JPH0932961A - ゲートバルブおよびそれを用いた半導体製造装置 - Google Patents
ゲートバルブおよびそれを用いた半導体製造装置Info
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- JPH0932961A JPH0932961A JP7181943A JP18194395A JPH0932961A JP H0932961 A JPH0932961 A JP H0932961A JP 7181943 A JP7181943 A JP 7181943A JP 18194395 A JP18194395 A JP 18194395A JP H0932961 A JPH0932961 A JP H0932961A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部リークが防止でき、スムーズな真空排気
が行えるゲートバルブを提供する。 【構成】 バルブケーシング3の外周において環状に設
けられてS極とN極とが周方向に沿って交互に形成され
た環状電磁石4と、バルブケーシング3内に設けられて
電磁石コントローラ5による環状電磁石4の極性反転動
作によって時計回りおよび反時計回りに回転する回転デ
ィスク6と、この回転ディスク6の回転中心軸と同軸的
に設けられて回転ディスク6の回転により軸方向に往復
動するシャフト7と、バルブケーシング3の内壁から径
方向中央に向かって環状に形成された弁座部16と、シ
ャフト7の一方端に取り付けられ、弁座部16と接近・
離反して流路を開閉する弁体14とを有するゲートバル
ブである。環状電磁石4のS極とN極の反転速度は電磁
石コントローラ5により調整可能となっている。
が行えるゲートバルブを提供する。 【構成】 バルブケーシング3の外周において環状に設
けられてS極とN極とが周方向に沿って交互に形成され
た環状電磁石4と、バルブケーシング3内に設けられて
電磁石コントローラ5による環状電磁石4の極性反転動
作によって時計回りおよび反時計回りに回転する回転デ
ィスク6と、この回転ディスク6の回転中心軸と同軸的
に設けられて回転ディスク6の回転により軸方向に往復
動するシャフト7と、バルブケーシング3の内壁から径
方向中央に向かって環状に形成された弁座部16と、シ
ャフト7の一方端に取り付けられ、弁座部16と接近・
離反して流路を開閉する弁体14とを有するゲートバル
ブである。環状電磁石4のS極とN極の反転速度は電磁
石コントローラ5により調整可能となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゲートバルブおよびそれ
を用いた半導体製造装置に関し、特に、チャンバ内を真
空引きする場合におけるゲートバルブでのリーク防止に
適用して有効な技術に関する。
を用いた半導体製造装置に関し、特に、チャンバ内を真
空引きする場合におけるゲートバルブでのリーク防止に
適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば半導体装置の製造においては、
表面酸化、フォトレジスト、エッチング、薄膜形成、イ
オン注入などさまざまなプロセスが、真空引きされたプ
ロセスチャンバ内において行われている。また、プロセ
スチャンバの前段には、被処理物としての半導体ウエハ
が一時的に収容されるロードロックチャンバが設けられ
ている。そして、これらプロセスチャンバやロードロッ
クチャンバ(以下、単に「チャンバ」という。)内を真
空にするものとしては各種の真空ポンプが知られている
が、この真空ポンプとチャンバとの流路上には、真空引
きの速度を調整するためのゲートバルブが用いられてい
るものが多い。
表面酸化、フォトレジスト、エッチング、薄膜形成、イ
オン注入などさまざまなプロセスが、真空引きされたプ
ロセスチャンバ内において行われている。また、プロセ
スチャンバの前段には、被処理物としての半導体ウエハ
が一時的に収容されるロードロックチャンバが設けられ
ている。そして、これらプロセスチャンバやロードロッ
クチャンバ(以下、単に「チャンバ」という。)内を真
空にするものとしては各種の真空ポンプが知られている
が、この真空ポンプとチャンバとの流路上には、真空引
きの速度を調整するためのゲートバルブが用いられてい
るものが多い。
【0003】ここで用いられるゲートバルブとしては、
たとえば加圧と減圧によるベローズの伸縮によって流路
を開閉する機構のもの、あるいはシリンダ装置のロッド
の先端に設けられた弁体によって流路を開閉する機構の
ものなどが考えられる。
たとえば加圧と減圧によるベローズの伸縮によって流路
を開閉する機構のもの、あるいはシリンダ装置のロッド
の先端に設けられた弁体によって流路を開閉する機構の
ものなどが考えられる。
【0004】なお、半導体製造装置における真空技術を
詳しく記載している例としては、たとえば、プレスジャ
ーナル発行、「月刊 Semiconductor World」1994年11月
号(平成 6年10月20日発行)、 P88〜P100がある。
詳しく記載している例としては、たとえば、プレスジャ
ーナル発行、「月刊 Semiconductor World」1994年11月
号(平成 6年10月20日発行)、 P88〜P100がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半導体製造装置のよう
