JP2008064021A - エジェクタおよびエジェクタ式冷凍サイクル - Google Patents

エジェクタおよびエジェクタ式冷凍サイクル Download PDF

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Abstract

【課題】ノズル出口での渦損失増大によって発生する冷媒通過音を軽減する。
【解決手段】冷媒の減圧膨張手段としてエジェクタを用いたエジェクタ式冷凍サイクルに適用されるエジェクタ1において、流入した冷媒を減圧膨張させるノズル部2と、ノズル部2が内部に配置されており、ノズル部2から噴射する高速度の冷媒流により、内部に気相冷媒が吸引される冷媒吸引口3aを有するとともに、冷媒吸引口3aから吸引された冷媒およびノズル部2から噴射される冷媒の流路3b、3cを構成するボディ部3とを備え、 ノズル部2のうち、ノズル部がボディ部に支持される部位からノズル出口2bまでの距離をLとし、ノズル出口径をdとしたとき、L/d≦14を満たすように、ノズル部2がボディ部3に支持される構造とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、エジェクタ式冷凍サイクルに適用される冷媒の減圧膨張手段としてエジェクタおよびそのエジェクタを用いたエジェクタ式冷凍サイクルに関するものである。
図18に、従来におけるエジェクタ式冷凍サイクルの一例を示す。図18に示すエジェクタ式冷凍サイクルは、矢印101、102のように冷媒が循環する冷媒循環経路11を備えている。この冷媒循環経路11は、冷媒を吸入し圧縮する圧縮機12と、圧縮機12から吐出された高圧冷媒の放熱を行う放熱器13と、放熱器13の下流側の冷媒を減圧膨張させるノズル部14aから噴射する高速度の冷媒流によって気相冷媒を冷媒吸引口14dから内部に吸引するエジェクタ14と、エジェクタ14から流出した冷媒を蒸発させて冷却能力を発揮するとともに、冷媒流出側が圧縮機12の吸入側に接続される第1蒸発器15とによって、主に構成されている。
さらに、図18に示すエジェクタ式冷凍サイクルは、冷媒の流れを放熱器13とエジェクタ14との間で分岐して、矢印103で示すように、エジェクタ14の冷媒吸引口14dへ導く分岐通路16を備えている。この分岐通路16には、放熱器13下流側の冷媒を減圧するとともに冷媒の流量を調節する絞り手段としての流量調節弁17と、流量調節弁17下流側の冷媒を蒸発させて冷却能力を発揮する第2蒸発器18と、第2蒸発器18への冷媒流れを断続する開閉手段としての電磁弁20とが配置されている(例えば、特許文献1参照)。
このエジェクタ式冷凍サイクルは、例えば、車両用空調冷蔵装置の冷凍サイクルに適用可能であり、この場合、第1蒸発器15は、車室内空調ユニットの通風路内に設置され、車室内冷房用の冷却作用を果たし、第2蒸発器18は、車両搭載の冷蔵庫内部に設置され、冷蔵庫内の冷却作用を果たす。
ここで、図19に、図18中のエジェクタの模式図を示す。図19に示すように、エジェクタ14は、例えば、ノズル部14aと混合部14bとディフューザ部14cと冷媒吸引口14dとを備え、混合部14bとディフューザ部14cを構成するとともに冷媒吸引口14dを有する筒状のボディ部14eによって、ノズル部14aが支持された構造となっている(例えば、特許文献2参照)。エジェクタ14内では、実線で示す矢印のように、ノズル部14aに流入した冷媒が高い速度で噴射され、これにより冷媒吸引口14dから気相冷媒が吸引される。なお、以下では、ノズル部14a内の冷媒流れを駆動流と呼び、冷媒吸引口14dからエジェクタ14内に吸引される冷媒流れを吸引流と呼ぶ。
特開2005−308380号公報(第2図等) 特開2004−270460号公報(第2図等)
図18に示したようなエジェクタ式冷凍サイクルにおいては、例えば、車両用空調冷蔵装置の冷凍サイクルに適用した場合に、車両に搭載された冷蔵庫を停止させ、車室内の空調を行うときのように、電磁弁20により第2蒸発器18を流れる冷媒を遮断し、第1蒸発器15を単独運転させることが考えられる。
しかしながら、このように第1蒸発器15を単独運転させるときでは、第1蒸発器15と第2蒸発器18に冷媒が流れる通常運転時と比較して、エジェクタ14の冷媒通過音が増大することがわかった。
これは、第1蒸発器15を単独運転させる場合、エジェクタ14は吸引流が無く、駆動流のみの運転状態となるため、図19中の破線で示す矢印のように、駆動流がノズル部14aの出口から吸引口14d側に回り込むことで、渦損失が増大するからであると推測される。この渦損失の増大により、ノズル部14aの出口側部分や、その近傍のボディ部14eが振動することで、冷媒通過音が増大する。
なお、この問題は、他のエジェクタ式冷凍サイクルにおいても、例えば、エジェクタの吸引口に接続された冷媒通路に設けられた弁によって閉じられたときのように、エジェクタの運転状態が、吸引流が無く駆動流のみの運転状態となる場合や、負荷の変動、風量が小さい等の運転条件によって、駆動流に対して吸引流が極端に少ない運転状態となる場合に発生する。
ただし、上記した問題は、図18に示すように、エジェクタの冷媒流れ下流側に配置された第1蒸発器と、エジェクタの吸引口側に接続された第2蒸発器とを備え、エジェクタの冷媒流れ上流側で冷媒の流れを分岐して、第2蒸発器に冷媒を導く構成のエジェクタ式冷凍サイクルに適用されるエジェクタにおいて、特に顕著となる。
