JP2014142228A - 形状センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ねじれ等の影響を受け難い、所望の湾曲方向のみの湾曲形状を測定可能な形状センサを提供することである。
【解決手段】光源102と、前記光源102から照射される所望の検出光を伝搬可能な形状測定用の光ファイバ2a〜2dと、前記光ファイバ2a〜2dの一部に配置された被検出部104と、前記光ファイバ2a〜2dを通して伝搬された前記検出光を検出する受光部(光検出部)105とを有し、前記光ファイバ2a〜2dの湾曲時に、前記光ファイバ2a〜2dの曲率の変化に応じて、受光部105を経て検出される光の特性が変化することを利用して被測定物の形状を測定可能な形状センサであって、前記光ファイバ2a〜2dの光軸方向に沿って少なくとも1部に設けられ、前記光ファイバ2a〜2dの湾曲可能方向を所望の方向に規制する湾曲方向規制部9を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被測定物の形状を検出するために使用される形状センサに関する。
特許文献1には、内視鏡のスコープに組み付けられ、内視鏡のスコープと一体的に曲折し、スコープの形状を検出するために使用される形状検出プローブ(以下、形状センサと称する)が記載されている。ここでは、光源から出射された曲率検出のための光である検出光が光供給用ファイバを通して先端側に伝達される。光供給用ファイバの出射端にはミラーが設けられており、ミラーによって反射された検出光の反射光が、曲率検出用ファイバに入射し、反射光は、受光素子によって受光される。そして、曲率検出用ファイバの表面付近に、反射光の一部を吸収する複数の光損失部が設けられている。光損失部による反射光の吸収量は、光損失部が設けられた箇所におけるファイババンドルの曲率に応じて異なる。このため、光損失部を通過する前後の反射光の強度に基づいて、ファイババンドルの曲率が算出される構成が示されている。
特許第4714570号公報
特許文献1の形状センサは、被測定物である可撓性チューブの内周面などに着脱可能に装着して使用される。形状センサを可撓性チューブに装着する場合に、形状センサの先端もしくは後端といった限られた範囲でしか形状センサと可撓性チューブとを保持固定できない場合がある。このような場合では、保持固定部から軸方向に離れた場所では、形状センサがねじれてしまう可能性がある。形状センサがねじれてしまうと可撓性チューブの湾曲軸と形状センサの湾曲軸が一致しなくなる為、被測定物である可撓性チューブの形状を正確に測定することが困難になる。特に、特許文献1に示される様な、被測定物である可撓性チューブの中心軸を中心にしたいづれの方向に対しても均等な可撓性を有する構造の被測定物では、ねじれやすい構造と考えられる。そのため、可撓性チューブの中心軸を中心にしたいづれの方向に対しても均等な可撓性を有する構造の被測定物の測定に特許文献1に示される形状センサをそのまま採用することは難しい。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、ねじれ等の影響を受け難い、所望の湾曲方向のみの湾曲形状を測定可能な形状センサを提供することにある。
本発明の一局面の態様は、光源と、前記光源から照射される所望の検出光を伝搬可能な形状測定用の光ファイバと、前記光ファイバの一部に配置された被検出部と、前記光ファイバを通して伝搬された前記検出光を検出する光検出部とを有し、前記光ファイバの湾曲時に、前記光ファイバの曲率の変化に応じて、前記被検出部を経て検出される光の特性が変化することを利用して被測定物の形状を測定可能な形状センサであって、前記光ファイバの光軸方向に沿って少なくとも一部に設けられ、前記光ファイバの湾曲可能方向を所望の方向に規制する湾曲方向規制部を有することを特徴とする形状センサである。
好ましくは、前記湾曲方向規制部は、前記光ファイバの光伝搬方向に沿って並設され、前記光ファイバを保持可能なファイバ保持部を有する複数のファイバ保持部材を備え、前記ファイバ保持部材は、摺動面として案内可能なガイド面を有し、前記ガイド面によって案内される方向に前記光ファイバの湾曲可能方向が規制される事を特徴とする。
好ましくは、隣接する前記ファイバ保持部材同士は、それぞれのファイバ保持部材を連結可能なジョイント部を有し、前記ジョイント部に前記カイド面が設けられていることを特徴とする。
