JP2003167629A - 位置制御装置 - Google Patents

位置制御装置

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JP2003167629A
JP2003167629A JP2001367971A JP2001367971A JP2003167629A JP 2003167629 A JP2003167629 A JP 2003167629A JP 2001367971 A JP2001367971 A JP 2001367971A JP 2001367971 A JP2001367971 A JP 2001367971A JP 2003167629 A JP2003167629 A JP 2003167629A
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cylinder
control valve
pressure
piston
control device
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JP2001367971A
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Hiromichi Iizuka
博道 飯塚
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Asahi Enterprise Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単純でありながらしかも高い位置精度で位置決
めを行なうことが可能な低コストの位置制御装置を提供
する。 【解決手段】ピストン11の両側のA室とB室とが絞り
16によって連通されたシリンダ10のピストンロッド
12のストロークを位置センサ14によって検出し、こ
の検出出力をサーボアンプ18で目標値と比較する。そ
してサーボアンプ18の偏差出力をシリンダ10のB室
と接続された制御弁20に供給し、この制御弁20の圧
力または流量の制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置制御装置に係
り、とくにシリンダのストロークを調整して位置を制御
する位置制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の生産システムにおいて、ワークや
部品等の対象物を所定の位置に位置決めするために位置
制御装置が広く用いられている。最も一般的な位置制御
装置は、ボールねじとサーボモータとを組合わせたもの
であって、サーボモータによってボールねじを回転させ
ることにより軸線方向に移動させるものである。
【0003】このようなボールねじによる位置制御に代
えて、流体圧による位置制御として、位置サーボ弁を用
いる方法や、圧力制御弁を用いる方法等が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のボールねじとサ
ーボモータとの組合わせによる位置制御装置に代えて用
いられる流体圧による位置制御装置は、上述の如く位置
サーボ弁や圧力制御弁を用いるものであるが、何れも複
雑な構造であって、しかもコンポーネントを構成する部
品が高価であるために、システム自体のコストも増大す
る傾向にあった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、極めて単純な構成でありながらしかも
高精度の位置決めを低コストで可能にする位置決め装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の主要な発明は、シ
リンダのストロークを調整して位置を制御する位置制御
装置において、前記シリンダのピストンの両側の部屋を
連通させるように接続される絞りと、前記シリンダのス
トロークを検出する検出手段と、前記シリンダのピスト
ンに対して一方の部屋に接続される制御弁と、前記シリ
ンダのストロークが所定の値でこのシリンダが停止する
ように前記検出手段の検出値に応じて前記制御弁を制御
する制御手段と、を具備する位置制御装置に関するもの
である。
【0007】ここで前記制御弁が前記シリンダのピスト
