JPH06303750A - ブラシレスdcモータおよびその回転駆動方法 - Google Patents

ブラシレスdcモータおよびその回転駆動方法

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JPH06303750A
JPH06303750A JP21515892A JP21515892A JPH06303750A JP H06303750 A JPH06303750 A JP H06303750A JP 21515892 A JP21515892 A JP 21515892A JP 21515892 A JP21515892 A JP 21515892A JP H06303750 A JPH06303750 A JP H06303750A
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pole
tooth
teeth
rotation direction
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JP21515892A
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Inventor
Kinya Matsuzawa
欣也 松澤
Hiroshi Miyazawa
弘 宮澤
Norio Ito
紀夫 伊東
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成により自起動性の向上を図
り得るモータ構造及びモータの回転駆動方法を得るこ
と。 【構成】 ラジアルギャップタイプのブラシレスDCモ
ータにおいて、上下(左右)一対の極歯の一方を、他方
の極歯に対しその円周方向の間隔を小さく形成し、且
つ、当該一方の極歯の位置を、当該他方の極歯と極歯の
中間位置よりも回転子の回転方向側へ移行(シフト)さ
せたモータ構造、および、かようなモータ構造におい
て、前記永久磁石回転子および固定子間に生じるコギン
グトルクの発生トルク周波を大小のトルク波に形成し、
更に、コイル電流の切り換えを、前記コギングトルクの
複数の正のピークのうち絶対量の大きなピークの箇所又
はその近傍で行なうモータの回転駆動方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラジアルギャップタイプ
のブラシレスDCモータに関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来のラジアルギャップタイプの
ブラシレスDCモータは、図18に示すように、回転子
51が、カップ状のバックヨーク52と、このバックヨ
ーク内周面に貼着される環状の永久磁石53と、バック
ヨーク52の中心にブッシュ54により嵌着されたシャ
フト55とにより構成されている。尚、図中、56は、
ターンテーブルを示す。
【0003】ステータ57は、更に図19に示すよう
に、軟磁性金属板からなる第1および第2ステータヨー
ク58,59と、双方のステータヨーク58,59の間
に介設されるコイル部60とにより構成されている。双
方のステータヨーク58,59は、中央部から放射外方
に延在し直角に折曲された磁極片たる磁歯58a,59
aが形成され、中央部には磁歯58a,59aの折曲方
向に沿ってリング部61,62が一体的に形成されてい
る。尚、図においてモータは4極の場合を示している。
【0004】また、ステータ57の第1ステータヨーク
58と第2ステータヨーク59は、コイル部60を介設
して組付けられ、リング部61と他方のリング部62は
接合され、磁気的に結合して磁気回路が構成され、回転
子51の永久磁石53の周面と所定ギャップを保ち円周
方向に第1ステータヨーク58と第2ステータヨーク5
9の磁歯58aと磁歯59aが交互に配設される。
【0005】更に、ステータ57のリング部61内に
は、スリーブ63が装着され、スリーブ63内には軸受
64を介して回転子51のシャフト55が支承されてい
る。スリーブ63の下端部には、ベースプレート65が
嵌着されてステータ57が支持され、ベースプレート6
5には回路基板66が固設されている。尚、図中、67
はロータの磁極を検出するセンサーたるホール素子を示
している。
【0006】ところで、従来のブラシレスDCモータ
は、図20および図21(a)に示すように、一般に一
方の極歯Xxの極歯幅aと他方の極歯Yyの極歯幅bが
