JPH0683561B2 - ステツプモ−タ - Google Patents

ステツプモ−タ

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JPH0683561B2
JPH0683561B2 JP3123886A JP3123886A JPH0683561B2 JP H0683561 B2 JPH0683561 B2 JP H0683561B2 JP 3123886 A JP3123886 A JP 3123886A JP 3123886 A JP3123886 A JP 3123886A JP H0683561 B2 JPH0683561 B2 JP H0683561B2
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JP
Japan
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pair
permanent magnets
teeth
magnetic
magnetic poles
Prior art date
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Application number
JP3123886A
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JPS62189965A (ja
Inventor
克也 稲本
靖一 永田
康夫 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、ステップモータに関するものである。
〔背景技術〕
第7図ないし第12図に従来例を示す。すなわち、このス
テップモータは、軸方向に着磁された複数の磁極N,Sが
周方向に交互に異磁極となるように形成された円板形の
永久磁石50を有するロータ51と、前記永久磁石50の前記
軸方向の両側に配置されてそれぞれ外向き放射状に突出
する内歯52とこの内歯52の外周側より内向き突起状に突
出する外歯53とが前記永久磁石50の周方向の同磁極N間
を1電気角として相互にπずれるように略同一面状に相
対向してなりかつ前記永久磁石50の両側において相互に
前記電気角のπ/2周方向にずれた一対のステータ54,55
と、これらのステータ54,55の前記軸方向の互いに反対
側に配置されて前記各ステータ54,55を励磁する励磁コ
イル56,57とを備えている。58,59は各ステータ54,55の
ヨークを兼ねたハウジングである。
ところが、このステップモータは、各励磁コイル56,57
に第12図のように相互に位相がπ/2ずれた印加電圧を加
えてステップ動作させ、たとえば励磁コイル56,57の切
換えのための第12図(a)で指定されるパルス列の部分
aの状態のように励磁コイル56,57に同時に電圧が印加
されている場合を例にとり、第11図のようにステータ54
の内歯52およびステータ55の外歯53が磁極Nに励磁さ
れ、ステータ54の外歯53およびステータ55の内歯52が磁
極Sに励磁されたとすると、これらによる磁束は第8図
および第11図に細線矢印で示すような磁気回路を流れ
る。すなわち、ステータ54の内歯52→永久磁石50の磁極
S→ステータ55の内歯52→ハウジング59→ステータ55の
外歯53→永久磁石50の磁極S→永久磁石50の磁極N→ス
テータ54の外歯53→ハウジング58→ステータ54の内歯52
となる。
このように、磁気回路は両ステータ54,55にまたがって
形成されるので磁路が長く、そのため磁気効率が悪く、
角度精度等の特性が悪くなっていた。また永久磁石50は
偏平であるため機械的強度が弱いという欠点があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、磁気効率,角度精度等の特性および
永久磁石の機械的強度を向上することができるステップ
モータを提供することである。
〔発明に開示〕
この発明のステップモータは、ロータ(4)と、一対の
ステータ(7,8)とを備えたステップモータであって、 ロータ(4)は、円板形の磁性体(3)を介して重ね合
わされた一対の円板形の永久磁石(1,2)を有し、永久
磁石(1,2)の各々は軸方向に着磁された複数の磁極が
周方向に交互に異磁極となるように形成され、一対の永