好ましくは、前記ジョイント部は、少なくとも前記ファイバ保持部材の軸方向のいずれか一方に形成された凸型形状のジョイント凸部と、他方側に設けられ、前記ジョイント凸部の凸形状部の幅より大きな幅の溝形状のガイド面を有する凹型形状のジョイント凹部とから構成され、前記ジョイント凸部と前記ジョイント凹部を組み合わせて前記ファイバ保持部材が連結されることを特徴とする。
好ましくは、前記ファイバ保持部材は、前記光ファイバの光軸方向の両端に、凸形状に延びた前記ジョイント部が配置されており、隣接する前記ファイバ保持部材の前記ガイド面同士を当接させる様に組み合わせて前記ファイバ保持部材が連結されることを特徴とする。
好ましくは、前記ジョイント部は、前記ガイド面に垂直方向に空けられた穴部に挿入されたジョイント軸によって連結され、前記ジョイント軸を中心に回動自在に案内される事を特徴とする。
好ましくは、前記湾曲方向規制部は、前記ファイバ保持部材の連結方向に垂直な方向に設けられた円柱状の軸部と、前記軸部が挿入される穴の内周面を摺動面として案内可能で、前記軸部と前記穴との摺動面によって案内される方向に前記光ファイバの湾曲可能方向が規制される事を特徴とする。
好ましくは、隣接する2つの前記ファイバ保持部材の内、一方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた円柱穴と、他方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた摺動面に、前記ファイバ保持部材が連結される方向に直交する方向に、前記軸部が挿入され、前記ファイバ保持部材が前記軸部を中心に回動自在に連結されるよう、前記軸部と前記摺動面が配置されていることを特徴とする。
好ましくは、隣接する2つの前記ファイバ保持部材の内、一方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた円柱状の軸部と、他方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた、前記軸部を回動可能に保持する摺動面、及び、他方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた、前記軸部を摺動面まで圧入するために、前記軸部の外径よりも細い幅で、他方の前記ファイバ保持部材の外周面から前記摺動面まで通ずるスリットを更に有し、前記摺動面に、前記スリットを介して前記軸部を圧入すること事で、回動自在に連結されるよう、前記軸部と前記摺動面と前記スリットが配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ねじれ等の影響を受け難い、所望の湾曲方向のみの湾曲形状を測定可能な形状センサを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態の形状センサの全体の概略構成を示す側面図。 第1の実施の形態の形状センサの原理を説明するための概略構成図。 第1の実施の形態の形状センサの検出部の横断面図。 (A)は第1の実施の形態の形状センサユニットの1つの駒部材の一端側のジョイント凸部を示す要部の横断面図、(B)は駒部材の他端側のジョイント凹部を示す要部の横断面図。 第1の実施の形態の形状センサユニットの湾曲状態を示す側面図。 本発明の第2の実施の形態の形状センサユニットの2つの駒部材の連結部分を示す要部の側面図。 本発明の第3の実施の形態の形状センサユニットの駒部材の連結部分を示す要部の縦断面図。 第3の実施の形態の形状センサユニットの湾曲状態を示す側面図。 (A)は第4の実施の形態の形状センサユニットの2つの駒部材のジョイント部の非連結状態を示す側面図、(B)は同平面図。 (A)は第4の実施の形態の形状センサユニットの2つの駒部材のジョイント部の連結状態を示す側面図、(B)は同平面図。
[第1の実施の形態]
(構成)
図1乃至図5は、本発明の第1の実施の形態を示す。まず、図2、図3の模式図を参照して形状センサ101の原理を説明する。図2は形状センサの原理を説明するための概略構成図、図3は形状センサの検出部の横断面図である。形状センサ101は、主に光を射出する光源102と、光源102から射出された光を導光する光ファイバ103と、被検出部104と、前記光ファイバ103を通してを伝搬された検出光を検出する受光部(光検出部)105とによって構成されている。光源102は、例えば、発光ダイオード(LED)若しくはレーザ光源である。