同一であり、しかも前記一方の極歯Xxから前記他方の
極歯Yyへの極歯ピッチcと、前記他方の極歯Yyから
前記一方の極歯Xxへの極歯ピッチdとが等ピッチに設
けられていた。つまり等極歯幅の極歯を等間隔で組み合
わせて構成していた。この場合のトルクカーブ(縦軸:
トルクT、横軸:機械角θ)をとってみると、図21
(b)において、実線で示すコギングトトルク(無励磁
状態下において磁石とステータヨークの吸引によるトル
ク)が回転子の1回転すなわち0点(不安定点:△印)
からA点(安定点:○印)を通って電気角で180度
(機械角で磁極1極分)のB点(不安定点:△印)に至
る軌跡中、A点から先は負のトルクが働いて回転子に戻
る力が生じ、また、逆方向に回転させれば正のトルクが
働いてA点への力が生じるものである。ホール素子の位
置をC点とすると、このC点で極性が切り換わり、点線
で示す発生トルク(通電時に発生するトルクであって、
コイル電流により発生する励磁トルクとコギングトルク
との和)がC点で図示のように落下して、図示斜線部に
負のトルクが生じ、B点を通って先へ進む。負のトルク
が生じると、デッドポイント(自起動不可能な点)が必
ず発生するものである。このデッドポイントは図示の場
合B点である。回転子は、モータが無負荷の場合は安定
点であるA点にて停止するが、外部から負荷がかかって
いる場合は常にA点で停止するとは限らないから、もし
B点で停止していると、通電してもモータは回転するこ
とができない。
【0007】一般にモータは、所謂アクチュエータとし
て用いられて、上述のように何等かの負荷が加わってお
り、回転子が所謂安定点にて常に停止するものとは限ら
ないため、デッドポイントを生じることとなり、そして
回転子がこのデッドポイントに位置すると、ほとんどの
場合モータを使用することができないといった不都合を
生じる。
【0008】ところで、自起動性の向上を図り得る技術
としては、一般的に永久磁石回転子の静止安定点位置を
励磁トルク零の位置よりずらすべく、ステータヨーク
を、エアギャップが形成される円周上で磁気的なアンバ
ランスが生じるように配置する構成が採られている。
【0009】そのうち、例えば特開昭64ー23754
号公報に記載されているものは、極歯の幅の等しいステ
ータヨークを用いて、その極歯の配置の間隔を不等にす
るものである。この技術によれば、自起動性の向上は見
られるが、極性が切り換わる箇所において負のトルクを
解消することができないので、デッドポイントは依然と
して存在している。
【0010】他方、負のトルクの解消を目的としたもの
として、特開昭60ー229637号公報、特開昭61
ー150643号公報、特開昭61ー4454号公報等
に記載された技術が知られている。これは、極歯の形を
特殊なものにすることにより、励磁状態において負のト
ルクを発生しないようにしたものである。
【0011】しかし、これらは、極歯の形状が複雑で加
工が困難であり、その結果、加工精度が出しにくく、磁
気コントロール乃至回転制御も難しいという欠点を有し
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、比較的簡単な構成により自起動性の向上を図り得
るモータ構造及びモータの回転制御方法を提供すること
を目的とするものである。
【0013】本出願人は、先に、軟磁性金属板からなる
第1および第2ステータヨークの形状を同一としたまま
上記目的を達成するものを提案した(特願平3ー297
411号)。これは、図22に示すように、第1ステー
タヨーク58と第2ステータヨーク59の極歯58aと
極歯59aが交互に配設され、極歯58a,59aの極
歯幅を等しく形成するものにおいて、コギングトルクに
よる静止安定点位置を、コイルに通電し発生する励磁ト
ルクの最大トルク点近傍に構成し、永久磁石の極を検知
するセンサーの位置を、対面する極歯の中間よりずらし
た構成として、デッドポイントなく自起動可能としたも
のである。具体的には、極歯幅mと、永久磁石53の極
ピッチpとの比(m/p)を、75〜85%に設けたも
のである。
【0014】本発明は、極歯幅mと、永久磁石の極ピッ
チpとの比(m/p)に拘束されることなく、つまり特
願平3ー297411号とは若干構造を異にして、第1
および第2ステータヨークの極歯の形状を相互に変更し
つつも、従来のように極歯形状を複雑にすることなく、
規則的な、したがって加工精度の出しやすい、また磁気
コントロール乃至回転制御の為しやすい、モータ構造お