本発明は、上記点に鑑み、ノズル出口での渦損失増大によって発生する冷媒通過音を軽減することが可能なエジェクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ノズル部(2)のうち、ノズル部がボディ部に支持される部位(2e)からノズル出口(2b)までの距離をL、ノズル出口径をd、ボディ部のうち、ノズル出口よりも冷媒流れ下流側部分の肉厚および内径をtおよびDとして、
t/D≧0.2のとき、0<L/d≦14
を満たすように、ノズル部(2)をボディ部(3)に支持させるようにしたことを第1の特徴としている。
第1の特徴では、このように、ノズル部の先端からノズル部が支持されている部位までの距離を短くしているので、ノズル部の振動を抑制できる。
これにより、エジェクタ式冷凍サイクルの運転状態が、吸引流が無く駆動流のみの運転状態である場合や、駆動流に対して吸引流が極端に少ない運転状態である場合での冷媒通過音の増大を抑制できる。
例えば、エジェクタの構造が、ノズル部(2)のうち、冷媒吸引口に対向する部位(2c)よりもノズル部内の冷媒流れ上流側の部位(2d)を、ボディ部(3)によって支持する構造の場合では、ノズル部の長手方向における冷媒吸引口に対向する部位(2c)よりもノズル部内の冷媒流れ上流側の部位(2d)からノズル出口(2b)までの距離Lが短くする。
また、例えば、エジェクタの構造を、ノズル部(2)のうち、冷媒吸引口(3a)に対向する部位(2c)よりもノズル部内の冷媒流れ下流側の部位(2f)を、ボディ部(3)によって支持する構造として、ノズル部の先端からノズル部が支持されている部位までの距離を短くすることもできる。
後者の構造のエジェクタとして、具体的には、ノズル部(2)のうち、冷媒吸引口(3a)よりもノズル部内の冷媒流れ下流側部分(2f)の外壁に、ボディ部に向けて突出している凸部(2g)を設け、この凸部(2g)をボディ部(3)の内壁に接触させることで、ノズル部をボディ部に支持させる構造とすることができる。
また、他の具体例として、ボディ部(3)のうち、冷媒吸引口(3a)よりも冷媒流れ下流側部分の内壁に、ノズル部に向けて突出している凸部(3e)を設け、この凸部(3e)をノズル部(2)の外壁に接触させることで、ノズル部をボディ部に支持させる構造としたり、ノズル部(2)のうち、冷媒吸引口(3a)よりもノズル部内の冷媒流れ下流側部分の外壁と、ボディ部(3)との内壁との間に、ノズル部およびボディ部と別体であって、ノズル部をボディ部で支持させる支持部材(4)を配置した構造としたりすることができる。
また、t/D≧0.2のとき、0<L/d≦14を満たすための具体的手段として、例えば、エジェクタに対して、ノズル部(2)をその軸方向に駆動させて、ノズル部をボディ部(3)に対して変位させる駆動手段(5)を設け、駆動手段(5)によって、エジェクタの内部状態を、冷媒吸引口(3a)から吸引される冷媒の流路が形成されている第1状態と、ノズル部(2)をボディ部(3)の内壁に突き当てることで、ノズル部の冷媒吸引口(3a)よりもノズル部内の冷媒流れ下流側部分(2f)がボディ部(3)によって支持されているとともに、冷媒吸引口から吸引される冷媒の流路を塞いだ第2状態との間で変更可能な構造を採用できる。
これにより、冷凍サイクルの運転条件がエジェクタ内部で吸引流が有る条件のときでは、エジェクタの内部状態を第1状態とし、冷凍サイクルの運転条件がエジェクタ内部で吸引流が無いもしくは極端に少ない条件のときに、エジェクタの内部状態を第2状態とすることができ、第2状態とすることで、ノズル部の先端からノズル部が支持されている部位までの距離を短くすることができる。
特に、第2状態の場合、冷媒吸引口から吸引される冷媒の流路を塞いだ状態であるため図19中の破線で示すような駆動流の渦の発生自体を抑制できるので、冷媒通過音の低減効果が高いと言える。
また、本発明では、内部に高圧冷媒流路が形成され、先端に出口が開口する筒状のノズル部(2)と、前記ノズル部(2)を収容し、前記ノズル部(2)の筒部外側から前記出口にわたって延びる低圧冷媒流路(25)を区画するとともに、前記筒部外側に向けて開口する冷媒吸引口(3a)を区画するボディ部(3)と、前記ノズル部(2)内の冷媒流れに関して前記冷媒吸引口より上流側の部位において前記ノズル部(2)と前記ボディ部(3)とを連結し固定する部材(21)と、前記ノズル部(2)内の冷媒流れに関して前記冷媒吸引口より下流側の部位において前記ノズル部(2)と前記ボディ部(3)とを連結し固定する部材(2g、3e、4)とを備えることを第2の特徴としている。
第2の特徴においても、ノズル部の先端からノズル部が支持されている部位までの距離を短くしているので、ノズル部の振動を抑制でき、エジェクタ式冷凍サイクルの運転状態が、吸引流が無く駆動流のみの運転状態である場合や、駆動流に対して吸引流が極端に少ない運転状態である場合での冷媒通過音の増大を抑制できる。
また、本発明では、ボディ部(3)のうち、ノズル出口(2b)よりも冷媒流れ下流側部分であって、内径Dが均一な領域である混合部(3c)において、ボディ部の内径Dに対するボディ部の肉厚tの比t/Dが1以上であることを第3の特徴としている。
第3の特徴により、ノズル出口近傍におけるボディ部の振動を抑制することができ、第1、第2の特徴に対して、第3の特徴を加えることで、ノズル出口での渦損失増大によって発生する冷媒通過音の、より一層の軽減が可能となる。