に、チャンバを高真空 (10-1Torr〜10-6Torr) 、さらに
は超高真空 (10-7Torr〜10-10 Torr) にまで真空引きす
ることが要請される場合には特に、流路が完全に外部か
ら隔絶されて外部リークが発生しないことが重要にな
る。
に、チャンバを高真空 (10-1Torr〜10-6Torr) 、さらに
は超高真空 (10-7Torr〜10-10 Torr) にまで真空引きす
ることが要請される場合には特に、流路が完全に外部か
ら隔絶されて外部リークが発生しないことが重要にな
る。
【0006】しかし、前記した機構のゲートバルブで
は、ベローズの金属疲労やロッドの摺動部分に使用され
たシール材の劣化によって流路と外部とが連通し、外部
リークが引き起こされるおそれがある。もし、外部リー
クが発生すると、これを修復するために装置を長時間に
わたって停止させなければならず、スループットの悪化
を招く結果になる。
は、ベローズの金属疲労やロッドの摺動部分に使用され
たシール材の劣化によって流路と外部とが連通し、外部
リークが引き起こされるおそれがある。もし、外部リー
クが発生すると、これを修復するために装置を長時間に
わたって停止させなければならず、スループットの悪化
を招く結果になる。
【0007】ところで、チャンバ内を真空にするには、
引き量をコントロールしながら徐々に所望の真空度まで
もっていかなければならないが、そのためにはスローバ
キュームバルブ、ハイバキュームバルブ、圧力コントロ
ールバルブの3つのバルブが必要になるものと考えられ
る。しかし、このような構造にすれば、コストアップに
なるのみならず、バルブ数が増加した分だけ外部リーク
の可能性も増加することになる。また、このような3つ
のバルブによれば、段階排気となってスムーズな真空排
気が行われなくなる。
引き量をコントロールしながら徐々に所望の真空度まで
もっていかなければならないが、そのためにはスローバ
キュームバルブ、ハイバキュームバルブ、圧力コントロ
ールバルブの3つのバルブが必要になるものと考えられ
る。しかし、このような構造にすれば、コストアップに
なるのみならず、バルブ数が増加した分だけ外部リーク
の可能性も増加することになる。また、このような3つ
のバルブによれば、段階排気となってスムーズな真空排
気が行われなくなる。
【0008】そこで、本発明の目的は、外部リークを防
止することのできるゲートバルブに関する技術を提供す
ることにある。
止することのできるゲートバルブに関する技術を提供す
ることにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、スムーズな真
空排気を行うことのできるゲートバルブに関する技術を
提供することにある。
空排気を行うことのできるゲートバルブに関する技術を
提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0012】すなわち、本発明によるゲートバルブは、
バルブケーシングの外周において環状に設けられてS極
とN極とが周方向に沿って交互に複数形成された回転駆
動手段と、バルブケーシング内に設けられてコントロー
ラによる回転駆動手段の極性反転動作によって時計回り
および反時計回りに回転する回転手段と、この回転手段
の回転中心軸と同軸的に設けられて回転手段の回転を推
力に変えて軸方向に往復動するシャフトと、バルブケー
シングの内壁から径方向中央に向かって環状に形成され
た弁座部と、シャフトの一方端に取り付けられ、シャフ
トの往復動により弁座部と接近・離反して前記流路を開
閉する弁体とを有するものである。
バルブケーシングの外周において環状に設けられてS極
とN極とが周方向に沿って交互に複数形成された回転駆
動手段と、バルブケーシング内に設けられてコントロー
ラによる回転駆動手段の極性反転動作によって時計回り
および反時計回りに回転する回転手段と、この回転手段
の回転中心軸と同軸的に設けられて回転手段の回転を推
力に変えて軸方向に往復動するシャフトと、バルブケー
シングの内壁から径方向中央に向かって環状に形成され
た弁座部と、シャフトの一方端に取り付けられ、シャフ
トの往復動により弁座部と接近・離反して前記流路を開
閉する弁体とを有するものである。
【0013】この場合において、コントローラにより回
転駆動手段のS極とN極の反転速度を調整可能とするこ
とが望ましい。
転駆動手段のS極とN極の反転速度を調整可能とするこ
とが望ましい。
【0014】また、シャフトを、回転手段の回転によっ
て回転され、外周にねじ溝が形成された第1のシャフト
と、中空孔の内周にねじ溝が形成されて第1のシャフト
とねじ結合され、第1のシャフトの回転により軸方向に
往復動して弁体を弁座部に対して接近・離反させる第2
のシャフトとで構成し、バルブケーシングの内壁と第2
のシャフトとの間に、この第2のシャフトを支持すると
ともに回転手段側に隔離室を形成する支持隔壁を形成す
ることができる。
て回転され、外周にねじ溝が形成された第1のシャフト
と、中空孔の内周にねじ溝が形成されて第1のシャフト
とねじ結合され、第1のシャフトの回転により軸方向に
往復動して弁体を弁座部に対して接近・離反させる第2
のシャフトとで構成し、バルブケーシングの内壁と第2
のシャフトとの間に、この第2のシャフトを支持すると
ともに回転手段側に隔離室を形成する支持隔壁を形成す
ることができる。
