JP3179694B2 - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP3179694B2
JP3179694B2 JP35234595A JP35234595A JP3179694B2 JP 3179694 B2 JP3179694 B2 JP 3179694B2 JP 35234595 A JP35234595 A JP 35234595A JP 35234595 A JP35234595 A JP 35234595A JP 3179694 B2 JP3179694 B2 JP 3179694B2
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正文 坂本
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日本サーボ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機のスキャナー
やファクシミリの紙送り等のOA機器に使用されるステ
ッピングモータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機のスキャナーやファクシミ
リの紙送り等のOA機器に使用されているステッピング
モータは、性能面での要求レベルとコスト面でのバラン
スから図11に示すように形成した固定子Kと回転子R
とより成り、固定子Kの磁極数が6個で、夫々の先端に
極歯を形成した構成が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のもの
では固定子と回転子間の空隙が均一でないと、不平衡電
磁力が大きく、また極歯の構成から固定子鉄心を回転し
て積層することができないため、磁性鋼板の磁気方向性
や厚みの偏差によって生じる磁気的・機械的な問題を有
するものであった。本発明は、上記従来のものの課題
(問題点)を解決するようにしたステッピングモータを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のステッピングモ
ータの内、先ず、請求項1に記載のインナロータ形3相
VR型ステッピングモータは、円環状ヨーク部と該円環
状ヨーク部内周面から中心に向かい、夫々の先端に複数
の固定子極歯が形成された12個の固定子磁極とを有す
る磁性体より成り、円周方向に90゜ずつ回転したとき
に対称性を有して積層可能な形状に形成した固定子鉄心
と、該固定子鉄心に3相構成で集中巻きされた固定子コ
イルとを備える固定子と、該固定子と空隙を介して回転
自在に支承され、その外周面に等ピッチでNr個の回転
子極歯が形成された磁性体より成る回転子を備える3相
VR型ステッピングモータにおいて、Nr=12n±4
(nは1以上の整数)となるように構成した。また、請
求項2に記載のアウタロータ形3相VR型ステッピング
モータは、円環状ヨーク部と該円環状ヨーク部外周面か
ら放射状に設けられ、夫々の先端に複数の固定子極歯が
形成された12個の固定子磁極とを有する磁性体より成
り、円周方向に90゜ずつ回転したときに対称性を有し
て積層可能な形状に形成した固定子鉄心と、該固定子鉄
心に3相構成で集中巻きされた固定子コイルとを備える
固定子と、該固定子と空隙を介して回転自在に支承さ
れ、その内周面に等ピッチでNr個の回転子極歯が形成
された磁性体より成る回転子を備える3相VR型ステッ
ピングモータにおいて、Nr=12n±4(nは1以上
の整数)となるように構成した。また、請求項3に記載
のインナロータ形ハイブリット型ステッピングモータ
は、円環状ヨーク部と該円環状ヨーク部内周面から中心
に向かい、夫々の先端に複数の固定子極歯が形成された
12個の固定子磁極とを有する磁性体より成り、円周方
向に90゜ずつ回転したときに対称性を有して積層可能
な形状に形成した固定子鉄心と、該固定子鉄心に巻装さ
れた固定子コイルとを備える固定子と、該固定子と空隙
を介して回転自在に支承され、その外周面に等ピッチで
Nr個の回転子極歯が形成された磁性体より成る回転子
鉄心2個を互いに回転子極歯ピッチが1/2ずれ、軸方
向に磁化された円板状永久磁石を挟持するようにした回
転子を備えるハイブリッド型ステッピングモータにおい
て、前記12個の固定子磁極先端の複数の固定子極歯は
夫々の固定子磁極の同じ位置の固定子極歯同士のピッチ
角が、αをゼロより大きな偏角として、30°、30
°、(30−α)°、30°、30°、(30+α)
°、30°、30°、(30−α)°、30°、30
°、(30+α)°、若しくは30°、30°、30
