JP6241649B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
前記遊技球発射ハンドルは、
前記遊技機の前面ユニットに固定されるハンドル基部受け部と、
前記遊技機の前面ユニット又は前記ハンドル基部受け部に固定される首振り部材と、
前記ハンドル基部受け部に揺動自在に連結されたハンドル基部と、
前記ハンドル基部にその軸方向に取り付けられた筒状の首部と、
前記首部内に軸方向に設けられた、一端に略球状の固定機構を他端に軸変位機構を備えた固定軸と、
前記首部に隣接して、前記固定軸に回動操作可能に取り付けられた回転操作体と、
前記固定軸の軸変位機構に連結され、該軸変位機構を操作する操作レバーと、を備え、
前記固定軸の軸変位機構は、前記操作レバーの操作により、該固定軸を軸方向に変位させ、
前記固定軸の固定機構は、対面する前記首振り部材の凹部と前記ハンドル基部受け部の凹部との間に保持されて、前記操作レバーによる前記固定軸の変位により前記ハンドル基部を可動又は固定維持する、ことを特徴とする。
図1は本発明のパチンコ機10の遊技機主部21と外枠11とが嵌合した状態を示す斜視図である。図2及び図3はパチンコ機10の主要な構成を展開して示す斜視図である。図4はパチンコ機10の背面図である。なお、図2では便宜上パチンコ機10の遊技領域内の構成を省略している。
パチンコ機10は、当該パチンコ機10の外殻を形成する外枠11と、この外枠11に対して前方に回動可能に取り付けられた遊技機主部21とを有する。
外枠11は、図1及び図4に示すように、板材12〜15を四辺に連結し構成されるものであって矩形枠状をなしている。外枠11を構成する板材12〜15は、左右の板材12,13がアルミなどの金属製となっており、上下の板材14,15が木製となっている。パチンコ機10は、外枠11の上下の板材14,15を島設備に取り付け固定することにより、遊技ホールに設置される。
<遊技機ベースユニット22>
図5は遊技機ベースユニット22の正面図である。図6は遊技機ベースユニット22に搭載された遊技盤61の正面図である。図7は遊技機ベースユニット22の背面図である。なお、図5では便宜上パチンコ機10の遊技領域内の構成を省略している。
先ず、遊技機ベースユニット22の構成について詳細に説明する。
遊技機ベースユニット22は、図5に示すように、外形が外枠11とほぼ同一形状をなす樹脂ベース41を主体に構成されている。樹脂ベース41の中央部には略楕円形状の窓孔51が形成されている。樹脂ベース41にはその後方から遊技盤61が着脱可能に取り付けられている。詳細には、樹脂ベース41の裏面には、図7に示すように、複数(本実施の形態では4箇所)の固定金具52〜55が設けられており、これら固定金具52〜55によって遊技盤61は後方へ脱落しないように固定されている。固定金具52〜55は手動で回動操作することができ、固定位置(ロック位置)と固定解除位置(アンロック位置)とに切り換えることができるよう構成されている。
遊技盤61は合板より成り、遊技盤61の前面に形成された遊技領域が樹脂ベース41の窓孔51を通じて遊技機ベースユニット22の前面側に露出した状態となっている。
図柄表示装置71は、液晶ディスプレイを備えた液晶表示装置であり、後述する表示制御装置101により、いずれかの作動口64,65への入賞をトリガとして図柄を可変表示するように制御されている。図柄表示装置71には、例えば左、中及び右に並べて図柄が表示され、これらの図柄が上下方向にスクロールされるようにして変動表示されるようになっている。そして、予め設定されている有効ライン上に所定の組合せの図柄が停止表示された場合には、特別遊技状態(以下、大当たりという)が発生することとなる。なお、図柄表示装置71は、CRT,ドットマトリックス,7セグメント等その他のタイプにより表示画面を構成したものであってもよい。
遊技機ベースユニット22の樹脂ベース41の前面における回動基端側には、その上端部及び下端部に支持金具42,43が取り付けられている。これら支持金具42,43に対して遊技機前面ユニット23が支持されていることで当該遊技機前面ユニット23が遊技機ベースユニット22に対して前方に回動可能となっている。また、樹脂ベース41の前面における回動先端側には、遊技機前面ユニット23の背面に設けられた鉤金具44(図2参照)を挿入するための挿入孔45が上下方向に離間させて複数設けられている。遊技機ベースユニット22に対して遊技機前面ユニット23を閉鎖した状態では、遊技機前面ユニット23の鉤金具44が挿入孔45内に入り込み、当該鉤金具44は上述した施錠装置31(図3参照)に係止される。これにより、遊技機ベースユニット22に対して遊技機前面ユニット23が施錠された状態となる。この施錠状態はシリンダ錠35の操作によって施錠装置31の連動杆32を、外枠11に対する遊技機ベースユニット22の解錠を行う場合とは反対側に移動させることで解除される。
樹脂ベース41の背面における回動先端側には既に説明した施錠装置31が設けられている。また、樹脂ベース41の中央には上記のとおり遊技盤61が取り付けられている。
