JP2010225942A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Masahiko Kanda
昌彦 神田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】余分な工程を追加せずに、パターン間(例えば、ゲート電極間)の間隔を可及的に小さくすることのできる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】多結晶シリコン膜からなる被加工膜P上にレジスト層Rを形成する。フォトリソグラフィの限界値よりも狭く、かつスリットの一部が接続されている転写パターンを有する露光マスクを用ることにより、第1および第2のパターンと、第1および第2のパターンを接続し、かつ第1および第2のパターンより膜厚が薄い第3のパターンとをレジスト層に形成する。第1および第2のパターンをエッチングマスクとして被加工膜をエッチングするとともに、第3のパターンを除去し、第3のパターンの除去により露出した被加工膜をエッチングし、間隔の小さいゲート電極パターン7a、7d。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特にマスクを用いてパターニングを行う半導
体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の微細化により、特にSRAM(Static Random Ac
cess Memory)等の半導体装置において、フォトリソグラフィで露光できる限
界以上に細かいパターン(例えば、ゲート電極のパターン)を形成する必要性が増してき
ている。
上記必要性に鑑みて、従来から、レジスト層にパターン転写されたときに、フォトリソ
グラフィの限界値であるスペース幅よりも狭い幅のパターンとなる転写パターンを備えた
レティクルを用いて、パターン寸法(例えば、ゲート電極長)をフォトリソグラフィの限
界よりも小さくすると共にパターン間(例えば、ゲート電極間)の間隔を可及的に小さく
することを目的とした技術が知られている(例えば、特許文献1。)。
しかし、特許文献1記載の半導体装置の製造方法においては、製造工程が余計に必要と
なってしまうという問題があった。
米国特許出願公開第2007/0072131 A1号明細書
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、余分な工程を追加せずに、パ
ターン間(例えば、ゲート電極間)の間隔を可及的に小さくすることのできる半導体装置
の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による一形態の半導体装置の製造方法は、被加工膜
上にレジスト層を形成する工程と、第1および第2のパターンと、前記第1および第2の
パターンを接続し、かつ前記第1および第2のパターンより膜厚が薄い第3のパターンと
を、前記レジスト層をフォトリソグラフィ技術でパターニングすることで前記被加工膜上
に形成する工程と、前記第1および第2のパターンをエッチングマスクとして前記被加工
膜をエッチングするとともに、前記第3のパターンを除去し、前記第3のパターンの除去
により露出した前記被加工膜をエッチングする工程と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、レジストをスリミングするという一工程を経ることなく、パターン間
(例えば、ゲート電極間)の間隔を可及的に小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係るSRAMセル(6トランジスタ)の回路図。 本発明の一実施形態に係るSRAMセル(6トランジスタ)の上面図。 本発明の一実施形態に係るSRAMセル(6トランジスタ)の模式的断面図。 本発明の一実施形態に係るSRAMセル(6トランジスタ)の製造工程の各段階を示す模式的断面図。 本発明の一実施形態に係るSRAMセル(6トランジスタ)の製造に用いられるマスクの上面図。
本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を、図面を参照して詳細に説明する。
以下の実施形態は、本発明を、例えば、6トランジスタのSRAMセルのゲート電極の
製造に適用したものである。
まず、簡単に電気的構成について説明する。
図1は、本実施形態の半導体装置の製造方法によって形成された6トランジスタのひと
つのSRAMセル2aの電気的構成を示す回路図である。
6個のトランジスタは、2個のpチャンネル型のトランジスタTp1およびTp2、4
個のnチャンネル型のトランジスタTn1〜Tn4からなる。
トランジスタTp1およびTn1によりインバータ回路In1が構成され、トランジス
タTp2およびTn2によりインバータ回路In2が構成される。これらインバータ回路
In1およびIn2は、それぞれ電源端子Vccとアース端子Vssとの間に接続されて
いる。
nチャンネル型のトランジスタTn3は、ソース/ドレイン端子がデータ線Daおよび
インバータ回路In1の出力端子Na(ノード)との間に接続され、同様にnチャンネル