°、30°、30°、(30−α)°、30°、30
°、30°、30°、30°、(30+α)°となるよ
うに配置するように構成した。また、これに代え、請求
項4に記載のように、外周縁形状がほぼ正方形を成す環
状ヨーク部と該環状ヨーク部内周面から中心に向かい、
夫々の先端に複数の固定子極歯が形成された12個の固
定子磁極とを有する磁性体より成り、円周方向に90゜
ずつ回転したときに対称性を有して積層可能な形状に形
成した固定子鉄心と、前記固定子磁極に巻装された固定
子コイルとを備える固定子と、該固定子と空隙を介して
回転自在に支承された回転子と、前後カバーより成るス
テッピングモータにおいて、前記固定子鉄心は、その外
周縁正方形の各辺に垂直2等分線の線対称の位置に2個
の孔が形成され、90°回転して積層可能な完全対称形
固定子を構成するようにしたインナロータ形ステッピン
グモータとしても良い。さらに、これらに代え、請求項
5に記載のように、外周縁形状がほぼ正方形を成す環状
ヨーク部と該環状ヨーク部内周面から中心に向かい、夫
々の先端に複数の固定子極歯が形成された12個の固定
子磁極とを有する磁性体より成り、円周方向に90゜ず
つ回転したときに対称性を有して積層可能な形状に形成
した固定子鉄心と、前記固定子磁極に巻装された固定子
コイルとを備える固定子と、該固定子と空隙を介して回
転自在に支承された回転子と、前後カバーより成るステ
ッピングモータにおいて、前記固定子鉄心は、その外周
縁正方形の各辺に垂直2等分線の線対称の位置に2個U
溝が形成され、90°回転して積層可能な完全対称形固
定子を構成するようにしたインナロータ形ステッピング
モータとすることもできる。
【0005】上記のように構成すると、12個の固定子
磁極が対称形状で90°ピッチで回転して積層すること
がが可能となり、従来技術の構成の固定子磁極数6との
比較で、空隙の偏心による不平衡電磁力をほぼ36%に
抑制することができ、回転時の振動・騒音を大幅に低減
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明を説明
する。 第1の実施の形態:図1は本発明の第1の実施の形態を
示すもので、図1は固定子磁極数が12個の3相VR型
ステッピングモータの縦断正面図、図2は図1のX−
X′断面図である。各図において、1はハウジング、2
は固定子、4及び4′は夫々前カバー及び後カバーで、
夫々5、5′で示す軸受を保持している。6は回転子
軸、7は回転子、10−1〜10−12は固定子鉄心の
円環状部分から中心に向かう12個の固定子磁極、11
−1〜11−12は前記固定子磁極に巻装された固定子
コイルで、これらの固定子コイル11−1〜11−12
は、例えば11−1、11−4、11−7、11−10
のように2個とびの4個で1相分を構成している。
【0007】図2で、例えば固定子磁極10−1の固定
子極歯と回転子極歯とが対向しているときは、固定子磁
極10−2に最も接近している回転子極歯との成す角が
ステップ角となり
【数1】 に示す式(1)の関係が成立する。式(1)の左辺は回
転子極歯数で示すステップ角、右辺は第1項が固定子磁
極10−1とこれに隣接する固定子磁極10−2との成
す角で、第2項が固定子磁極10−1とこれに隣接する
固定子磁極10−2に最も接近している回転子極歯との
成す角であり、これもステップ角を示している。式
(1)より Nr=12n±4 が得られる。
【0008】不平衡電磁力F12は、例えば1相分のコイ
ル11−1、11−4、11−7、11−10の4個が
直流励磁されたとき、平均空隙長gに対し、g1だけ偏
心したと仮定して近似計算したものである。この関係を
【数3】 の式(3)に示す。 同様に、図11に示す従来技術の
例の固定子磁極数6の場合の不平衡電磁力F6は、1相
分が180°離れた2つの固定子磁極で形成されるの
で、g1だけ偏心したと仮定したとき、F6は、その差と
して表わされ
【数2】 の式(2)に示されるから、式(2)、(3)の関係か
ら、F6とF12の関係は
【数4】 の式(4) に示すように、F12はF6の約36%とな
る。
【0009】図3は、図1及び図2の固定子極歯と回転
子極歯の動作を説明するための展開図で、12個の固定
子磁極のうち6個(180°分)を示し、VR型の吸引
力により3ステップで回転子極歯ピッチ分動作し、従っ
て1ステップ角は電気角2π/3となる。図3におい
て、(1)は11相で回転子が吸引され、引き続き
(2)、(3)、(4)と順次励磁相が変わって回転子
が吸引され、歩進してゆくことが示されている。なお、
(4)は(1)に戻ることを意味する図である。
