JP3138651B2 - ハイブリッド型ステップモータを用いたインデックス装置 - Google Patents

ハイブリッド型ステップモータを用いたインデックス装置

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JP3138651B2
JP3138651B2 JP09019188A JP1918897A JP3138651B2 JP 3138651 B2 JP3138651 B2 JP 3138651B2 JP 09019188 A JP09019188 A JP 09019188A JP 1918897 A JP1918897 A JP 1918897A JP 3138651 B2 JP3138651 B2 JP 3138651B2
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恒雄 杉浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド型ス
テップモータを用いたインデックス装置に関し、特に、
コイルの巻回及び装着を容易化し、コイル実装密度を向
上させて高効率で安価な構成を得ると共に、減速ギヤを
用いることなくダイレクトドライブを可能として省スペ
ースを可能とするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のインデッ
クス装置に用いられていたハイブリッド型ステップモー
タとしては、図12で示されるように、ケーシング4の
両端に設けられた1対の軸受2,3には回転軸1が回転
自在に設けられている。このステータケース4の内面4
aには全体形状が輪状をなしステータコイル5を有する
ステータヨーク6が設けられ、このステータヨーク6の
内面には複数のステータ歯7が円周状に所定間隔で形成
されている。前記各軸受2,3間にはマグネット板8を
介して互いに軸方向に並設した輪状の第1、第2ロータ
ヨーク9,10が一体状に設けられており、この各ロー
タヨーク9,10の周面には複数のロータ歯9a,10
aが形成されていると共に、各ロータヨーク9,10は
互いに異なる極性にて構成されている。従って、ステー
タコイル5に図示しない駆動回路を介して駆動パルスを
供給することによりロータヨーク9,10のステップ回
転を得ることができる。また、モータによってインデッ
クステーブルを直接駆動する構成としては、図示してい
ないが、モータとインデックステーブルとの間に減速機
を設けるか、又は、減速機を用いることなく直接インデ
ックステーブルを駆動する構成も採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のハイブリッド型
ステップモータを用いたインデックス装置は、以上のよ
うに構成されていたため、次のような課題が存在してい
た。すなわち、前述のようなマグネット板を各ロータヨ
ークで挟持した構成のハイブリッド構造のステップモー
タの場合、ステータヨークの各歯に巻回されたステータ
コイルがケーシングの内側に位置しているため、各歯に
対するコイル巻が難しく、また、コイル巻きの密度を向
上させることが困難であった。また、トルク/電流特性
も十分ではなかった。また、トルクが十分でないため
に、減速機を介在させざるを得ず、大型化でかつ電力消
費が大となっていた。また、減速機を用いない構成もあ
るが、トルクが小さく、超小型インデックス装置しか適
用が困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、コイルの巻回及び装着を容
易化し、コイル実装密度を向上させて高効率で安価とす
ると共に、減速ギヤを用いることなくダイレクトドライ
ブを可能とするハイブリッド型ステップモータを用いた
インデックス装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるハイブリッ
ド型ステップモータを用いたインデックス装置は、中空
又は柱状の固定軸に互いに離間して設けられた1対の軸
受と、前記各軸受を介して回転自在に設けられたロータ
ケースと、前記ロータケースに設けられ複数のロータ歯
を有する輪状ロータヨークと、前記固定軸にマグネツト
筒体を介して軸方向に並設されたn個のステータヨーク
からなるステータヨーク体と、前記各ステータヨークの
外周に形成された複数のステータ歯と、前記各ステータ
ヨークの軸方向における中央位置でかつ外周位置に形成
されたn個のコイル受溝と、前記各コイル受溝に設けら
れたn個のコイルと、前記ステータヨーク体の両端の補
助マグネット筒体を介して前記固定軸に設けられた1対
の補助磁性筒体と、を備え、前記各ステータヨークは互
いに異なる極性を交互に構成すると共に、前記補助マグ
ネット筒体からの磁束が前記補助磁性筒体を通るように
したアウタロータ型よりなると共に、前記ロータケース
にはインデックステーブルが設けられている構成であ
る。
【0006】さらに詳細には、前記ステータヨークは3
個よりなり、三相駆動されるようにした構成である。