また、本発明では、ボディ部のうちのノズル出口近傍における外周面が、防振材もしくは吸音材で覆われていることを第4の特徴としている。
このようにしても、ノズル出口近傍におけるボディ部の振動を抑制することができ、ノズル出口での渦損失増大によって発生する冷媒通過音の軽減が可能となる。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態におけるエジェクタの断面図を示す。本実施形態のエジェクタは、図18に示すエジェクタ式冷凍サイクルに適用される。なお、本実施形態のエジェクタは、図18中のエジェクタ14の構造を変更したものであり、図18に示すエジェクタ式冷凍サイクルの基本的な作動については、特許文献1記載されているエジェクタ式冷凍サイクルの作動と同様である。
図1に示すように、本実施形態のエジェクタ1は、ノズル部2とボディ部3とを備えており、ボディ部3によってノズル部2が支持されている。
ここで、ノズル部2は、放熱器13から流入する高圧冷媒の通路2aの通路断面積を小さく絞って、ノズル出口(ノズル先端)2bから高圧冷媒を噴射することにより、高圧冷媒を等エントロピ的に減圧膨張させるものである。
また、ボディ部3は、筒状のものであり、内部にノズル部2が配置されており、ノズル部2の冷媒出口と同一空間に配置され、ノズル部2から噴射する高速度の冷媒流により、第2蒸発器18からの気相冷媒を内部に吸引するための冷媒吸引口3aを有している。また、ボディ部3は、吸引流および駆動流の流路を構成しており、すなわち、吸引流の流路である吸引部3bと、吸引流とノズル部2から噴射された駆動流とが混合した混合流の流路である混合部3cおよびディフューザ部3dとを構成している。このディフューザ部3dは冷媒の通路面積を徐々に大きくする形状に形成されており、冷媒流れを減速して冷媒圧力を上昇させる作用、つまり、冷媒の速度エネルギーを圧力エネルギーに変換する作用を果たす。
また、ノズル部2とボディ部3は、別部品で構成されており、別体構造である。ノズル部2は、例えば、ステンレス、黄銅等の金属で構成され、ボディ部3は、例えば、アルミニウム等の金属で構成される。
図2に、図1中の破線で囲まれた領域の拡大図を示す。
本実施形態のエジェクタ1は、以下に説明するように、ノズル部2がボディ部3bによって支持される位置を、従来のエジェクタよりも、ノズル出口2aに近接させた構造となっている。
具体的には、図2に示すように、ノズル部2は、直線状に延びている細長形状であり、その外形は、冷媒吸引口3aに対向する部位2cよりも、その部位2cよりも駆動流上流側の部位2dの方が、外径が大きい形状となっている。ノズル部2は、駆動流上流側の部位2dの外壁がボディ部3の内壁に接して固定されており、その部位2dよりもノズル出口2b側の部位はボディ部3に接していない。すなわち、ノズル部2は、冷媒吸引口3aに対向する部位2cよりも駆動流上流側の部位2dがボディ部3に支持されている。また、本実施形態では、ボディ部3によるノズル部2の支持位置先端2eの位置と、冷媒吸引口3aの端部の位置とが一致している。なお、これらの位置は必ずしも一致していなくても良い。
そして、ノズル部2の寸法については、ノズル支持位置先端2eからノズル出口2bまでの距離Lのノズル出口径dに対する比L/dが、14以下となるように、距離Lを設定している。
なお、ノズル支持位置先端2eとは、ノズル部2がボディ部3に支持されている範囲のうちのノズル出口側端部のことである。また、距離Lとは、ノズル部2の延長方向、言い換えると、ノズル部2の軸方向もしくは駆動流の流れ方向での直線距離を意味している。また、ノズル出口径とは、ノズル出口2bでのノズル内径を意味している。また、ノズル出口2bでの流路断面形状は円に限られず、流路断面形状が円でない場合では、ノズル口径の最大幅を意味する。
また、例えば、L/d=1、すなわち、距離Lをノズル出口径dと同じ大きさにしても良く、L/dの下限値は、実施可能な範囲で最も小さな値であり、L/dは0よりも大きければよい。
また、本実施形態のエジェクタ1は、以下に説明するように、ボディ部3のノズル出口2bの近傍部分、つまり、混合部3cにおける肉厚が、従来のエジェクタよりも厚い構造となっている。
具体的には、図2に示すように、ボディ部3は、一部品で構成されており、吸引部3bと混合部3cとが一体となっている。ボディ部3の外形は円柱形状であり、軸方向で外壁に段差が無い形状となっている。また、ボディ部3は、吸引部3b、混合部3cでの内径が異なっており、すなわち、吸引部3b、混合部3cでの肉厚を異ならせることによって、吸引部3b、混合部3cでの冷媒流路断面を所望の大きさにしている。
混合部3cは、駆動流と吸引流が混合される領域であり、ボディ部3のうちのノズル出口2bよりも冷媒流れ下流側の部位であり、冷媒流路断面積が均一になっている部位である。本実施形態では、混合部3cは、ボディ肉厚が均一となっている。
そして、ボディ部3の寸法については、混合部3cでのボディ部3の混合部径Dボディ肉厚tとの比t/Dが1.0以上となっている。
なお、本実施形態では、ノズル出口2bの位置と、混合部3の入口の位置とが一致しているが、これらが一致していない場合は、ボディ部3のうち、ノズル出口2bよりも冷媒流れ下流側部分でのボディ肉厚tについて、t/Dを1.0以上とすることが、より好ましい。
次に、上記した構造のエジェクタ1の製造方法について説明する。図3に、ノズル部2とボディ部3の固定方法を説明するための断面図を示す。
