JP2007127256A - 電動制御弁装置 - Google Patents

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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

【課題】本発明は、気泡の破裂や冷媒の乱流によって発生する騒音を十分に低減することが可能な電動制御弁装置を提供する。
【解決手段】本発明の電動制御弁装置は、冷媒流入部10aと、弁体4及び弁座9を備えた流量制御部10cと、冷媒流出部10bと、ステータコア1及び磁石2を備えたステッピングモータ3とを有し、冷媒流入部10a、流量制御部10c及び冷媒流出部10bが略直線状の流路を形成するとともに、ステッピングモータ3の磁石2の回転に伴い弁体4を直線方向に移動させて弁体4の先端部と弁座9との開度を調整することにより冷媒の流量制御を行う。冷媒流入部10a、冷媒流出部10bのいずれか一方あるいは双方には、冷媒の流路を分割する流路分割部12を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば空調機や冷蔵庫等に使用される冷媒の流量調整を行う電動制御弁装置に関し、特に、ステッピングモータにより弁体を駆動させて流量調整を行う電動制御弁装置に関する。
一般に、空調機や冷蔵庫等に使用される冷媒の流量調整を行うために電動制御弁装置が用いられている。
図6は、従来の電動制御弁装置の概略構造を示す断面図である。図6に示すように、従来の電動制御弁装置は、外部から冷媒を流入する冷媒流入部10aと、冷媒の流量制御を行う弁体4及び弁座9を備えた流量制御部10cと、外部に冷媒を流出する冷媒流出部10bと、ステータコア1及び磁石2からなるステッピングモータ3とからなり、冷媒流入部10a、流量制御部10c及び冷媒流出部10bによって略L字状の冷媒流路を構成している。なお、冷媒流動方向が逆の場合もある。
弁体4の上部4aはステッピングモータ3の磁石2に一体に取り付けられ、弁体4の中央部4bはバルブ本体8の雌ネジに螺合されており、弁体4の針状部4cは、バルブ本体8の冷媒流路に設けられた弁座9内に位置している。ステータコア1に通電すると磁石2及び弁体4が回転し、それによって弁体4がネジ回転して軸方向に沿って移動し、弁体4の針状部4cが弁座9の開度を調整して冷媒の流量が制御される。なお、図6中、白抜き矢印は冷媒の流動方向を示す。
しかし、従来の電動制御弁装置では、冷媒の流動音が大きく、就寝の妨げになったりすることがあった。この流動音は、特に、冷媒が気相を不均一に分散させて或いは乱流状態で流量制御部を通過する際に発生し易い。
そこで、このような流量制御部に発生する騒音を低減するために、例えば特開平11−325658号公報には、流量制御部に第1の膨張室と第2の膨張室との二つの空間を設けることにより、膨張室内における圧力の変動を段階的に減衰させる技術が提案されている(特許文献1)。
また特開2005−48943号公報には、メンテナンス性に優れた電動制御弁装置が開示されている(特許文献2)。
また特開平11−325658号公報には、騒音の低減を目的として、ハニカムパイプを流路に形成した電動制御弁装置が開示されている(特許文献3)。
特開平11−325658号公報 特開2005−48943号公報 特開平11−325658号公報
流量制御部の膨張室に流入される冷媒は、液層だけの単一層状態であるのが理想的であるが、実際には気液二層状態であることがあり、たくさんの気泡を含んでいる。これらの気泡同士は膨張室内で合わさって大きくなり、その大型化した気泡が弁体や管の内壁に衝突して破裂することや、液状態の冷媒が弁体に衝突することで新たな気泡を発生させることにより、大きな騒音を発生させる。
発明者らの検討によれば、従来の電動制御弁装置では、流路がL字状に構成されていたので、絞り部で発生した大きな気泡が、管の内壁や弁体にまともに正面から当たって、破裂や乱流による新たな気泡の発生により、騒音を十分に低減させることが困難であった。
特許文献2に開示された電動制御弁装置では、流路は直線状であるが、気泡による騒音防止についてまでは、検討が進んでおらず、その効果が全く予測されておらず、しかもこの構成だけでは満足のいく騒音特性を得ることが出来なかった。
また特許文献3に開示された電動制御弁装置では、ハニカムパイプを使うことで多少は騒音を低減できるが、流路はL字状であり、互いに合わさって大きくなった気泡が騒音の原因となっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、気泡の破裂や冷媒の乱流によって発生する騒音を十分に低減することが可能な電動制御弁装置を提供することを目的とする。