光ファイバ103は、結合部(光カプラ)106で3方に分岐され、検出用光ファイバ103aと、光供給用光ファイバ103bと、受光用光ファイバ103cとによって構成されている。検出用光ファイバ103aの先端には、導光されてきた光を反射する反射部107が設けられている。ここで、光ファイバ103は、図3に示すように、コア108と、コア108の外周を覆うクラッド109により構成され、さらに最外装に被覆部材110を有していても良い。
結合部106は、2本の導光路部材である光供給用光ファイバ103bと、受光用光ファイバ103cが1本の導光路部材である検出用光ファイバ103aに接続されて形成されている。光供給用光ファイバ103bは、光導入路であり、端部に設けられた光源102から射出された光を結合部106に導光する。結合部106は、光供給用光ファイバ103bから入射した光の多くを検出用光ファイバ103aに導光し、反射部107で反射された光の少なくとも一部を受光用光ファイバ103cに導光する機能を有している。
本実施の形態の形状センサ101は、被検体である例えば、長尺な可撓性湾曲構造物に沿うように検出用光ファイバ103aを一体的に装着することにより、その可撓性湾曲構造物の屈曲状態、及び、屈曲方向を検出する。ここで、被検体に形状センサ101を装着する際に、被検体の曲がり部分を、形状センサ101の被検出部104と位置合わせすることにより、被検体の適正な位置に設置される。そして、検出用光ファイバ103aは、被検体のフレキシブルな動作に追従し、光供給用光ファイバ103bから入射した光を先端の光を反射部107で反射し、光を往来させる。即ち、結合部106を経た光供給用光ファイバ103bからの光を反射部107まで導光し、その反射部107で反射された反射光を結合部106まで戻すように導光する。
受光用光ファイバ103cは、光導出路であり、端部に設けられた受光部105へ、反射部107で反射されて結合部106にて分岐された反射光を導光する。検出用光ファイバ103aは、少なくとも1つの被検出部104を有する。
図3に示すように、被検出部104は、検出用光ファイバ103aの外周からクラッド109の一部が除去され、コア108の一部が露出している開口部112と、開口部112に配置された光特性変換部材113と、を有する。尚、被検出部104は、コア108が露出していなくても、導光路を通る光が開口部112まで到達していればよい。
光特性変換部材113は、導光された光の特性を変換する機能を有する。光特性変換部材113は、例えば、導光損失部材若しくは波長変換部材などである。例えば、導光損失部材ならば、光吸収体であり、波長変換部材ならば、蛍光体等が挙げられる。本実施形態では、光特性変換部材は導光損失部材として扱う。
光源102から照射された光は、光供給用光ファイバ103b、結合部106及び検出用光ファイバ103aを経て導光され、反射部107で反射される。反射部107で反射された反射光は、検出光として、結合部106で分岐されて、受光用光ファイバ103cを導光して受光部105に到達する。受光部105は、受光した検出光を光電変換し、光量を示す電気信号を出力する。
上記構成の形状センサ101では、光ファイバ103内を導光される光が光特性変換部材113に入射した場合には、損失が生じる。この導光損失量は、受光用光ファイバ103cの屈曲及び振れの方向と屈曲量とによって変化する。
検出用光ファイバ103aが直線状の状態であっても、開口部112の幅に従い、ある程度の光量が光特性変換部材113で損失される。この光の損失量を基準とした場合には、例えば、光特性変換部材113が屈曲する検出用光ファイバ103aの屈曲方向における外周面上に配置されていれば、基準とした導光損失量よりも多い導光損失量が生じる。反対に、光特性変換部材113が屈曲する検出用光ファイバ103aの屈曲方向における内周面上に配置されていれば、基準とした導光損失量よりも少ない導光損失量が生じる。
この導光損失量の変化は、受光部105で受光される検出光量に反映される。即ち、受光部105の出力信号に反映される。従って、受光部105の出力信号によって、形状センサ101の被検出部104の位置、即ち被検体の光特性変換部材113の設けられた位置での屈曲方向及び屈曲量(角度)を検出することができる。
