JPH10258154A - パチンコ機のハンドル装置 - Google Patents

パチンコ機のハンドル装置

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JPH10258154A
JPH10258154A JP6470797A JP6470797A JPH10258154A JP H10258154 A JPH10258154 A JP H10258154A JP 6470797 A JP6470797 A JP 6470797A JP 6470797 A JP6470797 A JP 6470797A JP H10258154 A JPH10258154 A JP H10258154A
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JP
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fixed handle
handle
elastic
operation handle
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JP6470797A
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Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Fumie Yoshikawa
文江 吉川
Chiyoko Horii
知世子 堀井
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機のハンドル装置において、固定ハ
ンドル体と操作ハンドル体との間に差し込まれる異物が
原因となる固定ハンドル体や操作ハンドル体の損傷を防
止する。 【解決手段】 パチンコ機1の前側に回動不能に組み付
けられる固定ハンドル体35、41と、その固定ハンド
ル体35、41に対し回動操作可能に組み付けられる操
作ハンドル体50と、を備えたパチンコ機のハンドル装
置であって、固定ハンドル体35、41と操作ハンドル
体50との間には、弾性体よりなる弾性保護部材80、
81が介在されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパチンコ機のハン
ドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパチンコ機のハンドル装置にお
いて、図12の(A)に示すように、パチンコ機の前側
には、後側の固定ハンドル体135が回動不能に組み付
けられている。前記後側の固定ハンドル体135には、
操作ハンドル体150を間に挟んで前側の固定ハンドル
体141が組み付けられている。前記操作ハンドル体1
50の中心部には、回動軸161が回り止めされて一体
状に組み付けられている。また、図12の(C)に示す
ように、前記操作ハンドル体150の外周の回動操作部
157は、後側の固定ハンドル体135と前側の固定ハ
ンドル体141との間に回動操作可能に露出され、その
回動操作部157には所要数の操作用突部158が突設
されている。
【0003】前記後側の固定ハンドル体135と、操作
ハンドル体150との間、及び、操作ハンドル体150
と、前側の固定ハンドル体141との間には、操作ハン
ドル体150の回動操作性を考慮して僅かではあるが隙
間が設けられる。さらに、操作ハンドル体150の操作
用突部158と前側の固定ハンドル体141の外表面と
の間にも僅かではあるが隙間が設けられる。そして、操
作ハンドル体150の操作用突部158に指が掛けられ
ながら、その操作ハンドル体150が所定の方向に回動
操作されることで、その回動操作部157と一体に回動
する回動軸161を介してモータ等の玉発射用アクチュ
エータが起動し、これによって発射槌が発射動作され、
玉発射位置にある玉が発射レールに案内されて遊技盤に
向けて発射されるようになっている構造のものが一般的
に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
パチンコ機のハンドル装置において、例えば、図12の
(B)に示すように、後側の固定ハンドル体135又は