型のトランジスタTn4は、ソース/ドレイン端子がデータ線Dbおよびインバータ回路
In2の出力端子Nb(ノード)との間に接続されている。また、トランジスタTn3、
Tn4の各ゲート端子はワード線WLに接続されている。
そして、インバータ回路In1の出力端子Naは、インバータ回路In2の入力端子で
あるトランジスタTp2、Tn2の共通のゲート端子に接続されており、インバータ回路
In2の出力端子Nbは、インバータ回路In1の入力端子であるトランジスタTp1、
Tn1の共通のゲート端子に接続されている。
次に、SRAMセル2a、2bの全体の配置構成について、図2を参照して説明する。
図2は、半導体基板1の主表面側に形成された2個の隣接するSRAMセル2a、2b
を示す平面図である。
図2では、簡略化のために2個のSRAMセルを示しているが、実際には、半導体メモ
リ装置として記憶容量に対応した個数分がチップ上に配線形成されている。また、以下の
説明では、SRAMセル2aを例にとって説明する。
SRAMセル2aは、シリコン単結晶からなる半導体基板1に、絶縁分離領域として埋
め込み形成されたSTI(Shallow Trench Isolation)3によ
り素子形成領域が図中縦方向に区画形成されている。素子形成領域には、pチャンネルM
OSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field Ef
fect Transister)であるトランジスタTp1、Tp2に対応してNウェ
ル(N−well)4a、4bが形成され、nチャンネルMOSFETであるトランジス
タTn1〜Tn4に対応してPウェル(P−well)5a、5bが形成されている。
Nウェル4a、4b、Pウェル5a、5b上には、それぞれゲート絶縁膜(図示略)が
形成されており、その上に多結晶シリコンからなるゲート電極パターン7a〜7dがウェ
ル形成方向と直交するように配置形成されている。各ウェル4a、4b、5a、5bのゲ
ート電極パターン7a〜7dを挟んだ領域にはソース/ドレイン領域が形成されており、
前述のトランジスタTp1、Tp2、Tn1〜Tn4が形成されている。
具体的には、ゲート電極パターン7aがNウェル4aと交差する部分にトランジスタT
p1が形成され、Pウェル5aと交差する部分にトランジスタTn1が形成されている。
また、ゲート電極パターン7bがNウェル4bと交差する部分にトランジスタTp2が形
成され、Pウェル5bと交差する部分にトランジスタTn2が形成されている。また、ゲ
ート電極パターン7cがPウェル5aと交差する部分にトランジスタTn3が、ゲート電
極パターン7dがPウェル5bと交差する部分にトランジスタTn4が形成されている。
以上のような構成により、一つのSRAMセル2a、2bは、それぞれメモリセルの対
角線が交差する点Fを中心として点対称になるように配置形成されている。
次に、SRAMセル2a、2bの断面構成について、図3を参照して説明する。以下の
説明では、SRAMセル2aを例にとって説明する。
図3は、図2のSRAMセル2aのA1−A2線に沿った断面図である。
半導体基板1の主面を含む内部には、Nウェル領域およびPウェル領域が交互に隣接し
て設けられている。それらNウェル領域およびPウェル領域は、半導体基板1の主面を含
む内部に、絶縁分離領域として埋め込み形成されたSTI3によって素子分離されている
そして、Nウェル領域、Pウェル領域、およびSTI3上にはゲート絶縁膜6が、ゲー
ト絶縁膜6上には多結晶シリコンからなるゲート電極パターン7a、7dが所定のゲート
間隔を有して形成されている。
次に、上記構造のSRAMセル2a、2bの製造方法について、図4または図5を参照
して説明する。以下の説明では、SRAMセル2aを例にとって説明する。
図4は、図2のSRAMセル2aのA1−A2線に沿った製造工程の段階毎の断面図で
ある。
第一に、図4(1)に示すように、半導体基板1の主面を含む内部に、Nウェル領域お
よびPウェル領域を形成し、これらのウェル領域に絶縁分離領域としてのSTI3を形成
する。このSTI3によって、Nウェル領域およびPウェル領域が素子分離されると共に
、Nウェル領域およびPウェル領域に素子分離された素子領域がそれぞれ形成される。
第二に、図4(2)に示すように、Nウェル領域、Pウェル領域、およびSTI3上に
ゲート絶縁膜6を形成し、ゲート絶縁膜6上にゲート電極パターン7a、7dとなる多結
晶シリコン膜Pを、多結晶シリコン膜P上にレジスト層Rを形成する。
第三に、図5に示すマスクMを用いて、レジスト層Rをフォトリソグラフィ技術でパタ
ーニングしレジストパターンを形成する。
ここで、マスクMが、ゲート電極パターン7a、7d間の加工に必要なスリットSを有
し、スリットSがフォトリソグラフィの限界値よりも狭く、かつスリットSの一部が接続
されている転写パターンを有しているため、図4(3)に示すように、スリットS部分の
レジスト層Rは完全には除去されずに、一部が薄く残ったままの状態になっている。
第四に、上記レジストパターンをエッチングマスクとして、同一のエッチングガスを使
