JP2008112961A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線基板との接続信頼性を向上させることができる、半導体装置の製造方法および半導体装置を提供すること。
【解決手段】半導体装置の製造において、ダイシングライン16に沿って、封止樹脂15によって封止されたリードフレーム11のフレーム部13に対し、フレーム部13の下面132側から、ダイシングソー17により所定幅の溝18を形成する。次いで、溝18の底面181および側面183と、ダイパッド3の下面32と、リード14の下面142とにめっき層19を形成する。次いで、ダイシングライン16に沿って、溝18の幅よりも狭い幅のダイシングソー20を用いて、フレーム部13および封止樹脂15を貫通して除去する。これにより、リード4の本体部8の内側端面832に、リードめっき層10が形成された、半導体装置1の個片を得る。
【選択図】図6D

Description

この発明は、半導体装置の製造方法および半導体装置、詳しくは、表面実装型の半導体装置製造方法およびその半導体装置に関する。
近年、半導体装置を配線基板上に高密度に実装するために、配線基板上への表面実装を可能とした表面実装型パッケージが多用されている。この表面実装型パッケージとしては、たとえば、MAP(Mold Array Package)タイプのSON(Small Outlined Non-leaded Package)やQFN(Quad Flat Non-leaded Package)が知られている。
図12A〜12Eは、従来のMAPタイプのSONが適用された、半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図である。図13は、図12A〜12Eで示す製造方法により製造された半導体装置の実装状態を示す図解的な断面図である。
MAPタイプのSONに使用されるリードフレーム101は、たとえば、銅板に対して精密プレス加工やエッチング加工を施すことによって形成される。このリードフレーム101は、複数の半導体装置にそれぞれ対応する単位領域102が格子状に連設された構成を有している。1個の半導体装置に対応した単位領域102は、図12Aに示すように、たとえば、所定方向に間隔を隔てて設けられ、半導体チップを支持するための矩形状のダイパッド103と、このダイパッド103を取り囲むフレーム部104と、ダイパッド103に対してダイパッド103の上記所定方向の両側に、その所定方向と直交する方向にほぼ等間隔を空けて配置された複数本のリード105とを備えている。
ダイパッド103は、リード105の上面105aに対して上方に配置されるようにアップセットした状態で、図示しない連結部を介してフレーム部104に結合されている。フレーム部104は、互いに隣接する各単位領域102によって共有されている。また、各リード105は、その基端部がフレーム部104と一体的に形成され、その遊端部がフレーム部104の内側に向けて延びる長尺形状に形成されている。
半導体装置の製造に際しては、図12Bに示すように、まず、各ダイパッド103上に半導体チップ106がダイボンディングされる。次いで、各半導体チップ106に形成されている端子とリード105の上面105aとがボンディングワイヤ107で接続される。その後、半導体チップ106が実装されたリードフレーム101が封止用の金型に入れられ、リード105の下面105bおよびフレーム部104の下面104bが露出するように、それらが、封止樹脂108によって一括して封止される。
つづいて、図12Cに示すように、リード105の下面105bおよびフレーム部104の下面104bに、半田などを用いためっきによりめっき層109が形成される。
その後、図12Dに示すように、リードフレーム101の下面側から、ダイシングソー110を用い、ダイシングライン111に沿ってリードフレーム101および封止樹脂108が切断される。この切断によって、図12Eに示すように、各半導体装置112の個片が得られる。
図13を参照して、半導体装置112において、リード105の上面105aは、封止樹脂108内で、ボンディングワイヤ107を介して半導体チップと電気接続されるインナーリードとして機能する。一方、めっき層109が形成されたリード105の下面105bは、封止樹脂108の下面108bから露出し、配線基板113上のランド(配線パターン)114に半田接合されるアウターリードとして機能する。ランド114上には、クリーム半田115が塗られており、リード105の下面105bを、クリーム半田115を介してランド114に接合することによって、半導体装置の配線基板113への表面実装が達成される。
特開2001−257304号公報
ところが、クリーム半田115の、銅に対する濡れ性は、めっき層109を形成する金属に対する濡れ性に比べて低いので、銅が剥き出しになったリード105の端面105c(ダイシングライン111に沿った切断面)には、クリーム半田115が濡れにくくなる。そのため、従来の半導体装置112は、配線基板113に対する実装強度が低く、接続信頼性が低いという問題を有している。
