JP5509338B2 - 多段式弁システム - Google Patents

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Description

本発明は、弁システムに関するものであり、とくに圧力駆動式弁を作動させることができる多段式弁システムに関するものである。
パイロット作動弁システムは、当該技術分野において一般的に知られており、さまざまな用途に用いられている。用途によっては、パイロット弁は、圧力駆動式主制御弁を作動させるために用いられるパイロット流体の制御に用いられる場合もある。通常、圧力駆動式弁は、加圧流体源による作用を受けたときに弁を作動させる、付勢ピストンまたは他の要素を備えている。一般的に、パイロット弁は、主制御弁によって制御される作動プロセス流体の圧力よりはるかに小さな圧力を持っているパイロット流体を制御する。主制御弁によって制御されているプロセス流体の圧力より小さな圧力を持っているパイロット流体を用いることにより、パイロット弁を作動させるのに必要となる力がより小さくてすむ。このことは、パイロット弁がソレノイド駆動式パイロット弁であるような場合にとくに当てはまる。状況によっては、ソレノイド駆動式パイロット弁に加えられるパワーは、消費電力、すなわちコストを削減させるため、または政府もしくは他の取り締まり機関によって規定されているパワー規制法のため、制限される場合もある。パイロット流体は、空圧流体、油圧流体などであってもよい。パイロット流体としてどのような流体が用いられるのかは個々の用途によって異なりうる。
パイロット作動式弁システムの特別な使い方の1つは、ブロー成型システム用のプロセスガスの制御である。ブロー成型は、予備成形品を所望の製品に成型するための一般的に知られているプロセスのことである。予備成形品は、加圧ガス(通常空気だが、他のガスが用いられてもよい)を注入するための開口部を一方の端部に持っているチューブ形状を有している。1つの具体的なタイプのブロー成型は、ストレッチブロー成型(SBM)である。SBM用途では、弁ブロックが、予備成形品をモールドキャビティの中で広げるための低圧ガスおよび高圧ガスの両方を提供する。モールドキャビティは、所望の製品の外形を有している。SBMは、種々様々な用途で用いることができる。しかしながら、最も広く用いられている用途のうちの1つは、飲用ボトルの如きポリエチレン・テレフタレート(PET)製品の生産である。通常、SBMプロセスは、予備成形品の中に挿入されるストレッチ用のロッドに沿って供給される低圧流体源を用いて予備成形品を長手方向に沿ってかつ半径方向外側に向かって伸長させ、次に、高圧流体源を用いて予備成形品をモールドキャビティの中で広げる。低圧流体源および高圧流体源の各々は、多段式弁システムを用いて制御することができる。得られた製品は、モールドキャビティの形状に一致する外形を持ったおおむね中空状の製品である。次いで、予備成形品内のガスは1つ以上の排気弁を通して排気される。各ブロー成型サイクル中、このプロセスが繰り返される。
いうまでもなく、現在達成可能な高速の成型サイクルの場合、各成型サイクル中におけるエネルギー損失がほんの少量であったとしても、運転コストは著しく増大することとなる。したがって、弁システムは、主制御弁を制御するために2段式パイロット弁システムを有する多段式弁システムを通常用いている。2段式パイロットシステムは、ソレノイド弁によって必要とされるパワーが最小限に抑えられているために、通常は単段式パイロットシステムよりも好ましい。図1には、従来の多段式弁システムの一例が示されている。
図1は、従来の多段式弁システム100を示す概略図である。図から明らかなように、弁システム100の詳細の多くは図を単純化するために省略されている。図示されているように、多段式弁システム100は、主制御弁103を制御する2段式パイロットシステムである。多段式弁システム100は、第一のパイロット弁101と、第二のパイロット弁102と、主制御弁103とを備えている。第一のパイロット弁および第二のパイロット弁が3/2(3つのポート、2つの位置)弁であり、主制御弁103が2/2弁であるものの、他の構造も知られている。図から明らかなように、プロセス流体の供給を制御するために、主制御弁103を後述するように作動させることができる。2段式パイロット弁システム100がSBM用途で用いられる場合、主制御弁103を、たとえばモールドキャビティ(図示せず)への/からのプロセス流体の供給を制御するために用いることができる。
従来の弁システム100によれば、第一のパイロット弁101はバネ付勢式ソレノイド駆動型3/2弁である。第一のパイロット弁101は、ソレノイド104と、伸縮バネ105と、供給ポート106と、パイロットポート107と、排出ポート108とを有している。従来のシステム100によれば、供給ポート106は導管110を経由してパイロット流体供給源109と連通することができる。パイロットポート107は導管111を経由して第二のパイロット弁102と連通することができる。図示されている概略図では、ソレノイド104が動作停止となったとき、バネ105は、第一のパイロット弁101を付勢により第一の位置へ移動させる。第一の位置では、供給ポート106はパイロットポート107から遮断されており、パイロットポート107は排出ポート108と連通することができる。したがって、導管111内の流体圧力を排出ポート108を通して逃がすことができる。
図示されているように、導管112が設けられており、この導管112は、パイロット圧供給源109と連通する導管110から分岐したものである。導管112は、導管110と第二のパイロット弁102の供給ポート113との間に流路を提供している。また、導管116がさらに設けられている。導管116は導管112から分岐しており、導管112と第二のパイロット弁102の第一の付勢ピストン117との間を連通させている。当該技術分野において公知となっているように、圧力駆動式弁102、103の如き圧力駆動式弁は、付勢ピストン117の如き付勢部材を有しうる。流体圧力が付勢ピストンに作用して弁を作動させることができる。付勢ピストンの断面と付勢ピストンに作用する流体の圧力とによって、弁を作動させる力が決まる。
