JP3903766B2 - エジェクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノズルから吹き出す高速のジェット流により流体を吸引して循環させるエジェクタを用いたエジェクタサイクル用のエジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
エジェクタサイクル用のエジェクタは、例えば図9(実開昭57−76300号公報)に示すように、放熱器や凝縮器等の高圧側熱交換器から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル410、ノズル410から噴射する高い速度の冷媒流により蒸発器にて蒸発した気相冷媒を吸引する混合部420、及びノズル410から噴射する冷媒と蒸発器から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させるディフューザ430等からなるものである。
【0003】
このとき、ノズル410の冷媒入口側及びディフューザ430は、その内壁が円錐テーパ状に形成されているが、円錐テーパ状の穴加工は、ドリルによる単純な切削穴開け加工が困難であるので、通常、放電加工やワイヤーカッター加工にて行う必要がある。このため、エジェクタの製造工数を低減することが難しく、エジェクタの製造原価低減を図ることが難しいという第1の問題点を有している。
【0004】
ところで、ノズル410に流入する冷媒は、ノズル410の冷媒入口に形成された先細テーパ部411にて、冷媒の圧力エネルギーが速度エネルギーに変換されてその流速を上昇させるが、通常、冷媒流れが大きく乱れて損失が発生しないように、先細テーパ部411のテーパ角度(JIS B 0154参照)を比較的に小さな一定角度としているので、ノズル410の軸方向寸法が必然的に長くなる傾向があるという第2の問題点を有している。
【0005】
本発明は、上記点に鑑み、第2の問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、圧縮機(100)、放熱器(200)、蒸発器(300)及び気液分離器(500)を有し、気液分離器(500)で分離された液相冷媒を蒸発器(300)に供給するとともに、気液分離器(500)で分離された気相冷媒を圧縮機(100)の吸入側に供給して、低温側の熱を高温側に移動させるエジェクタサイクルに適用されるエジェクタであって、放熱器(200)から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(410)と、ノズル(410)から噴射する高い速度の冷媒流により蒸発器(300)にて蒸発した気相冷媒を吸引し、ノズル(410)から噴射する冷媒と蒸発器(300)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(420)とを備え、ノズル(410)は、冷媒流れ下流側に向かうほど通路面積が縮小する冷媒通路部を形成する先細テーパ部(411)、最も通路断面積が縮小した喉部(412)から連なる出口側通路部(413)を有して構成されており、さらに、先細テーパ部(411)のテーパ角度(α)は、段階的に変化しており、テーパ角度(α)のうち冷媒入口側におけるテーパ角度(α1)は、喉部(412)側におけるテーパ角度(α2)より大きいことを特徴とする。
【0013】
ところで、ノズルに流入した冷媒は、後述する図6に示すように、先細テーパ部の入口近傍において流速が急激に増速し、その後、喉部までは比較的穏やかに流速が上昇する。そして、喉部を過ぎた後の速度上昇は、微増である。
【0014】
したがって、本発明のごとく、先細テーパ部(411)の冷媒入口側にけるテーパ角度(α1)を喉部(412)側におけるテーパ角度(α2)より大きくすれば、通常の末広ノズルに比べて、先細テーパ部(411)の軸方向寸法を通常の末広ノズルに比べて小さくすることができる。
【0016】
また、請求項2に記載の発明では、先細テーパ部(411)は、テーパ角度(α)が2段階的に変化する2段テーパ形状となっていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明では、先細テーパ部(411)は、テーパ角度(α)が3段階的に変化する3段テーパ形状となっていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明のごとく、出口側通路部(413)を通路直径が一定な円筒状としてもよい。