久磁石(1,2)の相互は軸方向に異磁極が対向し、 一対のステータ(7,8)の各々は、内周リング(14)と
外周リング(15)とを有する磁性薄板のステータ鉄心
と、励磁コイル(9,10)からなり、 ステータ鉄心は、内周リング(14)の外周に外向き放射
状に突出する内歯(5)と外周リング(15)の内周に内
向き放射状に突出する外歯(6)とが一体に形成され、
内歯(5)および外歯(6)がそれぞれ永久磁石(1,
2)の周方向の同磁極間を1電気角として相互にπずれ
るように配置され、 一対のステータ鉄心は、永久磁石(1,2)の軸方向の両
側に配置され、かつ永久磁石(1,2)の両側において相
互に前記電気角のπ/2周方向にずれた状態に位置決めさ
れたものである。
この発明の構成によれば、ロータは一対の永久磁石の間
に円板形の磁性体を介在して重ね合わせるようにしたた
め、各ステータの磁気回路の一部が磁性体により構成さ
れて各ステータ毎に分離されかつ磁路が短くなる。その
ため磁気効率,角度精度等の特性および永久磁石の機械
的強度を向上することができる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説
明する。すなわち、このステップモータは、ロータ4
と、一対のステータ7,8とを備えたステップモータであ
って、 ロータ4は、円板形の磁性体3を介して重ね合わされた
一対の円板形の永久磁石1,2を有し、永久磁石1,2の各々
は軸方向に着磁された複数の磁極が周方向に交互に異磁
極となるように形成され、一対の永久磁石1,2の相互は
軸方向に異磁極が対向し、 一対のステータ7,8の各々は、内周リング14と外周リン
グ15とを有する磁性薄板のステータ鉄心と、励磁コイル
9,10からなり、 ステータ鉄心は、内周リング14の外周に外向き放射状に
突出する内歯5と外周リング15の内周に内向き放射状に
突出する外歯6とが一体に形成され、内歯5および外歯
6がそれぞれ永久磁石1,2の周方向の同磁極間を1電気
角として相互にπずれるように配置され、 一対のステータ鉄心は、永久磁石1,2の軸方向の両側に
配置され、かつ永久磁石1,2の両側において相互に前記
電気角のπ/2周方向にずれた状態に位置決めされてい
る。
前記ロータ4は、回転軸11と、回転軸11に取付けられた
ブッシュ12と、このブッシュ12に取付けられた永久磁石
1,2および磁性体3とで構成されている。永久磁石1,2お
よび磁性体3の詳細は第4図に示されている。すなわ
ち、軸方向に着磁された複数の磁極N,Sは周方向に交互
に異磁極となるように等間隔に形成され、また永久磁石
1,2の相互は周方向の同磁極N間を1電気角すなわち2
πとして、電気角πずれており、そのため永久磁石1,2
の軸方向の両側には互いに異磁極が現れる。
前記ステータ7,8は、それぞれ内歯5と外歯6とが同一
の磁性薄板のステータ鉄心に打ち抜き加工等により一体
に形成されるもので、内歯5は内周リング14に支持さ
れ、外歯6は外周リング15に支持され、内歯5と外歯6
とは複数箇所すなわち実施例では4箇所の連接部13で連
結されている。内歯5および外歯6はそれぞれ永久磁石
1,2の周方向に表れる同磁極Nの磁極数と同じに等間隔
に形成されている。そして、外周リング15の周縁に一対
の位置決め突起16を形成している。
ハウジング17,18はヨークを兼ねるもので、それぞれ内
筒部19と外筒部20とを有し、中心に軸受け21を設けて、
各軸受け21にロータ4の回転軸11を軸受けしている。そ
して内筒部19の先端外周側および外筒部20の先端内周側
にそれぞれ周溝22,23を切欠形成し、各ステータ7,8の内
周リング14および外周リング15を係止するとともに外筒
部20の先端に形成した図示しない一対の位置決め切欠に
前記位置決め突起16を係合して周方向の回転を規制して
いる。一対のハウジング17,18をステータ7,8が相対向す
るように合わせて両者を接合するが、このときステータ
7,8の相互は内歯5および外歯6が周方向に電気角π/2
ずれるようにする。また一対のステータ7,8間に永久磁
石1,2が位置するように組立てる。なお、永久磁石1,2と
内歯5および外歯6との軸方向のギャップは内歯5と外
歯6の間の径方向のギャップよりも小さく設定されて漏
洩磁束を少なくしている。
前記励磁コイル9,10は絶縁体で形成されたコイル枠24に
巻装され、このコイル枠24がハウジング17,18の内筒部1
