JP2017072241A - 流量制御弁、流量制御装置およびエアシリンダ装置 - Google Patents

流量制御弁、流量制御装置およびエアシリンダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置の小型化および製造コストの低減化を図ることができ、微少流量から大流量までの広範囲にわたる流体の質量流量制御に適用可能な流量制御弁を提供する。【解決手段】弁体2を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータ3を備えることにより、流量制御弁1の構造が簡単かつ小型である。この流量制御弁1を使用することにより、流量制御装置の装置構造も簡単かつ小型化できて、装置の設置空間に大きな制約を受けることがない。【選択図】図2

Description

本発明は流量制御弁、流量制御装置およびエアシリンダ装置に関し、さらに詳細には、各種流体の流路に介装配置されて、流体の質量流量を制御する流量制御弁の構造技術に関する。
例えば、空気等の気体流量制御装置として、例えば特許文献1に開示されるものが知られている。
この装置は、大流量の気体流量制御に適したもので、図16(a)に示すように、流量制御弁a、気体流量計bおよび制御部cから構成されてなり、気体の流れる配管dに介装配置される。
上記流量制御弁aは、配管d内を流れる気体の質量流量を調整するもので、油圧アクチュエータとしての油圧シリンダeと、この油圧シリンダeにより上記配管dの連通開度を開閉調整する弁体fとを備えてなり、上記油圧シリンダeの油圧源である油圧ポンプgが上記制御部cに電気的に接続されている。
上記弁体fは、図示のとおり配管dの軸線方向に対し垂直方向へ移動して配管dの連通開度を開閉調整する構造とされている。
上記気体流量計bは、配管d内を流れる気体の流量を計測するもので、例えば図16(b)に示すような熱式流量計が適用される。
この熱式流量計は、配管dの一部に介装接続される配管接続体hと、この配管接続体hに連結されたセンサ部iとで構成されている。
配管接続体hは、上記配管dに接続連通されて、配管dを流れる気体が通過するようにされている。この配管接続体hの内部には、配管dを流れる気体を層流化する層流素子nが嵌装されている。
一方、センサ部iは、バイパス管jが上記配管接続体hに連通されて配置されるとともに、このバイパス管jに2つの発熱抵抗体k1、k2が所定の間隔をもって配設されている。これら発熱抵抗体k1、k2は、図外の抵抗器と共にブリッジ回路を形成しており、このブリッジ回路に定電流源から電流が通電されて、発熱抵抗体k1、k2が発熱するようにされている。
そして、上記バイパス管jに配管接続体hを流れる気体の一部が引き込まれ、上記一対の発熱抵抗体k1、k2の抵抗値変化に基づいて気体の質量流量が計測される構成とされている(例えば特許文献2参照)。
しかして、このように構成された気体流量制御装置においては、上記制御部cが、上記気体流量計bの計測結果に応じて流量制御弁aを駆動制御し、これにより配管dを流れる気体の流量が予め設定した設定流量となるように制御調整される。
特開平11−338548号公報 特開平10−38652号公報
しかしながら、上記気体流量制御装置のような構成では、構造が複雑かつ大型で設置空間に制約があり、小流量あるいは微小流量の気体流量制御には適用できなかった。
すなわち、上記流量制御弁aのアクチュエータは油圧駆動する油圧シリンダeで、その油圧駆動回路が複雑かつ大型であるとともに、弁体fの移動方向が配管dに対して垂直方向で、これがため油圧シリンダeの配置方向も上記配管dから横方向へ大きく張り出した構成とされている。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、装置の小型化および製造コストの低減化を図ることができ、微少流量から大流量までの広範囲にわたる流体の質量流量制御に適用可能な流量制御弁を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明の第1の流量制御弁は、各種流体通路を流れる流体の質量流量を調整するものであって、弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備えることを特徴とする。
好適な実施態様として、以下の構成が採用される。
(1)上記弁体がニードルで構成されたニードル弁の形態とされ、上記ニードルは、上記流体通路を流れる流体の流れ方向に開閉動作する構成とされている。
(2)上記直動型ステッピングモータは、弁ハウジング内に一体的に設けられたビルトインモータの形態とされ、上記ステッピングモータの直動軸が、上記流体通路を流れる流体の流れ方向に往復移動する構成とされている。
(3)上記ステッピングモータの直動軸は、内蔵型ボールねじのねじ軸で構成されている。
(4)上記ステッピングモータの直動軸は、内蔵型送りねじのねじ軸で構成されている。
(4)上記ステッピングモータのロータに雌ねじ部が一体的に設けられるとともに、この雌ねじ部に上記ねじ軸が螺進退可能に軸支されて、上記直動軸を構成している。
(5)上記ニードルが上記ねじ軸に同軸上に一体的に設けられるとともに、このニードルにより開閉調節されるオリフィスが上記流体通路に連通接続される上記弁ハウジングの接続端に形成されてなり、上記ニードルとオリフィスの軸線は、上記流体通路の接続部位の軸線と同軸状に設定されている。
(6)上記ニードルが上記ねじ軸に同軸上にかつねじ軸の先端に弾発的に当接係合可能に設けられるとともに、このニードルにより開閉調節されるオリフィスが上記流体通路に連通接続される上記弁ハウジングの接続端に形成されてなり、上記ニードルとオリフィスの軸線は、上記流体通路の接続部位の軸線と同軸状に設定されている。
(7)上記弁ハウジングは、上記流体通路に介装接続される連通路を備え、この連通路が上記流体通路の接続部位に同軸直線状に連通接続される接続端を両端に有し、これら両接続端の一方に、上記オリフィスが形成されている。
(8)上記連通路は、一方の接続端が上記ニードルの先端テーパ部の臨む弁室に始まり、上記直動型ステッピングモータの外周部を迂回して延びて、他方の接続端に終わる配設構成とされている。
(9)上記連通路は、一方の接続端が上記ニードルの先端テーパ部の臨む弁室に始まり、上記直動型ステッピングモータのねじ軸内を貫通して延びて、他方の接続端に終わる配設構成とされている。