よびモータの回転駆動方法を提案するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るブラシレス
DCモータは、円周方向に交互にN極とS極を等ピッチ
に多極着磁した円筒状もしくはセグメント状の永久磁石
回転子と、2個のステータヨークを対面させて構成され
るものであって、各ステータヨークは軟磁性金属板を折
り曲げて、前記永久磁石回転子の極数の半数の極歯を形
成すると共に、これらの極歯を組み合わせてなる固定子
と、を具備したブラシレスDCモータにおいて、前記2
個のステータヨークX,Yのそれぞれの極歯Xx,Y
y,…のうち隣接する極歯Xx,Yy二つで一組の極歯
組を設定すると共に、前記極歯Xxの極歯幅aと前記極
歯Yyの極歯幅bとを不等幅と為し、且つ、各極歯X
x,Yy,…の中間点を順次結ぶ極歯ピッチc,d,
c,d,…の極歯ピッチcと極歯ピッチdとを不等ピッ
チと為し、更に、前記各々の極歯組の極歯Xx,Yyの
うち前記永久磁石回転子の回転方向に存する側の極歯X
xの極歯幅aを、他方の極歯Yyの極歯幅bよりも大き
く形成すると共に、前記一方の極歯Xxから前記他方の
極歯Yyへの極歯ピッチcを、前記他方の極歯Yyから
前記一方の極歯Xxへの極歯ピッチdよりも小さく形成
したものである。ここで極歯Xx,Yy,…のうち隣接
する極歯Xx,Yy二つで一組の極歯組を設定すること
の意味合いは、次のとおりである。すなわち、極歯X
x,Yy,…の列が円環状であるためどれを基点として
よいか不明瞭であり、したがって上述のように、a>
b、c<dとするのに基点を設けて順序立てを為す必要
があるからである。
【0016】また、本発明に係るブラシレスDCモータ
の回転駆動方法は、円周方向に交互にN極とS極を等ピ
ッチに多極着磁した円筒状もしくはセグメント状の永久
磁石回転子と、2個のステータヨークを対面させて構成
されるものであって、各ステータヨークは軟磁性金属板
を折り曲げて、前記永久磁石回転子の極数の半数の極歯
を形成すると共に、これらの極歯を組み合わせてなる固
定子と、ステータヨークに挟み込まれ、前記固定子を励
磁するための円環状のコイルと、を具備したブラシレス
DCモータにおいて、前記2個のステータヨークX,Y
のそれぞれの極歯Xxの極歯幅aと極歯Yyの極歯幅b
とを不等幅と為し、且つ、各極歯Xx,Yy,…の中間
点を順次結ぶ極歯ピッチc,d,c,d,…の極歯ピッ
チcと極歯ピッチdを不等ピッチと為すことにより、前
記永久磁石回転子および固定子間に生じるコギングトル
クの発生トルク周波を大小のトルク波に形成し、更に、
前記コイル電流の切り換えを、前記コギングトルクの複
数の正のピークのうち絶対量の大きなピークの箇所又は
その近傍で行なうものである。本明細書において、「コ
イル電流の切り換え」は、モータの回転駆動が単相バイ
ポーラ駆動の場合はコイルに流れる電流方向を切り換
え、また、2相、3相…ユニポーラ等の場合は電流を流
すコイルを換えることを意味する。
【0017】
【作用】ブラシレスDCモータを上記構造とした場合
は、後記各実施例で示すように、安定点、不安定点の間
隔が、従来の等間隔のものと異なり、不等間隔となり、
前記永久磁石回転子および固定子間に生じるコギングト
ルクの発生トルク周波が大小のトルク波に形成される。
そこで、前記コイル電流の切り換えを、前記コギングト
ルクの複数の正のピークのうち絶対量の大きなピークの
箇所又はその近傍で行なうことにより、コイル電流の切
り換えによって励磁トルクが正から負へ転換しても、正
のコギングトルクがこれをカバーするので、極性が切り
換わる箇所において負のトルクの発生が解消され、その
結果、デッドポイントの発生が阻止される。また、コイ
ル電流の切り換えは、後記実施例のようなセンサを用い
て為すもの、又は、センサを用いずに、回転子の回転に
よりコイルに生じる逆起電力によって回転子位置を検出
することにより為すものが存する。
【0018】
【実施例】以下に本発明を図面に基づいて説明する。図
1において、ブラシレスDCモータ1は、回転子2とス
テータ10を組み合わせて構成され、回転子2は、カッ
プ状のバックヨーク4と、このバックヨーク内周面に貼
着される環状の永久磁石5と、バックヨーク4の中心に
圧入されたシャフト3とにより構成されている。6はタ
ーンテーブル、7はチャッキング磁石である。
【0019】ステータ10は、図1および図2中上側の
第1ステータヨークXと、コイル部12と、下側の第ス
