JP2008130670A - 半導体装置、論理回路および電子機器 - Google Patents

半導体装置、論理回路および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】SOI基板上に形成され、インバータを有する半導体装置のリーク電流の低減を図る。
【解決手段】半導体基板と、その上に形成された絶縁膜と、さらに、その上に設けられた半導体膜とを有するSOI基板上に形成され、交差接続されたインバータINV1、INV2を有する論理回路であって、インバータINV1を構成するnチャネル型MISFETTN1およびpチャネル型MISFETTP1の半導体基板に位置するバックゲート部7Aを同電位とするとともにインバータINV2の出力に接続し、インバータINV2を構成するnチャネル型MISFETTN2およびpチャネル型MISFETTP2の半導体基板に位置するバックゲート部7Bを同電位とするとともにインバータINV1の出力に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置、特に、SOI(silicon on insulator)基板上に形成されるトランジスタの構成に関するものである。
SOI基板上にトランジスタを形成した場合、いわゆるバルク基板上にトランジスタを形成する場合と比較し、寄生容量が小さいため低電圧駆動が可能であり低消費電力となる。また、高速駆動が可能となるなどの利点があり、その開発が注目されている。
かかるトランジスタの特性を向上させるべく、種々の検討がなされている。例えば、下記特許文献1(特開平8−228145号公報)には、高速動作および待機時の低消費電力化を図るため、論理回路のMOSFETのボディ部をフローティング状態として、低しきい値電圧のMOSFETとするとともに、電源スイッチ用MOSFETのボディ部には電源電圧によりバイアスをかけて、高しきい値電圧のMOSFETとする技術が開示されている。
特開平8−228145号公報
本発明者は、SOI基板上に形成される半導体装置の特性の向上、特に、SOI基板上に形成される集積回路のリーク電流を低減すべく、鋭意検討している。
インバータ回路(以下インバータと略す)は、上記集積回路の中でも基本となる回路ブロックであり、電源電位(Vdd)と接地電位(Vss)との間にnチャネル型MISFETとpチャネル型MISFETとが直列に接続された構成となっている。これらインバータではMISFETの共通ゲートが入力となり、nチャネル型MISFETとpチャネル型MISFETの接続部が出力となる。
また、半導体基板、絶縁膜および半導体膜が積層されたSOI基板においては、バルク基板と異なり、いわゆるボディ部(半導体膜)の他、かかる部位と絶縁膜を介して位置するバックゲート部(半導体基板)の電位の固定(制御)が重要となる。
ここで、ボディ部を所定の電位に固定するには、素子形成領域(半導体膜)上に電位の供給のためのコンタクト部を設ける必要があり、回路面積が増大する。
そこで、本発明者は、ボディ部をフローティング状態とし、バックゲート部の電位を制御するインバータ構成を検討した。
しかしながら、追って詳細に説明するように、バックゲート部(半導体基板)を例えば接地電位(Vss)に固定した場合、nチャネル型MISFETにおいては、そのソース電位(Vss)とバックゲート電位との間の電位差は0となるが、pチャネル型MISFETにおいては、そのソース電位(Vdd)とバックゲート電位との間の電位差は−Vddとなる。よって、pチャネル型MISFETの閾値はデプレッション側にシフトし、リーク電流が増大する(図3参照)。また、逆に、バックゲート部(半導体基板)を電源電位(Vdd)に固定した場合は、nチャネル型MISFETの閾値がデプレッション側にシフトし、リーク電流が増大する(図3参照)。
そこで、本発明は、インバータを有する半導体装置の特性の向上、特に、リーク電流の低減を図ることを目的とする。また、高性能、特に、低消費電流のインバータを有する論理回路を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る半導体装置は、(a)半導体基板と、前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた半導体膜とを有する多層基板の、第1領域に形成され、直列に接続された第1nチャネル型MISFETおよび第1pチャネル型MISFETを有する第1インバータと、(b)前記多層基板の第2領域に形成され、直列に接続された第2nチャネル型MISFETおよび第2pチャネル型MISFETを有する第2インバータと、(c)前記第1インバータの出力と前記第2インバータの入力とを接続する第1配線と、(d)前記第2インバータの出力と前記第1インバータの入力とを接続する第2配線と、(e)前記半導体基板の第1領域に形成された第1バックゲート領域と、(f)前記半導体基板の第2領域に形成された第2バックゲート領域と、(g)前記第1配線と第2バックゲート領域との第1接続部と、(h)前記第2配線と第1バックゲート領域との第2接続部と、を有する。
かかる構成によれば、第1配線と第2バックゲート領域(バックゲート部)とを接続し、第2配線と第1バックゲート領域とを接続したので、リーク電流の低減を図ることができる。特に、第1、第2バックゲート領域を形成せず、半導体基板を接地電位(Vss)に固定した場合と比較し、オフ時の第1、第2pチャネル型MISFETのリーク電流を低減することができる。また、第1、第2バックゲート領域を形成せず、半導体基板を電源電位(Vdd)に固定した場合と比較し、オフ時の第1、第2nチャネル型MISFETのリーク電流を低減することができる。