ノズル部2およびボディ部3を、それぞれ、例えば、金属材料をダイカスト成形した後、ドリル加工等の切削加工により製造する。そして、図3中の実線で示す矢印のように、ノズル部2をボディ部3の内部に挿入して、ボディ部3に対してノズル部2を圧入固定する。もしくは、図3中の破線で示す矢印のように、ボディ部3に対してノズル部2をかしめ固定する。これにより、上記した構造のエジェクタ1を製造することができる。
次に、本実施形態のエジェクタ1の主な特徴について説明する。
(1)上記のとおり、本実施形態では、ノズル部2がボディ部3bによって支持される位置、すなわち、ノズル支持位置を、従来のエジェクタよりも、ノズル出口2aに近接させているので、最も流速の速いノズル出口2b近傍でのノズル部2の振動を抑制できる。
これにより、エジェクタ式冷凍サイクルの運転状態が、吸引流が無く駆動流のみの運転状態である場合や、駆動流に対して吸引流が極端に少ない運転状態である場合での冷媒通過音の増大を抑制できる。
ここで、図4に、吸引流が有るときと無いときにおけるエジェクタの騒音レベル差と、ノズル支持位置先端2eからノズル出口2bまでの距離Lのノズル出口径dに対する比L/dとの関係を示す。図4は、図2に示す構造のエジェクタ1において、ボディ肉厚tと混合部径Dの比t/Dが0.2のときの測定結果であり、縦軸の騒音レベル差は、周波数補正をA特性により行ったものである。
図4に示すように、L/dが約20から約5まで減少させるにつれ、騒音レベル差が低下する傾向が見られ、L/dを約5より小さくした場合は、騒音レベル差はさらに低下し、L/dが0のとき、騒音レベル差は0に最も近づくことが推測される。
ここで、人間が判断できる音圧レベルの下限値は、3dBであることが一般に知られていることから、騒音レベル差が3dB以下であれば、吸引流の有無での音の違いはほとんど無いと言える。
図4からわかるように、騒音レベル差が3dBとなるのは、L/dが14のときである。したがって、以上のことから、0<L/d≦14とすることで、振動の伝播により発生する冷媒通過音を低減できると言える。
また、t/Dが0.2よりも大きくなるにつれ、測定結果は騒音レベル差が低下する方にシフトするので、t/Dが0.2以上のときであれば、0<L/d≦14のとき、3dB以下となると言える。
なお、音圧レベルが1dB以下のときでは、人間は、ほとんど認識ができないレベルとなる。図4に示すように、騒音レベル差が1dBとなるのは、L/dが9のときである。したがって、L/d≦9とすることがより好ましいと言える。
(2)また、本実施形態によれば、ノズル出口2b近傍でのノズル部2の振動を抑制できることから、エジェクタ式冷凍サイクルの運転によるノズル部2のノズル出口2bの変位量を少なくできる。これにより、繰り返し応力によるノズル材への影響を低減でき、ノズル部2の耐久性を向上させることができる。
(3)本実施形態では、ノズル支持位置が、ノズル部2の冷媒吸引口3aに対向する部位2cよりも駆動流上流側の部位2dである構造において、従来のエジェクタよりも、ノズル支持位置をノズル出口2aに近接させているので、冷媒吸引口3aの位置も、従来のエジェクタより、ノズル出口2bに近接している。
これにより、断面積小のノズル周囲部分を通る流路、すなわち、冷媒吸引口3aから混合部3cまでの吸引流の流路が短くなり、吸引流の圧力損失を、従来のエジェクタと比較して、低減できることから、エジェクタ内部での冷媒の圧力損失を低減できる。この結果、エジェクタの昇圧量を大きく取ることができ、エジェクタ効果を増大させることができる。
(4)本実施形態のエジェクタ1は、混合部3cでのボディ肉厚tと混合部径Dの比t/Dが1.0以上となっており、ボディ部3のノズル出口2bの近傍部分における肉厚が、従来のエジェクタよりも厚い構造となっている。
これにより、ノズル出口2b近傍での渦損失増大によって発生するボディ部3の振動を、抑制でき、冷媒通過音のより一層の低減を図ることができる。
ここで、図5に、吸引流が有るときと無いときにおけるエジェクタの騒音レベル差と、ボディ肉厚tと混合部径Dの比t/Dとの関係を示す。図5は、L/dが14のときの測定結果である。
図4に示したように、L/dが14であって、t/Dが0.2のとき、騒音レベル差は3dBであるところ、図5に示すように、t/Dを0.2よりも大きくするにつれ、騒音レベル差が小さくなっていくことがわかる。そして、t/Dを1以上に設定することで、騒音レベル差を1dB以下にできることがわかる。
なお、t/Dを1以上に設定するとは、すなわち、肉厚tを内径Dよりも大きくすることを意味する。また、t/Dの上限は、エジェクタの搭載場所の制約によって決まるものであり、許容される範囲で任意に設定される。
また、外部環境から受ける影響による外部腐食および内部流動物資から受ける影響による内部腐食に対する余裕度が増すことにより、耐久性を向上させることができる。
(5)従来のエジェクタ14では、図19に示すように、ボディ部14eの外形が複雑な形状であったため、ボディ部14eを、冷媒吸引口14d側の部品と、混合部14bおよびディフューザ部14c側の部品との2部品で構成していた。
これに対して、本実施形態では、混合部3cの肉厚を増大させた構造としているので、ボディ部3を1部品で構成することができる。これは、混合部3cの肉厚を増大させることで、ボディ部3の外径を吸引部3bから混合部3cに至って均一にすることができ、ボディ部3の外形を、軸方向で外壁に段差が無い単純形状とすることが可能となるからである。