【0007】さらに詳細には、前記ステータヨークは2
個よりなり、二相駆動されるようにした構成である。
【0008】また、ケーシングの両端に設けられた1対
の軸受と、前記各軸受を介して回転自在に設けられた回
転軸と、前記ケーシングの内面の軸方向に輪状マグネツ
ト板を介して並設されたn個の輪状ステータヨークから
なるステータヨーク体と、前記各輪状ステータヨークの
内面に形成された複数のステータ歯と、前記ステータヨ
ーク体の両端に補助マグネット板を介して前記ケーシン
グに設けられた1対の補助磁性板と、前記各輪状ステー
タヨークの軸方向における中央位置でかつ内周位置に形
成されたn個のコイル受溝と、前記各コイル受溝に設け
られたn個のコイルと、前記回転軸に設けられ前記各ス
テータヨークに対応して位置し前記回転軸に設けられた
ロータヨークと、前記ロータヨークの外周に設けられた
複数のロータ歯とを備え、前記補助マグネット板からの
磁束が前記補助磁性板を通るようにしたインナロータ型
よりなると共に、前記回転軸にインデックステーブルが
設けられている構成である。
【0009】また、ケーシングの両端に設けられた1対
の軸受と、前記各軸受を介して回転自在に設けられた回
転軸と、前記ケーシングの内面の軸方向に輪状マグネツ
ト筒体を介して並設されたn個の輪状ステータヨークか
らなるステータヨーク体と、前記各輪状ステータヨーク
の内面に形成された複数のステータ歯と、前記ステータ
ヨーク体の両端に補助マグネット筒体を介して前記ケー
シングに設けられた1対の補助磁性板と、前記各輪状ス
テータヨークの軸方向における中央位置でかつ内周位置
に形成されたn個のコイル受溝と、前記各コイル受溝に
設けられたn個のコイルと、前記回転軸に設けられ前記
各ステータヨークに対応して位置し前記回転軸に設けら
れたロータヨークと、前記ロータヨークの外周に設けら
れた複数のロータ歯とを備え、前記補助マグネット筒体
からの磁束が前記補助磁性筒体を通るようにしたインナ
ロータ型よりなると共に、前記回転軸にインデックステ
ーブルが設けられている構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるハ
イブリッド型ステップモータを用いたインデックス装置
の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明す
る。図1はアウタロータ構成のハイブリッド型ステップ
モータを用いたインデックス装置の要部を示すもので、
符号1で示されるものは固定軸であり、この固定軸1に
互いに離間して設けられた1対の軸受2,3には、前蓋
4a、後蓋4b及び筒状のロータヨーク6からなるロー
タケース4が回転自在に設けられている。このロータケ
ース4のロータヨーク6の内面には、複数のロータ歯7
が設けられている。このロータケース4の外端には前記
インデックステーブル200が設けられている。
【0011】図1において、前記固定軸1の固定軸保持
体1Aの固定軸ヨーク1B上には筒状をなす各マグネッ
ト筒体8Eを介して軸方向に並設した輪状の第1、第
2、第3ステータヨーク9,10,11が設けられてお
り、このマグネット筒体8Eを径方向において挟んだ状
態で一体状に構成されており、各ステータヨーク9,1
0,11の軸方向における中央位置でかつ外周位置には
第1、第2、第3コイル受溝20u,20v,20wが
各々形成されている。前記各ステータヨーク9〜11に
よりステータヨーク体100を構成し、このステータヨ
ーク体100の両端には前記マグネット筒体8の両側に
設けた補助マグネット筒体101,102を介して第
1、第2補助磁性筒体103,104が固定軸1と一体
に固定されている。前記各コイル受溝20u,20v,
20wにはボビン状に巻回されたU相の第1コイル22
及びV相の第2コイル23及びW相の第3コイル24が
設けられている(なお、この各コイル22,23,24
は巻線機により外周側から予め自動巻線されている)。
前記第1ステータヨーク9の外周にはこの第1コイル2
2を挟持するように第1、第2N極N1、N2が形成さ
れ、前記第2ステータヨーク10の外周にはこの第2コ
イル23を挟持するように第1、第2S極S1、S2が
形成され、第3ステータヨーク11の外周にはこの第3
コイル24を挟持するように第3、第4N極N3、N4
が形成され、各極N1、N2、S1、S2、N3、N4
は前記ロータ歯7に対応すると共に、この各極N1、N
2、S1、S2、N3、N4の外周には前記ロータ歯7
のピッチと同一ピッチの複数のステータ歯9a,10
a,11aが形成されている。前記各極N1とN2は、
図22の動作図にも示すように、1/2ピッチ(1
π)、S1とS2及びN3とN4も1/2ピッチ(1
π)ずれた状態で各ステータ歯9a,10a,11aが
形成され、N極N1、N2とS極S1、S2及びN3、
N4の各ステータ歯9aと10a,11aは1/6ピッ
チ(π/3)(1/2nピッチ、n;相数)ずれる関係
に形成されている。なお、各補助磁性板103,104
は磁束通路を形成するのみのものである。
【0012】次に、動作について述べる。図2はマグネ