ンロッドが延出される部屋とは反対側の部屋に接続され
るとともに、前記制御手段が前記制御弁の圧力または流
量を制御するものであってよい。また前記シリンダがエ
アシリンダから構成されるとともに、前記制御弁の出力
ポートが大気開放され、前記制御弁の入力ポートの圧力
または前記制御弁を流れる流量が制御されるようにして
よい。
【0008】またここで前記シリンダのピストンが延出
される部屋に供給圧Pが印加されるとともに、前記
シリンダの内径をDとしかつピストンロッドの直径をd
としたときに、前記シリンダのピストンロッドが延出さ
れる部屋とは反対側の部屋の圧力Pが、 P=P・(1−d/D) となるように前記制御弁によって制御されるようにして
よい。あるいはまた前記シリンダのピストンロッドが延
出される部屋に供給圧Pが印加されるとともに、前
記シリンダのピストンロッドが延出される部屋とは反対
側の部屋であって前記制御弁が接続される部屋の圧力が
であって、しかも前記絞りおよび前記制御弁の開
度をそれぞれRおよびRとしたときに、 R=R{(P−P)/P1/2 となるように前記制御弁によって流量が制御されるよう
にしてよい。また前記絞りと並列に2方弁が接続される
ようにしてよい。
【0009】本願の別の発明は、シリンダのストローク
を調整して位置を制御する位置制御装置において、前記
シリンダのピストンの両側の部屋を連通させるように接
続される制御弁と、前記シリンダのストロークを検出す
る検出手段と、前記シリンダのピストンに対して一方の
部屋に接続される絞りと、前記シリンダのストロークが
所定の値でこのシリンダが停止するように前記検出手段
の検出値に応じて前記制御弁を制御する制御手段と、を
具備する位置制御装置に関するものである。
【0010】本願のさらに別の発明は、シリンダのスト
ロークを調整して位置を制御する位置制御装置におい
て、前記シリンダのピストンの両側の部屋を連通させる
ように接続される第1の制御弁と、前記シリンダのスト
ロークを検出する検出手段と、前記シリンダのピストン
に対して一方の部屋に接続される第2の制御弁と、前記
シリンダのストロークが所定の値でこのシリンダが停止
するように前記検出手段の検出値に応じて前記第1の制
御弁および前記第2の制御弁を制御する制御手段と、を
具備する位置制御装置に関するものである。
【0011】また前記制御弁がノズルフラッパとフォー
スモータとから構成され、前記シリンダの一方の部屋が
入力ポートに接続されるか前記シリンダの両側の部屋が
前記入力ポートと出力ポーとに接続され、ノズルと対向
するフラッパがムービングコイルによって前記ノズルの
軸線方向に移動調整可能であって、前記ノズルと前記フ
ラッパとの間の隙間を調整することにより出力圧または
流量が制御されるようにしてよい。
【0012】ここで入力圧および出力圧によって前記フ
ラッパに作用する力が該フラッパの弾性変形による力に
比べて十分に大きく、前記制御弁によって圧力制御を行
なうようにしてよい。また前記フラッパの弾性変形によ
る力が入力圧および出力圧によって前記フラッパに作用
する力に比べて十分に大きく、前記制御弁によって流量
制御を行なうようにしてよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本願発明を第1の実施の形態
によって説明する。図1はこの実施の形態のシステムの
全体の構成を示している。この装置は出力を生ずるエア
シリンダ10を供えている。そしてこのエアシリンダ1
0内にはピストン11が摺動可能に配されるとともに、
このピストン11にピストンロッド12が左方に延出さ
れている。すなわちピストンロッド12はエアシリンダ
11の例えば左方の壁から突出しており、この突出され
た先端部を利用して位置制御を行なうようにしている。
【0014】エアシリンダ10の外周上にはブラケット
13を介して位置センサ14が取付けられている。この
位置センサ14は例えばリニアポテンショメータ等から
構成され、ピストンロッド12の先端側の部分に取付け
られている被検出子15を検出するようになっている。
図2はこのような位置センサ14のストロークに対する
抵抗値の変化を示している。また上記エアシリンダ10
のピストン11に対してその両側の部屋を連通させるよ
うに固定絞り16が設けられている。