例えば、前記第1インバータと第2インバータは、SRAMの情報記憶部を構成する。かかる構成によれば、SRAMの情報記憶部のリーク電流を低減することができる。特に、SRAMにおいては、上記構成の情報記憶部を多数有するため、リーク電流の低減効果が大きい。
例えば、第1データ線と、第2データ線と、前記第1データ線と、第2インバータの出力との間に接続された第1トランジスタ(通常nチャネル型MISFET)と、前記第2データ線と、第1インバータの出力との間に接続された第2トランジスタ(通常nチャネル型MISFET)と、を有する。さらに、前記第1バックゲート領域は、前記第1トランジスタ形成領域まで延在せず、前記第2バックゲート領域は、前記第2トランジスタ形成領域まで延在していない。かかる構成によれば、SRAMの情報記憶部のリーク電流を低減することができる。また、情報記憶部のデータを第1および第2トランジスタを介して第1および第2データ線に読み出すことができる。また、第1および第2トランジスタの形成領域には、それぞれ第1、第2バックゲート領域が延在していないため、例えば、半導体基板の電位を所定の電位に固定することにより他のMISFETとは独立して第1、第2トランジスタのバックゲート領域を電位制御することができる。
例えば、前記第1および第2バックゲート領域は、前記半導体基板に形成された不純物領域である。かかる構成によれば、容易に第1、第2バックゲート領域を同電位とすることができる。
例えば、前記半導体基板はp型で、前記第1および第2バックゲート領域は、n型不純物領域であり、前記半導体基板には接地電位が接続されている。かかる構成によれば、半導体基板に接地電位が印加されていても、バックゲート領域の電位が接地電位より大きい限り、その電位を基板電位(接地電位)と隔離することができる。
例えば、前記半導体基板はn型で、前記第1および第2バックゲート領域は、p型不純物領域であり、前記半導体基板には電源電位が接続されている。かかる構成によれば、半導体基板に電源電位が印加されていても、バックゲート領域の電位が電源電位より小さい限り、その電位を基板電位(電源電位)と隔離することができる。
例えば、前記第1接続部は、その経路に第1nチャネル型MISFETもしくは第1pチャネル型MISFETのゲート配線を有し、前記第2接続部は、その経路に第2nチャネル型MISFETもしくは第2pチャネル型MISFETのゲート配線を有する。このように、第1、第2接続部に、下層に位置するゲート配線を利用することで、半導体装置の小面積化を図ることができる。
例えば、前記第1、第2nチャネル型MISFETおよび前記第1、第2pチャネル型MISFETは、完全空乏型である。かかる構成によれば、上記絶縁膜を介してバックゲート電位により特性を変化させやすくする事ができるので、バックゲート電位の制御によりリーク電流の低減を図ることができる。
(2)本発明に係る電子機器は、上記半導体装置を有する。かかる構成によれば、電子機器の特性を向上することができる。特に、消費電流の低減を図ることができる。ここで「電子機器」とは、本発明に係る半導体装置を備えた一定の機能を奏する機器一般をいい、その構成に特に限定はないが、例えば、半導体装置を備えたコンピュータ装置一般、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、IC(integrated circuit)カードなど種々の機器が含まれる。
(3)本発明の論理回路は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた半導体膜とを有する多層基板上に形成され、交差接続された第1、第2インバータを有する論理回路であって、前記第1インバータを構成する第1nチャネル型MISFETおよび第1pチャネル型MISFETの前記半導体基板に位置する第1バックゲート部が同電位であり、前記第2インバータの出力に接続され、前記第2インバータを構成する第2nチャネル型MISFETおよび第2pチャネル型MISFETの前記半導体基板に位置する第2バックゲート部が同電位であり、前記第1インバータの出力に接続されている。
かかる構成によれば、リーク電流の低減を図ることができる。特に、第1、第2バックゲート領域を形成せず、半導体基板を接地電位(Vss)に固定した場合と比較し、オフ時の第1、第2pチャネル型MISFETのリーク電流を低減することができる。また、第1、第2バックゲート領域を形成せず、半導体基板を電源電位(Vdd)に固定した場合と比較し、オフ時の第1、第2nチャネル型MISFETのリーク電流を低減することができる。
(4)本発明の論理回路は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた半導体膜とを有する多層基板上に形成され、直列接続された第1、第2インバータを有する論理回路であって、前記第1インバータを構成する第1nチャネル型MISFETおよび第1pチャネル型MISFETの前記半導体基板に位置する第1バックゲート部が同電位であり、前記第2インバータの出力に接続され、前記第2インバータを構成する第2nチャネル型MISFETおよび第2pチャネル型MISFETの前記半導体基板に位置する第2バックゲート部が同電位であり、前記第1インバータの出力に接続されている。
