JP2008190910A - 曲がり度合い検出装置およびそれを用いた曲がり度合い検出方法 - Google Patents

曲がり度合い検出装置およびそれを用いた曲がり度合い検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】体内の管に挿入される線状体の曲がり度合いを検出することが可能な曲がり度合い検出装置を提供する。
【解決手段】この曲がり度合い検出装置は、光ファイバ2のコア3とクラッド4の境界の一部に凹凸面5を形成し、光ファイバ2の曲がり度合いに応じた量の光が凹凸面5から漏れるようにした光ファイバセンサ1と、光ファイバ2の一方端に結合された光源部12と、光ファイバ2の他方端に設けられた反射膜10と、光ファイバ2の一方端に結合され、光源部12から出射されて反射膜10によって反射された光の量を検出する受光部13とを備えたものである。したがって、受光部13の検出結果に基づいてカテーテル14の先端部の曲がり度合いを求めることができる。
【選択図】図7

Description

この発明は曲がり度合い検出装置およびそれを用いた曲がり度合い検出方法に関し、特に、対象物の曲がり度合いを検出する曲がり度合い検出装置と、それを用いた曲がり度合い検出方法に関する。より特定的には、この発明は、体内の管に挿入されるカテーテルのように細いワイヤ形状のものについて、その先端の曲がり具合を検出する曲がり度合い検出装置と、それを用いた曲がり度合い検出方法に関する。
脳動脈瘤の塞栓手術において、カテーテル先端の曲がり度合いは、カテーテルを介して脳動脈瘤に詰め込まれる白金コイルなどの塞栓材の詰め込み度合いを知る重要な情報である。脳動脈瘤の中にカテーテル先端を配置し、カテーテルの中から脳動脈瘤に塞栓材を詰め込んでいくとき、カテーテルの先端が動かないように、カテーテルに適当な湾曲をつけて、湾曲部によってカテーテルを血管壁に保持している。塞栓材が十分詰め込まれると、塞栓材を詰め込むことができなくなるので、詰め込もうとする力は、カテーテルを動脈瘤から押し出そうとするか、カテーテルの曲がり度合いを大きくしようと作用する。このカテーテル先端の様子から、塞栓材の詰め込みが十分かどうかを判断することができる。
従来は、カテーテル先端にX線不透過のマーカを付け、血管に挿入されたカテーテル先端のX線透視画像を観察することにより、カテーテル先端の曲がり度合いを検出していた。
また、体内の血管や尿管などの管に挿入する光ファイバセンサが特許文献1,2に開示されている。特許文献1の光ファイバセンサは、ファイバ・ブラッグ・グレーティング(Fiber Bragg Grating:FBG)を施した光ファイバを3本設けて、ブラッグ反射の波長から、光ファイバの曲がり度合いを検出するものである。この光ファイバセンサは、体内の管の曲がり具合を測定するために使用される。
また、特許文献2の光ファイバセンサは、光ファイバの特定箇所のクラッド層を薄くすることで、その特定箇所のみを他の箇所よりも曲がり易くし、光ファイバの先端に圧力を加えたときに、その特定箇所のみが大きく曲がるようにし、光ファイバの曲がりによる伝送損失を大きくさせて、その伝送損失から圧力を測定するものである。
また、特許文献3には、光ファイバの外周面の一部に凹凸を設けて光ファイバセンサを形成し、外周面の凹凸から漏れる光の量が光ファイバセンサの曲がり度合いに応じて変化することを利用した曲がり度合い検出装置が開示されている。この曲がり度合い検出装置では、光ファイバセンサを対象物に取り付け、光ファイバセンサの一方端に設けられた光源から出射されて光ファイバセンサを通過した光の量を光ファイバセンサの他方端に設けられた光量検出部で検出し、その検出結果に基づいて対象物の曲がり度合いを検出する。
特表2003−515104号公報 特開平7−328128号公報 米国特許第5,321,257号明細書
しかし、X線透視画像を観察してカテーテル先端の曲がり度合いを検出する方法では、次の問題がある。すなわち、X線透視画像は2次元画像であるため、3次元的な挙動をするカテーテル先端の動きを明瞭に観察することはできない。また、塞栓材は一般にX線を透過しないので、脳動脈瘤に塞栓材が詰まってくるとカテーテル先端のX線不透過のマーカの位置が不明瞭になる。
そこで、特許文献1〜3の光ファイバセンサをカテーテル先端の曲がり度合いの検出に使用することが考えられるが、いくつかの問題がある。まず特許文献1の問題点は次の通りである。