【0010】図9は上述図3に対応する電圧シーケンス
を固定子磁極12個の内の6個のみについて1相励磁で
示したものである。なお、図3では1相分の4個の固定
子磁極はN、S、N、Sとなるように表示しているが、
2相励磁の場合は4個とも同極性、例えば第1相分はす
べてN、第2相分はすべて逆極性Sとしても良い。
【0011】図4は本発明に成る回転子極歯数Nrとス
テップ角θsとを表記したものである。同表によれば、
例えばNr=100でθs=1.2°が得られる。
【0012】同じステップ角で動作させるとき、従来技
術の6個の固定子磁極数に対し、12個の固定子磁極数
で構成することで低振動・低騒音を実現できる。
【0013】第2の実施の形態:図5及び図6は本発明
の第2の実施の形態を示すもので、固定子2の磁極数が
12のハイブリッド型(以下HB型と略す)ステッピン
グモータとして3相式にも6相式にもできるものであ
る。また、図7は、図6のものとは磁極ピッチが相違す
る別の構成を示す。これらの図5〜図7に示すものはH
B型ステッピングモータであるので、図1及び図2の第
1の実施の形態のものとは別の回転子磁極8A、8Bと
永久磁石9とにより回転子Rが設けられ、2つの回転子
磁極8A及び8Bは互いに回転子極歯ピッチが1/2ず
らして配置されている。
【0014】ステップ角は相数に逆比例するので、3相
に対し6相では、同じ回転子極歯数Nrで、ステップ角
θsを1/2とすることができる。例えばNr=100
のとき、3相HB型ではθs=0.6°、6相HB型で
はθs=0.3°となり、分解能が2倍になる。
【0015】先ず、図6により本実施の形態の6相式ス
テッピングモータについて説明する。1相分のコイルは
同図に示すように、180°離れた2つの固定子磁極で
構成され、1相〜6相の各コイルは夫々(11−1、1
1−7)、(11−4、11−10)、(11−2、1
1−8)、(11−5、11−11)、(11−3、1
1−9)、(11−6、11−12)の組合せで構成
し、この順序で励磁することで動作するように、各固定
子磁極間ピッチを固定子磁極を磁極(10−3、10−
4)、磁極(10−6、10−7)、磁極(10−9、
10−10)、磁極(10−12、10−1)の各組合
せの磁極間の4箇所を夫々α°だけずらし、他の部分は
基準の30°で配設するように構成する。この例では1
相分の固定子磁極、例えば磁極10−1と磁極10−7
は同極性に励磁され、次の相が前の相の極性と逆となる
ように通電するため、各相の巻き終わり端が短絡される
か、又は第1、第3、第5相同士、第2、第4、第6相
同士が短絡される。また、上記ずれ角αは(30°/N
r)か、その整数倍に選べば良いが、αが小さい程対称
型に近いので、コイル巻き等の作業性からはαは小さく
選ぶ方が良い。
【0016】回転子極歯数であるNr=100の場合、
α=0.3°となり、ステップ角であるθs=0.3°
の6相HB型ステッピングモータとなる。
【0017】上述のように、6相夫々のコイルの巻き終
わりを短絡しているので、スイッチング用トランジスタ
は12個で済む。巻き終わりが短絡されていない場合に
は、24個のトランジスタを必要とする。
【0018】また、図6に示したものを3相で駆動する
手段には、次の2つがある。1つは上述6相式と同じコ
イルとしてαを同じ値に選定し、1相分のコイルをコイ
ル11−1、11−7、11−4、11−10とし、2
相分のコイルをコイル11−2、11−8、11−5、
11−11とし、3相分のコイルをコイル11−3、1
1−9、11−6、11−12として、図10のように
電圧を3端子コイルに印加すれば良く、別の方法は、図
6において、1相分のコイルは上述第1の方法と同じ
で、その極性を、例えばコイル11−1とコイル11−
7に対し、コイル11−4とコイル11−11が逆とな
るように巻くもので、他の相も同様に巻くものとする。
この場合、αはNr=100で1.8°となり、第1の
方法より大きくなるが、1相分の内に2つの極性が存在
するので、1相内で磁気回路が独立する。一方、前記第
1の方法は1相内の4個の固定子磁極、例えば磁極10
−1、10−4、10−7、10−10が夫々同じ極性
となるため、磁気回路は他の相にまたがることになり、
他相のスイッチングのときの影響を受け易くなるという
問題がある。図10は2相励磁した場合の3相HB型ス
テッピングモ−タの駆動電圧シーケンスを示すものであ
る。
【0019】図7に示すものは、図6の例と同様に3
相、6相が可能なものである。12個の固定子磁極の固
定子極歯ピッチの内、1箇所を30−α、その対角部を
