抽選手段263によって決定された図柄を普通図柄変動表示装置264dに停止表示させる。
(球誘導装置制御手段)
球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、球誘導装置265dの作動を制御するものである。具体的には、普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときは、球誘導装置265dを作動させるように制御する。これと逆に、普通図柄抽選手段263による抽選で非当選であったときは、球誘導装置265を作動させない。
球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、球誘導装置265dの作動を制御するものである。具体的には、普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときは、球誘導装置265dを作動させるように制御する。これと逆に、普通図柄抽選手段263による抽選で非当選であったときは、球誘導装置265を作動させない。
(画像制御手段)
画像制御手段27は、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を制御する。演出画像制御手段27は、当たり抽選手段22aにより、当選の旨のコマンドを受け取った場合には、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を選択し、これを表示する。さらに、本発明の発射ハンドルHが設けられる弾球遊技機は、発射制御手段140を備える。
発射制御手段140は、発射機構部14の発射モータ14mの発射制御を行うためのものであり、発射モータ駆動制御手段141と、発射強度決定手段142とを備えている。発射制御手段140には、発射モータ14mが電気的に接続されており、さらに、作動スイッチ回路53、可変抵抗器51、タッチ検出器の検出回路52が電気的に接続され、これらの検出信号が供給される。
画像制御手段27は、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を制御する。演出画像制御手段27は、当たり抽選手段22aにより、当選の旨のコマンドを受け取った場合には、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を選択し、これを表示する。さらに、本発明の発射ハンドルHが設けられる弾球遊技機は、発射制御手段140を備える。
発射制御手段140は、発射機構部14の発射モータ14mの発射制御を行うためのものであり、発射モータ駆動制御手段141と、発射強度決定手段142とを備えている。発射制御手段140には、発射モータ14mが電気的に接続されており、さらに、作動スイッチ回路53、可変抵抗器51、タッチ検出器の検出回路52が電気的に接続され、これらの検出信号が供給される。
発射モータ駆動制御手段141は、発射機構部14の打球杵14aを揺動付勢する発射モータ14mの駆動制御を行うためのものである。
発射強度決定手段142は、可変抵抗器51により検出された抵抗値、すなわち遊技球が発射されない基準角度位置に対する現在の発射ハンドルHの回動角度位置に基づいて、遊技球を遊技領域6内に発射する強度を決定するためのものである。また、タッチ検出器の検出回路52からの検出信号が供給されていることを条件に、発射モータ14mの駆動を行い、かつ、作動スイッチ回路53からの検出信号が供給されている間は、発射モータ14mは駆動しない。
発射強度決定手段142は、可変抵抗器51により検出された抵抗値、すなわち遊技球が発射されない基準角度位置に対する現在の発射ハンドルHの回動角度位置に基づいて、遊技球を遊技領域6内に発射する強度を決定するためのものである。また、タッチ検出器の検出回路52からの検出信号が供給されていることを条件に、発射モータ14mの駆動を行い、かつ、作動スイッチ回路53からの検出信号が供給されている間は、発射モータ14mは駆動しない。
100 弾球遊技機
10 外枠
12 施錠装置
14 発射機構部
2 前枠
3 遊技盤
3A、3B ヒンジ金具
30 回動軸
40 操作部材
51 可変抵抗器(回動角度位置検出手段)
6 遊技領域
6a 表示部
6c 始動入賞口
6d 特別入賞口
70 ガラス枠
701 皿ユニット
701a 球貯留部
701b 灰皿
702 外装部材
BE ベアリング
H 発射ハンドル
10 外枠
12 施錠装置
14 発射機構部
2 前枠
3 遊技盤
3A、3B ヒンジ金具
30 回動軸
40 操作部材
51 可変抵抗器(回動角度位置検出手段)
6 遊技領域
6a 表示部
6c 始動入賞口
6d 特別入賞口
70 ガラス枠
701 皿ユニット
701a 球貯留部
701b 灰皿
702 外装部材
BE ベアリング
H 発射ハンドル
Claims (4)
- 遊技盤と、回動操作可能に構成され、遊技者によって回動操作される操作部材と、前記操作部材の回動角度位置を検出する回動角度位置検出手段と
前記回動角度位置検出手段によって検出された検出位置に応じた発射強度で前記遊技盤に遊技球を発射する発射機構部とを有する弾球遊技機の発射ハンドルであって、
基端側が遊技機本体に回動自在に支持された回動軸を有し、
前記操作部材は前記回動軸の先端部に設けられ、
前記回動軸と操作部材とは一体として回動することを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。 - 前記操作部材の回動角度位置を検出する回動角度位置検出手段が、遊技機本体側に設けられている請求項1に記載の弾球遊技機の発射ハンドル。
- 前記発射機構部の発射駆動の停止を指示する発射停止指示手段が、前記操作部材の遊技機本体に対向する面に設けられている請求項1又は2に記載の弾球遊技機の発射ハンドル。
- 前記回動軸は、ベアリングを介して遊技機本体に支持されている請求項1〜3のいずれか1に記載の弾球遊技機の発射ハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007091566A JP2008245965A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 弾球遊技機の発射ハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007091566A JP2008245965A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 弾球遊技機の発射ハンドル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008245965A true JP2008245965A (ja) | 2008-10-16 |
Family
ID=39971630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007091566A Withdrawn JP2008245965A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 弾球遊技機の発射ハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008245965A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009028410A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Aruze Corp | 遊技機 |
-
2007
- 2007-03-30 JP JP2007091566A patent/JP2008245965A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009028410A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Aruze Corp | 遊技機 |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100601 |