次に、本実施の形態に適用される形状センサユニット1について説明する。図1は第1実施形態の形状センサユニット1全体の構成を示す構成図であり、平面図を表している。本実施の形態の形状センサユニット1は、複数本の光ファイバ2、本実施の形態では4本の光ファイバ2a、2b、2c、2d(図4(A),(B)、図5(A),(B)に示す)と、これら4本の光ファイバ2a〜2dを保持可能な複数のファイバ保持部材3とを備えている。複数のファイバ保持部材3は、各光ファイバ2の光伝搬方向(光軸方向)に沿って並設されている。
4本の光ファイバ2a〜2dは、それぞれ所望の特性を有する検出光を導波可能な光ファイバ2であり、上述した形状センサ101の検出用光ファイバ103aに相当する。各光ファイバ2a〜2dの被覆部材110及びクラッド109(図3参照)の少なくともいずれか一方に、少なくとも光ファイバ2の一本あたり1個の被検出部104が設けられている。各光ファイバ2a〜2dの先端側端面には、前記検出光を後端側に反射可能な反射部107が設置されている。
各光ファイバ2a〜2dの後端には、前記検出光を発光可能な光源102および前記検出光の光量を測定可能な受光部105が光学的に前記各光ファイバ2a〜2dとそれぞれ接続されている。また、各光ファイバ2a〜2dと前記光源102および受光部105の接続は、結合部106の光カプラによって接続されている。そして、前記光源102から出射される検出光(図1中に実線矢印で示す)は各光ファイバ2a〜2dを通して後端から先端へ導波可能に、また前記反射部107によって反射され、各光ファイバ2a〜2dの先端から後端へ導波される検出光(図1中に点線矢印で示す)は、前記受光部105へ導波可能になっている。これにより、本実施の形態の形状センサユニット1では、4本の光ファイバ2a〜2dによって形状センサ101のファイバセンサがそれぞれ構成されている。
各ファイバ保持部材3は、ほぼ円柱状の駒部材4を有している。先端と後端を除いて隣接する駒部材4同士は、それぞれの駒部材4を連結可能なジョイント部5を有している。ここで、1つの駒部材4の一方の前端面(図1中で右端面)の中央部位には図4(A)に示すように凸型形状のジョイント凸部6が形成され、他方の後端面(図1中で左端面)の中央部位には図4(B)に示すように凹型形状のジョイント凹部7が形成されている。
ジョイント凸部6は、図4(A)に示すように断面形状が長方形状のほぼ平板状の凸形状部である。ジョイント凹部7には、ジョイント凸部6の凸形状部の幅より大きな幅の連結溝7aが形成されている。そして、前後に隣接する2つの駒部材4のうち、前方の駒部材4の後端部のジョイント凸部6が後方の駒部材4の前端部のジョイント凹部7の連結溝7a内に挿入された状態で連結されている。さらに、ジョイント凸部6とジョイント凹部7との連結部には光ファイバ2の光伝搬方向と直交する方向に延設されたジョイント軸8が挿入され、このジョイント軸8によって、ジョイント凸部6とジョイント凹部7との連結部が回動自在に連結されている。
駒部材4には、ジョイント凸部6の長さが長い方の2端面(図4(a)中で上端面6aと、下端面6b)と、長さが短い方の2端面(図4(a)中で左端面6cと、右端面6d)とが設けられている。さらに、駒部材4には、それぞれ4本の光ファイバ2a〜2dを挿通する4つの挿通孔11が各光ファイバ2の光伝搬方向(光軸方向)と平行にそれぞれ形成されている。4つの挿通孔11は、各ファイバ保持部材3の駒部材4の図4(a)中で上下左右の4方向に等間隔(90°間隔)で配置されている。そして、図4(a)中で上位置の光ファイバ2aは、ジョイント凸部6の上端面6aと離間対向配置されている。同様に、図4(a)中で下位置の光ファイバ2bは、ジョイント凸部6の下端面6bと、左位置の光ファイバ2cは、ジョイント凸部6の左端面6cと、右位置の光ファイバ2dは、ジョイント凸部6の右端面6dとそれぞれ離間対向配置されている。これにより、本実施の形態では4本の光ファイバ2a〜2dのファイバセンサは、複数のファイバ保持部材3によって所望の位置で保持されている。
