JPH0956137A - ハイブリッド型ステップモータ - Google Patents

ハイブリッド型ステップモータ

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Publication number
JPH0956137A
JPH0956137A JP20887995A JP20887995A JPH0956137A JP H0956137 A JPH0956137 A JP H0956137A JP 20887995 A JP20887995 A JP 20887995A JP 20887995 A JP20887995 A JP 20887995A JP H0956137 A JPH0956137 A JP H0956137A
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JP
Japan
Prior art keywords
stator
rotor
coil
receiving grooves
teeth
Prior art date
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Pending
Application number
JP20887995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Sugiura
恒雄 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
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Priority to EP95309342A priority patent/EP0758814A1/en
Priority to TW85114858A priority patent/TW310493B/zh
Publication of JPH0956137A publication Critical patent/JPH0956137A/ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成では、ステータヨークの各歯に巻
回されたコイルがステータケースの内側に任意し、か
つ、各歯にコイル巻きを行うため、コイル巻は極めて困
難であった。 【解決手段】 本発明によるハイブリッド型ステップモ
ータは、固定軸(1)に設けられた1対のステータヨーク
(9,10)の外周にコイル(22,23)を巻回、又は、ステータ
ヨーク(6,6A)の内周にコイル(22,23)を設けていること
により、コイル(22,23)の形成が容易で従来よりも大幅
な実装密度の向上及びコストダウンができる構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド型ス
テップモータに関し、特に、コイルの巻回及び装着を容
易化し、コイル実装密度を向上させて高効率で安価な構
成を得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のハイブリ
ッド型ステップモータとしては、図7で示されるよう
に、ケーシング4の両端に設けられた1対の軸受2,3
には回転軸1が回転自在に設けられている。このステー
タケース4の内面4aには全体形状が輪状をなしステー
タコイル5を有するステータヨーク6が設けられ、この
ステータヨーク6の内面には複数のステータ歯7が円周
状に所定間隔で形成されている。前記各軸受2,3間に
はマグネット板8を介して互いに軸方向に並設した輪状
の第1、第2ロータヨーク9,10が一体状に設けられ
ており、この各ロータヨーク9,10の周面には複数の
ロータ歯9a,10aが形成されていると共に、各ロー
タヨーク9,10は互いに異なる極性にて構成されてい
る。従って、ステータコイル5に図示しない駆動回路を
介して駆動パルスを供給することによりロータヨーク
9,10のステップ回転を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のハイブリッド型
ステップモータは、以上のように構成されていたため、
次のような課題が存在していた。すなわち、前述のよう
なマグネット板を各ロータヨークで挟持した構成のハイ
ブリッド構造のステップモータの場合、ステータヨーク
の各歯に巻回されたステータコイルがケーシングの内側
に位置しているため、各歯に対するコイル巻が難しく、
また、コイル巻きの密度を向上させることが困難であっ
た。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、コイルの巻回及び装着を容
易化し、コイル実装密度を向上させて高効率で安価なハ
イブリッド型ステップモータを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるハイブリッ
ド型ステップモータは、固定軸に互いに離間して設けら
れた1対の軸受と、前記各軸受を介して回転自在に設け
られたロータケースと、前記ロータケースの内面に設け
られ複数のロータ歯を有する輪状ロータヨークと、前記
固定軸にマグネット板を介して軸方向に並設された第
1、第2ステータヨークと、前記各ステータヨークの外
周に形成された複数のステータ歯と、前記各ステータヨ
ークの軸方向における中央位置でかつ外周位置に形成さ
れた第1、第2コイル受溝と、前記各コイル受溝に設け
られた第1、第2コイルとを備え、前記各ステータヨー
クは互いに異なる極性を有する構成である。