【0015】次にこの位置制御装置の制御系について説
明する。この制御系はサーボアンプ18から構成される
とともに、サーボアンプ18には目標値のストロークと
位置センサ14によって検出される検出値とが入力され
るようになっている。そして上記サーボアンプ18の偏
差の出力によって流量制御弁20を制御するようにして
いる。
【0016】次に上記流量制御弁20の構造を図3によ
って説明する。この流量制御弁20はその下部に設けら
れているベース32と、その上側に位置するボディ33
と、ボディ33の側方に取付けられているフォースモー
タ34とから構成される。
【0017】ベース32にはその一方の側面に入力ポー
ト36が形成され、この入力ポート36は連通孔37を
介して上記ボディ33の下面に形成されている凹部38
に連通されている。またベース32の反対側の側面には
出力ポート39が形成されるとともに、この出力ポート
39と連通するように連通孔40が形成され、この連通
孔40はさらにボディ33の連通孔41に連通されてい
る。
【0018】上記連通孔41は凹部42に連通されてい
る。そしてこの凹部42に側方から連通するように雌ね
じ孔43が形成され、この雌ねじ孔43にノズル45の
外周側の雄ねじの部分が螺着されて取付けられている。
ノズル45はその中心部を貫通するように軸線方向に延
びる中心孔46を備えるとともに、円盤状基部47を基
端側に備えている。そしてこの円盤状基部47をばね4
8によって押圧するようにして円盤状基部47はボディ
33の凹部49内に収納保持されている。円盤状基部4
7は直径方向に貫通しかつ上記中心孔46と連通する横
孔50を備えるとともに、この横孔50の外周部が円盤
状基部47の外周面上に形成されている連通溝51に開
放されている。そしてこの連通溝51がポート52を通
して上記ボディ33の下面の凹部38に連通されてい
る。
【0019】次に上記ボディ33の右側部に取付けられ
ているフォースモータ34の構成について説明する。こ
のフォースモータ34はノズル45の先端部と対向する
ように配されているフラッパ60をノズル45の軸線方
向に移動させるものである。フラッパ60は適宜開口6
1が形成され、これによってその両側の圧力が等しくな
るようにしている。
【0020】そしてフォースモータ34はケーシング6
2を備えるとともに、このケーシング62内にヨーク6
3を収納保持している。そしてヨーク63の底部側であ
ってその中心部には円柱状をなすマグネット64が固着
されている。マグネット64の先端部にはセンタコア6
5が取付けられている。そして上記センタコア65の外
周部とヨーク63の内周部との間のエアギャップにコイ
ル66がボビン67に巻装された状態で配されている。
ボビン67は上記フラッパ60に固着されている。従っ
てコイル66に電流を通じてこのフォースモータ34に
出力を発生させると、フラッパ60がノズル45の軸線
方向に移動してノズル45との間の隙間を調整すること
になる。
【0021】次に以上のような構成に係るこの位置制御
装置の動作を説明する。上述の如くこの装置はシリンダ
10によって位置制御を行なう。シリンダ10の内径を
Dとし、ピストンロッド12の直径をdとする。またこ
のシリンダ10のピストンロッド12の突出量、すなわ
ちストロークが位置センサ14によって検出されるよう
になっている。しかもここでは左側のA室から右側のB
室へ差圧dPでQl/min流れるような流体抵抗から
成る絞り16が設けられている。なお図1ではこの流体
抵抗16をシリンダ10の外部に配管を介して接続して
いるが、このような構成に代えてピストン11とシリン
ダ10との間のクリアランスや、ピストン11それ自体
に形成された小孔によって絞り16を構成してもよい。
【0022】サーボアンプ18は目標入力値と位置セン
サ14の信号とを比較し、信号差の演算を施すととも
に、この演算結果によって流量制御弁20に信号を出力
し、この流量制御弁20を制御するようになっている。
そして流量制御弁20は上記サーボアンプ18からの出
力によって流量あるいは圧力を制御することになる。
【0023】次にこの位置制御装置の動作原理を説明す
る。今シリンダ10のピストン11の左側のA室には供
給圧Pが印加され、この力によってピストン11が
右方、すなわちピストンロッド12を後退させるように
