JP5156786B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
より好適には、演出用入力装置162を、遊技者が操作部151のレバー152から手を離して操作するタッチパネルとする。
あるいは、制動手段は、レバー152の動作に伴って回転する主歯車11と、この主歯車11と噛み合う副歯車12と、この副歯車12を回転自在に支持し、所定の固定軸14を支点として回転する腕部13とを備える。そして、この腕部13は、主歯車11の回転を副歯車12が受けることにより、副歯車12を主歯車11の回転軸に近づく方向へ移動させるように振れる。
より好適には、この切り替え手段は、演出制御部300により演出用入力装置162を用いた入力操作を促す演出が行われる場合に、回転部材12(あるいは副歯車12)の保持の切り替えを行う。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150と、を備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
本実施形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、液晶ディスプレイ等による表示画面を備え、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に図柄により報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。
また、遊技盤110の前面に、演出を行う演出部材としての可動役物115および盤ランプ116を備えている。可動役物115は、遊技盤110に対して可動に構成され、可動による各種の演出を行い、また、盤ランプ116は、発光することで光による各種の演出を行う。
なお、本実施形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例や他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
パチンコ遊技機100の枠部材150は、遊技者が演出に対する入力を行うための入力装置を備えている。図2に示すように、本実施形態では、入力装置の一例として、演出ボタン161と、演出ボタン161に隣接するポインティングデバイスとしてのタッチパネル162と、が枠部材150に配設されている。
遊技者は、タッチパネル162の所定の位置に指で触れることにより、例えば画像表示部114に表示されている複数の画像のいずれかを指示して選択することが可能である。また、遊技者は、タッチパネル162を指でなぞることにより、所定の数字や記号等を入力することが可能である。
また、本実施形態のタッチパネル162を、演出制御部300により制御される表示画面を備えて構成することも考えられる。
図3は、パチンコ遊技機の制御ユニットの全体構成を示す図である。
図3に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。遊技制御部200、演出制御部300、画像/音響制御部310、ランプ制御部320および払出制御部400の各々は、遊技盤の後面に配設されたメイン基板としての遊技制御基板、さらにはサブ基板としての演出制御基板、画像制御基板、ランプ制御基板、および払出制御基板において個別に構成されている。
音響出力部520は、音響データを再生するコントローラとスピーカ(図1に示すスピーカ156)とを備え、音響データを画像/音響制御部310から受け取った音響データに基づいて、スピーカから楽曲や効果音、音声等を出力する。
続いて、遊技制御部200の機能構成を説明する。
図4は、遊技制御部200の機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、遊技制御部200は、各種抽選処理を実行する機能部として、特別図柄抽選部231と、普通図柄抽選部232と、特別図柄変動制御部233と、特別図柄抽選結果判定部234と、普通図柄制御部237と、を備えている。特別図柄抽選部231および特別図柄抽選結果判定部234は、抽選手段として機能する。
また、遊技制御部200は、特別図柄変動に伴う処理を実行する機能部として、変動パターン選択部235と、遊技進行制御部236と、を備えている。
さらに、遊技制御部200は、各種役物の動作制御や賞球等に関するデータ処理を実行する機能部として、大入賞口動作制御部238と、電動チューリップ動作制御部239と、賞球処理部240と、出力制御部241と、乱数制御部242と、を備えている。
