JPH0649104Y2 - キヤリツジ駆動用ステツプモ−タ - Google Patents

キヤリツジ駆動用ステツプモ−タ

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JPH0649104Y2
JPH0649104Y2 JP1986147312U JP14731286U JPH0649104Y2 JP H0649104 Y2 JPH0649104 Y2 JP H0649104Y2 JP 1986147312 U JP1986147312 U JP 1986147312U JP 14731286 U JP14731286 U JP 14731286U JP H0649104 Y2 JPH0649104 Y2 JP H0649104Y2
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JP
Japan
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rotor
stator
step motor
stator teeth
poles
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JP1986147312U
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JPS6355779U (ja
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昭彦 今城
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,磁気デイスクに磁気記録する磁気記録装置
におけるキヤリツジ駆動用ステツプモータのステータ構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図(a),(b)は例えば「ステツピング・モータ
の基礎と応用」(著者,見城尚志ら,総合電子出版社発
行,昭和54年2月10日第1版)に示された従来のステツ
プモータを示す横断面図及び縦断面図である。
図において,(1)はステータ鉄心,(2)はステータ
鉄心(1)に巻きつけられた巻線,(3)は巻線(2)
との間に磁気吸引力を発生する永久磁石,(4)は永久
磁石(3)を保持する軸である。
次に動作について説明する。ステツプモータでは,ステ
ータ鉄心(1)と永久磁石(3)との間に発生する磁気
吸引力によつて,軸(4)が静止する安定点が存在す
る。この安定点を巻線(2)の電流の方向を変化させる
あるいはオンオフすることによつて永久磁石(3)の固
定されているロータを回転させ,軸(4)を所望の角度
まで回転させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のキヤリツジ駆動用ステツプモータは以上のように
構成されているので,ステツプモータの外径がロータの
外径よりも大きくなり,磁気デイスク装置全体が大型に
なる,特に軸に垂直な方向の厚さが増大するという問題
があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので,ステツプモータの外径をロータ外径と同程度
することができると共に,磁気デイスク装置全体が薄型
にできるキヤリツジ駆動用ステツプモータを得ることを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るキヤリツジ駆動用ステツプモータは,ス
テータテイースをロータに対向する内周の一部に配置し
たものである。
〔作用〕
この考案におけるキヤリツジ駆動用ステツプモータは,
偏平に配置されたステータテイースにより,ステツプモ
ータを偏平にし,磁気デイスク装置全体を薄型化する。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明する。第1図
(a),(b)において、(1)はステータ鉄心,
(2)はステータ鉄心(1)に巻きつけられた巻線,
(3)は巻線(2)との間に磁気吸引力を発生する永久
磁石,(4)は永久磁石(3)を保持する軸である。
(5),(6),(7),(8),(9)及び(10)は
ステータ鉄心(1)から突出したステータテイース、
(11)はフレームである。この実施例において、ロータ
を構成する永久磁石(3)は例えば6極に均等に着磁さ
れている。ステータティース(5),(6),(7)の
3極で第1ステータ(1a)を構成し、ステータティース
(8),(9),(10)の3極で第2ステータ(1b)を
構成している。第1ステータ(1a)と第2ステータ(1
b)は永久磁石(3)の反対方向の部分、例えば第1図
(b)に示すY方向で、対向するように配置している。
他方、永久磁石(3)のX方向の部分はフレーム(11)
と対向して構成しているので、X方向の幅が小さく偏平
に構成される。
次に動作について説明する。まず,ステータテイース
(5),(6),(9),及び(10)を第2図(a)に
示すような極性に励磁すれば,軸(4)のN極はステー
タテイース(5),(6)の間に保持される。次に,ス
テータテイース(5),(10)の励磁を停止し,ステー
タテイース(7),(8)を第2図(b)に示すような
極性に励磁すれば,軸は30度だけ時計方向に回転する。
同様にして,第2図(c)に示すようなステータテイー
ス(5),(6),(9)及び(10)の励磁を行えば,
軸(4)はさらに30度だけ時計方向に回転する。この
(a)〜(d)のパターンの励磁切り換えを順次繰り返
すことにより、任意のステップ数の間欠的な回転が得ら
れる。
この実施例ではステータを第1,第2ステータ(1a),
(1b)で構成し、Y方向に偏在して配置したので、フレ
ーム(11)の平面部分と対向する方向(X方向)の長さ
はステータティースが両側に設けられていない分だけ短
くすることができ、モータを薄型に構成できる。即ち、
X方向の幅は、ほぼロータの直径分程度の長さまで短く
でき、磁気ディスク装置全体を薄型化できる。
また、この実施例では6極に着磁した永久磁石(3)を
用い、第1,第2ステータ(1a),(1b)をそれぞれ3極
で構成している。この場合、軸(4)を中心としたと
き、隣合うステータティースのなす角度を、ロータの隣
合う極のなす角度の1/2に構成すれば、X方向におい
て、第1,第2ステータ(1a),(1b)がロータの幅より
わずかに突出するだけで薄型にでき、かつステップモー
タとしての所要の回転が得られる。
また上記実施例では,永久磁石(3)は極対数が3の場
合について説明したが,他の極対数であつてもよく,ま
た永久磁石ではなく鉄などの磁性体であつてもよく,ま
たステータテイースは6個について説明したが,他の個
数であつてもよく,上記実施例と同様の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のように,この考案によればステツプモータのロー
タ軸に垂直な断面が偏平になるようにステータを構成し
たので磁気デイスク装置全体が安価で薄型のものが得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はこの考案の一実施例による磁気
デイスク装置のキヤリツジ駆動用ステツプモータを示す
横断面図,及び縦断面図,第2図(a)〜(d)はこの
考案の一実施例の動作を順に示す説明図,第3図
(a),(b)は従来の磁気デイスク装置のキヤリツジ
駆動用ステツプモータを示す横断面図および縦断面図で
ある。 図において,(1)はステータ鉄心,(2)は巻線,
(3)は永久磁石,(4)は軸,(5),(6),
(7),(8),(9)及び(10)はステータテイース
である。 なお,図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸(4)のまわりに均等に偶数の極数だけ
    着磁された永久磁石(3)を有するロータ、上記軸
    (4)に垂直な断面について、上記ロータの一部と対向
    し、上記ロータの極数の1/2以下の数のステータティー
    ス(5)〜(7)を有する第1ステータ(1a)、及び第
    1ステータ(1a)と反対の方向の上記ロータの部分と対
    向し、上記ロータの極数の1/2以下の数のステータティ
    ース(8)〜(10)を有する第2ステータ(1b)を備
    え、第1,第2ステータ(1a),(1b)と対向していない
    2方向の上記ロータの部分はそれぞれ偏平なフレーム
    (11)と対向するように構成し、上記ステータティース
    (5)〜(10)の励磁を切り換えることにより、上記ス
    テータティース(5)〜(10)と上記永久磁石(3)と
    の間に発生する磁気吸引力によって上記ロータを間欠的
    に回転させることを特徴とするキャリッジ駆動用ステッ
    プモータ。
JP1986147312U 1986-09-26 1986-09-26 キヤリツジ駆動用ステツプモ−タ Expired - Lifetime JPH0649104Y2 (ja)

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JPH0932961A (ja) * 1995-07-18 1997-02-07 Hitachi Ltd ゲートバルブおよびそれを用いた半導体製造装置

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