そこで、本発明の目的は、配線基板との接続信頼性を向上させることができる半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、所定方向に間隔を隔てて設けられ、半導体チップがそれぞれダイボンディングされる複数のダイパッドと、前記複数のダイパッドの各間において前記所定方向に延び、一方面が前記ダイパッドの一方面と同一平面上に配置されるリード構成部材とを一体的に備えるリードフレームを用いて、半導体装置を製造する方法であって、各前記ダイパッドの前記一方面と反対側の他方面上に半導体チップをダイボンディングするとともに、各前記半導体チップを前記リード構成部材と電気的に接続するボンディング工程と、前記ボンディング工程の後、前記ダイパッドの前記一方面および前記リード構成部材の前記一方面が露出するように、前記リードフレームおよび前記半導体チップを封止樹脂により封止する樹脂封止工程と、前記複数のダイパッドの各間において前記所定方向と直交する方向に延びるダイシングラインに沿って、前記リード構成部材の前記一方面側から所定幅の溝部を形成し、前記リード構成部材の一部を前記封止樹脂とともに除去する溝部形成工程と、半田濡れ性を有する金属材料を用いためっきにより、前記リード構成部材の前記一方面および前記溝部の内面にリードめっき層を形成するめっき工程と、前記ダイシングラインに沿って、前記所定幅よりも狭い幅で、前記リード構成部材および前記封止樹脂を貫通して除去する除去工程と、を含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法である。
この方法によれば、まず、リードフレームのダイパッドの一方面と反対側の他方面上に半導体チップがダイボンディングされた後、半導体チップとリード構成部材とが電気的に接続される。次いで、ダイパッドの一方面およびリード構成部材の一方面が露出するように、リードフレームおよび半導体チップが封止樹脂により封止される。その後、複数のダイパッドの各間において、ダイパッドの整列方向と直交する方向に延びるダイシングラインに沿って、リード構成部材の一方面側から所定幅の溝部が形成されて、リード構成部材の一部が、封止樹脂とともに除去される。次いで、リード構成部材の一方面および溝部の内面に、半田濡れ性を有する金属材料を用いためっきにより、リードめっき層が形成される。そして、ダイシングラインに沿って、溝部の所定幅よりも狭い幅で、リード構成部材および封止樹脂が貫通して除去される。
これにより、リード構成部材の貫通除去の際に、溝部の内面、より具体的には、溝部の内側面に形成されたリードめっき層が剥がされることを防止することができる。そのため、このような工程を経て、半導体装置の個片を製造すれば、封止樹脂から露出するリードの端面の一部に、半田濡れ性を有するリードめっき層を残すことができる。
その結果、半導体装置を配線基板に実装したとき、リードの下面のみならず、リードの端面にまでクリーム半田を濡れ上がらせることができ、クリーム半田と当該端面とを良好に密着させることができる。すなわち、半導体装置と配線基板との実装強度を向上させ、接続信頼性を向上させることができる。
また、これにより、リードの端面に、いわゆる半田フィレットが形成されるため、リードと配線基板のランドとの接合(半田付け)状態を容易に外観検査することができる。
また、ダイパッドの一方面が、リード構成部材の一方面と同一平面上に形成されているので、リードフレームを封止用金型に入れて樹脂封止する際、ダイパッドの位置ずれを抑制することができる。
また、請求項2記載の発明は、所定方向に間隔を隔てて設けられ、半導体チップがそれぞれダイボンディングされる複数のダイパッドと、前記複数のダイパッドの各間において前記所定方向に延び、一方面が前記ダイパッドの一方面と同一平面上に配置されるリード構成部材とを一体的に備えるリードフレームを用いて、半導体装置を製造する方法であって、前記リード構成部材は、前記所定方向に延びる溝を前記一方面に有しており、各前記ダイパッドの前記一方面と反対側の他方面上に半導体チップをダイボンディングするとともに、各前記半導体チップを前記リード構成部材と電気的に接続するボンディング工程と、前記溝に保護部材を埋設する保護部材埋設工程と、前記保護部材埋設工程の後、前記ダイパッドの前記一方面および前記リード構成部材の前記一方面が露出するように、前記リードフレームおよび前記半導体チップを封止樹脂により封止する樹脂封止工程と、前記樹脂封止工程の後、前記保護部材を除去する保護部材除去工程と、半田濡れ性を有する金属材料を用いためっきにより、前記リード構成部材の前記一方面および前記溝の内面にリードめっき層を形成するめっき工程と、前記溝を前記所定方向と直交する方向に横切るダイシングラインに沿って、前記溝の前記所定方向の幅よりも狭い幅で、前記リード構成部材および前記封止樹脂を貫通して除去する除去工程と、を含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法である。
この方法によれば、リードフレームのダイパッドの一方面と反対側の他方面上に半導体チップがダイボンディングされた後、半導体チップとリード構成部材とが電気的に接続される。一方、リード構成部材の溝には保護部材が埋設される。溝に保護部材が埋設された後には、保護部材が溝に埋設された状態で、ダイパッドの一方面およびリード構成部材の一方面が露出するように、リードフレームおよび半導体チップが封止樹脂により封止される。このとき、溝には、保護部材が埋設されているので、封止樹脂が入り込まない。そして、封止樹脂による封止後、溝に埋設されていた保護部材が除去されることにより、溝の内面が露出する。その後は、リード構成部材の一方面および保護部材の除去により露出した溝の内面に、リードめっき層が形成される。そして、ダイパッドの配列方向(所定方向)に直交する方向に沿って、溝の所定幅よりも狭い幅で、リード構成部材および封止樹脂が貫通して除去される。