【0015】これらの場合において、弁体に、その中央
に向かって傾斜するテーパ面を形成し、弁座部に、この
テーパ面に対応するテーパ面を形成することができる。
また、バルブケーシングの径を流路の他の箇所の径より
も大きく設定してもよい。
に向かって傾斜するテーパ面を形成し、弁座部に、この
テーパ面に対応するテーパ面を形成することができる。
また、バルブケーシングの径を流路の他の箇所の径より
も大きく設定してもよい。
【0016】本発明による半導体製造装置は、このよう
なゲートバルブがチャンバと真空ポンプとをつなぐ流路
上に用いられたものである。
なゲートバルブがチャンバと真空ポンプとをつなぐ流路
上に用いられたものである。
【0017】
【作用】上記した手段によれば、弁体を弁座部から接近
・離反させてバルブの開閉動作を行う回転手段が、バル
ブケーシングの外部に設けられた回転駆動手段の磁界の
変化によって、この回転駆動手段と非接触で回転される
ので、バルブケーシング内を密閉状態とすることがで
き、外部リークが未然に防止される。
・離反させてバルブの開閉動作を行う回転手段が、バル
ブケーシングの外部に設けられた回転駆動手段の磁界の
変化によって、この回転駆動手段と非接触で回転される
ので、バルブケーシング内を密閉状態とすることがで
き、外部リークが未然に防止される。
【0018】また、コントローラによって回転駆動手段
の極性反転速度を制御するようにすれば、真空引き量を
自在にコントロールすることが可能になり、単一のゲー
トバルブでスムーズな真空排気を行うことができる。
の極性反転速度を制御するようにすれば、真空引き量を
自在にコントロールすることが可能になり、単一のゲー
トバルブでスムーズな真空排気を行うことができる。
【0019】さらに、弁体と弁座部とに相互に対応する
テーパ面を形成することにより、バルブの開度コントロ
ールが一層容易になる。
テーパ面を形成することにより、バルブの開度コントロ
ールが一層容易になる。
【0020】バルブケーシングの径を流路の他の箇所の
径よりも大きくすることにより、弁体と弁座部との大き
さを自由に設定することができる。
径よりも大きくすることにより、弁体と弁座部との大き
さを自由に設定することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一の部材には同一の符号を付し、その繰り返しの
説明は省略する。
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一の部材には同一の符号を付し、その繰り返しの
説明は省略する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の一実施例であ
るゲートバルブを示す断面図である。
るゲートバルブを示す断面図である。
【0023】図示するゲートバルブは、たとえば半導体
製造装置としてのエッチング装置に、特に、プロセスチ
ャンバ内の排気時間の短縮や不純物混入防止のためにそ
の前段に設けられ、図示しない半導体ウエハが一時的に
収容されるロードロックチャンバ(チャンバ)1の真空
排気用に用いられているものである。
製造装置としてのエッチング装置に、特に、プロセスチ
ャンバ内の排気時間の短縮や不純物混入防止のためにそ
の前段に設けられ、図示しない半導体ウエハが一時的に
収容されるロードロックチャンバ(チャンバ)1の真空
排気用に用いられているものである。
【0024】ロードロックチャンバ1内は、半導体ウエ
ハを収容するときには大気開放とされており、これを収
容してから真空排気されて所定の真空度とされる。その
後、プロセスチャンバ内に移送されてエッチング処理が
施された半導体ウエハが再び戻ってきたときに、この半
導体ウエハの取り出しのために大気開放される。したが
って、ロードロックチャンバ1内は頻繁に大気開放状態
から真空排気され、これに伴って、ゲートバルブの動作
頻度も必然的に高くなることになる。
ハを収容するときには大気開放とされており、これを収
容してから真空排気されて所定の真空度とされる。その
後、プロセスチャンバ内に移送されてエッチング処理が
施された半導体ウエハが再び戻ってきたときに、この半
導体ウエハの取り出しのために大気開放される。したが
って、ロードロックチャンバ1内は頻繁に大気開放状態
から真空排気され、これに伴って、ゲートバルブの動作
頻度も必然的に高くなることになる。
【0025】本実施例のゲートバルブは、ロードロック
チャンバ1と真空ポンプ2とをつなぐ流路上に設置され
ており、配管と一体的に形成されたバルブケーシング3
の外周位置には、環状電磁石(回転駆動手段)4が環状
に設けられている。この環状電磁石4はS極とN極とが
周方向に交互に複数形成されており、電磁石コントロー
ラ(コントローラ)5によって極性が反転可能に、ま
た、その反転速度が調整可能になっている。
チャンバ1と真空ポンプ2とをつなぐ流路上に設置され
ており、配管と一体的に形成されたバルブケーシング3
の外周位置には、環状電磁石(回転駆動手段)4が環状
に設けられている。この環状電磁石4はS極とN極とが
周方向に交互に複数形成されており、電磁石コントロー
ラ(コントローラ)5によって極性が反転可能に、ま
た、その反転速度が調整可能になっている。
【0026】バルブケーシング3内には回転ディスク
(回転手段)6が設けられている。図示するように、こ
の回転ディスク6の外周にはたとえば永久磁石が設けら