前側の固定ハンドル体141と操作ハンドル体150と
の間の隙間を強制的に押し広げながらコイン、マッチ棒
等の異物100を差し込んで、固定ハンドル体135、
141に対し操作ハンドル体150を所要とする回動操
作位置に固定したり、あるいは、異物100を差し込ん
だ状態のまま、操作ハンドル体150を回動操作する場
合がある。また、図12の(C)に示すように、操作ハ
ンドル体150の回動操作部157の操作用突部158
と前側の固定ハンドル体141の外表面との間の隙間を
押し広げながら異物100を差し込んで、前側の固定ハ
ンドル体141に対し操作ハンドル体150を回動操作
位置に固定したり、あるいは、異物を差し込んだ状態の
まま、操作ハンドル体150を回動操作する場合があ
る。
【0005】前記したように、後側の固定ハンドル体1
35又は前側の固定ハンドル体141と操作ハンドル体
150との間に異物100が強制的に差し込まれると、
その異物100の差込によって後側の固定ハンドル体1
35又は前側の固定ハンドル体141と操作ハンドル体
150との相対する面が損傷され、見栄えが悪くなった
り、操作し難くなることがある。さらに、異物100が
噛み込み、取り外しができなくなったり、差し込まれた
異物100が後側の固定ハンドル体135や前側の固定
ハンドル体141の内部に落ち込む場合もある。また、
異物100が差し込まれた状態のまま操作ハンドル体1
50が強制的に回動操作されると、異物100との接触
面が摩耗される。
【0006】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、固定ハンドル体と操作ハンドル体との間に差し込ま
れる異物が原因となる固定ハンドル体や操作ハンドル体
の損傷を防止することがでるパチンコ機のハンドル装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るパチンコ機のハンドル装置
は、パチンコ機の前側に回動不能に組み付けられる固定
ハンドル体と、その固定ハンドル体に対し回動操作可能
に組み付けられる操作ハンドル体と、を備えたパチンコ
機のハンドル装置であって、前記固定ハンドル体と操作
ハンドル体との間には、弾性体よりなる弾性保護部材が
介在されていることを特徴とする。したがって、固定ハ
ンドル体と操作ハンドル体との間に異物(コイン、マッ
チ棒等)が強制的に差し込まれると、その異物の差込に
よって弾性保護部材が弾性的に圧縮される。そして、弾
性保護部材によって、固定ハンドル体と操作ハンドル体
との相対する面が損傷されることが防止される。さら
に、弾性保護部材によって、異物の噛み込みも防止する
ことができ、差し込まれた異物の取り外しができなくな
る不具合も防止される。
【0008】また、請求項2の発明に係るパチンコ機の
ハンドル装置は、請求項1に記載のパチンコ機のハンド
ル装置において、操作ハンドル体は、後側の固定ハンド
ル体と前側の固定ハンドル体との間に挟まれて回動操作
可能に組み付けられ、前記操作ハンドル体と前記後側の
固定ハンドル体との間の隙間及び操作ハンドル体と前記
前側の固定ハンドル体との間の隙間には、弾性体よりな
る弾性保護部材がそれぞれ介在されていることを特徴と
する。したがって、後側の固定ハンドル体又は前側の固
定ハンドル体と操作ハンドル体との間に異物が強制的に
差し込まれると、その異物の差込によって弾性保護部材
が弾性的に圧縮される。そして、弾性保護部材によっ
て、後側の固定ハンドル体又は前側の固定ハンドル体と
操作ハンドル体との相対する面が損傷されることが防止
される。さらに、弾性保護部材によって、異物の噛み込
みも防止することができ、差し込まれた異物の取り外し
ができなくなる不具合も防止される。
【0009】請求項3の発明に係るパチンコ機のハンド
ル装置は、請求項1又は2に記載のパチンコ機のハンド
ル装置において、操作ハンドル体の外周の回動操作部に
突設された操作用突部と前側の固定ハンドル体の表面と
の間には、弾性体よりなる弾性保護部材が介在されてい
ることを特徴とする。したがって、操作ハンドル体の操
作用突部と固定ハンドル体との間に異物が強制的に差し
込まれると、その異物の差込によって弾性保護部材が弾
性的に圧縮される。そして、弾性保護部材によって、操
