JP5156785B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を発射して遊技盤上に送り込むことにより遊技が行われる遊技機に関する。
パチンコ遊技機では、遊技球が発射装置により発射されて遊技盤上の遊技領域に送り込まれることによって遊技が行われる。発射装置による遊技球の発射は、遊技機に設けられたハンドルを操作することによって制御される。遊技球の発射操作は、通常、ハンドルに設けられたレバーを一定方向に回転させて行う。そして、レバーの回転量によって発射の強さを調節することができる。また、このレバーは、コイルバネ等によって、上記の発射操作の回転方向とは反対の方向へ力を与えられている。これにより、遊技者がハンドル(レバー)から手を離すと、レバーは初期位置に戻り、発射装置が遊技球を発射する動作が停止する。
これに対し、遊技者がハンドルから手を離しても、レバーが直ちに初期位置に戻らない方が望ましい場合もある。例えば、遊技中に、遊技者が何らかの必要のためにハンドルから手を離し、レバーが初期位置に戻ってしまった場合、手を離す前の発射強度に戻すためにレバーを調整する間に、数個の遊技球が遊技者の意図しない発射強度で発射されてしまう。このような事態を回避するため、従来、遊技者がハンドルから手を離した際にレバーの位置を固定する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、ダイヤル(レバー)とハンドルカバーとの間の摩擦力によってハンドルに対するダイヤルの位置を固定し、遊技者がダイヤルから手を離してもダイヤルが初期位置に戻らないようにする構成が開示されている。
特開2001−17627号公報
遊技機において、遊技者がハンドルから手を離しても、遊技球の発射強度を調整するためのレバーが初期位置に戻らない方が望ましい場合がある。一方で、レバーの位置を固定してしまうと、遊技者が遊技を辞めたり、長時間中断したりするためにハンドルから手を離して遊技機から離れた場合にも、レバーの位置が初期位置に戻らず、そのまま保持されてしまうという問題があった。
そこで本発明は、レバーの位置を固定することなく、かつ遊技者が手を離しても直ちにレバーが初期位置に戻らないハンドルを備えた遊技機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明は、次のような遊技機として実現される。この遊技機は、遊技盤の遊技領域へ遊技球を発射する発射装置と、この発射装置による遊技球の発射を操作するための操作部151とを備える。操作部151は、遊技者により操作され、この操作による初期位置からの動作量に応じて遊技球の発射強度を制御するためのレバー152と、このレバー152の動作に伴って回転する主歯車11と、レバー152が初期位置に戻る際の主歯車11の回転方向に対して制動力を作用させる制動手段と、を備える。
より詳細には、操作部151の制動手段は、主歯車11と噛み合う副歯車12と、この副歯車12を支持し、レバー152が初期位置に戻る際に、副歯車12に、主歯車11の回転軸に近づく方向へ移動させる力を与える支持部と、を備える。
さらに、この支持部は、副歯車12を回転自在に支持し、所定の固定軸を支点として回転する腕部13を備える。そして、この腕部13は、主歯車11の回転を副歯車12が受けることにより、副歯車12を主歯車11の回転軸に近づく方向へ移動させるように振れる。
また、より好ましくは、上記構成において、副歯車12を回転させるために、主歯車11を回転させるために要する力よりも大きい力を要することとする。
あるいは、腕部13と固定軸との接続部分または腕部13と副歯車12の回転軸の接続部分の少なくとも一方に、弾性部材を介在させる。
さらに好ましくは、上記構成において、特定の場合、具体的には、遊技者が前記レバー152に触れている場合に、副歯車12を主歯車11とは噛み合わない状態で保持し、主歯車11の回転に対する制動力が作用しないようにする切り替え手段21、22をさらに備える構成とする。
上記の目的を達成する他の本発明は、次のような遊技機として実現される。この遊技機は、遊技盤の遊技領域へ遊技球を発射する発射装置と、この発射装置による遊技球の発射を操作するための操作部151とを備える。操作部151は、遊技者により操作されて回転するレバー152と、このレバー152を遊技者によって操作された位置から初期位置へ復帰させる復帰機構と、レバー152が遊技者によって操作された位置から初期位置へ向けて動作する場合に、レバー152の回転軸に回転部材12を押し付けることにより、レバー152の回転動作に対して制動力を作用させる制動手段と、を備える。
より好ましくは、上記構成において、遊技者がレバー152に触れている場合に、回転部材12をレバー152の回転軸に押し付けられない状態で保持し、遊技者がレバー152に触れておらず、復帰機構によってレバー152が初期位置へ向けて動作する場合に、回転部材12の保持を解除する切り替え手段21、22をさらに備える。
なお、本欄における上記符号は、本発明の説明に際して例示的に付したものであり、この符号により本発明が減縮されるものではない。
本発明によれば、レバーの位置を固定することなく、かつ遊技者が手を離しても直ちにレバーが初期位置に戻らないハンドルを備えた遊技機を提供することができる。
本実施形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の部分平面拡大図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の制御ユニットの全体構成を示す図である。 本実施形態の遊技制御部の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態の遊技制御部の主要動作を示すフローチャートである。 本実施形態の演出制御部の主要動作を示すフローチャートである。 図6のコマンド受信処理の内容を示すフローチャートである。 図7の演出選択処理の内容を示すフローチャートである。 図7の当たり演出選択処理の内容を示すフローチャートである。 本実施形態におけるタッチパネルの構成を説明する図である。 本実施形態におけるハンドルの構成を示す斜視図である。 本実施形態におけるハンドルの断面図である。 図12に示すハンドルのレバーを時計回り方向へ回転させた場合の遅回転機構の動作を示す図である。 図12に示すハンドルのレバーを反時計回り方向へ回転させた場合の遅回転機構の動作を示す図である。 他の実施形態における遅回転機構を備えたハンドルの断面図である。 本実施形態における遅回転機構の切り替え手段の動作を説明する図であり、切り替え手段により遅回転機構が非作動となっている状態を示す図である。 本実施形態における遅回転機構の切り替え手段の動作を説明する図であり、切り替え手段により遅回転機構が作動する状態を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150と、を備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