普通図柄抽選部232は、ゲート124を遊技球が通過した場合に、普通図柄抽選を行う。
特別図柄変動制御部233は、特別図柄の抽選が行われた場合に、その抽選結果に応じて特別図柄の変動を制御する。
ここで、「大当たり」の種類には、大当たり遊技の時間が長く多量の遊技球の払い出しが期待できる「長当たり」と、大当たり遊技の時間が短い「短当たり」とがある。例えば、「長当たり」では、大入賞口125の開状態が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで維持されるラウンドが例えば15回繰り返される。また、「短当たり」では、大入賞口125でのラウンドが例えば2回繰り返される。
また、大当たりに当選していない場合の「小当たり」は、例えば大入賞口125の開閉が2回行われる小当たり遊技が行われ、終了した後においても小当たり当選時の遊技状態を継続する当たりである。すなわち、小当たり当選時の遊技状態が確変遊技状態である場合には、小当たり遊技の終了後においても確変遊技状態が継続され、遊技状態は移行しない。同様に、小当たりの当選時の遊技状態が確率変動も時間短縮もしていない通常の遊技状態(通常遊技状態)である場合には、小当たり遊技の終了後においても通常遊技状態が継続され、遊技状態は移行しない。
また、「はずれ」では、「大当たり」でも「小当たり」でもなく、遊技者に有利となる上記の遊技状態の何れも設定されない。
遊技進行制御部236は、各遊技状態において遊技の進行を制御する。
「当選」と判定された場合には、電動チューリップ123を規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開放し、第2始動口122への遊技球の入賞確率が高まる状態を発生させる。また、「はずれ」と判定された場合には、電動チューリップ123のこのような開放状態は発生されない。
電動チューリップ動作制御部239は、電動チューリップ123の開放動作を制御する。
賞球処理部240は、入賞や抽選に関する種々の役物への入賞個数の管理および入賞に応じた賞球の払い出しを制御する。
出力制御部241は、遊技制御部200から演出制御部300および払出制御部400へ制御用コマンドの出力を制御する。
乱数制御部242は、メイン制御手段やサブ制御手段による処理で用いられる各種の乱数値の更新を制御する。
次に、上記のように構成されたパチンコ遊技機100の基本動作を説明する。
パチンコ遊技機100の基本的な動作は、メイン制御手段である遊技制御部200により行われる。そして、この遊技制御部200の制御の下、サブ制御手段である演出制御部300により遊技上の演出の制御が行われ、払出制御部400により賞球の払い出しの制御が行われる。
遊技制御部200は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図5に示す各処理を一定時間(例えば4ミリ秒)ごとに繰り返し実行する。図5を参照すると、乱数更新処理、始動口スイッチ(SW)処理、ゲートスイッチ(SW)処理、特別図柄処理、普通図柄処理、大入賞口処理、電動チューリップ(電チュー)処理、賞球処理、出力処理が順次実行される(ステップ501〜509)。
始動口スイッチ処理(ステップ502)では、遊技制御部200の特別図柄抽選部231は、図3の第1始動口スイッチ211および第2始動口スイッチ212の状態を監視し、スイッチがONとなった場合に、特別図柄抽選のための処理を実行する。
ゲートスイッチ処理(ステップ503)では、遊技制御部200の普通図柄抽選部232は、図3のゲートスイッチ214の状態を監視し、スイッチがONとなった場合に、普通図柄抽選のための処理を実行する。
特別図柄処理(ステップ504)では、遊技制御部200の特別図柄変動制御部233、特別図柄抽選結果判定部234、変動パターン選択部235、および遊技進行制御部236により、特別図柄変動およびこの図柄変動に伴う処理が行われる。
普通図柄処理(ステップ505)では、遊技制御部200の普通図柄制御部237により、普通図柄変動およびこの図柄変動に伴う処理が行われる。
大入賞口処理(ステップ506)では、遊技制御部200の大入賞口動作制御部238は、所定の条件に基づいて大入賞口125の開放動作を制御する。
電動チューリップ処理(ステップ507)では、遊技制御部200の電動チューリップ動作制御部239は、所定の条件に基づいて電動チューリップ123の開放動作を制御する。
