JP4221778B2 - パチンコ遊技機の電動式発射装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の電動式発射装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本出願発明は、略鉛直面に沿って張設されるとともにその表面に多数の釘が打込まれた遊技盤の上部に、遊技球たる鋼製の球を電動で発射するパチンコ遊技機の電動式発射装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
パチンコ遊技機の電動式発射装置においては、プレイヤーが放置状態の操作ハンドルを時計方向へ回すと、或る回転角度から、打球レバーが揺動動作を開始して、球が発射され、この操作ハンドルの回転角度が増大するにつれて球の発射速度が増加するようになっている。
【0003】
そして、プレイヤーは、予測した最適コースに球が乗るように、操作ハンドルを操作した後、入賞口に球が入る頻度を高めるように、操作ハンドルを微調整し、その操作ハンドルを手で固定していた。
【0004】
このように、手で操作ハンドルを最適位置に固定しても、時間の経過とともにプレイヤーは疲労して、操作ハンドル位置がずれることがあるので、プレイヤーは硬貨を操作ハンドルの回転部分と固定部分との隙間に挿入して固定していた。
【0005】
しかし、操作ハンドルの回転部分と固定部分との隙間が硬貨の厚さと略同じでないと、硬貨の挿入により操作ハンドルを固定することができず、また無理に硬貨を前記隙間にこじ入れると、操作ハンドルが破損することがあった。
【0006】
このような不具合を解消するために、操作ハンドルの円筒部にゴム製ストッパーを圧接させるようにしたものがあった(特開平8−336633号公報参照)。
【0007】
また、特開平4−138184号公報に記載されるように、操作ハンドルの静止部分である取付け部材310 と軸受け盤330 との間に挟まれて回転自在に枢支さた回転操作部材320 の指掛け部320 bに、硬貨挿入孔が形成されている。
【0008】
さらに、前記特開平4−138184号公報において、第2実施形態として示されたものでは、操作ハンドルの回転操作部材320 にラチェット歯1329が一体に形成されるとともに、このラチェット歯1329に係脱自在に係合するラチェット爪1210が取付け部材310 に枢着されており、発射速度増大方向には、回転操作部材320 は自由に回転できるが、逆方向には、ラチェット歯1329に係合するラチェット爪1210により、回転操作部材320 は回転できないようになっていた。
【0009】
【解決しようとする課題】
特開平8−336633号公報記載の電動式発射装置では、円筒部が摩擦で固定されているため、打球レバーの揺動反力や、球払出し部への球供給に伴なう衝撃や振動等の影響を受けて、操作レバーが戻しバネ力により球発射速度減少方向へ少しずつ回転する可能性があり、球発射速度が一定に保持され難かった。
【0010】
また、特開平4−138184号公報の第1実施形態では、回動操作部材320 の指掛け部320 bに形成された硬貨挿入孔に嵌合しうる硬貨を必要とした。
【0011】
さらに、操作ハンドルの回転位置を変更する場合には、その都度、前記硬貨挿入孔から硬貨を外して、操作ハンドルを回転させた後、再び硬貨を前記硬貨挿入孔に挿入しなければならず、発射速度の調整が煩雑であった。
【0012】
さらにまた、前記特開平4−138184号公報の第2実施形態では、操作ハンドルを発射速度増大側には自由に回転調整できるが、ラチェット爪1210が、取付け部材310 と回動操作部材320 との間から外部へ露出するため、回動操作部材320 の指掛け部320 a,320 b,320 c,…に引掛けていたプレイヤーの指がラチェット爪1210に当り、回動操作部材320 の操作を円滑に行なうことができなかった。
【0013】
【課題を解決するための手段および効果
本出願発明は、このような難点を克服したパチンコ遊技機の改良に係り、請求項1の発明は、操作ハンドルの回転操作量に対応して遊技球の発射速度が調節されるパチンコ遊技機の電動式発射装置において、前記操作ハンドルは、回転静止手段と回転操作手段と静止状態解除手段と静止状態解除保持手段とを備え、該静止状態解除保持手段は、前記回転静止手段に対する前記回転操作手段の係止解除状態を保持するように構成され、前記回転静止手段と前記回転操作手段とには、前記遊技球の発射速度増大方向へ該回転操作手段の回転を許すワンウェイクラッチ機構が介装され、該ワンウェイクラッチは、前記回転操作手段の内周側に形成されたラチェット歯またラチェット爪と、前記回転静止手段の外周側に形成されたラチェット爪またはラチェット歯とよりなり、前記静止状態解除手段は、前記ラチェット爪を前記ラチェット歯より外し、前記ワンウェイクラッチ機構の一方向係止を解除するように動作し、前記ラチェット爪は、板バネ製であり、該板バネ製ラチェット爪は、前記遊技球発射速度増大方向への回転操作手段の回転を可能とするように弯曲でき、前記板バネ製ラチェット爪は逆方向には弯曲できないように形成され、前記ラチェット爪が形成されている回転静止手段または回転操作手段は、前記回転操作手段の回転中心線を通る放射面を境にして複数個に分割され、該回転静止手段または回転操作手段の分割片は、前記静止状態解除手段の動作により、前記回転操作手段の回転中心から放射方向に延びる放射線に沿い往復動して、前記ラチェット爪が前記ラチェット歯に係脱しうることを特徴とするものである。
【0014】
請求項1記載の発明は、前記したように構成されているので、遊技球の発射が停止した状態において、プレイヤーが、前記操作ハンドルの回転操作手段に発射速度増大方向へ力を加えると、該回転操作手段は発射速度増大方向へ回転し、発射される球の速度は増大する。
そして、発射装置で発射された球の発射速度が、所要の発射速度に達した時に、前記操作ハンドルの回転操作手段に加えていた力を緩めると、該回転操作手段は前記回転静止手段に係止されて、その位置に静止するので、その所要の発射速度で球は発射され続けられる。
また、このように所要の発射速度で球が発射される状態において、前記静止状態解除手段を操作して、前記回転静止手段に対する前記回転操作手段の係止状態を解除すると、前記回転操作手段は発射速度減少方向へ回転して、球の発射速度は低下する。そして、その状態を続けると、球の発射が停止する。
このように、請求項1記載の発明では、球の発射速度を次第に増大調整することができるとともに、前記回転操作手段から手を離した状態にて、所要の発射速度で球を発射することができ、しかも、前記静止状態解除手段を操作するだけで、前記回転静止手段に対する前記回転操作手段の係止状態を簡単に解除することができる。
【0015】
また、請求項1記載の発明では、前記回転静止手段に対する前記回転操作手段の係止解除状態を保持することができ、通常のパチンコ遊技機と同様に、自由に所要の発射速度に調整することができる。
【0016】
さらに、請求項1記載の発明では、電動式発射装置を簡単に生産することができる。
【0017】
さらにまた、請求項1記載の発明では、ワンウェイクラッチをラチェット型とし、確実に一方向への回転を伝達することができる。
そして、ラチェット歯の歯間隔を等間隔とするとともに、ラチェット爪の爪間隔も等間隔とし、かつラチェット歯の歯数をラチェット爪の個数よりも1つ多くまたは少なく設定することにより、ラチェット歯の歯間隔よりも小刻みに前記回転操作部材の回転角度調整を行なうことができる。
【0018】
しかも、請求項1記載の発明では、発射装置の構造を単純化してコストダウンを図ることができる。
【0019】
また、請求項1記載の発明では、前記ラチェット歯に対する前記ラチェット爪の係脱構造を単純化することができる。
【0020】
さらに、請求項2記載の発明では、前記回転静止状態解除手段を単に押しまたは引くだけで、前記回転静止手段に対する前記回転操作手段の係止解除を確実にかつ簡単に行なうことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図12に図示された請求項1、2に記載された発明の一実施形態について説明する。
【0025】
図1に図示されるように、パチンコ遊技機1の矩形状外枠2の前面に、開閉扉3が開閉自在に取付けられ、該開閉扉3の上半部の金枠4にガラス板5が張設され、該金枠4およびガラス板5の下方には、左右に細長い打球供給皿6が配設され、さらにその下方に横長の余剰球受皿7が配設されており、打球供給皿6が鋼製の球8で満杯になった場合に、該打球供給皿6内の余剰球8が、打球供給皿6の後壁球払出し出口6aから余剰球受皿7の余剰球払出し入口7aを介して余剰球受皿7に払出されるようになっている。
【0026】
また、ガラス板5の奥に張設された略正方形の遊技盤9には、その各辺中央に略接するような略円形の外レール10が配設され、該外レール10の一端は、遊技盤9の下辺に接し、該外レール10は左辺上方に向い左辺中央部に接した後、上辺右方に向って上辺中央部に接し、さらに右辺下方に向い右辺中央部に接してから、下辺左方に向い下辺中央部に接するように形成され、該外レール10の他端の左方延長線上に位置するとともに該外レール10の一端部の遊技盤9の中心寄りにこれと略平行に内レール11が配設され、該内レール11の上端は前記外レール10の左辺中央部に接した個所よりやや上方で終っている。
【0027】
