JP2014094148A - 遊技機 - Google Patents

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貴 中西
Hiroki Kondo
浩旗 近藤
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Abstract

【課題】遊技球の発射強度の調整の際、遊技者に負担を強いることなく、安定して適正な発射強度調整状態を維持する。
【解決手段】操作リング64の奥側にハンドル本体54よりも大径の位置決めプレート68を設け、弱打ち、左打ち、右打ちの発射強度となるように操作リング64を回転させた後、指Fを切欠部70に収容することで、指Fがストッパとなって、操作リング64の付勢力による原位置へ戻る回転を阻止することができ、遊技者が発射強度を維持するための把持力を軽減することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技状態に応じて遊技球の発射強度を調整する操作部を備えた遊技機に関するものである。
従来、遊技機、例えば、パチンコ機では、遊技球発射装置の発射強度を調整するハンドルが設けられている。遊技者は、このハンドルを把持して操作(例えば、回転操作)することで、発射強度、すなわち、遊技盤面上へ送り込む遊技球の勢いを調整することができる。
近年のパチンコ機では、遊技状態によって、発射強度を大きく変更する場合がある。例えば、特別図柄抽選確率が通常時(通常確率中)の場合は、遊技盤の上部に打ち出した遊技球を、当該遊技盤のほぼ中央部に設置されたセンター役物よりも左側から落下させる左打ちルートを選択する。
一方、例えば、大当たり処理中にアタッカー等を狙う場合、或いは、特別図柄抽選確率が高確率時(確率変動中)の場合は、遊技盤の上部に打ち出した遊技球を、センター役物よりも右側から落下させる右打ちルートを選択する。
また、遊技を終了時に発射装置の近傍にある遊技球を遊技機外に戻す場合、意図的にレールから遊技盤の上部に到達しない程度の強さで発射させる弱打ちルートを選択することにより、ファウル球として球皿に誘導する。
特許文献1には、回転角度によって発射強度を調整するハンドルの構造が開示されている。この特許文献1では、回転可能な発射レバー2が設けられている。発射レバー2は、が、当該発射レバー2よりも小径、かつ回転しないキャップ14とハンドルベース15(以下、「非回転部材」という)に挟まれた構造となっている。ここで、発射レバー2の外周には、複数のグリップ2aが設けられ凹凸状となっている。このため、遊技者が、グリップ2aとグリップ2aの間の凹所に、指の第2関節辺りをあてがうことで、発射レバー2を容易に回転させることができる。
ここで、ハンドルは、構造上、操作方向(回転方向)において、発射強度0側に自動復帰するように付勢力が働いている。このため、遊技者がハンドルの把持を解除、或いは緩めると、ハンドルは自動的に発射強度0となる。言い換えれば、前記左打ちルート、右打ちルート、弱打ちルートに遊技球を打ち出すためには、ハンドルを上記付勢力に抗して把持しつつ適度な操作量で保持する必要がある。
そこで、遊技者は、凹所にあてがった指の先端を、奥側に位置する非回転部材(ハンドルベース15)に押圧して摩擦力を高めることで、発射レバー2を調整位置で維持することができる。
一方、発射強度を変更する場合、その都度、ハンドルの操作量(回転角度)を変更することになるが、適度な発射強度を特定するまでに、所謂無駄球を打ち出すことがある。また、遊技者は、調整後の位置がずれないように、しっかりと保持(例えば、ハンドルを握りしめる等)していなければならない。
ここで、特許文献2には、回動盤4(特許文献1の発射レバー2に相当)の奥側のグリップ本体5の周縁部に複数の凹部72を環状に形成し、この凹部72を遊技者の指先の係合用としていることが記載されている(主として、特許文献2の段落番号0101,0109参照)。
特許文献2では、回動盤4を所定の発射強度(所定の回転角度)で維持するため、指先をグリップ本体5の凹部72に係合させることによって、把持状態を安定することができることが記載されている。
特開2002−12620号(特許第3579871号)公報 特開平8−10395号(特許第2602185号)公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2を含み、従来構造のハンドルでは、回転部材(例えば、特許文献2の回動盤4)よりも小径の部材(例えば、特許文献2のハンドルベース15)に指先を係合させて摩擦力を高め、回転部材の回転角度を上記付勢力に抗する力で維持しており、少なからず、遊技者の握力に負担を強いることになる。
本発明は上記事実を考慮し、遊技球の発射強度の調整の際、遊技者に負担を強いることなく、安定して適正な発射強度調整状態を維持することができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、付勢力によって原位置へ付勢され、当該付勢力に抗して予め定めた角度範囲内で回転操作可能であり、回転操作したときの前記原位置に対する角度に基づいて、遊技球を遊技盤面へ発射する発射装置による発射強度を設定する操作部と、前記操作部に隣接して設けられ、前記操作部を回転操作するときに、所定未満の把持力で把持されることで前記操作部の回転操作が可能とされ、かつ所定以上の把持力で把持されることで当該把持力により前記操作部を所望の回転操作位置で保持する第1の保持部材と、前記操作部に対して奥行き方向にずれて配置され、かつ周縁部の最大外径が当該操作部よりも大径とされ、予め定めた複数の回転操作位置に対応する周縁部には、前記操作部及び前記第1の保持部材の把持と共に把持可能な被把持部が形成され、前記第1の保持部材による保持力を補助する第2の保持部材と、を有している。
本発明によれば、操作部は、付勢力によって原位置へ付勢され、当該付勢力に抗して予め定めた角度範囲内で回転操作可能である。当該操作部が回転操作したときの原位置に対する角度に基づいて、発射装置による発射強度を設定する。発射装置では、設定された発射強度に基づいて、遊技球を遊技盤面へ発射する
ここで、第1の保持部材が、操作部に隣接して設けられている。第1の保持部材は、操作部を回転操作するときに、所定未満の把持力で把持されることで前記操作部の回転操作が可能である。さらに、第1の保持部材は、所定以上の把持力で把持されることで当該把持力により操作部を所望の回転操作位置で保持する。
例えば、遊技者の手によって、操作部及び第1の保持部材を握ることで、当該握力が把持力となる。従って、緩く握る(所定未満の把持力で把持する)ことで、第1の保持部材との摩擦力が相対的に小さく、操作部の操作に支障をきたすことがない。
一方、強く握る(所定以上の把持力で把持する)ことで、第1の保持部材との摩擦力が相対的に大きく、操作部の回転操作位置を保持することができる。
ところで、例えば、遊技者が所定の以上の握力で第1の保持部材を握ることは、その分遊技者に負担を強いることになる。
そこで、第2の保持部材を、操作部に対して奥行き方向にずれて配置した。第2の保持部材は、周縁部の最大外径が操作部よりも大径とされている。
また、第2の保持部材は、予め定めた複数の回転操作位置に対応する周縁部に、操作部及び第1の保持部材の把持と共に把持可能な被把持部が形成されており、これにより、第1の保持部材による保持力を補助することができる。
また、本発明において、前記被把持部が、前記操作部の回転操作可能な角度範囲に沿って断続的に形成された切欠部、貫通孔、凹陥部の少なくとも1つを備え、前記操作部及び前記第1の保持部材の把持の際に、前記付勢力による操作部の復帰を阻止することを特徴としている。
例えば、遊技者の指先が切欠部又は貫通孔又は凹陥部と干渉することで、付勢力による操作部の復帰を阻止することができる。
さらに、本発明において、前記第2の保持部材が、前記操作部の回転軸周りに回転可能であり、前記被把持部の位置を、前記操作部の所望の回転操作位置に合わせて変更可能であることを特徴としている。
所望の発射強度は、遊技者の好み、遊技仕様、発射装置と回転操作の角度との相関によって異なる。そこで、第2の保持部材を、操作部の回転軸周りに回転可能とし、被把持部の位置を、操作部の所望の回転操作位置に合わせて変更可能とした。
以上説明した如く本発明では、遊技球の発射強度の調整の際、遊技者に負担を強いることなく、安定して適正な発射強度調整状態を維持することができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係る制御系のブロック図である。 本実施の形態に係るグリップユニット周辺の斜視図である。 (A)は本実施の形態に係るグリップユニットの正面図、(B)は図5(A)の右側面図である。 (A)は操作リングを左打ちの発射強度に調整したときのグリップユニットの正面図、(B)は操作リングを右打ちの発射強度に調整したときのグリップユニットの正面図、(C)は操作リングを弱打ちの発射強度に調整したときのグリップユニットの正面図である。 操作リングを回転させるときに遊技者の指の関節を曲げた状態を示すグリップユニットの側面図である。 変形例に係るグリップユニットの側面図である。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、ガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の奥側には、着脱交換可能な遊技盤18がセットされており、遊技盤18は、ガラス枠16で閉塞された状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16の下部には、一体皿24が配置されている。一体皿24の図1の右端部には、鍵穴27が設けられ、この鍵穴27にキーを差し込み、左右の内、一方に回すとガラス枠16が開放し、他方に回すと一体皿24が開放する。