樹脂ベース41の背面における回動基端側(図7の右側)には、軸受け金具111,112,113が取り付けられている。軸受け金具111〜113は上下に離間させて3個設けられている。なお、軸受け金具111〜113の数は任意であり、2個であってもよく、4個以上であってもよい。遊技機ベースユニット22には、図3に示すように、これら軸受け金具111〜113に対して軸支させて裏パックユニット24が取り付けられている。裏パックユニット24により、可変表示ユニット67の全部及び主制御装置ユニット105の一部が後方から覆われており、裏パックユニット24を開放させない限り可変表示ユニット67及び主制御装置ユニット105を樹脂ベース41から取り外すことができないようになっている。
遊技機前面ユニット23の構成について図1に基づいて説明する。
遊技機前面ユニット23は遊技機ベースユニット22の前面側全体を覆うようにして設けられている。遊技機前面ユニット23には、上記遊技領域のほぼ全域を前方から視認することができるようにした略楕円形状の窓パネル部91が設けられている。窓パネル部91の周囲には、各種ランプ等の発光手段が設けられている。例えば、窓パネル部91の周縁に沿ってLED等の発光手段を内蔵した環状電飾部92が設けられている。環状電飾部92では、大当たり時や所定のリーチ時等における遊技状態の変化に応じて点灯や点滅が行われる。また、環状電飾部92の中央であってパチンコ機10の最上部には所定のエラー時に点灯するエラー表示ランプ部93が設けられている。また、窓パネル部91の左上方及び右上方には、遊技状態に応じた効果音などが出力されるスピーカ部94が設けられている。
第1膨出部95内側には、上方に開口した上皿95aが設けられている。上皿95aは、第1払出口231より払い出された遊技球を一旦貯留し、一列に整列させながら下流側(本実施の形態では右側)の遊技球発射機構80へ導く機能を有する球受皿である。
遊技機前面ユニット23の背面における回動基端側(図8の右側)には、その上端部及び下端部に突起軸97,98が設けられている。これら突起軸97,98は遊技機ベースユニット22に対する組付機構を構成する。また、遊技機前面ユニット23の背面における回動先端側(図8の左側)には、上述した鉤金具44が上下方向に複数並設されている。
裏パックユニット24の構成について詳細に説明する。
図9は裏パックユニット24の正面図である。図10は裏パックユニット24の分解斜視図である。
裏パックユニット24は、当該裏パックユニット24の上部及び中央部分を構成する第1裏パックユニット121と、当該第1裏パックユニット121に連続させて設けられ裏パックユニット24の下部を構成する第2裏パックユニット141とを備えている。第1裏パックユニット121にはその下部に開口部122が形成されており、第2裏パックユニット141の上部は当該開口部122の下縁部分を構成している。
第1裏パックユニット121は、裏パック124を備えており、当該裏パック124に対して、払出機構部125が取り付けられている。裏パック124は透明性を有する合成樹脂により成形されており、払出機構部125などが取り付けられるベース部126と、パチンコ機10後方に突出し略直方体形状をなす保護キャップ部127とを有する。保護キャップ部127は左右側面及び上面が閉鎖され且つ下面のみが開放された形状をなし、少なくとも可変表示ユニット67を囲むのに十分な大きさを有する。
第2裏パックユニット141は、排出通路盤142と制御装置集合ユニット143とを備えている。排出通路盤142は第2裏パックユニット141の前側を構成し、制御装置集合ユニット143は第2裏パックユニット141の後側を構成している。そして、これら排出通路盤142と制御装置集合ユニット143とが前後に組み付けられて第2裏パックユニット141が構成されている。
図11は実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84を示す側面図である。図12は実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84を示す正面図である。図13は実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84を示す拡大平断面図である。なお、図13は断面図であるが細かい箇所が不明瞭になるのでハッチングを省略している。
実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84は、遊技機前面ユニット23に固定されるハンドル基部受け部8401と、これに首振り状の揺動自在に連結されたハンドル基部8402と、このハンドル基部8402に筒形状の首部8403が取り付けられ、この首部8403に隣接して、固定軸8404に回動操作可能に取り付けられた回転操作体8405と、この回転操作体8405の前面側(遊技者側)に位置する略半球状のキャップ8406とを備えている。