さらに、前記外レール10および内レール11で囲まれた遊技盤9の遊技領域9aには、多数の釘12が打込まれて該遊技盤9に対し略垂直に起立しており、その外に、風車13,入賞口14および始動入賞口15等(図示されない大入賞口)が配設されている。
【0028】
さらにまた、余剰球受皿7の右方に電動式発射装置20の操作ハンドル40が配設されており、該操作ハンドル40の回転握り体41を時計方向へ或る角度以上、回転させると、球8が外レール10の一端から発射され、外レール10と内レール11とに案内されながら遊技盤9の遊技領域9aの上部に打上げられるようになっている。
【0029】
さらにまた、電動式発射装置20は図3に図示されるように構成されている。
【0030】
すなわち、外レール10の一端下方に位置して、開閉扉3に打球レバー21の基部21aが支軸22でもって揺動自在に枢着され、該打球レバー21の先端の弾発部21bは、外レール10の一端の球発射位置決め部10aの孔10bに嵌脱自在に遊嵌され、支軸22より上方に位置した打球レバー21の中央係止ピン21cに引張りコイルスプリング23の一端が係止されており、該引張りコイルスプリング23の引張りバネ力により、打球レバー21は、反時計方向(図3では時計方向)へ付勢されて、ストッパー24に係止されるようになっている。
【0031】
また、打球レバー21より下方へ位置して球発射用ステッピングモータ25が配置され、該球発射用ステッピングモータ25の回転軸25aと一体のカム26が、前記打球レバー21の下端ローラ21dに隣接しており、カム26が反時計方向(図3では時計方向)へ1回転する毎に、打球レバー21の下端ローラ21dがカム26に押されて、1回だけ往復揺動され、打球レバー21の先端弾発部21bが球8と衝突し、球8が1個ずつ発射されるようになっている。
【0032】
さらに、前記引張りコイルスプリング23の他端はプーリ27に係止され、該プーリ27と一体の揺動レバー28は、プーリ27とともに軸29により往復揺動可能に枢支され、該揺動レバー28と、後記操作ハンドル40の巻取りプーリ36とにワイヤー30の両端が係止され、該揺動レバー28と巻取りプーリ36との間にアイドラプーリ31が配設され、該アイドラプーリ31にワイヤー30が巻付けられており、操作ハンドル40の巻取りプーリ36が、図3に図示の放置位置から時計方向(図3では反時計方向)へ所定角度回転すると、その回転角度に対応して引張りコイルスプリング23が引延ばされて、引張りコイルスプリング23の張力が増大し、球8が強く発射されるようになっている。
【0033】
さらにまた、図3に図示されるように、外レール10の一端上方に位置して、球送りレール32の下端32aが配置され、該球送りレール32の下端32aに対向して、球送りレバー33が上下に揺動自在に配設されており、その上方の球送りソレノイド34のオン・オフにより、その都度、球送りレール32の下端32a上の球8が、1個ずつ球送りレバー33の球受け切欠き33aを介して外レール10の一端の球発射位置決め部10aに供給されるようになっている。
【0034】
また、図8および図9に図示されるように、操作ハンドル40の回転静止手段は、円筒状に形成されたハンドル基体41と、該ハンドル基体41の前面中央に形成された円筒孔42における係止突縁43に、該円筒孔42に向う放射状突条(図示されず)に嵌合された周方向に亘り3個に分割された円弧状分割片44と、該円弧状分割片44の周方向中央部にて放射方向に一体に突設された板バネ状のラチェット爪45と、該ラチェット爪45の反時計方向側に接して円弧状分割片44に一体に設けられた弯曲阻止板46とでもって構成されている。
【0035】
さらに、操作ハンドル40の回転操作手段は、前記ハンドル基体41の円筒孔42の中心線に対し同芯状に回転自在に嵌合される複数の指掛け部48を備えた回転握り体49と、該回転握り体49の内周面に周方向に亘って多数形成されたラチェット歯50と、回転握り体49の前面を覆う合成樹脂製前面カバー51と、前記回転握り体49の後端部に取付けネジ52により一体に取付けられた後面カバー53とよりなり、ハンドル基体41の下部を除いてその外周を覆う回転握り体49とその後方の後面カバー53とでもって、ハンドル基体41に対し回転握り体49は、前後には移動せずに時計方向または反時計方向へ回転しうるようになっている。
【0036】
なお、図6、図7および図10に図示されるように、ラチェット歯50の反時計側面50aは、回転握り体49の回転中心に指向し、ラチェット歯50の時計側面50bは回転握り体49の回転中心に向う面に対して傾斜している。
【0037】