テータヨークY、スリーブ17およびシャフト3を回転
自在に支承する軸受18とにより構成されている。
【0020】双方のステータヨークX,Yは、軟磁性金
属板により形成され、所定の形状に打抜いた後、放射方
向の延在部分を直角に折曲することにより極歯Xx,Y
y,…が形成され、更に、ステータヨークX,Yは、コ
イル部12が装着されるスリーブ17を介装して、円周
方向に極歯Xx,Yy,…が交互に配置されるように設
けられている。
【0021】コイル部12は、両端にフランジを有する
樹脂製のボビン14と、これに巻回される巻線15とか
らなる。また、上記スリーブ17は、円筒状に形成さ
れ、両端部には段部に形成された嵌入部17aが設けら
れており、各ステータヨークX,Yの中央部に形成され
た嵌入穴11b,16bに嵌入されている。更に、ボビ
ン14の双方のフランジにはピン14aが突設され、こ
れらのピン14aを係合する穴11c,16cが双方の
ステータヨークX,Yにそれぞれ設けられており、これ
らのステータヨークX,Yとコイル部12とを組付ける
際に、ステータヨークX,Yの円周方向における相対的
な位置決めが行なわれる。
【0022】そして、第1ステータヨークX、コイル部
12、スリーブ17、および第2ステータヨークYによ
りステータ10が組付けられた後、回路基板19の取付
け穴19aを、凸状に形成されたベースプレート20中
央部の係合突部20aに挿通し、係合突部20aの下方
から軸受18を挿通して、モータ全体が組付けられる。
軸受18は、下端側にベースプレート20の係合突部2
0aの穴部よりも大きいフランジ18aを形成し、前記
組付けられたステータ10のスリーブ17内に下方から
上方へ挿入して、上端側開口部18bを治具によって、
拡径するカシメによりスリーブ17内に固着される。2
1は回転子の磁極位置を検出するセンサーたるホール素
子を示す。
【0023】更に、ベースプレート20上に設置された
回路基板19は、該回路基板19上に設けられたホール
素子21が所定位置に位置するように、予め回路基板1
9およびベースプレート20に設けられた穴にねじ止め
により固定される。
【0024】後述するように、センサーによるコイル電
流の切り換えが、コギングトルクの複数の正のピークの
うち絶対量の大きなピークの箇所又はその近傍で行なう
こととなるので、前記ホール素子21の設定位置はこれ
に適合するように為される。尚、回路基板19上のホー
ル素子21の位置は基本的には前掲図19の場合とほぼ
同様の、無励磁状態の安定点(後記図5乃至図14に示
すトルクカーブにおいて右側の安定点)の位置から電気
角度で0〜90度回転方向と反対側にずれた箇所に設定
される。
【0025】図3は、本発明のブラシレスDCモータの
駆動回路の一例を示す単相バイポーラ駆動の回路図であ
り、ホール素子21は永久磁石のS極、N極を検出して
出力信号を発生し、この出力に応じて、トランジスター
Q1とQ4又はQ2とQ3をオン・オフさせ、これによりコ
イル部12を交互に通電しステータ10を励磁する。
【0026】本発明においては、図4に示すように、前
記2個のステータヨークX,Yのそれぞれの極歯Xx,
Yy,…のうち隣接する極歯Xx,Yy二つで一組の極
歯組Rを設定する。この例では、モータが4極構造であ
り、したがって極歯組Rは二組設定される。
【0027】そして、前記極歯Xxの極歯幅aと前記極
歯Yyの極歯幅bとを不等幅と為し、且つ、各極歯X
x,Yy,…の中間点を順次結ぶ極歯ピッチc,d,
c,d,…の極歯ピッチcと極歯ピッチdとを不等ピッ
チと為し、更に、前記各々の極歯組の極歯Xx,Yyの
うち前記永久磁石回転子の回転方向に存する側の極歯X
xの極歯幅aを、他方の極歯Yyの極歯幅bよりも大き
く形成し、また、前記一方の極歯Xxから前記他方の極
歯Yyへの極歯ピッチcを、前記他方の極歯Yyから前
記一方の極歯Xxへの極歯ピッチdよりも小さく形成し
ている。
【0028】以下、本発明の特徴を十分に理解してもら
うために、従来のような等極歯幅の極歯を等間隔で組み
合わせたものとの対比において本発明の構成を説明する
と、本発明のブラシレスDCモータは、下記(1)乃至
(10)のいずれかの態様によって、前記各々の極歯組
の極歯Xx,Yyのうち前記永久磁石回転子の回転方向
に存する側の極歯Xxの極歯幅aを、他方の極歯Yyの
極歯幅bよりも大きく形成すると共に、前記一方の極歯
Xxから前記他方の極歯Yyへの極歯ピッチcを、前記
