JP2012115580A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機10において、発射操作ハンドル1は、遊技球の発射勢を調整するための回動操作部材300と、回動操作部材300の回動軸と同軸上に回動可能に支持され当該回動操作部材300と回動軸方向に並ぶ操作補助部材200と、回動操作部材300と操作補助部材200との相対回動を所定の回動角度の範囲内で許容する相対回動許容機構と、を備え、相対回動許容機構は、操作補助部材200に設けられた係合突部212と、回動操作部材300に設けられた係合受部312と、を備え、係合受部312は、係合突部212の移動軌跡上に所定角度離間させた状態で配置される1対の当接受部312b1を有し、当該1対の当接受部312b1の間に当該係合突部212が配置されている。
【選択図】図4
Description
このような発射操作ハンドルでは、ベース部材に対して回動自在に支持される回動操作部材の回動角度を調整することで遊技球の発射勢を調整することを可能としており、回動操作部材から手を離した場合には、状態復帰バネにより回動操作部材が回動初期位置に復帰する。
そのため、ある一定の位置を狙って遊技球を発射させることを可能とする目的で、回動操作部材の回動角度を一定に維持させるために、ベース部材と回動操作部材との間にコイン等の固定具を挟めるよう構成された発射操作ハンドルを備える遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。
このような遊技機の場合、通常遊技状態においては遊技領域の発射球上昇路側の領域(左側領域)を狙って遊技球の発射を行い、大当り状態においては遊技領域の右側領域を狙って遊技球の発射を行うようになっている。そのため、発射操作ハンドルの回動操作部材の回動角度を遊技状態に応じて調整しなければならない。
しかしながら、上記特許文献1に開示されたような回動操作部材の固定を可能とする遊技機では、固定具を用いて回動操作部材を固定してしまうと発射勢の調整がし難くなってしまい、遊技状態の変化に応じて回動操作部材の回動角度を大きくして発射勢を強くしたり、回動操作部材を元の状態に復帰させて発射勢を弱くしたりするといった調整作業が非常に行い難いという問題がある。
遊技機前面に配設され、遊技領域に遊技球を発射する際の発射勢を調整するための発射操作ハンドルを備えた遊技機において、
前記発射操作ハンドルは、
前記遊技機前面に固定状態で配設されるベース部材と、
前記ベース部材に対して回動可能に支持され、前記発射勢を調整するための第1操作部材と、
前記第1操作部材の回動軸と同軸上に回動可能に支持され、当該第1操作部材と回動軸方向に並ぶ第2操作部材と、
前記第1操作部材を回動初期位置に復帰させるための付勢部材と、
前記第1操作部材と前記第2操作部材との相対回動を所定の回動角度の範囲内で許容する相対回動許容機構と、を備え、
前記相対回動許容機構は、
前記第1操作部材と前記第2操作部材との何れか一方に設けられ、回動軸から径方向に離間した位置から他方に向けて突出する係合突部と、
前記第1操作部材と前記第2操作部材との前記他方に設けられ、前記係合突部と係合する係合受部と、を備え、
前記係合受部は、前記係合突部の移動軌跡上に所定角度離間させた状態で配置される1対の当接受部を有し、当該1対の当接受部の間に当該係合突部を配置してなることを特徴とする。
また、係合突部が、当該係合突部の移動軌跡上に所定角度離間させた状態で配置される1対の当接受部の間に配置されているので、第1操作部材が付勢部材により回動初期位置に復帰する場合に、係合突部が1対の当接受部のうちの何れか一方を押圧して第2操作部材が当該第1操作部材と共回りして当該第2操作部材を回動初期位置に復帰可能となっている。したがって、第2操作部材は、第1操作部材が付勢部材により回動初期位置に復帰する場合に、当該第1操作部材と共回りして回動初期位置に復帰可能であるので、第2操作部材を回動初期位置に復帰させるために回動操作する手間を省くことが可能となる。
また、第2操作部材は、第1操作部材と共回りして回動初期位置に復帰可能であるので、第1操作部材及び第2操作部材を改めて回動初期位置から操作したい場合等に、当該操作が行い易くなる。
前記第1操作部材及び前記第2操作部材は、略円盤状であり、外周部から外側方向に突出した状態で設けられ、少なくとも突出端が前記ベース部材の外周部よりも外側に位置する操作突起部をそれぞれ有し、
前記第1操作部材は、前記操作突起部として、
前記第2操作部材の回動角度と同角度において当該第2操作部材の操作突起部と前記回動軸方向に並ぶ第1並設突起部と、
前記第2操作部材の回動角度と同角度において当該第2操作部材の操作突起部と前記回動軸方向に並ばない第1独立突起部と、を備えたことを特徴とする。
前記第2操作部材は、前記操作突起部として、
前記第1操作部材の回動角度と同角度において前記第1並設突起部と前記回動軸方向に並ぶ第2並設突起部と、
前記第1操作部材の回動角度と同角度において当該第1操作部材の操作突起部と前記回動軸方向に並ばない第2独立突起部と、を備えたことを特徴とする。
前記発射操作ハンドルは、前記第1操作部材と前記第2操作部材との相対回動を規制する規制状態と、当該相対回動を許容する許容状態と、に変換可能な回動規制部材を備えたことを特徴とする。
前記回動規制部材は、前記第1操作部材及び前記第2操作部材の回動角度が同角度となった場合に、前記許容状態から前記規制状態に変換可能に構成されていることを特徴とする。
前記遊技領域まで到達しなかった遊技球をファール球として回収することが可能な回収機構を備え、
前記ベース部材は、前記第1操作部材又は前記第2操作部材と前記回動軸方向に並ぶ円環状部を備え、
前記円環状部には、前記第1操作部材の操作時に前記操作突起部に掛かった遊技者の指を受けることが可能な指受け部が外周部に形成され、
前記指受け部は、前記操作突起部に掛かった遊技者の指を受けた際に、前記第1操作部材の回動角度が前記ファール球を発生させる発射勢となる位置に配置されていることを特徴とする。
前記指受け部は、前記円環状部の外周部に周方向に並ぶ1対の突起部の間に形成される谷部により構成され、
前記指受け部を構成する前記突起部は、前記操作突起部よりも突出量を抑えた状態で形成されていることを特徴とする。
また、指受け部を構成する突起部が、操作突起部よりも突出量を抑えた状態で形成されているので、第1操作部材を回動させるために突起部を乗り越えて指受け部から指を外しても、操作突起部に掛けた指が外れてしまうことがなくなり、操作性が向上する。すなわち、突起部が操作突起部以上の突出量で形成されている場合、第1操作部材を回動させるために突起部を乗り越えようと指受け部から指を外すと、操作突起部からも指が外れてしまうので、第1操作部材を回動させる際の操作性が悪くなってしまう。これに対し、突起部を操作突起部よりも突出量を抑えた状態で形成することで、突起部を乗り越えて指受け部から指を外して第1操作部材を回動させる際に、操作突起部から指が外れてしまうことがないので、第1操作部材を回動させる際の操作性が向上する。
前記発射操作ハンドルは、固定部材により前記第2操作部材の回動を規制して固定状態とすることが可能な固定機構を備えたことを特徴とする。
また、係合突部が、当該係合突部の移動軌跡上に所定角度離間させた状態で配置される1対の当接受部の間に配置されているので、第1操作部材が付勢部材により回動初期位置に復帰する場合に、係合突部が1対の当接受部のうちの何れか一方を押圧して第2操作部材が当該第1操作部材と共回りして当該第2操作部材を回動初期位置に復帰可能となっている。したがって、第2操作部材は、第1操作部材が付勢部材により回動初期位置に復帰する場合に、当該第1操作部材と共回りして回動初期位置に復帰可能であるので、第2操作部材を回動初期位置に復帰させるために回動操作する手間を省くことが可能となる。
また、第2操作部材は、第1操作部材と共回りして回動初期位置に復帰可能であるので、第1操作部材及び第2操作部材を改めて回動初期位置から操作したい場合等に、当該操作が行い易くなる。
図1は、本発明の一実施形態の遊技機の説明図である。なお、以下の説明では、遊技機10の正面になる側を前側、背面になる側を後側とし、遊技機10を正面から見た場合に、上になる側を上側、下になる側を下側、左になる側を左側、右になる側を右側とする。
本実施形態の遊技機10は前面枠12を備え、該前面枠12は本体枠(外枠)11にヒンジ13を介して開閉回動可能に組み付けられている。遊技盤30は前面枠12の表側に形成された収納部(図示省略)に収納されている。また、前面枠(内枠)12には、遊技盤30の前面を覆うカバーガラス(透明部材)14を備えたガラス枠15が取り付けられている。
図2は、本実施形態の遊技盤30の正面図である。
これら一般入賞口35,…には、各一般入賞口35に入った遊技球を検出するための入賞口スイッチ(図示省略)が配設されている。
そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイド(図示省略)によって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。
すなわち、第1特別変動入賞装置38は、例えば、駆動装置としての第1大入賞口ソレノイド(図示省略)により駆動される開閉扉38cによって開閉される第1大入賞口を備え、特別遊技状態中は、第1大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより第1大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