【0006】本発明によるハイブリッド型ステップモー
タは、ケーシングの両端に設けられた1対の軸受と、前
記各軸受を介して回転自在に設けられた回転軸と、前記
ケーシングの内面の軸方向に輪状マグネット板を介して
並設された第1、第2輪状ステータヨークと、前記各輪
状ステータヨークの内面に形成された複数のステータ歯
と、前記各ステータヨークの軸方向における中央位置で
かつ内周位置に形成された第1、第2コイル受溝と、前
記各コイル受溝に設けられた第1、第2コイルと、前記
回転軸に設けられ前記各ステータヨークに対応して位置
し前記回転軸に設けられたロータヨークと、前記ロータ
ヨークの外周に設けられた複数のロータ歯とを備えた構
成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるハ
イブリッド型ステップモータの好適な実施例について詳
細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同
一符号を用いて説明する。図1はアウタロータ構成のハ
イブリッド型ステップモータを示すもので、符号1で示
されるものは非磁性材よりなる固定軸であり、この固定
軸1に互いに離間して設けられた1対の軸受2,3に
は、全体形状がほぼ輪状をなすロータケース4が回転自
在に設けられている。このロータケース4の内面には、
輪状をなすと共に複数のロータ歯7を有するロータヨー
ク6が設けられている。
【0008】前記固定軸1上にマグネット板8を介して
軸方向に並設した輪状の第1、第2ステータヨーク9,
10は、このマグネット板8を挟んだ状態で一体状に構
成されており、各ステータヨーク9,10の軸方向にお
ける中央位置でかつ外周位置には第1、第2コイル受溝
20a,21aが各々形成されている。前記各コイル受
溝20a,21aにはボビン状に巻回された第1コイル
22及び第2コイル23が設けられている(なお、この
各コイル22,23は巻線機により自動巻線されてい
る)。前記第1ステータヨーク9の外周にはこの第1コ
イル22を挟持するように第1、第2N極N1、N2が
形成され、前記第2ステータヨーク10の外周にはこの
第2コイル23を挟持するように第1、第2S極S1、
S2が形成され、各極N1、N2、S1、S2は前記ロ
ータ歯7に対応すると共に、この各極N1、N2、S
1、S2の外周には前記ロータ歯7のピッチと同一ピッ
チの複数のステータ歯9a,10aが形成されている。
前記各極N1とN2は、図5の動作図にも示すように、
1/2ピッチ、S1とS2も1/2ピッチずれた状態で
各ステータ歯9a,10aが形成され、N極N1、N2
とS極S1、S2の各ステータ歯9aと10aは1/4
ピッチずれる関係に形成されている。
【0009】次に、動作について述べる。図3はマグネ
ット板8が形成する磁束の流れを示すと共に、図4は第
1コイル22及び第2コイル23が作る磁束を示し、こ
の磁束の流れの向きは各コイル22,23に流れる電流
の向きによる。図5はマグネット板8を介して設けられ
た第1、第2コイル22,23に対して図示しない駆動
回路からAとBで示す方向の電流を流すと、周知の磁気
作用により、ロータヨーク6は状態0から状態Iのよう
に回転し、続いて各コイル22,23に対して前記駆動
回路から前記A、Bの方向とは逆向きのAバーとBバー
で示す方向の向きに電流を流すことにより、状態II及び
状態IIIで示すようにロータヨーク6が回転し、その後
は前述の状態0の位置となり、各ロータ歯7の1ピッチ
分だけステップ回転することができる。
【0010】また、図6で示す構成は従来使用されてい
た図7で示すインナーロータ構成のハイブリッド型ステ
ップモータを本発明の構成のように適用してインナーロ
ータのハイブリッド型ステップモータを構成した場合の
例を示すもので、非磁性材からなるステータケース10
4の内面に輪状マグネット板30を介して1対の第1、
第2輪状ステータヨーク106,106Aが軸方向に互
いに一体状に配設されており、各ステータヨーク10
6,106Aは互いに異なる極性となるように構成され
ている。前記各ステータヨーク106,106Aの各コ
イル受溝20a,21aにはボビン状の第1、第2コイ
ル22,23が設けられており、磁性材からなる回転軸
100上には、前記各ステータヨーク106,106A
に対応するロータヨーク109が設けられ、このロータ
ヨーク109の外周には複数のロータ歯109aが形成
されている。従って、図6の構成は図1と逆のインナロ
ータ型で構成されているもので、そのステップ駆動状態
は前述の図3から図5で示す動作と同じ原理でステップ
回転が行われる。なお、前述の各コイル22,23は周
知のバイポーラ巻の場合を前提として述べたが、周知の
ユニポーラ巻とした場合も同様の作用を得ることができ
る。また、前述は1相励磁としたが、2相励磁又は1−
2相励磁により駆動できる。また、前述の各歯7,9
a,10a,107,109aのピッチずれについて
は、相対的なものであり、何れの側をずらせた場合も前
述と同じ動作を得ることができるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明によるハイブリッド型ステップモ
ータは、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、図1で示す構成の
場合、ステータヨークの外周にコイルを設けることがで
きるため、巻線作業が極めて容易で、この種のハイブリ
ッド型のアウタロータ型ステップモータのコストを大幅
に引下げることができる。また、図6の構成において
も、ボビン状に形成したコイルをステータヨークの内側