さらにまた、図8および図9に図示されるように、操作ハンドル40の静止状態解除手段は、円錐台状押込み体55と、該円錐台状押込み体55を常に前方へ付勢する圧縮コイルスプリング58と、前記円錐台状押込み体55の前方に一体に設けられた合成樹脂製カバー59とよりなり、前記円錐台状押込み体55の基端鍔部56は、ハンドル基体41の円筒孔42に前後に摺動自在に嵌合されるとともに、圧縮コイルスプリング58のバネ力により円錐台状押込み体55が前方へ付勢されても、円錐台状押込み体55がハンドル基体41より前方へ突出しないように、円錐台状押込み体55の基端鍔部56はハンドル基体41の係止突縁43に係止されている。
【0038】
しかも、円錐台状押込み体55の外周面55aは円錐面状に先細に形成されるとともに、該円錐台状押込み体55の外方の円弧状分割片44の内周面44aも該円錐台状押込み体55の外周円錐面55aに接するように円錐面状に形成されており、図8に図示されるように、円錐台状押込み体55の基端鍔部56がハンドル基体41の係止突縁43に係止した状態では、3個の円弧状分割片44の端面44bは、図6に図示されるように、間隙57が存在するようになっている。
【0039】
そして、円弧状分割片44の外周面44cには、ゴム製リング47が嵌合されており、円錐台状押込み体55が押込まれた際には、ゴム製リング47の収縮バネ力により、3個の円弧状分割片44が相互に接近して、図7に図示するように円弧状分割片44の端面44bが相互に接触し、ラチェット爪45がラチェット歯 50より外れるようになっている。
【0040】
また、図8および図9に図示されるように、ハンドル基体41の下方に静止状態解除保持手段たる解除保持ソレノイド60が設けられており、該解除保持ソレノイド60の可動片(図示されず)と一体の可動軸61がハンドル基体41を貫通して円錐台状押込み体55の基端鍔部56に係脱自在に係合されるようになっている。
【0041】
さらに、図3および図8、9に図示されるように、後面カバー53には、回転握り体49の回転中心線と同軸の回転軸35が一体に突設され、該回転軸35の後端に、巻取りプーリ36が一体に嵌着され、該巻取りプーリ36の外周に切欠き37が形成され、該切欠き37に隣接して起動スイッチ38が配設されており、巻取りプーリ36が時計方向(図3では反時計方向)へ回転して起動スイッチ38の可動接片39が巻取りプーリ36の切欠き37から外れると、起動スイッチ38がオンして球発射用ステッピングモータ25が回転を始めるようになっている。
【0042】
図1ないし図12に図示の実施形態は前記したように構成されているので、引張りコイルスプリング23の引張りバネ力により、回転軸35および回転握り体49が初期位置に戻り、解除保持ソレノイド60が非励磁に設定された状態では、図8に図示されるように、解除保持ソレノイド60の可動軸61が後退して、可動軸61の先端は円錐台状押込み体55の基端鍔部56より外れ、円錐台状押込み体55は、圧縮コイルスプリング58のバネ力により前方へ付勢され、3個の円弧状分割片44は円錐台状押込み体55の外周円錐面55aによって半径方向へ押されて、図6に図示されるように、円弧状分割片44の端面44bは相互に離れて、間隙57が存在する結果、図10に拡大して図示されるように、円弧状分割片44と一体のラチェット爪45の先端45aは、回転握り体49のラチェット歯50の先端50cに係合される。
【0043】
この図10に図示された状態において、回転握り体49を時計方向へ回転させると、回転握り体49と一体のラチェット歯50に係合されているラチェット爪45は、図11に図示されるように、時計方向へ弯曲し、ラチェット爪45の弯曲が、図12に図示された状態以上に弯曲した時に、ラチェット爪45の先端45aはラチェット歯50の先端50cより外れ、回転握り体49はラチェット歯50の1歯分だけ回転する。
【0044】
このように、回転握り体49の時計方向回転は、ラチェット歯50の1歯分だけ節度感を持って、行なわれるが、回転握り体49の反時計方向回転力には、ラチェット爪 45の弯曲が弯曲阻止板46によって抑制され、回転握り体49は反時計方向には回転できない。
【0045】
そして、回転握り体49が初期状態から或る角度回転すると、起動スイッチ38の可動接片39が巻取りプーリ36の切欠き37から外れて巻取りプーリ36の円筒面36aに押され、起動スイッチ38がオンされて、球発射用ステッピングモータ25が回転を始める。
【0046】
このように球発射用ステッピングモータ25が回転を始めても、回転握り体49の回転角度が小さい間は、揺動レバー28の揺動角も小さく、引張りコイルスプリング23のバネ力も小さいので、打球レバー21の揺動速度は低いが、回転握り体49の回転角度が大きくなるにつれて、打球レバー21の揺動速度が増大し、球8の発射速度が増加する。
【0047】