回転操作体8405は、リング部8407と、リング部8407の外周において突出形成された複数の凸部8408を備えている。凸部8408は、遊技者が把持・回動操作を行いやすくするため、遊技者の指等が掛け止められるように構成されている。図12の正面図では、略二等辺三角形状の凸部8408がリング部8407の周囲に上部左側右側の三方向に突出するように形成されたものを示している。
回転操作体8405は、合成樹脂材により形成されている。この回転操作体8405は、その表面全域は、導電性を有する金属メッキ層で覆われている。
キャップ8406は、回転操作体8405を押さえている手のひらが当たる位置の部材であり、図示例では半球形状の形態を示している。このキャップ8406には、後述するように操作レバー8409が備えられている。
図13の断面図に示すように、遊技球発射ハンドル84を構成するハンドル基部8402、首部8403及び回転操作体8405間に収容される、遊技球の発射速度の調整機構について簡単に説明する。
首部8403の内部には、回転操作体8405の相対回動位置検出手段としての可変抵抗器8411、ギヤ体などが設けられる。この可変抵抗器8411によって回転操作体8405の回動操作量を検出できる。回転操作体8405の回動中心に、外周に複数の歯を有する筒状の第1ギヤ体8412が設けられる。一方、首部8403には、回転軸を有する可変抵抗器8411が設けられる。可変抵抗器8411は、回転軸の回転角度に応じて抵抗値を可変とし、抵抗値に関する信号を出力する。
図14は実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84の首振り機構を縦に切断した状態を示す斜視図である。図15は実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84の首振り機構を示す平面図である。図16は実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84の首振り機構を示す平面図である。
実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84を構成するハンドル基部8402の首振り機構は、回転操作体8405を首部8403と共に支持する固定軸8404と、この固定軸8404の後端(遊技者から遠い位置)を首振り自在に支持する首振り部材8415と、この首振り部材8415とハンドル基部受け部8401と球状頭部受け部8416とを連結する連結板8417とから成り、更に、球状頭部8418(第1半球部8418a、第2半球部8418b)、操作レバー8409、固定プレート8427及び回動プレート8431を備えることにより首振り機構を構成する。
首振り部材8415は、遊技球発射ハンドル84の軸方向の棒状の部材から成り、一端に固定軸8404の球状頭部8418を挟む半球状凹部8419を有し、他端に遊技機前面ユニット23に位置する部材である。首振り部材8415の半球状凹部8419には、固定軸8404の球状頭部8418を球状頭部受け部8416の半球状凹部8420と共に首振り可能に挟むように支持する。
なお、遊技球発射ハンドル84を遊技機前面ユニット23に取り付ける際には、この首振り部材8415を遊技機前面ユニット23の板の裏側からねじ止めするか、又はハンドル基部受け部8401をねじ止めすることができる。
本発明の首振り型の遊技球発射ハンドル84は、回転操作体8405の首部8403をキャップ8406と共に上下左右に自由に傾斜させることができる。しかし、遊技球発射ハンドル84は、上述したように向きを可動させる構造である。遊技者の回転操作体8405の回動操作と同時に、固定軸8404とキャップ8406も同時に軸周りに回動するおそれがある。これらが同時に回動すると、可変抵抗器8411などを正確に操作できないおそれがある。そこで、この固定軸8404の傾斜、即ち首振り動作は可能であるが、軸周りの回動を阻止する構造が必要である。
固定軸8404の球状頭部8418は、図14に示すように、略半球状の部材の第1半球部8418aと第2半球部8418bを2個取り付け、両者で球状を形成する部材である。第1半球部8418aは固定軸8404の先端に固定させる。例えば、第1半球部8418aの内部にネジ切りを設け、これに固定軸8404の先端を螺合させる。
図17は固定軸8404とこれに取り付ける各プレートを示す斜視図である。図18は各プレートの配置状態を示す斜視図である。図19は固定プレート8427であり、(a)は拡大断面図、(b)は拡大正面図である。図20は回動プレート8431であり、(a)は拡大断面図、(b)は拡大正面図である。図21は固定軸ガイド8436であり、(a)は拡大断面図、(b)は拡大正面図である。
このように、固定軸8404の球状頭部8418(第1半球部8418aと第2半球部8418bの密着力は、第1半球部8418aを固定している固定軸8404の軸方向への移動により調節するようになっている。この固定軸8404の移動は、キャップ8406に設けた操作レバー8409の操作による。