作ハンドル体の操作用突部と固定ハンドル体との相対す
る面が損傷されることが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)この発明の実施の形態1を図1〜図6
にしたがって説明する。図6において、パチンコ機1の
ベース枠2には、遊技盤に対応する位置にガラス枠8が
開閉可能に組み付けられると共に、そのガラス枠8の下
方には上皿4を有する前板3が開閉可能に組み付けられ
ている。前記ベース枠2の下部前面には前面パネル11
が組み付けられ、その前面パネル11の略中央部には下
皿10が組み付けられ、片側寄りにはハンドル装置30
が組み付けられている。
【0011】前記ハンドル装置30は、ハンドル固定台
31、後側の固定ハンドル体35、前側の固定ハンドル
体41、操作ハンドル体50及び回動軸61を主体とし
て構成されている。図3と図4に示すように、前記ハン
ドル固定台31は、前面パネル11の前側に一体に突出
され、その中心部には組付孔32が形成されている。ハ
ンドル固定台31には、後側の固定ハンドル体35が回
動不能に組み付けられている。この後側の固定ハンドル
体35は、半殻状に形成され、その後側面の中央部に
は、中心に軸孔37を有する組付用筒軸36が突設され
ている。そして、図1に示すように、後側の固定ハンド
ル体35は、その組付用筒軸36がハンドル固定台31
の組付孔32に回り止めされて嵌挿されている。さら
に、後側の固定ハンドル体35の内側面には、その軸孔
37を中心とする円周上において複数(図3において3
つ)の突出筒38が突設されている。
【0012】前側の固定ハンドル体41は、後側の固定
ハンドル体35に対応する半殻状に形成され、後側の固
定ハンドル体35の前側に操作ハンドル体50を間に挟
んで組み付けられる。図4に示すように、前側の固定ハ
ンドル体41の内側面の中央部には、軸受カラー43が
嵌め込まれるボス42が突設されると共に、前側の固定
ハンドル体41の内側面には前記複数の突出筒38と同
数でかつ同一円周上において取付筒44が突設されてい
る。そして、図1に示すように、後側の固定ハンドル体
35の後側面からその各突出筒38の中心孔を通してビ
ス39が挿通され、これらビス39が各取付筒44の中
心部にねじ込まれる。これによって、後側の固定ハンド
ル体35の前側に対し、操作ハンドル体50を間に挟ん
で前側の固定ハンドル体41が固定されるようになって
いる。
【0013】図1に示すように、後側の固定ハンドル体
35と前側の固定ハンドル体41との間には回動軸61
が回動可能に支持されている。この回動軸61の軸回り
には、後側の固定ハンドル体35と前側の固定ハンドル
体41との間に挟まれた状態で操作ハンドル体50が回
動操作可能に組み付けられている。図1と図3に示すよ
うに、前記回動軸61は、その一端寄り部分に係合面6
3を有するハンドル取付軸部62が形成されている。ハ
ンドル取付軸部62の先端部分は、前側の固定ハンドル
体41のボス42に軸受カラー43を介して回動可能に
嵌挿されて支持されている。回動軸61の他端部は後側
の固定ハンドル体35の軸孔37に回動可能に嵌挿れて
支持されている。さらに、図1に示すように、回動軸6
1の他端部は、後側の固定ハンドル体35の組付用筒軸
36の端面から所定長さだけ突出されており、当該突出
部にはスイッチ作動カム70が回り止めされて組み付け
られる係合面66を有するカム取付軸部65が形成され
ている。また、カム取付軸部65の先端には端子板75
に電気的に接触する小径軸部67が突設されている。
【0014】図1、図3及び図4に示すように、操作ハ
ンドル体50は、前記回動軸61のハンドル取付軸部6
2に対する軸孔52を有するボス51と、そのボス51
の外周面から張り出されたフランジ56と、そのフラン
ジ56の周縁部に沿って形成されかつ後側の固定ハンド
ル体35と前側の固定ハンドル体41との間に回動操作
可能に露出する回動操作部57と、を一体に備えてい
る。操作ハンドル体50のボス51の軸孔52は、その
後半部に円形孔部53を、前半部に非円形孔部54とを
それぞれ連通状に備えている。そして、ボス51の軸孔
52には、その円形孔部53から非円形孔部54に向け