(10)上記ニードルは、上記弁ハウジング内に嵌合固定された案内スリーブに、弁ハウジングの軸心方向へ往復移動可能に軸支されて、その先端テーパ部が上記弁ハウジングの弁室内に臨んでいる。
また、本発明の第2の流量制御弁は、各種流体通路を流れる流体の質量流量を調整するものであって、上記直動型ステッピングモータに替えて直動型サーボモータを備えることを特徴とする。
本発明の流量制御装置は、上記流体通路の本管に介装配置された単一の上記流体流量計測手段と、上記本管から分岐する複数の分岐管にそれぞれ介装配置された複数の流体流量調整手段と、上記流体流量計測手段の計測結果に応じて複数の上記流体流量調整手段をそれぞれ駆動制御する上記制御手段とを備えてなり、上記流体流量調整手段が上記本発明の流量制御弁から構成されていることを特徴とする。
本発明のエアシリンダ装置は、各種対象物を動作させるアクチュエータとしてのエアシリンダと、このエアシリンダのピストンロッドを往復動作させる駆動制御回路とからなり、上記エアシリンダ内のピストンにより区画形成された2室に作動エアをそれぞれ給排気する給排通路と、これら給排通路に作動エアを供給するエア供給源と、上記両給排気通路とエア供給源との間に設けられて、上記エア供給源からの作動エアの供給方向を切り替える方向切換弁と、この方向切換弁および上記エアシリンダの間において、上記両給排通路にそれぞれ設けられた速度制御弁とを備えてなり、上記速度制御弁は、上記流量制御弁で構成されていることを特徴とする。
好適な実施態様として、上記方向切換弁および速度制御弁を連動して駆動制御する制御手段とを備えてなり、この制御手段は、上記エアシリンダのピストンロッドの移動速度を自動調整するように前記速度制御弁を駆動制御する構成とされている。
本発明の流量制御弁によれば、弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備えるから、以下に列挙する特有の効果が得られ、装置の小型化および製造コストの低減化を図ることができ、微少流量から大流量までの広範囲にわたる流体の質量流量制御に適用可能な流量制御弁を提供することができる。
(1)弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備えることにより、流量制御弁の構造が簡単かつ小型であり、したがって、この流量制御弁を使用することにより、流量制御装置の装置構造も簡単かつ小型化できて、装置の設置空間に大きな制約を受けることがない。これにより、大流量はもちろん、小流量さらには微小流量の流体の質量流量制御にも適用可能である。
(2)上記直動型ステッピングモータは、弁ハウジング内に一体的に設けられたビルトインモータの形態とされ、上記ステッピングモータの直動軸が、上記流体通路を流れる流体の流れ方向に往復移動する構成とされていることにより、上記(1)の効果がさらに有効に発揮されて、流量制御弁の構造をより簡単かつ小型化することができる。
(3)上記直動型ステッピングモータの直動軸が内蔵型ボールねじのねじ軸で構成されていることにより、換言すれば、カップリングレスでボールねじが一体化されたステッピングモータを使用することにより、流量制御弁さらには流量制御装置の軸方向寸法が小さく設定されて、装置の設置空間はさらに小さくできる。
(4)上記ねじ軸に、弁体を構成するニードルが同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィスが上記流体流路に連通接続される弁ハウジングの接続端に一体形成されてなり、上記ニードルとオリフィスの軸線が上記流体流路の接続部位の軸線と同軸状に設定されていることにより、ステッピングモータも上記流体流路と同軸状に配置される結果、上記流体流路から横方向へ張り出すことがなく、装置構成のさらなる小型化、省スペース化が可能となる。
(5)流量制御弁のアクチュエータがステッピングモータであることにより、デジタル流量制御で流れる流体の質量流量の調整制御を簡単にかつ高速で行え、目的に応じて流れる流体の流速、圧力の可変制御も可能である。
これにより、例えばエアー回路への適用においては、各種エアー機器との組合せ連動により、これらエアー機器の複雑な動作制御も可能である。エアー機器の一例として、エアシリンダの微細な動き制御、人工筋肉等エアを使用した細かな制御、成型品作成の際のエア注入制御、ペイントスプレーガンのエア吐出量制御、エア弁機器の削減、吸着機器の吸着制御等が可能である。
(6)上記直動型ステッピングモータの直動軸が内蔵型ボールねじのねじ軸で構成されていることにより、ステッピングモータのデジタル制御とボールねじの高度な位置決め精度の相乗効果により、極めて高精度なニードルの位置決め制御が実現し、ひいては、流体の質量流量の調整制御も極めて高精度に行える。
本発明の実施形態1である流量制御弁の外観構成を示す斜視図である。 同流量制御弁の内部構成を示す正面断面図である。 同流量制御弁の弁ハウジング内の連通路の配置構成を示す図2のIII-III線に沿った断面図である。 同流量制御弁の開閉動作を説明するための拡大断面図である。 同流量制御弁を備えた気体流量制御装置の外観構成を示す斜視図である。 同気体流量制御装置の内部構成を示す正面断面図である。 同気体流量制御装置を構成する気体流量計と流量制御弁を分離した状態を示す図6に対応する正面断面図である。 同気体流量制御装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2である流量制御弁の外観構成を示す斜視図である。 同流量制御弁の内部構成を示す正面断面図である。 本発明の実施形態3である流量制御弁の内部構成を示す正面図である。 本発明の実施形態4である気体流量制御装置の構成を示すブロック図である。 同気体流量制御装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態5であるエアシリンダ装置の概略構成を示すブロック図である。 同エアシリンダ装置の駆動制御部の制御構成を示すブロック図である。 従来の気体流量制御装置を示す概略構成図である。 従来のエアシリンダ装置の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面全体にわたって同一の符号は同一の構成部材または要素を示している。
実施形態1