かかる構成によれば、リーク電流の低減を図ることができる。特に、第1、第2バックゲート領域を形成せず、半導体基板を接地電位(Vss)に固定した場合と比較し、オフ時の第1、第2pチャネル型MISFETのリーク電流を低減することができる。また、第1、第2バックゲート領域を形成せず、半導体基板を電源電位(Vdd)に固定した場合と比較し、オフ時の第1、第2nチャネル型MISFETのリーク電流を低減することができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の機能を有するものには同一もしくは関連の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態のSRAM(Static Random Access Memory)を示す回路図である。
図示するように、SRAMメモリセルは、一対のデータ線(データ線DL、データ線/(バー)DL)とワード線WLとの交差部に配置され、一対の転送用MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)Tr1、Tr2、pチャネル型MISFETTP1、TP2およびnチャネル型MISFETTN1、TN2により構成されている。
メモリセルを構成する上記6個のMISFET(トランジスタ)のうち、pチャネル型MISFETTP1およびnチャネル型MISFETTN1は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)インバータINV1を構成し、pチャネル型MISFETTP2およびnチャネル型MISFETTN2は、CMOSインバータINV2を構成している。これら一対のCMOSインバータINV1、INV2の相互の入出力部(IN1、OUT1、IN2、OUT2)は、交差接続されている。具体的には、入力部(入力端子)IN1は、出力部(出力端子)OUT2と交差接続線CLBを介して接続され、入力部IN2は、出力部OUT1と交差接続線CLAを介して接続される。かかる接続により、1ビットの情報を記憶するフリップフロップ回路となる。
即ち、pチャネル型MISFETTP1およびnチャネル型MISFETTN1は、電源電位(駆動電位、Hレベル)Vddと接地電位(グランド、基準電位、Lレベル)Vssとの間に、直列に接続され、接続ノードが出力部(蓄積ノード)OUT1となる。また、pチャネル型MISFETTP2およびnチャネル型MISFETTN2は、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に、直列に接続され、接続ノードが出力部(蓄積ノード)OUT2となる。
さらに、pチャネル型MISFETTP1およびnチャネル型MISFETTN1のゲート電極は、出力部OUT2に接続され、pチャネル型MISFETTP2およびnチャネル型MISFETTN2のゲート電極は、出力部OUT1に接続される。
また、このフリップフロップ回路の一方の入出力部(IN1、OUT2)は、転送用MISFETTr1のソース、ドレイン領域の一方に接続され、他方の入出力部(IN2、OUT1)は、転送用MISFETTr2のソース、ドレイン領域の一方に接続されている。さらに、転送用MISFETTr1のソース、ドレイン領域の他方はデータ線DLに接続され、転送用MISFETTr2のソース、ドレイン領域の他方はデータ線/DLに接続されている。また、転送用MISFETTr1、Tr2のゲート電極は、ワード線WLに接続されている。ここでは転送用MISFETTr1、Tr2は、nチャネル型である。この転送用MISFETTr1、Tr2を介してフリップフロップ回路(情報記憶部)のデータの読み出し、書き込みができる。
ここで、上記6つのMISFETは、SOI基板上に形成されている。よって、半導体基板、絶縁膜および半導体膜が積層されたSOI基板の半導体膜に形成されている。従って、図1に示すCaは、MISFETのボディ部(チャネル領域、半導体膜)とバックゲート部(半導体基板)との間に位置する絶縁膜容量を示す。
次いで、本実施の形態のSRAMの回路における特徴点について説明する。本実施の形態においては、pチャネル型MISFETTP1およびnチャネル型MISFETTN1のバックゲート部を接続(7A)し、同電位とするとともに、当該バックゲート部と交差接続線CLBとを接続部CBを介して接続する。また、pチャネル型MISFETTP2およびnチャネル型MISFETTN2のバックゲート部を接続(7B)し、同電位とするとともに、当該バックゲート部と交差接続線CLAとを接続部CAを介して接続する。ここで、MISFETのバックゲート部とは、MISFETのソース、ドレイン領域およびチャネル領域と上記絶縁膜を介して対向する半導体基板の領域(部分)を言う。望ましくは、製造上の精度範囲内でチャネル領域のみと対向させて設置するのが良い。チャネル領域のみを対向させることにより、余分な負荷容量を排除することができる。
このように、本実施の形態によれば、上記構成としたので、リーク電流の低減を図ることができる。以下に、図2〜図4を参照しながら、リーク電流の低減効果について説明する。図2および図4は、本実施の形態の効果を説明するためのSRAM回路(比較例)の図である。図3は、nチャネル及びpチャネル完全空乏型SOIトランジスタについて、Id−Vg特性(伝達特性)を示した図である。
例えば、図2に示すように、pチャネル型MISFET(TP1、TP2)およびnチャネル型MISFET(TN1、TN2)のバックゲート部を接地電位Vssと接続した場合について、説明する。