30+αとしてその他をすべて30°とするもので、原
理は上述図6の例と同一であるから説明は省略する。
【0020】第3の実施の形態: 図8は例えば図1及び図2に示す3相VR型ステッピン
グモータを完全対称型とするための固定子鉄心を示す。
図1において、前後カバー4、4′は固定子2を挟持す
るようにして外被筺体を構成し、図示はしていないが通
常4個のボルトで固定される。4個のボルトは固定子鉄
心を貫通するが、この4個の貫通孔は、図8のような角
形の場合は同図に示すように四隅のヨーク部の幅の広い
部分に設ける方が磁気抵抗の増加を抑制できるので好ま
しい。図1の場合は4個のボルトを使用するのに対し、
図8の構成では同図に示すように8個の孔20〜27を
設けるのは、前述の通り四隅に設けた孔が固定子鉄心を
回転して積層した時にも貫通するようにするためで、角
形固定子鉄心では四隅の磁気抵抗の増加が固定し磁極全
体での磁気抵抗の均等化の効果ももたらす。上述図8に
示すボルト貫通孔は、孔に限定されること無く、例えば
U溝であっても良い。
【0021】
【発明の効果】本発明のステッピングモータは上記のよ
うに構成されるから、次のような優れた効果を有する。
請求項1及び2に記載のように構成した3相VR型ス
テッピングモータにおいて、固定子磁極を12極とし、
Nrを各請求項に記載のように特定のものとすること
で、微小角、低振動の3相VR型ステッピングモータを
製作できる。請求項4又は5に記載のように、外形に
角形鉄心を用い、固定子磁極を12極とした場合、8個
の穴又はU溝を外周縁正方形の各辺に垂直2等分線の線
対称の位置に各2個設けることにより、磁気抵抗のバラ
ンスを図ると共に、90°回転積みを的確に行うことを
可能とし、必要に応じて8個のボルト締めでの固定をも
可能にして低振動化に有利な構成とできる。さらに、四
隅の磁気抵抗を調整し、磁極全体での磁気抵抗の均等化
の効果ももたらす。請求項3に記載のように、12個
のアームの歯ピッチを30°均等からα°ずらしたもの
を設けることで、3相式、6相式のHB型ステッピング
モータとすることができ、高分解能で選択の自由度が増
大し、適用用途を拡大できる。さらに、請求項1乃至
5に記載のように、固定子磁極を12極とした場合は、
従来の6極のものに比べ、コイルエンドを小さくでき、
薄型のステッピングモータを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるVR型ステッ
ピングモータの縦断正面図である。
【図2】図1のX−X′断面図である。
【図3】第1の実施の形態のステッピングモータの固定
子極歯と回転子極歯の動作を説明するための展開図であ
る。
【図4】第1の実施の形態のステッピングモータの回転
子極歯とステップ角の関係を示す図表である。
【図5】本発明の第2の実施の形態であるHB型ステッ
ピングモータの縦断正面図である。
【図6】図5のX−X′断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態であるHB型ステッ
ピングモータで、図6に示したものとは別の構成例であ
り、図5のX−X′相当部分の断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態である12極角形鉄
心より成る固定子鉄心を示す平面図である。
【図9】第1の実施の形態であるVR型ステッピングモ
ータの指令パルスと駆動電圧の波形図を示す。
【図10】第2の実施の形態である3相HB型ステッピ
ングモータの指令パルスと駆動電圧の波形図を示す。
【図11】従来例の6極3相ステッピングモータの固定
子と回転子の各鉄心を示す平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−244759(JP,A) 特開 平5−207724(JP,A) 特開 平4−200260(JP,A) 特開 平5−103456(JP,A) 特開 昭57−180365(JP,A) 特開 平1−186160(JP,A) 実開 平4−128078(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環状ヨーク部と該円環状ヨーク部内周
    面から中心に向かい、夫々の先端に複数の固定子極歯が
    形成された12個の固定子磁極とを有する磁性体より成
    り、円周方向に90゜ずつ回転したときに対称性を有し
    て積層可能な形状に形成した固定子鉄心と、 該固定子鉄心に3相構成で集中巻きされた固定子コイル
    とを備える固定子と、 該固定子と空隙を介して回転自在に支承され、その外周