本発明に流量制御弁を図1〜図4に示し、この流量制御弁1は、具体的には、図5〜8に示される気体流量制御装置100の気体流量調整手段として好適に使用されるもので、弁体2がニードルで構成されたニードル弁の形態とされており、具体的構造については後述するが、上記ニードル2を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータ3を備えてなり、弁構造の小型化、省スペース化が図られている。
気体流量制御装置100は、各種気体流路を形成する配管101に介装配置されて、気体の質量流量を制御する装置であって、図5および図6に示すように、気体流量調整手段としての上記流量制御弁1、気体流量計測手段としての気体流量計4および制御部(制御手段)5を主要部として構成されている。
上記流量制御弁1は、図1および図2に示すように、上記配管101に単体で介装配置されて使用される一方、図5および図6に示すように、上記気体流量計4と一体接続されて使用可能な構造を備えている。
すなわち、上記流量制御弁1と気体流量計4は、図7に示すように、互いに分離設置可能な装置ユニットの形態とされるとともに、これら両装置ユニット2、3が位置決め接続手段6により一体接続可能な構造を備えてなる。
上記位置決め接続手段6は、具体的には図5および図6に示すように、上記流量制御弁1と気体流量計4の下側部位を位置決め支持する固定ベースの形態とされ、具体的には、固定ベース6がテーパ面からなる支持面6aを有しており、この支持面6aが上記流量制御弁1と気体流量計4の底部円筒外周面を抱持状に嵌合支持する際に、これら両者1、4を芯出し位置決めする。
これにより、上記流量制御弁1と気体流量計4は、上記固定ベース6により位置決め支持された状態において、これら流量制御弁1および気体流量計4の内部にそれぞれ設けられた連通路7および8の流出側接続端7bおよび流入側接続端8a同士が同一軸線上に配置される。
上記接続端7b、8a同士が接続プラグ9により接続された後、適宜の固定手段(図示の実施形態においては固定ボルト(図示省略))により、上記流量制御弁1および気体流量計4が上記固定ベース6に固定されて、軸方向へ一体接続され、円筒形の外観形状を呈する気体流量制御装置100が形成される。
上記接続プラグ9の両接続部9a、9bには、二つの環状溝10、11がそれぞれ形成されて、一方にはシール用のOリング12が装着されており、これら両接続部9a、9bを上記接続端7b、8aに挿入接続して、抜止めピン13を、上記他方の環状溝11を介して流量制御弁1および気体流量計4の対応個所の係止孔(図示省略)に挿入係止させることで固定される。
気体流量制御装置100(1、4)の内部に設けられた上記連通路7、8は、接続プラグ9を介して気体流量制御装置100を前後方向へ貫通し、気体流量計4の流入側接続端7aおよび流量制御弁1の流出側接続端8bには、それぞれ配管101の上流側部位101aおよび下流側部位101bを接続するための雌ねじ14a、15aを有する接続プラグ14、15がそれぞれ取り付けられている。
これら接続プラグ14および15の接続部14b、15bの上記連通路7、8の流入側接続端7a、流出側接続端8bに対する接続構造は、上記接続プラグ9のものと同様である。
なお、流量制御弁1が、図1および図2に示すように配管101に単体で介装配置される場合、流量制御弁1の連通路8の流入側接続端8aには、上記接続プラグ9に替えて上記接続プラグ14が接続される。
流量制御弁1は、上記配管101を流れる気体の質量流量を調整するもので、図2、図6および図7に示すように、弁体としてのニードル2を開閉動作させるアクチュエータとして上記直動型ステッピングモータ3が使用されて、小型簡素な構造を備えてなり、このステッピングモータ3は、流量制御弁1に設けられたモータドライバ基板70上のモータドライバ71(図8)を介して上記制御部5に電気的に接続されている。
また、図示の実施形態の流量制御弁1において、ニードル2は上記配管101を流れる気体の流れ方向に開閉移動する方式とされて弁構造の小型化、省スペース化が図られている。
具体的には、弁ハウジング17が、上記配管101の下流側部位101bに同軸直線状に連通接続される連通路8の流出側接続端8bに対して同軸状に配置されるとともに、上記ニードル2が弁ハウジング17の軸心位置に同軸状に配置されている。
ニードル2は、弁ハウジング17内に嵌合固定された案内スリーブ18に、弁ハウジング17の軸心方向へ往復移動可能に軸支されて、その先端テーパ部2aが上記弁ハウジング17の弁室17a内に臨んでいる。20はOリングを示している。
上記ニードル2の配置構成に対応して、弁ハウジング17の弁室17aが上記流出側接続プラグ15を介して上記配管101の下流側部位101bに連通接続されるとともに、この弁室17aの接続端に、ニードル2により開閉調節される弁座を構成するオリフィス21が一体形成されている。
換言すれば、上記ニードル2とオリフィス21の軸線は、上記配管101の接続部位である下流側部位101bの軸線と同軸状に設定されている。
さらに、図示の実施形態の流量制御弁1においては、上記ニードル2を開閉動作させる上記直動型ステッピングモータ3は、弁ハウジング17内に一体的に設けられたビルトインモータの形態とされるとともに、ボールねじ25が内蔵されてなる省スペースタイプの構造を備えてなり、この内蔵型ボールねじ25のねじ軸25aが上記ステッピングモータ3の直動軸を構成して、上記配管101を流れる気体の流れ方向に往復移動する構成とされている。
換言すれば、具体的には図示しないが、上記ステッピングモータ3のロータに雌ねじ部が一体的に設けられるとともに、この雌ねじ部に上記ねじ軸25aが螺進退可能に軸支されて、上記直動軸を構成し、この直動軸25aに、上記ニードル2が同軸上に一体形成ないしは一体接続されている。
このような構成とされることにより、流量制御弁1は、上記配管101(101a、101b)から横方向へ張り出すことがなく、装置構成の可及的な小型化、省スペース化が図られている。
なお、弁ハウジング17に貫通形成されて上記配管101に介装接続される連通路8は、その接続端8a、8bが上記配管101の接続部位101a、101bに同軸直線状に連通接続されるとともに、下流側の接続端8bに上記オリフィス21が形成されている。
この連通路8は、一方の接続端つまり流出側接続端8bが上記ニードル2の先端テーパ部2aの臨む弁室17に始まり、上記直動型ステッピングモータ3の外周部を迂回して延びて、他方の流入側接続端8aに終わる配設構成とされている。