一体皿24には、皿部28が設けられている。皿部28には、球抜きボタン36が設けられ、この球抜きボタン36を操作することで、皿部28に貯留された遊技球を外部(例えば、所謂「ドル箱」)へ排出することができるようになっている。
皿部28の周縁壁部32における図1の右端部には、球貸ボタン42と、返却ボタン44が設けられている。
また、一体皿24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するためのグリップユニット26(「(発射ハンドル26」という場合がある)」が取り付けられている。
一体皿24における皿部28の図1の左側には受け皿スピーカ60Uが配置されている。
ここで、一体皿24における皿部28の周縁壁32の左右方向中央部には、遊技者が押圧操作又は回転操作可能な操作部50が設けられている。この操作部50は、遊技中において、操作有効期間中に操作することで、演出画像に対して介入することができるようになっており、それぞれの遊技仕様によって設定される。
ガラス枠16の上部角部には、ガラス枠スピーカ60L、60Rが内蔵され、照明と同時に、音声を出力する。
なお、以下では、前述した受け皿スピーカ60Uと、このガラス枠スピーカ60L、60Rを総称して、「スピーカ60」という。
(遊技盤の構成)
図2に、本実施の形態に適用可能な遊技盤18の構成を示す。なお、この遊技盤18の構成は、遊技状態に応じて遊技球の発射強度を変更する必要のある遊技仕様の下で適用される一例であり、本発明は、当該遊技盤18の構成に限定されるものではない。
図2に示される遊技盤18は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。なお、ベニヤ板に代えて透明アクリル板等が用いられる場合もある。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置165(図3参照)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域とされている。
遊技盤18の遊技領域には、釘19(一部のみ指標)が点在して打ち込まれ、かつ風車21が取り付けられている。また、遊技領域におけるほぼ中央には、センター役物105が配置されている。センター役物105は、機械的に動作する可動役物装置105A、105Bと、各種演出等の映像を表示する表示部106を備えている。可動役物装置105A、105Bは、詳細な説明は省略するが、後述する特別図柄抽選の結果に基づいて、遊技者に当選の期待感を持たせるための動作として、表示部106の前面にせり出したり、表示部106の表示面を広狭したり等の動作演出が実行されるようになっている。一方、表示部106は、LCD表示、LED表示等が適用可能であるが、特に表示形態に限定されるものではない。
表示部106では、例えば、特別図柄抽選の結果を報知するための図柄変動パターン演出が実行される。一例としては、3列の図柄列を個別に変動させ、その内の2列の図柄列が変動を停止したときの図柄が同一図柄となった場合を「リーチ」として遊技者に期待感を持たせる演出を実行し、最終列が停止して、既に停止している2列の図柄と同一図柄となった場合は当選、異なる図柄となった場合は落選を報知する。
センター役物105の下辺部は、ステージ105Sが形成されている。ステージ105Sには、釘19等で跳ね返ることで受け入れた遊技球PB、或いは図示しないワープ路に案内されて受け入れた遊技球PBが送り込まれるようになっている。
ステージ105Sは、傾斜面や突起部等が形成され、前記遊技球PBの移動が当該傾斜面や突起部等により不規則に変化し、最終的に下辺手前から遊技盤18へ戻されるようになっている。
図2に示される如く、センター役物105の下部には、特別図柄始動入賞口(A)130が配置されている。特別図柄始動入賞口(A)130は常時入賞可能に上部が開口している。
また、遊技盤18の遊技領域の最下位置には、外れ球を遊技盤18の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。
一方、図2に示される如く、センター役物105の図2に向かって右側には、普通図柄抽選の始動機能を持つ通過ゲート118が配置されている。
この通過ゲート118の下方には、特別図柄始動入賞口(B)134が配置されている。特別図柄始動入賞口(B)134の上部開口は、釘19によって通常は閉塞されている。
この特別図柄始動入賞口(B)134には、電動チューリップ136が取り付けられている。電動チューリップ136は、遊技盤18の裏面側に配設された電チューソレノイド138(図3参照)の通電・非通電によって開閉する構成となっている。
電動チューリップ136は、前記普通図柄抽選に当選したときに開放するようになっている。電動チューリップ136が開放状態になると、特別図柄始動入賞口(B)134の入賞開口部への遊技球PBの受け入れが可能となり、遊技球PBの入賞が可能となる。