また、請求項5に記載の発明では、圧縮機(100)、放熱器(200)、蒸発器(300)及び気液分離器(500)を有し、気液分離器(500)で分離された液相冷媒を蒸発器(300)に供給するとともに、気液分離器(500)で分離された気相冷媒を圧縮機(100)の吸入側に供給して、低温側の熱を高温側に移動させるエジェクタサイクルに適用されるエジェクタであって、放熱器(200)から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(410)と、ノズル(410)から噴射する高い速度の冷媒流により蒸発器(300)にて蒸発した気相冷媒を吸引し、ノズル(410)から噴射する冷媒と蒸発器(300)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(420)とを備え、ノズル(410)は、冷媒流れ下流側に向かうほど通路面積が縮小する冷媒通路部を形成する先細テーパ部(411)を有して構成されており、さらに、先細テーパ部(411)は、先細テーパ部(411)のテーパ角度(α)が段階的に変化する2段テーパ形状になっており、冷媒入口側におけるテーパ角度(α1)は、最も通路断面積が縮小した喉部(412)側におけるテーパ角度(α2)より大きいことを特徴とする。
これによれば、請求項1に記載の発明と同様に、通常の末広ノズルに比べて、先細テーパ部(411)の軸方向寸法を通常の末広ノズルに比べて小さくすることができる。
【0017】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(参考例)
本参考例は、車両用空調装置にエジェクタサイクルを適用したものであり、図1は本参考例に係るエジェクタサイクルの模式図である。なお、本参考例は、上記第1の問題を解決するための参考例を示すものである。
【0019】
圧縮機100は走行用エンジン等の駆動源(図示せず。)から駆動力を得て冷媒を吸入圧縮するものであり、放熱器200は圧縮機100から吐出した冷媒と室外空気とを熱交換して冷媒を冷却するものである。
【0020】
蒸発器300は室内に吹き出す空気と液相冷媒とを熱交換させて液相冷媒を蒸発させることにより冷凍能力を発揮する低圧側熱交換器であり、蒸発器300内の冷媒はエジェクタ400で発生する吸引力により循環させられる。なお、エジェクタ400の詳細は後述する。
【0021】
また、気液分離器500はエジェクタ400から流出した冷媒が流入するとともに、その流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷媒を蓄える気液分離手段であり、分離された気相冷媒は圧縮機100に吸引され、分離された液相冷媒は蒸発器300側に吸引される。
【0022】
次に、エジェクタ400について述べる。
【0023】
エジェクタ400は、図2に示すように、放熱器200から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧させながら膨張加速させるノズル410、ノズル410から噴射する高い速度の冷媒ジェット流により蒸発器300にて蒸発した気相冷媒を吸引し、ノズル410から噴射する冷媒と蒸発器300から吸引した冷媒とを混合させる混合部420等からなるものである。
【0024】
このとき、ノズル410は、冷媒入口側から順に、第1冷媒通路部411、第2冷媒通路部412及び第3冷媒通路部413を有して構成されているとともに、これら第1〜3冷媒通路部411〜413それぞれは、通路直径が一定な円筒状に形成されている。
【0025】
そして、第1冷媒通路部411の通路直径D1は、第2冷媒通路部412の通路直径D2より大きく、かつ、第2冷媒通路部412の通路直径D2は、第3冷媒通路部413の通路直径D3より小さく、かつ、第1冷媒通路部411の通路直径D1は、第3冷媒通路部413の通路直径D3より大きくなっている。
【0026】
なお、エジェクタ400は、ステンレス、黄銅、又はアルミニウム等の金属材料にてダイカスト成型した後、ノズル410、すなわち第1〜3冷媒通路部411〜413及び混合部420をドリル加工等の切削加工を施すことにより製作される。
【0027】
次に、エジェクタサイクルの概略作動を述べる。
【0028】
圧縮機100が起動すると、気液分離器500から気相冷媒が圧縮機100に吸入され、圧縮された冷媒が放熱器200に吐出される。そして、放熱器200にて冷却された冷媒は、エジェクタ400のノズル410にて減圧膨張して蒸発器300内の冷媒を吸引する。つまり、本参考例においてエジェクタ400は、気液分離器500と蒸発器300との間で冷媒を循環させるポンプとして機能する。