この目的のため、連通路8は、図3に示すように、流入側接続端8aから径方向外方へ直線状に延びる4本の径方向通路8c、8c、…と、軸方向へ延びる環状通路8dと、再び径方向内方へ直線状に延びて流出側接続端8bに続く4本の径方向通路8e、8e、…とから形成されている。
そして、ステッピングモータ3の駆動による直動軸25aの前後進退動作により、ニードル(弁体)2の先端テーパ部2aがオリフィス(弁座)21に密着して閉弁状態となり(図4(a)参照)、離れれば開弁状態となり(図4(b)参照)、また、ニードル2の先端テーパ部2aのオリフィス21に対する軸方向位置により、オリフィス21の開度が変化して、配管101を流れる気体の質量流量が調整される。
気体流量計4は、上記配管101を流れる気体の質量流量を計測するもので、具体的には、連通路7、センサ部30、流量測定部31(図8)を主要部として構成され、上記センサ部30が、上記気体の流れをヒータによる熱の動きを利用する質量流量検出方式で検知する熱式MEMS(Micro-Electro-Mechanical-Systems:マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システムズ)フローセンサチップ35を備える流量センサにより構成されている。
連通路7は、気体流量計4の軸心位置において軸心方向へ貫通して設けられ、流入側が上記配管101の上流側部位101aに連通接続されるとともに、流出側が流量制御弁1の連通路8に連通接続されている。連通路7の途中箇所には、配管101を流れる気体を上記センサ部30へ分流させるためのオリフィス7cが設けられている。
上記流量センサ30は、上記配管101の気体の流れを検知するもので、ICチップと同等の形状寸法を有する微小なICサイズの形態とされている。
上記流量センサ30は、図6および図7に示すように、気体流量計4における上記連通路7のオリフィス7cの下側部位に設けられており、上記オリフィス6cを挟んで設けられたバイパス通路33a、33bを介して上記連通路7から分流する気体の流れを検知する。
流量測定部31は、上記流量センサ30を構成する熱式MEMSフローセンサチップ35のマイクロヒータ素子に給電するとともに、測温センサとしてのこれらマイクロヒータ素子から入力される計測信号を演算して気体の質量流量を算出する部位で、具体的には、気体流量計4に設けられた測量計測基板72上に組み込まれており、その測定演算結果である気体の質量流量を制御信号として制御部5へ送るとともに、表示手段としての数字表示器等からなる表示部77(図5参照)で表示する機能を有している。
この表示部77は、4ケタ7セグメントLED等の数字表示器等からなり、気体流量計4において上記センサ基板72の上側に設けられた表示基板78上に組み込まれている。また、この表示基板78には、上記表示部77に隣接して、各種運転モード(流量モード、圧力モード、計測値の範囲、基準環境温度等)を設定する押しボタン式のモード設定部79、および運転状態(電源On−Off、運転モード等)を表示する運転表示LED80が組み込まれている。
制御部5は、気体流量計4の計測結果に応じて上記流量制御弁1を駆動制御するもので、気体流量計4に設けられたバルブコントロール基板81上に組み込まれている。
この制御部5は、具体的には、CPU,ROM,RAMおよびI/Oポートなどからなるマイクロコンピュータで構成されており、上記気体流量計4の流量測定部31からの計測結果に従って流量制御弁1の流量調整工程を実行させるためのプログラム等が組み込まれるとともに、流量制御弁1のアクチュエータであるステッピングモータ3の駆動に必要な種々の情報などが、予めデータとしてまたはキーボード等により適宜選択的に入力設定されている。例えば、外部設定入力手段である操作パネル等からなる流量設定部85(図8)により対象となる配管101に流す気体流量が適宜入力設定される。
また、本装置の気体流量計4には、気体の圧力を検知する圧力センサ(図示省略)が選択的に設けられる。この圧力センサは、配管101の上流側部位101aを流れる気体の圧力を検知する。
この圧力センサの検知結果は圧力測定部87(図8)から制御部5へ送られるとともに、上記表示部77にも表示される。
そして、流量制御弁1は、制御部5により、計測された気体の質量流量に圧力も加味した高精度な気体の流量制御を行う。
しかして、以上のように構成された気体流量制御装置100において、配管101を流れる気体の質量流量が気体流量計4により計測されて、その計測結果に従って制御部5が、流量制御弁1のアクチュエータである直動型ステッピングモータ3を駆動制御して、弁体であるニードル2をオリフィス21に対して開閉動作させて、配管101を流れる気体の質量流量が予め設定された値となるように自動調整する。
以上詳述したように、本実施形態の流量制御弁1によれば、以下に列挙する特有の効果が得られる。
(1)弁体であるニードル2を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータ3を備えることにより、流量制御弁1の構造が簡単かつ小型であり、したがって、この流量制御弁1を使用することにより、流量制御装置100の装置構造も簡単かつ小型化できて、装置の設置空間に大きな制約を受けることがない。これにより、大流量はもちろん、小流量さらには微小流量の流体の質量流量制御にも適用可能である。
(2)上記直動型ステッピングモータ3は、弁ハウジング17内に一体的に設けられたビルトインモータの形態とされ、上記ステッピングモータ3の直動軸25aが、配管101を流れる気体の流れ方向に往復移動する構成とされていることにより、上記(1)の効果がさらに有効に発揮されて、流量制御弁1の構造をより簡単かつ小型化することができる。
(3)上記直動型ステッピングモータ3の直動軸が内蔵型ボールねじ25のねじ軸25aで構成されていることにより、換言すれば、カップリングレスでボールねじ25が一体化されたステッピングモータ3を使用することにより、流量制御弁1さらには流量制御装置100の軸方向寸法が小さく設定されて、装置の設置空間はさらに小さくできる。