遊技盤110は、本体フレーム(不図示)に取り付けられており、前面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112とを備えている。
本実施形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、液晶ディスプレイ等による表示画面を備え、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に図柄により報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。
また、遊技盤110の前面に、演出を行う演出部材としての可動役物115および盤ランプ116を備えている。可動役物115は、遊技盤110に対して可動に構成され、可動による各種の演出を行い、また、盤ランプ116は、発光することで光による各種の演出を行う。
遊技領域111には、遊技球が落下する方向に変化を与えるための図示しない遊技くぎおよび風車等が配設されている。また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。
本実施形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121と、第1始動口121の下方に位置し、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選が始動する第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124と、が遊技盤110に配設されている。第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の回動部材が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する電動チューリップ123を備えている。
また、本実施形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、第2始動口122の下方に位置し、特別図柄抽選の結果に応じて開放する大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126と、が遊技盤110に配設されている。
なお、本実施形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例や他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
また、遊技盤110の裏面には、内部抽選および当選の判定等を行う遊技制御基板、演出を統括的に制御する演出制御基板、画像および音による演出を制御する画像制御基板、各種のランプおよび可動役物115による演出を制御するランプ制御基板などの図示しない各種の基板等が取り付けられる。また、遊技盤110の裏面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源(不図示)が配設されている。
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、供給装置が発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく皿153(図2参照)と、を備えている。この皿153には、例えば払い出しユニットによる払出球が払い出される。
また、枠部材150は、発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、皿153に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための取り出しボタン155と、を備えている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
図2は、パチンコ遊技機100の部分平面拡大図である。
パチンコ遊技機100の枠部材150は、遊技者が演出に対する入力を行うための入力装置を備えている。図2に示すように、本実施形態では、入力装置の一例として、演出ボタン161と、演出ボタン161に隣接するポインティングデバイスとしてのタッチパネル162と、が枠部材150に配設されている。
遊技者は、タッチパネル162の所定の位置に指で触れることにより、例えば画像表示部114に表示されている複数の画像のいずれかを指示して選択することが可能である。また、遊技者は、タッチパネル162を指でなぞることにより、所定の数字や記号等を入力することが可能である。
なお、本実施形態のタッチパネル162としては、例えば、低圧の電界を形成したパネルの表面電荷の変化を検知することで指が触れた位置を電気的に検出する静電容量方式や、互いに離間する電極の指が触れた位置が非通電状態から通電状態に変化することによりその位置を電気的に検出する抵抗膜方式等の公知技術を用いることが可能である。後者の方式による場合には、指入力のほかにペンを用いたペン入力も可能である。
また、本実施形態のタッチパネル162を、演出制御部300により制御される表示画面を備えて構成することも考えられる。
〔パチンコ遊技機の機能構成〕
図3は、パチンコ遊技機の制御ユニットの全体構成を示す図である。
図3に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。遊技制御部200、演出制御部300、画像/音響制御部310、ランプ制御部320および払出制御部400の各々は、遊技盤の後面に配設されたメイン基板としての遊技制御基板、さらにはサブ基板としての演出制御基板、画像制御基板、ランプ制御基板、および払出制御基板において個別に構成されている。
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行う。具体的には、遊技制御部200は、始動口への遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行い、内部状態の設定や電動チューリップの動作の設定を行い、設定に応じた電動装置の制御を行う。また、遊技制御部200は、これらの設定内容を演出制御部300に送る。さらに、遊技制御部200は、遊技球の入賞に応じて賞球の払出を払出制御部400に指示する。また、払出制御部400から払い出した賞球の個数に関する情報を取得し、払い出した賞球の個数を管理する。