賞球処理(ステップ508)では、遊技制御部200の賞球処理部240は、入賞個数の管理および入賞に応じた賞球の払い出しを制御する。
出力処理(ステップ509)では、遊技制御部200の出力制御部241は、演出制御部300および払出制御部400へ制御用コマンドを出力する。制御用コマンドは、ステップ508までの各処理において生成され、RAM等のメモリにセットされており、この出力処理で出力される。
次に、演出制御部300の動作を説明する。
図6〜図9は、遊技制御部200からコマンドを受信した際の演出制御部300の動作を示すフローチャートである。
図6は、演出制御部300の主要動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、演出制御部300は、遊技制御部200からコマンドを受信するとコマンド受信処理を行う(ステップ601)。これにより、演出パターンが選択される。そして、演出制御部300は、選択した演出パターンの情報を含むコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送信するコマンド送信処理を行う(ステップ602)。これにより、画像表示部114への画像表示や音響出力、可動役物115の動作、盤ランプ116や枠ランプ157の発光等による演出が行われる。
このコマンド受信処理において、演出制御部300は、まず、受信したコマンドが変動開始コマンドか否かを判断する(ステップ701)。変動開始コマンドであった場合(ステップ701でYes)、演出制御部300は、演出選択処理を実行する(ステップ702)。演出選択処理の詳細については後述する。
この演出選択処理において、演出制御部300は、まず受信した変動開始コマンドを解析する(ステップ801)。また、メモリの設定からパチンコ遊技機100の現在の動作モードを参照する(ステップ802)。そして、演出制御部300は、変動開始コマンドの解析結果および動作モードの情報に基づき、その動作モードで画像表示部114に表示する画像による図柄演出の演出パターン(図柄演出パターン)を選択する(ステップ803)。最後に、演出制御部300は、選択した演出パターンによる演出に用いられる画像データや音響データを不揮発性メモリから読み出し、これらのデータと共に、選択した演出を指示する図柄演出コマンドをメモリにセットして(ステップ804)、演出選択処理を終了する。
この当たり演出選択処理において、演出制御部300は、まず受信したオープニングコマンドを解析し(ステップ901)、オープニングコマンドに含まれる情報に基づいてパチンコ遊技機100の動作モードを再設定する(ステップ902)。そして、演出制御部300は、オープニングコマンドから得られた情報に基づき、新たな動作モードにおける大当たり演出の演出パターン(当たり演出パターン)を選択する(ステップ903)。最後に、演出制御部300は、選択した演出パターンによる演出に用いられる画像データや音響データを不揮発性メモリから読み出し、これらのデータと共に、選択した演出を指示する当たり演出コマンドをメモリにセットして(ステップ904)、当たり演出選択処理を終了する。
ここで、本実施形態のパチンコ遊技機100で演出用入力装置として用いられるタッチパネル162について説明する。
図10は、本実施形態におけるタッチパネル162の構成を説明する図である。図10(a)は、タッチパネル162およびタッチパネル162に関連する構成を示すブロック図であり、図10(b)は、タッチパネル162の操作パネル部30の縦断面図である。
図10(a)に示すように、タッチパネル162は、遊技者が演出用に直接操作する操作パネル部30と、操作パネル部30での遊技者による操作内容を特定するための処理を行う処理部40とを備える。なお、図示の構成では、処理部40をタッチパネル162が備えているが、演出制御部300が処理部40を備える構成としても良い。
次に、遊技球の発射動作を制御するためのハンドル151の構成について説明する。
図11は、ハンドル151の構成を示す斜視図である。