作用する力Fが発生する。この力Fは、 F=P・(D−d) これに対してシリンダ10のピストン11の右側の部屋
の圧力Pによって発生する力は、ピストンロッド1
2を押出すように働く力である。この力をF とする
と、 F=P・D となる。ここでPはシリンダ10のB室に印加され
る圧力である。
【0024】ここでシリンダ10のB室に接続されてい
る流量制御弁20を閉鎖すると、P =Pとな
り、このためにピストン11が受ける力dFは、 dF=F−F=P・d となる。つまりP・dの力によってピストン11が
押されてピストンロッド12が左方に突出する。
【0025】次に流量制御弁20を開放すると、ピスト
ン11の右側のB室の圧力が減圧され、ピストン11が
受ける力dFは、 dF=F−F=−{(P−P)・D−
・d} となる。つまり(P−P)・D−P・dの
力によってピストン11は右方に後退し、ピストンロッ
ド12がシリンダ10の内部に引込まれる。
【0026】上記流量制御弁20の内部流量抵抗(面
積)をRとし、この抵抗値を絞り16の流量抵抗
(面積)Rに比べて十分に大きな値とし、すなわち
>>Rとすると、スタティック状態では、流
量制御弁20の出力ポートが大気開放されているため
に、 P≒0 となる。またD=2dとすると、力dFは、P=0
であるから、 dF=−P・d となる。
【0027】エアシリンダ10のピストンロッド12が
停止するための条件は、 F=F つまり P・(D−d)=P・D よって P=P(1−d/D) D=2dとすると、P=P/2となる。すなわ
ち制御弁20を圧力制御弁として使用する場合には、D
=2dを条件としてP=P/2となるように制
御すれば、シリンダ10のピストンロッド12はほぼ停
止する。
【0028】制御弁20を流量制御弁とする場合には、
以下のような条件でピストンロッド12が停止する。流
量制御弁20の入力ポート36から出力ポート39に流
れる流量をQとし、温度変化を無視すると、 Q=R(P1/2 これに対してシリンダ10に接続された絞り16から成
る抵抗Rを流れる流量をQとすると、 Q=R{(P−P)}1/2 ピストンロッド12が停止する条件はQ=Q
あるから、 R(P1/2 =R{(P
)}1/2 よって R=R{(P−P)/
1/2 D=2dを条件としてP=P/2となるR
は、 R=R つまり流量制御弁20の開度Rをエアシリンダ10
に設けられた絞り16の抵抗Rと等しくすることに
よって、シリンダ10のピストンロッド12がほぼ停止
する。実際の停止位置と目標値との間に偏差が発生した
場合には、サーボアンプ18によってさらに偏差を補正
し、補正位置と目標値とを一致させればよい。
【0029】次に流量制御弁20の動作を説明する。図
3に示す流量制御弁20の入力ポート36がシリンダ1
0のB室に接続され、B室の圧力Pが印加される。
これに対してこの流量制御弁20の出力ポート39は大
気開放される。そしてこの制御弁20のフォースモータ
34のコイル66の部分にサーボアンプ18からの信号
によって電流が流れ、フラッパ60とノズル45との間
の隙間を調整し、これによってシリンダ10のB室の圧
力Pあるいはこの制御弁20を入力ポート36から
出力ポート39を通って流れる流量を制御する。
【0030】図4にこの流量制御弁20の要部が拡大し
て示される。ノズル45の中心孔46の有効断面積をa
とし、コイル66を保持するフラッパ60から成るディ
スクスプリングのばね定数をKとし、その変位をxと
し、コイル66に流れる電流により発生する力をF
とし、ノズル45の中心孔46に印加される内圧をP
とし、このノズル45の出力圧、すなわち出力ポート3
9を通して取出されるこの制御弁20の出力圧をP
とする。
【0031】図4においてフラッパ60の両面に作用す
る力について考える。ノズル45の中心孔46と対応す
る部分(面積a)以外では両面にノズルフラッパの出力
圧P が作用するが、これらは互いに相殺されるため
に、これを無視できる。よってフラッパ60がノズル4
5から離れ、これによってフラッパ60を開く方向に働
く力Fは、 F=a・P+K・x 次にフラッパ60を閉じる方向に働く力を考える。ここ
でもノズル45の中心孔46と対応する部分(面積a)
以外においてフラッパ60の両面に働く圧力P は互