また、本実施形態では、ボディ部3の外形が単純形状となっているので、エジェクタ1の外周へのパッキン等の取り付けが容易となっている。
(第2実施形態)
本実施形態では、ノズル部2のうち、冷媒吸引口3aに対向する部位2cよりも駆動流下流側の部位を、ボディ部3に支持させる構造を説明する。
図6に、本実施形態の第1の例におけるエジェクタの断面図を示し、図7に、図6中のVII−VII線断面図を示す。なお、図6、7では、図2と同様の構成部分に同一の符号を付している。
図6に示すエジェクタ1では、ノズル部2のうち、冷媒吸引口3aに対向する部位2cよりも駆動流下流側の部位2fにおいて、ノズル部2の外壁に、ボディ部3の内壁に向けて突出している凸部2gが設けられており、この凸部2fがボディ部3の内壁に接することで、ノズル部2がボディ部3によって支持された構造となっている。
なお、ノズル部2のうち、冷媒吸引口3aに対向する部位2cよりも駆動流下流側の部位2fとは、言い換えると、ノズル部2の軸方向(ノズル部2の長手方向)における冷媒吸引口3aとノズル出口2bとの間に位置する部分である。
ここで、凸部2gは、吸引流の流路を塞がないように、ノズル部2内の冷媒流れに対するノズル部の断面を見たときのノズル部2の周方向において、周方向全域ではなく、部分的に配置されている。例えば、図7に示すように、凸部2gは、ノズル部2の外周方向で、等間隔で、4つ配置されており、この場合、ノズル部2は、4カ所でボディ部3に固定されている。
この実施形態のノズル部2は、太い基部21と、この基部21より細い筒状部分22とを有する。筒状部分22は、基部21から延び出している。筒状部分22は、内部に高圧冷媒流路2aを区画している。筒状部分22は、その先端に、高圧冷媒流路2aの出口2bを区画している。筒状部分22は、外径がほぼ一定の軸部23と、軸部23から出口に向けて外径が徐々に縮小する円錐部24とを有する。ノズル部2は、筒状のボディ部3の中に配置されている。ノズル部2とボディ部3との間には、筒状部分22を取り囲む低圧冷媒流路25が区画形成されている。ノズル部2は、ボディ部3に対して、吸引口3aを挟んで軸方向の両側で連結され、固定されている。ノズル部2内の冷媒流れに関して冷媒吸引口3aより上流側の部位において、ノズル部2とボディ部3とは、基部21によって連結し固定されている。ノズル部2内の冷媒流れに関して冷媒吸引口3aより下流側の部位においてノズル部2とボディ部3とは支持部材2gによって連結し固定されている。支持部材2gは、径方向に延びる棒状、あるいは板状の部材である。ノズル部2は、周方向に関して等間隔に分散して配置された複数の支持部材2gによって支持、固定されている。支持部材2gは、基部21から離れて設けられている。支持部材2gは、軸部23と円錐部24との境界近傍に設けられている。この結果、支持部材2gよりさらにノズル部2は突出している。支持部材2gは、筒状部分22の全長のうち、中央よりもやや先端よりの位置を支持している。
このとき、凸部2gのノズル出口2b側端部がノズル支持位置先端2eとなり、このノズル支持位置先端2eからノズル出口2bまでの距離Lと、ノズル出口径dの比L/dが、14以下となるように、距離Lを設定している。
したがって、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、ノズル支持位置を、従来のエジェクタよりも、ノズル出口2aに近接させているので、最も流速の速いノズル出口2b近傍でのノズル部2の振動を抑制できる。
なお、凸部2gの数は、4つに限られず、複数であればよく、ノズル部2をボディ部3に固定できる範囲で任意に変更可能であり、形状においても任意に変更可能である。
次に、本実施形態における変形例を説明する。
図8に、本実施形態の第2の例におけるエジェクタの断面図を示し、図9に、図8中のIX−IX線断面図を示す。第1の例では、ノズル部2に凸部2gを設けていたが、図8、9に示すように、ノズル部2ではなく、ボディ部3に凸部3eを設けても良い。すなわち、エジェクタ1の構造において、ボディ部3のうち、冷媒吸引口3aよりも冷媒流れ下流側部分における内壁に、ノズル部に向けて突出する凸部3eが設けられており、この凸部3eがノズル部2の外壁に接することで、ノズル部2がボディ部3によって支持される構造としても良い。
なお、第1、第2の例では、ノズル部2とボディ部3の片方のみに凸部を設けていたが、両方に凸部2g、3eを設けても良い。
図10に、本実施形態の第3の例におけるエジェクタの断面図を示し、図11に、図10中のXI−XI線断面図を示す。第1、第2の例では、ノズル部2とボディ部3の固定部分を、ノズル部2もしくはボディ部3に設ける場合を説明したが、図10、11に示すように、ノズル部2、ボディ部3とは別の部品で構成しても良い。
すなわち、図10、11に示すエジェクタ1では、ボディ3の内周面とノズル部2の外周面との間に、止め輪4が配置されている。この止め輪4も、吸引流の流路を塞がない形状となっている。例えば、止め輪4は、ノズル部2をボディ部3に固定する複数の固定部4aと、固定部4a同士を連結するとともに、ノズル部2との間に流路を形成する連結部4bとを有する形状となっている。止め輪4は、例えば、樹脂やゴム等の有機材料や、ノズル部2もしくはボディ部3と同じ金属材料で構成される。