第1特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口42が設けられている。
すなわち、第2特別変動入賞装置39は、例えば、駆動装置としての第2大入賞口ソレノイド(図示省略)により駆動される開閉扉39cによって開閉される第2大入賞口を備え、特別遊技状態中は、第2大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより第2大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
なお、第2大入賞口の内部(入賞領域)には、当該第2大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としての第2カウントスイッチ(図示省略)が配設されている。
また、一括表示装置50には、大当りが発生すると点灯して大当り発生を報知する第1遊技状態表示部(第1遊技状態表示器)57、時短状態が発生すると点灯して時短状態発生を報知する第2遊技状態表示部(第2遊技状態表示器)60、遊技機10の電源投入時に大当りの確率状態が高確率状態となっているエラーを表示するエラー表示器(第3遊技状態表示器)58、大当り時のラウンド数(第1特別変動入賞装置38の開閉回数や第2特別変動入賞装置39の開閉回数)を表示するラウンド数表示器59が設けられている。
第2遊技状態表示器60は、例えば通常の遊技状態の場合にはランプを消灯状態にし、時短状態が発生している場合にはランプを点灯状態にする。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置37が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲート34を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。この普図始動入賞の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の記憶表示部56(普図保留表示器)に表示される。
また、普図始動記憶には、普図変動表示ゲームの当りはずれを決定するための当り判定用乱数値が記憶されるようになっていて、この当り判定用乱数値が判定値と一致した場合に、当該普図変動表示ゲームが当りとなって特定の結果態様(特定結果)が導出されることとなる。
なお、普通識別情報として例えば数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うように構成しても良い。この普図変動表示ゲームの停止表示が特定結果となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置37の1対の可動部材37b,37bが所定時間(例えば、0.3秒間)開放される開状態となる。これにより、普通変動入賞装置37の内部の第2始動入賞口へ遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームが実行される回数が多くなる。
また、この始動入賞球の検出時にそれぞれ大当り乱数値や大当り図柄乱数値、並びに各変動パターン乱数値が抽出され、抽出された乱数値は、遊技制御装置(図示省略)内の特図記憶領域(RAMの一部)に特図始動記憶として各々所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特図始動記憶の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の記憶表示部54,55(特図1保留表示器、特図2保留表示器)に表示されるとともに、センターケース40の表示装置41においても飾り特図始動記憶表示として表示される。
したがって、始動入賞口36や第1特別変動入賞装置38へ遊技球を入賞させたい場合には、通常、遊技領域32の左右方向中央よりも左側に位置する通常打ち球到達領域R1(図2において仮想線(一点鎖線)で囲まれた2つの領域のうち左側の領域)を狙って遊技球が発射されるようになっている。
一方、第2特別変動入賞装置39や普図始動ゲート34、普通変動入賞装置37へ遊技球を入賞させたい場合には、通常、遊技領域32の左右方向中央よりも右側に位置する右打ち球到達領域R2(図2において仮想線(一点鎖線)で囲まれた2つの領域のうち右側の領域)を狙って遊技球が発射されるようになっている。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41(変動表示装置)にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、特図1表示器51若しくは特図2表示器52の表示態様が特別結果態様となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様となる。
また、第2特図変動表示ゲームは、第1特図変動表示ゲームよりも優先して実行されるようになっている。すなわち、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームの始動記憶がある場合であって、特図変動表示ゲームの実行が可能となった場合は、第2特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
以下の説明においては、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームを区別しない場合は、単に特図変動表示ゲームと称する。
発射操作ハンドル1は、前面枠12の下部前面を構成する下部パネル12a(図1参照)の裏側に設けられた発射装置80に、当該下部パネル12aを介して取り付けられている。
発射装置80は、例えば図3(a),(b)に示すように、前面枠12の右側下部に取り付けられる板状の取付プレート81(図3(b)では図示省略)と、取付プレート81の前面左部に固定された発射レール82と、取付プレート81の前面中央部に軸支され、発射レール82上の遊技球を打撃して遊技領域32へと発射する発射杵83と、取付プレート81の後面中央部に固定され、発射装置80からの遊技球の発射を制御する発射制御基板84と、取付プレート81の後面左部に固定され、発射装置80の駆動源をなす発射モータ85と、取付プレート81の前面側のうち発射レール82の上方に配設され、発射モータ85による駆動力を発射杵83に伝達する回転カム板86と、取付プレート81の前面側のうち発射レール82と回転カム板86との間に配設され、上皿21から供給口81c(図3(b)では図示省略)を介して供給された遊技球を発射レール82の上面へと1個ずつ順次供給する球送り装置87と、取付プレート81の前面に発射レール82の上面と所定の間隔を開けて固定され、球送り装置87により発射レール82の上面へと供給された遊技球を当該上面のうち発射杵83により打撃可能な所定位置に停止させる球位置決め部材88と、を備えて構成される。さらに、発射装置80は、発射操作ハンドル1と連動して発射装置80による遊技球の発射勢を調整する発射勢調整部89を備えている。
本実施形態において、発射レール82は、当該発射レール82の上面に、当該発射レール82の長手方向(発射方向)に沿って形成された断面視略V字形状の溝部を有している。すなわち、発射レール82は、当該溝部によって、球送り装置87から供給された遊技球を前後方向にブレることなく発射杵83により打撃可能な所定位置に配置できるとともに、発射杵83により打撃された遊技球を前後方向にブレることなく発射方向へとガイドできるよう構成されている。
発射杵83の回動角度は、取付プレート81の前面側に固定された緩衝部材としての回動規制ゴム81aによって規制されるよう構成されている。すなわち、発射杵83は、外部から力が加わっていない通常時は、発射勢調整部89を構成する発射付勢部89aに内蔵された図示しない発射付勢バネ(後述)によって発射方向に付勢(すなわち、時計回り方向へと回動するよう付勢)されている。そして、発射杵83は、回動規制ゴム81aに当接することで必要以上の時計回り方向への回動が規制されている。
杵部83bの杵先はコイルバネ等の弾性体によって構成されており、発射杵83は、時計回り方向に回動することによって、当該杵先で、球位置決め部材88によって発射レール82の上面のうちの所定位置に停止された遊技球を打撃するようになっている。
カム板受部83cの先端部が回転カム板86のカム面に当接することで、発射杵83には、発射勢調整部89を構成する発射付勢部89aに内蔵された発射付勢バネの付勢力に抗する力が加わる。これにより、発射杵83は反時計回り方向へと回動して、杵部83bの杵先が発射レール82から遠ざかるよう構成されている。
前述したように、発射杵83は、外部から力が加わっていない通常時(すなわち、カム板受部83cが回転カム板86のカム面に当接していない時)は、発射付勢バネによって時計回り方向へと回動するよう付勢されているが、アーム部83dの先端部が回動規制ゴム81aに当接することで、時計回り方向へと必要以上に回動しないよう規制されている。
発射制御基板84は、回転カム板86を回転駆動する発射モータ85や、球送り装置87(具体的には、球送り部材87aを回動駆動する球送りソレノイド87b)などと接続されており、回転カム板86を回転させる制御や、回転カム板86の回転に合わせて球送り装置87により発射レール82上へと遊技球を供給する制御等を行うよう構成されている。