図2の回路において、nチャネル型MISFET(TN1、TN2)においては、ソース電位とバックゲート電位との電位差は0となる。一方、pチャネル型MISFET(TP1、TP2)においては、ソース電位とバックゲート電位との電位差は−Vddとなる。その結果、図3の矢印(i)に示すように、pチャネル型MISFET(TP1、TP2)のI−V特性は、デプレッション側にシフトする。よって、pチャネル型MISFET(TP1、TP2)がオフ状態であっても、電流Ibが流れ、リーク電流の増加が生じる。
これに対し、本実施の形態においては、例えば、pチャネル型MISFETTP1(TP2)およびnチャネル型MISFETTN1(TN2)のゲート電位がHレベルの場合には、その出力OUT1はLレベルとなる。この出力が他方のインバータINV2の入力IN2に入力され、INV2の出力OUT2はHレベルとなる。この出力OUT2は接続部CBを介してINV1のバックゲート電位にHレベルを与える。このバックゲート電位Hレベルは、矢印(iii)に示すように、pチャネルのリーク電流の低減(Ia←Ib)を促す。この時INV2の負荷は絶縁膜容量Ca×2だけ僅かに増加するが、その分だけnチャネル型MISFET(TN2)の駆動能力を上げておけば良い。
逆に、図4に示すように、pチャネル型MISFET(TP1、TP2)およびnチャネル型MISFET(TN1、TN2)のバックゲート部を電源電位Vddと接続した場合について、説明する。
かかる場合は、pチャネル型MISFET(TP1、TP2)においては、ソース電位とバックゲート電位との電位差は0となる。一方、nチャネル型MISFET(TN1、TN2)においては、ソース電位とバックゲート電位との電位差はVddとなる。その結果、図3の矢印(ii)に示すように、nチャネル型MISFET(TN1、TN2)のI−V特性は、デプレッション側にシフトする。よって、nチャネル型MISFET(TN1、TN2)がオフ状態であっても、電流Ibが流れ、リーク電流の増加が生じる。
これに対し、本実施の形態においては、例えば、pチャネル型MISFETTP1(TP2)およびnチャネル型MISFETTN1(TN2)のゲート電位がLレベルの場合には、その出力OUT1はHレベルとなる。この出力が他方のインバータINV2の入力IN2に入力され、INV2の出力OUT2はLレベルとなる。この出力OUT2は接続部CBを介してINV1のバックゲート電位にLレベルを与える。このバックゲート電位Lレベルは、矢印(iv)に示すように、リーク電流の低減(Ia←Ib)を促す。この場合には、pチャネル型MISFET(TP2)の駆動能力を必要なだけ上げておけば良い。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、インバータINV1およびINV2の相補的な出力を利用し、オフしているMISFETのバックゲート電位を制御したので、リーク電流の低減を図ることができる。具体的には、両インバータについて、nチャネル型MISFETがオフしている時にはインバータのバックゲート電位を接地電位(Vss)に、また、pチャネル型MISFETがオフしている時にはインバータのバックゲート電位を電源電位(Vdd)となるよう接続されている。即ちリーク電流が抑制されるバックゲート電位が自動的に、尚且つダイナミックに、印加されるよう制御されているので、リーク電流を低減することができる。特に、SRAMにおいては、上記構成の情報記憶部を多数有するため、リーク電流の低減効果が大きい。
次に、本実施の形態のSRAMの構成および製造方法を、図5〜図20を参照しながら説明する。図5〜図20は、本実施の形態のSRAMの製造工程を示す平面図もしくは断面図である。断面図は、平面図のA−A’断面もしくはB−B’断面に対応する。なお、平面図においては、メモリセル約1個分の領域を示す。
まず、SOI基板Sを準備する。図6、図7に示すように、SOI基板は、半導体基板と、半導体基板上に形成された絶縁膜と、絶縁膜上に設けられた半導体膜とを有する多層基板である。ここでは、SOI基板Sとして、例えば、p型単結晶シリコン基板1、埋め込み酸化膜(絶縁膜、BOX層)3および単結晶のシリコン膜5が積層されたSOI基板Sを用いる。埋め込み酸化膜3は、例えば、酸化シリコン膜である。
上記SOI基板Sは、SIMOX(separation by implanted oxygen)法や貼り合わせ法などにより得ることができる。SIMOX法は、単結晶シリコン基板中に酸素を高濃度にイオン打ち込みすることにより埋め込み酸化膜3を形成する方法であり、また、貼り合わせ法は、表面に酸化膜を形成した単結晶シリコン基板ともう一枚の単結晶シリコン基板とを熱圧着などにより貼り合わせた後、一方の基板を研磨する方法である。
次いで、図5〜図7に示すように、SOI基板のシリコン基板1中にn型の不純物イオン(例えば、リン(P)もしくはヒ素(As))をイオン注入し、熱拡散させることによってn型の不純物領域(不純物注入領域、不純物拡散領域、拡散層、ウエル、バックゲート部)7A、7Bを形成する。なお、熱拡散工程を行わず、以降の工程で行われる熱処理(例えば、熱酸化工程など)を利用して不純物イオンを拡散させてもよい。追って詳細に説明するように、この不純物領域7A、7Bは、それぞれインバータINV1、INV2を構成するMISFETの形成領域およびコンタクトホール(コンタクト部)CH1wの形成領域と対応する。言い換えれば、不純物領域(図5の破線で囲まれた領域)7A、7Bの上部にインバータ(INV1、INV2)を構成するMISFETおよびコンタクトホール(コンタクト部)CH1wが形成される。また、逆の言い方をすれば、インバータ(INV1、INV2)を構成するMISFETのチャネル領域およびコンタクトホール(コンタクト部)CH1wの形成領域を少なくとも含むように不純物領域7A、7Bを配置(形成)する。この不純物領域によって、各インバータを構成するMISFETのバックゲート部が接続される。言い換えれば、同電位となる。