他方の極歯Yyから前記一方の極歯Xxへの極歯ピッチ
dよりも小さく形成するものである。すなわち、上記
a,b,c,dの間において、a>b、c<d、と為
し、そして、後記のように、コイル電流の切り換えを、
コギングトルクカーブの正のピーク又はその近傍にて為
すものである。
【0029】(1):一方の極歯Xxはそのままとし、
他方の極歯Yyの回転子回転方向における後部を切欠形
成する(図5参照)。ここでは下側の極歯にXxの符号
を、上側の極歯にYyの符号をそれぞれ付し、ハッチン
グを施した部分が切欠部位、磁石列はそれぞれ安定点に
おける位置のものを示す。尚、磁石(回転子)は図の左
方向がその回転方向である。下部のトルクカーブにおい
て、実線はコギングトトルク(無励磁状態下において磁
石とステータヨークの吸引によるトルク)、破線は発生
トルク(通電時に発生するトルクであって、コイル電流
により発生する励磁トルクとコギングトルクとの和)、
○印は安定点、△×印は不安定点、×印はコイル電流の
切り換え点である。このトルクカーブから明らかなよう
に、左側の安定点間距離eと、右側の安定点間距離fは
不等間隔(e<f)であり、トルクカーブの右側に正の
大きなピークが顕われている。コイル電流の切り換え
は、このピーク又はその近傍にて為される(以下の例の
場合も同じ)。コイル電流の切り換えにより励磁トルク
(破線の発生トルクから実線のコギングトルクを控除し
た量)は反転するが、図示の場合、その反転量はコギン
グトルクに比べ極めて少量なので、負のトルクを発生さ
せることがなく、したがってデッドポイントも生じな
い。尚、この例のトルクカーブにおいて、真中の安定点
前後のコギングトルクカーブの山の高さの絶対値は、左
右の安定点の前後の山に比べて低くなっている。すなわ
ち、真中の安定点におけるカーブの勾配よりも、左右の
安定点における勾配の方が大きい。その意味において、
真中の安定点は弱い安定点、左右の安定点は強い安定点
と言うことができる。
【0030】(2):図6に示すものは、一方の極歯X
x(以下において、下歯ともいう。)そのままとし、他
方の極歯Yy(以下において、上歯ともいう。)の回転
子回転方向における前部および後部を切欠形成する。但
し、後部を前部よりも大きく切欠形成する。この場合
は、上記(1)のものとほぼ同様の特性を備える。もっ
とも、極歯Yyの前部を切欠くことは、図6のトルクカ
ーブにおいて、中央の安定点後のコギングトルクの落ち
込みが大きくなるので望ましいものとはいえない(つま
り中央の安定点が強く出る)。
【0031】(3):図7に示すものは、下歯(極歯X
x)の回転子回転方向における後部を増加し、上歯(極
歯Yy)はそのままとする。この場合は、下歯を広げて
歯幅を大きくしているため、真中の安定点が強くでる。
また、下歯幅を広くすると、切り換え時に回転方向の正
の方向の反発トルクが得にくくなる傾向にあることが判
明している。
【0032】(4):図8に示すものは、下歯(極歯X
x)の回転子回転方向における後部を増加し、上歯(極
歯Yy)の回転子回転方向における後部を切欠形成する
もので、前記(1)と前記(3)を組み合わせたもので
ある。
【0033】(5):図9に示すものは、下歯(極歯X
x)の回転子回転方向における後部を増加し、上歯(極
歯Yy)の回転子回転方向における前部および後部を切
欠形成する。但し、上歯(極歯Yy)の切欠形成は、前
部よりも後部の方が大きい。この例は、前記(2)と前
記(3)を組み合わせたものである。
【0034】(6):図10に示すものは、下歯の回転
子回転方向における前部および後部を増加し、上歯はそ
のままとする。但し、下歯の増加は、前部よりも後部の
方が大きい。
【0035】(7):図11に示すものは、下歯の回転
子回転方向における前部および後部を同量増加し、上歯
の回転子回転方向における後部を切欠形成する。
【0036】(8):図12に示すものは、下歯の回転
子回転方向における前部および後部を同量増加し、上歯
の回転子回転方向における前部および後部を切欠形成す
る。但し、上歯の切欠形成は、前部よりも後部の方が大
きい。
【0037】(9):図13に示すものは、下歯の回転
子回転方向における前部および後部を増加し、上歯の回
転子回転方向における後部を切欠形成する。但し、下歯
の増加は、前部よりも後部の方が大きい。
【0038】(10):図14に示すものは、下歯の回
転子回転方向における前部および後部を増加し、上歯の
回転子回転方向における前部および後部を切欠形成す