れて環状電磁石4のS・N極に対応したS・N極が設定
されている。したがって、電磁石コントローラ5による
バルブケーシング3の外部に設置された環状電磁石4の
極性反転動作で、内部の回転ディスク6は環状電磁石4
とは非接触で時計回りおよび反時計回りに回転するよう
になっている。なお、回転ディスク6には、永久磁石で
はなく電磁石を用いてもよい。
(回転手段)6が設けられている。図示するように、こ
の回転ディスク6の外周にはたとえば永久磁石が設けら
れて環状電磁石4のS・N極に対応したS・N極が設定
されている。したがって、電磁石コントローラ5による
バルブケーシング3の外部に設置された環状電磁石4の
極性反転動作で、内部の回転ディスク6は環状電磁石4
とは非接触で時計回りおよび反時計回りに回転するよう
になっている。なお、回転ディスク6には、永久磁石で
はなく電磁石を用いてもよい。
【0027】回転ディスク6の回転中心軸と同軸的に、
シャフト7が配置されている。シャフト7の外周にはね
じ溝8が設けられ、保持壁9に取り付けられてボールね
じ構造とされたナット軸受け10とねじ結合した状態で
これに支持されている。シャフト7の回転ディスク6の
側には、軸方向に沿って複数の滑動溝11が形成されて
おり、この滑動溝11は回転ディスク6の中央部に設け
られたカラ12と嵌合されている。したがって、回転デ
ィスク6の回転とナット軸受け10に対するねじ結合と
によって、シャフト7はその軸方向に往復動される。な
お、シャフト7とナット軸受け10には通常のねじ溝を
形成して、両者がねじ結合するようにしてもよい。
シャフト7が配置されている。シャフト7の外周にはね
じ溝8が設けられ、保持壁9に取り付けられてボールね
じ構造とされたナット軸受け10とねじ結合した状態で
これに支持されている。シャフト7の回転ディスク6の
側には、軸方向に沿って複数の滑動溝11が形成されて
おり、この滑動溝11は回転ディスク6の中央部に設け
られたカラ12と嵌合されている。したがって、回転デ
ィスク6の回転とナット軸受け10に対するねじ結合と
によって、シャフト7はその軸方向に往復動される。な
お、シャフト7とナット軸受け10には通常のねじ溝を
形成して、両者がねじ結合するようにしてもよい。
【0028】シャフト7と共に回転ディスク6が移動す
ることを防止するため、回転ディスク6の両側にはスト
ッパ13が設けられている。したがって、回転ディスク
6は常に環状電磁石4に対応した位置で回転される。
ることを防止するため、回転ディスク6の両側にはスト
ッパ13が設けられている。したがって、回転ディスク
6は常に環状電磁石4に対応した位置で回転される。
【0029】なお、保持壁9および回転ディスク6には
貫通孔9aが形成されて、ロードロックチャンバ1から
真空ポンプ2に至る流路が確保されている(回転ディス
ク6の連通孔は図示が省略されている。)。
貫通孔9aが形成されて、ロードロックチャンバ1から
真空ポンプ2に至る流路が確保されている(回転ディス
ク6の連通孔は図示が省略されている。)。
【0030】シャフト7の一方端には板状の弁体14が
取り付けられている。この弁体14のシャフト7の側の
中央部には、該シャフト7に形成された係合溝18に係
合するスリップカップリング15が設けられている。し
たがって、弁体14は、回転運動によって往復動するシ
ャフト7によりこのシャフト7の軸方向に移動される
が、スリップカップリング15によってシャフト7との
連れ回転は防止されている。
取り付けられている。この弁体14のシャフト7の側の
中央部には、該シャフト7に形成された係合溝18に係
合するスリップカップリング15が設けられている。し
たがって、弁体14は、回転運動によって往復動するシ
ャフト7によりこのシャフト7の軸方向に移動される
が、スリップカップリング15によってシャフト7との
連れ回転は防止されている。
【0031】バルブケーシング3の内壁から径方向中央
に向かって、シャフト7の往復動により移動する前記弁
体14が接近・離反される弁座部16が環状に形成され
ている。この弁座部16の弁体14と対向する位置には
Oリング(シール材)17が装着されている。よって、
弁体14がこのOリング17に当接することで弁体14
と弁座部16との間がシールされてロードロックチャン
バ1から真空ポンプ2に至る流路が閉塞され、弁体14
が弁座部16と離反することでこれが開放されるように
なっている。
に向かって、シャフト7の往復動により移動する前記弁
体14が接近・離反される弁座部16が環状に形成され
ている。この弁座部16の弁体14と対向する位置には
Oリング(シール材)17が装着されている。よって、
弁体14がこのOリング17に当接することで弁体14
と弁座部16との間がシールされてロードロックチャン
バ1から真空ポンプ2に至る流路が閉塞され、弁体14
が弁座部16と離反することでこれが開放されるように
なっている。
【0032】このようなゲートバルブによる流路の開閉
は次のような動作で行われる。
は次のような動作で行われる。
【0033】まず、電磁石コントローラ5を操作してバ
ルブケーシング3の外部に設けられた環状電磁石4の極
性を所望の速度で反転させると、これによる磁界の変化
でバルブケーシング3内の回転ディスク6が回転を開始
する。ナット軸受け10とねじ結合されたシャフト7
は、この回転ディスク6の回転を推力に変換して軸方向