封止樹脂による封止の際、溝には保護部材が埋設されているので、溝に封止樹脂が入り込むことを防止することができる。また、リード構成部材および封止樹脂が、溝の所定幅よりも狭い幅で貫通除去されるので、リード構成部材の貫通除去の際、溝部の内面、より具体的には、溝部の内側面に形成されたリードめっき層が剥がされることを防止することができる。そのため、このような工程を経て、半導体装置の個片を製造すれば、封止樹脂から露出するリードの端面の一部に、半田濡れ性を有するリードめっき層を残すことができる。
その結果、半導体装置を配線基板に実装したとき、リードの下面のみならず、リードの端面にまでクリーム半田を濡れ上がらせることができ、クリーム半田と当該端面とを良好に密着させることができる。すなわち、半導体装置と配線基板との実装強度を向上させ、接続信頼性を向上させることができる。
また、これにより、リードの端面に、いわゆる半田フィレットが形成されるため、リードと配線基板のランドとの接合(半田付け)状態を容易に外観検査することができる。
また、ダイパッドの一方面が、リード構成部材の一方面と同一平面上に形成されているので、リードフレームを封止用金型に入れて樹脂封止する際、ダイパッドの位置ずれを抑制することができる。
さらに、請求項3記載の発明は、半導体チップと、前記半導体チップが一方面にダイボンディングされるダイパッドと、前記ダイパッドとの対向方向に延び、一方面が前記ダイパッドの前記一方面と同一平面上に配置され、前記半導体チップと電気的に接続されるリードと、前記半導体チップ、前記ダイパッドおよび前記リードを、前記ダイパッドの前記一方面、ならびに前記リードの前記一方面および前記ダイパッドと対向する内端面と反対側の外端面が露出するように封止する封止樹脂とを備え、前記リードの前記外端面は、前記リードの前記外端面側の端部が前記一方面側から掘り下げられることにより、相対的に外側に配置される外側端面と、相対的に内側に配置され、前記外側端面との間に段差を有する内側端面とを含み、前記リードの前記一方面および前記内側端面には、半田濡れ性を有する金属材料からなるリードめっき層が形成されていることを特徴とする、半導体装置である。
この構成によれば、リードの一方面および外端面は、封止樹脂から露出している。また、リードの外端面は、リードの外端面側の端部が、リードの一方面側から掘り下げられることにより、相対的に外側に配置される外側端面と、相対的に内側に配置され、外側端面との間に段差を有する内側端面とを含んでいる。そして、リードの一方面および内側端面には、半田濡れ性を有する金属材料からなるリードめっき層が形成されている。
リードの一方面および内側端面に、半田濡れ性を有するリードめっき層が形成されているため、半導体装置を配線基板に実装したとき、リードの一方面のみならず、内側端面にまでクリーム半田を濡れ上がらせることができ、クリーム半田と内側端面とを良好に密着させることができる。その結果、半導体装置と配線基板との実装強度を向上させ、接続信頼性を向上させることができる。
また、これにより、リードの内側端面に、いわゆる半田フィレットが形成されるため、リードと配線基板のランドとの接合(半田付け)状態を容易に外観検査することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る半導体装置の構成を示す図解的な断面図である。図2は、図1に示す半導体装置の底面図(配線基板に対する接合面を示す図)である。図3は、図1に示す半導体装置の底面の一角部を示す斜視図である。
この半導体装置1は、MAPタイプのSON(Small Outlined Non-leaded Package)が適用された半導体装置であり、半導体チップ2と、この半導体チップ2を支持するためのダイパッド3と、半導体チップ2と電気的に接続される複数のリード4と、これらを封止する封止樹脂5とを備えている。
半導体チップ2は、その機能素子が形成されている側の表面(デバイス形成面)を上方に向けた状態で、ダイパッド3上にダイボンディングされている。また、半導体チップ2の表面(デバイス形成面)には、複数個のパッド(図示せず)が、配線層の一部を最表面に形成された表面保護膜から露出させることにより形成されている。各パッドは、ボンディングワイヤ6によってリード4に接続されている。
ダイパッド3は、たとえば、導電性を有する金属薄板(たとえば、銅、42アロイなど)からなり、平面視長方形状に形成されている(図2参照)。ダイパッド3の下面32は、封止樹脂5の下面52から露出している。そして、封止樹脂5の下面52から露出したダイパッド3の下面32には、その下面32の略全面を覆うように、ダイパッドめっき層7が形成されている。
ダイパッドめっき層7は、半田濡れ性を有する金属を用いためっきにより形成される層である。
このような、半田濡れ性を有する金属としては、たとえば、パラジウム(Pd)、半田(たとえば、錫(Sn)、錫−銅合金(Sn−Cu)、錫−銀合金(Sn−Ag)、錫−ビスマス(Sn−Bi)など)などが挙げられる。
複数のリード4は、たとえば、ダイパッド3と同材料の金属薄板(たとえば、銅、42アロイなど)からなり、ダイパッド3を挟む両側に、たとえば、8個ずつ設けられている。また、各側において、各リード4は、互いに適当な間隔を空けて並列に整列して配置されている(図2参照)。
各リード4は、リード4の整列方向と直交する方向に長尺な平面視長方形状に形成されている。また、各リード4は、本体部8と、抜け止め部9とを一体的に備えている。