て回動軸61のハンドル取付軸部62嵌挿され、そのハ
ンドル取付軸部62の嵌込溝64に抜止リング68が嵌
込まれることで、図1に示すように、操作ハンドル体5
0と回動軸61とが一体状に組み付けられる。
【0015】操作ハンドル体50のフランジ56には、
後側の固定ハンドル体35の各突出筒38が相対的に移
動可能に嵌挿される円弧状ガイド孔55が形成され、こ
れら円弧状ガイド孔55の各両端部が突出筒38に当接
することで、操作ハンドル体50の回動操作範囲が制限
されるようになっている。さらに、操作ハンドル体50
のフランジ56の前後両面の各周縁部付近には、後側の
固定ハンドル体35と前側の固定ハンドル体41とのそ
れぞれの内周面に沿って張り出して異物の侵入を防止す
るための侵入防止筒59が突設されている。また、操作
ハンドル体50の回動操作部57の外周には大・小の所
要数の操作用突部58a、58bが突設されており、大
の操作用突部58aは前側の固定ハンドル体41の外表
面に向けて張り出されている。
【0016】前記操作ハンドル体50は、合成樹脂の射
出成形によって一体成形され、その表面には真空蒸着や
印刷等によって金属の導電皮膜が設けられている。これ
によって、操作ハンドル体50は、その軸孔52におい
て回動軸61と電気的に接続されている。そして、操作
用突部58を含む回動操作部57に遊技者の指が触れ、
この状態で生じる静電容量の変化が回動軸61、端子板
75及びケーブル76を通して玉発射回路に電気的に伝
わり、かつ前記回動軸61と共にスイッチ作動カム70
が回動されて、起動スイッチ78がオンしたときにの
み、玉発射用アクチュエータ(モータ、ソレノイド等)
16が起動するようになっている(図5参照)。
【0017】図1〜図3に示すように、前記後側の固定
ハンドル体35の前面周縁部と、操作ハンドル体50の
回動操作部57の後面周縁部と、の間、及び、操作ハン
ドル体50の回動操作部57の前面周縁部と、前側の固
定ハンドル体41の後面周縁部と、の間には、それぞれ
所定の隙間が設けられている。前記各隙間には、これら
隙間を塞ぐようにして弾性保護部材80、81がそれぞ
れ介在されている。前記弾性保護部材80、81は、弾
性伸縮するゴム、軟質合成樹脂等の弾性体より環状に形
成されている。さらに、この実施の形態1において、弾
性保護部材80、81は操作ハンドル体50の両侵入防
止筒59の外周にそれぞれ嵌込まれると共に、操作ハン
ドル体50の回動操作部57の前後両面に対しそれぞれ
接着剤によって接着されている。そして、弾性保護部材
80、81の各接着面と反対側は、後側の固定ハンドル
体35の前面周縁部あるいは前側の固定ハンドル体41
の後面周縁部とそれぞれ隙間なく当接、又は僅かな隙間
を隔てて対向している。
【0018】この実施の形態1のパチンコ機のハンドル
装置は、上述したように構成される。したがって、回動
操作部57の大・小の各操作用突部58a、58bに遊
技者の指が掛けられ、その状態で操作ハンドル体50が
所定角度以上に回動操作されることで、その操作ハンド
ル体50と一体に回動する回動軸61のスイッチ作動カ
ム70を介して起動スイッチ78がオンする。これによ
って、玉発射用アクチュエータ16が起動する。そし
て、玉発射用アクチュエータ16の起動に基づき発射槌
14が発射動作され、玉発射位置にある玉が発射レール
に案内されて遊技盤に向けて発射される。また、周知の
ように、前記操作ハンドル体50の回動操作に基づくス
イッチ作動カム70の回動変位によって、リンク機構7
9を介して発射槌14のスプリング15のばね力が増減
され、これによって、玉の発射速度が変化される(図5
参照)。
【0019】前記後側の固定ハンドル体35又は前側の
固定ハンドル体41と操作ハンドル体50との間に異物
(コイン、マッチ棒等)が強制的に差し込まれると、そ
の異物の差込によって弾性保護部材80又は81が弾性
的に圧縮される。そして、弾性保護部材80又は81に
よって、後側の固定ハンドル体35又は前側の固定ハン
ドル体41と操作ハンドル体50との相対する面が損傷
されることが防止される。さらに、弾性保護部材80又
は81によって、異物の噛み込みも防止され、差し込ま
れた異物が取り外しできなくなる不具合も防止される。
【0020】また、操作ハンドル体50の侵入防止筒5
