JP2001015571A - ゲートバルブ - Google Patents

ゲートバルブ

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JP2001015571A
JP2001015571A JP18914099A JP18914099A JP2001015571A JP 2001015571 A JP2001015571 A JP 2001015571A JP 18914099 A JP18914099 A JP 18914099A JP 18914099 A JP18914099 A JP 18914099A JP 2001015571 A JP2001015571 A JP 2001015571A
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gate valve
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Yoshiaki Sasaki
義明 佐々木
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空処理室下部あるいは上部のメンテナンス
空間を広げることが可能なゲートバルブを提供する。 【解決手段】 処理装置100の第1ロードロック室1
06の大気側開口部106aは,第7ゲートバルブG7
を構成する第1弁体120により開成および閉成され
る。第1弁体120は,エアシリンダ122の伸縮によ
り開口部106aに対して離間あるいは密着する。開成
時には,第1弁体120は,第1ロードロック室106
の側壁に設けられた回動機構124により,エアシリン
ダ122を介して開口部106aと対向する開成位置と
第1ロードロック室106上方の待避位置との間を回動
する。第1弁体120の駆動機構が第1ロードロック室
106の側壁あるいは側壁近傍に配されるので,第1ロ
ードロック室106の下方あるいは上方のスペースを広
げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ゲートバルブに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来,被処理体の汚染防止やスループッ
トの向上などの観点から,図6に示すように,一の装置
内で複数の処理を行うことが可能な,いわゆるクラスタ
装置化されたマルチチャンバ型処理装置10が使用され
ている。該装置10は,被処理体を搬送する搬送アーム
を備えた真空搬送室12と,該真空搬送室12を中心と
してその周囲に配置される,被処理体を処理する複数の
真空処理室(図示せず。),真空搬送室12と外部との
間での被処理体の搬入搬出経路となり,室内を大気圧雰
囲気または減圧雰囲気に相互に設定可能なロードロック
室14から構成されている。また,ロードロック室14
と真空搬送室12との間,およびロードロック室14の
大気側開口部には,それぞれロードロック室14内を開
閉自在に密閉可能なゲートバルブ16,18が設けられ
ている。なお,図6は,処理装置10から真空処理室を
取り外した状態を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記各
ゲートバルブ16,18は,各ゲートバルブ16,18
を構成する弁体の上下動により開閉動作を行うために,
弁体を駆動させる駆動機構16a,18aを,弁体下方
に設けている。その結果,各駆動機構16a,18aに
よりロードロック室14の下方空間が狭められ,例えば
ロードロック室14の下部に配置されたロードロック室
14内の圧力を調整する圧力調整機構14aのメンテナ
ンスが困難になったり,あるいはロードロック室14下
部に配置される装置の大きさが制限されるという問題点
がある。
【0004】また,各ゲートバルブ16,18は,弁体
の上下動により弁体を開口部に密着させ,あるいは離脱
させるために,弁体がロードロック室14の開口部形成
面や開口部周囲に設けられた気密部材と擦れ合う。その
結果,パーティクルが発生して被処理体に付着し,歩留
りが低下したり,あるいは気密部材や,弁体や,開口部
形成面が消耗してメンテナンスサイクルが短くなるとい
う問題点がある。
【0005】本発明は,従来の技術が有する上記問題点
に鑑みて成されたものであり,本発明の目的は,上記問
題点およびその他の問題点を解決することが可能な,新
規かつ改良されたゲートバルブを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の第1の観点によれば,請求項1に記載の発
明のように,真空処理室の開口部の開成および閉成を行
う弁体を備えたゲートバルブであって,開口部の開成方