(4)上記ねじ軸25aに、弁体を構成するニードル2が同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィス21が上記配管101に連通接続される弁ハウジング17の接続端8bに一体形成されてなり、上記ニードル2とオリフィス1の軸線が上記配管101の接続部位の軸線と同軸状に設定されていることにより、ステッピングモータ3も上記配管101と同軸状に配置される結果、上記配管101から横方向へ張り出すことがなく、装置構成のさらなる小型化、省スペース化が可能となる。
(5)流量制御弁1のアクチュエータがステッピングモータ3であることにより、デジタル流量制御で流れる気体の質量流量の調整制御を簡単にかつ高速で行え、目的に応じて流れる気体の流速、圧力の可変制御も可能である。
(6)上記直動型ステッピングモータ3の直動軸が内蔵型ボールねじ25のねじ軸25aで構成されていることにより、ステッピングモータ3のデジタル制御とボールねじ25の高度な位置決め精度との相乗効果により、極めて高精度なニードル2の位置決め制御が実現し、ひいては、気体の質量流量の調整制御も極めて高精度に行える。
実施形態2
本実施形態は図9および図10に示されており、実施形態1の流量制御弁1における連通路8の配設構成を改変したものである。
すなわち、実施形態1の流量制御弁1における連通路8は、流出側接続端8bがニードル2の先端テーパ部2aの臨む弁室17aに始まり、直動型ステッピングモータ3の外周部を迂回して延びて、流入側接続端8aに終わる配設構成とされているが(図2および図3参照)、本実施形態の流量制御弁201においては、連通路8は、一方の接続端である流出側接続端8bがニードル2の先端テーパ部2aの臨む弁室17aに始まり、直動型ステッピングモータ3のねじ軸25a内を貫通して延びて(貫通孔8g、8f参照)、他方の流出側接続端8aに終わる配設構成とされている。
このような連通路8の配設構成により、実施形態1の流量制御弁1における連通路8の環状通路8dの配設形成が不要となり、この環状通路8dによる径方向寸法の増大分がなく、その結果、流量制御弁201の円筒外径寸法は、実施形態1の流量制御弁1の円筒外径寸法に比較して大幅に減少する。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態3
本実施形態は図11に示されており、実施形態1の流量制御弁1におけるニードル2の具体的構造を改変したものである。
すなわち、本実施形態の流量制御弁121においては、ニードル2が、ステッピングモータ3の直動軸を構成するボールねじ25のねじ軸25aと別部品とされている。
具体的には、上記ニードル2は、図示のように後端部分が円筒部2bとされて、この円筒部2bが弁ハウジング17の円筒案内穴17a内を軸心方向へ摺動案内される。これにより、上記ニードル2は、弁ハウジング17の軸心方向へ往復移動可能とされて、その先端テーパ部2aが上記弁ハウジング17の弁室17a内に臨んでいる。
また、上記ニードル2の円筒部2bには圧縮スプリング22が軸方向へ弾発的に係止されて、これにより、ニードル2は、固定側の弁ハウジング17に対して後方へ弾発付勢されて、上記ねじ軸25aに同軸上にかつねじ軸25aの先端に弾発的に当接係合可能に設けられている。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態4
本実施形態は図12および図13に示されており、実施形態1の気体流量制御装置100における流量制御弁1と気体流量計4を分離設置することにより、複数の気体流路の流量制御を行うようにしたものである。
すなわち、本実施形態においては、上記気体流量制御装置100が、配管(流体流路)101の途中から複数(本実施形態においては5本)の分岐管110、111、112、113、114が分岐している気体供給回路に適用されている。
具体的には、上記配管(本管)101に単一の気体流量計4が介装配置されるとともに、この本管100から分岐する5本の分岐管110、111、112、113、114に流量制御弁1A、1B、1C、1D、1Eがそれぞれ介装配置されている。
制御部5は、上記気体流量計4による本管101を流れる気体の計測結果に応じて、上記5本の分岐管110、111、112、113、114を流れる気体の質量流量を均一に、つまりすべての分岐管110、111、112、113、114を流れる気体の質量流量が同じになるように、流量制御弁1A、1B、1C、1D、1Eをそれぞれ駆動制御するように構成されている。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
実施形態5
本実施形態は図14および図15に示されており、実施形態1の流量制御弁1を備えてなるエアシリンダ装置であり、アクチュエータとしてのエアシリンダ151のピストンロッド153の移動速度が自動調整される構成とされている。
すなわち、従来のエアシリンダ装置においては、図17に示すように、ピストンpを往復動作させる駆動制御回路rが、メータアウト回路とされ、エアシリンダo内のヘッド側シリンダ室oaとロッド側シリンダ室obが方向切換弁tと給排通路ra,rbにより接続されるとともに、上記方向切換弁tの他端がエア供給源Pと消音器Sにそれぞれ接続されている。
各給排通路ra,rbには、それぞれ速度制御弁w、wが設けられ、この速度制御弁wは、可変絞り弁とチェック弁が並列に接続されてなる。各速度制御弁wのチェック弁は、方向切換弁tによって給排通路ra,rbがエア供給側になった時には順方向となって開くように接続されている。
そして、ピストンpを往動させてピストンロッドqを突出するために方向切換弁tが切り換えられると、エア供給源Pからの高圧の作動エアが方向切換弁tおよび給排通路raの速度制御弁w(可変絞り弁+チェック弁)を介して自由流れでヘッド側シリンダ室oaに供給される。一方、ロッド側シリンダ室ob内の作動エアは給排通路rbの速度制御弁w(可変絞り弁+チェック弁)を介して制御流れで排出される。すなわち、ピストンpが往動しているときの移動速度は、給排通路rbの速度制御弁wの可変絞り弁の絞り量によって決定される。
逆に、ピストンロッドqが突出している状態から、ピストンpを復動させてピストンロッドqを退入するために方向切換弁tが切り換えられると、上記とまったく逆の動作で、ピストンpが復動しているときの移動速度は、給排通路raの速度制御弁wの可変絞り弁の絞り量によって決定される。
しかしながら、従来のエアシリンダ装置においては、作動中は、給排通路ra,rbの速度制御弁w、wの可変絞り弁が予め調整設定された所定の絞り量で固定的であることから、ピストンロッドqの突出退入動作時の移動速度は一定で変更不可能である。