【0029】
次に、蒸発器300から吸引された冷媒(以下、吸引流と呼ぶ。)とノズル410から吹き出す冷媒(以下、駆動流と呼ぶ。)とは、混合部420にて混合しして気液分離器500に戻る。このとき、混合部420においては、図3に示すように、駆動流の運動量と吸引流の運動量との和が保存されるように駆動流と吸引流とが混合するので、混合部420では冷媒の圧力、つまり静圧が上昇するので、混合部420は冷媒圧力を昇圧させる昇圧部としても機能する。
【0030】
一方、エジェクタ400にて蒸発器300内の冷媒が吸引されるため、蒸発器300には気液分離器500から液相冷媒が流入し、その流入した冷媒は、室内に吹き出す空気から吸熱して蒸発する。
【0031】
なお、図3において、ガス速度はノズル410から噴射する冷媒の速度を1としたときの大きさであり、軸方向寸法はノズル410の冷媒出口を基準とした寸法であり、半径寸法はエジェクタ400を回転対称体としてその中心線からの寸法を表している。
【0032】
因みに、図4は本参考例に係るエジェクタサイクルの作動を示すp−h線図であり、図4に示す番号は図1に示す番号の位置における冷媒の状態を示すものである。また、圧縮機100、放熱器200、蒸発器300、エジェクタ400及び気液分離器500を繋ぐ冷媒配管、特に、気液分離器500と蒸発器300とを繋ぐ冷媒配管は、冷媒が流通する際に発生する圧力損失がなるべく小さくなるようにすることが望ましく、図4に示すp−h線図では、冷媒配管で発生する圧力損失を無視した理想的なサイクル挙動を示している。
【0033】
次に、本参考例の作用効果を述べる。
【0034】
本参考例によれば、通路直径が一定とした円筒状の第1〜3冷媒通路部411〜413によりノズル410を構成しているので、第1冷媒通路部411を先細テーパ状とした上記公報に記載のノズルに比べて単純な形状となる。したがって、前述のごとく、ドリル加工等の切削加工にて容易にノズル410を製造することができるので、エジェクタの製造原価低減を図ることができる。
【0035】
またさらに、上記公報に記載の発明と異なり、混合部420から連なる末広テーパ状のディフューザ430(図9参照)を有していないので、ドリル加工等の切削加工のみで容易にエジェクタ400を製造することができ、エジェクタの製造原価低減を図ることができる。
【0036】
ところで、通路直径が一定とした円筒状の第1〜3冷媒通路部411〜413によりノズル410を構成しているので、ノズル410の冷媒通路には、通路面積が急激に変化する段付き部が形成されてしまう。このため、段付き部において冷媒流れに乱れが発生してしまうので、ノズル410における、冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換する際の変換効率が低下してしまう。
【0037】
したがって、混合部420も含めたエジェクタ400内にて膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換する際のエネルギ変換効率が低下してしまうので、圧縮機100の吸入圧を十分に上昇させることができず、圧縮機100の消費動力を十分に低減することが難しくなる。
【0038】
しかし、蒸発器300には、気液分離器500から液相(乾き度X=0)の冷媒が蒸発器300に供給されるので、蒸発器300内における冷媒のぬれ面積が、膨張弁を用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルに比べて大きくなり、冷媒と蒸発器300との間における熱伝達率が、膨張弁を用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルに比べて大きくなる。
【0039】
したがって、本参考例によれば、膨張弁を用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルに比べて、実成績係数、つまり実際に発生した蒸発器300での吸熱量を実際の圧縮機の消費動力で除した値を向上させながらエジェクタ400の製造原価低減を図ることができる。
【0040】
なお、エジェクタ400内で冷媒圧力は、前述のごとく、ディフューザが無くても上昇するので、本参考例に係るエジェクタサイクルは、理想的なエジェクタに比べれば、圧縮機100の消費動力が大きくなるものの、膨張弁を用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルに比べれば、圧縮機100の消費動力を十分に低減するこができる。因みに、本参考例では、第1〜3冷媒通路411〜413の通路直径比(D1:D2:D3)は、20:2:3である。