る。但し、下歯の増加は、前部よりも後部の方が大き
く、また、上歯の切欠形成は、前部よりも後部の方が大
きい。
【0039】上記(1)乃至(10)からいえること
は、ブラシレスDCモータを上記構造と為すことによ
り、安定点、不安定点の間隔が、従来の等間隔のものと
異なり、不等間隔となり、コギングトルクの発生トルク
周波が大小のトルク波に形成されることである。そし
て、センサによるコイル電流の切り換えを、前記コギン
グトルクの複数の正のピークのうち絶対量の大きなピー
クの箇所又はその近傍で行なうことにより、コイル電流
の切り換えによって励磁トルクが正から負へ転換して
も、正のコギングトルクがこれをカバーするので、極性
が切り換わる箇所において負のトルクの発生が解消さ
れ、その結果、デッドポイントの発生が阻止されること
が明らかとなった。尚、極歯の幅を広くとっていくと、
切り換え時のトルクが負になる傾向を生じ、更に広くす
ると、前掲の図18に示すようなトルクカーブが生じる
ので注意を要する。
【0040】本発明者等は、下記のモータ仕様により、
極歯Xxの極歯幅a、他方の極歯Yyの極歯幅b、前記
一方の極歯Xxから前記他方の極歯Yyへの極歯ピッチ
c、前記他方の極歯Yyから前記一方の極歯Xxへの極
歯ピッチd、すなわち、これらのa,b,c,dの間に
おいて、b/aの値と、d/cの値を種々組み合わせ
て、自起動特性の実験を行なった。その結果を表1乃至
表4に示す。
【0041】 モータ仕様: モータ構造:ラジアルギャップ、アウターロータ型 モータ外径:14.0mmφ モータ高さ:7.0mm ギャップ :0.5mm ロータ磁石:フェライト磁石(BHmax1.8MGO
e) 表1乃至表4において、◎印は自起動特性が優、○―印
は自起動特性が良、△印は自起動特性がやや劣、を示し
ている。また、―印は寸法的に組み合わせ不可能な場合
を示している。
【0042】表1は、永久磁石の径ピッチP(図19参
照)と、極歯幅aとの割合(a/p)が0.89であ
る。この例では、b/aが0.85〜0.70におい
て、d/cが0.85〜0.75のとき、優良な結果を
得ている。
【0043】
【表1】
【0044】表2は、(a/p)が0.85である。こ
の例では、b/aが0.80〜0.70において、d/
cが0.85〜0.65のとき、優良な結果を得てい
る。
【0045】
【表2】
【0046】表3は、(a/p)が0.82である。こ
の例では、b/aが0.85〜0.75において、d/
cが0.85〜0.65のとき、優良な結果を得てい
る。
【0047】
【表3】
【0048】表4は、(a/p)が0.78である。こ
の例では、b/aが0.85〜0.75において、d/
cが0.90〜0.75のとき、優良な結果を得てい
る。
【0049】
【表4】
【0050】尚、実施例では、アウターロータ型でフェ
ライト磁石を用いたモータを例に採って説明したが、本
発明はこれに限られずに、インナーロータ型や、その他
の磁石を用いたものにも適用でき、また、実施例で用い
た単相バイポーラ駆動のほか、2相、3相…ユニポーラ
駆動等、本発明を実施し得るものすべてに及ぶものであ
る。更に、実施例では、ホール素子にて回転子位置を検
出しているが、本発明は、ホール素子以外のセンサ駆動
に、また、センサを用いないで、例えば逆起電力により
回転子位置を検出しコイル電流の切り換えを行なう所謂
センサレス駆動の場合にも、適用できるものである。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、回転子の安定点、不安定点の間隔が、従来の等
間隔のものと異なり、不等間隔となり、前記永久磁石回
転子および固定子間に生じるコギングトルクの発生トル
ク周波を大小のトルク波に形成することが可能となる。
そして、前記コイル電流の切り換えを、前記コギングト
ルクの複数の正のピークのうち絶対量の大きなピークの
箇所又はその近傍で行なうことにより、コイル電流の切
り換えによって励磁トルクが正から負へ転換しても、正
のコギングトルクがこれをカバーするので、極性が切り
換わる箇所において負のトルクの発生が解消され、その
結果、デッドポイントの発生を阻止することができる。
【0052】以上を要するに、本発明の場合は、図15
に示すように、コイル電流の切り換え点では発生トルク
=コギングトルクであり、したがって励磁トルク(発生
トルクとコギングトルクとの差)は零である。これに対
し、通常のモータでは、励磁トルクの零の点はコギング