ット筒体8E及び補助マグネット筒体101,102が
形成する磁束の流れを示すと共に各補助磁性板103,
104によって磁束の流れが等分される事を示す。も
し、ここで補助マグネット筒体101,102及び補助
磁性筒体103,104が無い場合、2つのマグネット
筒体8Eが作る磁束は中央のV相のステータヨーク10
に集まり、その両側にU相、W相より強く(2倍)なり
各相の強さが不均一となり、その結果、モータとして成
立たなくなることから補助マグネット筒体101,10
2及び補助磁性筒体103,104の機能は重要で、こ
れにより磁路が追加して形成されかつ各相における磁束
の均一性が得られる。図3はU,V,W相の各コイル2
2,23,24が作る磁束を示し、この磁束の流れの向
きは各コイル22,23,24に流れる電流の向きによ
る。図4は各コイル22,23,24に具体的に通電す
る状態を示しており、(A)は駆動電流Iの強さを変え
ずにオンオフした場合のステップ駆動を示している。
(B)は徐々に電流Iの強さを変えて周知のマイクロス
テップ駆動又はサイン波駆動とした場合を示している。
いずれも1サイクル分を6ケの状態に分けて(状態1か
ら状態6)次の図5との関係を表している。次に、図5
は図4における(A)のステップ駆動又は(B)のマイ
クロステッブ又はサイン波駆動した場合の前述の各ステ
ップ駆動状態1〜状態6における電流とマグネット筒体
8Eと補助マグネット筒体101,102が作る周知の
磁束の合成状態を示す。
【0013】また、この場合も、本発明による各補助磁
性筒体103,104及び補助マグネット筒体101,
102が全体の磁束の合成分布に有効かつ規則的に働い
ていることを示している。次に、図6は前述の図5に対
応して各ステータ歯9a,10a,11aとロータ歯7
との重なり具合を示し、前述の各状態1から状態6にお
いて規則的にその場所が移動していく変化状態を示して
おり、ロータ歯7が順に回動していく様子を示してい
る。この様に3相モータはステータヨーク体100の両
側に設けた補助磁性筒体103,104及び補助マグネ
ット筒体101,102によって初めてモータとしての
機能が達成されるものである。次に、図7は前述の図1
で示す構成を2相構成に適用した場合を示す。ステータ
ヨーク9,10におけるA1とA2、及びB1とB2は
それぞれ1/2ピッチ歯ずれており、ステータヨーク
9,10であるA相とB相は1/2n,n;2相すなわ
ち1/4ピッチずれている。2相の場合は必ずしも補助
マグネット筒体101,102及び補助磁性筒体10
3,104が無くてもモータとしては成り立つ。しかし
本発明の図7に示すようにこれらを用いた方がステータ
ヨーク9及び10が補助マグネット筒体101,102
により、両側から均等に強く励磁され、より強い出力ト
ルクが得られると共に、トルク発生ムラも抑えられる。
【0014】図8は5相として適用した場合を示し、同
一のU,V,W,X,Y相の極U1とU2、V1とV
2、W1とW2、X1とX2、Y1とY2は1/2ピッ
チづつずれており各相間(n=5)1/2n=1/10
ピッチずれている。このように図1から上記図8迄の構
成で示す通り奇数相、偶数相モータにかかわらず、2
相、3相から任意のn相迄実現することができる。図9
は図7の2相構成モータを2ケ直列に接続しカスケード
結合(M1とM2)した状態を示している。すなわち、
図9のM1とM2は図7のステータヨーク体100を2
個用いて各ステータヨーク体100にマグネット筒体8
を設け、他の補助マグネット筒体101,102、補助
磁性筒体103,104は図7と同様に両端に設けてい
る。従って、このステータヨーク体100を複数である
N個設けることにより任意の数のN個のステータヨーク
体100を有する形式のカスケード結合したアウタロー
タ型及びインナロータ型(図示せず)のハイブリッドス
テップモータを得ることができる。この場合も単にM1
部とM2部を2ケ独立に同軸上に構成した場合とは異な
りM1とM2間に磁路が構成され、補助マグネット筒体
101,102と補助磁性筒体103,104が図1の
構成と同様に効果的に作用している。また、図7の2相
に関して図9を示したが、同様に図1、図8にも適用で
きる事は明白である。一般に、n相モータ部をN個カス
ケード結合し、より大きな必要トルクを得ることができ
る。
【0015】なお、前述の実施の形態において、ロータ
ヨーク又はステータヨークの一部又は全部を周知の積層
型ではなく、ムクの非積層構成とした場合は、軸方向の
磁気抵抗を小さくし、通電時のディテントトルクを小さ
くし、通電時のトルク/電流特性を向上させることがで
きる。また、各ロータ歯間又はステータ歯間の一部又は
全てに磁石を設けることにより、ロータとステータ間の
磁束の漏れをなくし、トルクアップを計ることができ
る。なお、インデックステーブル200を取付ける相手
としては、ロータケース、ロータヨークの何れも可であ
る。
【0016】また、図10で示す構成は、インナロータ
型の構成で、非磁性材からなるステータケース300の
内面にそれぞれ輪状マグネット板8を介して軸方向に並