いに相殺されるために、この力は考えなくてよい。すな
わちフラッパ60のノズル45とは反対側の面に作用す
る圧力としては、P・aのみでよい。従ってノズル
45をフラッパ60によって閉める方向に作用する力F
は、 F=a・P+F この制御弁20はF=Fとなるように動作する
ために、 a・P+K・x=a・P+F ここでフラッパ60を構成するディスクスプリングのば
ね定数Kを十分に小さく設定した場合には、K・x=0
とおくことができるために、 a・(P−P)=F ここでFは電流に対してリニアであるから、この制
御弁20は差圧dF=P −Pを調整することに
なる。そしてとくに図1から明らかなように、この制御
弁20の出力ポート39が大気開放されているために、
=0となる。従って上記の式は、 dF=P となる。すなわちこの制御弁20によってノズル45の
内圧Pが制御される。そして図3に示すノズル45
の中心孔46と連通する入力ポート36は図1に示すよ
うにシリンダ10のB室に接続されているために、この
シリンダ10のB室の圧力Pをコイル66に流れる
電流によって調整できるようになる。
【0032】次にノズルフラッパ60から成るディスク
スプリングのばね定数Kを十分に大きくすると、フラッ
パ60のばね定数Kによって生ずる弾性復元力が制御弁
20のノズル45の内圧Pおよび出力圧Pによ
って生ずる力に比べて十分に大きくなる。従ってa・
(P−P)=0とおくことができる。つまり F=K・x となる。そしてFはコイル66を流れる電流量に対
してリニアであるために、この制御弁20はフラッパ6
0のノズル45の軸線方向の移動量xを調整することに
なり、このことはノズル45の先端部とフラッパ60と
の間の隙間、つまり流量を調整することになる。従って
このような制御動作によって流量制御弁20の入力ポー
ト36から出力ポート39を通して流れる流量が調整さ
れるようになる。
【0033】このような動作原理によって、サーボアン
プ18によって出力される信号であって目標値と位置セ
ンサ14による検出値との比較に基く差信号を制御弁2
0に供給することによって、シリンダ10のB室の圧力
を制御するか制御弁20を通って放出される空気量を調
整することにより、シリンダ10のピストンロッド12
の突出量を目標値に合わせて停止させることができ、こ
れによってピストンロッド12による位置制御が行なわ
れる。このような位置制御装置は、図1に示すように極
めて単純な方法であって、しかもサーボ制御を行なって
いるために高い精度の位置決めが可能になる。また主た
る構成部品はエアシリンダ10とフォースモータ34を
組込んだ制御弁20であるから、低コストの位置制御装
置が提供される。
【0034】次に別の実施の形態を図5によって説明す
る。この実施の形態は図1に示す実施の形態に2方弁2
4とコンパレータ25とを付加したものである。すなわ
ち図1に示す装置においてはシリンダ10の両側の部屋
を連通させる絞り16の抵抗Rによってこのシリン
ダ10の最大前進速度が規制される。このために高速で
のシリンダ10の前進ができない。そこでこの実施の形
態は高速化のためには次のような構成をとる。
【0035】すなわち上記絞り16をバイパスするよう
な2方弁24を取付ける。そしてこの2方弁24をサー
ボアンプ18の後段に接続されたコンパレータ25の出
力によって制御する。すなわちコンパレータ25の値が
所定値を超えた場合には上記2方弁24を開くことによ
ってエアシリンダ10のA室からB室への空気の流動を
この2方弁24によって行なうことにより、前進速度の
高速化が可能になる。なおこの2方弁24はコンパレー
タ25によって目標値と位置センサ14によって測定さ
れる実測値との偏差によってオンオフ動作する。
【0036】次に図6によってさらに別の実施の形態を
説明する。この実施の形態はエアシリンダ10の後側の
B室から空気を逃がす部分に固定絞り26を設けるとと
もに、エアシリンダ10のピストン11の両側の部屋を
連通させるように流量制御弁21を接続するようにした
ものである。すなわちここでは図1に示す絞り16を流
量制御弁21に置換えることによって抵抗値Rを可
変にし、これに対してエアシリンダ10のB室と接続さ
れる流量制御弁20を固定抵抗Rに代えたものであ
る。ここで固定抵抗26によってこのままではエアシリ