図11に示すように、ハンドル151は、円筒形状で、一端がパチンコ遊技機100の枠部材150に固定され、他端が略半球形上に形成されている。ハンドル151の略半径上に形成された端部151a付近には、環状のレバー152が、ハンドル151の軸の周りに回転可能に設けられている。このレバー152の外周縁には凹凸が形成されている。これにより、遊技者が端部151a側からハンドル151を握ると、レバー152の凹凸に指が掛かり、レバー152の回転操作が容易となる。また、レバー152は、静電容量の変化等に基づいて遊技者が触れたことを検出するタッチセンサを兼ねている。そして、遊技者がレバー152に触れていることを検出できない場合は、発射装置は動作せず、遊技球は発射されない。
上記のように、パチンコ遊技機100のハンドル151に設けられたレバー152は、遊技者がハンドル151から手を離すと、あらかじめ設定された初期位置に戻り、これによって発射機構が停止する。このため、遊技者が遊技を中断したり、遊技を終了してパチンコ遊技機100から離れたりする際に、発射機構が動作し続けてしまうことがない。しかし、演出用入力装置である演出ボタン161やタッチパネル162等を操作する場合等のように、一時的にハンドル151から手を離すものの、すぐに遊技を続行する場合は、レバー152が初期位置に戻らない方が好ましい。
図12には、ハンドル151のレバー152付近を輪切りにした断面を、端部151a側から見た様子を示す。なお、図12には、遅回転機構を構成する部材のみが記載されており、図11に示した可変抵抗器151b、停止ボタン154等は記載されていない。
図12を参照すると、本実施形態の遅回転機構は、主歯車11と、遅回転歯車12と、遅回転歯車12を支持するための腕部13および固定軸14と、腕部の動作を妨げるストッパー15とを備えて構成される。
遅回転歯車12は、腕部13に回転自在に支持された歯車(副歯車)であり、腕部13の位置により主歯車11と噛み合う。そして、腕部13と共に、主歯車11の回転に対して制動力を与える制動手段として機能する。
腕部13は、遅回転歯車12の支持部であり、腕部13自身も主歯車11の回転軸(レバー152の回転軸)の近傍に設けられた固定軸14を支点として回転動作する。また、腕部13は、所定の位置を越えて回転しないように、ストッパー15により動作が規制される。腕部13の長さは、例えば、固定軸14と遅回転歯車12の回転軸と主歯車11の回転軸とがほぼ一直線上に並んだときに主歯車11と遅回転歯車12とがちょうど噛み合う長さよりも、僅かに長い程度とする。
図13は、ハンドル151のレバー152を時計回り方向(すなわち、遊技球の発射強度を強める方向)へ回転させた場合の遅回転機構の動作を示す図であり、図14は、レバー152を反時計回り方向(すなわち、レバー152が初期位置へ戻る方向)へ回転させた場合の遅回転機構の動作を示す図である。
図12乃至図14に示した遅回転機構は、上述したように、レバー152が遊技者の操作により回転した位置から初期位置に戻る際に、レバー152の動作に負荷(制動力)を与える。そのため、レバー152は、操作された位置からゆっくりと初期位置に復帰する。これは、遊技者が、タッチパネル162等を操作するために一時的にハンドル151から手を離した後、すぐに遊技を続行するような場合には都合が良い。しかし、レバー152の操作量(回転角度)を調整する場合等、遊技者が意図的にレバー152を反時計回り方向へ回転させる場合には、遅回転機構によって与えられる負荷がレバー152の操作に対する抵抗として作用する。レバー152に伴う主歯車11の回転を遅回転歯車12が回転して受け流すため、レバー152の回転が止まることはない。しかし、レバー152を時計回り方向へ回転させる操作よりも反時計回り方向へ回転させる操作の方が重く感じられるため、遊技者がレバー152の操作性に違和感を覚える可能性もある。そこで、他の実施形態では、遅回転機構の作動/非作動を切り替え可能とする。
本実施形態において、パチンコ遊技機100の全体構成およびタッチパネル162の構成は、上記の実施形態と同様である。また、ハンドル151の基本的な構成も、図11に示した上記実施形態のハンドル151と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
図15には、ハンドル151のレバー152付近を輪切りにした断面を、端部151a側から見た様子を示す。なお、図15には、遅回転機構を構成する部材のみが記載されており、図11に示した可変抵抗器151b、停止ボタン154等は記載されていない。
図15に示すように、本実施形態の遅回転機構は、主歯車11と、遅回転歯車12と、腕部13と、固定軸14と、ストッパー15とを備える。これらの構成は、図12に示した上記実施形態における遅回転機構と同様である。