に、たとえば図1においては左側に向かって移動を開始
する。そして、シャフト7の移動により、Oリング17
と当接していた弁体14は弁座部16から離反して行
き、閉塞されていたロードロックチャンバ1と真空ポン
プ2との流路が開放される。
ルブケーシング3の外部に設けられた環状電磁石4の極
性を所望の速度で反転させると、これによる磁界の変化
でバルブケーシング3内の回転ディスク6が回転を開始
する。ナット軸受け10とねじ結合されたシャフト7
は、この回転ディスク6の回転を推力に変換して軸方向
に、たとえば図1においては左側に向かって移動を開始
する。そして、シャフト7の移動により、Oリング17
と当接していた弁体14は弁座部16から離反して行
き、閉塞されていたロードロックチャンバ1と真空ポン
プ2との流路が開放される。
【0034】ここで、真空ポンプ2の作動を開始して真
空排気を行う初期段階のときには、電磁石コントローラ
5によって環状電磁石4の極性反転動作をゆっくり行う
と、弁体14は弁座部16から緩やかに離反されて流路
は少しずつ開放される。そして、次第に極性反転動作を
早めて弁座部16に対する弁体14の離反速度を早くす
ると、流路は滑らかにその開度が大きくなって行き、最
終的にゲートバルブは全開状態に至る。
空排気を行う初期段階のときには、電磁石コントローラ
5によって環状電磁石4の極性反転動作をゆっくり行う
と、弁体14は弁座部16から緩やかに離反されて流路
は少しずつ開放される。そして、次第に極性反転動作を
早めて弁座部16に対する弁体14の離反速度を早くす
ると、流路は滑らかにその開度が大きくなって行き、最
終的にゲートバルブは全開状態に至る。
【0035】流路を閉塞する場合には、回転ディスク6
を反転させてシャフト7を反対方向に移動させ、Oリン
グ17に当接する位置まで弁体14を弁座部16に接近
させる。これにより、弁体14と弁座部16との間がシ
ールされてゲートバルブが閉じられ流路が遮断される。
を反転させてシャフト7を反対方向に移動させ、Oリン
グ17に当接する位置まで弁体14を弁座部16に接近
させる。これにより、弁体14と弁座部16との間がシ
ールされてゲートバルブが閉じられ流路が遮断される。
【0036】このように、本実施例のゲートバルブによ
れば、弁体14を弁座部16から接近・離反させてバル
ブの開閉動作を行う回転ディスク6が、バルブケーシン
グ3の外部に設けられた環状電磁石4の磁界の変化によ
って回転するようになっている。したがって、バルブケ
ーシング3の内部は、外部から完全に遮断された密閉状
態とすることができて、外部リークを未然に防止するこ
とが可能になる。
れば、弁体14を弁座部16から接近・離反させてバル
ブの開閉動作を行う回転ディスク6が、バルブケーシン
グ3の外部に設けられた環状電磁石4の磁界の変化によ
って回転するようになっている。したがって、バルブケ
ーシング3の内部は、外部から完全に遮断された密閉状
態とすることができて、外部リークを未然に防止するこ
とが可能になる。
【0037】また、電磁石コントローラ5によって環状
電磁石4の極性反転速度を制御することで、弁座部16
に対する弁体14の接近・離反速度、つまり全閉から全
開に至るまでのバルブ開度を任意の速度でリニアに変化
させて真空引き量を自在にコントロールすることが可能
になり、単一のゲートバルブでスムーズな真空排気を行
うことができる。
電磁石4の極性反転速度を制御することで、弁座部16
に対する弁体14の接近・離反速度、つまり全閉から全
開に至るまでのバルブ開度を任意の速度でリニアに変化
させて真空引き量を自在にコントロールすることが可能
になり、単一のゲートバルブでスムーズな真空排気を行
うことができる。
【0038】(実施例2)図2は本発明の他の実施例で
あるゲートバルブを示す断面図である。
あるゲートバルブを示す断面図である。
【0039】本実施例のゲートバルブは、弁体14を弁
座部16に対して接近・離反させるシャフト7が、第1
のシャフト7aおよび第2のシャフト7bに分割されて
いるものである。
座部16に対して接近・離反させるシャフト7が、第1
のシャフト7aおよび第2のシャフト7bに分割されて
いるものである。
【0040】第1のシャフト7aは回転ディスク6と接
続されており、回転ディスク6の回転により回転される
ようになっている。この第1のシャフト7aの外周には
ねじ溝8aが形成されて、中空孔の内周にねじ溝8bが
形成された第2のシャフト7bとねじ結合されている。
したがって、回転ディスク6による第1のシャフト7a
の回転により、これとねじ結合された第2のシャフト7
bがその軸方向に往復動される。
続されており、回転ディスク6の回転により回転される
ようになっている。この第1のシャフト7aの外周には
ねじ溝8aが形成されて、中空孔の内周にねじ溝8bが
形成された第2のシャフト7bとねじ結合されている。
したがって、回転ディスク6による第1のシャフト7a
の回転により、これとねじ結合された第2のシャフト7
bがその軸方向に往復動される。
【0041】バルブケーシング3の内壁と第2のシャフ
ト7bとの間には支持隔壁19が形成されており、第2
のシャフト7bはこの支持隔壁19に支持されている。
なお、一方端に弁体14が取り付けられた第2のシャフ
ト7bと支持隔壁19との間はOリング20によってシ
ールされている。また、支持隔壁19の上部には貫通孔
19aが開設されて、支持隔壁19の区画により回転デ