向または閉成方向に弁体を駆動する伸縮機構と,伸縮機
構とともに弁体を回動する回動機構とを備えたことを特
徴とするゲートバルブが提供される。
【0007】かかる構成によれば,伸縮機構により弁体
を開成方向に移動させ,回動機構により弁体を支持する
伸縮機構を回動させることにより,弁体が開口部から待
避して開口部を開成させることができる。また,待避し
ている弁体を伸縮機構とともに回動機構により回動さ
せ,伸縮機構により弁体を閉成方向に移動させることに
より,弁体が開口部に密着して開口部を閉成することが
できる。かかる構成により,弁体を駆動する機構を弁体
の下方または上方に配置する必要がないので,真空処理
装置の下方および上方空間を広げることができ,真空処
理室のメンテナンスを容易に行うことができる。さら
に,真空処理室の下部や上部に設けられる各種装置の大
きさの制約を緩和することができる。
【0008】また,ゲートバルブの下方および上方空間
をより有効的に活用するためには,例えば請求項2に記
載の発明のように,伸縮機構および回動機構の駆動機構
を真空処理室の側壁に配置することが好ましい。
【0009】さらに,開口部の開成時に,弁体が配され
る側の空間をより有効的に活用するためには,例えば請
求項3に記載の発明のように,開口部の開成時に,弁体
を回動機構により真空処理室の外壁部近傍の待避位置に
まで回動させることが好ましい。
【0010】また,本発明の第2の観点によれば,請求
項4に記載の発明のように,真空処理室の開口部の開成
および閉成を行う弁体を備えたゲートバルブであって,
弁体と真空処理室との間に磁気反発力を選択的に形成す
る磁力発生手段を備えたことを特徴とするゲートバルブ
が提供される。
【0011】本発明によれば,磁気反発力を生じさせる
ことにより,弁体と真空処理室の開口部形成面との接触
を防止できる。その結果,例えば請求項5に記載の発明
のように,磁気反発力を弁体の駆動時に形成すれば,弁
体が開口部形成面や,弁体と弁体の当接部との間に配さ
れる気密部材と擦れ合うことがないので,パーティクル
が発生せず,歩留りを向上させることができる。
【0012】また,本発明の第3の観点によれば,請求
項6に記載の発明のように,真空処理室の開口部の開成
および閉成を行う弁体を備えたゲートバルブであって,
弁体と真空処理室との間に磁気吸引力を選択的に形成す
る磁力発生手段を備えたことを特徴とするゲートバルブ
が提供される。
【0013】本発明によれば,弁体と真空処理室との間
に磁気吸引力を生じさせることができる。その結果,例
えば請求項7に記載の発明のように,磁気吸引力を開口
部の閉成時に形成すれば,機械的な駆動機構によらず,
弁体を開口部形成面に同時かつ均一に密着させることが
でき,開口部の閉成を確実に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に,添付図面を参照しながら
本発明にかかるゲートバルブを,マルチチャンバ型処理
装置のゲートバルブに適用した好適な実施の一形態につ
いて,詳細に説明する。
【0015】(1)処理装置の全体構成 まず,処理装置100の構成について概略すると,図1
に示すように,被処理体,例えば半導体ウェハ(以下,
「ウェハ」と称する。)Wを搬送する搬送アーム102
を備えた真空搬送室104の周囲には,本実施の形態の
特徴である第1〜第6ゲートバルブG1〜G6を介し
て,後述の第1および第2ロードロック室106,10
8と,ウェハWに各種処理を施すための第1〜第4真空
処理室110,112,114,116が配置されてい
る。なお,第1〜第6ゲートバルブG1〜G6の構成
は,後述する。
【0016】第1および第2ロードロック室106,1
08は,真空搬送室104内の減圧雰囲気を維持しなが
ら,真空搬送室104と大気圧雰囲気の真空搬送室10
4外部との間でウェハWを搬入搬出するためのもので,
第1および第2ロードロック室106,108の下部に
設けられている真空ポンプおよびガス供給系から成る圧
力調整機構118(図2を参照。)により,第1および
第2ロードロック室106,108内の圧力を適宜設定
可能に構成されている。また,第1および第2ロードロ
ック室106,108の大気側開口部126(図3
(b)を参照。)は,それぞれ本発明の特徴である第7
および第8ゲートバルブG7,G8により開閉自在に密
閉されている。なお,第7および第8ゲートバルブG
7,G8の構成については,後述する。また,図2は,
処理装置100から第1〜第4真空処理室110,11
2,114,116を取り外した状態を示している。
【0017】(2)第7および第8ゲートバルブの構成 次に,図3および図4を参照しながら,本実施の形態の
特徴である第7および第8ゲートバルブG7,G8の構