(1) FBGを施した光ファイバセンサは曲がり度合いを検出できるが、曲がり方向を検出することはできない。特定箇所の曲がり度合いと曲がり方向を検出するには、3本以上の光ファイバセンサを使用する必要がある。
(2) 3本の光ファイバセンサを使用して曲がり方向を検出する場合、各光ファイバセンサの曲がりの内側と外側に発生する曲がり度合いの微小な差から曲がり方向を求めるために、曲がり方向の感度が低い。
(3) 光源としてレーザを使用し、しかも受光側にはレーザ光の波長を測定するための分光器などの光学系が必要である。その光学系を3本分用意する必要があり、測定器が非常に高価格になる。
(4) 現在の技術では、FBGはガラス製の光ファイバに施すことができるが、柔軟で折れ難いプラスチック製の光ファイバに施すことはできない。ガラス製の光ファイバは、細径のものでも曲げると折れ易い。また、固いので柔軟なガイドワイヤやカテーテルに取り付けると、それらの柔軟性が失われる可能性がある。
次に、特許文献2の問題点は次の通りである。
(1) 光ファイバの特定箇所を曲げ易くして圧力を測定するので、ガイドワイヤやカテーテルに光ファイバセンサを取り付けた場合に、特定箇所を曲げ易くした特徴を活かすことができない。
(2) この光ファイバセンサも曲がり度合いを検出できるが、曲がり方向を検出することはできない。特定箇所の曲がり度合いと曲がり方向を検出するには、3本以上の光ファイバセンサを使用する必要がある。
また、特許文献3の曲がり度合い検出装置では、光ファイバセンサの一方端に光源を取り付け、他方端に光量検出部を取り付けているので、この装置を用いてカテーテル先端の曲がり度合いを検出するためには、光ファイバセンサを2つに折り曲げてカテーテルに取り付け、光ファイバセンサの両端を人体の外側に配置する必要がある。しかし、光ファイバセンサを極端に曲げると、光が伝播しないので、曲がり度合いを検出することができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、プラスチック製の光ファイバで構成することができ、少ない数の光ファイバで曲がり方向を検出することができ、安価な光学系を使用することができ、体内の管に挿入される線状体の曲がり度合いを検出することが可能な曲がり度合い検出装置と、それを用いた曲がり度合い検出方法を提供することである。
この発明に係る曲がり度合い検出装置は、対象物の曲がり度合いを検出する曲がり度合い検出装置であって、光ファイバのコアとクラッドの境界の一部に凹凸が形成され、対象物に取り付けられた光ファイバ内を伝播する光のうちの、光ファイバの曲がり度合いに応じた量の光が凹凸から光ファイバの外部に漏れるようにされた光ファイバセンサと、光ファイバの一方端に結合された光源と、光ファイバの他方端に設けられた反射部材と、光ファイバの一方端に結合され、光源から出射されて反射部材によって反射された光の量を検出する光量検出部とを備えたことを特徴とする。
好ましくは、光ファイバの中心軸を含む平面に沿って切断された凹凸の断面において、凹凸の外周のうちの少なくとも一部の外周に対する接線と光ファイバの中心軸とは交差する。
また好ましくは、光源と光量検出部と光ファイバの一方端との間に設けられ、光源から出射された光を光ファイバに入射させるとともに、反射部材で反射された光を光量検出部に入射させる光分岐部を備え、光源と光量検出部と光ファイバと光分岐部は、光軸が合わされた状態で分離不能に固着されている。
また好ましくは、光量検出部の出力信号を対象物の曲がり度合いに変換するための情報を記憶する記憶素子が設けられる。
また好ましくは、対象物は、医療用カテーテルのような中空チューブである。
また好ましくは、対象物は、医療用ガイドワイヤのような可撓性を有する線状体である。
また、この発明に係る曲がり度合い検出方法は、上記曲がり度合い検出装置の光ファイバセンサのうちの凹凸が形成された部分を対象物に取り付け、光量検出部の検出結果に基づいて対象物の曲がり度合いを検出することを特徴とする。
好ましくは、曲がり度合い検出装置を複数使用し、各光ファイバセンサのうちの凹凸が形成された部分を対象物に取り付けるとともに各光ファイバセンサの凹凸を他の光ファイバセンサの凹凸と異なる方向に向けて、複数の光量検出部の検出結果に基づいて対象物の曲がり度合いと曲がり方向を検出する。