次いで、単結晶シリコン膜5上にパッド絶縁膜として例えば薄い酸化シリコン膜を熱酸化により形成する。次いで、パッド絶縁膜上に、窒化シリコン膜をCVD(Chemical vapor deposition)法により形成する。次いで、窒化シリコン膜上にフォトレジスト膜を形成し、露光・現像(フォトリソグラフィー)することにより素子形成領域上にフォトレジスト膜を残存させる。次いで、このフォトレジスト膜をマスクに、窒化シリコン膜をエッチングすることにより、素子形成領域に窒化シリコン膜を残存させる。次いで、フォトレジスト膜を例えばアッシングにより除去する。なお、このフォトレジスト膜の形成、露光・現像、エッチングおよびフォトレジスト膜の除去の一連の工程を「パターニング」という。
次いで、素子形成領域上の窒化シリコン膜をマスクにシリコン膜5(SOI基板S)を熱酸化(LOCOS酸化)することにより、分離絶縁膜9を形成する。次いで、窒化シリコン膜およびパッド絶縁膜をエッチングにより除去する。その結果、素子形成領域のシリコン膜5が露出し、他の領域(素子分離領域)が分離絶縁膜9で覆われる。なお、ここでは素子分離法としてLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法を用いたが、トレンチ分離法を用いてもよい。
次いで、図8〜図10に示すように、nチャネル及びpチャネルの閾値制御を目的とした不純物ドーピングを行った後、各MISFETのゲート電極Gをゲート絶縁膜11を介して形成する。
まず、SOI基板(半導体膜5)Sの表面に絶縁膜として例えば酸化シリコン膜を形成する。この酸化シリコン膜は、各MISFETのゲート絶縁膜11となり、例えば、半導体膜5の表面を熱酸化することにより形成する。或いは酸窒化法による酸窒化膜やALD(Atomic Layer Deposition)法を用いたHf系の高k絶縁膜を用いても良い。
次いで、ゲート絶縁膜11上に導電性膜として例えば多結晶シリコン膜をCVD法により形成し、パターニングを行うことによりゲート電極Gを形成する。ゲート電極Gの材料としては、多結晶シリコンの他、金属膜(例えば、アルミニウム(Al))や金属化合物膜(例えば、窒化チタン(TiN)、窒化タンタル(TaN))などを用いてもよい。
各MISFETのゲート電極Gのレイアウトは図8に示す通りである。例えば、pチャネル型MISFETTP1およびnチャネル型MISFETTN1のゲート電極Gは、一連のパターンとなっている。また、pチャネル型MISFETTP2およびnチャネル型MISFETTN2のゲート電極Gも、一連のパターンとなっている。なお、各MISFETのレイアウトは、図示のものに限られるものではない。
次いで、ゲート電極Gおよびフォトレジスト膜(図示せず)をマスクとしてゲート電極(TN1、TN2、Tr1、Tr2)Gの両側のシリコン膜5中にn型不純物(例えばリンまたはヒ素)を注入することによってn-型半導体領域15nを形成する。次いで、ゲート電極G(PN1、PN2)およびフォトレジスト膜(図示せず)をマスクとしてゲート電極Gの両側のシリコン膜5中にp型不純物(例えばホウ素)を注入することによってp-型半導体領域15pを形成する。これらの領域は後に述べる低濃度不純物領域(LDD領域)となるものである。
次いで、SOI基板S上に絶縁膜として例えば窒化シリコン膜をCVD法で形成した後、異方的にエッチングすることによって、ゲート電極Gの側壁にサイドウォール膜17を形成する(図9、図10参照)。
次いで、サイドウォール膜17、ゲート電極Gおよびフォトレジスト膜(図示せず)をマスクとしてゲート電極(TN1、TN2、Tr1、Tr2)Gの両側のシリコン膜5中にn型不純物(例えばリンまたはヒ素)を注入することによってn+型半導体領域19nを形成する。次いで、サイドウォール膜17、ゲート電極G(PN1、PN2)およびフォトレジスト膜(図示せず)をマスクとしてゲート電極Gの両側のシリコン膜5中にp型不純物(例えばホウ素)を注入することによってp+型半導体領域19pを形成する。
次いで、熱処理を施し各領域(15n、15p、19n、19p)の不純物イオンを活性化する。上記工程により各MISFETのソース、ドレイン領域を、低濃度不純物領域(15n、15p)および高濃度不純物領域(19n、19p)よりなるLDD(lightly doped drain)構造とすることができる。
ここで、各MISFETは、完全空乏型MISFETである。完全空乏型とは、チャネル部のシリコン膜5がすべて空乏化する構造の素子をいう。よって、チャネル部のシリコン膜5がすべて空乏化するよう、ソース、ドレイン領域の深さや不純物濃度、ゲート電極に印加される駆動電位が設定されている。なお、完全空乏型に対し、部分的に中性領域が残存するものを「部分空乏型」という。完全空乏型とした場合には、MISFETの低消費電力化や高速化だけでなく、バックゲート電極からの制御性が高まる。
次いで、図11〜図13に示すように、ゲート電極G上に層間絶縁膜21として例えば酸化シリコン膜をCVD法で形成する。次いで、層間絶縁膜21をパターニングすることによりn+型半導体領域19nおよびp+型半導体領域19n上にコンタクトホールCH1を形成する。この際、各MISFETのゲート電極G上にもコンタクトホールCH1gを形成する。また、不純物領域(7A、7B)上にもコンタクトホールGH1wが形成される。このコンタクトホール(コンタクト部)CH1wを介して交差接続配線(CLA、CLB)と不純物領域(7A、7B)とが接続される。また、半導体基板1上にもコンタクトホールCH1sが形成される。このコンタクトホール(コンタクト部)CH1sを介して半導体基板1と接地電位線Vssが接続される。言い換えれば、半導体基板1に接地電位(Vss)が供給される。各コンタクトホールCH1等のレイアウトは、図11に示す通りである。