回動プレート8431は一面には軸方向へ徐々に厚くなる回動傾斜面8433が2カ所形成されている。この回動傾斜面8433は前述した固定プレート8427の固定傾斜面8430と向き合って形成されている。この回動傾斜面8433が徐々に厚くなる傾斜方向と、固定プレート8427の固定傾斜面8430の厚くなる向きが反対に形成されている。そこで、この回動プレート8431の回動により、回動傾斜面8433と固定傾斜面8430と接する位置が移動し、徐々に回動プレート8431と固定プレート8427との間隔が変化するようになる。なお、図示例では固定プレート8427は、固定軸8404の軸回りに回動しないようになっている。また、固定プレート8427は固定軸8404の軸方向は可動できるが、固定軸8404の先端側への移動はダブルナットで規制されている。
同様に、回動プレート8431に2カ所形成した回動傾斜面8433も、固定軸8404の軸方向を中心点として約120度の円弧形状になり、点対称で2カ所形成されている。回動傾斜面8433ではない平坦部分8433aは、約60度の範囲で形成されている。
固定軸ガイド8436は首部8403内において固定して取り付けられたプレートである。固定軸ガイド8436は不定形の板状のプレート部材で、その中心に6角形状の貫通孔8438を有し、この貫通孔8438は固定軸8404の6角柱状部に嵌り、固定軸8404の周囲を回動できない構造になる。
図22は操作レバー8409と回動プレート8431の施錠状態を示し、(a)は操作レバー8409の正面図、(b)は操作レバー8409と首振り機構の一部省略した断面図である。図23は操作レバー8409と回動プレート8431の解除状態の状態を示し、(a)は操作レバー8409の正面図、(b)は操作レバー8409と首振り機構の一部省略した断面図である。
図22の状態では、固定プレート8427と回動プレート8431との間隔が狭く、固定軸8404の後端の第1半球部8418aと第2半球部8418bとの間隔は弾性部材8425により広がった状態にあり、第1半球部8418aと第2半球部8418bとの間隔が広がり、その密着力が高くなり遊技球発射ハンドル84の角度を変化させることができない施錠状態になる。この施錠状態では、遊技球発射ハンドル84を所望の角度で維持することができる。
図24は実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84の可動状態を示す平面図であり、(a)は首振り前の状態、(b)は右向き状態、(c)は左向き状態である。図25は実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84の可動状態を示す側面図であり、(a)は水平状態、(b)は仰角状態、(c)は俯角状態である。
本発明の首振り型の遊技球発射ハンドル84は、左右方向へ可動させることができると共に、上下方向へも可動でき、いわゆる首振り状態となる。
実施例1の首振り型の遊技球発射ハンドル84は、図24(a)に示すように、通常は遊技機前面ユニット23の盤面に対して垂直方向に飛び出した状態で使用する。このときは、遊技球発射ハンドル84を構成する回転操作体8405、首部8403とキャップ8406は、ハンドル基部8402と首振り部材8415とが強固に連結されているので、不用意に可動することはない。
このときは、ハンドル基部受け部8401の球形外面部8421がハンドル基部8402の球形円周部8422に摺動自在に接しているために、ハンドル基部8402を可動させることができる。このハンドル基部受け部8401の内部では、その半球状凹部8420と首振り部材8415の半球状凹部8419が、固定軸8404の球状頭部8418を挟んでいるので、円滑な首振りを可能にすると共に、その位置での維持が可能となる。
このときは、操作レバー8409を操作して、首振り機構の固定を解除して回転操作体8405、首部8403とキャップ8406を共に円滑な首振りを可能にし、その位置での維持も可能となる。
上記実施の形態では、図柄表示装置を備えたパチンコ機10に対して本発明を適用したが、それ以外のタイプのパチンコ機に適用してもよい。例えば、遊技球転動部や有利口などが設けられた入賞役物装置を備えたパチンコ機や、他の役物を備えたパチンコ機、アレンジボール機、雀球等の遊技機にも、本発明を適用できる。また、受け皿として上皿及び下皿が設けられているのではなく、単一の受け皿が設けられたパチンコ機にも、本発明を適用できる。
以下、上述した実施の形態から抽出される発明群の特徴について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下においては、理解の容易のため、上記実施の形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
本発明は、パチンコ、スロットマシンあるいはメダルの代わりにパチンコ球でスロットマシンの遊技をするパロット等の遊技機に関する。
前記遊技球発射ハンドルは、
前記遊技機の前面ユニットに固定されるハンドル基部受け部と、
前記ハンドル基部受け部に揺動自在に連結されたハンドル基部と、
前記ハンドル基部にその軸方向に取り付けられた筒状の首部と、