また、本実施の形態の形状センサユニット1には、4本の光ファイバ2a、2b、2c、2dの湾曲可能方向を所望の方向に規制する湾曲方向規制部9が設けられている。本実施の形態では、湾曲方向規制部9は、前後に隣接する2つの駒部材4のジョイント凸部6とジョイント凹部7との連結部によって形成されている。ここで、ジョイント凹部7の連結溝7aの2つの溝壁7a1、7a2には、ジョイント凸部6の上端面6aと、下端面6bとがそれぞれ当接され、摺動面として案内可能なガイド面10が形成されている。そして、前後に隣接する2つの駒部材4のジョイント凸部6とジョイント凹部7との連結部では、互いにガイド面10で当接しながらジョイント軸8によって回動可能に軸支されている。
なお、ファイバセンサの本数、駒部材4の数は、本実施形態の数に限定されるものではない。また、前記反射部107は必須の構成要因ではなく、例えば4本の光ファイバ2a〜2dは、前端で折り返して後端側に戻す構造であっても構わない。上記被検出部104の感度に指向性がある場合、最も感度が良い方向と上記形状センサユニット1の湾曲方向とが一致する様に、前記ガイド面10が配置される構造が好ましい。
そして、本実施の形態の形状センサユニット1は、例えば、長尺で可撓性を有する部材である被検体に沿うように4本の光ファイバ2a〜2dを一体的に装着することにより、その被検体の屈曲状態、及び、屈曲方向を検出する。また、被検体に形状センサユニット1を装着する際に、被検体の曲がり部分を、4本の光ファイバ2a〜2dの被検出部104と位置合わせすることにより、被検出部104が被検体の適正な位置に設置される。本実施の形態では、可撓性湾曲構造物の内部に配設されたチャンネルに、形状センサユニット1が少なくともその1部において接着等により固定保持されている。
(作用)
次に、上記構成の本実施の形態の形状センサユニット1の作用について説明する。本実施の形態の形状センサユニット1は、図示しない被測定物が湾曲すると、被測定物内に設置された形状センサユニット1が被測定物から外力を受け、前記ジョイント軸8を回転軸として前記ガイド面10に案内されて駒部材4が回動する。このとき、形状センサユニット1は、前記ジョイント軸8(図1中の座標系ではX軸)を回転中心とした、1軸の軸回り方向のみ湾曲可能になる。
前記形状センサユニット1が湾曲すると、その曲率によって被検出部104から外に漏れ出す検出光の光量が変化する。その為、反射部107によって反射され受光部105によって測定される検出光の光量も変化する。このとき、形状センサユニット1の湾曲の曲率が大きいほど検出光の戻り光量が大きく変化する。ここで、被検出部104が圧縮方向に湾曲する場合は戻り光量は増加し、また被検出部104が引張方向に湾曲する場合は、戻り光量は減少する様に変化する。
(効果)
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の形状センサユニット1では、4本の光ファイバ2a、2b、2c、2dの湾曲可能方向を所望の方向に規制する湾曲方向規制部9を設けている。そのため、ジョイント軸8(図1中の座標系ではX軸)を回転中心とした、1軸の軸回り方向のみ湾曲可能な形状センサを提供することが可能になる。従って、被測定物に形状センサの先端や後端の様な少ない保持ポイントで設置固定する場合でも、形状センサユニット1がねじれ難く、所望の湾曲方向のみに湾曲可能で、湾曲形状を正確に測定可能な形状センサを提供することが可能になる。これにより、ねじれ等の影響を受け難い、所望の湾曲方向のみの湾曲形状を測定可能な形状センサを提供することができる。
[第2の実施の形態]
(構成)
図6は、本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図5参照)の形状センサユニット1の駒部材4のジョイント部5の構成を次の通り変更した変形例である。これ以外の部分は第1の実施の形態と同一構成である。そのため、図6中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態の形状センサユニット1では、前後に隣接する駒部材4が中心軸対称形状である。すなわち、駒部材4の一方の前端面(図1中で右端面)の中央部位には図6に示すように平板形状の前側対称形状ジョイント21aが前向きに突設され、他方の後端面(図1中で左端面)の中央部位には平板形状の後ろ側対称形状ジョイント21bが後ろ向きに突設されている。前側対称形状ジョイント21aと後ろ側対称形状ジョイント21bとは駒部材4の中心線に対して線対称の位置に配置されている。そして、前後に隣接する2つの駒部材4のうち、前方の駒部材4の後ろ側対称形状ジョイント21bが後方の駒部材4の前側対称形状ジョイント21aに重ね合わされた状態で接合されている。さらに、後ろ側対称形状ジョイント21bと前側対称形状ジョイント21aとの接合部には光ファイバ2の光伝搬方向と直交する方向に延設されたジョイント軸22が挿入され、このジョイント軸22によって、後ろ側対称形状ジョイント21bと前側対称形状ジョイント21aとの連結部が回動自在に連結されている。