次に、演出制御部300は、遊技制御部200から送られる遊技状態の内容に基づいて、実行する演出を設定する。その際に、演出ボタン161またはタッチパネル162を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。また、演出制御部300は、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
画像/音響制御部310は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、画像表示部114による画像表示および音響出力部520による音声出力を制御する、画像/音響制御手段である。画像/音響制御部310には不揮発性のメモリ(例えばROM)が設けられており、このメモリには、演出において用いられる各種の画像データや楽曲、効果音等の音響データが記憶されている。演出において用いられる各種の画像データや楽曲、効果音等の音響データが記憶されている。そして、画像/音響制御部310は、演出制御部300により設定された演出に応じて、所望の画像データや音響データを上記メモリから読み出し、画像表示部114および音響出力部520に送る。
画像表示部114は、画像データに基づき画像の表示や切り替えを制御するためのコントローラと液晶ディスプレイ等の表示画面(図1においては、この表示画面が図示されている)とを備え、画像/音響制御部310から受け取った画像データに基づいて、表示画面に背景画像や図柄画像を表示する。
音響出力部520は、音響データを再生するコントローラとスピーカ(図1に示すスピーカ156)とを備え、音響データを画像/音響制御部310から受け取った音響データに基づいて、スピーカから楽曲や効果音、音声等を出力する。
ランプ制御部320は、盤ランプ116や枠ランプ157の発光、および可動役物115の動作を制御するための処理を行う、演出部材制御手段である。また、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、盤ランプ116や枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御する。また、ランプ制御部320は、可動役物115の動作を制御する。
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の処理を行う。具体的には、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
〔遊技制御部の機能構成〕
続いて、遊技制御部200の機能構成を説明する。
図4は、遊技制御部200の機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、遊技制御部200は、各種抽選処理を実行する機能部として、特別図柄抽選部231と、普通図柄抽選部232と、特別図柄変動制御部233と、特別図柄抽選結果判定部234と、普通図柄制御部237と、を備えている。特別図柄抽選部231および特別図柄抽選結果判定部234は、抽選手段として機能する。
また、遊技制御部200は、特別図柄変動に伴う処理を実行する機能部として、変動パターン選択部235と、遊技進行制御部236と、を備えている。
さらに、遊技制御部200は、各種役物の動作制御や賞球等に関するデータ処理を実行する機能部として、大入賞口動作制御部238と、電動チューリップ動作制御部239と、賞球処理部240と、出力制御部241と、乱数制御部242と、を備えている。
特別図柄抽選部231は、第1始動口121や第2始動口122に遊技球が入賞した場合に、特別図柄の抽選を行う。
普通図柄抽選部232は、ゲート124を遊技球が通過した場合に、普通図柄抽選を行う。
特別図柄変動制御部233は、特別図柄の抽選が行われた場合に、その抽選結果に応じて特別図柄の変動を制御する。
特別図柄抽選結果判定部234は、特別図柄の抽選が行われた場合に、その抽選結果が「大当たりか否か」、「大当たりに当選した場合の大当たりの種類」、「大当たりに当選していない場合での小当たりかはずれか」を判定する。
ここで、「大当たり」の種類には、大当たり遊技の時間が長く多量の遊技球の払い出しが期待できる「長当たり」と、大当たり遊技の時間が短い「短当たり」とがある。例えば、「長当たり」では、大入賞口125の開状態が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで維持されるラウンドが例えば15回繰り返される。また、「短当たり」では、大入賞口125でのラウンドが例えば2回繰り返される。
さらに、「長当たり」には、大当たり遊技の終了後に確率変動(確変)遊技状態および時間短縮(時短)遊技状態の両方を発生させる「15ラウンド確変当たり」とも呼ばれる大当たりと、大当たり遊技の終了後に時短遊技状態のみを発生させ確変遊技状態は発生させない「通常大当たり」とも呼ばれる大当たりとがある。また、「短当たり」は、大当たり遊技の終了後に確変遊技状態を発生させ時短遊技状態を発生させない所謂「2ラウンド確変当たり」と呼ばれる大当たりである。
また、大当たりに当選していない場合の「小当たり」は、例えば大入賞口125の開閉が2回行われる小当たり遊技が行われ、終了した後においても小当たり当選時の遊技状態を継続する当たりである。すなわち、小当たり当選時の遊技状態が確変遊技状態である場合には、小当たり遊技の終了後においても確変遊技状態が継続され、遊技状態は移行しない。同様に、小当たりの当選時の遊技状態が確率変動も時間短縮もしていない通常の遊技状態(通常遊技状態)である場合には、小当たり遊技の終了後においても通常遊技状態が継続され、遊技状態は移行しない。
また、「はずれ」では、「大当たり」でも「小当たり」でもなく、遊技者に有利となる上記の遊技状態の何れも設定されない。
変動パターン選択部235は、特別図柄の抽選結果が「大当たり」であった場合に、第1特別図柄表示器221や第2特別図柄表示器222にて表示する特別図柄の変動パターンを選択する。また、「リーチ演出を行うか否か」を判定する。ここでの「リーチ演出」とは、遊技者に大当たりを期待させるための画像表示部114等にて行われる演出である。
遊技進行制御部236は、各遊技状態において遊技の進行を制御する。
普通図柄制御部237は、普通図柄の抽選が行われた場合に、普通図柄の抽選結果が「当選かはずれであるか」を判定する。また、その抽選結果に応じて普通図柄の変動を制御する。
「当選」と判定された場合には、電動チューリップ123を規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開放し、第2始動口122への遊技球の入賞確率が高まる状態を発生させる。また、「はずれ」と判定された場合には、電動チューリップ123のこのような開放状態は発生されない。