成について,第7ゲートバルブG7を例に挙げて説明す
る。第7ゲートバルブG7を構成する第1弁体120
は,図3(a)および図3(b)に示すように,第1ロ
ードロック室106の大気側開口部106aの閉成およ
び開成を行うためのもので,開口部106aを密閉可能
な大きさおよび形状に形成された,例えばアルミニウム
製の板状部材から構成されている。なお,図3(a)は
開口部106aの閉成時の状態を示し,図3(b)は開
口部106bの開成時の状態を示している。
【0018】また,第1弁体120の幅は,第1ロード
ロック室106の開口部106a形成面の長手方向幅よ
りも大きく設定されており,第1ロードロック室106
の外部側壁よりも突出した両端部に伸縮機構としてのエ
アシリンダ122の駆動軸122aが接続されている。
かかる構成により,エアシリンダ122を駆動し,駆動
軸122aを伸縮させれば,第1弁体120を開口部1
06aに対して平行かつ直線的に離間および密着させる
ことができる。
【0019】また,エアシリンダ122には,第1ロー
ドロック室106の外部側壁に設けられたロータリーア
クチュエータやモータなどの回動機構124が接続され
ている。かかる構成により,回動機構124を作動させ
ると,エアシリンダ122が回動機構124との接続部
を回転中心として時計回りあるいは反時計回りに回転
し,同時に第1弁体120を開口部106aとの対向位
置と第1ロードロック室106上方の待避位置との間で
回動させることができる。なお,エアシリンダ122と
回動機構124は,それぞれ不図示の制御器により適宜
制御されている。
【0020】また,第1ロードロック室106の開口部
106a形成面には,開口部106aの周囲を囲うよう
に,気密部材としてのOリング126が設けられてい
る。かかる構成により,開口部106aの閉成時に,O
リング126が第1弁体120と密着し,第1弁体12
0と開口部106a形成面との間の気密性を高めること
ができる。
【0021】次に,図4を参照しながら,第7ゲートバ
ルブG7の動作について説明する。なお,図4(a)は
第1弁体120の開口部106aとの離間および密着時
の状態を示し,図4(b)は第1弁体120の回動時の
状態を示している。開口部106aを開放する場合に
は,図4(a)に示すように,まずエアシリンダ122
により駆動軸122aを延伸させ,同図中実線で示す第
1弁体120を開口部106aから離間させ,さらに同
図中破線で示す後述の回動時に第1弁体120が第1ロ
ードロック室106に接触しない開成位置まで移動させ
る。
【0022】次いで,図4(b)中破線で示すように,
回動機構124により第1弁体120をエアシリンダ1
22とともに第1ロードロック室106上部方向に移動
させる。第1弁体120を第1ロードロック室106上
方に配置した後,エアシリンダ122により駆動軸12
2aを収縮させ,第1弁体120を第1ロードロック室
106上壁部近傍の同図中実線で示す待避位置に配置さ
せる。かかる構成により,開口部106aを介して第1
ロードロック室120内と外部との間でウェハWを搬入
搬出することができる。
【0023】一方,開口部106aを閉じる場合には,
上記とは逆順に,まずエアシリンダ122により,回動
時に第1弁体120が第1ロードロック室106に接触
しない位置まで移動させた後,回動機構124により第
1弁体120が開口部106aと対向する位置まで第1
弁体120を移動させる。次いで,エアシリンダ122
により,第1弁体120が開口部106a全体を塞ぎ,
かつ第1弁体120によりOリング126が押し潰され
るように,第1弁体120を移動させる。かかる構成に
より,開口部106aが気密に閉成され,第1ロードロ
ック室106内を大気側から隔離することができる。
【0024】以上のように,第1弁体120を駆動する
エアシリンダ122と回動機構124を第1ロードロッ
ク室106の側壁あるいは側壁近傍に配置したので,図
2に示すように,第1ロードロック室106の下方に上
記各機構を設ける必要がない。さらに,開口部106a
の開成時には,第1弁体120が第1ロードロック室1
06の上方に配置される。その結果,第1ロードロック
室106の下方のスペースが制限されないので,例えば
圧力調整機構部118や第1ロードロック室106のメ
ンテナンスを容易に行うことができる。
【0025】また,開口部106aの開成時および閉成
時に,第1弁体120を第1ロードロック室106の開
口部106a形成面に対して平行移動させるので,第1
弁体120が上記形成面やOリング126と擦れあうこ
とがない。その結果,パーティクルが生じないので,ウ
ェハWの汚染を防止できる。
【0026】(3)第1〜第6ゲートバルブの構成 次に,図5を参照しながら,本実施の形態の特徴である