トルクの零の点と一致するものである。他方、コイル電
流の切り換えが早すぎると図16に示す状態となり、ま
た、遅すぎると図17に示す状態となることが判明して
いる。つまり、上述のように、コイル電流の切り換え
を、前記コギングトルクの複数の正のピークのうち絶対
量の大きなピークの箇所又はその近傍で行なうことによ
り、本発明は、励磁トルクが負に転換しにくいという利
点を有するものである。
【0053】このように、本発明によれば、比較的簡単
な構成により自起動性の向上を図り得るモータ構造及び
モータの回転駆動方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラシレスDCモータを示す縦断面図。
【図2】ブラシレスDCモータの分解断面図。
【図3】ブラシレスDCモータの駆動回路の一例を示す
回路図。
【図4】ステータヨークと磁石を示す平面図。
【図5】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図6】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図7】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図8】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図9】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図10】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図11】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図12】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図13】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図14】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図15】トルクカーブを示す図。
【図16】トルクカーブを示す図。
【図17】トルクカーブを示す図。
【図18】従来のブラシレスDCモータを示す縦断面
図。
【図19】従来のブラシレスDCモータの分解断面図。
【図20】ステータヨークと磁石を示す平面図。
【図21】極歯の展開図およびトルクカーブを示す図。
【図22】ステータヨークと磁石を示す平面図。
【符号の説明】
1 ブラシレスDCモータ 2 回転子 3 シャフト 10 ステータ 12 コイル部 21 ホール素子 X ステータヨーク Y ステータヨーク Xx 極歯 Yy 極歯 a 極歯幅 b 極歯幅 c 極歯ピッチ d 極歯ピッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に交互にN極とS極を等ピッチ
    に多極着磁した円筒状もしくはセグメント状の永久磁石
    回転子と、 2個のステータヨークを対面させて構成されるものであ
    って、各ステータヨークは軟磁性金属板を折り曲げて、
    前記永久磁石回転子の極数の半数の極歯を形成すると共
    に、これらの極歯を組み合わせてなる固定子と、を具備
    したブラシレスDCモータにおいて、 前記2個のステータヨークX,Yのそれぞれの極歯X
    x,Yy,…のうち隣接する極歯Xx,Yy二つで一組
    の極歯組を設定すると共に、前記極歯Xxの極歯幅aと
    前記極歯Yyの極歯幅bとを不等幅と為し、且つ、各極
    歯Xx,Yy,…の中間点を順次結ぶ極歯ピッチc,
    d,c,d,…の極歯ピッチcと極歯ピッチdとを不等
    ピッチと為し、更に、前記各々の極歯組の極歯Xx,Y
    yのうち前記永久磁石回転子の回転方向に存する側の極
    歯Xxの極歯幅aを、他方の極歯Yyの極歯幅bよりも
    大きく形成すると共に、前記一方の極歯Xxから前記他
    方の極歯Yyへの極歯ピッチcを、前記他方の極歯Yy
    から前記一方の極歯Xxへの極歯ピッチdよりも小さく
    形成したことを特徴とするブラシレスDCモータ。
  2. 【請求項2】 前記2個のステータヨークX,Yのそれ
    ぞれの極歯Xx,Yy,…のうち隣接する極歯Xx,Y
    y二つで一組の極歯組を設定し、更に、等極歯幅の極歯