本実施形態において、回転カム板86は、略半月形状に形成されており、当該回転カム板86の回転中心は、回転カム板86が時計回り方向に回転することで、回転カム板86のカム面と発射杵83のカム板受部83cとの接点と、当該回転カム板86の回転中心と、の距離が徐々に大きくなる位置に設定されている。これにより、回転カム板86が発射杵83のカム板受部83cに当接している間は、当該発射杵83に対して発射付勢バネの付勢力に抗する力が徐々に加わるので、当該発射杵83の杵部83bの杵先が発射レール82から徐々に遠ざかるようになっている。そして、回転カム板86がカム板受部83cに当接した時点からほぼ半周回転すると、当該当接が解除されて、発射杵83は時計回り方向へと回動し、当該発射杵83の杵部83bの杵先で、球位置決め部材88によって発射レール82の上面のうちの所定位置に停止された遊技球を打撃するようになっている。
球送りソレノイド87bは、取付プレート81の前面側に固定されており、球送り部材87aは、球送りソレノイド87bよりも前側に配設されている。
ここで、本実施形態において、供給口81cは、取付プレート81に固定され、回転カム板86の前面、発射杵83のカム板受部83cやアーム部83dの前面等を覆うカバー部81b(図3(b)では図示省略)に設けられている。
発射付勢部89aは、取付プレート81に対して平行に配設された略円盤形状の部材であり、中心が回動軸部83aに固定されている。
発射付勢バネは、当該発射付勢バネのうちコイル状に形成された部分に回動軸部83aが挿通されているとともに、当該発射付勢バネのうち一方の先端部分が回動軸部83aに固定され、他方の先端部分がケース部に固定されている。これにより、発射杵83は、発射付勢バネによって、前面側から見て時計回り方向に付勢されているとともに、発射付勢バネの付勢力は、発射付勢部89a(具体的には、発射付勢部89aを構成するケース部)を回動させることで調整可能となっている。すなわち、発射付勢部89a(具体的には、発射付勢部89aを構成するケース部)を回動させることで、発射付勢バネの付勢力を調整して、遊技球の発射勢を調整できるよう構成されている。
調整受部89bは、取付プレート81に回動可能に固定された部材であり、取付プレート81の前面側に配設され、発射操作ハンドル1の回動伝達部材600(後述)が嵌合する略円形状の嵌合受部と、取付プレート81の後面側に配設された略円形状の調整歯車と、前後方向に沿って取付プレート81に貫通する回転軸部と、を備えて構成される。
回転軸部は、当該回転軸部の一端部(前端部)が、取付プレート81に対して平行に配設された嵌合受部の中心に固定され、他端部(後端部)が、取付プレート81に対して平行に配設された調整歯車の中心に固定されている。そして、発射操作ハンドル1の回動伝達部材600が嵌合受部に嵌合した状態(すなわち、発射操作ハンドル1と調整受部89bとが接続した状態)において、発射操作ハンドル1が回動操作されると、当該操作に連動して、調整受部89b全体が回動するように構成されている。
伝達部材89cは、取付プレート81に対して平行に配設された状態で当該取付プレート81の後面側に回動可能に固定された歯車であり、伝達部材89cの歯は、調整受部89bを構成する調整歯車の歯と、発射付勢部89aを構成するケース部の外周面に突設された歯車の歯と、の双方に噛み合うよう構成されている。
発射操作ハンドル1は、下部パネル12aの前面右側に設けられ、例えば図4、図5に示すように、下部パネル12aのハンドル取付部に回動操作不能に固定されるベース部材100と、ベース部材100の前側に、ベース部材100に対して回動操作可能に取り付けられた操作補助部材200と、操作補助部材200の前側に、ベース部材100に対して回動操作可能に取り付けられた回動操作部材300と、回動操作部材300の前側に取り付けられた装飾部材400と、を備えて構成される。
ベース部材100に対して回動操作可能に取り付けられた部材のうち、回動操作部材300は、発射装置80による遊技球の発射勢を調整するための部材であり、操作補助部材200は、当該操作補助部材200の回動角度を基準として回動操作部材300の回動操作を行うことを可能とするための部材である。
操作補助部材200は、回動操作部材300の回動軸と同軸上に回動可能に支持され、当該回動操作部材300と回動軸方向(前後方向)に並ぶ部材(第2操作部材)である。
具体的には、操作補助部材200は、例えば図6、図11(b)に示すように、外形が略円盤形状を呈してなる操作補助本体部210と、操作補助本体部210の外周面の所定位置から外側方向に突出するよう形成された第2操作突起部220及び第2取付突起部230と、を備えて構成される。
そして、操作補助本体部210は、操作補助部材200や回動操作部材300の回動軸を構成する回動軸部材としてのハンドルシャフト350が前後方向に沿って挿通される第2回動軸挿通部211と、第2底部210aの前面の所定位置から前側に向けて突設された係合突部212と、第2底部210aの後面の所定位置から後側に向けて突設された回動規制受部213及びスイッチ押圧突部214と、を有している。
なお、本実施形態では、第2回動軸挿通部211の回動軸受部211bの突出量を、当該回動軸受部211bの先端面(後端面)が、第2外周部210bの後端面よりも前側に位置する量に設定したが、これに限ることはなく、例えば、当該回動軸受部211bの先端面の位置が、第2外周部210bの後端面の位置と前後方向に略一致する量に設定することも可能である。
本実施形態において、係合突部212は、第2底部210aの前面における操作補助部材200の回動軸から径方向に離間した位置のうち、第2回動軸挿通部211の貫通孔211aの右方であるとともに当該貫通孔211aよりも若干上側の位置から前側に向けて突設されている。すなわち、係合突部212は、操作補助部材200の回動軸から径方向に離間した位置から、回動操作部材300に向けて突出している。
また、本実施形態において、係合突部212の突出量は、例えば図7(a)に示すように、操作補助部材200の前側に回動操作部材300を取り付けた状態において、当該係合突部212の先端面(前端面)の位置が、回動操作部材300の係合突部受部312b(後述)の先端面(前端面)の位置と前後方向に略一致する量に設定されている。
本実施形態において、回動規制受部213は、第2底部210aの後面における操作補助部材200の回動軸から径方向に離間した位置のうち、第2回動軸挿通部211の貫通孔211aのほぼ直上の位置から後側に向けて突設されている。すなわち、回動規制受部213は、操作補助部材200の回動軸から径方向に離間した位置から、ベース部材100に向けて突出している。
また、本実施形態において、回動規制受部213の突出量は、例えば図14に示すように、ベース部材100の前側に操作補助部材200を取り付けた状態において、ベース部材100の回動幅規制部124(後述)内に配置されるが、ベース部材100の底壁部121a(後述)の前面には接しない量に設定されている。
本実施形態において、スイッチ押圧突部214は、第2底部210aの後面における操作補助部材200の回動軸から径方向に離間した位置のうち、第2回動軸挿通部211の貫通孔211aの左方であるとともに当該貫通孔211aよりも下側の位置から後側に向けて突設されている。すなわち、スイッチ押圧突部214は、操作補助部材200の回動軸から径方向に離間した位置から、ベース部材100に向けて突出している。
また、本実施形態において、スイッチ押圧突部214の突出量は、例えば図8(a)に示すように、回動規制受部213の突出量と略同一となるよう設定されている。
この第2操作突起部220は、操作補助部材200を回動操作する際の操作性を向上させるために設けられたものであり、操作補助部材200の時計回り方向への回動操作を容易とするために、左側面が遊技者の指が引っ掛かり易いように湾曲した形状をなしている。
第2並設突起部221は、操作補助部材200の回動角度が回動操作部材300の回動角度と同一である場合において、回動操作部材300の第1操作突起部320(後述)と回動軸方向(前後方向)に並ぶよう、第2外周部210bの上側部分から突出している。
第2独立突起部222は、操作補助部材200の回動角度が回動操作部材300の回動角度と同一である場合において、回動操作部材300の第1操作突起部320(後述)と回動軸方向(前後方向)の並ばないよう、第2外周部210bの左側部分から突出している。
また、本実施形態において、第2独立突起部222は、例えば図7(a)、図11(b)に示すように、当該第2独立突起部222の前面の位置が、回動操作部材300の回動操作本体部310(後述)の前端面の位置と前後方向に略一致するよう、操作補助本体部210の第2外周部210bよりも回動操作部材300側(前側)に突出している。
この第2取付突起部230は、操作補助部材200に回動規制部材500を装着するために設けられている。本実施形態において、第2取付突起部230は、例えば図6、図8(a),(b)、図11(b)に示すように、操作補助本体部210の第2外周部210bのうち第2回動軸挿通部211のほぼ直下の部分を、下側に向けて突出させることにより形成されている。したがって、例えば図6に示すように、第2取付突起部230の底面部(下面部)と、操作補助本体部210の第2底部210aの外周端面のうち当該底面部と対向する部分と、は離間しており、間隙200aが形成されている。そして、第2取付突起部230の底面部は、操作補助本体部210の第2底部210aの外形に合わせて湾曲している。