第1〜第6ゲートバルブG1〜G6の構成について,第
1ゲートバルブG1を例に挙げて詳細に説明する。第1
ゲートバルブG1を構成する第2弁体128は,図5
(a)および図5(b)に示すように,第2弁体128
を収容する弁体収容室130内の真空搬送室104側開
口部130aの閉成および開成を行うためのもので,開
口部130aを密閉可能な大きさおよび形状に形成され
た,例えばアルミニウム製の板状部材から構成されてい
る。なお,図5(a)は開口部130aの開成時の状態
を示し,図5(b)は開口部130bの閉成時の状態を
示している。
【0027】また,弁体収容室130内の開口部130
a形成面には開口部130aを囲うように永久磁石13
2が設けられ,第2弁体128には永久磁石132に対
応して電磁石134が内装されている。かかる構成によ
り,電磁石134に印加する電流の向きを変え磁界の極
性を変えることにより,第2弁体128と開口部130
aとの間に磁気反発力または磁気吸引力を選択的に発生
させることができる。その結果,磁気反発力を生じさせ
れば,後述の駆動時に,第2弁体128が弁体収容室1
30内壁面や,開口部130aの周囲に設けられたOリ
ング136と擦れ合うことが防止され,パーティクルの
発生を防止できる。また,磁気吸引力を生じさせれば,
機械的な駆動機構の力によらず,第2弁体128を開口
部130aに対して平行かつ直線的に均一に密着させる
ことができる。
【0028】また,第2弁体128は,弁体支持機構1
38を構成する弁体支持部138aにより支持されてい
る。弁体支持部138aは,弁体支持部138aを駆動
する駆動軸138bとリンク部142を介してリニアガ
イド140に回転自在に接続されている。リニアガイド
140は,第2弁体128を上下動させるためのもの
で,リニアガイド140を収容する駆動機構収容室14
4内部側壁に設けられたリニアガイドレール146に移
動自在に取り付けられている。かかる構成により,不図
示の駆動機構により,リニアガイド140をリニアガイ
ドレール146に沿って平行移動させれば,第2弁体1
28を弁体支持機構138を介して,開口部130aを
密閉可能な閉成位置とウェハWの搬送の妨げにならない
開成位置との間で昇降させることができる。
【0029】また,弁体支持機構138を構成する駆動
軸138bの側部には,突起部138cが形成されてい
る。また,リニアガイド140には,突起部138cを
挿入可能な穴部140bが設けられた張り出し部140
aが形成されている。穴部140bの突起部138cと
の接触部には,突起部138cを移動自在に所定位置で
固定可能な凸部140cが形成されている。かかる構成
により,開口部130aの開成時に,第2弁体128と
弁体支持機構138とを弁体収容室130の内壁面や駆
動機構収容室144の内壁面に接触しない位置で固定で
きるので,第2弁体128の昇降時にパーティクルが発
生せず,かつ第2弁体128と弁体支持機構138の摩
耗を防止できる。さらに,第2弁体128と弁体支持機
構138の水平方向への移動範囲を必要最小限に止める
ことができるので,弁体収容室130の水平方向の幅を
狭くでき,処理装置100のフットプリントを小さくで
きる。
【0030】次に,第1ゲートバルブG1の動作につい
て説明する。開口部130aを開放する場合には,図5
(a)に示すように,まず電磁石134から生じる磁界
の極性を永久磁石132の磁界の極性と同一にして磁気
反発力を発生させ,第2弁体128を開口部130aか
ら離間させる。次いで,不図示の駆動機構によりリニア
ガイド140を下方に移動させ,第2弁体128を開口
部130aよりも下方の待避位置に移動させる。かかる
構成により,ウェハWを開口部130aを介して,第1
ロードロック室106内と真空搬送室104内との間で
搬入搬出することができる。
【0031】一方,開口部130aを閉じる場合には,
図5(b)に示すように,上記とは逆順に,リニアガイ
ド140の駆動により,第2弁体128を開口部130
aと対向する位置まで上昇させる。次いで,電磁石13
4の磁界の極性を永久磁石132の磁界の極性と逆の極
性にして磁気吸引力を発生させ,Oリング136が押し
潰されるように,第2弁体128を弁体収容室130内
の開口部130a形成面に密着させる。かかる構成によ
り,開口部130aが気密に閉成され,第1ロードロッ
ク室106内と真空搬送室104内とが気密に分離され
る。
【0032】以上,本発明の好適な実施の一形態につい
て,添付図面を参照しながら説明したが,本発明はかか
る構成に限定されるものではない。特許請求の範囲に記
載された技術的思想の範疇において,当業者であれば,
各種の変更例および修正例に想到し得るものであり,そ
れら変更例および修正例についても本発明の技術的範囲