大入賞口動作制御部238は、大入賞口125の開放動作を制御する。
電動チューリップ動作制御部239は、電動チューリップ123の開放動作を制御する。
賞球処理部240は、入賞や抽選に関する種々の役物への入賞個数の管理および入賞に応じた賞球の払い出しを制御する。
出力制御部241は、遊技制御部200から演出制御部300および払出制御部400へ制御用コマンドの出力を制御する。
乱数制御部242は、メイン制御手段やサブ制御手段による処理で用いられる各種の乱数値の更新を制御する。
〔遊技機の基本動作〕
次に、上記のように構成されたパチンコ遊技機100の基本動作を説明する。
パチンコ遊技機100の基本的な動作は、メイン制御手段である遊技制御部200により行われる。そして、この遊技制御部200の制御の下、サブ制御手段である演出制御部300により遊技上の演出の制御が行われ、払出制御部400により賞球の払い出しの制御が行われる。
図5は、遊技制御部200の主要動作を示すフローチャートである。
遊技制御部200は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図5に示す各処理を一定時間(例えば4ミリ秒)ごとに繰り返し実行する。図5を参照すると、乱数更新処理、始動口スイッチ(SW)処理、ゲートスイッチ(SW)処理、特別図柄処理、普通図柄処理、大入賞口処理、電動チューリップ(電チュー)処理、賞球処理、出力処理が順次実行される(ステップ501〜509)。
乱数更新処理(ステップ501)では、遊技制御部200の乱数制御部242は、メイン制御手段やサブ制御手段による処理で用いられる各種の乱数の値を更新する。
始動口スイッチ処理(ステップ502)では、遊技制御部200の特別図柄抽選部231は、図3の第1始動口スイッチ211および第2始動口スイッチ212の状態を監視し、スイッチがONとなった場合に、特別図柄抽選のための処理を実行する。
ゲートスイッチ処理(ステップ503)では、遊技制御部200の普通図柄抽選部232は、図3のゲートスイッチ214の状態を監視し、スイッチがONとなった場合に、普通図柄抽選のための処理を実行する。
特別図柄処理(ステップ504)では、遊技制御部200の特別図柄変動制御部233、特別図柄抽選結果判定部234、変動パターン選択部235、および遊技進行制御部236により、特別図柄変動およびこの図柄変動に伴う処理が行われる。
普通図柄処理(ステップ505)では、遊技制御部200の普通図柄制御部237により、普通図柄変動およびこの図柄変動に伴う処理が行われる。
大入賞口処理(ステップ506)では、遊技制御部200の大入賞口動作制御部238は、所定の条件に基づいて大入賞口125の開放動作を制御する。
電動チューリップ処理(ステップ507)では、遊技制御部200の電動チューリップ動作制御部239は、所定の条件に基づいて電動チューリップ123の開放動作を制御する。
賞球処理(ステップ508)では、遊技制御部200の賞球処理部240は、入賞個数の管理および入賞に応じた賞球の払い出しを制御する。
出力処理(ステップ509)では、遊技制御部200の出力制御部241は、演出制御部300および払出制御部400へ制御用コマンドを出力する。制御用コマンドは、ステップ508までの各処理において生成され、RAM等のメモリにセットされており、この出力処理で出力される。
〔演出制御部の動作〕
次に、演出制御部300の動作を説明する。
図6〜図9は、遊技制御部200からコマンドを受信した際の演出制御部300の動作を示すフローチャートである。
図6は、演出制御部300の主要動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、演出制御部300は、遊技制御部200からコマンドを受信するとコマンド受信処理を行う(ステップ601)。これにより、演出パターンが選択される。そして、演出制御部300は、選択した演出パターンの情報を含むコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送信するコマンド送信処理を行う(ステップ602)。これにより、画像表示部114への画像表示や音響出力、可動役物115の動作、盤ランプ116や枠ランプ157の発光等による演出が行われる。
図7は、コマンド受信処理(図6のステップ601)の内容を示すフローチャートである。
このコマンド受信処理において、演出制御部300は、まず、受信したコマンドが変動開始コマンドか否かを判断する(ステップ701)。変動開始コマンドであった場合(ステップ701でYes)、演出制御部300は、演出選択処理を実行する(ステップ702)。演出選択処理の詳細については後述する。
受信したコマンドが変動開始コマンドでない場合(ステップ701でNo)、またはステップ702の演出選択処理の実行後にコマンドを受信した場合、演出制御部300は、受信したコマンドが変動終了コマンドか否かを判断する(ステップ703)。変動終了コマンドであった場合(ステップ703でYes)、演出制御部300は、変動終了コマンドをメモリにセットする(ステップ704)。
受信したコマンドが変動開始コマンドおよび変動終了コマンドでない場合(ステップ701およびステップ703でNo)、またはステップ704の変動終了コマンドのセット後にコマンドを受信した場合、演出制御部300は、受信したコマンドが大当たり演出におけるオープニングを開始するためのオープニングコマンドか否かを判断する(ステップ705)。オープニングコマンドであった場合(ステップ705でYes)、演出制御部300は、当たり演出選択処理を実行する(ステップ706)。当たり演出選択処理の詳細については後述する。
受信したコマンドが変動開始コマンド、変動終了コマンドおよびオープニングコマンドでない場合(ステップ701、ステップ703およびステップ705でNo)、またはステップ706の当たり演出選択処理の実行後にコマンドを受信した場合、演出制御部300は、受信したコマンドが大当たり演出におけるエンディングを開始するためのエンディングコマンドか否かを判断する(ステップ707)。エンディングコマンドであった場合(ステップ707でYes)、演出制御部300は、エンディングコマンドをメモリにセットする(ステップ708)。
受信したコマンドが変動開始コマンド、変動終了コマンド、オープニングコマンドおよびエンディングコマンドでない場合(ステップ701、ステップ703、ステップ705およびステップ707でNo)、またはステップ708のエンディングコマンドのセット後にコマンドを受信した場合、次に演出制御部300は、受信したコマンドが客待ち状態に移行するための客待ちコマンドか否かを判断する(ステップ709)。客待ちコマンドであった場合、演出制御部300は、経過時間の計測を開始し(ステップ710)、メモリにおいて計測フラグをONにする(ステップ711)。一方、受信したコマンドが客待ちコマンドでなかった場合、メモリに保持されている計測フラグがONになっているか否かを判断する(ステップ712)。計測フラグがOFFであれば(ステップ712でNo)、コマンド受信処理を終了する。