本体部8は、封止樹脂5により封止される上面81と、封止樹脂5の下面52から露出する下面82と、封止樹脂5の側面53から露出する外端面83とを有している。
抜け止め部9は、本体部8よりも薄く形成されている。この抜け止め部9は、その上面が本体部8の上面81と面一をなし、本体部8のダイパッド3と対向する側面からダイパッド3側に向けて延びている。これにより、抜け止め部9の下面と本体部8の下面82との間に段差が形成されており、この段差部分(抜け止め部9の下方)に封止樹脂5が入り込むことによって、リード4が封止樹脂5から抜け落ちることが防止されている。
また、本体部8は、外端面83側の端部に、封止樹脂5の下面52側から掘り下げて形成されたリード切欠部24を有している。このリード切欠部24が形成されていることにより、本体部8の外端面83は、相対的に外側に配置される外側端面831と、相対的に内側に配置され、外側端面831と段差面821を介して段差を有する内側端面832とを含む。
そして、封止樹脂5には、各リード4のリード切欠部24を連通させる樹脂切欠部25が形成されている。この樹脂切欠部25が形成されていることにより、封止樹脂5の側面53は、相対的に外側に配置され、各リード4の本体部8の外側端面831と面一をなす外側側面531と、相対的に内側に配置され、各リード4の本体部8の内側端面832と面一をなす内側側面532とを含む。すなわち、各リード4の本体部8の外側端面831は、封止樹脂5の外側側面531から露出し、各リード4の本体部8の内側端面832は、封止樹脂5の内側側面532から露出している。
本体部8の、外側端面831と内側端面832との、上下方向における長さの比(外側端面831/内側端面832)は、たとえば、1であり、好ましくは、1未満である。これら端面の上下方向における長さの比が、このような値であれば、半導体装置1を配線基板21(後述)に実装したとき、内側端面832とクリーム半田23(後述)との密着面積を広くすることができ、接続信頼性を向上させることができる。
そして、封止樹脂5から露出する、本体部8の下面82、内側端面832および段差面821には、リードめっき層10が連続して一体的に形成されている。
リードめっき層10は、ダイパッドめっき層7と同様に、半田濡れ性を有する金属を用いためっきにより形成される層である。すなわち、封止樹脂5から露出する、本体部8の下面82、内側端面832および段差面821は、リードめっき層10を介して、配線基板21(後述)上のランド22(後述)と、半田接合されるアウターリードとして機能する。
図4は、半導体装置1の製造に用いられるリードフレームの構成を示す平面図である。図5は、図4のA−Aで示す切断面で切断したときの図解的な断面図である。なお、図4および図5において、前述の図1に示された各部に対応する部分には、図1の場合と同一の参照符号を付して示す。
半導体装置1の製造に用いられるリードフレーム11は、MAPタイプパッケージに使用されるリードフレームであり、たとえば、金属薄板(たとえば、銅、42アロイなど)で形成されている。
また、リードフレーム11は、格子状(この実施形態では、横方向7列、縦方向4列)に間隔を隔てて設けられ、半導体チップ2がそれぞれダイボンディングされる複数のダイパッド3と、複数のダイパッド3を取り囲むフレーム部13(リード構成部材)とを備えている。
ダイパッド3は、たとえば、金属薄板に対して精密プレス加工を施すことによって長方形状に形成され、その下面32が、フレーム部13の下面132と同一平面上に形成されるように(図5参照)、吊りリード部26を介してフレーム部13に結合されている。
フレーム部13は、遊端部が各ダイパッド3に向けて延びる複数のリード14を有している。
複数のリード14は、フレーム部13と一体的に形成され、ダイパッド3に向けて延びる長尺形状に形成されている。また、複数のリード14は、ダイパッド3を挟む両側に、たとえば、8個ずつ設けられており、各側において、各リード4は、互いに適当な間隔を空けて並列に整列して配置されている。
また、複数のリード14の遊端部には、抜け止め部9が形成されている。抜け止め部9は、各リード14が形成された後、たとえば、各リード14の下面142に対して、潰し加工を施すことによって形成される。
図6A〜6Eは、半導体装置1の製造方法を工程順に示す図解的な断面図である。
次に、半導体装置1の製造方法について、図6A〜6Eを参照して説明する。
半導体装置1の製造工程では、図6Aに示すように、まず、リードフレーム11のダイパッド3上に、たとえば、高融点はんだ(融点が260℃以上のはんだ)や銀ペーストなどからなる接合剤(図示せず)を介して半導体チップ2がダイボンディングされる。次に、半導体チップ2のパッドとリード14の上面141とが、たとえば、金細線からなるボンディングワイヤ6で接続される(ボンディング工程)。その後、リードフレーム11が、封止用の金型に入れられ、ダイパッド3の下面32、フレーム部13の下面132およびリード14の下面142が露出するように、リードフレーム11および半導体チップ2が封止樹脂15によって封止される(樹脂封止工程)。
封止樹脂15による封止方法としては、たとえば、トランスファーモールド法などの方法が採用される。
トランスファーモールド法では、封止樹脂15を形成するためのキャビティを有する一対の金型が用いられ、この一対の金型間にリードフレーム11を挟み込む。そして、キャビティ内に、溶融した樹脂を充填し、この樹脂を冷却・固化することによって封止することができる。