本実施の形態では、湾曲方向規制部9は、前後に隣接する2つの駒部材4の後ろ側対称形状ジョイント21bと前側対称形状ジョイント21aとの連結部によって形成されている。ここで、後ろ側対称形状ジョイント21bと前側対称形状ジョイント21aとの接合面間は、当接され、摺動面として案内可能なガイド面23が形成されている。そして、前後に隣接する2つの駒部材4の後ろ側対称形状ジョイント21bと前側対称形状ジョイント21aとの連結部では、互いにガイド面23で当接しながらジョイント軸22によって回動可能に軸支されている。
(作用・効果)
本実施の形態の形状センサユニット1でも第1の実施の形態と同一の作用効果が得られる。さらに、本実施の形態の形状センサユニット1で使用される前記駒部材4は、隣接する駒部材4同士を例えば180°回転させて配置すれば、全く同一の駒部材4を使用して連結させる事が可能になる。そのため、本実施の形態では第1実施形態の効果に加え、駒部材4の構成を簡素化することができる。
[第3の実施の形態]
(構成)
図7および図8は、本発明の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図5参照)の形状センサユニット1の変形例である。本実施の形態の変更部分以外の部分は第1の実施の形態と同一構成である。そのため、図7および図8中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態の形状センサユニット1では、前後に隣接する2つの駒部材4のうち、前方の駒部材4の後端部のジョイント凸部6と後方の駒部材4の前端部のジョイント凹部7との連結部に第1の実施の形態で使用したジョイント軸8は設けられていない。そして、前方の駒部材4の後端部のジョイント凸部6と後方の駒部材4の前端部のジョイント凹部7との連結作業時には、隣接する前記駒部材4は、図示しない与圧機構によって前記駒部材4が軸方向に押圧され、前方の駒部材4の後端部のジョイント凸部6が後方の駒部材4の前端部のジョイント凹部7の連結溝7a内に挿入される。このとき、前方の駒部材4の後端部のジョイント凸部6と後方の駒部材4の前端部のジョイント凹部7との連結部では、ジョイント凹部7の連結溝7aの2つの溝壁7a1、7a2には、ジョイント凸部6の上端面6aと、下端面6bとがそれぞれ当接され、摺動面として案内可能なガイド面10が形成されている。そして、前後に隣接する2つの駒部材4のジョイント凸部6とジョイント凹部7との連結部では、互いにガイド面10で当接しながら摺動可能に連結されている。
(作用)
本実施の形態の形状センサユニット1では、湾曲方向規制部9の複数の駒部材4は、4本の光ファイバ2a、2b、2c、2dに保持されている。そして、前後に隣接する2つの駒部材4のジョイント凸部6とジョイント凹部7との連結部では、互いにガイド面10で当接しながら摺動可能に連結されている。これにより、前後に隣接する2つの駒部材4間は、ガイド面10に沿う摺動動作のみが可能であり、このガイド面10に沿う摺動動作方向以外の方向への動きは規制される。そのため、本実施の形態の形状センサユニット1でも、図1、図8中の座標系でX軸を回転中心とした、1軸の軸回り方向のみ湾曲可能になる。
(効果)
そこで、本実施の形態の形状センサユニット1でも第1の実施の形態と同一の作用効果が得られる。さらに、本実施の形態の形状センサユニット1では、第1実施形態の効果に加え、第1の実施の形態で使用したジョイント軸8が不要になる為、部品点数の削減、組立工数の削減が可能になり、より安価な形状センサを提供する事が可能になる。
[第4の実施の形態]
(構成)
図9(A),(B)および図10(A),(B)は、本発明の第4の実施の形態を示す。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図5参照)の形状センサユニット1の駒部材4のジョイント部5の構成を次の通り変更した変形例である。これ以外の部分は第1の実施の形態と同一構成である。そのため、図9(A),(B)および図10(A),(B)中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態の形状センサユニット1では、1つの駒部材4の一方の端面(前端面)の中央部位には凹型形状のジョイント凹部31が形成され、他方の端面(後端面)の中央部位には凸型形状のジョイント凸部32が形成されている。