計測フラグがONである場合(ステップ712でYes)、次に演出制御部300は、計測時間があらかじめ定められたタイムアップ時間に達したか否かを判断する(ステップ713)。タイムアップしていない場合(ステップ713でNo)、コマンド受信処理を終了する。一方、タイムアップした場合(ステップ713でYes)、演出制御部300は、客待ち演出を行うための客待ち演出コマンドをメモリにセットし(ステップ714)、メモリに保持されている計測フラグをOFFにしてコマンド受信処理を終了する(ステップ715)。
図8は、図7の演出選択処理(ステップ702)の内容を示すフローチャートである。
この演出選択処理において、演出制御部300は、まず受信した変動開始コマンドを解析する(ステップ801)。また、メモリの設定からパチンコ遊技機100の現在の動作モードを参照する(ステップ802)。そして、演出制御部300は、変動開始コマンドの解析結果および動作モードの情報に基づき、その動作モードで画像表示部114に表示する画像による図柄演出の演出パターン(図柄演出パターン)を選択する(ステップ803)。最後に、演出制御部300は、選択した演出パターンによる演出に用いられる画像データや音響データを不揮発性メモリから読み出し、これらのデータと共に、選択した演出を指示する図柄演出コマンドをメモリにセットして(ステップ804)、演出選択処理を終了する。
図9は、図7の当たり演出選択処理(ステップ706)の内容を示すフローチャートである。
この当たり演出選択処理において、演出制御部300は、まず受信したオープニングコマンドを解析し(ステップ901)、オープニングコマンドに含まれる情報に基づいてパチンコ遊技機100の動作モードを再設定する(ステップ902)。そして、演出制御部300は、オープニングコマンドから得られた情報に基づき、新たな動作モードにおける大当たり演出の演出パターン(当たり演出パターン)を選択する(ステップ903)。最後に、演出制御部300は、選択した演出パターンによる演出に用いられる画像データや音響データを不揮発性メモリから読み出し、これらのデータと共に、選択した演出を指示する当たり演出コマンドをメモリにセットして(ステップ904)、当たり演出選択処理を終了する。
以上のようにしてコマンド受理処理が完了すると、メモリには、図柄演出コマンド、変動終了コマンド、当たり演出コマンド、エンディングコマンドのいずれかがセットされている。この後、演出制御部300は、図6のコマンド送信処理(ステップ602)を行って、セットされたコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送信する。そして、画像/音響制御部310およびランプ制御部320が、受信したコマンドに基づき、画像表示部114への画像表示、音響出力、可動役物115の動作、盤ランプ116や枠ランプ157の発光等を制御して、設定された演出を実行する。
〔タッチパネルの構成〕
ここで、本実施形態のパチンコ遊技機100で演出用入力装置として用いられるタッチパネル162について説明する。
図10は、本実施形態におけるタッチパネル162の構成を説明する図である。図10(a)は、タッチパネル162およびタッチパネル162に関連する構成を示すブロック図であり、図10(b)は、タッチパネル162の操作パネル部30の縦断面図である。
図10(a)に示すように、タッチパネル162は、遊技者が演出用に直接操作する操作パネル部30と、操作パネル部30での遊技者による操作内容を特定するための処理を行う処理部40とを備える。なお、図示の構成では、処理部40をタッチパネル162が備えているが、演出制御部300が処理部40を備える構成としても良い。
タッチパネル162の処理部40は、処理結果を演出制御部300に出力する。演出制御部300は、タッチパネル162からのデータに基づいてコマンドを生成し、画像/音響制御部310に送信する。画像/音響制御部310は、送信されたコマンドに応じた画像演出を画像表示部114に行わせる。
図10(b)に示すように、操作パネル部30は、ガラス31と、ガラス31の一面に位置するシールド導電膜32と、ガラス31の他面に位置する導電膜33と、導電膜33を覆うコーティング膜34と、を有する。コーティング膜34の表面は、遊技者の指Fによる演出用の入力操作を可能とする領域である入力領域(タッチ面)Rが形成されている。操作パネル部30のガラス31の四隅には、不図示の電極および不図示のセンサが配設され、また、導電膜33により均一な電界が形成される。そして、遊技者の指Fによる入力操作が行われると、入力領域Rにおけるガラス31の四隅から指Fまでの距離に比例した静電容量の変化が生じる。不図示のセンサは、このような静電容量を連続測定し、測定結果を同図の(a)に示す処理部40に出力する。
演出用入力装置として、図10に示すようなタッチパネル162を用いることにより、ON/OFFの切り替え、選択、方向の指示といった単純な入力だけでなく、より複雑な入力操作を受け付けることができる。例えば、「○」、「×」等の簡単な記号や数字の入力を受け付けたり、操作パネル部30上での指Fの動きの軌跡を写し取って画像表示部114に表示される画像に反映させたりすることができる。
〔ハンドルの構成〕
次に、遊技球の発射動作を制御するためのハンドル151の構成について説明する。
図11は、ハンドル151の構成を示す斜視図である。
図11に示すように、ハンドル151は、円筒形状で、一端がパチンコ遊技機100の枠部材150に固定され、他端が略半球形上に形成されている。ハンドル151の略半径上に形成された端部151a付近には、環状のレバー152が、ハンドル151の軸の周りに回転可能に設けられている。このレバー152の外周縁には凹凸が形成されている。これにより、遊技者が端部151a側からハンドル151を握ると、レバー152の凹凸に指が掛かり、レバー152の回転操作が容易となる。また、レバー152は、静電容量の変化等に基づいて遊技者が触れたことを検出するタッチセンサを兼ねている。そして、遊技者がレバー152に触れていることを検出できない場合は、発射装置は動作せず、遊技球は発射されない。
ハンドル151の内部には、可変抵抗器(ロータリー・エンコーダ)151bが設けられている。可変抵抗器151bは、電磁アクチュエータ等の手段により遊技球を発射する発射機構(不図示)に接続されており、可変抵抗器151bの抵抗値が変化することによって、発射機構による遊技球の発射強度が変化する。また、可変抵抗器151bの軸151cは、レバー152に固定されている。このため、遊技者がレバー152を回転させると、これに伴って可変抵抗器151bの軸151cが回転し、その回転量(回転角度)に応じて可変抵抗器151bの抵抗値が変化する。