前記特別図柄始動入賞口(B)134のさらに下部には、遊技領域の下端部付近に位置して特別図柄抽選の大当たり専用のアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が設けられている。この開閉扉116が、アタッカーソレノイド148(図3参照)の通電・非通電によって開放又は閉塞する。すなわち、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
ここで、特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(B)134に遊技球PBが入賞すると、特別図柄抽選が実行される。
この特別図柄抽選において「大当たり」に当選すると、前記アタッカー112の開閉扉116が所定のパターンで開閉動作し、これを所定回数(所定ラウンド)繰り返すようになっている。このように明らかに遊技者に有利な遊技の状態を、「特別遊技」「大役処理」等と言い、通常遊技の状態と区別する。
なお、前記特別図柄抽選の抽選結果である当選(「大当たり」)は、主として表示部106の図柄変動表示演出において報知され、この図柄変動表示演出中、或いは、前記大役処理中の場合は、抽選結果の報知を待機(保留・記憶)し、順次報知していくようになっている。また、図柄変動表示演出と共に、動物などが擬人化されたキャラクタが表示され、特別図柄抽選で当選した旨を暗示させることにより、遊技者に期待感を持たせるといった、視覚的な演出をすることもあり、その場合は効果音によって聴覚からも遊技者の興趣を増大させる。
ここで、通常遊技の状態では、遊技者は、発射ハンドル26を回転操作して、センター役物105に向かって左側を狙って打つ発射強度に調整する(所謂「左打ち状態」)。一方、特別遊技の状態では、遊技者は、発射ハンドル26を回転操作して、前記アタッカー112に向けて、センター役物105に向かって右側を狙って打つ発射強度に調整する(所謂「右打ち状態」)に変更する。また、特定の遊技状態(例えば、特別遊技(大役処理)後の一定期間の「右打ち状態」)とする場合もある。
特定の遊技状態で通過ゲート118を遊技球PBが通過すると、普通図柄抽選が実行され、当該普通図柄抽選に当選すると、前記電動チューリップ136を開放する。前記特定の遊技状態では、電動チューリップの開放期間が長いため、特定の遊技状態以外の遊技状態に比べて、特別図柄始動入賞口(B)134に入賞する確率は増えることになる。
本実施の形態では、特定の遊技状態を「電動チューリップ136のサポート付の時短遊技状態」(「電サポ付時短」「電サポ付時短中」等と言う場合がある)とし、非電サポ付時短中のベース値が約20であるのに対し、この電サポ付時短中のベース値が約100となるように設定される。なお、ベース値とは、発射球数に対する賞球払出数の割合であり、例えば、100球の遊技球PBが発射されて20球の賞球払出があるときをベース「20」といい、100球の賞球払出があるときをベース「100」という。なお、各ベース値を「約」としたのは、当該数値が理論上の数値であり、実際の遊技において、理論上の数値に対して誤差が生じるためである。長い遊技期間の平均値においては、それぞれで設定したベース値に収束する。
また、遊技盤18には、センター役物105よりも下、かつ特別図柄始動入賞口(A)130の左側(遊技盤18の左下)には、複数の一般入賞口120(本実施の形態では、2個の一般入賞口120A、120Bとする。)が設けられた役物装置107が配置されている。一般入賞口120は、2個に限られるものではなく、例えば、基本的なベースや入賞率等の設計上の演算によってその数を決めればよい。
なお、本実施の形態では、1個の特別図柄始動入賞口に対して最大4個(本実施の形態では、特別図柄始動入賞口(A)130及び特別図柄始動入賞口(B)134の2個の特別図柄始動入賞口なので、8個となる。)の保留(遊技球の始動入賞に対する記憶)が可能となっている。なお、この保留球数は限定されるものではない。
保留球数は、主として特別図柄表示部を備えた遊技進行ガイドランプユニット109(図2に示すセンター役物105を正面視したときの右下に配置)の一部である特別図柄記憶表示部によって報知される。
(制御系の構成)
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。
本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、図3に示されるように、主制御部150を中心として構成されており、この主制御部150には、演出制御部152と払出制御部154とが接続されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータ(図示省略)へ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号等)が送信される。