9において、異物の差し込みが阻止されるため、差し込
まれた異物が後側の固定ハンドル体35や前側の固定ハ
ンドル体41の内部に落ち込む不具合も生じない。ま
た、異物が差し込まれた状態のまま操作ハンドル体50
が強制的に回動操作されるた場合、操作ハンドル体50
は、異物と接触することなく弾性保護部材80、81に
保護されるため、その操作ハンドル体50の表面の金属
皮膜が異物によって摩耗される不具合も防止される。な
お、前記実施の形態1において、弾性保護部材80、8
1は、操作ハンドル体50側に接着されることなく、後
側の固定ハンドル体35又は前側の固定ハンドル体41
側に接着されてもよく、接着されない状態で介在されて
もいい。
【0021】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図7と図8にしたがって説明する。この実施の
形態2では、後側の固定ハンドル体35の前面周縁部
と、操作ハンドル体50の回動操作部57の後面周縁部
と、の間の隙間に対し、前後に分割された弾性保護部材
80aと80bとがそれぞれ隙間なく介装されている。
すなわち、後側の固定ハンドル体35の前面周縁部に
は、後側の弾性保護部材80aが接着剤によって接着さ
れ、操作ハンドル体50の回動操作部57の後面周縁部
には、前側の弾性保護部材80bが接着剤によって接着
されている。そして、前後の弾性保護部材80aと80
bとの相対する面は隙間なく当接している。前記前後の
弾性保護部材80aと80bとの接触摩擦力によって、
操作ハンドル体50の回動操作がし難くなることを防止
するために、前後の弾性保護部材80aと80bとの相
対する面の少なくとも一方(図8では双方)には、摩擦
係数が小さく滑りのよいフィルム85が貼り付けられて
いる。
【0022】また、操作ハンドル体50の回動操作部5
7の前面周縁部と、前側の固定ハンドル体41の後面周
縁部と、の間の隙間に対しても、前後に分割された弾性
保護部材81aと81bとがそれぞれ隙間なく介装され
ている。すなわち、操作ハンドル体50の回動操作部5
7の前面周縁部には、後側の弾性保護部材81aが接着
剤によって接着され、前側の固定ハンドル体41の後面
周縁部には、前側の弾性保護部材81bが接着剤によっ
て接着されている。そして、前後の弾性保護部材81a
と81bとの相対する面は隙間なく当接している。前記
前後の弾性保護部材81aと81bとの接触摩擦力によ
って、操作ハンドル体50の回動操作がし難くなること
を防止するために、前後の弾性保護部材81aと81b
との相対する面の少なくとも一方(図8では双方)にお
いても、摩擦係数が小さく滑りのよいフィルム86が貼
り付けられている。
【0023】また、前後の弾性保護部材80aと80b
(又は81aと81b)との相対する面に、フィルム8
5(又は86)を貼り付けることなく、これら前後の弾
性保護部材80aと80b(又は81aと81b)との
相対する面の少なくとも一方の面をテフロン等の滑り性
のよい材料で表面コーテングしてもよい。さらに、前後
の弾性保護部材80aと80b(又は81aと81b)
をシリコン等の滑り性のよい弾性体で形成してもよい。
この実施の形態2のその他の構成は実施の形態1と同様
に構成される。
【0024】したがって、この実施の形態2において
は、前記実施の形態1と同様の作用・効果を奏するばか
りでなく、後側の固定ハンドル体35の前面周縁部と、
操作ハンドル体50の回動操作部57の後面周縁部と、
の間の隙間に対し、前後に分割された弾性保護部材80
aと80bとがそれぞれ隙間なく介装され、操作ハンド
ル体50の回動操作部57の前面周縁部と、前側の固定
ハンドル体41の後面周縁部と、の間の隙間に対して
も、前後に分割された弾性保護部材81aと81bとが
それぞれ隙間なく介装されている。このため、前記各隙
間にゴミや埃が侵入する不具合を積極的に防止すること
ができ、前記各隙間に侵入するゴミや埃が原因となる操
作ハンドル体50の回動不良を防止することができる。
【0025】また、前後の弾性保護部材80aと80b
(又は81aと81b)との相対する面に、フィルム8
5(又は86)が貼り付けられたり、あるいは、前後の
弾性保護部材80aと80b(又は81aと81b)と