このとき、固定部4aは、第1、第2の例で説明した凸部2g、3eと同様に、ノズル部の周方向で、部分的に配置されている。なお、止め輪4の形状は、図10、11に示す形状に限られず、ノズル部2をボディ部3に固定でき、吸引流の流路を塞がない形状であれば、他の形状に変更しても良い。
(第3実施形態)
本実施形態では、ノズル部2のうち、冷媒吸引口3aに対向する部位2cよりも駆動流下流側の部位を、ボディ部3に支持させる構造を説明する。図12に、本実施形態におけるエジェクタ1の断面図を示す。なお、図12では、図1、2と同様の構成部に、同一の符号を付している。
図12に示すように、本実施形態のエジェクタ1は、ノズル部2を、図中の矢印のように、その軸方向に駆動させて、ノズル部2をボディ部3に対して変位させる駆動手段5を備えている。この駆動手段5は、図示しない制御手段によって制御されるものである。
駆動手段5としては、例えば、ステッピングモータや、流体力を用いるフローティング構造のものや、逆止弁構造のもの等の機械式の駆動手段を採用したり、比例ソレノイド等の電気式の駆動手段を採用したりすることができる
本実施形態のノズル部2およびボディ部3の形状は、基本的には、第1、第2実施形態と同様であり、ノズル部2の外径が、ボディ部3における混合部3cの内径よりも大きくなっており、ノズル部2を混合部3cに向けて移動させたとき、ノズル部2の外壁がボディ部3の内壁に接触する形状となっている。
より具体的には、ノズル部2の先端側の外形は、ノズル出口2bに向かうにつれ外径が徐々に小さくなるテーパ形状であり、ボディ部3の内部形状は、吸引部3bでの内径が混合部3cに向かうにつれ徐々に小さくなるテーパ形状である。混合部3cにノズル部2を突き刺したとき、ノズル部2のテーパ形状部2hが、吸引部3bを構成する内壁に接触する形状となっている。
そして、本実施形態では、駆動手段5を制御手段により制御することで、ノズル部2の位置を、図13、14に示すように、変位させるようになっている。
すなわち、図13に示すように、エジェクタ式冷凍サイクルの運転条件で、エジェクタ内部に吸引流が有る条件のときでは、ノズル部2のテーパ形状部2hにおける外壁がボディ部3の吸引部3bにおける内壁から離間しており、冷媒吸引口3aから吸引される冷媒の流路が形成されている第1状態とする。
一方、図14に示すように、エジェクタ式冷凍サイクルの運転条件が、エジェクタ内部で吸引流が無い条件のときでは、図13の状態から、混合部3bにノズル部2を突き刺すように変位させ、ノズル部2をボディ部3につき当てることで、ノズル部2のテーパ形状部2hを吸引部3bを構成する内壁に接触させ、冷媒吸引口3aから吸引される冷媒の流路を塞いだ第2状態とする。
このとき、ノズル部2のテーパ形状部2hと吸引部3bとが接触している領域がノズル支持位置であり、このノズル支持位置先端2eからノズル出口2bまでの距離Lと、ノズル出口径dの比L/dは、14以下となっている。
次に、本実施形態の主な特徴について説明する。
(1)本実施形態では、エジェクタ内部で吸引流が無い条件のときでは、ノズル部2をボディ部3につき当てて、ノズル部2のテーパ形状部2hを、ボディ部3の吸引部3bで支持させるようにしている。
これにより、本実施形態においても、第1、第2実施形態と同様に、ノズル支持位置を、従来のエジェクタよりも、ノズル出口2aに近接させているので、最も流速の速いノズル出口2b近傍でのノズル部2の振動を抑制できる。
(2)本実施形態では、エジェクタ内部で吸引流が無い条件のときでは、ノズル部2をボディ部3につき当てて、冷媒吸引口3aから吸引される冷媒の流路を塞いだ状態としているので、図19中の破線で示すような駆動流の渦の発生自体を抑制できる。
したがって、本実施形態の方が、第1、第2実施形態よりも、ノズル出口での渦損失増大によって発生する冷媒通過音を抑制する効果が大きい。
なお、本実施形態のエジェクタ1は、ノズル部2をボディ部3につき当てて、冷媒吸引口3aから吸引される冷媒の流路を塞いだ状態にできることから吸引流を断続する電磁弁としても用いることができ、この場合、例えば、図18に示すエジェクタ式冷凍サイクル中の電磁弁20を省略することもできる。
(第4実施形態)
図15に、本実施形態におけるエジェクタの断面図を示し、図16に、図15中のD−D線断面図を示す。なお、図15、16では、図2と同様の構成部分に同一の符号を付している。
図15、16に示すように、本実施形態のエジェクタ1は、図2に示すエジェクタ1に対して、ボディ部3の振動を防ぐ防振材6を設けたものである。
防振材6は、振動が外部に伝達するのを抑える、もしくは、少なくするものであり、例えば、ブチルゴムに代表されるゴム材料等の弾性体で構成される。また、防振材6は、ボディ部3の外周を全て覆うように配置されている。
これにより、渦損失の増大によって、ノズル出口2b近傍のボディ部3が振動するのを抑制することができる。
なお、防振材6は、必ずしも、ボディ部3の外周全域を覆っていなくても良く、少なくとも、ボディ部3の外周のうち、ノズル出口2aの近傍であるノズル出口2aよりも冷媒流れ下流側部分を覆っていればよい。
また、防振材6の代わりに、多孔質材等で構成される吸音材を、ボディ部3の外周に設けても良い。
(他の実施形態)
(1)図17に、他の実施形態におけるエジェクタ1の断面図を示す。図17では、図2と同様の構成部に、図2と同一の符号を付している。
第1実施形態では、エジェクタ1のノズル部2とボディ部3とを別体構造とする場合を例として説明したが、図17に示すように、ノズル部2とボディ部3とを1つの部品で構成した一体構造としても良い。なお、エジェクタ1の他の構成については、第1実施形態と同様である。