主制御部150には、入力系として、通過ゲート118を通過する遊技球PBを検出する通過ゲートセンサ118S、特別図柄始動入賞口(A)130への入賞球を検出する特図A始動口センサ130S、特別図柄始動入賞口(B)134への入賞球を検出する特図B始動口センサ134S、「大当たり」の際に開放するアタッカー112への入賞球を検出するアタッカーセンサ112S、一般入賞口120A、120Bへの入賞球を検出する一般入賞センサ120AS、120BSが接続されている。
また、主制御部150には、出力系として、遊技情報や遊技状態をランプの点灯状態で報知するガイドランプユニット109、電動チューリップ136を開閉する電チューソレノイド138、アタッカー112の開閉扉116を開閉するためのアタッカーソレノイド148が接続されている。
演出制御部152には、入力系として、前記操作ボタン50が接続されている。また、演出制御部152には、出力系として、パチンコ機10の各種遊技部品に設けられた照明演出用の光源137、スピーカ60(60L、60R、60U)が接続されている。
さらに、演出制御部152には、図柄制御部156を介して表示部106が接続されている。
払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置165が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者によるグリップユニット26(図1参照)の操作により発射装置165を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、グリップユニット26の操作量に応じた発射強度を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータ(図示省略)へ送信するようになっている。
(グリップユニット26の構造)
図4及び図5に示される如く、グリップユニット26は、一体皿24から突出された基部52(図5(B)参照)を備え、当該基部52の先端にハンドル本体54が取り付けられている。また、基部52は筒形状で、内部を貫通する回転軸56を回転可能に支持するようになっている。回転軸は、ハンドル本体54に収容された図示しない伝達機構と連結され、回転するようになっている。
ハンドル本体54は、前記基部52の先端に取り付けられたベース部材58を備えている。ベース部材58は、円形の底部58Aを備え当該底部58Aの周縁からリブ58Bが立設されて皿状に形成されている。この円形皿状のベース部材58の開口面側には、ドーム型(半球状)のキャップ部材62が取り付けられている。
遊技者は、ドーム型のキャップ部材62に手のひらのあてがうことで、ハンドル本体54の全体を覆うように握る(以下、「把持」という)ことができるようになっている(図5(B)参照)。このとき、遊技者の指Fは、ベース部材58まで至るようになっている。
ベース部材58とキャップ部材62との間には、操作リング64が介在されている。
この操作リング64は、ベース部材58とキャップ部材62とが基部52に固定されているのに対し、前記回転軸56に対して歯車等で構成される伝達機構を介して、回転可能に取り付けられている。言い換えれば、操作リング64は、ベース部材58とキャップ部材62との間で、予め定めた角度範囲内で回転するようになっている。
操作リング64の周縁から外側に向けて、1個の主凸部66Aと、2個の副凸部66Bとが形成され、それぞれ略三角形状とされている。主凸部66Aは、副凸部66Bよりも大型である。この主凸部66A、副凸部66Bが形成されることで、操作リング64の円周縁に複数の凹凸面が形成されることになる。以下において、主凸部66A、副凸部66Bのそれぞれの間を、「凹部」という場合がある。
主凸部66A、副凸部66Bのそれぞれの輪郭(周縁)は、操作リング64から接線方向に延長される螺旋状曲線部Cと、操作リング64の回転中心から半径方向へ延長される直線部Lとの組み合わせであり、突出先端角部はR面とされている。このため、遊技者がハンドル本体54を把持したとき、遊技者の指Fが主凸部66A、副凸部66Bの頂部に触れても、円滑に操作リング64の円周縁(凹部側)に案内することができる。
操作リング64は、主凸部66Aの直線部Lが図5(A)の水平位置(時計文字盤でいう、「9時」の方向)となっているときが原位置(非回転位置)であり、図示しない付勢手段の付勢力で、非把持時はこの原位置に保持されるようになっている。
ここで、主凸部66Aの直線部Lは、遊技者の指と直接当接し、回転方向へ押圧するときのストッパ面として機能する。
ここで、遊技者が付勢力に抗して操作リング64を図5(A)の時計回り方向に回転することで、操作リング64は原位置から、最大、図5(A)の角度θ3(約150°)まで回転される。
操作リング64の回転操作は、発射装置165(図3参照)の駆動源(例えば、ソレノイド)に通電する回路の抵抗値を変更する役目を有しており、原位置(非回転位置)では、連動するスイッチがオフ状態となっており、発射装置165が作動しない。
一方、操作リング64を回転操作すると、当該操作角度が増えることによって、抵抗値が徐々に小さくなり、駆動源に流れる電流値が大きくなって、発射強度を強めることができ、遊技者は、所謂、弱打ち、左打ち、右打ちといった発射強度の違いによる打ち分けが可能となる。