ンダ10の後退速度が規制されて迅速な後退ができな
い。そこで後退速度の高速化のために2方弁24を上記
固定絞り26と並列に取付けている。
【0037】図7はさらに別の実施の形態を示してい
る。この実施の形態はエアシリンダ10のピストン11
の両側の部屋を連通させる絞りを流量制御弁21から構
成するとともに、エアシリンダ10のピストン11の後
側の部屋すなわちB室から空気を逃がす絞りを流量制御
弁20から構成している。すなわちここでは2つの流量
制御弁20、21を用い、これらをサーボアンプ18の
出力によって直接、あるいはまたインバータ27を介し
て制御するようにしている。なおインバータ27を用い
る代りに、制御弁20、21のコイル66に対する結線
を互いに逆にし、これによってコイル66に流れる電流
とフラッパ60の移動方向とが一対の制御弁20、21
で互いに逆の関係になるように一対の流量制御弁20、
21をサーボアンプ18に接続してもよい。
【0038】次に第5の実施の形態を図8によって説明
する。この実施の形態はエアシリンダ10内に摺動可能
に配されているピストン11の左側にピストンロッド1
2が延出されるとともに、右側にピストンロッド29が
延出されている。なおここで一対のピストンロッド1
2、29はその太さが異なっており、ピストンロッド1
2の方が太くなっている。そしてこれらのピストンロッ
ド12、29の先端部がそれぞれ固定されるとともに、
ピストン11に対してシリンダ10が軸線方向に移動可
能になっている。なお一対のピストンロッド12、29
の内の一方、例えばピストンロッド29を省略してもよ
い。そしてこのエアシリンダ10のピストン11の両側
のA室とB室とが固定絞り16によって互いに連通され
ている。
【0039】ここでシリンダ10には被検出子15が取
付けられ、この被検出子15が位置センサ14によって
検出される。位置センサ14の検出出力はサーボアンプ
18において目標値と比較されるとともに、サーボアン
プ18の偏差出力がシリンダ10のピストン11に対し
て一方のB室に接続されている流量制御弁20の圧力ま
たは流量を制御する。これによってエアシリンダ10の
位置を目標値に一致させて停止させることが可能にな
り、上記実施の形態と同様の作用効果を奏することが可
能になる。なおここでも上記絞り16と並列に2方弁2
4を取付け、これによってシリンダ10の右方への移動
動作の高速化を図ることが可能になる。
【0040】
【発明の効果】本願の主要な発明は、シリンダのストロ
ークを調整して位置を制御する位置制御装置において、
シリンダのピストンの両側の部屋を連通させるように接
続される絞りと、シリンダのストロークを検出する検出
手段と、シリンダのピストンに対して一方の部屋に接続
される制御弁と、シリンダのストロークが所定の値でこ
のシリンダが停止するように検出手段の検出値に応じて
制御弁を制御する制御手段と、を具備するようにしたも
のである。
【0041】従ってこのような位置制御装置によれば、
制御手段によって検出手段の検出値に応じて制御弁を制
御することにより、シリンダのストロークが所定の値で
このシリンダが停止することになり、これによって位置
制御動作が達成される。従って極めて単純な方法によっ
てしかもフィードバック制御による高精度な位置決めを
達成するとともに、低コストの位置制御装置を提供する
ことが可能になる。
【0042】本願の別の主要な発明は、シリンダのスト
ロークを調整して位置を制御する位置制御装置におい
て、シリンダのピストンの両側の部屋を連通させるよう
に接続される制御弁と、シリンダのストロークを検出す
る検出手段と、シリンダのピストンに対して一方の部屋
に接続される絞りと、シリンダのストロークが所定の値
でこのシリンダが停止するように検出手段の検出値に応
じて制御弁を制御する制御手段と、を具備するようにし
たものである。
【0043】従ってこのような位置制御装置によれば、
検出手段の検出値に応じて制御弁を制御することによ
り、シリンダのストロークが所定の値でこのシリンダが
停止することになり、これによって単純であってしかも
高精度の位置決めが可能な低コストの位置制御装置を提
供することが可能になる。
【0044】本願のさらに別の主要な発明は、シリンダ
のストロークを調整して位置を制御する位置制御装置に