【0041】
また、本参考例では、第3冷媒通路部413の通路直径D3を第2冷媒通路部412の通路直径D2より大きくしたが、本参考例はこれに限定されるものではなく、第3冷媒通路部413の通路直径D3を第2冷媒通路部412の通路直径D2と同じにする、又は第3冷媒通路部413の通路直径D3を第2冷媒通路部412の通路直径D2より小さくしてもよい。
【0042】
なお、本参考例では、冷媒をフロンとしていたので、高圧側の冷媒圧力が臨界圧力未満であったが、本参考例はこれに限定されるものではなく、高圧側の冷媒圧力が臨界圧以上となる冷媒(例えば、二酸化炭素)を用いてもよい。
【0043】
(実施形態)
本実施形態は、上記第2の問題を解決するための一実施形態を示すものであり、参考例と本実施形態とは、ノズル410の構造が相違する。以下、本実施形態に係るノズル410について述べる。
【0044】
図5は本実施形態に係るノズル410の断面図であり、本実施形態では、第1冷媒通路部411を冷媒流れ下流側に向かうほど通路面積が縮小する先細テーパ状とし、最も通路断面積が縮小した第2冷媒通路部412から連なる第3冷媒通路部413を出口側に向かうほど通路断面積が拡大する末広テーパ状とすることにより、ノズル410として末広ノズル(divergent Nozzle、de Laval Nozzle)を採用している。
【0045】
そこで、本実施形態では、第1冷媒通路部411を先細テーパ部411と呼び、第2冷媒通路部412を喉部412と呼ぶ。なお、末広ノズルでは、喉部412の長さは明確に規定できるものではなく、喉部412とは、前述のごとく、ノズル410内の冷媒通路中、通路断面積が最も小さい部位を言う。
【0046】
そしてさらに、先細テーパ部411は、先細テーパ部411の冷媒入口側にけるテーパ角度α1が、喉部412側におけるテーパ角度α2より大きくなるように、第1、2先細テーパ部411a、411bからなる2段テーパ形状となっている。
【0047】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0048】
図6は、通常の末広ノズル、つまり先細テーパ部のテーパ角度が一定のノズルにおけるノズル内冷媒速度を示す図であり、ノズルに流入した冷媒は、先細テーパ部の入口近傍において流速が急激に増速し、その後、喉部までは比較的穏やかに流速が上昇する。そして、喉部を過ぎた後の速度上昇は、微増である。
【0049】
したがって、本実施形態のごとく、先細テーパ部411の冷媒入口側にけるテーパ角度α1を喉部412側におけるテーパ角度α2より大きくすれば、先細テーパ部411の冷媒入口断面積と喉部412の断面積とを通常の末広ノズルと同等にしたとき、図7に示すように、先細テーパ部411の軸方向寸法を通常の末広ノズルに比べて小さくすることができる。
【0050】
なお、本実施形態では、先細テーパ部411のテーパ角度αは、2段階的に変化させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば3段テーパにしてもよい。
【0051】
また、図5では、喉部412以降の第3冷媒通路部413が末広テーパ状となっていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、喉部412を過ぎた後の速度上昇は微増であることから、図8に示すように、ノズル410の出口側通路部である第3冷媒通路部413を通路直径が一定な円筒状としてもよい。
【0052】
また、本実施形態では、冷媒として高圧側冷媒圧力が臨界圧力以上となる二酸化炭素を採用したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、高圧側の冷媒圧力が臨界圧力未満となる冷媒(例えば、フロン)を採用してもよい。
【0053】
また、気液分離器500と蒸発器300とを繋ぐ冷媒配管中に絞り手段等を設けてもよい。
【0054】
また、混合部420の後に速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる末広テーパ状のディフューザを設けてもよい。
【0055】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、車両用空調装置に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の蒸気圧縮式冷凍機(ヒートポンプも含む。)にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例に係るエジェクタサイクルの模式図である。