弱打ちは、図5(A)に示される如く、操作リング64を原位置から僅かな角度(図5(A)の角度θ1であり、例えば、30°前後)に回転させた状態である。この角度θ1は、発射装置165の発射位置に待機している遊技球PBが、遊技盤18面上に排出されず、回収する程度の発射強度である。例えば、遊技終了、台移動等の際に、遊技球PBを回収するときに用いる発射強度である。
左打ちは、図5(A)に示される如く、操作リング64を原位置から90°程度の角度(図5(A)の角度θ2)に回転させた状態である。この角度θ2は、発射装置165に待機している遊技球PBが、遊技盤18面におけるセンター役物105の左側を通過する程度の発射強度である。例えば、通常遊技状態での発射強度である。
右打ちは、図5(A)に示される如く、操作リング64を原位置から90°以上の角度(図5(A)の角度θ3であり、例えば、150°前後)に回転させた状態である。この角度θ3は、発射装置165に待機している遊技球PBが、遊技盤18面におけるセンター役物105の右側を通過する程度の発射強度である。例えば、特別遊技状態、並びに、特別遊技終了後等の特定期間(例えば、特別図柄抽選の回数でカウント)の通常遊技状態での発射強度である。
ここで、本実施の形態では、ハンドル本体54における、操作リング64よりも奥側に位置するベース部材58のリブ58Bの周囲に、位置決めプレート68が取り付けられている。
位置決めプレート68は、その主部68Aは薄板円板形状で、少なくともベース部材58及びキャップ部材62よりも大径とされている。
位置決めプレート68における、図5(A)の上側半周部分は、主部68Aに対してさらに大径とされ、複数(本実施の形態では3個)の切欠部70が形成されている。切欠部70はそれぞれ略U字型で、底面はベース部材58及びキャップ部材62の外径と一致する程度まで切り欠かれている。
切欠部70は、図5(A)の正面視において、前記操作リング64に形成した主凸部66A、副凸部66Bと干渉しているが、奥行き方向に相互にずれているため(オフセットされているため)、操作リング64の回転を妨げるようなことはない(互いに非干渉状態)。
その一方で、遊技者は、指F(図5(B)参照)を、操作リング64の凹部(主凸部66A、副凸部66B間)から奥行き方向へ、さらに先端部位(すなわち、指先)を移動させることができ、前記位置決めプレート68と干渉させることができる。このとき、遊技者の指Fが切欠部70に収容されると、指Fを介して、操作リング64の回転を妨げることになる(互いに干渉状態)。
そこで、本実施の形態の位置決めプレート68では、3個の切欠部70を、それぞれ前記弱打ち時の回転角度θ1、左打ち時の回転角度θ2、右打ち時の回転角度θ3に対応させて形成している。
より具体的には、遊技者は、指Fが位置決めプレート68と干渉しないように操作リング64を操作した後、目的の回転角度(θ1〜θ3)で指Fを切欠部70に収容することで、ハンドル本体54への把持力を弱めても、指Fが前記主凸部66Aのストッパ面と切欠部70の内面との間に保持されるため、所望の回転角度を維持することができるようになっている。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
パチンコ機10による遊技では、遊技者がグリップユニット26を操作すると、一球ずつ発射装置165によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤18の遊技領域に打ち込まれ、遊技釘や風車に当たり方向を変えながら遊技領域内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
(本実施の形態に係る遊技仕様)
本実施の形態では、所謂「左打ち」による遊技が基本(通常遊技)となる。すなわち、表示部106を境界として、遊技盤18の左側を通るように遊技球PBの発射強度を調整することで、風車や釘等の障害物に当接しながら、特別図柄始動入賞口(A)130へ遊技球を導いていき、入賞すると特別図柄抽選が実行される。
この左打ちの発射強度を調整するべく、遊技者は、グリップユニット26のキャップ部62を手のひらで包み込むようにあてがい、図7に示される如く、指Fの関節を曲げた状態、すなわち、指Fの先端が位置決めプレート68に届かない状態で、操作リング64の凹部(主凸部66A、副凸部66B間)に保持して、操作リング64を回転させる。この回転は、原位置及び弱打ち位置からは図5(A)の時計回り方向、右打ち位置からは図5(A)の反時計回り方向となる。このとき、主凸部66Aの直線部Lがストッパ面となるため、遊技者は容易に操作リング64を回転させることができる。
次に、操作リング64の回転角度が図5(A)の角度θ2(約90°)に到達すると、曲げていた指Fの関節を延ばし、指Fの先端部(例えば、第2関節よりも先)を位置決めプレート68の切欠部70に収容する。