置した輪状の第1、第2、第3輪状ステータヨーク10
6,107,108が軸方向に互いに一体状に配設され
て3相のステータヨーク体100に構成されており、各
ステータヨーク106,107,108は互いに異なる
極性となるように構成されている。さらに、このステー
タヨーク体100の両側に補助マグネット101,10
2及び補助磁性板103,104が設けられ、両端部で
磁気回路を形成している。前記各輪状ステータヨーク1
06,107,108の各コイル受溝20u,20v,
20wにはボビン状の第1、第2及び第3コイル22,
23,24が各々設けられており、磁性材からなる回転
軸200上には、前記3組の各ステータヨーク106,
107,108に対応するロータヨーク109が設けら
れ、このロータヨーク109の外周には複数のロータ歯
109aが形成されている。また、図11は図10のマ
グネットを筒状のマグネット8Eとした場合を述べてお
り、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。なお、前述の各実施の形態において回転軸又は固定
軸は、柱状又は中空状に構成されているが、何れの場合
も構成することができることは述べるまでもないことで
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明によるハイブリッド型ステップモ
ータを用いたインデックス装置は、以上のように構成さ
れているため、次のような効果を得ることができる。す
なわち、図1等で示すアウタロータの構成の場合、ステ
ータヨークの外周にコイルを設けることができるため、
巻線作業が極めて容易で、この種のハイブリッド型のア
ウタロータ型ステップモータのコストを大幅に引下げる
ことができる。また、インナロータの構成においても、
ボビン状に形成したコイルをステータヨークの内側から
挿入することができ、従来よりも組立コストを大幅に下
げることができると共に、コイル密度を向上させ、トル
クアップによりインデックステーブルをダイレクト駆動
できる。さらに、モータの両端に磁束通路としての補助
マグネット筒体を設けているためマグネット筒体の両側
に磁極を形成することができ、大きいトルクを容易に得
ることができ、必要に応じてn相のステップモータを用
いたダイレクトドライブ型のインデックス装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインデックス装置を示す半断面図
である。
【図2】図1の各マグネット板が作る磁束の流れを示す
説明図である。
【図3】図1のコイルが作る磁束の流れ示す説明図であ
る。
【図4】図1のステップモータの駆動を示す説明図であ
る。
【図5】図1のステップモータのステップ駆動を示す状
態図である。
【図6】図1のステップモータのステップ駆動を示す状
態図である。
【図7】図1の2相型を示す半断面図である。
【図8】図1の5相型を示す半断面図である。
【図9】図7の2相型を2個直列接続した半断面図であ
る。
【図10】本発明の他の形態を示す構成図である。
【図11】図10の他例を示す構成図である。
【図12】従来のステップモータを示す構成図である。
【符号の説明】
1 固定軸 1A 空隙 2,3 軸受 4 ロータケース 6 輪状ロータヨーク 7,109a ロータ歯 8 輪状マグネット板 8E マグネット筒体 9,10,11,106,107,108,106A
ステータヨーク 9a,10a,11a ステータ歯 20u,20v,20w,20a,21a コイル受
溝 22,23,24 コイル 100 ステータヨーク体 101,102 補助マグネット板 103,104 補助磁性板 109 ロータヨーク 200 インデックステーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−70958(JP,A) 特開 昭53−70313(JP,A) 特開 昭54−84207(JP,A) 実開 昭60−34774(JP,U) 実開 昭59−44181(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/04 H02K 37/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空又は柱状の固定軸(1)に互いに離間
    して設けられた1対の軸受(2,3)と、前記各軸受(2,3)を
    介して回転自在に設けられたロータケース(4)と、前記
    ロータケース(4)に設けられ複数のロータ歯(7)を有する
    輪状ロータヨーク(6)と、前記固定軸(1)にマグネツト筒
    体(8E)を介して軸方向に並設されたn個のステータヨー
    ク(9,10,11)からなるステータヨーク体(100)と、前記各
    ステータヨーク(9,10,11)の外周に形成された複数のス
    テータ歯(9a,10a,11a)と、前記各ステータヨーク(9,10,
    11)の軸方向における中央位置でかつ外周位置に形成さ