また、ハンドル151のレバー152付近に、停止ボタン154が設けられている。この停止ボタン154が押されると、発射装置が停止し、レバー152の操作量(回転量)にかかわらず遊技球が発射されなくなる。遊技者は、所望のタイミングで停止ボタン154を押すことにより、レバー152の操作量を維持したまま遊技球の発射を止めることができる。そして、停止ボタン154の作動を解除することにより、停止前の発射強度で直ちに遊技球の発射を再開することができる。
また、レバー152には初期位置が設定されており、レバー152が初期位置にあるときの可変抵抗器151bの抵抗値において、発射装置の発射機構が停止する。そして、通常は、図11に示したハンドル151の端部151a側から見て時計回り方向にレバー152を回転させることにより、その回転量に応じた発射強度で遊技球が発射される。
さらに、レバー152は、コイルバネ等によって実現される復帰機構(不図示)により、上記とは反対の方向、すなわちハンドル151の端部151a側から見て反時計回り方向へ回転するように力を与えられている。これにより、遊技者がハンドル151から手を離すと、レバー152は自動的に初期位置に復帰し、発射機構は停止する。
〔遅回転機構〕
上記のように、パチンコ遊技機100のハンドル151に設けられたレバー152は、遊技者がハンドル151から手を離すと、あらかじめ設定された初期位置に戻り、これによって発射機構が停止する。このため、遊技者が遊技を中断したり、遊技を終了してパチンコ遊技機100から離れたりする際に、発射機構が動作し続けてしまうことがない。しかし、演出用入力装置である演出ボタン161やタッチパネル162等を操作する場合等のように、一時的にハンドル151から手を離すものの、すぐに遊技を続行する場合は、レバー152が初期位置に戻らない方が好ましい。
演出用入力装置が、単なるボタンや選択キー等で構成され、単純な操作しか行うことができないものであれば、遊技者は、右手でハンドル151を持ちながら、左手で入力操作を行うことが容易である。しかし、タッチパネル162により文字や図形を描く等の複雑な入力操作を受け付ける場合、遊技者の利き手が右手であれば、左手で入力操作を行うことは困難であり、右手をハンドル151から離して入力操作を行う可能性が高いと考えられる。そこで、本実施形態では、遊技者がハンドル151から手を離した場合に、レバー152が時間をかけて初期位置に戻るようにするための遅回転機構をハンドル151に設けた。
図12は、ハンドル151の断面図である。
図12には、ハンドル151のレバー152付近を輪切りにした断面を、端部151a側から見た様子を示す。なお、図12には、遅回転機構を構成する部材のみが記載されており、図11に示した可変抵抗器151b、停止ボタン154等は記載されていない。
図12を参照すると、本実施形態の遅回転機構は、主歯車11と、遅回転歯車12と、遅回転歯車12を支持するための腕部13および固定軸14と、腕部の動作を妨げるストッパー15とを備えて構成される。
主歯車11は、レバー152の回転軸に固定されており、レバー152を回転させると、これに伴って回転する。
遅回転歯車12は、腕部13に回転自在に支持された歯車(副歯車)であり、腕部13の位置により主歯車11と噛み合う。そして、腕部13と共に、主歯車11の回転に対して制動力を与える制動手段として機能する。
腕部13は、遅回転歯車12の支持部であり、腕部13自身も主歯車11の回転軸(レバー152の回転軸)の近傍に設けられた固定軸14を支点として回転動作する。また、腕部13は、所定の位置を越えて回転しないように、ストッパー15により動作が規制される。腕部13の長さは、例えば、固定軸14と遅回転歯車12の回転軸と主歯車11の回転軸とがほぼ一直線上に並んだときに主歯車11と遅回転歯車12とがちょうど噛み合う長さよりも、僅かに長い程度とする。
以下、この遅回転機構の動作について説明する。
図13は、ハンドル151のレバー152を時計回り方向(すなわち、遊技球の発射強度を強める方向)へ回転させた場合の遅回転機構の動作を示す図であり、図14は、レバー152を反時計回り方向(すなわち、レバー152が初期位置へ戻る方向)へ回転させた場合の遅回転機構の動作を示す図である。
図13に示すように、レバー152の回転に伴って主歯車11が時計回り方向へ回転すると、この回転を受けて遅回転歯車12が反時計回り方向へ回転する。また、腕部13は、主歯車11が回転する力によって、反時計回り方向へ振られる。そのため、遅回転歯車12は、主歯車11の回転による力を受けると、自ら回転すると共に、腕部13の動作によって主歯車11から遠ざかる方向へ移動する。この結果、遅回転歯車12が主歯車11と噛み合わなくなるため、遅回転機構は、主歯車11の回転動作を妨げることなく受け流すこととなる。
一方、図14に示すように、レバー152の回転に伴って主歯車11が反時計回り方向へ回転すると、この回転を受けて遅回転歯車12が時計回り方向へ回転する。また、腕部13は、主歯車11が回転する力によって、時計回り方向へ振られる。しかし、図13の場合に、腕部13の振れによって遅回転歯車12が主歯車11から遠ざかる方向へ移動したのとは反対に、時計回り方向への腕部13の振れは、遅回転歯車12が主歯車11の回転軸へ近づこうとする動作となる。この腕部13の動作は、遅回転歯車12と主歯車11とをしっかりと噛み合わせると共に、主歯車11の回転に対する抵抗(制動力)として作用する。すなわち、この遅回転機構の動作により、主歯車11(レバー152)は、時計回り方向へ回転するときよりも、反時計回り方向へ回転するときの方が重くなる。
すなわち、本実施形態の遅回転機構は、レバー152の回転軸に、回転部材を押し付けることによって、レバー152の回転に対して制動力を作用させる。そして、本実施形態では、レバー152の回転軸に対して確実に回転部材を押し付けるための構成として、レバー152の回転軸に主歯車11を設け、回転部材として遅回転歯車12を用いている。この主歯車11と遅回転歯車12とが噛み合い、さらに遅回転歯車12が主歯車11の回転軸に近づく方向へ移動させる力が腕部13によって付与されることにより、レバー152の回転軸に対して回転部材である遅回転歯車12が確実に押し付けられることとなる。
上述したように、ハンドル151に設けられた復帰機構は、レバー152を反時計回り方向に回転させる。したがって、この復帰機構によるレバー152の復帰が行われる際に、遅回転機構による制動力が働くこととなる。このとき、遅回転歯車12が回転することによって、主歯車11の回転動作を受け流すため、レバー152の回転が止まってしまうことはない。しかし、腕部13の動作による抵抗のために、レバー152は、直ちに初期位置に戻るのではなく、遅回転機構が存在しない場合よりも遅い速度で回転し、初期位置へ復帰することとなる。