次いで、図14〜図16に示すように、コンタクトホールCH1内を含む層間絶縁膜21上に導電性膜として例えばAl膜をスパッタリング法で形成する。次いで、Al膜をパターニングすることにより、コンタクト部および第1層配線M1を形成する。第1層配線M1として、例えば、接地電位線Vss、電源電位線Vdd、ワード線WLが形成される。また、第1層配線M1の層を利用して、第2層配線M2との接続パターンM1pが形成される。これらのレイアウトは、図14に示す通りである。
次いで、図17〜図19に示すように、第1層配線M1上に層間絶縁膜23として例えば酸化シリコン膜をCVD法で形成する。次いで、層間絶縁膜21をパターニングすることにより接続パターンM1p上にコンタクトホールをCH2形成する。次いで、コンタクトホールCH2内を含む層間絶縁膜23上に導電性膜として例えばAl膜をスパッタリング法で形成する。次いで、Al膜をパターニングすることにより、コンタクト部および第2層配線M2を形成する。例えば、第2層配線M2として、例えば、データ線(DL、/DL)、交差接続配線(CLA、CLB)が形成される。なお、図17においては、その図面を見易くするため、接続パターンM1pと、コンタクトホールCH2および第2層配線M2との関係を明示した。参考までに全てのパターンを記載した平面図を図20に示す。
以上の工程により、6つのMISFETで構成されるSRAMのメモリセルが略完成する。なお、本実施の形態のSRAMの構成が上記レイアウトに限定されず、本実施の形態を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
このように、本実施の形態によれば、交差接続配線CLA、CLBと不純物領域(バックゲート部、バックゲート領域)7A、7Bとを、コンタクトホール(コンタクト部)CH1w、接続パターンM1pおよびコンタクトホール(コンタクト部)CH2を介して接続した。この一連の接続部は、図1のCA、CBと対応する。よって、図1の回路を達成でき、図2〜図4を参照しながら詳細に説明したように、リーク電流の低減を図ることができる。また、本実施の形態によれば、不純物領域7A、7Bを用いて、インバータを構成するMISFETのバックゲート部を同電位とした(接続した)ので、容易な構成、簡易な方法で図1の回路を実現できる。
さらに、本実施の形態によれば、インバータを構成するMISFETのバックゲート部を不純物領域7A、7Bを用いて接続したので、かかる領域を基板電位と隔離することができる。言い換えれば、不純物領域7A、7Bの電位を基板電位と独立して制御することができる。よって、例えば、図18および図19に示すようにp型のシリコン基板1が接地電位Vssに固定されていても、不純物領域7A、7Bをn型とすることで、逆バイアス状態となり、これらの間のリーク電流を低減することができる。なお、ここでは、p型の基板を例に説明したが、n型の基板が電源電位Vddに固定されている場合には、不純物領域(7A、7B)をp型とすればよい。
また、本実施の形態においては、不純物領域7A、7Bを、転送用MISFETTr1、Tr2のバックゲート部まで、延在させていない(図8参照)。よって、これらのMISFETのバックゲート部を不純物領域7A、7Bの電位とは独立して制御することができる。また、これらのMISFETのバックゲート部をシリコン基板1を利用して、接地電位(Vss)に固定することができる。その結果、これらのMISFETのリーク電流を低減することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1においては、不純物領域7A、7Bをコンタクト部を介して第2層配線M2の層と接続したが、本実施の形態においては、不純物領域7A、7Bとゲート電極Gの層との接続を図る。
なお、実施の形態1と同様の構成および製造方法については、その説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。図21〜図24は、本実施の形態のSRAMの製造工程を示す平面図もしくは断面図である。断面図は、平面図のC−C’断面に対応する。なお、平面図においては、メモリセル約1個分の領域を示す。
まず、図21に示すように、実施の形態1と同様にSOI基板Sを準備し、n型の不純物領域7A、7Bを形成する。次いで、分離絶縁膜9を形成し、素子形成領域のシリコン膜5を露出させた後、ゲート絶縁膜11を形成する。
次いで、本実施の形態においては、埋め込み酸化膜3、分離絶縁膜9およびゲート絶縁膜11をパターニングすることにより、不純物領域7A、7B上にコンタクトホールCH0を形成する。
次いで、実施の形態1と同様にゲート電極Gを形成するのであるが、この際、コンタクトホールCH0内を含むSOI基板S上に導電性膜を形成し、パターニングを行う。各MISFETのゲート電極GおよびコンタクトホールCH0のレイアウトは図22に示す通りである。即ち、インバータを構成するMISFETの共通のゲート電極GがコンタクトホールCH0上まで延在し、かかるゲート電極Gと不純物領域7A、7Bとの接続を図っている。