また好ましくは、曲がり度合い検出装置を複数使用し、各光ファイバセンサのうちの凹凸が形成された部分を対象物に取り付けるとともに複数の光ファイバセンサの凹凸を対象物の一方端からの距離が異なる複数の位置にそれぞれ配置し、複数の光量検出部の検出結果に基づいて対象物の曲がり度合いを検出する。
また好ましくは、対象物の曲がり度合いの検出結果に基づいて、対象物の曲がり状態を画像表示装置の画面に表示する。
この発明に係る曲がり度合い検出装置では、光ファイバのコアとクラッドの境界の一部に凹凸が形成され、対象物に取り付けられた光ファイバ内を伝播する光のうちの、光ファイバの曲がり度合いに応じた量の光が凹凸から光ファイバの外部に漏れるようにされた光ファイバセンサと、光ファイバの一方端に結合された光源と、光ファイバの他方端に設けられた反射部材と、光ファイバの一方端に結合され、光源から出射されて反射部材によって反射された光の量を検出する光量検出部とが設けられる。したがって、光ファイバのコアとクラッドの境界の一部に凹凸を形成するだけなので、プラスチック製の光ファイバで構成することができる。また、凹凸の方向が異なる2本の光ファイバセンサで曲がり方向を検出することができ、従来よりも少ない数の光ファイバで曲がり方向を検出することができる。また、分光器は不要であり、安価な光学系を使用することができる。また、光ファイバセンサの一方端に光源と光量検出部を設け、その他方端に反射部材を設けたので、光ファイバセンサの他方端を線状体とともに体内の管に挿入し、光ファイバセンサの一方端から曲がり度合いを検出することができる。
図1および図2は、この発明の一実施の形態による曲がり度合い検出装置の光ファイバセンサ1の構成を示す断面図であり、特に、図1は中心軸1aを含む平面に沿って切断された光ファイバセンサ1の断面を示す図であり、図2は図1のII−II線断面図である。
図1および図2において、この光ファイバセンサ1は光ファイバ2のコア3とクラッド4の境界の一部に凹凸面5を形成したものである。凹凸面5は、光ファイバ2の長さ方向に配列された複数の凹凸5aを含む。凹凸5aは、たとえば、コア3の外周面に中心軸1aと直交する方向に、底が円弧状の溝を切り込み、その溝をクラッド4の材料で埋めたような形状を有する。凹凸5aの外周のうちの少なくとも一部の外周の接線Lと中心軸1aとは交差する。
図1において、凹凸5aに入射しない光線Laは、コア3およびクラッド4の境界面と成す角度θaが臨界角θcより小さいので、コア3およびクラッド4の境界面で全反射して光ファイバ2内を伝播して行く。一方、凹凸5aに入射した光線Lbは、コア3およびクラッド4の境界面と成す角度θbが臨界角θcより大きいので、クラッド4の外へ放射され、光ファイバ2中を伝播して行くことができない。光ファイバ2では、コア3の屈折率n1とクラッド4の屈折率n2とが非常に近いので、臨界角θcは非常に小さい。なお、臨界角θcは、数式θc=sin−1√(2・Δ)≒√(2・Δ)で求められる。ここで、Δは比屈折率差であり、数式Δ=(n1−n2)/n1で求められる。
図1では、光ファイバ2が真直ぐな状態においても、クラッド4の外へ放射される光線Lbがある。図3に示すように、凹凸面5を外側にして光ファイバ2を内側にα度曲げると、クラッド4の外へ放射される光線が増える。また、αをマイナスにするように図3とは反対の方向に曲げると、クラッド4の外へ放射される光線が減少する。この現象を、次に説明する。
図1の凹凸面5において、コア3およびクラッド4の境界面を示す曲線を微小長さの多数の微小直線に分割し、各微小直線を延長した直線と光ファイバ2の中心軸(すなわち光ファイバセンサ1の中心軸1a)との成す角度を求め、角度と微小曲線の数との関係を図示すると図4の角度分布曲線Aが得られる。曲線Aは、0度で最大になり、なだらかな山型になる。
通常の光ファイバ、あるいは図1の凹凸面5の無い部分において同様の処理を行なうと、コア3およびクラッド4の境界面と光ファイバ2の中心軸とは平行であるであるため、図4の角度分布曲線Bが得られる。曲線Bは、0度で最大になり、急峻な山型になる。
図4に、クラッド4の外に放射される光線の角度βcを追加する。βcは臨界角θcから光ファイバ2の曲げ角度αを引いたものである(βc=θc−α)。光ファイバ2の中心軸に対する光線の角度βが、βcよりも大きい場合、その光線はクラッド4より外に放射される。通常の光ファイバであっても、極端に曲げるとαが大きくなるので、βcが0に近づき、光線はクラッドの外へ放射されて光ファイバは光を伝播させることができない。