の相対する面の少なくとも一方の面がテフロン等の滑り
性のよい材料で表面コーテングされたり、あるいは、前
後の弾性保護部材80aと80b(又は81aと81
b)がシリコン等の滑り性のよい弾性体で形成されるこ
とで、前後の弾性保護部材80aと80b(又は81a
と81b)との接触摩擦力によって、操作ハンドル体5
0の回動操作がし難くなることを防止するができる。
【0026】(実施の形態3)次に、この発明の実施の
形態3を図9と図10にしたがって説明すると、この実
施の形態2においては、操作ハンドル体50の回動操作
部57に突設された操作用突部58と前側の固定ハンド
ル体41との間にゴム等の弾性体よりなる弾性保護部材
83が介在されている。前側の固定ハンドル体41の外
周面には、操作ハンドル体50の回動操作部57の回動
範囲にわたって凹部41aが形成され、その凹部41a
に平板状の弾性体よりなる弾性保護部材83が接着剤に
よって接着されている。
【0027】なお、後側の固定ハンドル体35の前面
と、操作ハンドル体50の回動操作部57の後面と、の
間、及び、操作ハンドル体50の回動操作部57の前面
と、前側の固定ハンドル体41の後面と、の間の各隙間
には、実施の形態1と同様にして弾性保護部材80、8
1がそれぞれ介在されてもよく、また、弾性保護部材8
0、81は介在されていなくてもよい。また、この実施
の形態3のその他の構成は実施の形態1と同様に構成さ
れる。
【0028】したがって、この実施の形態3において
は、操作ハンドル体50の操作用突部58と前側の固定
ハンドル体41との間に異物が強制的に差し込まれる
と、その異物の差込によって弾性保護部材83が弾性的
に圧縮される。そして、弾性保護部材83によって、操
作ハンドル体50の操作用突部58と前側の固定ハンド
ル体41との相対する面が損傷されることが防止され
る。
【0029】(実施の形態4)次に、この発明の実施の
形態4を図11の(A)及び(B)にしたがって説明す
ると、この実施の形態4においては、後側の固定ハンド
ル体35の前面と、操作ハンドル体50の回動操作部5
7の後面と、の間、及び、操作ハンドル体50の回動操
作部57の前面と、前側の固定ハンドル体41の後面
と、の間の各隙間のうち、少なくとも一方、図では、後
側の固定ハンドル体35の前面と、操作ハンドル体50
の回動操作部57の後面と、の間の隙間には、ゴム等の
弾性体よりなる弾性保護部材84が介在されている。
【0030】この実施の形態4において、後側の固定ハ
ンドル体35の前側に弾性保護部材84が接着されてい
る。さらに、弾性保護部材84の外周面には、回動軸6
1の軸方向に平行する複数の溝90が円周方向に所定の
間隔角度を隔てて凹設されている。これら複数の溝90
は、異物(主にコイン)100の周縁部の一部が差し込
み可能な溝幅及び溝深さに形成されている。また、操作
ハンドル体50の回動操作部57の外周面には、前記溝
90の対応する1つの溝91が凹設されている。この実
施の形態4のその他の構成は実施の形態1と同様にして
構成される。
【0031】したがって、この実施の形態4において、
図11の(B)に示すように、操作ハンドル体50が回
動操作され、後側の固定ハンドル体35の弾性保護部材
84の複数の溝90のうち、選択された1つの溝90と
操作ハンドル体50の溝91とが一致した状態で、これ
ら両溝90、91にわたって異物100が差し込まれる
ことで、後側の固定ハンドル体35に対し、操作ハンド
ル体50が固定可能となる。このため、後側の固定ハン
ドル体35の前面と、操作ハンドル体50の後面との間
の隙間、あるいは、操作ハンドル体50の前面と前側の
固定ハンドル体41の後面との間の隙間に異物が強性的
に差し込まれる不具合が防止される。
【0032】また、仮に、後側の固定ハンドル体35の
前面と、操作ハンドル体50の後面との間の隙間に異物
(コイン、マッチ棒等)が不測に差し込まれた場合、そ
の異物の差込によって弾性保護部材84が弾性的に圧縮
される。そして、弾性保護部材84によって、後側の固
定ハンドル体35との相対する面が損傷されることが防
止される。さらに、弾性保護部材84によって、異物の
噛み込みも防止することができ、差し込まれた異物の取
り外しができなくなる不具合も防止される。