ィスク6側に形成された隔離室21が流路と異なる圧力
となることが防止されている。
ト7bとの間には支持隔壁19が形成されており、第2
のシャフト7bはこの支持隔壁19に支持されている。
なお、一方端に弁体14が取り付けられた第2のシャフ
ト7bと支持隔壁19との間はOリング20によってシ
ールされている。また、支持隔壁19の上部には貫通孔
19aが開設されて、支持隔壁19の区画により回転デ
ィスク6側に形成された隔離室21が流路と異なる圧力
となることが防止されている。
【0042】図示するように、流路は支持隔壁19の位
置でたとえば90゜に屈曲されている。そして、支持隔壁
19に支持された第2のシャフト7bの中空孔の開放端
は、流路としては機能しない空間である隔離室21に面
している。なお、本実施例によるゲートバルブでは、流
路の屈曲角は90゜とされているが、任意の角度に設定す
ることが可能であり、これに限定されるものではない。
置でたとえば90゜に屈曲されている。そして、支持隔壁
19に支持された第2のシャフト7bの中空孔の開放端
は、流路としては機能しない空間である隔離室21に面
している。なお、本実施例によるゲートバルブでは、流
路の屈曲角は90゜とされているが、任意の角度に設定す
ることが可能であり、これに限定されるものではない。
【0043】第1のシャフト7aはバルブケーシング3
の内壁から延びて形成されたアーム22に設けられた軸
受け23に支持されており、第1のシャフト7aには、
この軸受け23を両側から挟むようにして2つのストッ
パ24が設けられている。したがって、回転ディスク6
は第1のシャフト7aに規制されて常に環状電磁石4に
対応した位置に位置決めされる。
の内壁から延びて形成されたアーム22に設けられた軸
受け23に支持されており、第1のシャフト7aには、
この軸受け23を両側から挟むようにして2つのストッ
パ24が設けられている。したがって、回転ディスク6
は第1のシャフト7aに規制されて常に環状電磁石4に
対応した位置に位置決めされる。
【0044】なお、前記した実施例1の場合と異なり、
本実施例での弁体14は第2のシャフト7bが図2にお
ける右側に移動した場合に弁座部16から離反して流路
が開放状態となっている。このように、弁体14を真空
ポンプ2の方向に移動させたとき流路が開放するように
してもよく、その反対方向つまりロードロックチャンバ
1の方向に移動させたときに開放するようにしてもよ
い。
本実施例での弁体14は第2のシャフト7bが図2にお
ける右側に移動した場合に弁座部16から離反して流路
が開放状態となっている。このように、弁体14を真空
ポンプ2の方向に移動させたとき流路が開放するように
してもよく、その反対方向つまりロードロックチャンバ
1の方向に移動させたときに開放するようにしてもよ
い。
【0045】本実施例によるゲートバルブによれば、シ
ャフト7を、回転ディスク6によって回転される第1の
シャフト7aと、この第1のシャフト7aとねじ結合し
て弁体14を弁座部16から接近離反させるように往復
動する第2のシャフト7bとによって構成し、第2のシ
ャフト7bを支持隔壁19に支持させている。したがっ
て、第2のシャフト7bの中空孔の開放端は、支持隔壁
19の回転ディスク6側に形成された隔離室21に面す
ることになり、第1のシャフト7aが第2のシャフト7
bを移動させるときの磨耗で発生する異物は隔離室21
に落下し、流路に混入することはない。
ャフト7を、回転ディスク6によって回転される第1の
シャフト7aと、この第1のシャフト7aとねじ結合し
て弁体14を弁座部16から接近離反させるように往復
動する第2のシャフト7bとによって構成し、第2のシ
ャフト7bを支持隔壁19に支持させている。したがっ
て、第2のシャフト7bの中空孔の開放端は、支持隔壁
19の回転ディスク6側に形成された隔離室21に面す
ることになり、第1のシャフト7aが第2のシャフト7
bを移動させるときの磨耗で発生する異物は隔離室21
に落下し、流路に混入することはない。
【0046】(実施例3)図3は本発明のさらに他の実
施例であるゲートバルブを示す断面図である。
施例であるゲートバルブを示す断面図である。
【0047】本実施例のゲートバルブでは、弁体14
に、その中央に向かって傾斜するテーパ面14aが形成
され、弁座部16には、このテーパ面14aに対応する
テーパ面16aが形成されている点で、実施例2による
ゲートバルブと異なっている。
に、その中央に向かって傾斜するテーパ面14aが形成
され、弁座部16には、このテーパ面14aに対応する
テーパ面16aが形成されている点で、実施例2による
ゲートバルブと異なっている。
【0048】このようなテーパ面14a,16aを形成
することにより、弁体14を弁座部16から離反して行
くときのバルブの開度コントロールが一層容易になる。
することにより、弁体14を弁座部16から離反して行
くときのバルブの開度コントロールが一層容易になる。
【0049】(実施例4)図4は本発明のさらに他の実
施例であるゲートバルブを示す概略図である。
施例であるゲートバルブを示す概略図である。
【0050】図示するように、本実施例のゲートバルブ
では、バルブケーシング3の径L1が、流路の他の箇所
の径L2 よりも大きく形成されているものである。
では、バルブケーシング3の径L1が、流路の他の箇所
の径L2 よりも大きく形成されているものである。