また、回転握り体49からプレイヤーが手を離した状態では、引張りコイルスプリング23のバネ力により、回転握り体49が反時計方向(図3では時計方向)に戻ろうとして、回転握り体49と一体のラチェット歯50の先端50aがラチェット爪45の先端45aを反時計方向へ押しても、弯曲阻止板46によってラチェット爪45の反時計方向の弯曲が阻止され、回転握り体49はその回転角状態を保持することができる。
【0048】
さらに、プレイヤーは回転握り体49を時計方向へ回転させる力を抜いて、合成樹脂製カバー59を押すと、合成樹脂製カバー59は圧縮コイルスプリング58のバネ力に打勝ってハンドル基体41の円筒孔42内に押込まれ、3個の円弧状分割片44はゴム製リング47のバネ力によってハンドル基体41の中心に向って移動する結果、ラチェット歯50の先端50cに係合していたラチェット爪45の先端45aが外れ、引張りコイルスプリング23のバネ力により巻取りプーリ36および回転握り体49は反時計方向へ回転し、初期状態に復帰することができる。
【0049】
さらにまた、ラチェット歯50へのラチェット爪45の係合を解除して、回転握り体49を時計方向のみならず反時計方向にも自由に回転操作しようとする場合には、図9に図示するように、合成樹脂製カバー59および円錐台状押込み体55を奥へ押込んだ状態で、解除保持ソレノイド60をオンさせると、その可動軸61が突出して、その先端61aが円錐台状押込み体55の基端鍔部56に係合し、3個の円弧状分割片44が中心に寄って、ラチェット爪45の先端45aが、ラチェット歯50の先端50cから常に外れるので、回転握り体49のいずれの方向への回転操作も可能となる。
【0050】
図1ないし図12に図示の実施形態では、ハンドル基体41を中心部に、回転握り体49を外周側に位置し、該ハンドル基体41に円弧状分割片44を介してラチェット爪45を設け、回転握り体49の内周にラチェット歯50を形成したが、前記ハンドル基体41の外周にラチェット歯50を形成し、回転握り体49に円弧状分割片44を介してラチェット爪45を設けてもよい。
【0051】
また、図13ないし図16に図示の実施形態のように、回転操作手段たる回転握り体49の中心部49aの外周にラチェット歯50を形成し、回転静止手段たるハンドル基体41に設けられた3個の円弧状分割片44の内周にラチェット爪45を形成してもよい。
【0052】
該実施形態では、図15、図16に図示されるように、ハンドル基体41の外周部前面にリング状溝62が形成され、該リング状溝62に円弧状分割片44の後部が遊嵌され、該円弧状分割片44には、回転軸35に向ってガイド孔63が形成され、前記ハンドル基体41の外周部から回転軸35に指向してネジ64が螺合されるとともに該ネジ64の先端がガイド孔63に嵌挿されており、該円弧状分割片44はガイド孔63とネジ64とで回転軸35を通る放射線に沿い往復移動できるようになっている。
【0053】
さらに、回転軸35に向い円弧状分割片44を可動軸61が貫通するように、円弧状分割片44の外周に解除保持ソレノイド60が一体に設けられ、回転握り体49が図16に図示されるように押込まれた状態にて、前記可動軸61の延長線に位置して、周方向に向う周方向ガイド溝65が回転握り体49の後方外周部49bに形成されている。
【0054】
図13ないし図16に図示の実施形態は、前記したように構成されているので、回転握り体49が前方へ位置した図13および図15に図示されている状態では、ラチェット爪45はラチェット歯50に係合されているが、図示されないスプリングのバネ力に打勝って、回転握り体49を後方へ押すと、図14および図16に図示されるように、円錐台状押込み体55の周錐面55aによって、円弧状分割片44が回転軸35から放射方向に押され、ラチェット爪45はラチェット歯50から外れる。
【0055】
そして、この状態で解除保持ソレノイド60をオンすると、可動軸61が突出して回転握り体49の周方向ガイド溝65に係合し、このラチェット離脱状態が保持される。
【0056】
さらに、図17ないし図19に図示された他の一実施形態について説明する。
【0057】
操作ハンドル70のハンドル基体71の外周部71aは円筒状に形成され、該ハンドル基体71の円筒面部71aの後側に、10個のラチェット歯72が周方向へ亘り等間隔に形成されるとともに、円筒面71aと同心状の中心孔71bが形成され、回転握り体73(指掛け部は省略)の中心軸74がハンドル基体71の前方から後方へハンドル基体71の中心孔71bを貫通し、該回転握り体73の後端面がハンドル基体71の前面に接した状態にて、中心軸74の周方向溝74aにサークリップ76が係合されており、回転握り体73は、ハンドル基体71の中心孔71bを中心としていずれの方向へも回転自在にハンドル基体71に枢支されている。
【0058】