ジョイント凸部32には、駒部材4の後端面の中央部位に後ろ向きに突設された1つのアーム33と、このアーム33の先端部にアーム33の突設方向と直交する方向(図9(A)中で上下方向)に延出された円柱状の軸部34とが設けられている。
ジョイント凹部31には、駒部材4の前端面に前向きに突設された2つのアーム35a、35bが設けられている。これらのアーム35a、35b間には、ジョイント凸部32のアーム33が挿入可能になっている。さらに、図9(B)に示すように各アーム35a、35bには先端側に円孔36と、各アーム35a、35bの先端とこの円孔36との間を連通するスリット37とが形成されている。円孔36の孔径は軸部34の直径とほぼ同径に設定され、スリット37の幅寸法は軸部34の直径よりも若干小さな寸法に設定されている。これにより、各アーム35a、35bの先端部は、スリット37内に軸部34が挿入された際にスリット37の幅方向に弾性変形可能になっている。
そして、前記ジョイント凸部32と前記ジョイント凹部31は、ジョイント凸部32の軸部34がジョイント凹部31の各アーム35a、35bのスリット37内を通して円孔36内に挿入されることで、互いに組み合うように連結される。このジョイント凸部32とジョイント凹部31との連結時には、ジョイント凸部32の軸部34がジョイント凹部31の円孔36に沿って回動自在に摺動可能な湾曲方向規制部として機能する摺動ガイド面38が形成されている。
なお、前記軸部34は、必ずしも前記ジョイント凸部32と一体に形成されている必要はな無く、たとえばジョイント凸部32に設けられた図示しない穴に挿入されたピン等(例えばジョイント軸)であっても構わない。
(作用)
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の形状センサユニット1では、ジョイント凸部32とジョイント凹部31との連結時には、ジョイント凸部32の軸部34をジョイント凹部31の各アーム35a、35bのスリット37内に押圧して組み付ける。このとき、ジョイント凸部32の軸部34をジョイント凹部31の各アーム35a、35bのスリット37内に挿入された際に、ジョイント凹部31の各アーム35a、35bは、スリット37の幅方向にスリット37を広げながら、弾性変形することで、軸部34がスリット37内を通過して円孔36内に圧入される。このように軸部34が円孔36内に圧入されて嵌合された状態で、ジョイント凸部32の軸部34がジョイント凹部31の円孔36の摺動ガイド面38に沿って回動自在に摺動可能な状態で保持される。これにより、ジョイント凸部32の軸部34の外周面とジョイント凹部31の円孔36の摺動ガイド面38とが隙間なく回動自在に組み合わされ、形状センサユニット1は、前記ジョイント凸部32の軸部34を回転中心とした、1軸の軸回り方向のみ湾曲可能になる。
(効果)
そこで、本実施の形態の形状センサユニット1でも第1の実施の形態と同一の作用効果が得られる。さらに、本実施の形態の形状センサユニット1では、第1実施形態の効果に加え、ジョイント凸部32の軸部34をジョイント凹部31の円孔36の摺動ガイド面38に圧入によって組み付け可能になる。そのため、第1実施形態のように、隣接する2つの駒部材4を連結する際にジョイント軸8を挿入して固定保持する必要がなくなる為、組立て工数の削減が可能になり、かつジョイント軸8が不要になる為、部品点数の削減も可能になる。従って、より安価な形状センサを提供することが可能になる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、全ての実施形態および変形例において、湾曲方向規制部によって規制される回転軸の向きを各駒部材4の並設方向に沿って交互に例えば90°軸回り方向に回転させた配置にしても良い。この場合、湾曲方向規制部によって規制される軸と、その軸と直交する軸の所望の2軸方向に湾曲可能な形状センサーを実現する事が可能になる。さらに、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