前記首部内に軸方向に設けられた、一端に球状頭部を他端に軸変位機構を備えた固定軸と、
前記首部に隣接して、前記固定軸に回動操作可能に取り付けられた回転操作体と、
前記ハンドル基部の可動又は固定維持させるために、前記固定軸の固定機構を有する首振り部材と、
前記首振り部材の凹部と前記ハンドル基部受け部の凹部との間に、前記固定軸の固定機構を変位させる前記軸変位機構を操作する操作レバーと、を備えた、ことを特徴とする遊技機。
この固定軸は、一端に固定機構を他端に軸変位機構を備えているので、この軸変位機構を操作レバーで操作すると、ハンドル基部受け部の凹部と首振り部材の凹部の間に挟持された固定軸の固定機構が可動又は固定維持され、遊技球発射ハンドルの向きを自由に可変でき、かつその位置を維持することができる。回転操作体は、首部とハンドル基部と共に不用意に可動することがない。
両半球部の間に弾性部材を配置したものである、ことを特徴とする遊技機A1の遊技機。
該回動プレートを前記操作レバーで回動させることにより、前記固定プレートを軸方向へ移動させることで、該固定軸を軸方向に変位させるように構成したものである、ことを特徴とする遊技機A1又はA2の遊技機。
また、操作レバーで回動プレートを回動させ、この回動プレートの回動傾斜面が、固定プレートの固定傾斜面の厚い部分から外れると、固定軸の後端の弾性部材の引っ張力により、回動プレートに固定プレートが衝突して「カチッ」のような音を発して、首振りできない「施錠状態」であることを遊技者へ知らせることができる。
遊技機A4と遊技機A5では、ハンドル基部受け部又はハンドル基部にリブを形成し、このリブに他方の位置決めリブが当たり、回転操作体と共に首部が軸周りに回動することを阻止できる。
23 遊技機前面ユニット
84 遊技球発射ハンドル
8401 ハンドル基部受け部
8402 ハンドル基部
8403 首部
8404 固定軸
8405 回転操作体
8409 操作レバー
8415 首振り部材
8418 球状頭部
8418a 第1半球部
8418b 第2半球部
8419 半球状凹部(首振り部材)
8420 半球状凹部(ハンドル基部受け部)
8423 位置決めリブ
8425 弾性部材
8427 固定プレート
8430 固定傾斜面
8431 回動プレート
8433 回動傾斜面
Claims (2)
- 遊技機の遊技領域へ向けて遊技球を発射させる弾発力を調節する遊技球発射ハンドルを備えた遊技機であって、
前記遊技球発射ハンドルは、
前記遊技機の前面ユニットに固定されるハンドル基部受け部と、
前記遊技機の前面ユニット又は前記ハンドル基部受け部に固定される首振り部材と、
前記ハンドル基部受け部に揺動自在に連結されたハンドル基部と、
前記ハンドル基部にその軸方向に取り付けられた筒状の首部と、
前記首部内に軸方向に設けられた、一端に略球状の固定機構を他端に軸変位機構を備えた固定軸と、
前記首部に隣接して、前記固定軸に回動操作可能に取り付けられた回転操作体と、
前記固定軸の軸変位機構に連結され、該軸変位機構を操作する操作レバーと、を備え、
前記固定軸の軸変位機構は、前記操作レバーの操作により、該固定軸を軸方向に変位させ、
前記固定軸の固定機構は、対面する前記首振り部材の凹部と前記ハンドル基部受け部の凹部との間に保持されて、前記操作レバーによる前記固定軸の変位により前記ハンドル基部を可動又は固定維持する、ことを特徴とする遊技機。 - 前記固定軸の固定機構は、2個の半球形状の半球部を略球状になるように合わせ、
一方の半球部は該固定軸の先端に固定し、
他方の半球部は貫通孔を開け、該固定軸の軸方向への変位可能に取り付け、
両半球部の間に弾性部材を配置したものである、ことを特徴とする請求項1の遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2013173141A JP6241649B2 (ja) | 2013-08-23 | 2013-08-23 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013173141A JP6241649B2 (ja) | 2013-08-23 | 2013-08-23 | 遊技機 |
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JP2015039576A JP2015039576A (ja) | 2015-03-02 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2013173141A Active JP6241649B2 (ja) | 2013-08-23 | 2013-08-23 | 遊技機 |
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-
2013
- 2013-08-23 JP JP2013173141A patent/JP6241649B2/ja active Active
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