また、回転握り体73の外周部には、後方へ向ってリング状部75が突設され、該リング状部75の後端面75aに9個のラチェット爪77が周方向に亘り等間隔に枢軸78を介して揺動自在に枢着され、該ラチェット爪77の外側に位置してリング状部75の後端面75aにスプリング支持ピン79とスプリング受けピン80とが一体に設けられ、該スプリング支持ピン79にコイルスプリング81が嵌装され、該コイルスプリング81の両端はスプリング受けピン80とラチェット爪77とに係止されており、図17に図示されるように、該コイルスプリング81のバネ力によりラチェット爪77の先端77aはハンドル基体71の外周部71aまたはラチェット歯72に圧接されるようになっている。
【0059】
さらに、各ラチェット爪77の先端77aの外側に位置してリング状部75の後端面75aに、静止状態解除手段たる電磁石82がそれぞれ所要間隔を存して一体に取付けられ、該電磁石82の先端に相対してラチェット爪77に強磁性体の吸着片83が一体に設けられており、該電磁石82がオンされると、図18に図示されるように、ラチェット爪77は電磁石82に向って揺動されて、吸着片83を介し電磁石82に吸着され、ラチェット爪77はラチェット歯72に係合できないようになっている。
【0060】
図17ないし図19に図示の実施形態は、前記したように構成されているので、電磁石82がオフされている状態では、図17に図示されるように、各ラチェット爪77の先端77aはコイルスプリング81のバネ力でハンドル基体71の外周面71aに圧接され、回転握り体73は、時計方向(図17では反時計方向)へ回転しうるが、ラチェット歯72へのラチェット爪77の係合により、反時計方向(図17では時計方向)には回転できない。
【0061】
このため、初期状態から、球8の発射速度増加の方向へは回転握り体73を回転でき、かつその位置で、いずれかのラチェット歯72にいずれかのラチェット爪77の先端77aを係合させて、反時計方向へ回転できないように、回転握り体73を固定することができる。
【0062】
また、10個のラチェット歯72のいずれかに9個のラチェット爪77のいずれかを係合させるようになっているため、4°の角度間隔で小刻みにラチェット爪77を固定することができる。
【0063】
さらに、全電磁石82をオンさせれば、図18に図示されるように、全ラチェット爪77の先端77aはラチェット歯72に係合できない状態となるので、回転握り体73を時計方向にも、また、反時計方向にも自由に回転させることができる。
【0064】
図17ないし図19の図示の実施形態では、ハンドル基体71の外周面71aにラチェット歯72を形成するとともに、回転握り体73にラチェット爪77を設けたが、ハンドル基体71にラチェット爪77を設け、回転握り体73にラチェット歯72を形成してもよい。
【0065】
さらにまた、図20ないし図21に図示された請求項1、2、3、10に記載された発明の一実施形態について説明する。
【0066】
操作ハンドル90のハンドル基体91は円板状をなし、該ハンドル基体91の中心に中心孔91aが形成され、該ハンドル基体91の前面に当接しうる回転握り体92には、該ハンドル基体91の中心孔91aに嵌合しうる中心軸92aが形成され、該中心軸92aがハンドル基体91の中心孔91aに嵌合しかつハンドル基体91の前面に回転握り体92の後面が接した状態にて、中心軸92aの周方向溝92bにサークリップ93が係合されており、回転握り体92はハンドル基体91の中心孔91aを中心としていずれの方向にも回転できるようにハンドル基体91に枢支されている。
【0067】
また、回転握り体92の外周部には、後方へ向ってリング状部94が突設され、該リング状部94の内周部から回転握り体92の内部に向い周方向へ亘って等間隔にカム95が形成され、該カム95の奥に圧縮コイルスプリング96が装入されるとともにさらにローラ97が装入され、前記リング状部94の後面にリング板98が図示されないボルト等で一体に固着され、該リング板98にもカム95の延長位置にて孔98aが形成され、該孔98aにソレノイド99の可動片99aが遊嵌されている。
【0068】
図20ないし図21に図示の実施形態は前記したように構成されているので、ソレノイド99のオフ状態では、図20に図示されるように、圧縮コイルスプリング96のバネ力によりローラ97がハンドル基体91の外周面91aに接し、時計方向操作力(図21では反時計方向)に対して回転握り体92は何等の抵抗も受けず回転でき、これとは逆方向の操作力に対しては、ローラ97はハンドル基体91の外周面91aとカム95のカム底面95aにローラ97が喰込み、回転握り体92はその逆方向には回転できない。
【0069】