    れたn個のコイル受溝(20u,20v,20w)と、前記各コイル
    受溝(20u,20v,20w)に設けられたn個のコイル(22,23,2
    4)と、前記ステータヨーク体(100)の両端の補助マグネ
    ット筒体(101,102)を介して前記固定軸(1)に設けられた
    1対の補助磁性筒体(103,104)と、を備え、前記各ステ
    ータヨーク(9,10,11)は互いに異なる極性を交互に構成
    すると共に、前記補助マグネット筒体(101,102)からの
    磁束が前記補助磁性筒体(103,104)を通るようにしたア
    ウタロータ型よりなると共に、前記ロータケース(4)に
    はインデックステーブル(200)が設けられていることを
    特徴とするハイブリッド型ステップモータを用いたイン
    デックス装置。
  2. 【請求項2】 前記ステータヨーク(9,10,11)は3個よ
    りなり、三相駆動されるように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のハイブリッド型ステップモータを用い
    たインデックス装置。
  3. 【請求項3】 前記ステータヨーク(9,10)は2個よりな
    り、二相駆動されるように構成したことを特徴とする請
    求項1記載のハイブリッド型ステップモータを用いたイ
    ンデックス装置。
  4. 【請求項4】 ケーシング(300)の両端に設けられた1
    対の軸受(2,3)と、前記各軸受(2,3)を介して回転自在に
    設けられた回転軸(200A)と、前記ケーシング(300)の内
    面の軸方向に輪状マグネツト板(8)を介して並設された
    n個の輪状ステータヨーク(106,107,108)からなるステ
    ータヨーク体(100)と、前記各輪状ステータヨーク(106,
    107,108)の内面に形成された複数のステータ歯(106a,10
    7a,108a)と、前記ステータヨーク体(100)の両端に補助
    マグネット板(101,102)を介して前記ケーシング(300)に
    設けられた1対の補助磁性板(103,104)と、前記各輪状
    ステータヨーク(106,107,108)の軸方向における中央位
    置でかつ内周位置に形成されたn個のコイル受溝(20u,2
    0v,20w)と、前記各コイル受溝(20u,20v,20w)に設けられ
    たn個のコイル(22,23,24)と、前記回転軸(200A)に設け
    られ前記各ステータヨーク(106,107,108)に対応して位
    置し前記回転軸(200A)に設けられたロータヨーク(109)
    と、前記ロータヨーク(109)の外周に設けられた複数の
    ロータ歯(109a)とを備え、前記補助マグネット板(101,1
    02)からの磁束が前記補助磁性板(103,104)を通るように
    したインナロータ型よりなると共に、前記回転軸(200A)
    にインデックステーブル(200)が設けられていることを
    特徴とするハイブリッド型ステップモータを用いたイン
    デックス装置。
  5. 【請求項5】 ケーシング(300)の両端に設けられた1
    対の軸受(2,3)と、前記各軸受(2,3)を介して回転自在に
    設けられた回転軸(200A)と、前記ケーシング(300)の内
    面の軸方向に輪状マグネツト筒体(8E)を介して並設され
    たn個の輪状ステータヨーク(106,107,108)からなるス
    テータヨーク体(100)と、前記各輪状ステータヨーク(10
    6,107,108)の内面に形成された複数のステータ歯(106a,
    107a,108a)と、前記ステータヨーク体(100)の両端に補
    助マグネット筒体(101,102)を介して前記ケーシング(30
    0)に設けられた1対の補助磁性板(103,104)と、前記各
    輪状ステータヨーク(106,107,108)の軸方向における中
    央位置でかつ内周位置に形成されたn個のコイル受溝(2
    0u,20v,20w)と、前記各コイル受溝(20u,20v,20w)に設け
    られたn個のコイル(22,23,24)と、前記回転軸(200A)に
    設けられ前記各ステータヨーク(106,107,108)に対応し
    て位置し前記回転軸(200A)に設けられたロータヨーク(1
    09)と、前記ロータヨーク(109)の外周に設けられた複数
    のロータ歯(109a)とを備え、前記補助マグネット筒体(1
    01,102)からの磁束が前記補助磁性筒体(103,104)を通る
    ようにしたインナロータ型よりなると共に、前記回転軸
    (200A)にインデックステーブル(200)が設けられている
    ことを特徴とするハイブリッド型ステップモータを用い
    たインデックス装置。
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