また、図17に示すエジェクタ1は、例えば、アルミニウムにより構成され、型を用いて製造される。
なお、第2実施形態で説明した図6〜11に示すエジェクタ1においても、このように、ノズル部2とボディ部3とを一体構造にすることができる。
ノズル部2とボディ部3とを一体構造にすることで、ノズル部2とボディ部3とが別体構造のときよりも、ノズル部2をボディ部3に強固に固定することができ、ノズル部2の振動を抑制できる。
(2)上記した実施形態では、0<L/d≦14と、t/D≧1の両方を満たす場合を例として説明したが、t/D≧1を満たさなくても、L/dの方がt/Dよりも音に対して支配的であるため、少なくとも、0<L/d≦14を満たすようにすればよい。
(3)ノズル部2の構造としては、各図に示した構造に限定されるものではなく、種々の 構造を採用できる。例えば、ラバールノズルや先細ノズルを採用できる。
(4)上記した各実施形態では、エジェクタ1の適用例として、図18に示すように、放熱器13とエジェクタ14との間で冷媒流れを分岐して、この冷媒流れを冷媒吸引口3aに導く第1分岐通路16と、第1分岐通路16に配置され、放熱器13下流側の冷媒を減圧する絞り手段17と、分岐通路16の絞り手段17よりも冷媒流れ下流側に配置され、冷媒を蒸発させて冷却能力を発揮する第2蒸発器18と、分岐通路16に配置され、第2蒸発器18への冷媒流れを断続する開閉手段20とを備えるエジェクタ式冷凍サイクルを例として説明したが、本発明のエジェクタ1は、他のエジェクタ式冷凍サイクルにおいても適用可能である。
例えば、図18に示すエジェクタ式冷凍サイクルに対して、分岐通路16を省略し、エジェクタの冷媒流れ下流側に気液分離器を配置し、気液分離器で分離された気相冷媒を、蒸発器に導いた後、エジェクタの冷媒吸引口に導くものや、さらに、エジェクタと気液分離器の間に第2蒸発器を配置したものにおいても本発明は適用可能である。
すなわち、冷媒を吸入し圧縮する圧縮機と、圧縮機から吐出された高圧冷媒の放熱を行う放熱器と、放熱器下流側の冷媒を減圧膨張させるノズル部から噴射する高速度の冷媒流によって冷媒を冷媒吸引口から内部に吸引するエジェクタと、冷媒を蒸発させて冷媒吸引口へ流入させる蒸発器とを備えるエジェクタ式冷凍サイクルであって、エジェクタ式冷凍サイクルの運転状態が、エジェクタ内部に、吸引流が無く駆動流のみの運転状態となる場合や、駆動流に対して吸引流が極端に少ない運転状態となることがあるエジェクタ式冷凍サイクル全般に、本発明は適用可能である。
(5)上記した各実施形態は、実施可能な範囲で組み合わせが可能である。
本発明の第1実施形態におけるエジェクタの断面図である。 図1中の破線で囲まれた領域の拡大図である。 本発明の第1実施形態におけるノズル部2とボディ部3の固定方法を説明するためのエジェクタ1の断面図である。 吸引流が有るときと無いときにおけるエジェクタの騒音レベル差と、ノズル支持位置先端2eからノズル出口2bまでの距離Lのノズル出口径dに対する比L/dとの関係を示す図である。 吸引流が有るときと無いときにおけるエジェクタの騒音レベル差と、ボディ肉厚tと混合部径Dの比t/Dとの関係を示す図である。 本発明の第2実施形態の第1の例におけるエジェクタの断面図である。 図6中のVII−VII線断面図である。 本発明の第2実施形態の第2の例におけるエジェクタの断面図である。 図8中のIX−IX線断面図である。 本発明の第2実施形態の第3の例におけるエジェクタの断面図である。 図10中のXI−XI線断面図である。 本発明の第3実施形態におけるエジェクタの断面図である。 図12中のエジェクタにおいて、エジェクタ内部に吸引流が有るときの状態を示すエジェクタ1の断面図である 図12中のエジェクタにおいて、エジェクタ内部に吸引流が無いときの状態を示すエジェクタ1の断面図である。 本発明の第4実施形態におけるエジェクタの断面図である。 図15中のXVI−XVI線断面図である。 本発明の他の実施形態におけるエジェクタの断面図である。 本発明のエジェクタが適用されるエジェクタ式冷凍サイクルおよび従来におけるエジェクタ式冷凍サイクルの一例を示す図である。 従来におけるエジェクタの断面図である。
符号の説明
1…エジェクタ、2…ノズル部、2b…ノズル出口、3…ボディ部、
3a…冷媒吸引口、3b…吸引部、3c…混合部、3d…ディフューザ部。

Claims (12)

  1. エジェクタ式冷凍サイクルに適用される冷媒の減圧膨張手段としてのエジェクタ(1)において、
    流入した冷媒を減圧膨張させるノズル部(2)と、
    内部に前記ノズル部(2)が配置されており、前記ノズル部(2)から噴射する高速度の冷媒流によって冷媒吸引口(3a)から内部に吸引された冷媒および前記ノズル部(2)から噴射される冷媒の流路(3b、3c、3d)を構成するボディ部(3)とを備え、
    前記ノズル部(2)のうち、前記ノズル部がボディ部に支持される部位(2e)からノズル出口(2b)までの距離をL、ノズル出口径をd、前記ボディ部のうち、前記ノズル出口よりも冷媒流れ下流側部分の肉厚および内径をtおよびDとして、
    t/D≧0.2のとき、0<L/d≦14
    を満たすように、前記ノズル部(2)は前記ボディ部(3)に支持されていることを特徴とするエジェクタ。