このように、時計方向への回転握り体92の回転時では、どの回転位置でも、逆方向への回転阻止機能が直ちに働くとともに、時計方向の回転握り体92を回転させるに必要な操作力が小さく、回転握り体92は軽快に回転できる。
【0070】
次に、ソレノイド99をオンさせると、ソレノイド99の可動片99aがカム95の奥に向って突出し、ローラ97がハンドル基体91の外周面91aから外れるため、一方向回転制御機能が喪失されて、いずれの方向にも回転握り体92は回転できる。
【0071】
最後に、図22ないし図24に図示された請求項1、2、3、11に記載された発明の一実施形態について説明する。
【0072】
操作ハンドル100 のハンドル基体101 は、図20ないし図21に図示の実施形態の操作ハンドル90のハンドル基体91と同様に円板状に形成され、回転握り体102 およびその中心軸102 aとサークリップ103 とリング状部104 とは、回転握り体92およびその中心軸92とサークリップ93とリング状部94と同様に形成されている。
【0073】
また、リング状部104 のみにカム105 が形成され、該カム105 のカム面部106 は、リング状部104 とは別個に形成され、該リング状部104 の切欠き部104 aにカム面部106 が摺動自在に嵌装され、該カム面部106 にピン107 が突設されている。
【0074】
さらに、リング状部104 の端面104 bにカム駆動リング108 が添接され、該カム駆動リング108 の案内長孔108 aに前記ピン107 が嵌合され、該カム駆動リング108 は図示されないソレノイド等の駆動手段により、回転握り体102 に対し案内長孔108 aの周方向長さ分だけ往復回転駆動されるようになっている。
【0075】
さらにまた、各カム105 にそれぞれローラ109 が装入され、しかもローラ109 をカム面部106 のカム面106 aから離す方向へ付勢するローラロック解除スプリング110 が設けられている。
【0076】
図22ないし図24に図示の実施形態は、前記したように構成されているので、図22に図示された状態で、回転握り体102 を時計方向(図23では反時計方向)へ力を加えると、ローラロック解除スプリング110 のバネ力によりローラ109 はカム面部106 のカム面106 aから離れ、回転握り体102 はその方向へは軽く回転できる。
【0077】
これに対して、逆方向への力に対しては、ローラ109 はカム面部106 のカム面106 aに喰込み、その方向には回転握り体102 は回転できない。
【0078】
しかし、カム駆動リング108 を図23に図示するように回転させると、カム面部106 は半径方向に移動してカムの機能を喪失するため、回転握り体102 はいずれの方向にも回転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願発明の電動式発射装置を備えたパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】操作ハンドルの要部拡大斜面図である。
【図3】電動式発射装置の一実施形態の要部斜視図である。
【図4】合成樹脂製カバーを除去した状態の操作ハンドルの回転握り体の正面図 である。
【図5】ハンドル基体の円弧状分割片,ラチェット爪,弯曲阻止板の正面図である。
【図6】円錐台状押込み体を押込まない状態で、回転握り体のラチェット歯にハンドル基体のラチェット爪が係合した状態の正面図である。
【図7】円錐台状押込み体を押込んだ状態で、回転握り体のラチェット歯からハンドル基体のラチェット爪が外れた状態の正面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿って截断した縦断側面図である。
【図9】図7のIX−IX線に沿って截断した縦断側面図である。
【図10】ラチェット歯にラチェット爪が係合した状態の要部拡大正面図である。
【図11】回転握り体を時計方向へさらに回転させてラチェット爪が弯曲した状態の要部拡大正面図である。
【図12】回転握り体を時計方向へさらに回転させてラチェット爪が弯曲してラチェット歯よりラチェット爪が外れる直前の要部拡大正面図である。
【図13】本発明の他の実施形態の横断面図である。
【図14】回転握り体を押した状態の横断面図である。
【図15】図13のXV−XV線に沿って截断した縦断側面図である。
【図16】図14のXVI−XVI線に沿って截断した縦断側面図である。
【図17】さらに他の実施形態の背面図である。
【図18】ソレノイドをオンさせた状態の背面図である。
【図19】図19のXIX−XIX線に沿って截断した縦断側面図である。
【図20】図17に図示の実施形態と異なるさらに他の実施形態の背面図である。
【図21】図20のXXI−XXI線に沿って截断した縦断面図である。