このとき、ダイパッド3の下面32は、フレーム部13の下面132と同一平面上に形成され、吊りリード部26を介してフレーム部13に結合されているため、ダイパッド3の位置ずれを抑制することができる。また、各リード14の抜け止め部9の下方に封止樹脂15が回り込むため、リード4が封止樹脂15から抜け落ちることを抑制することができる。
次いで、図6Bに示すように、樹脂封止されたリードフレーム11における、各ダイパッド3の各間において、ダイパッド3の長手方向に延びるダイシングライン16(図4参照)に沿って、ダイシングソー17を用いて、フレーム部13の下面132側から所定幅の溝18が形成され、フレーム部13の一部が封止樹脂15とともに除去される(溝部形成工程)。
溝18の深さは、リードフレーム11の厚みより浅ければ特に制限されないが、たとえば、リードフレーム11の厚みの2分の1程度である。溝18の深さが、リードフレーム11の厚みより浅ければ、リードフレーム11に形成される各溝18が、各溝18の底面181を介して導通可能な状態となるため、後述するめっき層19を、電解めっき法により形成することができる。
次いで、図6Cに示すように、ダイパッド3の下面32、リード14の下面142、溝18の底面181および側面183に、半田濡れ性を有する金属材料を用いためっきにより、めっき層19が形成される(めっき工程)。
なお、めっき層19を形成するには、上述したように電解めっき法により行なってもよいし、無電解めっき法などの方法で行なってもよい。
次いで、図6Dに示すように、ダイシングソー20を用いて、ダイシングライン16に沿って、めっき層19が形成された溝18の幅よりも狭い幅で、フレーム部13および封止樹脂15が貫通して除去される(除去工程)。
ダイシングソー20は、めっき層19が形成された溝18の幅より薄い厚みで形成されている。このような厚みのダイシングソー20を用いれば、ダイシングソー20と溝18の側面183に形成されためっき層19とを接触させずにフレーム13および封止樹脂15を貫通して除去することができる。これにより、フレーム部13および封止樹脂15の除去の際に、ダイシングソー20によって溝18の側面183に形成されためっき層19が剥がされるのを防止することができる。その結果、除去後、図1に示すように、半導体装置1の、リード4の本体部8の内側端面832に、当該めっき層19を残すことができる。
そして、図6Eに示すように、図示しないダイシングソーを用いて、フレーム部13および封止樹脂15を切断することにより、半導体装置1の個片を得ることができる。
図7は、半導体装置1の製造に用いられるリードフレーム50の構成を示す底面図である。このリードフレーム50は、半導体装置1の製造に際して、前述のリードフレーム11に代えて用いられるリードフレームである。なお、図7において、前述の図4に示すリードフレーム11に対応する部分には、図4の場合と同一の参照符号を付して示す。
図7において、リードフレーム50には、前述の図6Bで示される工程において形成される溝18が予め形成されている。より具体的には、前述のリードフレーム11における溝18は、半導体チップ2のダイボンディングおよび封止樹脂15による封止後、ダイシングソー17を用いて、フレーム部13の一部を除去することにより形成されていた(図6B参照)。一方、このリードフレーム50における溝18は、半導体チップ2のダイボンディングおよび封止樹脂15による封止が行なわれる前に、予めフレーム部13に形成されている。
溝18について、より具体的に説明すると、フレーム部13における各リード14の基端部には、溝40がそれぞれ形成されている。フレーム部13を挟んで対向する各リード14の溝40は、各リード14の溝40と同じ深さおよびリード14の長手方向に直交する方向における幅でフレーム部13に形成された溝41によって連通している。すなわち、フレーム部13における各リード14の基端部間において溝40および溝41がリード14の長手方向に延びる1本の溝を構成し、その溝40および溝41により、溝18が形成されている。なお、図7では、理解しやすいように、溝18にクロスハッチングを付している。その他の構成は、図4に示すリードフレーム11の構成と同様である。
図8A〜8Gは、半導体装置1の第2の製造方法を示す図解的な断面図である。
半導体装置1の第2の製造方法では、図8Aに示すように、リードフレーム50が用意される。なお、図8A〜8Gにおいて、リードフレーム50は、その切断面のみが示されている。
まず、図8Bに示すように、リードフレーム50のダイパッド3上に、たとえば、高融点はんだ(融点が260℃以上のはんだ)や銀ペーストなどからなる接合剤(図示せず)を介して、半導体チップ2がダイボンディングされる。続いて、ボンディングワイヤ6の一端が半導体チップ2のパッドに接続され、ボンディングワイヤ6の他端がリード14の上面141に接続(ワイヤボンディング)される(ボンディング工程)。
すべての半導体チップ2のワイヤボンディングが完了すると、図8Cに示すように、溝18に、保護部材27が埋設される(保護部材埋設工程)。この保護部材27としては、たとえば、有機レジスト、金属レジスト(たとえば、Al、Znなど)、半田などが用いられる。また、溝18の内面(底面181および側面183)に金属めっきを施すことにより、金属めっき層からなる保護部材27を、溝18に形成してもよい。
保護部材27が埋設された後には、図8Dに示すように、図6Aと同様の方法により、リードフレーム50が成形金型にセットされ、リードフレーム50上のすべての半導体チップ2がリードフレーム50とともに封止樹脂15により一括して封止される(樹脂封止工程)。このとき、溝18には、保護部材27が埋設されているので、封止樹脂15が溝18に入り込まない。