  2. 前記ノズル部(2)は、前記冷媒吸引口に対向する部位(2c)よりも前記ノズル部内の冷媒流れ上流側の部位(2d)が、前記ボディ部(3)によって支持されていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  3. 前記ノズル部(2)は、前記冷媒吸引口(3a)に対向する部位(2c)よりも前記ノズル部内の冷媒流れ下流側の部位(2f)が、前記ボディ部(3)によって支持されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  4. 前記ノズル部(2)のうち、前記冷媒吸引口(3a)よりも前記ノズル部内の冷媒流れ下流側部分(2f)の外壁に、前記ボディ部に向けて突出している凸部(2g)が設けられており、
    前記凸部(2g)が前記ボディ部(3)の内壁に接することで、前記ノズル部が前記ボディ部によって支持されていることを特徴とする請求項3に記載のエジェクタ。
  5. 前記ボディ部(3)のうち、前記冷媒吸引口(3a)よりも冷媒流れ下流側部分の内壁に、前記ノズル部に向けて突出している凸部(3e)が設けられており、
    前記凸部(3e)が前記ノズル部(2)の外壁に接することで、前記ノズル部が前記ボディ部によって支持されていることを特徴とする請求項3に記載のエジェクタ。
  6. 前記ノズル部(2)のうち、前記冷媒吸引口(3a)よりも前記ノズル部内の冷媒流れ下流側部分の外壁と、前記ボディ部(3)との内壁との間に、前記ノズル部および前記ボディ部と別体であって、前記ノズル部を前記ボディ部で支持させる支持部材(4)が配置されていることを特徴とする請求項3に記載のエジェクタ。
  7. 前記ノズル部(2)をその軸方向に駆動させて、前記ノズル部を前記ボディ部(3)に対して変位させる駆動手段(5)を備えており、
    前記駆動手段(5)によって、前記エジェクタの内部状態を、
    前記ノズル部(2)の外壁がボディ部(3)の内壁から離間しており、前記冷媒吸引口(3a)から吸引される冷媒の流路が形成されている第1状態と、
    前記ノズル部(2)を前記ボディ部(3)の内壁に突き当てることで、前記ノズル部の前記冷媒吸引口(3a)よりも前記ノズル部内の冷媒流れ下流側部分(2f)が前記ボディ部(3)によって支持されているとともに、前記冷媒吸引口から吸引される冷媒の流路を塞いだ第2状態との間で変更可能としたことを特徴とする請求項1または2に記載のエジェクタ。
  8. エジェクタ式冷凍サイクルに適用されるエジェクタ(1)において、
    内部に高圧冷媒流路が形成され、先端に出口が開口する筒状のノズル部(2)と、
    前記ノズル部(2)を収容し、前記ノズル部(2)の筒部外側から前記出口にわたって延びる低圧冷媒流路(25)を区画するとともに、前記筒部外側に向けて開口する冷媒吸引口(3a)を区画するボディ部(3)と、
    前記ノズル部(2)内の冷媒流れに関して前記冷媒吸引口より上流側の部位において前記ノズル部(2)と前記ボディ部(3)とを連結し固定する部材(21)と、
    前記ノズル部(2)内の冷媒流れに関して前記冷媒吸引口より下流側の部位において前記ノズル部(2)と前記ボディ部(3)とを連結し固定する部材(2g、3e、4)とを備えることを特徴とするエジェクタ。
  9. 前記ノズル部(2)および前記ボディ部(3)は別部品で構成されており、前記ノズル部(2)は、前記ボディ部(3)に対してかしめ固定もしくは圧入固定されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載のエジェクタ。
  10. 前記ボディ部(3)のうち、前記ノズル出口(2b)よりも冷媒流れ下流側部分であって、内径Dが均一な領域である混合部(3c)において、前記ボディ部の内径Dに対する前記ボディ部の肉厚tの比t/Dが1以上であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載のエジェクタ。
  11. 前記ボディ部のうちのノズル出口近傍における外周面が、防振材もしくは吸音材で覆われていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載のエジェクタ。
  12. 冷媒を吸入し圧縮する圧縮機(12)と、
    前記圧縮機(12)から吐出された高圧冷媒の放熱を行う放熱器(13)と、
    前記放熱器(13)下流側の冷媒を減圧膨張させる請求項1ないし11のいずれか1つに記載のエジェクタと、
    前記エジェクタから流出した冷媒を蒸発させて冷却能力を発揮するとともに、冷媒流出側が前記圧縮機(12)の吸入側に接続される第1蒸発器(15)と、
    前記放熱器(13)と前記エジェクタとの間で冷媒流れを分岐して、この冷媒流れを前記冷媒吸引口に導く第1分岐通路(16)と、
    前記第1分岐通路(16)に配置され、前記放熱器(13)下流側の冷媒を減圧する絞り手段(17)と、
    前記第1分岐通路(16)の前記絞り手段(17)よりも冷媒流れ下流側に配置され、冷媒を蒸発させて冷却能力を発揮する第2蒸発器(18)と、
    前記第1分岐通路(16)に配置され、前記第2蒸発器(18)への冷媒流れを断続する開閉手段(20)とを備えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。
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