本実施形態のエアシリンダ装置においては、以下に説明するように、エアシリンダ151のピストンロッド153の移動速度が自由に自動調整される構成とされている。
本実施形態のエアシリンダ装置は、図14に示すように、各種対象物を動作させるアクチュエータとしてのエアシリンダ151、駆動制御回路154および制御部(制御手段)205(図15)を主要部として構成され、上記駆動制御回路154の速度制御弁として実施形態1の流量制御弁1(1A、1B)が用いられている。
エアシリンダ151は、その円筒状内部に、ピストン152がエアシリンダ151の円筒内周壁に密接しながらその長手方向(図14の左右方向)に往復摺動可能に収容され、このピストン152に、作動部であるピストンロッド153が一体的に設けられて、エアシリンダ151の外部に突出退入可能に臨んでいる。
上記エアシリンダ151の円筒状内部において、ピストン152の左右両側には、ピストン152によってヘッド側シリンダ室151aとロッド側シリンダ室151bが区画形成されている。
駆動制御回路154は、エアシリンダ151のピストンロッド153を往復動作させるためのもので、メータアウト回路とされている。
駆動制御回路154は、具体的には図14に示すように、給排通路154a、154b、エア供給源P、方向切換弁155および速度制御弁1A、1Bを主要部として備えてなる。
給排通路154a、154bは、上記エアシリンダ151内のピストン152により区画形成された2室、つまり上記ヘッド側シリンダ室151aおよびロッド側シリンダ室151bに作動エアをそれぞれ給排気するもので、ヘッド側シリンダ室151aには第1給排通路154aが接続されるとともに、ロッド側シリンダ室151bには第2給排通路154bが接続されている。
エア供給源Pは、上記第1給排通路154aおよび第2給排通路154bに作動エアを供給するもので、方向切換弁155を介して、これら両給排通路154a、給排通路154bに選択的に接続可能とされている。
方向切換弁155は、上記両給排気通路154a、154bとエア供給源Pとの間に設けられて、上記エア供給源Pからの作動エアの供給方向を切り替えるものである。
図示の実施形態の方向切換弁155は、パイロット形2位置5ポート型の電磁切換弁が採用されている。この方向切換弁155は、電磁ソレノイド156の消磁状態においてはホームポジションである図14(b)で示される位置に切換え保持されるとともに、電磁ソレノイド156の励磁状態においては図14(a)で示される位置に切換え保持される。
上記方向切換弁155が図14(a)の位置にあるとき、第1給排通路4aがエア供給源Pに連通されるとともに、第2給排通路4bが消音器Sを介して大気に連通される。また、上記方向切換弁155が図14(b)の位置にあるとき、第1給排通路4aが消音器Sを介して大気に連通されるとともに、第2給排通路4bがエア供給源Pに連通される。
速度制御弁1A、1Bは、本実施形態の最大の特徴構成で、実施形態1の流量制御弁1で構成されており、上記方向切換弁155およびエアシリンダ151の間において、上記第1給排通路154aおよび第2給排通路154bにそれぞれ設けられている。
制御部(制御手段)205(図15)は、上記方向切換弁155および速度制御弁1A、1Bを連動して駆動制御するもので、方向切換弁155の切り替え動作に連動して、エアシリンダ151のピストンロッド153の移動速度を自動調整するように速度制御弁1A、1Bを駆動制御する構成とされている。
この制御部205は、具体的には、CPU,ROM,RAMおよびI/Oポートなどからなるマイクロコンピュータで構成されており、上記方向切換弁155の切り替え動作に連動して、エアシリンダ151のピストンロッド153の突出退入動作工程を実行させるためのプログラム等が組み込まれるとともに、速度制御弁1A、1Bのアクチュエータであるステッピングモータ3の駆動に必要な種々の情報や方向切換弁155の電磁ソレノイド156のON−OFF切換動作に必要な情報などが、予めデータとしてまたはキーボード等により適宜選択的に入力設定されている。
例えば、外部設定入力手段である操作パネル等からなる作動条件設定部160(図15)により対象となるエアシリンダ151のピストンロッド153の突出退入動作における移動速度、移動速度変更位置および停止位置などが適宜入力設定可能である。
しかして、以上のように構成されたエアシリンダ装置において、予め組み込まれたプログラムまたは適宜入力設定される作動条件に従って、制御部205が、駆動制御回路154の方向切換弁155および速度制御弁1A、1Bを連動して駆動制御して、速度制御弁1A、1Bの弁体であるニードル2をオリフィス21に対して開閉動作させて、第1および第2給排通路154a、154bを流れる作動エア量を予め設定された値となるように自動調整する。
具体的には、まず、初期状態においては、方向切換弁155の電磁ソレノイド156が消磁され、方向切換弁155は図14(b)の位置に保持されている。この時のピストンロッド3は退入(収縮)した状態にある。
ピストンロッド3を突出(伸長)させるには、まず、電磁ソレノイド156を励磁する。すると、方向切換弁155が図14(a)の位置に切換えられ、エア供給源Pと第1給排通路154aが連通されるとともに、消音器Sと第2給排通路154bが連通される。
エア供給源Pより供給された作動エアは、第1給排通路154aの速度制御弁1Aを通りヘッド側シリンダ室151a内に供給される。そして、ヘッド側シリンダ室151a内に作動エアが供給されると、ヘッド側シリンダ室151a内の作動圧力が高くなり、この作動圧力によってピストン152はピストンロッド153の突出(伸長)方向へ移動する。一方、ロッド側シリンダ室151b内の作動エアは第2給排通路154bの速度制御弁1Bを通り消音器Sを介して大気中に排出される。
この時、第1給排通路154aの速度制御弁1Aは全開状態となり、エア供給源Pより供給される作動エアは、速度制御弁1Aを介して自由流れでヘッド側シリンダ室151aに供給される一方、第2給排通路154bの速度制御弁1Bは所定の開度に絞られた状態となり、ロッド側シリンダ室151b内の作動エアは、第2給排通路154bの速度制御弁1Bを通って制御流れで排出される。すなわち、ピストン151が往動しているときの移動速度は、第2給排通路154bの速度制御弁1Bの絞り量によって決定される。