おいて、シリンダのピストンの両側の部屋を連通させる
ように接続される第1の制御弁と、シリンダのストロー
クを検出する検出手段と、シリンダのピストンに対して
一方の部屋に接続される第2の制御弁と、シリンダのス
トロークが所定の値でこのシリンダが停止するように検
出手段の検出値に応じて第1の制御弁および第2の制御
弁を制御する制御手段と、を具備するようにしたもので
ある。
【0045】従ってこのような位置制御装置によれば、
制御手段によって検出手段の検出値に応じて第1の制御
弁と第2の制御弁とを制御することにより、シリンダの
ストロークが所定の値でこのシリンダ停止することにな
り、単純な方法によって高精度の位置決めが可能になる
とともに、極めて低コストの位置制御装置を提供するこ
とが可能になる。
【0046】本願のさらに別の主要な発明は、制御弁が
ノズルフラッパとフォースモータとから構成され、シリ
ンダの一方の部屋が入力ポートに接続されるかシリンダ
の両側の部屋が入力ポートと出力ポーとに接続され、ノ
ズルと対向するフラッパがムービングコイルによってノ
ズルの軸線方向に移動調整可能であって、ノズルとフラ
ッパとの間の隙間を調整することにより出力圧または流
量が制御するようにしたものである。
【0047】従ってフォースモータのムービングコイル
中を流れる電流量によってノズルとノズルフラッパとの
間の隙間を調整することによって、制御弁の出力圧また
は流量を制御することが可能になり、このような出力圧
または流量の制御によって制御弁を介してシリンダのス
トロークの制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の位置制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】同位置センサの特性を示すグラフである。
【図3】制御弁の縦断面図である。
【図4】同制御弁の要部拡大縦断面図である。
【図5】第2の実施の形態の位置制御装置のブロック図
である。
【図6】第3の実施の形態の位置制御装置のブロック図
である。
【図7】第4の実施の形態の位置制御装置のブロック図
である。
【図8】第5の実施の形態の位置制御装置のブロック図
である。
【符号の説明】
10 エアシリンダ 11 ピストン 12 ピストンロッド 13 ブラケット 14 位置センサ 15 被検出子 16 固定絞り 18 サーボアンプ 20、21 流量制御弁 24 2方弁 25 コンパレータ 26 固定絞り 27 インバータ 29 ピストンロッド 32 ベース 33 ボディ 34 フォースモータ 36 入力ポート 37 連通孔 38 凹部 39 出力ポート 40、41 連通孔 42 凹部 43 雌ねじ孔 45 ノズル 46 中心孔 47 円盤状基部 48 ばね 49 凹部 50 横孔 51 連通溝 52 ポート 60 フラッパ 61 開口 62 ケーシング 63 ヨーク 64 マグネット 65 センタコア 66 コイル 67 ボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05D 16/20 G05D 16/20 N Fターム(参考) 3H001 AA01 AA07 AB06 AC03 AD04 AE07 3H002 BA01 BB03 BC05 BD06 BE01 BE02 5H303 AA01 AA04 BB01 BB06 BB11 CC01 DD04 DD08 EE03 EE07 GG04 HH02 HH07 LL03 MM05 5H316 AA18 BB02 DD11 DD12 EE02 EE08 EE12 FF02 FF17 GG03 GG11 HH04 JJ03 JJ13 KK01 KK04 KK08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダのストロークを調整して位置を制
    御する位置制御装置において、 前記シリンダのピストンの両側の部屋を連通させるよう
    に接続される絞りと、 前記シリンダのストロークを検出する検出手段と、 前記シリンダのピストンに対して一方の部屋に接続され
    る制御弁と、 前記シリンダのストロークが所定の値でこのシリンダが
    停止するように前記検出手段の検出値に応じて前記制御