【0051】このような構成によれば、流路の開閉を行
う弁体14と弁座部16との大きさを、流路の径に拘束
されることなく自由に設定することができる。
う弁体14と弁座部16との大きさを、流路の径に拘束
されることなく自由に設定することができる。
【0052】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0053】たとえば、実施例1におけるゲートバルブ
では、電磁石コントローラ5によって環状電磁石4の極
性の反転速度が調整可能とされているが、このような速
度調整機能は設けられていなくてもよい。また、この速
度調整機能は実施例2〜4におけるゲートバルブに用い
ることも可能である。
では、電磁石コントローラ5によって環状電磁石4の極
性の反転速度が調整可能とされているが、このような速
度調整機能は設けられていなくてもよい。また、この速
度調整機能は実施例2〜4におけるゲートバルブに用い
ることも可能である。
【0054】実施例2,3で示されたねじ結合による第
1および第2のシャフト7a,7bや、実施例3で示さ
れた弁体14と弁座部16とのテーパ面14a,16a
についても、これを実施例1,4に示すゲートバルブに
それぞれ適用してもよい。
1および第2のシャフト7a,7bや、実施例3で示さ
れた弁体14と弁座部16とのテーパ面14a,16a
についても、これを実施例1,4に示すゲートバルブに
それぞれ適用してもよい。
【0055】さらに、以上の説明では、主として本発明
者によってなされた発明をその背景となった利用分野で
ある半導体製造装置に適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、他の種々の分野に
おける真空排気用のゲートバルブに適用することが可能
である。
者によってなされた発明をその背景となった利用分野で
ある半導体製造装置に適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、他の種々の分野に
おける真空排気用のゲートバルブに適用することが可能
である。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0057】(1).すなわち、本発明のゲートバルブによ
れば、弁体を弁座部から接近・離反させてバルブの開閉
動作を行う回転手段が、バルブケーシングの外部に設け
られた回転駆動手段の磁界の変化によって、この回転駆
動手段と非接触で回転される。したがって、バルブケー
シングの内部を外部と完全に遮断された密閉状態とする
ことができ、外部リークを未然に防止することが可能に
なる。
れば、弁体を弁座部から接近・離反させてバルブの開閉
動作を行う回転手段が、バルブケーシングの外部に設け
られた回転駆動手段の磁界の変化によって、この回転駆
動手段と非接触で回転される。したがって、バルブケー
シングの内部を外部と完全に遮断された密閉状態とする
ことができ、外部リークを未然に防止することが可能に
なる。
【0058】(2).また、コントローラによって回転駆動
手段の極性反転速度を制御するようにすれば、全閉から
全開に至るまでのバルブ開度を任意の速度でリニアに変
化させて真空引き量を自在にコントロールすることが可
能になり、単一のゲートバルブでスムーズな真空排気を
行うことができる。
手段の極性反転速度を制御するようにすれば、全閉から
全開に至るまでのバルブ開度を任意の速度でリニアに変
化させて真空引き量を自在にコントロールすることが可
能になり、単一のゲートバルブでスムーズな真空排気を
行うことができる。
【0059】(3).弁体と弁座部とに相互に対応するテー
パ面を形成することにより、バルブの開度コントロール
が一層容易になる。
パ面を形成することにより、バルブの開度コントロール
が一層容易になる。
【0060】(4).バルブケーシングの径を流路の他の箇
所の径よりも大きくすることにより、弁体と弁座部との
大きさを、流路の径に拘束されることなく自由に設定す
ることができる。
所の径よりも大きくすることにより、弁体と弁座部との
大きさを、流路の径に拘束されることなく自由に設定す
ることができる。
【図1】本発明の実施例1によるゲートバルブを示す断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の実施例2によるゲートバルブを示す断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施例3によるゲートバルブを示す断
面図である。
面図である。
【図4】本発明の実施例4によるゲートバルブを示す概
略図である。
略図である。
1 ロードロックチャンバ(チャンバ) 2 真空ポンプ 3 バルブケーシング 4 環状電磁石(回転駆動手段) 5 電磁石コントローラ(コントローラ) 6 回転ディスク(回転手段) 7 シャフト 7a 第1のシャフト 7b 第2のシャフト 8 ねじ溝 8a ねじ溝 8b ねじ溝 9 保持壁 9a 貫通孔 10 ナット軸受け 11 滑動溝 12 カラ 13 ストッパ 14 弁体 14a テーパ面 15 スリップカップリング 16 弁座部 16a テーパ面 17 Oリング(シール材) 18 係合溝 19 支持隔壁 19a 貫通孔 20 Oリング(シール材) 21 隔離室 22 アーム 23 軸受け 24 ストッパ L1 径 L2 径
Claims (6)