次に、ピストンロッド153を退入(収縮)させるには、電磁ソレノイド156を消磁する。すると、方向切換弁155が図14(b)の位置に切換えられ、エア供給源Pと第2給排通路154bが連通されるとともに、第1給排通路154aと消音器Sが連通される。
エア供給源Pより供給された作動エアは、第2給排通路154bの速度制御弁1Bを通りロッド側シリンダ室151b内に供給される。そして、ロッド側シリンダ室151b内に作動エアが供給されると、ロッド側シリンダ室151a内の作動圧力が高くなり、この作動圧力によってピストン152はピストンロッド153の退入(収縮)方向へ移動する。一方、ヘッド側シリンダ室151a内の作動エアは第1給排通路154bの速度制御弁1Aを通り消音器Sを介して大気中に排出される。
この時、第2給排通路154bの速度制御弁1Bは全開状態となり、エア供給源Pより供給される作動エアは、速度制御弁1Bを介して自由流れでロッド側シリンダ室151bに供給される一方、第1給排通路154aの速度制御弁1Aは所定の開度に絞られた状態となり、ヘッド側シリンダ室151a内の作動エアは第1給排通路154aの速度制御弁1Aを通って制御流れで排出される。すなわち、ピストン151が復動しているときの移動速度は、第1給排通路154aの速度制御弁1Aの絞り量によって決定される。
したがって、エアシリンダの作動中に、速度制御弁1A、1Bの絞り量を自動で連続的にまたは段階的に変化させることで、ピストンロッド153の突出退入動作時の移動速度を自由に変化させることができる。
以上詳述したように、本実施形態のシリンダ装置においては、第1および第2給排通路154a、154bに配設けられる速度制御弁1A、1Bが実施形態1の流量制御弁1で構成されているから、制御部205が、速度制御弁1A、1Bのアクチュエータである直動型ステッピングモータ3を駆動制御して、弁体であるニードル2をオリフィス21に対して開閉動作させて、第1および第2給排通路154a、154bを流れる作動エア量を予め設定された値となるように自在に自動調整することができる。
しかも、速度制御弁1A、1Bのアクチュエータがステッピングモータ3であることにより、デジタル流量制御で流れる作動エア量の調整制御を簡単にかつ高精度速度、高速度をもって行え、目的に応じて流れる気体の流速、圧力の可変制御も可能である。
さらに、上記ステッピングモータ3の直動軸が内蔵型ボールねじ25のねじ軸25aで構成されていることにより、ステッピングモータ3のデジタル制御とボールねじ25の高度な位置決め精度との相乗効果により、極めて高精度なニードル2の位置決め制御が実現し、速度制御弁1A、1Bの開閉が高精度、高速度で行え、ひいては作動エアの流量の調整制御も極めて高精度、高速度で行える。
また、速度制御弁1A、1Bの開閉は、比例的に制御することが出来、高速のみならず低速から高速へとスムーズに比例的に開閉したり、途中停止や急加速など自在に制御することが可能となる。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その範囲内において種々設計変更可能であり、例えば以下に列挙するような改変が可能である。
(1)図示の実施形態1〜5における流量制御弁1、1A〜1E、121、201の配置方向は、ニードル2とオリフィス21が配管101の下流側部位101bに連通接続される側に配置されて使用されているが、目的に応じて、上記と逆に、ニードル2とオリフィス21が配管101の上流側部位101aに連通接続される側に配置される配置方向で使用されることも可能である。
(2)図示の実施形態1〜5の流量制御弁1、1A〜1E、121、201におけるステッピングモータ3の直動軸は、内蔵型ボールねじ25のねじ軸25aで構成されているが、目的に応じて、内蔵型送りねじのねじ軸(図示省略)で構成されてもよい。特に、流量制御弁の小型化が要請される場合には内蔵型送りねじが構造簡素で小型化が可能で有利である。
(3)図示の実施形態1〜5の流量制御弁1、1A〜1E、121、201においては、ニードル2を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータ3を備えているが、目的に応じて、この直動型ステッピングモータ3に替えて直動型サーボモータ(図示省略)を備えることも可能である。
(4)図示の実施形態1〜5においては、質量流量の調整制御対象が気体であるが、本発明の流量制御弁はこれに限定されず、調整制御対象の特性等を考慮した具体的構成を改変採用することにより、各種流体通路を流れる液体も含めた流体を広く対象とすることができる。
(5)実施形態4においては、制御部5が、上記気体流量計4による本管101を流れる気体の計測結果に応じて、上記5本の分岐管110、111、112、113、114を流れる気体の質量流量を均一に、つまり、すべての分岐管110、111、112、113、114を流れる気体の質量流量が同じになるように、流量制御弁1A、1B、1C、1D、1Eをそれぞれ駆動制御するように構成されているが、上記気体流量計4による本管100を流れる気体の計測結果に応じて、上記5本の分岐管110、111、112、113、114をそれぞれ流れる気体の質量流量を個別に調整するように、つまり、各分岐管110、111、112、113、114をそれぞれ流れる気体の質量流量を目的に応じてそれぞれ個別に調整するように、気体流量制御弁1A、1B、1C、1D、1Eをそれぞれ駆動制御すべく構成されてもよい。
つまり、本管101を流れる気体の質量流量は、5本の分岐管110、111、112、113、114を流れる気体の質量流量の合計であるため、例えば、これら5本の分岐管110、111、112、113、114をそれぞれ流れる気体の質量流量の比を、(分岐管110を流れる気体の質量流量):(分岐管111を流れる気体の質量流量):(分岐管112を流れる気体の質量流量):(分岐管113を流れる気体の質量流量):(分岐管114を流れる気体の質量流量)=0%:10%:20%:30%:40%となるように、気体流量制御弁1A、1B、1C、1D、1Eをそれぞれ駆動制御する構成とすることも可能である。
1 流量制御弁
1A〜1E 流量制御弁、速度制御弁
2 ニードル(弁体)
2a 先端テーパ部
3 直動型ステッピングモータ
2 流量制御弁(気体流量調整手段)
4 気体流量計(気体流量計測手段)