本発明は、発明者らの鋭意検討により、気泡による騒音防止のためには、直線状の流路で冷媒を流すことが有効であるという知見が得られ、それだけでは十分ではなく、気泡を予め分割しておくことで極力気泡の大型化を防止しておくこと、あるいは/および、絞り部(弁座)で新たに発生する気泡を細分化することが要件であるという知見がさらに得られ、さらにこれら双方を満たさないと結局は気泡が合わさって大きくなってそれがどこかに当たって破裂するモードに陥ってしまい、十分な騒音防止効果を発揮することができないという知見が得られた結果、初めて完成されたものである。
そこで、本発明の電動制御弁装置は、冷媒流入部と、弁体及び弁座を備えた流量制御部と、冷媒流出部と、ステータコア及び磁石からなるステッピングモータとを有し、前記冷媒流入部、前記流量制御部及び前記冷媒流出部が略直線状の流路を形成するとともに、前記ステッピングモータの磁石の回転に伴い前記弁体を直線方向に移動させて前記弁体の先端部と弁座との開度を調整することにより冷媒の流量制御を行う電動制御弁装置であって、前記冷媒流入部、前記冷媒流出部のいずれか一方あるいは双方には冷媒の流路を分割する流路分割部を有することを特徴とするものである。
前記流路分割部は、目開き100μm以上のフィルタを有するものでもよい。
また、前記流路分割部は、前記流路の内径よりも細い外径を有する1本以上のパイプを有するものでもよい。
また、前記流路分割部に隣接した位置にチャンバー部が設けられていてもよい。
本発明の電動制御弁装置によれば、冷媒流入部、前記冷媒流出部のいずれか一方あるいは双方には冷媒の流路を分割する流路分割部を有し、大型化した気泡を分散化するので、気泡の破裂あるいは冷媒の乱流によって発生する騒音を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態例に係る電動制御弁装置を示す縦断面図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態例に係る電動制御弁は、外部から冷媒を流入する冷媒流入部10aと、冷媒の流量制御を行う弁体4及び弁座9aを備えた流量制御部10cと、外部に冷媒を流出する冷媒流出部10bと、ステータコア1及び磁石2を備えたステッピングモータ3とを有し、冷媒流入部10a、流量制御部10c及び冷媒流出部10bが略直線状の流路を形成している。説明のため、図1の白抜き矢印は冷媒の流動方向を示すが、冷媒の流動方向は逆でも気泡の破裂、乱流を低減できる。
冷媒流入部10a、冷媒流出部10bのいずれか一方あるいは双方には、冷媒の流路を分割するための流路分割部12が設けられている。
図2(A)〜(D)は流路分割部12の例を示す横断面図である。
図2(A)に示す流路分割部12は、流路管13の内壁に十字状の仕切り板12aを圧入等によって接合固定させたものである。これにより、冷媒内に混流する気泡が細分化され、騒音が抑制される。弁座付近のバルブ本体にこのような形状の仕切りを一体成形できれば、部品の小型化にも寄与される。
図2(B)に示す流路分割部12は、流路管13内にフィルタ12bを圧入固定したものである。このフィルタ12bは、例えばJIS Z 8801-1の金属製網ふるいに規定された目開きが100μm以上のフィルタが用いられるのが好ましい。これにより、当該部材での圧力損失の増大を抑えられ、また、経時的な滞積も小さくできる。また、メッシュフィルタ、焼結フィルタ、金属線撚り合わせ材などを流路管13内に固定することにより、冷媒内に乱流する気泡を細分化してもよい。
図2(C)に示す流路分割部12は、流路管13内に細径パイプ12cを複数本(図2(C)の例では7本)を挿入して固定することにより、流路を縮径させるものである。この流路分割部12では、流路内でのパイプ12cの固定が比較的容易であり、流路管13がパイプ12cと同一材質(例えば銅)である場合には、廃棄時も容易となる。また、図2(D)に示すように、管を異形に変形させた部材12dを流路管13内に固定することでも、同様の効果が得られる。
また、図3に示すように、流路分割部12の前後に隣接した位置にチャンバー部14を設けてもよい。この流路分割部12の圧力損失と、チャンバー部14の圧力開放による、いわゆるマフラー効果が生じ、コンプレッサーによる冷媒の脈動音を低減させることができる。