から挿入することができ、従来よりも組立コストを大幅
に下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイブリッド型ステップモータを
示す断面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】マグネット板が作る磁束の流れを示す説明図で
ある。
【図4】コイルが作る磁束の流れを示す説明図である。
【図5】マグネット板と各コイルに電流を流した場合の
合成磁束とロータヨークのステップ回転を示す説明図で
ある。
【図6】図1の他例を示す断面図である。
【図7】従来の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 固定軸 2,3 軸受 4 ロータケース 6,6A 輪状ロータヨーク 7,7a ロータ歯 8 マグネット板 9,10 ステータヨーク 9a,10a ステータ歯 20a,21a コイル受溝 22,23 コイル 30 輪状マグネット板 100 回転軸 104 ケーシング 106,106A 輪状ステータヨーク 107,107a ステータ歯 109 ロータヨーク 109a ロータ歯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸(1)に互いに離間して設けられた
    1対の軸受(2,3)と、前記各軸受(2,3)を介して回転自在
    に設けられたロータケース(4)と、前記ロータケース(4)
    の内面に設けられ複数のロータ歯(7)を有する輪状ロー
    タヨーク(6)と、前記固定軸(1)にマグネット板(8)を介
    して軸方向に並設された第1、第2ステータヨーク(9,1
    0)と、前記各ステータヨーク(9,10)の外周に形成された
    複数のステータ歯(9a,10a)と、前記各ステータヨーク
    (9,10)の軸方向における中央位置でかつ外周位置に形成
    された第1、第2コイル受溝(20a,21a)と、前記各コイ
    ル受溝(20a,21a)に設けられた第1、第2コイル(22,23)
    とを備え、前記各ステータヨーク(9,10)は互いに異なる
    極性を構成することを特徴とするハイブリッド型ステッ
    プモータ。
  2. 【請求項2】 ケーシング(104)の両端に設けられた1
    対の軸受(2,3)と、前記各軸受(2,3)を介して回転自在に
    設けられた回転軸(100)と、前記ケーシング(104)の内面
    の軸方向に輪状マグネット板(30)を介して並設された第
    1、第2輪状ステータヨーク(106,106A)と、前記各輪状
    ステータヨーク(106,106A)の内面に形成された複数のス
    テータ歯(107,107a)と、前記各ステータヨーク(106,106
    A)の軸方向における中央位置でかつ内周位置に形成され
    た第1、第2コイル受溝(20a,21a)と、前記各コイル受
    溝(20a,21a)に設けられた第1、第2コイル(22,23)と、
    前記回転軸(100)に設けられ前記各ステータヨーク(106,
    106A)に対応して位置し前記回転軸(100)に設けられたロ
    ータヨーク(109)と、前記ロータヨーク(109)の外周に設
    けられた複数のロータ歯(109a)とを備えたことを特徴と
    するハイブリッド型ステップモータ。
JP20887995A 1995-08-16 1995-08-16 ハイブリッド型ステップモータ Pending JPH0956137A (ja)

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JP20887995A JPH0956137A (ja) 1995-08-16 1995-08-16 ハイブリッド型ステップモータ
EP95309342A EP0758814A1 (en) 1995-08-16 1995-12-21 Hybrid stepping motor
TW85114858A TW310493B (ja) 1995-08-16 1996-12-02

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JP20887995A JPH0956137A (ja) 1995-08-16 1995-08-16 ハイブリッド型ステップモータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7339292B2 (en) 2003-09-22 2008-03-04 Japan Servo Co., Ltd Motor having shifted teeth of pressed powder construction

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7339292B2 (en) 2003-09-22 2008-03-04 Japan Servo Co., Ltd Motor having shifted teeth of pressed powder construction
US7385321B2 (en) 2003-09-22 2008-06-10 Japan Servo Co., Ltd. Motor having shifted teeth of pressed powder construction

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