2a〜2d…光ファイバ、9…湾曲方向規制部、102…光源、104…被検出部、105…受光部(光検出部)。

Claims (9)

  1. 光源と、前記光源から照射される所望の検出光を伝搬可能な形状測定用の光ファイバと、前記光ファイバの一部に配置された被検出部と、前記光ファイバを通して伝搬された前記検出光を検出する光検出部とを有し、前記光ファイバの湾曲時に、前記光ファイバの曲率の変化に応じて、前記被検出部を経て検出される光の特性が変化することを利用して被測定物の形状を測定可能な形状センサであって、
    前記光ファイバの光軸方向に沿って少なくとも1部に設けられ、前記光ファイバの湾曲可能方向を所望の方向に規制する湾曲方向規制部とを有することを特徴とする形状センサ。
  2. 前記湾曲方向規制部は、
    前記光ファイバの光伝搬方向に沿って並設され、前記光ファイバを保持可能なファイバ保持部を有する複数のファイバ保持部材を備え、
    前記ファイバ保持部材は、摺動面として案内可能なガイド面を有し、前記ガイド面によって案内される方向に前記光ファイバの湾曲可能方向が規制される事を特徴とする、請求項1に記載の形状センサ。
  3. 隣接する前記ファイバ保持部材同士は、それぞれのファイバ保持部材を連結可能なジョイント部を有し、
    前記ジョイント部に前記カイド面が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の形状センサ。
  4. 前記ジョイント部は、少なくとも前記ファイバ保持部材の軸方向のいずれか一方に形成された凸型形状のジョイント凸部と、他方側に設けられ、前記ジョイント凸部の凸形状部の幅より大きな幅の溝形状のガイド面を有する凹型形状のジョイント凹部とから構成され、
    前記ジョイント凸部と前記ジョイント凹部を組み合わせて前記ファイバ保持部材が連結されることを特徴とする、請求項3に記載の形状センサ。
  5. 前記ファイバ保持部材は、前記光ファイバの光軸方向の両端に、凸形状に延びた前記ジョイント部が配置されており、
    隣接する前記ファイバ保持部材の前記ガイド面同士を当接させる様に組み合わせて前記ファイバ保持部材が連結されることを特徴とする、請求項3に記載の形状センサ。
  6. 前記ジョイント部は、前記ガイド面に垂直方向に空けられた穴部に挿入されたジョイント軸によって連結され、前記ジョイント軸を中心に回動自在に案内される事を特徴とする、請求項4または5に記載の形状センサ。
  7. 前記湾曲方向規制部は、前記ファイバ保持部材の連結方向に垂直な方向に設けられた円柱状の軸部と、前記軸部が挿入される穴の内周面を摺動面として案内可能で、
    前記軸部と前記穴との摺動面によって案内される方向に前記光ファイバの湾曲可能方向が規制される事を特徴とする、請求項2に記載の形状センサ。
  8. 隣接する2つの前記ファイバ保持部材の内、一方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた円柱穴と、
    他方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた摺動面に、前記ファイバ保持部材が連結される方向に直交する方向に、前記軸部が挿入され、前記ファイバ保持部材が前記軸部を中心に回動自在に連結されるよう、前記軸部と前記摺動面が配置されていることを特徴とする請求項7に記載の形状センサ。
  9. 隣接する2つの前記ファイバ保持部材の内、一方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた円柱状の軸部と、
    他方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた、前記軸部を回動可能に保持する摺動面、及び、他方の前記ファイバ保持部材の前記ジョイント部に設けられた、前記軸部を摺動面まで圧入するために、前記軸部の外径よりも細い幅で、他方の前記ファイバ保持部材の外周面から前記摺動面まで通ずるスリットを更に有し、
    前記摺動面に、前記スリットを介して前記軸部を圧入すること事で、回動自在に連結されるよう、前記軸部と前記摺動面と前記スリットが配置されていることを特徴とする請求項7に記載の形状センサ。
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