この結果、図6(A)に示される如く、指Fを介して操作リング64と位置決めストッパ68が相互に干渉することとなり、遊技者がハンドル本体54の把持を緩めても、当該発射角度(θ2)を維持することができる。このため、遊技者が発射強度調整した後、当該状態を維持するための負担を緩和することができる。なお、負担とは、主に、遊技者の握力に依存して操作リング64を付勢力に抗して所定の回転角度に維持することをいう。
特別図柄抽選は、表示部106にて実行される図柄変動パターン演出によって、遊技者に対し抽選結果の報知が実行される。図柄変動パターン演出は、主制御部150からの指示信号等に基づき、図柄変動パターン選択テーブルから図柄変動パターン種が選択されて実行される。
特別図柄抽選に当選すると、アタッカー112の開閉扉116が、所定時間、所定回数開放して、遊技球の入賞を通常遊技状態よりも飛躍的に高める大役処理が実行される。
大役処理は、上記通常遊技とは別に、所謂「右打ち」による遊技となる。
すなわち、表示部106を境界として、遊技盤18の右側を通るように遊技球PBの発射強度を調整することで、風車や釘等の障害物に当接しながら、アタッカー112へ遊技球を導いていく。
この右打ちの発射強度を調整するべく、遊技者は、グリップユニット26のキャップ部62を手のひらで包み込むようにあてがい、図7に示される如く、指Fの関節を曲げた状態、すなわち、指Fの先端が位置決めプレート68に届かない状態で、操作リング64の凹部(主凸部66A、副凸部66B間)に保持して、操作リング64を図5(A)の時計回り方向へ回転させる。このとき、主凸部66Aの直線部Lがストッパ面となるため、遊技者は容易に操作リング64を回転させることができる。
次に、操作リング64の回転角度が図5(A)の角度θ3(約150°)に到達すると、曲げていた指Fの関節を延ばし、指Fの先端部(例えば、第2関節よりも先)を位置決めプレート68の切欠部70に収容する。
この結果、図6(B)に示される如く、指Fを介して操作リング64と位置決めストッパ68が相互に干渉することとなり、遊技者がハンドル本体54の把持を緩めても、当該発射角度(θ3)を維持することができる。このため、遊技者が発射強度調整した後、当該状態を維持するための負担を緩和することができる。なお、負担とは、主に、遊技者の握力に依存して操作リング64を付勢力に抗して所定の回転角度に維持することをいう。
次に、大役処理が終了すると、前記左打ちに戻る場合と、右打ちを継続する場合とがある。右打ちの継続された場合、特別図柄始動入賞口(B)134へ遊技球を導いていく。このとき、時短状態となっており、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると普通図柄抽選が時短状態で実行され、当選(例えば、当選確率1/1.1)となれば電動チューリップ136が頻繁に開放され、特別図柄始動入賞口(B)134への入賞が可能となる(特定期間の通常遊技)。遊技球PBがこの特別図柄始動入賞口(B)134に入賞すると、特別図柄始動入賞口(A)130と同様に特別図柄抽選が実行される。
ここで、上記遊技仕様を実行するプログラムは、主制御部150の記憶部(例えば、ROM)に記憶され、当該プログラムが実行される。また、主制御部150では、電チューソレノイド138の動作、アタッカーソレノイド148の動作、並びに、ガイドランプユニットの点灯制御が実行される。
さらに、演出制御部152では、図柄制御部156を介して表示部106の表示制御を含み、聴覚や視覚を通じた演出が実行され、払出制御部154では遊技球PBの払い出し制御が実行される。
なお、遊技を終了する場合、所謂持ち玉が全てなくなった状態以外に、賞球を受けた遊技球を回収して、景品交換したり、台移動する場合がある。このとき、皿部28(図1参照)に貯留されている遊技球PB以外に発射直前で待機している数個の遊技球PBを回収する必要がある。この場合、「弱打ち」を行って、意図的に外レール102と内レール104の間から遊技盤18面上に排出されない程度の発射強度に調整して意図的にファウル球を発生させることにより、戻り球を皿部28から回収する。
この弱打ちの発射強度を調整するべく、遊技者は、グリップユニット26のキャップ部62を手のひらで包み込むようにあてがい、図7に示される如く、指Fの関節を曲げた状態、すなわち、指Fの先端が位置決めプレート68に届かない状態で、操作リング64の凹部(主凸部66A、副凸部66B間)に保持して、操作リング64を回転させる。この回転は、原位置からは図5(A)の時計回り方向、左打ち位置及び右打ち位置からは図5(A)の反時計回り方向となる。このとき、主凸部66Aの直線部Lがストッパ面となるため、遊技者は容易に操作リング64を回転させることができる。
次に、操作リング64の回転角度が図5(A)の角度θ1(約30°)に到達すると、曲げていた指Fの関節を延ばし、指Fの先端部(例えば、第2関節よりも先)を位置決めプレート68の切欠部70に収容する。