    を等間隔で組み合わせたものを下記(1)乃至(10)
    のいずれかによって、前記各々の極歯組の極歯Xx,Y
    yのうち前記永久磁石回転子の回転方向に存する側の極
    歯Xxの極歯幅aを、他方の極歯Yyの極歯幅bよりも
    大きく形成すると共に、前記一方の極歯Xxから前記他
    方の極歯Yyへの極歯ピッチcを、前記他方の極歯Yy
    から前記一方の極歯Xxへの極歯ピッチdよりも小さく
    形成したことを特徴とする請求項1記載のブラシレスD
    Cモータ。 記 (1):一方の極歯Xxはそのままとし、他方の極歯Y
    yの回転子回転方向における後部を切欠形成する。 (2):一方の極歯Xxそのままとし、他方の極歯Yy
    の回転子回転方向における前部および後部を切欠形成す
    る。但し、後部を前部よりも大きく切欠形成する。 (3):一方の極歯Xxの回転子回転方向における後部
    を増加し、他方の極歯Yyはそのままとする。 (4):一方の極歯Xxの回転子回転方向における後部
    を増加し、他方の極歯Yyの回転子回転方向における後
    部を切欠形成する。 (5):一方の極歯Xxの回転子回転方向における後部
    を増加し、他方の極歯Yyの回転子回転方向における前
    部および後部を切欠形成する。但し、他方の極歯Yyの
    切欠形成は、前部よりも後部の方が大きい。 (6):一方の極歯Xxの回転子回転方向における前部
    および後部を増加し、他方の極歯Yyはそのままとす
    る。但し、一方の極歯Xxの増加は、前部よりも後部の
    方が大きい。 (7):一方の極歯Xxの回転子回転方向における前部
    および後部を同量増加し、他方の極歯Yyの回転子回転
    方向における後部を切欠形成する。 (8):一方の極歯Xxの回転子回転方向における前部
    および後部を同量増加し、他方の極歯Yyの回転子回転
    方向における前部および後部を切欠形成する。但し、他
    方の極歯Yyの切欠形成は、前部よりも後部の方が大き
    い。 (9):一方の極歯Xxの回転子回転方向における前部
    および後部を増加し、他方の極歯Yyの回転子回転方向
    における後部を切欠形成する。但し、一方の極歯Xxの
    増加は、前部よりも後部の方が大きい。 (10):一方の極歯Xxの回転子回転方向における前
    部および後部を増加し、他方の極歯Yyの回転子回転方
    向における前部および後部を切欠形成する。但し、一方
    の極歯Xxの増加は、前部よりも後部の方が大きく、ま
    た、他方の極歯Yyの切欠形成は、前部よりも後部の方
    が大きい。
  3. 【請求項3】 円周方向に交互にN極とS極を等ピッチ
    に多極着磁した円筒状もしくはセグメント状の永久磁石
    回転子と、 2個のステータヨークを対面させて構成されるものであ
    って、各ステータヨークは軟磁性金属板を折り曲げて、
    前記永久磁石回転子の極数の半数の極歯を形成すると共
    に、これらの極歯を組み合わせてなる固定子と、 ステータヨークに挟み込まれ、前記固定子を励磁するた
    めの円環状のコイルと、 を具備したブラシレスDCモータにおいて、 前記2個のステータヨークX,Yのそれぞれの極歯Xx
    の極歯幅aと極歯Yyの極歯幅bとを不等幅と為し、且
    つ、各極歯Xx,Yy,…の中間点を順次結ぶ極歯ピッ
    チc,d,c,d,…の極歯ピッチcと極歯ピッチdを
    不等ピッチと為すことにより、前記永久磁石回転子およ
    び固定子間に生じるコギングトルクの発生トルク周波を
    大小のトルク波に形成し、 更に、前記コイル電流の切り換えを、前記コギングトル
    クの複数の正のピークのうち絶対量の大きなピークの箇
    所又はその近傍で行なうことを特徴とするブラシレスD
    Cモータの回転駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記コイル電流の切り換えを、前記コイ
    ル電流により生じる励磁トルクの絶対量が、同一回転子
    位置におけるコギングトルクの絶対量よりも小さい領域
    において行なうことを特徴とする前記請求項3記載のブ
    ラシレスDCモータの回転駆動方法。
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