また、第2取付突起部230は、例えば図6、図11(b)に示すように、操作補助部材200に装着される回動規制部材500を位置決めするための位置決め部231を有している。具体的には、位置決め部231は、間隙200aの厚み(径方向の長さ)を狭めるように、操作補助本体部210の第2底部210aの外周端面のうち第2取付突起部230の底面部に対向する部分に形成されている。
以下、「間隙200a」は、位置決め部231によって厚みが狭められた状態の間隙を指すこととする。
回動操作部材300は、ベース部材100に対して回動可能に支持され、遊技球の発射勢を調整するための部材(第1操作部材)である。
具体的には、回動操作部材300は、例えば図6に示すように、外形が略円盤形状を呈してなる回動操作本体部310と、回動操作本体部310の外周面の所定位置から外側方向に突出するよう形成された第1操作突起部320及び第1取付突起部330と、を備えて構成される。
そして、回動操作本体部310は、操作補助部材200や回動操作部材300の回動軸を構成する回動軸部材としてのハンドルシャフト350が前後方向に沿って挿通される第1回動軸挿通部311と、操作補助部材200の係合突部212が前後方向に沿って挿通される係合受部312と、装飾部材400の嵌合突起部401(後述)が周方向に沿って挿通される嵌合受部313と、を有している。
また、ハンドルシャフト350の他端部には、例えば図8(a)に示すように、ネジ受部350bが設けられている。このネジ受部350bは、ハンドルシャフト350に回動伝達部材600を固定するための止めネジ801が螺合するよう構成されている。
なお、本実施形態では、第1回動軸挿通部311の回動軸受部311bの突出量を、当該回動軸受部311bの先端面(前端面)が、第1外周部310bの前端面よりも後側に位置する量に設定したが、これに限ることはなく、例えば、当該回動軸受部311bの先端面の位置が、第1外周部310bの前端面の位置と前後方向に略一致する量に設定することも可能である。
具体的には、係合受部312の貫通孔312aは、例えば図9(a)に示すように、回動操作部材300の回動角度が操作補助部材200の回動角度と同一である場合において、長穴状の当該貫通孔312aの一端部に係合突部212が当接するとともに、例えば図9(b)に示すように、回動操作部材300と操作補助部材200との相対回動の回動角度が所定の第1許容上限角度になった場合において、長穴状の当該貫通孔312aの他端部に係合突部212が当接する位置に形成されている。
なお、本実施形態では、係合突部受部312bを、1対の当接受部312b1,312b1と、当接受部312b1同士を結合する1対の結合部312b2,312b2と、により構成したが、これに限ることはなく、1対の当接受部312b1,312b1のみで構成することも可能である。
ここで、回動操作本体部310の第1底部310aは、第1回動軸挿通部311から放射状に設けられた4本のリブ310a1を有している。そして、この4本のリブ310a1のそれぞれには、当該リブ310a1の先端部(第1外周部310b側の端部)のうちの後側(第1底部310a側)を切り欠くことにより、周方向に沿って貫通する嵌合受部313が形成されている。
この第1操作突起部320は、回動操作部材300を回動操作する際の操作性を向上させるために設けられたものであり、回動操作部材300の時計回り方向への回動操作を容易とするために、左側面が遊技者の指が引っ掛かり易いように湾曲した形状をなしている。
第1並設突起部321は、回動操作部材300の回動角度が操作補助部材200の回動角度と同一である場合において、操作補助部材200の第2操作突起部220(具体的には第2並設突起部221)と回動軸方向(前後方向)に並ぶよう、第1外周部310bの上側部分から突出している。
第1独立突起部322は、回動操作部材300の回動角度が操作補助部材200の回動角度と同一である場合において、操作補助部材200の第2操作突起部220と回動軸方向(前後方向)の並ばないよう、第1外周部310bの右側部分から突出している。
この第1取付突起部330は、回動操作部材300に回動規制部材500を装着するために設けられている。本実施形態において、第1取付突起部330は、例えば図6、図8(a),(b)に示すように、回動操作本体部310の第1外周部310bのうち第1回動軸挿通部311のほぼ直下の部分から、下側に向けて突設されている。そして、第1取付突起部330の外面は、操作補助部材200の第2取付突起部230の外面と略面一となっている。すなわち、第1取付突起部330の底面部(下面部)は、回動操作本体部310の第1底部310aの外形に合わせて湾曲している。
この規制部材係合部330aは、操作補助部材200の回動角度と回動操作部材300の回動角度とが同一である場合において、操作補助部材200の間隙200aと前後方向に略一致するよう形成されている。すなわち、規制部材係合部330aは、回動操作本体部310の第1底部310aの外形に合わせて湾曲しているとともに、規制部材係合部330aの幅(周方向の長さ)は、操作補助部材200の間隙200aの幅(周方向の長さ)と略同一となるよう設定され、規制部材係合部330aの厚み(径方向の長さ)は、操作補助部材200の間隙200aの厚み(径方向の長さ)と略同一となるよう設定されている。
装飾部材400は、回動操作部材300の第1底部310aを前側から被覆するように取り付けられる部材である。
具体的には、装飾部材400は、例えば図4、図5、図7(b)に示すように、外形が、正面視にて略円形状をなす、前側に膨出されたドーム形状を呈してなり、当該装飾部材400の内部には、後部に開口を有する凹室状の空間が形成されている。
具体的には、装飾部材400は、例えば図7(b)に示すように、当該装飾部材400の後端部に周方向に等間隔を空けて設けられた4つの切欠部400aを有している。切欠部400aは、装飾部材400の後端を前側に向けて略コ字形状に切り欠くことによって形成されてなり、この4つの切欠部400aのそれぞれには、当該切欠部400aの内面のうち前後方向に沿う内面の一方に、周方向(本実施形態では前面側から見て時計回り方向)に突出する嵌合突起部401が設けられている。
また、嵌合突起部401の突出量は、回動操作部材300のリブ310a1の幅(周方向の長さ)と同等又はそれ以上となる量に設定されている。
また、嵌合突起部401の先端面と、切欠部400aの内面のうち前後方向に沿う内面の他方(すなわち、切欠部400aの内面のうち当該先端面と対向する内面)と、の間の隙間の幅は、回動操作部材300のリブ310a1の幅(周方向の長さ)よりも大きくなるよう設定されている。これにより、嵌合突起部401の先端面と、切欠部400aの内面のうち当該先端面と対向する内面と、の間の隙間に後側からリブ310a1を挿入可能となっている。
また、嵌合突起部401の前側面と、切欠部400aの内面のうち周方向に沿う内面と、の間の隙間の幅は、回動操作部材300のリブ310a1の先端部分(リブ310a1のうち嵌合受部313と前後方向に並ぶ部分)の前後方向の長さよりも大きくなるよう設定されている。これにより、嵌合突起部401の前側面と、切欠部400aの内面のうち周方向に沿う内面と、の間の隙間にリブ310a1の先端部分を挿入可能となっている。
まず、装飾部材400で回動操作部材300の第1底部310aを前側から被覆した状態において、嵌合突起部401の先端面と、切欠部400aの内面のうち当該先端面と対向する内面と、の間の隙間が、リブ310a1に対向するよう装飾部材400を位置決めする。そして、当該位置決めした状態において、装飾部材400の後端面が第1底部310aの前面にほぼ当接するまで回動操作部材300に対して装飾部材400を後側に移動させる。これにより、嵌合突起部401の先端面と、切欠部400aの内面のうち当該先端面と対向する内面と、の間の隙間にリブ310a1が挿入される。
このようにして、装飾部材400を回動操作部材300に取り付けることができる。
回動規制部材500は、操作補助部材200に対して前後方向に移動可能に取り付けられ、操作補助部材200と回動操作部材300との独立した回動を規制する部材である。
本実施形態において、回動規制部材500は、例えば図6、図8(a),(b)に示すように、操作補助部材200の間隙200aに挿入される回動規制本体部510と、当該回動規制本体部510の下面に下側に向けて突設されたつまみ部520と、を備えて構成される。
挿入部510aの形状は、当該挿入部510aを操作補助部材200の間隙200aに前後方向から挿入嵌合可能となる形状に設定されている。すなわち、挿入部510aは、操作補助部材200の第2底部210aの外形に合わせて湾曲しているとともに、挿入部510aの幅は、操作補助部材200の間隙200aの幅(周方向の長さ)よりも小さくなるよう設定され、挿入部510aの厚みは、操作補助部材200の間隙200aの厚み(径方向の長さ)よりも小さくなるよう設定されている。
接続部520bの形状は、当該接続部520bが操作補助部材200のスリット部230a内に配置された状態において、当該接続部520bをスリット部230aに沿って前後方向にスライド可能な形状に設定されている。すなわち、接続部520bの長さは、スリット部230aの厚み(径方向の長さ)よりも大きくなるよう設定されているとともに、接続部520bの幅は、スリット部230aの幅(周方向の長さ)よりも小さくなるよう設定されている。
この際、つまみ部520の接続部520bも、操作補助部材200のスリット部230a内に挿入されるよう、挿入部510aは、操作補助部材200の位置決め部231によって所定位置に位置決めされる。
また、この際、挿入部510aが、操作補助部材200の位置決め部231と、操作補助部材200の第2取付突起部230の底面部と、によって挟まれる。これにより、回動規制部材500の操作補助部材200に対するぐらつきを抑制することが可能となっている。