なお、遅回転歯車12の回転軸にゴム等の摩擦係数の大きい部材を介在させる等の手段によって、遅回転歯車12自体の回転に対する抵抗を大きくする(遅回転歯車12を回転させるために、ある程度以上の力を要するように構成する)ことができる。具体的には、例えば、遅回転歯車12を回転させるために要する力が主歯車11を回転させるために要する力よりも大きい(すなわち、主歯車11よりも遅回転歯車12の方が重い)ことが望ましい。このような構成とすれば、遅回転歯車12の回転軸に介在させる部材の種類を適宜選択することにより、遅回転歯車12の回転に対する抵抗を制御し、遅回転機構の制動力を調整することができる。
また、腕部13と固定軸14との接続部分に遊びを設け、かつゴム等の弾性部材を介在させても良い。このような構成とすれば、主歯車11の反時計回り方向への回転に応じて腕部13が振れる際に、この腕部13の動作によって生じる主歯車11の回転に対する抵抗が、弾性部材によってある程度吸収される。したがって、腕部13と固定軸14との間の遊びの量や介在させる弾性部材の種類を適宜選択することにより、遅回転機構の制動力を調整することができる。また同様に、腕部13と遅回転歯車12の回転軸との接続部分に遊びを設け、弾性部材を介在させて、腕部13の動作によって生じる主歯車11の回転に対する抵抗を吸収するように構成しても良い。
〔他の実施形態〕
図12乃至図14に示した遅回転機構は、上述したように、レバー152が遊技者の操作により回転した位置から初期位置に戻る際に、レバー152の動作に負荷(制動力)を与える。そのため、レバー152は、操作された位置からゆっくりと初期位置に復帰する。これは、遊技者が、タッチパネル162等を操作するために一時的にハンドル151から手を離した後、すぐに遊技を続行するような場合には都合が良い。しかし、レバー152の操作量(回転角度)を調整する場合等、遊技者が意図的にレバー152を反時計回り方向へ回転させる場合には、遅回転機構によって与えられる負荷がレバー152の操作に対する抵抗として作用する。レバー152に伴う主歯車11の回転を遅回転歯車12が回転して受け流すため、レバー152の回転が止まることはない。しかし、レバー152を時計回り方向へ回転させる操作よりも反時計回り方向へ回転させる操作の方が重く感じられるため、遊技者がレバー152の操作性に違和感を覚える可能性もある。そこで、他の実施形態では、遅回転機構の作動/非作動を切り替え可能とする。
〔他の実施形態における遅回転機構〕
本実施形態において、パチンコ遊技機100の全体構成およびタッチパネル162の構成は、上記の実施形態と同様である。また、ハンドル151の基本的な構成も、図11に示した上記実施形態のハンドル151と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
図15は、本実施形態における遅回転機構を備えたハンドル151の断面図である。
図15には、ハンドル151のレバー152付近を輪切りにした断面を、端部151a側から見た様子を示す。なお、図15には、遅回転機構を構成する部材のみが記載されており、図11に示した可変抵抗器151b、停止ボタン154等は記載されていない。
図15に示すように、本実施形態の遅回転機構は、主歯車11と、遅回転歯車12と、腕部13と、固定軸14と、ストッパー15とを備える。これらの構成は、図12に示した上記実施形態における遅回転機構と同様である。
さらに、本実施形態の遅回転機構は、遅回転機構の作動/非作動を切り替えるための切り替え手段として、腕部13および遅回転歯車12の位置を保持するためのフラッパー21と、フラッパー21の動作を制御するためのソレノイド22とを備える。
フラッパー21は、板状の部材であり、図15に示す例では、図示された遅回転歯車12の奥(ハンドル151におけるパチンコ遊技機100の枠部材150に固定された側)に配置されている。また、フラッパー21は、同図における上側の辺付近を回転軸によって支持されており、ここを軸として紙面の奥から手前へ揺れ動くように設置されている。
ソレノイド22は、通電されることによって生じる電磁力により、フラッパー21を動作させる。
図16および図17は、フラッパー21およびソレノイド22により構成される切り替え手段の動作を説明する図である。図16は、切り替え手段により遅回転機構が非作動となっている状態を示し、図17は、遅回転機構が作動する状態を示している。また、図16(a)および図17(a)は、それぞれの状態におけるハンドル151の断面図であり、図16(b)および図17(b)は、図16(a)および図17(a)の横断面図である。ただし、図16(b)および図17(b)においては、フラッパー21およびソレノイド22により構成される切り替え手段の動作および作用を説明するため、フラッパー21およびソレノイド22と、これによる作用を受ける構成部分のみを記載しており、主歯車11等は記載していない。
本実施形態では、遊技者がレバー152に触れている場合にソレノイド22が通電し、レバー152から手を離すことによってソレノイド22の電流が遮断されることとする。そして、ソレノイド22が通電すると、フラッパー21に対して斥力を作用させることとする。また、図16(b)および図17(b)に示すように、ソレノイド22からフラッパー21に対して斥力が作用すると、フラッパー21は、遅回転歯車12に向かって移動し、遅回転歯車12に当たる。反対に、ソレノイド22の電流が遮断され、フラッパー21に対する斥力が作用しなくなると、フラッパー21は、遅回転歯車12から離れる。
図16に示すように、ソレノイド22が通電してフラッパー21が遅回転歯車12に当たると、遅回転歯車12は、フラッパー21によって下から支えられる状態となる。そのため、主歯車11が時計回り方向へ回転した際に、図16(a)に示すように、主歯車11の回転によって遅回転歯車12が押し上げられると、この位置で(すなわち主歯車11と遅回転歯車12とが噛み合わない状態で)腕部13および遅回転歯車12が保持される。そして、遅回転歯車12が押し上げられた位置でフラッパー21により保持されているため、この状態で主歯車11が半時計回り方向へ回転しても、遅回転歯車12が主歯車11の回転軸へ近づく方向に腕部13が動作することはなく、主歯車11の回転に対する抵抗(制動力)は発生しない。すなわち、遊技者がレバー152に触れてソレノイド22が通電しているときは、遅回転機構は非作動となる。したがって、レバー152の操作量(回転角度)を調整する場合等、操作者がレバー152を持ったまま意図的に反時計回り方向へ回転させる場合には、遅回転機構は働かず、操作が重くなることはない。