次いで、図8Eに示すように、溝18に埋設されている保護部材27が除去される(保護部材除去工程)。保護部材27の除去は、たとえば、ウェットエッチングにより行われる。保護部材27が有機レジストの場合のウェットエッチングでは、たとえば、アルカリ性水溶液(水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液など)がエッチング液として用いられ、保護部材27が金属レジストの場合のウェットエッチングでは、酸性水溶液(フッ化水素酸など)がエッチング液として用いられる。なお、保護部材27の除去は、ウェットエッチングに限られず、たとえば、ドライエッチング、リードフレーム50および半導体チップ2の封止時に発生する封止熱による分解など、により行なってもよい。
こうして保護部材27が除去されることによって、溝18の内面(底面181および側面183)が露出する。
その後は、図8Fに示すように、図6Cと同様の方法により、ダイパッド3の下面32、リード14の下面142および溝18の内面(底面181および側面183)に、めっき層19が形成される(めっき工程)。
そして、図8Gに示すように、リードフレーム50のフレーム部13上に設定されたダイシングラインに沿って、溝18の幅より狭い幅のダイシングソー20が、溝18の底面181側から入れられ、フレーム部13、リード14の基端部(この実施形態では、リード4の溝40の一部)、ならびにフレーム部13およびリード14の基端部上の封止樹脂15が除去される(除去工程)。すなわち、図7に示す、二点鎖線で挟まれた帯状領域に存在するリードフレーム50および封止樹脂15が除去される。これにより、各リード14がフレーム部13から切り離されて、切り分けられた封止樹脂15が封止樹脂5となり、リード14がリード4となって、図1に示す半導体装置1の個片が得られる。
次に、リードフレーム50を用いた半導体装置1の製造方法の、他の実施形態について説明する。
図9A〜9Gは、半導体装置1の第3の製造方法を示す図解的な断面図である。
半導体装置1の第3の製造方法では、図9Aに示すように、リードフレーム50が用意される。なお、この半導体装置1の第3の製造方法に用いられるリードフレーム50の溝18は、リード14における抜け止め部9の下方に形成された溝42より浅く形成されている。また、図9A〜9Gにおいて、リードフレーム50は、その切断面のみが示されている。
まず、図9Bに示すように、リードフレーム50のダイパッド3上に、たとえば、高融点はんだ(融点が260℃以上のはんだ)や銀ペーストなどからなる接合剤(図示せず)を介して、半導体チップ2がダイボンディングされる。続いて、ボンディングワイヤ6の一端が半導体チップ2のパッドに接続され、ボンディングワイヤ6の他端がリード14の上面141に接続(ワイヤボンディング)される(ボンディング工程)。
次に、得られた構造物の下面(ダイパッド3の下面32およびリード14の下面142)に、図9Cに示すように、保護部材としての粘着剤29(たとえば、アクリル系粘着剤など)を用いて、ダイシングテープ28が貼り付けられる。リードフレーム50の下面には、溝18および溝42が形成されている。そのため、ダイシングテープ28の貼付の際、溝18および溝42に粘着剤29が入り込み、溝18は、粘着剤29によって満たされる。一方、溝42は、溝18より深く形成されているので、その深さ方向途中(溝18と同じ深さ)まで粘着剤29によって満たされる。
ダイシングテープ28が貼り付けられた後には、図9Dに示すように、図6Aと同様の方法により、リードフレーム50が成形金型にセットされ、リードフレーム50上のすべての半導体チップ2がリードフレーム50とともに封止樹脂15により一括して封止される(樹脂封止工程)。このとき、溝18には、粘着剤29が埋設されているので、封止樹脂15が溝18に入り込まない。一方、溝42には、その粘着剤29で満たされていない部分に封止樹脂15が入り込み、抜け止め部9の下方に封止樹脂15が回り込む。
次いで、図9Eに示すように、リードフレーム50の下面に貼り付けられたダイシングテープ28が剥離される。ダイシングテープ28が剥離されるにともない、粘着剤29も除去される(保護部材除去工程)。これにより、溝18の内面(底面181および側面183)が露出する。
その後は、図9Fに示すように、図6Cと同様の方法により、ダイパッド3の下面32、リード14の下面142および溝18の内面(底面181および側面183)に、めっき層19が形成される(めっき工程)。
そして、図9Gに示すように、リードフレーム50のフレーム部13上に設定されたダイシングラインに沿って、溝18の幅より狭い幅のダイシングソー20が、溝18の底面181側から入れられ、フレーム部13、リード14の基端部(この実施形態では、リード4の溝11の一部)、ならびにフレーム部13およびリード14の基端部上の封止樹脂15が除去される(除去工程)。これにより、各リード14がフレーム部13から切り離されて、切り分けられた封止樹脂15が封止樹脂5となり、リード14がリード4となって、図1に示す半導体装置1の個片が得られる。
図7は、図1に示す半導体装置の実装状態を示す図解的な断面図である。
上記のように得られた半導体装置1は、配線基板21の表面211、つまりランド22が形成されている面に対して、リード4の本体部8の下面82を対向させて表面実装される。