9と外筒部20との間に納められる。
このステップモータは、従来例について説明した第12図
と同じ関係で励磁コイル9,10に印加電圧が供給される。
その結果、公知の動作によりステップ動作が行われる
が、前記従来例の説明に対応して第12図のパルス列の状
態aにおける磁束の流れをみると、第6図の細線矢印の
ようになる。これは第8図および第11図と対比すると明
らかなように、磁性体3を磁束が流れるため、ステータ
7,8毎に磁路が分離独立していることがわかる。
この実施例によれば、ロータ4は一対の永久磁石1,2の
間に円板形の磁性体3を介在して重ね合わせるようにし
たため、永久磁石1,2の機械的強度を向上することがで
きる。また各ステータ7,8の磁気回路の一部が磁性体3
により構成されて各ステータ7,8毎に分離されるため磁
路が短くなり、そのため磁気効率および角度精度等の特
性を向上することができる。
〔発明の効果〕
この発明のステップモータによれば、ロータは一対の永
久磁石の間に円板形の磁性体を介在して重ね合わせるよ
うにしたため、各ステータの磁気回路の一部が磁性体に
より構成されて各ステータ毎に分離されかつ磁路が短く
なる。そのため磁気効率,角度精度等の特性および永久
磁石の機械的強度を向上することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の部分断面図、第2図は全
体の断面図、第3図はステータの一部省略平面図、第4
図はロータの永久磁石の積層状態を示す側面図、第5図
は励磁コイルの断面図、第6図は磁束の流れの状態を示
す説明図、第7図は従来例の断面図、第8図はその部分
拡大断面図、第9図は永久磁石の平面図、第10図はその
部分側面図、第11図は磁束の流れを示す説明図、第12図
は励磁コイルの印加電圧の波形図である。 1,2…永久磁石、3…磁性体、4…ロータ、5…内歯、
6…外歯、7,8…ステータ、9,10…励磁コイル、11…回
転軸、12…ブッシュ、13…連接部、14…内周リング、15
…外周リング、16…位置決め突起、17,18…ハウジン
グ、19…内筒部、20…外筒部、21…軸受け、22,23…周
溝、24…コイル枠、N,S…磁極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ(4)と、一対のステータ(7,8)
    とを備えたステップモータであって、 ロータ(4)は、円板形の磁性体(3)を介して重ね合
    わされた一対の円板形の永久磁石(1,2)を有し、永久
    磁石(1,2)の各々は軸方向に着磁された複数の磁極が
    周方向に交互に異磁極となるように形成され、一対の永
    久磁石(1,2)の相互は軸方向に異磁極が対向し、 一対のステータ(7,8)の各々は、内周リング(14)と
    外周リング(15)とを有する磁性薄板のステータ鉄心
    と、励磁コイル(9,10)からなり、 ステータ鉄心は、内周リング(14)の外周に外向き放射
    状に突出する内歯(5)と外周リング(15)の内周に内
    向き放射状に突出する外歯(6)とが一体に形成され、
    内歯(5)および外歯(6)がそれぞれ永久磁石(1,
    2)の周方向の同磁極間を1電気角として相互にπずれ
    るように配置され、 一対のステータ鉄心は、永久磁石(1,2)の軸方向の両
    側に配置され、かつ永久磁石(1,2)の両側において相
    互に前記電気角のπ/2周方向にずれた状態に位置決めさ
    れた ステップモータ。
JP3123886A 1986-02-14 1986-02-14 ステツプモ−タ Expired - Lifetime JPH0683561B2 (ja)

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US5358310A (en) * 1992-09-17 1994-10-25 Tachi-S. Co., Ltd. Seat belt device in an automotive seat
TW200539549A (en) * 2004-05-24 2005-12-01 Tomy Co Ltd A motor, a driving device and an effector

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