一方、図17に示すように、ソレノイド22の電流が遮断されてフラッパー21が遅回転歯車12から離れると、遅回転歯車12はフラッパー21の支えを失う。そのため、図14を参照して説明した動作と同様に、主歯車11が反時計回り方向へ回転すると、遅回転歯車12が主歯車11の回転軸へ近づく方向に腕部13が動作し、主歯車11の回転に対する抵抗(制動力)が発生する。すなわち、遊技者がレバー152を離すことによってソレノイド22の電流が遮断されると、遅回転機構は作動状態となる。したがって、タッチパネル162を操作する場合等、操作者がレバー152を離した場合には、遅回転機構が働き、レバー152はゆっくりと反時計回り方向に回転することとなる。
なお、上記の構成例では、フラッパー21とこのフラッパー21の動作を制御するソレノイド22によって遅回転機構の切り替え手段を構成したが、具体的な切り替え手段の構成は、上記の構成に限定されるものではない。遊技者がレバー152に触れているか否かに応じて遅回転機構の作動/非作動を切り替え可能な手段であれば良い。
また、上記の構成例では、ソレノイド22が通電した際にフラッパー21に斥力が作用してフラッパー21が遅回転歯車12に当たる構成としたが、遅回転機構の作動/非作動を切り替える方式も、上記の例には限定されない。例えば、上記の例とは反対に、ソレノイド22が通電した場合にフラッパー21が遅回転歯車12から離れる構成とすることも可能である。この場合、ソレノイド22が通電していない状態で、バネ等の手段によってフラッパー21が遅回転歯車12に押し当てられるように構成する。そして、ソレノイド22が通電した際にフラッパー21に対して引力が作用して、フラッパー21が遅回転歯車12から離れるように構成する。さらにこの場合、遊技者がレバー152に手を触れることによってソレノイド22の電流が遮断され、レバー152から手を離すことによってソレノイド22が通電するように、電気的な構成がなされる。
また、本実施形態では、遊技者がレバー152に触れているか否かのみを条件として、遅回転機構の作動/非作動を切り替えることとした。これに対し、付加的条件として、遊技者が遊技者に演出ボタン161やタッチパネル162を操作するためにレバー152から手を離すことが想定される場合に、遅回転機構が作動するように制御することも可能である。具体的には、例えば、演出制御部300によりソレノイド22の電流のON・OFFを制御可能に構成する。そして、演出ボタン161やタッチパネル162の操作を促す演出が行われる場合に、遅回転機構が作動するように、ソレノイド22の電流のON・OFFを制御する。
さらに、上記2つの実施形態では、レバー152の回転に伴って回転する主歯車11と、この主歯車11に噛み合う遅回転歯車12と、遅回転歯車12を支持する腕部13、固定軸14およびストッパー15により遅回転機構を構成した。しかし、遅回転機構の構成は、上記の構成に限定されるものではない。主歯車11あるいはレバー152自体の回転に関し、その一方向の回転に対してのみ制動力を作用させ得る構成であれば良い。
11…主歯車、12…遅回転歯車、13…腕部、14…固定軸、15…ストッパー、21…フラッパー、22…ソレノイド、151…ハンドル、152…レバー

Claims (7)

  1. 遊技盤の遊技領域へ遊技球を発射する発射装置と、
    前記発射装置による遊技球の発射を操作するための操作部とを備え、
    前記操作部は、
    遊技者により操作され、当該操作による初期位置からの動作量に応じて前記遊技球の発射強度を制御するためのレバーと、
    前記レバーの動作に伴って回転する主歯車と、
    前記レバーが初期位置に戻る際の前記主歯車の回転方向に対して制動力を作用させる制動手段と、を備え、
    前記操作部の前記制動手段は、
    前記主歯車と噛み合う副歯車と、
    前記副歯車を支持し、前記レバーが初期位置に戻る際に、当該副歯車に、前記主歯車の回転軸に近づく方向へ移動させる力を与える支持部と、を備え、
    前記支持部は、前記副歯車を回転自在に支持し、所定の固定軸を支点として回転する腕部を備え、
    前記腕部は、前記主歯車の回転を前記副歯車が受けることにより、当該副歯車を当該主歯車の回転軸に近づく方向へ移動させるように振れること、を特徴とする遊技機。
  2. 前記副歯車を回転させるために要する力が、主歯車を回転させるために要する力よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記腕部と前記固定軸との接続部分または当該腕部と前記副歯車の回転軸の接続部分の少なくとも一方に、弾性部材を介在させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 特定の場合に、前記副歯車を前記主歯車とは噛み合わない状態で保持し、当該主歯車の回転に対する制動力が作用しないようにする切り替え手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記切り替え手段は、遊技者が前記レバーに触れている場合に、前記副歯車が前記主歯車と噛み合わない状態で保持することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 遊技盤の遊技領域へ遊技球を発射する発射装置と、
    前記発射装置による遊技球の発射を操作するための操作部とを備え、
    前記操作部は、
    遊技者により操作されて回転するレバーと、
    前記レバーを遊技者によって操作された位置から初期位置へ復帰させる復帰機構と、
    前記レバーが遊技者によって操作された位置から初期位置へ向けて動作する場合に、当該レバーの回転軸に回転部材を押し付けることにより、当該レバーの回転動作に対して制動力を作用させる制動手段と、を備え、
    前記操作部の前記制動手段は、
    前記主歯車と噛み合う副歯車と、
    前記副歯車を支持し、前記レバーが初期位置に戻る際に、当該副歯車に、当該主歯車の回転軸に近づく方向へ移動させる力を与える支持部と、を備え、
    前記支持部は、前記副歯車を回転自在に支持し、所定の固定軸を支点として回転する腕部を備え、
    前記腕部は、前記主歯車の回転を前記副歯車が受けることにより、当該副歯車を当該主歯車の回転軸に近づく方向へ移動させるように振れること、を特徴とする遊技機。
  7. 遊技者が前記レバーに触れている場合に、前記回転部材を前記レバーの回転軸に押し付けられない状態で保持し、遊技者が前記レバーに触れておらず、前記復帰機構によって当該レバーが初期位置へ向けて動作する場合に、前記回転部材の保持を解除する切り替え手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
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