次いで、実施の形態1と同様に、低濃度不純物領域(15n、15p)、サイドウォール膜17および高濃度不純物領域(19n、19p)を形成する。なお、これらの部位は、C−C’断面には現れない。次いで、実施の形態1と同様に、層間絶縁膜21、コンタクト部および第1層配線M1を形成する。さらに、第1層配線M1上に層間絶縁膜23、コンタクト部および第2層配線M2を形成する。この際、第2層配線M2のレイアウトは図23に示す通りである。なお、参考までに全てのパターンを記載した平面図を図24に示す。
以上の工程により、6つのMISFETで構成されるSRAMのメモリセルが略完成する。なお、本実施の形態のSRAMの構成が上記レイアウトに限定されず、本実施の形態を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
このように、本実施の形態においても、交差接続配線CLA、CLBと不純物領域(バックゲート部)7A、7Bは、ゲート電極Gを介して接続される。言い換えれば、交差接続配線CLA、CLBと不純物領域(バックゲート部)7A、7Bとの接続経路にインバータを構成するMISFETのゲート電極(ゲート配線)を有する。なお、インバータを構成するMISFETのゲート電極Gは、交差接続配線(CLA、CLB)と接続されるため、回路上は実施の形態1と同じ構成となる。
よって、本実施の形態においても、図1の回路を達成でき、図2〜図4を参照しながら詳細に説明したように、リーク電流の低減を図ることができる。また、本実施の形態1で説明した効果を奏する。
さらに、実施の形態1の場合より下層のゲート電極Gの層を利用して不純物領域7A、7Bとの接続を図ったので、交差接続配線(CLA、CLB)と不純物領域(7A、7B)との接続に必要なコンタクト部の形成数を低減することができる。よって、レイアウトの自由度が増し、SRAMメモリセルの小面積化を図ることができる。即ち、コンタクト部数が増加すると、当該コンタクトと近接する他のコンタクト部や配線とのショートを防止するため、これらの間隔(合わせマージン)を大きく確保する必要がある。よって、面積が増加する懸念があるが、本実施の形態においては、上記の通り小面積化を図ることができる。
なお、実施の形態1および2においては、完全空乏型のMISFETを例に説明したが、空乏層の伸びは制御し難いため、あらかじめ上記実施の形態の構成を採用していれば、空乏層が伸び完全空乏型になったとしてもリーク電流の低減を図ることができる。
また、実施の形態1および2においては、SRAMを例に説明したが、本発明はSRAMに限定されず、例えば、相補的な信号を出力するインバータを2つ有する論理回路(半導体装置)に適用することができる。図25は、本発明の他の論理回路を説明するための回路図である。即ち、例えば、直列に接続された2つのインバータ回路において、1のインバータ(INV1)を構成するMISFETのバックゲート部を同電位とし、自身と相補的な出力信号を出力する他のインバータ(INV2)の出力部と接続する。逆に、他のインバータ(INV2)を構成するMISFETのバックゲート部を同電位とし、1のインバータ(INV1)の出力部と接続すればよい。このようなインバータを2つ有する論理回路には、ラッチ回路や遅延回路などがある。
また、本発明は、かかる回路を有する半導体装置、また、これを有する電子機器に広く適用可能である。これらに適用することで、半導体装置や電子機器の消費電流の低減を図ることができる。よって、特に、小型の電子機器やモバイル機器に適用して有用である。
上記発明の実施形態を通じて説明された実施例や応用例は、用途に応じて適宜に組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができ、本発明は上述した実施形態の記載に限定されるものではない。
実施の形態1のSRAM(半導体装置)を示す回路図である。 実施の形態1の効果を説明するためのSRAM(比較例)の回路図である。 SOIトランジスタのI−V特性を示す図である。 実施の形態1の効果を説明するためのSRAM(比較例)の回路図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す平面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す平面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す平面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す平面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す平面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態1のSRAMの製造工程を示す平面図である。 実施の形態2のSRAMの製造工程を示す断面図である。 実施の形態2のSRAMの製造工程を示す平面図である。 実施の形態2のSRAMの製造工程を示す平面図である。 実施の形態2のSRAMの製造工程を示す平面図である。 本発明の他の論理回路を説明するための回路図である。
符号の説明
1…シリコン基板、3…埋め込み酸化膜、5…シリコン膜、7A、7B…不純物領域、9…分離絶縁膜、11…ゲート電極、15n…n-型半導体領域、15p…p-型半導体領域、17…サイドウォール膜、19n…n+型半導体領域、19p…p+型半導体領域、21、23…層間絶縁膜、CH0、CH1、CH2…コンタクトホール、CH1g、CH1s、CH1w…コンタクトホール、CA、CB…接続部、Ca…絶縁膜容量、CLA、CLB…交差接続線、DL、/DL…データ線、WL…ワード線、G…ゲート電極、IN1、IN2…入力部、INV1、INV2…インバータ、M1、M2…第1層配線、OUT1、OUT2…出力部、TN1、TN2…nチャネル型MISFET、TP1、TP2…pチャネル型MISFET、Tr1、Tr2…転送用MISFET、Vdd…電源電位(線)、Vss…接地電位(線)