ランド22上には、クリーム半田23が塗られている。この半導体装置を配線基板21に表面実装する際には、そのクリーム半田23およびリードめっき層10を介して、リード4の本体部8の下面82がランド22に対して接合される。
このとき、リード4の本体部8の内側端面832には、半田濡れ性の良好なリードめっき層10が形成されているので、本体部8の下面82がランド22上のクリーム半田23に接合されると、クリーム半田23が本体部8の内側端面832に這い上がるように密着する。その結果、半導体装置1と配線基板21との実装強度を向上させ、接続信頼性を向上させることができる。
また、これにより、リード4の本体部8の内側端面832に、いわゆる半田フィレットが形成されるため、リード4とランド22との接合(半田付け)状態を容易に外観検査することができる。
また、ダイシングソー20による切断時(ダイシング時)に、ダイシングソー20の側面は、リード14(リード4)および封止樹脂15(封止樹脂5)に接触する。そのため、リード14がダイシングソー20の側面につられて延びることにより、リード4(本体部8)の段差面821の外側端面831側の端部に、ばりを生じることがある。このようなばりが生じていると、図10で示す、半導体装置1の配線基板21への実装時に、ばりが配線基板21上のランド22に当接して、そのばりの部分で半導体装置1が配線基板21から浮き上がる。この状態でリフローが行なわれると、配線基板21の熱反りにより、リード4とランド22との接続不良などの実装不良を生じるおそれがある。
しかし、この半導体装置1では、段差面821の下方にリード切欠部24が形成されている。そのため、リード切欠部24(溝18)が適当な深さで形成されることにより、段差面821の外側端面831側の端部に生じたばりは、リード切欠部24に張り出すにとどまり、半導体装置1の底面より下方に張り出すことがない。その結果、リード4とランド22との実装不良の発生を防止することができる。なお、リード切欠部24にばりが生じていても、そのばりは、リード4(本体部8)の内側端面832に形成される半田フィレットで被覆される。そのため、たとえば、この半導体装置1の動作中に、ばりがリード4から配線基板21のランド22上に剥落し、隣接するランド22同士が短絡することを防止することができる。
以上、この発明の複数の実施形態を説明したが、この発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、上記の実施形態では、ダイパッド3の下面32にめっき層7を形成したが、形成しない構成としてもよい。
また、上記の実施形態では、MAPタイプのSONが適用された半導体装置を例に取り上げたが、この発明は、図11に示すように、リード4の本体部8の外端面83が、封止樹脂5の側面53の外側に張り出すように形成される、いわゆるリードカットタイプのSONが適用された半導体装置に適用することもできる。
さらに、SONに限らず、たとえば、QFN(Quad Flat Non-leaded Package)が適用された半導体装置に適用することもできる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係る半導体装置の構成を示す図解的な断面図である。 図1に示す半導体装置の底面図(配線基板に対する接合面を示す図)である。 図1に示す半導体装置の底面の一角部を示す斜視図である。 図1に示す半導体装置の製造に用いられるリードフレームの構成を示す平面図である。 図4のA−Aで示す切断面で切断したときの図解的な断面図である。 図1に示す半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図である。 図1に示す半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図であって、図6Aの次の工程を示す図である。 図1に示す半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図であって、図6Bの次の工程を示す図である。 図1に示す半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図であって、図6Cの次の工程を示す図である。 図1に示す半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図であって、図6Dの次の工程を示す図である。 図1に示す半導体装置の製造に用いられるリードフレームの構成を示す底面図である。 図1に示す半導体装置の第2の製造方法を示す図解的な断面図である。 図8Aの次の工程を示す図解的な断面図である。 図8Bの次の工程を示す図解的な断面図である。 図8Cの次の工程を示す図解的な断面図である。 図8Dの次の工程を示す図解的な断面図である。 図8Eの次の工程を示す図解的な断面図である。 図8Fの次の工程を示す図解的な断面図である。 図1に示す半導体装置の第3の製造方法を示す図解的な断面図である。 図9Aの次の工程を示す図解的な断面図である。 図9Bの次の工程を示す図解的な断面図である。 図9Cの次の工程を示す図解的な断面図である。 図9Dの次の工程を示す図解的な断面図である。 図9Eの次の工程を示す図解的な断面図である。 図9Fの次の工程を示す図解的な断面図である。 図1に示す半導体装置の実装状態を示す図解的な断面図である。 この発明の他の実施形態に係る半導体装置(リードカットタイプ)の構成を示す図解的な断面図である。 