凹凸面5においては、αが0であっても、βcよりも大きい角度を持つ凹凸5aがあるから、光はクラッド4より外に放射される。そして、光ファイバ2の曲がり度合いが変化すると、すなわちαが変化すると、βcが変化しクラッド4より外に放射される光の量が変わることになる。
βcに対する曲げ角度αの影響は、中心軸に対して、片側の面ではプラスに作用し、反対側の面ではマイナスに作用するが、本発明では、片側の面のみに凹凸面5が設けられているので、反対側の面は影響を受けない。したがって、αの変化によって、クラッド4から外に放射される光線が増減するので、光ファイバ2のコア3内を通過する光の光量を測定することによって、凹凸面5に垂直な方向(図2ではY軸方向)の曲がり度合いを知ることができる。
したがって、図5に示すように、2本の光ファイバセンサ1を用意し、一方の光ファイバセンサ1の凹凸面5をY軸に垂直に配置し、他方の光ファイバセンサ1の凹凸面5をX軸に垂直(すなわちY軸に平行)に配置することにより、2次元の曲がり度合い、すなわち曲がり度合いと曲がり方向を検出することができる。
図6は、凹凸面5の形成方法を例示する断面図である。図6において、この凹凸面5の形成方法では、まず、光ファイバ2の外周面に中心軸1aと直交する方向に、底がV字型の溝を切り込む。溝の深さは、溝の底がコア3およびクラッド4の界面を越えてコア3に達するように設定される。また、溝は、所定のピッチで複数形成される。次に、複数の溝を埋めるようにしてクラッド4に相当する材料でコーティング層6を形成する。これにより、凹凸面5を容易に形成することができる。なお、光ファイバ2としては、プラスチック製のものを使用すれば容易に加工できるが、ガラス製のものを使用してもよい。
図7(a)(b)は、図1〜図6で示した光ファイバセンサ1を用いた曲がり度合い検出装置の構成を示す断面図であり、特に、図7(a)は図7(b)のVIIA−VIIA線断面図であり、図7(b)は図7(a)のVIIB−VIIB線断面図である。
図7(a)(b)において、この曲がり度合い検出装置は、2本の光ファイバセンサ1を備える。2本の光ファイバセンサ1の凹凸面5は、図5で示したように、それぞれY軸およびX軸に垂直に配置されている。各光ファイバセンサ1の先端面には、光を反射させるための反射膜10が形成され、その基端面はY分岐型光導波路11を介して光源部12と受光部13に接続されている。2本の光ファイバセンサ1は、体内の血管のような管に挿入するための医療器具であるカテーテル14内に設けられている。カテーテル14は可撓性を有する中空チューブである。2本の光ファイバセンサ1は、カテーテル14を貫通する中空部14aに沿ってカテーテル14内に封入されており、カテーテル14とともに曲がる。
光源部12から出射された光線はY分岐型光導波路11を介して光ファイバセンサ1に入射され、光ファイバセンサ1中を伝播して反射膜10で反射され、光ファイバセンサ1中を再度伝播し、Y分岐型光導波路11を介して受光部13に入射される。このとき、光ファイバセンサ1中を伝播する光のうちの光ファイバセンサ1の曲がり度合いに応じた量の光が、凹凸面5から外部に漏れる。したがって、2本の光ファイバセンサ1のそれぞれにおいて受光部13の受光量を読み取ることで、カテーテル14先端の曲がり度合いおよび曲がり方向を検知することできる。
図8は、光ファイバセンサ1の曲率半径R(曲がり度合い)の逆数1/Rと、受光部13であるフォトダイオードの出力(受光量)との関係を示す図である。光源部12としてLEDを使用し、光ファイバ2として直径0.25mmのプラスチック製の光ファイバを使用した。光ファイバセンサ1の曲率半径Rは、図9に示すように、曲率中心から光ファイバセンサ1の凹凸面5が形成された部分までの距離(mm)とした。また、光ファイバセンサ1の曲率半径Rの極性は、凹凸面5を外側にして光ファイバセンサ1を内側に曲げたときを正とし、逆に曲げたときを負とした。図8に示すように、フォトセンサの出力は、1/Rに比例して大きくなった。したがって、フォトセンサの出力から光ファイバセンサ1の曲率半径Rすなわちカテーテル14の曲率半径Rを容易に求めることができる。