まず、例えば図8(a)に示すように挿入部510aを操作補助部材200の間隙200aに挿入した状態において、回動規制本体部510のストッパ部510bが操作補助部材200の位置決め部231にほぼ当接するまで、操作補助部材200に対して回動規制部材500を前側に移動させる。
この際、つまみ部520の接続部520bも、操作補助部材200のスリット部230aの前端面にほぼ当接するよう構成されている。
この前側への移動によって、回動規制部材500は、例えば図8(b)に示すように、挿入部510aの挿入端部(先端部)が、操作補助部材200の第2底部210aの前面よりも回動操作部材300側(前側)に突出して、回動操作部材300の規制部材係合部330aに係合する。これにより、発射操作ハンドル1は、回動操作部材300と操作補助部材200との相対回動を規制する規制状態になる。
この後側への移動によって、例えば図8(a)に示すように、挿入部510aの先端面(前端面)が、操作補助部材200の第2底部210aの前面と略面一となり、回動規制部材500と回動操作部材300の規制部材係合部330aとの係合が解除される。これにより、発射操作ハンドル1は、回動操作部材300と操作補助部材200との相対回動を許容する許容状態になる。
また、前述したように、回動操作部材300の規制部材係合部330aは、操作補助部材200の回動角度と回動操作部材300の回動角度とが同一である場合において、操作補助部材200の間隙200aと前後方向に略一致するよう形成されているので、回動規制部材500は、回動操作部材300及び操作補助部材200の回動角度が同角度となった場合に、許容状態から規制状態に変換可能に構成されている。
ベース部材100は、遊技機10前面に固定状態で配設される部材である。
具体的には、ベース部材100は、例えば図4、図5に示すように、下部パネル12aのハンドル取付部に回動操作不能に固定されるハンドルベース部材110と、ハンドルベース部材110の前側に、ハンドルベース部材110に対して回動操作不能に取り付けられたメッキ部材120と、により構成されている。
突設部112の突出量は、例えば図14に示すように、当該突設部112の先端面(前端面)がハンドルベース本体部111の前端面よりも前側に位置するとともに、ハンドルベース本体部111の前端面がメッキ部材120の円環外周部122a(後述)の後端面と当接する量に設定されている。
本実施形態において、シャフト挿通筒部113は、当該シャフト挿通筒部113の前端面が、突設部112の前端面よりも前側に位置するとともに、当該シャフト挿通筒部113の後端面が、ハンドルベース本体部111の後端面よりも前側に位置するように、ハンドルベース本体部111の内部のうち直径方向略中央部に配設されている。
なお、本実施形態において、シャフト挿通筒部113は、例えば図14に示すように、当該シャフト挿通筒部113の前端部と後端部との双方に、ベアリングとしてカラー(ブッシュ)352,353が取り付けられた状態で、ハンドルシャフト350が挿通されるよう構成されている。
切欠部112aは、突設部112の前端を後側に向けて略コ字形状に切り欠くことによって形成されてなり、この切欠部112aからは、ハンドルベース部材110内に備えられた発射停止レバー130の被押圧部131が飛び出ている。
本実施形態において、発射停止レバー130は、発射停止スイッチ140の可動片141によって外側方向に付勢されており、当該可動片141の付勢力に抗する力が加わると内側方向へと回動し、当該可動片141の付勢力に抗する力が解除されると外側方向へと回動するよう構成されている。
発射停止レバー130の当接受部132は、発射操作ハンドル1が組み立てられた状態において、例えば図11(a)に示すように、メッキ部材120の開口部125(後述)を介してメッキ部材120の底壁部121a(後述)の前面よりも操作補助部材200側(前側)に突出している。そして、当接受部132は、メッキ部材120の底壁部121a(後述)の前面よりも前側の位置で、操作補助部材200のスイッチ押圧突部214によって押圧されるよう構成されている。
そして、発射制御基板84が備えるCPUは、発射装置80から押圧検出信号が出力されると、発射装置80の発射モータ85を制御して、発射装置80による遊技球の発射を停止するよう構成されている。
そして、操作補助部材200が回動初期位置から時計回り方向へと回動操作されて、発射停止レバー130の当接受部132への押圧が解除されると、発射停止スイッチ140からの押圧検出信号の出力が停止され、発射装置80による遊技球の発射が開始される。ただし、発射停止レバー130の当接受部132への押圧が解除されている場合でも、遊技者の指等によって発射停止レバー130の被押圧部131が内側方向に押圧されると、発射停止スイッチ140から押圧検出信号が出力され、発射装置80による遊技球の発射を停止されるよう構成されている。
具体的には、メッキ部材120の所定位置(本実施形態では、メッキ部材120の底壁部121a(後述)の後面)には、タッチセンサ150が固定されており、このタッチセンサ150によって、メッキ部材120に遊技者が接触したことを検出できるよう構成されている。
そして、発射制御基板84が備えるCPUは、発射装置80の発射モータ85を制御して、タッチセンサ150から接触検出信号が出力されている場合は、発射装置80による遊技球の発射を実行し、タッチセンサ150から接触検出信号が出力されていない場合は、発射装置80による遊技球の発射を停止するよう構成されている。
また、タッチセンサ150から接触検出信号が出力されている場合、発射停止スイッチ140からの押圧検出信号の出力がない時には、発射装置80により遊技球が発射され、発射停止スイッチ140からの押圧検出信号の出力がある時には、発射装置80による遊技球の発射は停止されるよう構成されている。
そして、有底円環部121は、ハンドルシャフト350が前後方向に沿って挿通されるシャフト挿通口123と、操作補助部材200の回動規制受部213が前側から内部に配置される回動幅規制部124と、発射停止レバー130の当接受部132が前後方向に沿って挿通される開口部125と、を有している。
なお、本実施形態では、シャフト挿通口123の縁取壁部123bの突出量を、当該縁取壁部123bの先端面(前端面)の位置が、有底円環部121の外周壁部121bの前端面の位置と前後方向に略一致する量に設定したが、これに限ることはなく、例えば、当該縁取壁部123bの先端面が、有底円環部121の外周壁部121bの前端面よりも後側に位置する量に設定することも可能である。
具体的には、回動幅規制部124は、例えば図12(a)に示すように、ベース部材100に対する操作補助部材200の回動角度が「0°」である場合(すなわち、操作補助部材200が回動初期位置にある場合)において、当該回動幅規制部124の一端部に回動規制受部213が当接するとともに、例えば図12(b)に示すように、ベース部材100に対する操作補助部材200の回動角度が第1許容上限角度よりも大きい所定の第2許容上限角度(本実施形態では120°)になった場合において、当該回動幅規制部124の他端部に回動規制受部213が当接する位置に形成されている。
具体的には、開口部125は、底壁部121aのうち、少なくとも発射停止レバー130の当接受部132の移動範囲に対応する部分に形成されている。これにより、発射停止レバー130の当接受部132の移動が底壁部121aに邪魔されることがないので、発射停止レバー130によって確実に発射停止スイッチ140をON/OFFすることが可能となっている。
そして、円環状部122は、当該円環状部122の円環外周部122aに、回動操作部材300の操作時に第1操作突起部320に掛かった遊技者の指を受けることが可能な指受け部126が形成されている。
具体的には、本実施形態において、指受け部126は、円環状部122の外周面(円環外周部122aの外面)のうち、シャフト挿通口123の貫通孔123aの左方であるとともに当該貫通孔123aよりも上側の位置から外側に向けて突設されている。
この指受け部126を構成する突起部126aは、操作補助部材200の第2操作突起部220や回動操作部材300の第1操作突起部320よりも突出量を抑えた状態で形成されている。
回動伝達部材600は、回動操作部材300の回動を発射装置80に伝達するための部材であり、前側部分にハンドルシャフト350が挿入され、後側部分が発射装置80の調整受部89bの嵌合受部に嵌合するよう構成されている。
シャフト挿入部611は、ハンドルシャフト350の他端部(回動伝達部材600に挿入される側の端部)の外形に合わせて、前後方向に直交する断面が略D字形状に形成されている。これにより、回動伝達部材600は、シャフト挿入部611にハンドルシャフト350が挿入された状態において、当該ハンドルシャフト350に対して回動不能となっている。すなわち、回動操作部材300が回動操作されて当該回動操作部材300と一緒にハンドルシャフト350が回動すると、回動伝達部材600も当該ハンドルシャフト350と一緒に回動するよう構成されている。
嵌合片621は、発射装置80の調整受部89bの嵌合受部に設けられた穴部に対応して複数(本実施形態では3つ)設けられている。これら複数の嵌合片621が、発射装置80の調整受部89bの嵌合受部に設けられた穴部それぞれに嵌まることによって、発射操作ハンドル1は、調整受部89bと接続するよう構成されている。