に属するものと了解される。
【0033】例えば,上記実施の形態において,第1弁
体をエアシリンダで駆動する構成を例に挙げて説明した
が,本発明はかかる構成に限定されず,油圧シリンダな
どの伸縮機構を用いて弁体を駆動しても本発明を実施す
ることができる。
【0034】また,上記実施の形態において,第1弁体
を第1ロードロック室の上方に回動させる構成を例に挙
げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されず,弁
体を真空処理室の下方に回動させても本発明を実施する
ことができる。
【0035】また,上記実施の形態において,第2弁体
に電磁石を設け,開口部の周囲に永久磁石を設ける構成
を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定さ
れず,電磁石と永久磁石とを上記とは逆に設けたり,あ
るいは電磁石を両方に採用しても本発明を実施すること
ができる。
【0036】また,上記実施の形態において,第2弁体
により弁体収容室の開口部の開成および閉成を行う構成
を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定さ
れず,各種開口部の開成および閉成にも本発明を適用す
ることができる。
【0037】また,上記実施の形態において,Oリング
を開口部の形成面に設ける構成を例に挙げて説明した
が,本発明はかかる構成に限定されず,気密部材を弁体
に設けたり,あるいは気密部材を採用しなくても本発明
を実施することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば,弁体の駆動機構が真空
処理室の側壁に配されるので,真空処理室の下方あるい
は上方の空間を有効的に活用することができる。また,
弁体が開口部の形成部に擦れ合わないので,パーティク
ルの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な処理装置を示す概略的な平
面図である。
【図2】図1に示す処理装置を表す概略的な側面図であ
る。
【図3】図1に示す第1ロードロック室の大気側開口部
を示す概略的な斜視図である。
【図4】図1に示す第7ゲートバルブの動作を説明する
ための概略的な説明図である。
【図5】図1に示す第1ゲートバルブを表す概略的な断
面図である。
【図6】従来の処理装置を示す概略的な側面図である。
【符号の説明】
100 処理装置 104 真空搬送室 106 第1ロードロック室 106a 開口部 108 第1ロードロック室 120 第1弁体 122 エアシリンダ 124 回動機構 128 第2弁体 130 弁体収容室 130a 開口部 132 永久磁石 134 電磁石 138 弁体支持機構 140 リニアガイド 146 リニアガイドレール G1〜G8 第1〜第8ゲートバルブ W ウェハ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空処理室の開口部の開成および閉成を
    行う弁体を備えたゲートバルブであって:前記開口部の
    開成方向または閉成方向に前記弁体を駆動する伸縮機構
    と,前記伸縮機構とともに前記弁体を回動する回動機構
    とを備えたことを特徴とする,ゲートバルブ。
  2. 【請求項2】 前記伸縮機構および前記回動機構の駆動
    機構は,前記真空処理室の側壁に配されることを特徴と
    する,請求項1に記載のゲートバルブ。
  3. 【請求項3】 前記開口部の開成時に,前記弁体は前記
    回動機構により前記真空処理室の外壁部近傍の待避位置
    にまで回動されることを特徴とする,請求項1または2
    に記載のゲートバルブ。
  4. 【請求項4】 真空処理室の開口部の開成および閉成を
    行う弁体を備えたゲートバルブであって:前記弁体と前
    記真空処理室との間に磁気反発力を選択的に形成する磁
    力発生手段を備えたことを特徴とする,ゲートバルブ。
  5. 【請求項5】 前記磁気反発力は,前記弁体の駆動時に
    形成されることを特徴とする,請求項4に記載のゲート
    バルブ。
  6. 【請求項6】 真空処理室の開口部の開成および閉成を
    行う弁体を備えたゲートバルブであって:前記弁体と前
    記真空処理室との間に磁気吸引力を選択的に形成する磁
    力発生手段を備えたことを特徴とする,ゲートバルブ。
  7. 【請求項7】 前記磁気吸引力は,前記開口部の閉成時
    に形成されることを特徴とする,請求項6に記載のゲー
    トバルブ。
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