- 【請求項1】 バルブケーシングの外周において環状に
設けられ、S極とN極とが周方向に沿って交互に複数形
成されるとともにコントローラによってこれらの極性が
反転する回転駆動手段と、 前記バルブケーシング内に設けられ、前記回転駆動手段
の極性反転動作によって時計回りおよび反時計回りに回
転する回転手段と、 前記回転手段の回転中心軸と同軸的に設けられ、該回転
手段の回転を推力に変えて軸方向に往復動するシャフト
と、 前記バルブケーシングの内壁から径方向中央に向かって
環状に形成された弁座部と、 前記シャフトの一方端に取り付けられ、該シャフトの往
復動により前記弁座部と接近・離反して流路を開閉する
弁体とを有することを特徴とするゲートバルブ。 - 【請求項2】 請求項1記載のゲートバルブにおいて、
前記コントローラにより前記回転駆動手段のS極とN極
の反転速度が調整可能とされていることを特徴とするゲ
ートバルブ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のゲートバルブに
おいて、前記シャフトは、前記回転手段の回転によって
回転され、外周にねじ溝が形成された第1のシャフト
と、中空孔の内周にねじ溝が形成されて前記第1のシャ
フトとねじ結合され、前記第1のシャフトの回転により
軸方向に往復動して前記弁体を前記弁座部に対して接近
・離反させる第2のシャフトとから構成され、前記バル
ブケーシングの内壁と前記第2のシャフトとの間には、
前記第2のシャフトを支持するとともに前記回転手段側
に隔離室を形成する支持隔壁が形成されていることを特
徴とするゲートバルブ。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載のゲ
ートバルブにおいて、前記弁体には中央に向かって傾斜
するテーパ面が形成され、前記弁座部にはこのテーパ面
に対応するテーパ面が形成されていることを特徴とする
ゲートバルブ。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のゲ
ートバルブであって、前記バルブケーシングの径は前記
流路の他の箇所の径よりも大きく設定されていることを
特徴とするゲートバルブ。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載のゲ
ートバルブが、チャンバと真空ポンプとをつなぐ流路上
に用いられていることを特徴とする半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7181943A JPH0932961A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ゲートバルブおよびそれを用いた半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7181943A JPH0932961A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ゲートバルブおよびそれを用いた半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0932961A true JPH0932961A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16109603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7181943A Pending JPH0932961A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ゲートバルブおよびそれを用いた半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0932961A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017072241A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | アルメックスコーセイ株式会社 | 流量制御弁、流量制御装置およびエアシリンダ装置 |
JP2018194505A (ja) * | 2017-05-22 | 2018-12-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 流量計測ユニット及びこれを用いたガスメータ |
JP2018194506A (ja) * | 2017-05-22 | 2018-12-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 流量計測ユニット及びこれを用いたガスメータ |
KR20200059835A (ko) * | 2018-11-22 | 2020-05-29 | 주성엔지니어링(주) | 기판처리장치, 기판처리장치용 밸브 및 밸브 구동방법 |
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-
1995
- 1995-07-18 JP JP7181943A patent/JPH0932961A/ja active Pending
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