流量制御部10cにおいては、ステッピングモータ3の磁石2、弁座9aを備えた弁座部9、弁体4及びバルブ本体(雄ネジ部材)8が筐体10内に収容され、筐体10内を冷媒が流動している。ステータコア1は筐体10の外周に配置されている。弁体4の所定部位にはキャップ11が被せられており、キャップ11は磁石2を固定している磁石ホルダ(雌ネジ部材)2cにスポット溶接等により一体に取り付けられ、これによりキャップ11は磁石2と一緒に回転する。弁体4はキャップ11の天板穴部11bを貫通し、弁体端部(貫通部)に設けられた溝にスプリングワッシャ11cで固定されている。
弁体4の先端に形成された針状部4cは、弁座部9の冷媒流路に設けられた弁座9a内に位置しており、ステータコア1の通電により磁石2が回転し、磁石2に取り付けられた磁石ホルダ2cと一体に取り付けられた弁体4は、バルブ本体8の雄ネジと磁石ホルダ2cの雌ネジによって軸方向に移動し、それにより弁体4の針状部4cが弁座9a内を軸方向に移動して弁座9aの開度が調整され、冷媒の流量が制御される。
弁座部9の中央下部には冷媒流出部10b側に向かって幅広に傾斜したテ-パー部9bが形成され、弁座部9の上部とバルブ本体8の下部との間には、中央に向かって下り勾配に傾斜した冷媒通路9cが形成されている。
弁体4には同軸上に共通バネ5が配置されている。共通バネ5は螺旋状の固定バネ6と移動バネ7からなる。固定バネ6は弁体4及び磁石2とかい離しており、固定バネ6の両端には延出部6a、6bがそれぞれ形成されている。図4(A)に示すように、固定バネ6の延出部6bは略直角に折れ曲げられて形成され、バルブ本体8に設けた溝8aに挿入されているので、固定バネ6は、軸方向及び周方向に動かないように固定されている。
移動バネ7は固定バネ6の溝6cに回転自在に嵌め込まれ、移動バネ7の一端に形成された延出部7aは、キャップ11壁部内面に設けられた係止部11aに係止している。
図4(B)及び(C)は、キャップ11壁部に設けられた係止部11aと移動バネ7の延出部7aとの係止状態を示す横断面図である。
図4(B)に示す係止部11aはキャップ11壁部内面に設けた凸状のものであり、図4(C)に示す係止部11a’はキャップ11壁部に設けた切欠き状のものであり、いずれも軸方向に連続して設けられている。
移動バネ7は、磁石2及びキャップ11の回転に伴って固定バネ6の溝6c上を回転しつつ固定バネ6に沿って軸方向に移動する。
移動バネ7の一端の延出部7a或いは他端部7bが、移動バネ係止部6d,6eのいずれかに当接すると磁石2及びキャップ11の回転が停止し、同時に弁体4の移動が停止するように構成されている。
次に、本発明の第1の実施形態例に係る電動制御弁装置の動作を説明する。
冷媒は筐体10の冷媒流入部10aから流入し、流量制御部10cを通って冷媒流出部10bから流出する。
ここで、冷媒流入部10aに流路分割部12が設けられている場合には、流入された冷媒は、流路分割部12によって流路が分割され、気泡を分割する。その後、磁石2等の部品と筐体10の間を冷媒が通過して、冷媒が整流化される。
その後、流量制御部10cにおいて減圧により気泡が発生するが、冷媒流入部10aの流路分割によって冷媒が整流になっているので気泡同士のぶつかり合いが抑制され、気泡の大型化が防止される。仮に気泡が大型化しても、L字状の部分を通らないで直線状に流れるので、管の内壁にまともに正面から当たることが防止されるので、気泡の破裂が防止される。また、弁体4は冷媒の流路と同じ方向に向いているので気泡は弁体4にもまともには当たらない。また、流路内での乱流が抑えられる。
また、冷媒流出部10bに流路分割部12が設けられている場合には、流量制御部10cにおいて大型化してしまった気泡が分割され、小型化するので、冷媒流出部10b及びそれよりも後の流路での気泡の破裂による騒音も防止される。
冷媒の流量を減少する場合には、ステーターコア1に通電して磁石2を順回転させる。これにより、磁石2及びキャップ11と一体に組み立てられた弁体4は、磁石ホルダ(雌ネジ部材)2cとバルブ本体(雄ネジ部材)8のネジ回転により下方に移動し、弁座9の開度が減少する。この間、移動バネ7の延出部7aがキャップ11壁部内面の係止部11aに当接し(図4参照)、移動バネ7はキャップ11の回転に伴って、固定バネ6に沿って上方に移動し、移動バネ7の延出部7aが固定バネ6の移動バネ係止部6dに当接すると移動バネ7が停止し、それに伴いキャップ11及び磁石ホルダ2cの回転が止まり、同時に弁体4が停止する。
冷媒の流量を増加させる場合には、磁石ホルダ2cを逆回転させる。これにより、弁体4は上方に移動し、弁座9の開度が増大する。この間、移動バネ7は固定バネ6に沿って下方に移動し、移動バネ7の他端部7bが固定バネ6の移動バネ係止部6eに当接すると移動バネ7が停止し、それに伴いキャップ11及び磁石ホルダ2cの回転が止まり、同時に弁体4が停止する。