Claims (12)

  1. (a)半導体基板と、前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた半導体膜とを有する多層基板の、第1領域に形成され、直列に接続された第1nチャネル型MISFETおよび第1pチャネル型MISFETを有する第1インバータと、
    (b)前記多層基板の第2領域に形成され、直列に接続された第2nチャネル型MISFETおよび第2pチャネル型MISFETを有する第2インバータと、
    (c)前記第1インバータの出力と前記第2インバータの入力とを接続する第1配線と、
    (d)前記第2インバータの出力と前記第1インバータの入力とを接続する第2配線と、
    (e)前記半導体基板の第1領域に形成された第1バックゲート領域と、
    (f)前記半導体基板の第2領域に形成された第2バックゲート領域と、
    (g)前記第1配線と第2バックゲート領域との第1接続部と、
    (h)前記第2配線と第1バックゲート領域との第2接続部と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1インバータと第2インバータは、SRAMの情報記憶部を構成することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 第1データ線と、第2データ線と、
    前記第1データ線と、第2インバータの出力との間に接続された第1トランジスタと、
    前記第2データ線と、第1インバータの出力との間に接続された第2トランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第1バックゲート領域は、前記第1トランジスタ形成領域まで延在せず、前記第2バックゲート領域は、前記第2トランジスタ形成領域まで延在していないことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記第1および第2バックゲート領域は、前記半導体基板に形成された不純物領域であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の半導体装置。
  6. 前記半導体基板はp型で、前記第1および第2バックゲート領域は、n型不純物領域であり、前記半導体基板には接地電位が接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の半導体装置。
  7. 前記半導体基板はn型で、前記第1および第2バックゲート領域は、p型不純物領域であり、前記半導体基板には電源電位が接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の半導体装置。
  8. 前記第1接続部は、その経路に第1nチャネル型MISFETもしくは第1pチャネル型MISFETのゲート配線を有し、
    前記第2接続部は、その経路に第2nチャネル型MISFETもしくは第2pチャネル型MISFETのゲート配線を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の半導体装置。
  9. 前記第1、第2nチャネル型MISFETおよび前記第1、第2pチャネル型MISFETは、完全空乏型であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の半導体装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項記載の半導体装置を有することを特徴とする電子機器。
  11. 半導体基板と、前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた半導体膜とを有する多層基板上に形成され、交差接続された第1、第2インバータを有する論理回路であって、
    前記第1インバータを構成する第1nチャネル型MISFETおよび第1pチャネル型MISFETの前記半導体基板に位置する第1バックゲート部が同電位であり、前記第2インバータの出力に接続され、
    前記第2インバータを構成する第2nチャネル型MISFETおよび第2pチャネル型MISFETの前記半導体基板に位置する第2バックゲート部が同電位であり、前記第1インバータの出力に接続されていることを特徴とする論理回路。
  12. 半導体基板と、前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた半導体膜とを有する多層基板上に形成され、直列接続された第1、第2インバータを有する論理回路であって、
    前記第1インバータを構成する第1nチャネル型MISFETおよび第1pチャネル型MISFETの前記半導体基板に位置する第1バックゲート部が同電位であり、前記第2インバータの出力に接続され、
    前記第2インバータを構成する第2nチャネル型MISFETおよび第2pチャネル型MISFETの前記半導体基板に位置する第2バックゲート部が同電位であり、前記第1インバータの出力に接続されていることを特徴とする論理回路。
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