この結果、図6(C)に示される如く、指Fを介して操作リング64と位置決めストッパ68が相互に干渉することとなり、遊技者がハンドル本体54の把持を緩めても、当該発射角度(θ3)を維持することができる。このため、遊技者が発射強度調整した後、当該状態を維持するための負担を緩和することができる。なお、負担とは、主に、遊技者の握力に依存して操作リング64を付勢力に抗して所定の回転角度に維持することをいう。
以上説明したように、操作リング64の奥側にハンドル本体54よりも大径の位置決めプレート68を設け、弱打ち、左打ち、右打ちの発射強度となるように操作リング64を回転させた後、指Fを切欠部70に収容することで、指Fがストッパとなって、操作リング64の付勢力による原位置へ戻る回転を阻止することができ、遊技者が発射強度を維持するための把持力を軽減することができる。
なお、本実施の形態では、操作リング64を回転させるとき、遊技者の意思で、指Fの関節を曲げて、位置決めプレート68に届かないようにしたが、例えば、原位置において、図5(A)の正面視において、主凸部66A及び副凸部66Bの間の凹部の位置に、切欠部70の間がくるようにそれぞれの形成位置を設定してもよい。これにより、構造的に、原位置から操作リング64を回転させるとき、指Fが位置決めプレート68の切欠部70に入らないため、遊技者が意図的に指Fの関節を曲げる必要がなくなる。
また、本実施の形態では、位置決めプレート68は、ハンドル本体54のベース部58に固定的に取り付けたが、図8に示される如く、位置決めプレート68を嵌め込むベース部58のリブ58Bに輪状のスプロケット72を形成し、所定以上の力を加えることで回転可能とし、遊技者の所望の発射強度で、切欠部70が、操作リング64の主凸部66A、副凸部66Bの間の凹部に対峙するようにしてもよい。
また、位置決めプレート68は操作リング64の回転軸方向に移動可能とし、遊技者の指Fの長さに合わせるように調整可能としてもよい。
さらに、位置決めプレート68に切欠部70を設けたが、位置決めプレート68の肉厚方向に沿って、貫通孔、凹陥部(溝)等を設けてもよい。すなわち、指Fの引っ掛かり、握力を緩めても操作リング64の回転を阻止することができる形状であれば、切欠部70に限定されるものではない。
また、本実施の形態では、現状の遊技仕様に合わせて、「弱打ち」、「左打ち」、「右打ち」の3段階の発射強度調整の構成を示したが、遊技仕様の変更により、例えば、「左打ち」と「右打ち」との間に「中打ち」等の発射強度を設定してもよく、調整段階は2段階、4段階以上等、限定されるものではない。なお、「弱打ち」は「チョロ打ち」という場合があり、「左打ち」は「天釘狙い打ち」という場合がある。
10 パチンコ機(遊技機)
18 遊技盤
26 グリップユニット
52 基部
54 ハンドル本体(第1の保持部材)
56 回転軸
58 ベース部材(第1の保持部材)
58A 底部
58B リブ
62 キャップ部材(第1の保持部材)
F 指
64 操作リング(操作部)
66A 主凸部
66B 副凸部
68 位置決めプレート(第2の保持部材)
68A 主部
70 切欠部
105 センター役物
112 アタッカー
118 通過ゲート
130 特別図柄始動入賞口(A)
134 特別図柄始動入賞口(B)
150 主制御部
152 演出制御部
154 払出制御部
164 発射制御部
165 発射装置

Claims (3)

  1. 付勢力によって原位置へ付勢され、当該付勢力に抗して予め定めた角度範囲内で回転操作可能であり、回転操作したときの前記原位置に対する角度に基づいて、遊技球を遊技盤面へ発射する発射装置による発射強度を設定する操作部と、
    前記操作部に隣接して設けられ、前記操作部を回転操作するときに、所定未満の把持力で把持されることで前記操作部の回転操作が可能とされ、かつ所定以上の把持力で把持されることで当該把持力により前記操作部を所望の回転操作位置で保持する第1の保持部材と、
    前記操作部に対して奥行き方向にずれて配置され、かつ周縁部の最大外径が当該操作部よりも大径とされ、予め定めた複数の回転操作位置に対応する周縁部には、前記操作部及び前記第1の保持部材の把持と共に把持可能な被把持部が形成され、前記第1の保持部材による保持力を補助する第2の保持部材と、
    を有する遊技機。
  2. 前記被把持部が、前記操作部の回転操作可能な角度範囲に沿って断続的に形成された切欠部、貫通孔、凹陥部の少なくとも1つを備え、
    前記操作部及び前記第1の保持部材の把持の際に、前記付勢力による操作部の復帰を阻止することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第2の保持部材が、前記操作部の回転軸周りに回転可能であり、前記被把持部の位置を、前記操作部の所望の回転操作位置に合わせて変更可能であることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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