【図22】さらに他の実施形態の一部欠截背面図である。
【図23】いずれの方向にも回転できる状態の一部欠截背面図である。
【図24】図22のXXIV−XXIV線に沿って截断した縦断面図である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機、2…矩形状外枠、3…開閉扉、4…金枠、5…ガラス板、6…打球供給皿、7…余剰球受皿、8…球、9…遊技盤、10…外レール、11…内レール、12…釘、13…風車、14…入賞口、15…始動入賞口、20…電動式発射装置、21…打球レバー、22…支軸、23…引張りコイルスプリング、24…ストッパー、25…球発射用ステッピングモータ、26…カム、27…プーリ、28…揺動レバー、29…軸、30…ワイヤー、31…アイドラプーリ、32…球送りレール、33…球送りレバー、34…球送りソレノイド、35…回転軸、36…巻取りプーリ、37…切欠き、38…起動スイッチ、39…可動接片、40…操作ハンドル、41…ハンドル基体、42…円筒孔、43…係止突縁、44…円弧状分割片、45…ラチェット爪、46…弯曲阻止板、47…ゴム製リング、48…指掛け部、49…回転握り体、50…ラチェット歯、51…前面カバー、52…取付けネジ、53…後面カバー、55…円錐台状押込み体、56…基端鍔部、57…間隙、58…圧縮コイルスプリング、59…合成樹脂製カバー、60…解除保持ソレノイド、61…可動軸、62…リング状溝、63…ガイド孔、64…ネジ、65…周方向ガイド溝、70…操作ハンドル、71…ハンドル基体、72…ラチェット歯、73…回転握り体、74…中心軸、75…リング状部、76…サークリップ、77…ラチェット爪、78…枢軸、79…スプリング支持ピン、80…スプリング受けピン、81…コイルスプリング、82…電磁石、83…吸着片、90…操作ハンドル、91…ハンドル基体、92…回転握り体、93…サークリップ、94…リング状部、95…カム、96…圧縮コイルスプリング、97…ローラ、98…リング板、99…ソレノイド、100 …操作ハンドル、101 …ハンドル基体、102 …回転握り体、103 …サークリップ、104 …リング状部、105 …カム、106 …カム面部、107 …ピン、108 …カム駆動リング、109 …ローラ、110 …ローラロック解除スプリング。

Claims (2)

  1. 操作ハンドルの回転操作量に対応して遊技球の発射速度が調節されるパチンコ遊技機の電動式発射装置において、
    前記操作ハンドルは、回転静止手段と回転操作手段と静止状態解除手段と静止状態解除保持手段とを備え、
    該静止状態解除保持手段は、前記回転静止手段に対する前記回転操作手段の係止解除状態を保持するように構成され、
    前記回転静止手段と前記回転操作手段とには、前記遊技球の発射速度増大方向へ該回転操作手段の回転を許すワンウェイクラッチ機構が介装され、
    該ワンウェイクラッチは、前記回転操作手段の内周側に形成されたラチェット歯またラチェット爪と、前記回転静止手段の外周側に形成されたラチェット爪またはラチェット歯とよりなり、
    前記静止状態解除手段は、前記ラチェット爪を前記ラチェット歯より外し、前記ワンウェイクラッチ機構の一方向係止を解除するように動作し、
    前記ラチェット爪は、板バネ製であり、該板バネ製ラチェット爪は、前記遊技球発射速度増大方向への回転操作手段の回転を可能とするように弯曲でき、前記板バネ製ラチェット爪は逆方向には弯曲できないように形成され、
    前記ラチェット爪が形成されている回転静止手段または回転操作手段は、前記回転操作手段の回転中心線を通る放射面を境にして複数個に分割され、該回転静止手段または回転操作手段の分割片は、前記静止状態解除手段の動作により、前記回転操作手段の回転中心から放射方向に延びる放射線に沿い往復動して、前記ラチェット爪が前記ラチェット歯に係脱しうることを特徴とするパチンコ遊技機の電動式発射装置。
  2. 前記静止状態解除手段は円錐面に形成され、
    前記静止手段または回転操作手段の分割片には、該静止状態解除手段の円錐面に接触しうるガイド円錐面が形成され、
    前記静止状態解除手段は、前記回転静止手段または回転操作手段に対し、前記回転操作手段の回転中心線に沿い摺動し、該回転静止状態解除手段の摺動に対応して前記回転静止手段または回転操作手段の分割片は、前記回転操作手段の回転中心から放射方向に延びる放射線に沿い往復動して、前記ラチェット爪が前記ラチェット歯に係脱しうることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の電動式発射装置。
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