なお、光源部12としてLEDを使用し、受光部13としてフォトダイオードを使用することにより、光源部12および受光部13を低価格で製造することができる。また、光源部12にLED用の駆動回路を組み込み、受光部13にフォトダイオード用の増幅回路を組み込んでもよい。また、Y分岐光導波路11も、2本のプラスチック製光ファイバを熱融着するなどして安価に製造することができる。また、光ファイバセンサ1とY分岐光導波路11と光源部12と受光部13は、光軸が合わされた状態で分離不能に固着されている。したがって、この曲がり度合い検出装置は、カテーテル14とともに使い捨てにすることができる。もし、光ファイバセンサ1と光源部12および受光部13とを別々に構成すると、両者の光軸あわせや接合部での反射が無視できず、使用時に校正しなくてはならず、使い勝手が悪い。
また、プラスチック製の光ファイバはガラス製の光ファイバに比べて、光ファイバ内での光の減衰が大きい。体内の管に挿入するカテーテル14の長さは1.5m程度であるので、光が光ファイバ2内を伝播する距離は往復で3m程度となる。したがって、光ファイバ2での光減衰は無視できないので、プラスチック製の光ファイバで最も光減衰が少ない色であるオレンジ色の光を使うことが好ましい。また、受光部13として使用されるフォトダイオードやフォトトランジスタの光感度は、赤から赤外の波長の光に対して最も高くなる。一方、プラスチック製の光ファイバでは赤外線の光減衰が大きいので、赤外線を使用することは好ましくない。したがって、光源部12から出射する光としては、プラスチック製の光ファイバを使用する場合には、オレンジから赤の波長の光が好ましい。
以下、この実施の形態の種々の変更例について説明する。図10の変更例では、カテーテル14に4対の光ファイバセンサ1が組み込まれる。各光ファイバセンサ1には、図7で示したように、反射膜10、Y分岐型導波路11、光源部12、および受光部13が設けられている。4対の光ファイバセンサ1は、それぞれ曲がり度合い検出装置S1〜S4の主要部を構成している。曲がり度合い検出装置S1〜S4の光ファイバセンサ1の凹凸面5は、図11に示すように、カテーテル14の先端からの距離が異なる位置P1〜P4にそれぞれ配置されている。この変更例では、カテーテル14の先端部の4箇所の曲がり度合いおよび曲がり方向を検出できるので、カテーテル14の先端部の曲がり状態をより詳細に知ることができる。
図12の変更例では、図7の曲がり度合い検出装置の各光ファイバセンサ1にY分岐型光導波路15および受光部16が追加される。光源部12から出射された光は、Y分岐型光導波路11,15を介して光ファイバセンサ1に入射されるとともに、光受光部16に入射される。また、反射膜10で反射された光は、Y分岐型光導波路15,11を介して受光部13に入射される。受光部16によって光ファイバセンサ1に入射される前の光量を検出し、その検出結果に基づいて、光源部12から出射される光の量を一定に保つか、または受光部13で検出された反射光の量を補正する。これにより、より高精度の測定を行なうことができる。
図13の変更例では、図7の曲がり度合い検出装置の各光ファイバセンサ1に、補正用メモリ17およびコネクタ18が追加される。図7の曲がり度合い検出装置では、反射膜10の反射率、凹凸面5の角度分布、Y分岐型光導波路11の分岐配分、光源部12および受光部13と光ファイバセンサ1との結合状態などの影響を受けて、検出結果がばらつく。補正用メモリ17には、そのような検出結果のばらつきを補正するための情報が格納される。補正用メモリ17は、光源部12および受光部13とともにコネクタ18の入力端子群に取り付けられる。コネクタ18の出力端子群は、曲がり度合い検出装置の制御、曲がり度合いの演算、曲がり方向の演算などを行なうための制御部(図示せず)に接続される。医療用のカテーテル14は一般的に使い捨てであるので、補正用メモリ17などもカテーテル14とともに使い捨てされる。したがって、カテーテル14を交換すれば、補正用メモリ17なども一緒に交換されるので、検出結果のばらつきを容易に補正することができる。
図14(a)(b)の変更例では、図13で示した曲がり度合い検出装置のコネクタ18が演算制御装置20を介してディスプレイ21に接続される。演算制御装置20は、曲がり度合い検出装置からの信号に基づいてカテーテル14の先端部の曲がり度合いおよび曲がり方向を求め、求めた曲がり状態のカテーテル14の先端部の画像をディスプレイ21に表示させる。カテーテル14の先端部の曲がり状態が変化すると、図14(a)(b)に示すように、画像も変化する。