【図2】 参考例に係るエジェクタの模式図である。
【図3】 ノズルの冷媒出口からディフューザの冷媒出口までにおける、エジェクタの冷媒通路断面の中央部を基準とした半径方向の位置と冷媒流速との関係を示す三次元特性図である。
【図4】 参考例に係るエジェクタサイクルのp−h線図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係るエジェクタのノズルの断面図である。
【図6】 ノズル内冷媒速度の変化を示す説明図である。
【図7】 本発明の一実施形態に係るエジェクタのノズルの効果を示す説明図である。
【図8】 本発明の一実施形態の変形例に係るエジェクタのノズルの断面図である。
【図9】 従来の技術に係るエジェクタのノズルの断面図である。
【符号の説明】
410…ノズル、411…第1冷媒通路部、412…第2冷媒通路部、
413…第3冷媒通路部、420…混合部。
Claims (5)
- 圧縮機(100)、放熱器(200)、蒸発器(300)及び気液分離器(500)を有し、
前記気液分離器(500)で分離された液相冷媒を前記蒸発器(300)に供給するとともに、前記気液分離器(500)で分離された気相冷媒を前記圧縮機(100)の吸入側に供給して、低温側の熱を高温側に移動させるエジェクタサイクルに適用されるエジェクタであって、
前記放熱器(200)から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(410)と、
前記ノズル(410)から噴射する高い速度の冷媒流により前記蒸発器(300)にて蒸発した気相冷媒を吸引し、前記ノズル(410)から噴射する冷媒と前記蒸発器(300)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(420)とを備え、
前記ノズル(410)は、冷媒流れ下流側に向かうほど通路面積が縮小する冷媒通路部を形成する先細テーパ部(411)、最も通路断面積が縮小した喉部(412)から連なる出口側通路部(413)を有して構成されており、
さらに、前記先細テーパ部(411)のテーパ角度(α)は、段階的に変化しており、
前記テーパ角度(α)のうち冷媒入口側におけるテーパ角度(α1)は、前記喉部(412)側におけるテーパ角度(α2)より大きいことを特徴とするエジェクタ。 - 前記先細テーパ部(411)は、前記テーパ角度(α)が2段階的に変化する2段テーパ形状となっていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
- 前記先細テーパ部(411)は、前記テーパ角度(α)が3段階的に変化する3段テーパ形状となっていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
- 前記出口側通路部(413)は、通路直径が一定な円筒状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のエジェクタ。
- 圧縮機(100)、放熱器(200)、蒸発器(300)及び気液分離器(500)を有し、
前記気液分離器(500)で分離された液相冷媒を前記蒸発器(300)に供給するとともに、前記気液分離器(500)で分離された気相冷媒を前記圧縮機(100)の吸入側に供給して、低温側の熱を高温側に移動させるエジェクタサイクルに適用されるエジェクタであって、
前記放熱器(200)から流出した高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(410)と、
前記ノズル(410)から噴射する高い速度の冷媒流により前記蒸発器(300)にて蒸発した気相冷媒を吸引し、前記ノズル(410)から噴射する冷媒と前記蒸発器(300)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(420)とを備え、
前記ノズル(410)は、冷媒流れ下流側に向かうほど通路面積が縮小する冷媒通路部を形成する先細テーパ部(411)を有して構成されており、
さらに、前記先細テーパ部(411)は、前記先細テーパ部(411)のテーパ角度(α)が段階的に変化する2段テーパ形状になっており、冷媒入口側におけるテーパ角度(α1)は、最も通路断面積が縮小した喉部(412)側におけるテーパ角度(α2)より大きいことを特徴とするエジェクタ。
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