なお、本実施形態において、各嵌合片621の後端部の先端は、例えば図13(a),(b)に示すように、面取りされている。これにより、嵌合片621が、発射装置80の調整受部89bの嵌合受部に設けられた穴部に挿入し易くなるので、発射操作ハンドル1を調整受部89bに取り付ける際の作業性が向上する。
前述したように、ハンドルシャフト350の他端部(回動伝達部材600に挿入される側の端部)には、止めネジ801用のネジ受部350bが設けられている。回動伝達部材600は、ハンドルシャフト350に取り付けられた状態において、例えば図14に示すように、後側筒部620の開口した後端部から挿通された止めネジ801の軸部を、隔壁部630のネジ孔630aとハンドルシャフト350のネジ受部350bとに螺合することによって、ハンドルシャフト350に固定されるよう構成されている。
初期位置復帰バネ700は、回動操作部材300を回動初期位置に復帰させるためのねじりコイルバネ等の付勢部材である。
初期位置復帰バネ700は、例えば図13(a),(b)に示すように、当該初期位置復帰バネ700のうちコイル状に形成された部分に回動伝達部材600の前側筒部610が挿通されるとともに、当該初期位置復帰バネ700のうち一方の先端部分が前側筒部610(具体的には、前側筒部610の鍔部612)に固定され、他方の先端部分がバネ止めネジ802によってベース部材100のハンドルベース部材110の後端部に固定されるよう構成されている。これにより、回動伝達部材600と、回動伝達部材600と共回りするハンドルシャフト350及び回動操作部材300と、は初期位置復帰バネ700によって前面側から見て反時計回り方向に付勢されるよう構成されている。
次に、発射操作ハンドル1の操作の仕方の一例について説明する。
図16(a)は操作補助部材200及び回動操作部材300が回動初期位置にある場合、図16(b)はファール球を発射する場合、図17(a)は通常打ち球到達領域R1を狙って遊技球を発射する場合、図17(b)は右打ち球到達領域R2を狙って遊技球を発射する場合の発射操作ハンドル1の状態を示す。
このように、操作補助部材200の第2独立突起部222に引っ掛かっている親指F1をメッキ部材120の指受け部126に配置するだけの簡単な操作で、ファール球を発射することができる。これにより、遊技終了時等に遊技機10内に残った遊技球をファール球として発射して簡単に回収することができるので、遊技者は損することなく遊技を終了等することが可能となる。なお、指受け部126が設けられていなくてもファール球は発射できるが、指受け部126が設けられていないと発射勢の調整が行い難い。発射勢の調整が行い難いと、ファール球を発射しようとしたにもかかわらず、遊技球が遊技領域に飛入した後に入賞口に入賞してしまって、遊技が終了し難くなってしまう等の不都合が生じる場合がある。これに対し、本実施形態のように、指受け部126を設けて簡単にファール球を発射できるよう構成することで、遊技者が損してしまうことを防止することが可能となるとともに、遊技を終了し難くなってしまう等の不都合を回避することも可能となる。
以下、回動角度のうち、通常打ち球到達領域R1を狙って遊技球が発射される所望の回動角度を、通常打ち用回動角度という。
この場合、操作補助部材200の第2並設突起部221と、メッキ部材120の円環外周部122aと、の間の固定用間隙部1aに所定の固定具Kを挿入して、操作補助部材200の回動角度が維持されるよう固定しておけば、親指F1と人差し指F2とで操作補助部材200の回動角度を通常打ち用回動角度に維持しておかなくても、操作補助部材200の回動角度を維持することが可能となるので、操作性が向上する。
このように、回動操作部材300の第1並設突起部321が、回動角度が維持されている操作補助部材200のうちの第2並設突起部221と回動軸方向(前後方向)に並ぶまで、つまり、係合突部212が回動初期位置側の当接受部312b1に当接するまで回動操作部材300を回動させるだけの簡単な操作で、回動操作部材300の回動角度を元の回動角度(すなわち、通常打ち用回動角度)に復帰させることができる。これにより、遊技者は、右打ち球到達領域R2を狙って遊技球を発射する状態から通常打ち球到達領域R1を狙って遊技球を発射する状態へと戻る時に、回動操作部材300の回動角度を改めて調整しなくても、前もって設定しておいた通常打ち用回動角度に簡単に復帰させることができるので、発射勢の調整を容易に行うことが可能となる。
本実施形態では、この第1許容上限角度として、右打ち球到達領域R2を狙うことが可能な発射勢になる回動角度のうち最も大きい回動角度から、通常打ち球到達領域R1を狙うことが可能な発射勢になる回動角度のうち最も小さい回動角度を引いた角度が設定されていることとする。これにより、操作補助部材200の回動角度を通常打ち用回動角度に維持した状態で、遊技球の発射勢が、通常打ち球到達領域R1を狙う発射勢から、右打ち球到達領域R2を狙う発射勢へと移行するよう、回動操作部材300を回動させることが可能となっている。
また、係合突部212が、当該係合突部212の移動軌跡上に所定角度離間させた状態で配置される1対の当接受部312b1,312b1の間に配置されているので、回動操作部材300が初期位置復帰バネ700により回動初期位置に復帰する場合に、係合突部212が1対の当接受部312b1,312b1のうちの何れか一方を押圧して操作補助部材200が当該回動操作部材300と共回りして当該操作補助部材200を回動初期位置に復帰可能となっている。したがって、操作補助部材200は、回動操作部材300が初期位置復帰バネ700により回動初期位置に復帰する場合に、当該回動操作部材300と共回りして回動初期位置に復帰可能であるので、操作補助部材200を回動初期位置に復帰させるために回動操作する手間を省くことが可能となる。
また、操作補助部材200は、回動操作部材300と共回りして回動初期位置に復帰可能であるので、回動操作部材300及び操作補助部材200を改めて回動初期位置から操作したい場合等に、当該操作が行い易くなる。
これに対し、指受け部126を設けることで、あえてファール球を発射するための回動操作を容易に行うことが可能となり、回収できない遊技球により遊技者が損することを回避することができる。
また、指受け部126を構成する突起部126aが、第2独立突起部222よりも突出量を抑えた状態で形成されているので、回動操作部材300を回動(本実施形態では回動操作部材300及び操作補助部材200を同時に回動)させるために突起部126aを乗り越えて指受け部126から指を外しても、第2独立突起部222に掛けた指が外れてしまうことがなくなり、操作性が向上する。すなわち、突起部126aが第2独立突起部222以上の突出量で形成されている場合、回動操作部材300を回動(本実施形態では回動操作部材300及び操作補助部材200を同時に回動)させるために突起部126aを乗り越えようと指受け部126から指を外すと、第2独立突起部222からも指が外れてしまうので、回動操作部材300を回動(本実施形態では回動操作部材300及び操作補助部材200を同時に回動)させる際の操作性が悪くなってしまう。これに対し、突起部126aを第2独立突起部222よりも突出量を抑えた状態で形成することで、突起部126aを乗り越えて指受け部126から指を外して回動操作部材300を回動(本実施形態では回動操作部材300及び操作補助部材200を同時に回動)させる際に、第2独立突起部222から指が外れてしまうことがないので、回動操作部材300を回動(本実施形態では回動操作部材300及び操作補助部材200を同時に回動)させる際の操作性が向上する。
これに対し、操作補助部材200の回動を規制して固定状態とする固定機構を備えることで、回動操作部材300の回動角度を維持しておくために手が疲れてしまうといった不都合を回避できるとともに、右打ちする前の状態へと戻すために行う回動操作部材の回動角度を微調整がうまくできずに、遊技球をむだ打ちしてしまったり、右打ちする前の状態に完全に戻せなかったりする等の不都合も回避することができる。
次に、第2実施形態の遊技機10について説明する。
なお、第2実施形態の遊技機10においては、発射操作ハンドルの構成が、第1実施形態の遊技機10と異なる。具体的には、発射操作ハンドルが相対回動許容機構を備えていない点等が、第1実施形態の遊技機10と異なる。したがって、以下、第1実施形態と同様の構成を有する部分については同じ符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
第2実施形態の遊技機10が備える発射操作ハンドル1001は、下部パネル12aの前面右側に設けられ、例えば図18に示すように、下部パネル12aのハンドル取付部に回動操作不能に固定されるベース部材1100と、ベース部材1100の前側に、ベース部材1100に対して回動操作可能に取り付けられた操作補助部材1200と、操作補助部材1200の前側に、ベース部材1100に対して回動操作可能に取り付けられた回動操作部材1300と、回動操作部材1300の前側に取り付けられた装飾部材400と、を備えて構成される。
回動操作部材1300は、ベース部材1100に対して回動可能に支持され、遊技球の発射勢を調整するための部材(第1操作部材)である。
具体的には、回動操作部材1300は、例えば図19、図20(a)に示すように、外形が略円盤形状を呈してなる回動操作本体部1310と、回動操作本体部1310の外周面の所定位置から外側方向に突出するよう形成された操作突起部1320と、を備えて構成される。