用して、多結晶シリコン膜Pと、一部残ったままになっているスリットS部分のレジスト
層Rの除去を同時に行い、かつ連続的に一部残ったままになっているスリットS部分のレ
ジスト層Rの除去と、それにより露出した多結晶シリコン膜Pのエッチングとを同一工程
にて行う。
この時、スリットSが、フォトリソグラフィの限界値と比較して狭すぎる場合、一部残
ったままになっているスリットS部分のレジスト層Rの膜厚が厚く、レジスト層Rの除去
と、それにより露出した多結晶シリコン膜Pのエッチングとを同一工程にて行うことが不
可能であり、逆にフォトリソグラフィの限界値と比較してあまり狭くない場合、スリット
S部分のレジスト層Rもフォトリソグラフィにより除去されてしまい、ゲート電極パター
ン7a、7d間の間隔も然程縮小されない。従って、スリットSは、フォトリソグラフィ
の限界値と比較して適度な狭さ、例えば、レジスト層Rにパターン転写されたときにフォ
トリソグラフィの限界値の0.6〜0.9倍の幅に形成されている必要がある。
従って、この様な製造工程を経ることで、パターン転写されたレジスト層Rを特許文献
1記載の半導体装置の製造方法のようにスリミングすることなく、上記レジストパターン
を用いてポリシリコン膜Pのパターニングを行った場合においても、ポリシリコン層Pの
パターニング後レジストパターンを除去すると、図4(4)に示すようなゲート電極パタ
ーン7a、7dを得られ、ゲート電極間の間隔を可及的に小さくすることができる。
第五に、上記のような製造工程により得られたゲート電極パターン7a、7dをマスク
として、半導体基板1の主面を含む内部に導電型の不純物注入を行い、注入不純物の活性
化アニールを行うことでドレイン/ソース領域(図示略)を形成する。
この本実施形態の効果は、従来例と比較すると更に明確になる。例えば、特許文献1中
のレティクルを用いて配線をパターニングしようとする場合、所定のレティクルを用いて
レジストに転写し、当該レジストをスリミングした後、スリミングされた当該レジストを
用いて配線をパターニングすることとなる。即ち、レジストをスリミングするという一工
程が余計に必要となる。この様に、本実施形態では、従来必要であった一工程を省くこと
ができるため、経済的または時間的な効率向上が期待できる。
なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で、種々、変更して実施してもよいことは勿論
である。
1 半導体基板
2a、2b SRAMセル
3 STI
4a、4b Nウェル
5a、5b Pウェル
6 ゲート絶縁膜
7a〜7d ゲート電極パターン
Tp1、Tp2 pチャンネル型のトランジスタ
Tn1〜Tn4 nチャンネル型のトランジスタ
In1、In2 インバータ回路
Vcc 電源端子
Vss アース端子
Na In1の出力端子
Nb In2の出力端子
Da、Db データ線
WL ワード線
P 多結晶シリコン膜
R レジスト層
M マスク
S スリット

Claims (5)

  1. 被加工膜上にレジスト層を形成する工程と、
    第1および第2のパターンと、前記第1および第2のパターンを接続し、かつ前記第1
    および第2のパターンより膜厚が薄い第3のパターンとを、前記レジスト層をフォトリソ
    グラフィ技術でパターニングすることで前記被加工膜上に形成する工程と、
    前記第1および第2のパターンをエッチングマスクとして前記被加工膜をエッチングす
    るとともに、前記第3のパターンを除去し、前記第3のパターンの除去により露出した前
    記被加工膜をエッチングする工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第3のパターンの除去と前記第3のパターンの除去により露出した前記被加工膜の
    エッチングとを、同一のエッチングガスを使用して連続的に行うことを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1ないし第3のパターンが、SRAMにおけるインバータを形成するトランジス
    タのゲート電極パターンを形成するためのレジストパターンであることを特徴とする請求
    項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. フォトリソグラフィの限界値よりも狭いスリットを有し、かつ前記スリットの一部が接
    続されている転写パターンを有するマスクを用いたフォトリソグラフィ技術によるパター
    ニングによって、前記第1ないし第3のパターンが形成されることを特徴とする請求項1
    または2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記マスクの有する前記スリットが、前記レジスト層にパターン転写されたときにフォ
    トリソグラフィの限界値の0.6〜0.9倍の幅となる転写パターンを有することを特徴
    とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。
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