カテーテル14は人体22の動脈に挿入される。術者23は、カテーテル14内に設けられた可撓性のガイドワイヤ(図示せず)を操作し、図15(a)に示すように、カテーテル14の先端を脳動脈24を介して脳動脈瘤25内に誘導する。次に術者23は、カテーテル14の先端が動かないように、カテーテル14の先端部に適当な湾曲をつけ、湾曲部によってカテーテル14を血管壁に保持する。次いで術者23は、カテーテル14の中空部14aにワイヤ26を挿入し、そのワイヤ26を使用して脳動脈瘤25内に塞栓材(白金コイル)27を詰め込んでいく。塞栓材27が十分詰め込まれると、塞栓材27を詰め込むことができなくなるので、詰め込もうとする力は、図15(b)に示すように、カテーテル14の曲がり度合いを大きくしようと作用する。術者23は、ディスプレイ21に表示されたカテーテル14先端の様子から、塞栓材27の詰め込みが十分かどうかを判断することができる。
図16の変更例では、より高精度に曲がり度合いを検出するため、2本の光ファイバセンサ1に加え、補正用光ファイバセンサ30が設けられる。補正用光ファイバセンサ30は、凹凸面5が設けられていない点を除けば、光ファイバセンサ1と同じ構成である。補正用光ファイバセンサ30の一方端面には反射膜10が設けられ、その他方端面はY分岐型光導波路11を介して光源部12および受光部13に接続されている。
光ファイバセンサ1を極端に屈曲させると、凹凸面5以外の部分でも光が漏れるので、途中経路に極端な屈曲部が存在する場合は、受光部13に到達する光の量が減少し、カテーテル14先端部の曲がり度合いの検出精度が劣化する。補正用光ファイバセンサ30には凹凸面5がないので、補正用光ファイバセンサ30に対応する受光部13における光量の減少は、途中経路の極端な屈曲部の存在に起因する。したがって、その減少分を各光ファイバセンサ1に対応する受光部13における受光量に加算することにより、途中経路の極端な屈曲部の影響をなくすことができ、カテーテル14先端部の曲がり度合いを精度良く検出することができる。
図17の変更例では、より高精度に曲がり度合いを検出するため、3本の光ファイバセンサ1が使用される。3本の光ファイバセンサ1の凹凸面5は、順次120度ずつずらして配置される。このように配置された3本の光ファイバセンサ1に接続された3つの受光部13の受光量を加算すると、凹凸面5の影響をキャンセルすることができる。したがって、3本の光ファイバセンサ1用の3つの受光部13における受光量をそれぞれの感度に合わせて補正し、その平均値を計算することで、途中経路における極端な屈曲部による光量の減少が分かる。この平均値の減少量により、各受光部13の受光量を補正し、曲げ方向と曲げ度合いを計算すれば、カテーテル14先端部の曲がり度合いを精度良く検出することができる。
なお、この実施の形態では、光ファイバセンサ1をカテーテル14に取り付けたが、これに限るものではなく、カテーテル14を誘導するガイドワイヤのような細長い線状体に光ファイバセンサ1を取り付けてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態による曲がり度合い検出装置の光ファイバセンサの構成を示す断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1に示した光ファイバセンサの原理を説明するための図である。 図1に示した光ファイバセンサの原理を説明するための他の図である。 図1に示した光ファイバセンサの効果を説明するための図である。 図1に示した光ファイバセンサの作成方法を例示する図である。 図1〜図6に示した光ファイバセンサを用いた曲がり度合い検出装置の構成を示す断面図である。 図7に示した光ファイバセンサの曲率半径の逆数と受光部であるフォトダイオードの出力との関係を示す図である。 図8に示した光ファイバセンサの曲率半径を説明するための図である。 この実施の形態の変更例を示す断面図である。 図10に示した4本の光ファイバセンサの凹凸面の位置を示す図である。 この実施の形態の他の変更例を示す断面図である。 この実施の形態のさらに他の変更例を示す断面図である。 この実施の形態のさらに他の変更例を示す図である。 図14に示したカテーテルの動作を示す断面図である。 この実施の形態のさらに他の変更例を示す断面図である。 この実施の形態のさらに他の変更例を示す断面図である。