そして、回動操作本体部1310は、操作補助部材1200や回動操作部材1300の回動軸を構成する回動軸部材としてのハンドルシャフト350が前後方向に沿って挿通される第1回動軸挿通部311と、装飾部材400の嵌合突起部401が周方向に沿って挿通される嵌合受部313と、第1底部1310aの後面の所定位置から後側に向けて突設された回動規制受部1314及びスイッチ押圧突部1315と、を有している。
本実施形態において、回動規制受部1314は、第1底部1310aの後面における回動操作部材1300の回動軸から径方向に離間した位置のうち、第1回動軸挿通部311の貫通孔311aのほぼ直上の位置から後側に向けて突設されている。すなわち、回動規制受部1314は、回動操作部材1300の回動軸から径方向に離間した位置から、操作補助部材1200に向けて突出している。
すなわち、回動規制受部1314は、回動操作部材1300の回動軸から径方向に離間した部分に、メッキ部材120の回動幅規制部124に向けて突出して当該回動幅規制部124により移動が規制されるよう構成されている。
本実施形態において、スイッチ押圧突部1315は、第1底部1310aの後面における回動操作部材1300の回動軸から径方向に離間した位置のうち、第1回動軸挿通部311の貫通孔311aの左方であるとともに当該貫通孔311aよりも下側の位置から後側に向けて突設されている。すなわち、スイッチ押圧突部1315は、回動操作部材1300の回動軸から径方向に離間した位置から、操作補助部材1200に向けて突出している。
すなわち、スイッチ押圧突部1315は、メッキ部材120の底壁部121aの前面よりも前側の位置で、発射停止レバー130の当接受部132を押圧するよう構成されている。
この操作突起部1320は、回動操作部材1300を回動操作する際の操作性を向上させるために設けられたものであり、回動操作部材1300の時計回り方向への回動操作を容易とするために、左側面が遊技者の指が引っ掛かり易いように湾曲した形状をなしている。
すなわち、操作突起部1320は、回動操作部材1300の第1外周部1310bに周方向に離間した状態で複数(本実施形態では3つ)設けられている。
操作補助部材1200は、回動操作部材1300の回動軸と同軸上に回動可能に支持され、当該回動操作部材1300と回動軸方向(前後方向)に並ぶ部材(第2操作部材)である。
具体的には、操作補助部材1200は、例えば図19、図20(a)に示すように、外形が略円盤形状を呈してなる操作補助本体部1210と、操作補助本体部1210の外周面の所定位置に形成された指掛け部1240と、操作補助本体部1210の外周面の所定位置から外側に向けて突出するよう形成された固定部材取付部1250と、を備えて構成される。
そして、操作補助本体部1210は、操作補助部材1200や回動操作部材1300の回動軸を構成する回動軸部材としてのハンドルシャフト350が前後方向に沿って挿通される第2回動軸挿通部211と、回動操作部材1300の回動規制受部1314が前後方向に沿って挿通される規制受部挿通口1215と、回動操作部材1300のスイッチ押圧突部1315が前後方向に沿って挿通される押圧突部挿通口1216と、を有している。
具体的には、規制受部挿通口1215は、回動操作部材1300の回動角度が操作補助部材1200の回動角度と同一である場合において、長穴状の当該規制受部挿通口1215の一端部に回動規制受部1314が当接する(例えば図22(a)参照)とともに、操作補助部材1200が回動初期位置であり回動操作部材1300の回動角度が所定の第2許容上限角度(本実施形態では120°)になった場合において、長穴状の当該規制受部挿通口1215の他端部に回動規制受部1314が当接する位置に形成されている。
具体的には、押圧突部挿通口1216は、回動操作部材1300の回動角度が操作補助部材1200の回動角度と同一である場合において、長穴状の当該押圧突部挿通口1216の一端部にスイッチ押圧突部1315が当接する(例えば図22(a)参照)とともに、操作補助部材1200が回動初期位置であり、回動操作部材1300の回動角度が所定の第2許容上限角度(本実施形態では120°)になった場合において、長穴状の当該押圧突部挿通口1216の他端部にスイッチ押圧突部1315が当接する位置に形成されている。
本実施形態において、指掛け部1240は、回動操作部材1300の操作突起部1320に対応させて、操作補助本体部1210の外周面(第2外周部1210bの外面)に複数(本実施形態では3つ)設けられている。
この指掛け部1240を構成する突起部1240aは、少なくとも当該突起部1240aの突出端がベース部材1100の円環外周部122aよりも外側に位置するよう、回動操作部材1300の操作突起部1320よりも突出量を抑えた状態で形成されている。
これにより、操作突起部1320の湾曲した左側面に指を引っ掛けた状態で、当該指を指掛け部1240に配置することが可能であるとともに、操作突起部1320の湾曲した左側面に掛かった指を対応する指掛け部1240に配置させるだけで、回動操作部材1300の回動角度を、操作補助部材1200の回動角度と同一にすることが可能となっている。
この固定部材取付部1250は、操作補助部材1200に固定部材1800を取り付けるために設けられている。本実施形態において、固定部材取付部1250は、例えば図19、図20(a),(b)、図21(b)に示すように、操作補助本体部1210の第2外周部1210bの外面のうち第2回動軸挿通部211の貫通孔211aの右方であるとともに当該貫通孔211aよりも下側の部分から、外側に向けて突設されている。
本実施形態において、固定部材取付部1250には、当該固定部材取付部1250の開放端部に、固定部材1800の支持部1820(後述)の前後方向への回動のうち固定部材取付部1250の突出方向よりも後側への回動を規制するためのストッパ部(図示省略)が設けられている。
固定部材1800は、操作補助部材1200の回動を規制して固定状態とするために当該操作補助部材1200に取り付けられる部材である。
本実施形態において、固定部材1800は、例えば図23に示すように、ハンドルベース部材1110の突設部1112(後述)とメッキ部材120の円環外周部122aとの間の隙間に一端部が挿入される固定本体部1810と、操作補助部材1200の固定部材取付部1250に前後方向に回動可能に嵌合された状態で、固定本体部1810の他端部と接続して当該固定本体部1810を前後方向に回動可能に支持する支持部1820と、を備えて構成される。
まず、例えば図25(a)に示すように固定本体部1810の一端部がハンドルベース部材1110の突設部1112(後述)とメッキ部材120の円環外周部122aとの間の隙間に挿入された状態において、固定本体部1810の他端部を操作補助部材1200に近づけるように、固定本体部1810を内側方向に押圧する。
この押圧によって、例えば図25(b)に示すように、固定本体部1810の一端部とメッキ部材120の円環外周部122aとの接点P1と、支持部1820の回動軸点P2と、を結ぶ基準線Lよりも固定本体部1810の回動軸点P3が内側(発射操作ハンドル1001の中心寄り)に位置して、固定本体部1810と円環外周部122aとが、ベース部材1100に対する操作補助部材1200の回動を規制可能な係合力で係合する。これにより、操作補助部材1200は、回動が規制された回動規制状態になる。
この引っ張りによって、例えば図25(a)に示すように、固定本体部1810の一端部とメッキ部材120の円環外周部122aとの接点P1と、支持部1820の回動軸点P2と、を結ぶ基準線Lよりも固定本体部1810の回動軸点P3が外側に位置して、固定本体部1810と円環外周部122aとが、ベース部材1100に対する操作補助部材1200の回動を規制不能な係合力で係合する。これにより、操作補助部材1200は、回動が許容された回動許容状態になる。
すなわち、支持部1820が固定部材取付部1250の突出方向よりも後側に回動すると、固定本体部1810の一端部が、ハンドルベース部材1110の突設部1112(後述)とメッキ部材120の円環外周部122aとの間の隙間に挿入された状態を維持し難くなる。そのため、固定本体部1810の一端部が当該隙間から抜け落ちて、固定本体部1810がぶらぶらした状態になり、遊技者等に無理やり引っ張られる等して、操作補助部材1200から取り去られてしまう等の可能性が高くなる。これに対し、支持部1820の回動を規制することで、固定本体部1810の一端部が、ハンドルベース部材1110の突設部1112(後述)とメッキ部材120の円環外周部122aとの間の隙間に挿入された状態を維持できるので、固定本体部1810の一端部が当該隙間から抜け落ちて、固定本体部1810がぶらぶらした状態になってしまうことがなくなり、操作補助部材1200から固定部材1800が外れてしまうという不都合を回避することが可能となっている。
ベース部材1100は、遊技機10前面に固定状態で配設される部材である。
具体的には、ベース部材1100は、例えば図18に示すように、下部パネル12aのハンドル取付部に回動操作不能に固定されるハンドルベース部材1110と、ハンドルベース部材1110の前側に、ハンドルベース部材1110に対して回動操作不能に取り付けられたメッキ部材120と、により構成されている。
突設部1112の突出量は、例えば図25(a),(b)に示すように、当該突設部1112の先端面(前端面)がハンドルベース本体部111の前端面よりも前側に位置するとともに、ハンドルベース本体部111の前端面がメッキ部材120の円環外周部122aの後端面から離間する量に設定されている。すなわち、本実施形態の突設部1112の突出量は、第1実施形態の突設部112の突出量よりも大きくなるよう設定されている。