フラッパー21は、板状の部材であり、図15に示す例では、図示された遅回転歯車12の奥(ハンドル151におけるパチンコ遊技機100の枠部材150に固定された側)に配置されている。また、フラッパー21は、同図における上側の辺付近を回転軸によって支持されており、ここを軸として紙面の奥から手前へ揺れ動くように設置されている。
ソレノイド22は、通電されることによって生じる電磁力により、フラッパー21を動作させる。
図18に示すように、ソレノイド22は通電制御部23に接続されており、通電制御部23は、演出制御部300からコマンドを受け取ると共に、レバー152のタッチセンサ機能に基づき、遊技者がレバー152に触れているか否かを判断する。
図19に示すように、通電制御部23は、演出制御部300から演出の実行を指示するコマンドを取得して解析し、演出ボタン161やタッチパネル162の操作を促す演出が行われるか否かを判断する。そのような演出が行われる場合(ステップ1901でYes)、演出中に遊技者がハンドル151から手を離してタッチパネル162等を操作することが予想される。そこで、通電制御部23は、遊技者がレバー152に触れていないことが検出されたならば(ステップ1902でNo)、ソレノイド22の電流を遮断する(ステップ1903)。これにより、フラッパー21による遅回転歯車12の保持が解除される。したがって、復帰機構による、レバー152の初期位置へ向かう回転動作に対して制動力を作用させることができる。
Claims (3)
- 遊技盤の遊技領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記発射装置による遊技球の発射を操作するための操作部と、
遊技機の遊技状態に応じて演出を行う演出制御部と、
演出用の入力操作を行うための演出用入力装置とを備え、
前記操作部は、
遊技者により操作されて回転するレバーと、
前記レバーを遊技者によって操作された位置から初期位置へ復帰させる復帰機構と、
前記演出用入力装置が遊技者による操作を受け付ける状態であって、前記レバーが前記復帰機構により初期位置へ向けて動作する場合に、前記レバーの回転軸に回転部材を押し付けることにより、当該レバーの回転動作に対して制動力を作用させる制動手段と、
前記演出制御部により前記演出用入力装置を用いた入力操作を促す演出が行われる際、遊技者が前記レバーに触れている場合に、前記回転部材を前記レバーの回転軸に押し付けられない状態で保持し、遊技者が前記レバーに触れていない場合に、前記回転部材の保持を解除する切り替え手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 遊技盤の遊技領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記発射装置による遊技球の発射を操作するための操作部と、
遊技機の遊技状態に応じて演出を行う演出制御部と、
演出用の入力操作を行うための演出用入力装置とを備え、
前記操作部は、
遊技者により操作されて回転するレバーと、
前記レバーを遊技者によって操作された位置から初期位置へ復帰させる復帰機構と、
前記演出用入力装置が遊技者による操作を受け付ける状態であって、前記レバーが前記復帰機構により初期位置へ向けて動作する場合に、当該レバーの回転動作に対して制動力を作用させる制動手段と、
前記制動手段による制動力を前記レバーの回転動作に対して作用させるか否かを切り替える切り替え手段と、を備え、
前記制動手段は、
前記レバーの動作に伴って回転する主歯車と、
前記主歯車と噛み合う副歯車と、
前記副歯車を回転自在に支持し、所定の固定軸を支点として回転すると共に、前記主歯車の回転を当該副歯車が受けることにより、当該副歯車を当該主歯車の回転軸に近づく方向へ移動させるように振れる腕部と、を備え、
前記切り替え手段は、
前記演出制御部により前記演出用入力装置を用いた入力操作を促す演出が行われる際、遊技者が前記レバーに触れている場合に、前記副歯車を前記主歯車とは噛み合わない状態で保持し、遊技者が前記レバーに触れていない場合に、当該副歯車の保持を解除することを特徴とする遊技機。 - 前記演出用入力装置は、遊技者が前記操作部の前記レバーから手を離して操作するタッチパネルであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
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