このように、1本の固定バネ6が弁体4の全閉側と全開側のストッパーを兼ねる。また弁座9の開度はステッピングモータ3のステップ数を調節することにより微調整が可能であり、さらに固定バネ6の移動バネ係止部6d,6eの設置位置により、弁座部9a内に位置している弁体4の針状部4cの上限と下限の停止位置が設定される。特に、全閉側では、針状部4cの下限の停止位置を全閉状態としないことで、弁体4(針状部4c)が弁座9に固着するトラブルが確実に回避される。また、全閉側での冷媒の漏れ量の調整も可能である。
なお、固定バネ6の両端の移動バネ係止部6d,6eのどちらを開側のストッパーとし、どちらを閉側のストッパーとするかは、固定バネ6の螺旋巻き方向を変えることにより任意に選択できる。
本発明の第1の実施形態例に係る電動制御弁装置によれば、冷媒流入部10a、冷媒流出部10bのいずれか一方あるいは双方には冷媒の流路を分割する流路分割部12を有するので、気泡の破裂あるいは冷媒の乱流によって発生する騒音を低減することができる。
図5は本発明の第2の実施形態例に係る電動制御弁装置を示す縦断面図である。図5に示すように、第2の実施形態例では、弁座部9の上部とバルブ本体8の下部の間に形成された冷媒通路9cが中央に向かって水平に延びて形成されている点が第1の実施形態例のものと異なるものの、流路全体としては依然直線状であり、第一の実施形態例と同様の効果を奏する。他の構成については第1の実施形態例のものと同一であるので、説明を省略する。
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。例えば、流路分割部12は、冷媒流路を分割できればどのような形態をしていてもよい。また、流路を分割する部品の流路に対する長さは、長いと消音の効果が大きくなるが、逆に圧力損失の増大、部品の大型化を招くので、当該部品の許容性能に応じた選定が必要である。
また、冷媒流動方向が逆(冷媒流入部と冷媒流出部が逆)となっても、気泡の細分化及び整流化がなされ、効果が得られる。
本発明は、例えば空調機や冷蔵庫等に使用される冷媒の流量調整を行うために利用される。
本発明の第1の実施形態例に係る電動制御弁装置を示す縦断面図である。 (A)〜(D)は流路分割部の例を示す横断面図である。 流路分割部の前後に隣接した位置に設けられたチャンバー部を説明するための説明図である。 (A)は固定バネの側面図、(B)及び(C)は、キャップ壁部に設けられた係止部と移動バネの延出部との係止状態を示す横断面図である。 本発明の第2の実施形態例に係る電動制御弁装置を示す縦断面図である。 従来の電動制御弁装置の概略構造を示す断面図である。
符号の説明
1:ステータコア
2:磁石2c:磁石ホルダ
3:ステッピングモータ
4:弁体
4c:弁体の針状部
5:共通バネ
6:固定バネ
6a:固定バネの一端延出部
6b:固定バネの他端延出部
6c:固定バネの溝
6d:固定バネの移動バネ一方係止部
6e:固定バネの移動バネ他方係止部
7:移動バネ
7a:移動バネの一端延出部
7b:移動バネの他端部
8:バルブ本体
9:弁座部
9a:弁座
10:筐体
10a:冷媒流入部(冷媒流出部)
10b:冷媒流出部(冷媒流入部)
10c:流量制御部
11:キャップ
11a:キャップ壁部の内面に設けられた凸状係止部
11b:キャップの天板穴部
11c:スプリングワッシャ
12:流路分割部
13:流路管
14:チャンバー部

Claims (4)

  1. 冷媒流入部と、弁体及び弁座を備えた流量制御部と、冷媒流出部と、ステータコア及び磁石を備えたステッピングモータとを有し、前記冷媒流入部、前記流量制御部及び前記冷媒流出部が略直線状の流路を形成するとともに、前記ステッピングモータの磁石の回転に伴い前記弁体を直線方向に移動させて前記弁体の先端部と弁座との開度を調整することにより冷媒の流量制御を行う電動制御弁装置であって、
    前記冷媒流入部、前記冷媒流出部のいずれか一方あるいは双方には、冷媒の流路を分割する流路分割部を有することを特徴とする電動制御弁装置。
  2. 前記流路分割部は、目開き100μm以上のフィルタを有することを特徴とする請求項1に記載の電動制御弁装置。
  3. 前記流路分割部は、前記流路の内径よりも細い外径を有する1本以上のパイプを有することを特徴とする請求項1に記載の電動制御弁装置。
  4. 前記流路分割部に隣接した位置にチャンバー部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の電動制御弁装置。
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