5 制御部(制御手段)
7 気体流量計の連通路
8 流量制御弁の連通路
17 弁ハウジング
17a 弁室
21 オリフィス
25 内蔵型ボールねじ
25a ボールねじのねじ軸
100 流量制御装置
101 配管、本管(流体通路)
110〜114 分岐管
121 流量制御弁
151 エアシリンダ
154 駆動制御回路
152 ピストン
153 ピストンロッド
154a 第1給排通路
154b 第2給排通路
155 方向切換弁
156 電磁ソレノイド
160 作動条件設定部
201 流量制御弁
205 制御部(制御手段)
P エア供給源

Claims (16)

  1. 各種流体通路を流れる流体の質量流量を調整するものであって、
    弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備える
    ことを特徴とする流量制御弁。
  2. 前記弁体がニードルで構成されたニードル弁の形態とされ、
    前記ニードルは、前記流体通路を流れる流体の流れ方向に開閉動作する構成とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  3. 前記直動型ステッピングモータは、弁ハウジング内に一体的に設けられたビルトインモータの形態とされ、
    前記ステッピングモータの直動軸が、前記流体通路を流れる流体の流れ方向に往復移動する構成とされている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の流量制御弁。
  4. 前記ステッピングモータの直動軸は、内蔵型ボールねじのねじ軸で構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の流量制御弁。
  5. 前記ステッピングモータの直動軸は、内蔵型送りねじのねじ軸で構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の流量制御弁。
  6. 前記ステッピングモータのロータに雌ねじ部が一体的に設けられるとともに、この雌ねじ部に前記ねじ軸が螺進退可能に軸支されて、前記直動軸を構成している
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の流量制御弁。
  7. 前記ニードルが前記ねじ軸に同軸上に一体的に設けられるとともに、このニードルにより開閉調節されるオリフィスが前記流体通路に連通接続される前記弁ハウジングの接続端に形成されてなり、
    前記ニードルとオリフィスの軸線は、前記流体通路の接続部位の軸線と同軸状に設定されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の流量制御弁。
  8. 前記ニードルが前記ねじ軸に同軸上にかつねじ軸の先端に弾発的に当接係合可能に設けられるとともに、このニードルにより開閉調節されるオリフィスが前記流体通路に連通接続される前記弁ハウジングの接続端に形成されてなり、
    前記ニードルとオリフィスの軸線は、前記流体通路の接続部位の軸線と同軸状に設定されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の流量制御弁。
  9. 前記弁ハウジングは、前記流体通路に介装接続される連通路を備え、
    この連通路が前記流体通路の接続部位に同軸直線状に連通接続される接続端を両端に有し、
    これら両接続端の一方に、前記オリフィスが形成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の流量制御弁。
  10. 前記連通路は、一方の接続端が前記ニードルの先端テーパ部の臨む弁室に始まり、前記直動型ステッピングモータの外周部を迂回して延びて、他方の接続端に終わる配設構成とされている
    ことを特徴とする請求項9に記載の流量制御弁。
  11. 前記連通路は、一方の接続端が前記ニードルの先端テーパ部の臨む弁室に始まり、前記直動型ステッピングモータのねじ軸内を貫通して延びて、他方の接続端に終わる配設構成とされている
    ことを特徴とする請求項9に記載の流量制御弁。
  12. 前記ニードルは、前記弁ハウジング内に嵌合固定された案内スリーブに、弁ハウジングの軸心方向へ往復移動可能に軸支されて、その先端テーパ部が前記弁ハウジングの弁室内に臨んでいる
    ことを特徴とする請求項2に記載の流量制御弁。
  13. 各種流体通路を流れる流体の質量流量を調整するものであって、
    請求項1〜12における前記直動型ステッピングモータに替えて直動型サーボモータを備える
    ことを特徴とする流量制御弁。
  14. 流体通路の本管に介装配置された単一の前記流体流量計測手段と、
    前記本管から分岐する複数の分岐管にそれぞれ介装配置された複数の流体流量調整手段と、
    前記流体流量計測手段の計測結果に応じて複数の前記流体流量調整手段をそれぞれ駆動制御する前記制御手段とを備えてなり、
    前記流体流量調整手段が請求項1〜13のいずれか一つに記載の流量制御弁から構成されている
    ことを特徴とする流量制御装置。
  15. 各種対象物を動作させるアクチュエータとしてのエアシリンダと、
    このエアシリンダのピストンロッドを往復動作させる駆動制御回路とからなり、
    前記駆動制御回路は、エアシリンダ内のピストンにより区画形成された2室に作動エアをそれぞれ給排気する給排通路と、これら給排通路に作動エアを供給するエア供給源と、前記両給排気通路とエア供給源との間に設けられて、前記エア供給源からの作動エアの供給方向を切り替える方向切換弁と、この方向切換弁および前記エアシリンダの間において、前記両給排通路にそれぞれ設けられた速度制御弁とを備えてなり、
    前記速度制御弁は、請求項1から13のいずれか一つに記載の流量制御弁から構成されている
    ことを特徴とするエアシリンダ装置。
  16. 前記方向切換弁および速度制御弁を連動して駆動制御する制御手段とを備えてなり、
    この制御手段は、前記エアシリンダのピストンロッドの移動速度を自動調整するように前記速度制御弁を駆動制御する構成とされている
    ことを特徴とする請求項15に記載のエアシリンダ装置。
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