これにより、固定部材1800の固定本体部1810の一端部を、ハンドルベース部材1110の突設部1112とメッキ部材120の円環外周部122aとの間の隙間に後側から挿入可能となっている。
次に、発射操作ハンドル1001の操作の仕方の一例について説明する。
図26(a)は操作補助部材1200及び回動操作部材1300が回動初期位置にある場合、図26(b)はファール球を発射する場合、図27(a)は通常打ち球到達領域R1を狙って遊技球を発射する場合、図27(b)は右打ち球到達領域R2を狙って遊技球を発射する場合の発射操作ハンドル1001の状態を示す。
このように、回動操作部材1300が備える操作突起部1320のうち左側に突出する操作突起部1320に引っ掛かって、操作補助部材1200に設けられた指掛け部1240のうち当該左側に突出する操作突起部1320に対応する指掛け部1240に配置されている親指をメッキ部材120の指受け部126に配置するだけの簡単な操作で、ファール球を発射することができる。これにより、遊技終了時等に遊技機10内に残った遊技球をファール球として発射して簡単に回収することができるので、遊技者は損することなく遊技を終了等することが可能となる。
この場合、固定部材1800を操作して、発射操作ハンドル1001を操作補助部材1200の回動を規制する回動規制状態に変換しておくと、操作補助部材1200の回動角度を通常打ち用回動角度に維持するために操作補助部材1200に接触しない等の注意を払わなくても、操作補助部材1200の回動角度を維持することが可能になるので、操作性が向上する。
このように、各操作突起部1320に引っ掛かっている指が、対応する指掛け部1240に配置可能となるまで、回動操作部材1300を回動させるだけの簡単な操作で、回動操作部材1300の回動角度を元の回動角度(すなわち、通常打ち用回動角度)に復帰させることができる。これにより、遊技者は、右打ち球到達領域R2を狙って遊技球を発射する状態から通常打ち球到達領域R1を狙って遊技球を発射する状態へと戻る時に、回動操作部材1300の回動角度を改めて調整しなくても、前もって設定しておいた通常打ち用回動角度に簡単に復帰させることができるので、発射勢の調整を容易に行うことが可能となる。
また、指掛け部1240は、操作補助部材1200が固定機構により固定状態となった場合に、操作突起部1320に掛かった遊技者の指の移動を規制可能に構成されているので、固定部材1800により操作補助部材1200を固定状態としておくことで、操作突起部1320に掛かった遊技者の指を一定の位置に保持しておくことが可能となり、回動操作部材1300の回動角度を一定に保ち易くすることが可能となる。
すなわち、突起部1240aが操作突起部1320以上の突出量で形成されている場合、回動操作部材1300のみを回動させるために突起部1240aを乗り越えようと指掛け部1240から指を外すと、操作突起部1320からも指が外れてしまうので、回動操作部材1300を回動させる際の操作性が悪くなってしまう。これに対し、突起部1240aを操作突起部1320よりも突出量を抑えた状態で形成することで、突起部1240aを乗り越えて指掛け部1240から指を外して回動操作部材1300を回動させる際に、操作突起部1320から指が外れてしまうことがないので、回動操作部材1300を回動させる際の操作性が向上する。
また、操作補助部材1200は、回動操作部材1300と共回りして回動初期位置に復帰可能であるので、回動操作部材1300及び操作補助部材1200を改めて回動初期位置から操作したい場合等に、当該操作が行い易くなる。
具体的には、例えば、発射操作ハンドル1,1001の回動伝達部材600等に発射操作ハンドル1,1001(具体的には、回動操作部材300,1300)の回動操作量を検出可能な回動量センサ(可変抵抗等)を取り付けるとともに、発射装置80の発射杵83に発射杵83を回動駆動するアクチュエータ(ロータリーソレノイド等)を取り付けて、検出された回動操作部材300,1300の回動量に応じて、発射杵83を回動駆動するよう構成することも可能である。
また、第2実施形態では、操作補助部材1200の回動を規制して固定状態とするための固定機構として、固定部材1800を備えるよう構成したが、これに限ることはなく、固定機構の構成は、操作補助部材1200の回動を規制して固定状態とすることが可能な構成であれば任意であり、例えば、固定機構として、第1実施形態のように、操作補助部材1200とメッキ部材120との間に固定用間隙部1aを設けるよう構成することも可能である。
1a 固定用間隙部(固定機構)
10 遊技機
30 遊技領域
100,1100 ベース部材
122 円環状部
124 回動幅規制部
122a 円環外周部(外周部)
126 指受け部
126a 突起部
200,1200 操作補助部材(第2操作部材)
210b,1210b 第2外周部(外周部)
212 係合突部(相対回動許容機構)
220 第2操作突起部(操作突起部)
221 第2並設突起部
222 第2独立突起部
300,1300 回動操作部材(第1操作部材)
310b,1310b 第1外周部(外周部)
312 係合受部(相対回動許容機構)
312b 当接受部
320 第1操作突起部(操作突起部)
321 第1並設突起部
322 第1独立突起部
500 回動規制部材
700 初期位置復帰バネ(付勢部材)
1215 規制受部挿通口
1240 指掛け部
1240a 突起部
1314 回動規制受部
1320 操作突起部
1800 固定部材
K 固定具(固定部材)
Claims (8)
- 遊技機前面に配設され、遊技領域に遊技球を発射する際の発射勢を調整するための発射操作ハンドルを備えた遊技機において、
前記発射操作ハンドルは、
前記遊技機前面に固定状態で配設されるベース部材と、
前記ベース部材に対して回動可能に支持され、前記発射勢を調整するための第1操作部材と、
前記第1操作部材の回動軸と同軸上に回動可能に支持され、当該第1操作部材と回動軸方向に並ぶ第2操作部材と、
前記第1操作部材を回動初期位置に復帰させるための付勢部材と、
前記第1操作部材と前記第2操作部材との相対回動を所定の回動角度の範囲内で許容する相対回動許容機構と、を備え、
前記相対回動許容機構は、
前記第1操作部材と前記第2操作部材との何れか一方に設けられ、回動軸から径方向に離間した位置から他方に向けて突出する係合突部と、
前記第1操作部材と前記第2操作部材との前記他方に設けられ、前記係合突部と係合する係合受部と、を備え、
前記係合受部は、前記係合突部の移動軌跡上に所定角度離間させた状態で配置される1対の当接受部を有し、当該1対の当接受部の間に当該係合突部を配置してなることを特徴とする遊技機。 - 前記第1操作部材及び前記第2操作部材は、略円盤状であり、外周部から外側方向に突出した状態で設けられ、少なくとも突出端が前記ベース部材の外周部よりも外側に位置する操作突起部をそれぞれ有し、
前記第1操作部材は、前記操作突起部として、
前記第2操作部材の回動角度と同角度において当該第2操作部材の操作突起部と前記回動軸方向に並ぶ第1並設突起部と、
前記第2操作部材の回動角度と同角度において当該第2操作部材の操作突起部と前記回動軸方向に並ばない第1独立突起部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記第2操作部材は、前記操作突起部として、
前記第1操作部材の回動角度と同角度において前記第1並設突起部と前記回動軸方向に並ぶ第2並設突起部と、
前記第1操作部材の回動角度と同角度において当該第1操作部材の操作突起部と前記回動軸方向に並ばない第2独立突起部と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記発射操作ハンドルは、前記第1操作部材と前記第2操作部材との相対回動を規制する規制状態と、当該相対回動を許容する許容状態と、に変換可能な回動規制部材を備えたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
- 前記回動規制部材は、前記第1操作部材及び前記第2操作部材の回動角度が同角度となった場合に、前記許容状態から前記規制状態に変換可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
- 前記遊技領域まで到達しなかった遊技球をファール球として回収することが可能な回収機構を備え、
前記ベース部材は、前記第1操作部材又は前記第2操作部材と前記回動軸方向に並ぶ円環状部を備え、
前記円環状部には、前記第1操作部材の操作時に前記操作突起部に掛かった遊技者の指を受けることが可能な指受け部が外周部に形成され、
前記指受け部は、前記操作突起部に掛かった遊技者の指を受けた際に、前記第1操作部材の回動角度が前記ファール球を発生させる発射勢となる位置に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。 - 前記指受け部は、前記円環状部の外周部に周方向に並ぶ1対の突起部の間に形成される谷部により構成され、
前記指受け部を構成する前記突起部は、前記操作突起部よりも突出量を抑えた状態で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。 - 前記発射操作ハンドルは、固定部材により前記第2操作部材の回動を規制して固定状態とすることが可能な固定機構を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の遊技機。
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