従来のMAPタイプ半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図である。 従来のMAPタイプ半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図であって、図12Aの次の工程を示す図である。 従来のMAPタイプ半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図であって、図12Bの次の工程を示す図である。 従来のMAPタイプ半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図であって、図12Cの次の工程を示す図である。 従来のMAPタイプ半導体装置の製造方法を示す図解的な断面図であって、図12Dの次の工程を示す図である。 図12A〜12Eで示す製造方法により製造された半導体装置の実装状態を示す図解的な断面図である。
符号の説明
1 半導体装置
2 半導体チップ
3 ダイパッド
4 リード
5 封止樹脂
8 本体部
10 リードめっき層
11 リードフレーム
13 フレーム部
14 リード
15 封止樹脂
16 ダイシングライン
18 溝
19 めっき層
27 保護部材
28 ダイシングテープ
29 粘着剤
31 上面
32 下面
40 溝
41 溝
50 リードフレーム
83 外端面
821 段差面
831 外側端面
832 内側端面

Claims (3)

  1. 所定方向に間隔を隔てて設けられ、半導体チップがそれぞれダイボンディングされる複数のダイパッドと、前記複数のダイパッドの各間において前記所定方向に延び、一方面が前記ダイパッドの一方面と同一平面上に配置されるリード構成部材とを一体的に備えるリードフレームを用いて、半導体装置を製造する方法であって、
    各前記ダイパッドの前記一方面と反対側の他方面上に半導体チップをダイボンディングするとともに、各前記半導体チップを前記リード構成部材と電気的に接続するボンディング工程と、
    前記ボンディング工程の後、前記ダイパッドの前記一方面および前記リード構成部材の前記一方面が露出するように、前記リードフレームおよび前記半導体チップを封止樹脂により封止する樹脂封止工程と、
    前記複数のダイパッドの各間において前記所定方向と直交する方向に延びるダイシングラインに沿って、前記リード構成部材の前記一方面側から所定幅の溝部を形成し、前記リード構成部材の一部を前記封止樹脂とともに除去する溝部形成工程と、
    半田濡れ性を有する金属材料を用いためっきにより、前記リード構成部材の前記一方面および前記溝部の内面にリードめっき層を形成するめっき工程と、
    前記ダイシングラインに沿って、前記所定幅よりも狭い幅で、前記リード構成部材および前記封止樹脂を貫通して除去する除去工程と、を含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法。
  2. 所定方向に間隔を隔てて設けられ、半導体チップがそれぞれダイボンディングされる複数のダイパッドと、前記複数のダイパッドの各間において前記所定方向に延び、一方面が前記ダイパッドの一方面と同一平面上に配置されるリード構成部材とを一体的に備えるリードフレームを用いて、半導体装置を製造する方法であって、
    前記リード構成部材は、前記所定方向に延びる溝を前記一方面に有しており、
    各前記ダイパッドの前記一方面と反対側の他方面上に半導体チップをダイボンディングするとともに、各前記半導体チップを前記リード構成部材と電気的に接続するボンディング工程と、
    前記溝に保護部材を埋設する保護部材埋設工程と、
    前記保護部材埋設工程の後、前記ダイパッドの前記一方面および前記リード構成部材の前記一方面が露出するように、前記リードフレームおよび前記半導体チップを封止樹脂により封止する樹脂封止工程と、
    前記樹脂封止工程の後、前記保護部材を除去する保護部材除去工程と、
    半田濡れ性を有する金属材料を用いためっきにより、前記リード構成部材の前記一方面および前記溝の内面にリードめっき層を形成するめっき工程と、
    前記溝を前記所定方向と直交する方向に横切るダイシングラインに沿って、前記溝の前記所定方向の幅よりも狭い幅で、前記リード構成部材および前記封止樹脂を貫通して除去する除去工程と、を含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法。
  3. 半導体チップと、
    前記半導体チップが一方面にダイボンディングされるダイパッドと、
    前記ダイパッドとの対向方向に延び、一方面が前記ダイパッドの前記一方面と同一平面上に配置され、前記半導体チップと電気的に接続されるリードと、
    前記半導体チップ、前記ダイパッドおよび前記リードを、前記ダイパッドの前記一方面、ならびに前記リードの前記一方面および前記ダイパッドと対向する内端面と反対側の外端面が露出するように封止する封止樹脂とを備え、
    前記リードの前記外端面は、前記リードの前記外端面側の端部が前記一方面側から掘り下げられることにより、相対的に外側に配置される外側端面と、相対的に内側に配置され、前記外側端面との間に段差を有する内側端面とを含み、
    前記リードの前記一方面および前記内側端面には、半田濡れ性を有する金属材料からなるリードめっき層が形成されていることを特徴とする、半導体装置。
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