    面に等ピッチでNr個の回転子極歯が形成された磁性体
    より成る回転子を備える3相VR型ステッピングモータ
    において、 Nr=12n±4(nは1以上の整数)としたことを特
    徴とするインナロータ形3相バリアブル・レラクタンス
    型(以下VR型という)ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 円環状ヨーク部と該円環状ヨーク部外周
    面から放射状に設けられ、夫々の先端に複数の固定子極
    歯が形成された12個の固定子磁極とを有する磁性体よ
    り成り、円周方向に90゜ずつ回転したときに対称性を
    有して積層可能な形状に形成した固定子鉄心と、 該固定子鉄心に3相構成で集中巻きされた固定子コイル
    とを備える固定子と、 該固定子と空隙を介して回転自在に支承され、その内周
    面に等ピッチでNr個の回転子極歯が形成された磁性体
    より成る回転子を備える3相VR型ステッピングモータ
    において、 Nr=12n±4(nは1以上の整数)としたことを特
    徴とするアウタロータ形3相VR型ステッピングモー
    タ。
  3. 【請求項3】 円環状ヨーク部と該円環状ヨーク部内周
    面から中心に向かい、夫々の先端に複数の固定子極歯が
    形成された12個の固定子磁極とを有する磁性体より成
    り、円周方向に90゜ずつ回転したときに対称性を有し
    て積層可能な形状に形成した固定子鉄心と、 該固定子鉄心に巻装された固定子コイルとを備える固定
    子と、該固定子と空隙を介して回転自在に支承され、そ
    の外周面に等ピッチでNr個の回転子極歯が形成され磁
    性体より成る回転子鉄心2個を互いに回転子極歯ピッチ
    が1/2ずれ、軸方向に磁化された円板状永久磁石を挟
    持するようにした回転子を備えるハイブリッド型ステッ
    ピングモータにおいて、 前記12個の固定子磁極先端の複数の固定子極歯は夫々
    の固定子磁極の同じ位置の固定子極歯同士のピッチ角
    が、αをゼロより大きな偏角として、30°、30°、
    (30−α)°、30°、30°、(30+α)°、3
    0°、30°、(30−α)°、30°、30°、(3
    0+α)°、若しくは30°、30°、30°、30
    °、30°、(30−α)°、30°、30°、30
    °、30°、30°、(30+α)°となるように配置
    したことを特徴とするインナロータ形ハイブリッド型ス
    テッピングモータ。
  4. 【請求項4】 外周縁形状がほぼ正方形を成す環状ヨー
    ク部と該環状ヨーク部内周面から中心に向かい、夫々の
    先端に複数の固定子極歯が形成された12個の固定子磁
    極とを有する磁性体より成り、円周方向に90゜ずつ回
    転したときに対称性を有して積層可能な形状に形成した
    固定子鉄心と、 前記固定子磁極に巻装された固定子コイルとを備える固
    定子と、該固定子と空隙を介して回転自在に支承された
    回転子と、前後カバーより成るステッピングモータにお
    いて、前記固定子鉄心は、その外周縁正方形の各辺に垂
    直2等分線の線対称の位置に2個の孔が形成され、90
    °回転して積層可能な完全対称形固定子を構成するよう
    にしたことを特徴とするインナロータ形ステッピングモ
    ータ。
  5. 【請求項5】 外周縁形状がほぼ正方形を成す環状ヨー
    ク部と該環状ヨーク部内周面から中心に向かい、夫々の
    先端に複数の固定子極歯が形成された12個の固定子磁
    極とを有する磁性体より成り、円周方向に90゜ずつ回
    転したときに対称性を有して積層可能な形状に形成した
    固定子鉄心と、 前記固定子磁極に巻装された固定子コイルとを備える固
    定子と、該固定子と空隙を介して回転自在に支承された
    回転子と、 前後カバーより成るステッピングモータにおいて、 前記固定子鉄心は、その外周縁正方形の各辺に垂直2等
    分線の線対称の位置に2個のU溝が形成され、90°回
    転して積層可能な完全対称形固定子を構成するようにし
    たことを特徴とするインナロータ形ステッピングモー
    タ。
JP35234595A 1995-12-28 1995-12-28 ステッピングモータ Expired - Lifetime JP3179694B2 (ja)

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