    弁を制御する制御手段と、 を具備する位置制御装置。
  2. 【請求項2】前記制御弁が前記シリンダのピストンロッ
    ドが延出される部屋とは反対側の部屋に接続されるとと
    もに、前記制御手段が前記制御弁の圧力または流量を制
    御することを特徴とする請求項1に記載の位置制御装
    置。
  3. 【請求項3】前記シリンダがエアシリンダから構成され
    るとともに、前記制御弁の出力ポートが大気開放され、
    前記制御弁の入力ポートの圧力または前記制御弁を流れ
    る流量が制御されることを特徴とする請求項2に記載の
    位置制御装置。
  4. 【請求項4】前記シリンダのピストンが延出される部屋
    に供給圧Pが印加されるとともに、前記シリンダの
    内径をDとしかつピストンロッドの直径をdとしたとき
    に、前記シリンダのピストンロッドが延出される部屋と
    は反対側の部屋の圧力Pが、 P=P・(1−d/D) となるように前記制御弁によって制御されることを特徴
    とする請求項2または請求項3に記載の位置制御装置。
  5. 【請求項5】前記シリンダのピストンロッドが延出され
    る部屋に供給圧Pが印加されるとともに、前記シリ
    ンダのピストンロッドが延出される部屋とは反対側の部
    屋であって前記制御弁が接続される部屋の圧力がP
    であって、しかも前記絞りおよび前記制御弁の開度をそ
    れぞれRおよびRとしたときに、 R=R{(P−P)/P1/2 となるように前記制御弁によって流量が制御されること
    を特徴とする請求項2にまたは請求項3に記載の位置制
    御装置。
  6. 【請求項6】前記絞りと並列に2方弁が接続されること
    を特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の位置
    制御装置。
  7. 【請求項7】シリンダのストロークを調整して位置を制
    御する位置制御装置において、 前記シリンダのピストンの両側の部屋を連通させるよう
    に接続される制御弁と、 前記シリンダのストロークを検出する検出手段と、 前記シリンダのピストンに対して一方の部屋に接続され
    る絞りと、 前記シリンダのストロークが所定の値でこのシリンダが
    停止するように前記検出手段の検出値に応じて前記制御
    弁を制御する制御手段と、 を具備する位置制御装置。
  8. 【請求項8】シリンダのストロークを調整して位置を制
    御する位置制御装置において、 前記シリンダのピストンの両側の部屋を連通させるよう
    に接続される第1の制御弁と、 前記シリンダのストロークを検出する検出手段と、 前記シリンダのピストンに対して一方の部屋に接続され
    る第2の制御弁と、 前記シリンダのストロークが所定の値でこのシリンダが
    停止するように前記検出手段の検出値に応じて前記第1
    の制御弁および前記第2の制御弁を制御する制御手段
    と、 を具備する位置制御装置。
  9. 【請求項9】前記制御弁がノズルフラッパとフォースモ
    ータとから構成され、前記シリンダの一方の部屋が入力
    ポートに接続されるか前記シリンダの両側の部屋が前記
    入力ポートと出力ポーとに接続され、ノズルと対向する
    フラッパがムービングコイルによって前記ノズルの軸線
    方向に移動調整可能であって、前記ノズルと前記フラッ
    パとの間の隙間を調整することにより出力圧または流量
    が制御されることを特徴とする請求項1〜請求項8の何
    れかに記載の位置制御装置。
  10. 【請求項10】入力圧および出力圧によって前記フラッ
    パに作用する力が該フラッパの弾性変形による力に比べ
    て十分に大きく、前記制御弁によって圧力制御を行なう
    ことを特徴とする請求項9に記載の位置制御装置。
  11. 【請求項11】前記フラッパの弾性変形による力が入力
    圧および出力圧によって前記フラッパに作用する力に比
    べて十分に大きく、前記制御弁によって流量制御を行な
    うことを特徴とする請求項9に記載の位置制御装置。
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