符号の説明
1 光ファイバセンサ、1a 中心軸、2 光ファイバ、3 コア、4 クラッド、5 凹凸面、5a 凹凸、6 コーティング層、10 反射膜、11,15 Y分岐型光導波路、12 光源部、13,16 受光部、14 カテーテル、14a 中空部、S1〜S4 曲がり度合い検出装置、P1〜P4 位置、17 補正用メモリ、18 コネクタ、20 演算制御装置、21 ディスプレイ、22 人体、23 術者、24 脳動脈、25 脳動脈瘤、26 ワイヤ、27 塞栓材、30 補正用光ファイバセンサ。

Claims (10)

  1. 対象物の曲がり度合いを検出する曲がり度合い検出装置であって、
    光ファイバのコアとクラッドの境界の一部に凹凸が形成され、前記対象物に取り付けられた前記光ファイバ内を伝播する光のうちの、前記光ファイバの曲がり度合いに応じた量の光が前記凹凸から前記光ファイバの外部に漏れるようにされた光ファイバセンサと、
    前記光ファイバの一方端に結合された光源と、
    前記光ファイバの他方端に設けられた反射部材と、
    前記光ファイバの一方端に結合され、前記光源から出射されて前記反射部材によって反射された光の量を検出する光量検出部とを備えたことを特徴とする、曲がり度合い検出装置。
  2. 前記光ファイバの中心軸を含む平面に沿って切断された前記凹凸の断面において、前記凹凸の外周のうちの少なくとも一部の外周に対する接線と前記光ファイバの中心軸とは交差することを特徴とする、請求項1に記載の曲がり度合い検出装置。
  3. 前記光源と前記光量検出部と前記光ファイバの一方端との間に設けられ、前記光源から出射された光を前記光ファイバに入射させるとともに、前記反射部材で反射された光を前記光量検出部に入射させる光分岐部を備え、
    前記光源と前記光量検出部と前記光ファイバと前記光分岐部は、光軸が合わされた状態で分離不能に固着されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の曲がり度合い検出装置。
  4. 前記光量検出部の出力信号を前記対象物の曲がり度合いに変換するための情報を記憶する記憶素子を備えたことを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の曲がり度合い検出装置。
  5. 前記対象物は、医療用カテーテルのような中空チューブであることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の曲がり度合い検出装置。
  6. 前記対象物は、医療用ガイドワイヤのような可撓性を有する線状体であることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の曲がり度合い検出装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の曲がり度合い検出装置の光ファイバセンサのうちの前記凹凸が形成された部分を前記対象物に取り付け、前記光量検出部の検出結果に基づいて前記対象物の曲がり度合いを検出することを特徴とする、曲がり度合い検出方法。
  8. 前記曲がり度合い検出装置を複数使用し、各前記光ファイバセンサのうちの前記凹凸が形成された部分を前記対象物に取り付けるとともに各前記光ファイバセンサの凹凸を他の前記光ファイバセンサの凹凸と異なる方向に向けて、複数の前記光量検出部の検出結果に基づいて前記対象物の曲がり度合いと曲がり方向を検出することを特徴とする、請求項7に記載の曲がり度合い検出方法。
  9. 前記曲がり度合い検出装置を複数使用し、各前記光ファイバセンサのうちの前記凹凸が形成された部分を前記対象物に取り付けるとともに複数の前記光ファイバセンサの凹凸を前記対象物の一方端からの距離が異なる複数の位置にそれぞれ配置し、複数の前記光量検出部の検出結果に基づいて前記対象物の曲がり度合いを検出することを特徴とする、請求項7に記載の曲がり度合い検出方法。
  10. 前記対象物の曲がり度合いの検出結果に基づいて、前記対象物の曲がり状態を画像表示装置の画面に表示することを特徴とする、請求項7から請求項9までのいずれかに記載の曲がり度合い検出方法。
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