【0033】なお、前記実施の形態1〜4において、前
面パネル11と一体にハンドル固定台31が設けられ、
そのハンドル固定台31に対し、後側の固定ハンドル体
35が回動不能に組み付けられた構造のものを例示した
が、これに限るものではない。例えば、前面パネル11
とは別体にハンドル固定台31を形成し、ベース枠2の
下部前面に対し、前面パネル11を設けることなく、直
接的にハンドル固定台31を組み付けることもでき、ま
た、ハンドル固定台31と後側の固定ハンドル体35と
を1部品によって一体成形することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
固定ハンドル体と操作ハンドル体との間に差し込まれる
異物が原因となる固定ハンドル体や操作ハンドル体の損
傷や、その損傷による見栄えの悪化等を防止することが
で、耐久性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のハンドル装置を示す
縦断面図である。
【図2】同じくハンドル装置を示す側面図である。
【図3】同じくハンドル装置の構成部品を分解して前側
から表した斜視図である。
【図4】同じくハンドル装置の構成部品を分解して後側
から表した斜視図である。
【図5】同じくハンドル装置の回動軸と玉発射用アクチ
ュエータと発射槌との関係を示す説明図である。
【図6】同じくパチンコ機の前側にハンドル装置が組み
付けられた状態を示す斜視図である。
【図7】この発明の実施の形態2のハンドル装置を示す
側面図である。
【図8】同じくハンドル装置の要部を拡大して示す側面
図である。
【図9】この発明の実施の形態3のハンドル装置の前側
の固定ハンドル体と弾性保護部材とを分離した状態を示
す斜視図である。
【図10】同じくハンドル装置の側面図である。
【図11】この発明の実施の形態4のハンドル装置を示
す側面図である。
【図12】従来のハンドル装置の操作ハンドル体が異物
によって固定された状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 30 ハンドル装置 35 後側の固定ハンドル体 41 前側の固定ハンドル体 50 操作ハンドル体 57 回動操作部 58 操作用突部 59 侵入防止筒 61 回動軸 80、81、82、83、84 弾性保護部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の前側に回動不能に組み付け
    られる固定ハンドル体と、その固定ハンドル体に対し回
    動操作可能に組み付けられる操作ハンドル体と、を備え
    たパチンコ機のハンドル装置であって、 前記固定ハンドル体と操作ハンドル体との間には、弾性
    体よりなる弾性保護部材が介在されていることを特徴と
    するパチンコ機のハンドル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパチンコ機のハンドル
    装置において、操作ハンドル体は、後側の固定ハンドル
    体と前側の固定ハンドル体との間に挟まれて回動操作可
    能に組み付けられ、 前記操作ハンドル体と前記後側の固定ハンドル体との間
    の隙間及び操作ハンドル体と前記前側の固定ハンドル体
    との間の隙間には、弾性体よりなる弾性保護部材がそれ
    ぞれ介在されていることを特徴とするパチンコ機のハン
    ドル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のパチンコ機のハ
    ンドル装置において、操作ハンドル体の外周の回動操作
    部に突設された操作用突部と前側の固定ハンドル体の表
    面との間には、弾性体よりなる弾性保護部材が介在され
    ていることを特徴とするパチンコ機のハンドル装置。
JP6470797A 1997-03-18 1997-03-18 パチンコ機のハンドル装置 Withdrawn JPH10258154A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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