図1に示されている従来の多段式弁システム100では、第二のパイロット弁102は第一の付勢ピストン117と第二の付勢ピストン118とを有している。図示されているように、流体がパイロット圧供給源109から提供されている場合は常に、第一の付勢ピストン117に圧力が作用する。したがって、ソレノイド104が動作停止となると、導管116からの流体が第一の付勢ピストン117に作用することにより、第二のパイロット弁102を第一の位置へと移動させる。第二のパイロット弁102が第一の位置にあるとき、供給ポート113はパイロットポート114から遮断され、パイロットポート114は排出ポート115と連通する。同様に、プロセス流体導管123から分岐している導管124からの流体が第一の付勢ピストン125に作用することにより、主制御弁103を第一の位置へと移動させる。図示されているように、プロセス流体導管123は、プロセス流体供給源122と連通している。
ソレノイド104を作動させると、第一のパイロット弁101は、供給ポート106がパイロットポート107と連通しうる第二の位置へと移動される。この第二の位置では、パイロット流体供給源109から伝えられる圧力は、導管110、供給ポート106、パイロットポート107および導管111を経由して、第二のパイロット弁102の第二の付勢ピストン118へと伝えられうる。パイロット流体供給源109が第二の付勢ピストン118と連通すると、第二のパイロット弁102を第二の位置へと移動させることができる。このことは、第二の付勢ピストン118に第一の付勢ピストン117よりも大きな断面積を与えることによって通常可能としている。したがって、たとえば第一のパイロット弁101の呼び内径が小さいため導管111を流れる流量が導管116の流量を下回る場合であっても、第二の付勢ピストン118に作用するパイロット流体によって提供される力は第一の付勢ピストン117に作用するパイロット流体によって提供される力よりも大きくなりうる。従来システムによっては、第一のピストン117および第二のピストン118はたとえば共通のスプールによって結合されている場合もある。
第二のパイロット弁102を第二の位置へ移動させると、排出ポート115はパイロットポート114から遮断され、供給ポート113はパイロットポート114と連通する。パイロットポート114が供給ポート113と連通すると、パイロット流体は導管119経由して主制御弁103に作用することができるようになる。従来の弁システム100によれば、導管119は、第二のパイロット弁102のパイロットポート114と主制御弁103の第二の付勢ピストン126との間に流路を提供している。
図示されているように、主制御弁103は、第一の流体ポート120と第二の流体ポート121とを備えた流体駆動式2/2弁である。主制御弁103は、プロセス流体源122から導管123を経由して流れてくる加圧プロセス流体の流量を制御するようになっている。また、主制御弁103は、導管123から分岐する他の導管124をさらに有している。導管124は、導管123と主制御弁103の第一の付勢ピストン125との間に流路を提供している。したがって、導管124は、主制御弁103を第一の位置へ移動させるために第一の付勢ピストン125に圧力を加えるようになっている。図示されているように、第一の位置では、第一のポート120および第二のポート121は互いに連通している状態となっているので、プロセス流体供給源122からのプロセス流体を主制御弁103を通して移送することができる。
上述のように、ソレノイド104を作動させると、加圧パイロット流体は、第二のパイロット弁102を通して主制御弁103の第二の付勢ピストン126へと移送される。パイロット流体が第二の付勢ピストン126に作用すると、主制御弁103は、第一のポート120および第二のポート121が互いに遮断される状態となる第二の位置へ移動される。
多段式弁システム100において用いられるような2段式パイロットシステムが望まれうる理由が複数ある。2段式パイロットシステムを提供する1つの理由は、主制御弁103に加える圧力を上げる一方で、ソレノイド104の作動に必要となるパワーを最小限に抑えることにある。たとえば、第一のパイロット弁101の呼び内径が第二のパイロット弁102の呼び内径よりもはるかに小さい場合がある。したがって、第一のパイロット弁101を流れる流量が抑制され、第一のパイロット弁101を作動させるのに必要となるパワーが減少する場合がある。このことにより、高圧のパイロット流体が許容されるとともに、ソレノイド104のサイズを最小化することが可能となる。第二の付勢ピストン118に作用する圧力に第一の付勢ピストン117に作用する圧力を克服させることを可能とするために、第一の付勢ピストン117および第二の付勢ピストン118のサイズを簡単に調節することができる。第二のパイロット弁102を流れる流量をより大きくすることを可能とすることによって主制御弁103の第二の付勢部材126に加えられる流量をより大きくすることを可能とするにために、第二のパイロット弁102の呼び内径を大きくすることができる。
状況によっては、多段式弁システムが望ましい場合もあるが、従来の多段式弁システム100は複数の欠点を有している。1つの欠点は、プロセス流体供給源122とパイロット流体供給源との間の圧力の差に起因して、主制御弁103の第一の付勢ピストン125と比較して第二の付勢ピストン126が比較的大きな断面積を有することが必要となることである。このことの理由は、第二の付勢ピストン126に作用する加圧パイロット流体によって加えられる力が、第一の付勢ピストン125に作用する加圧プロセス流体によって加えられる力よりも大きいことが必要とされるからである。第二の付勢ピストン126に大きな断面が必要となるため、弁ブロックが非常に大きくなるので、弁システム100の製造にかかわるコストが莫大な額となってしまう。さらに、プロセス流体供給源の圧力またはパイロット流体供給源の圧力に変化が生じた場合、第二の付勢ピストン126に対する第一の付勢ピストン125の断面積の比は、弁を正確かつ効率的に作動させるために必要となる必要な力をもはや提供しなくなるおそれがある。したがって、図1に示されている従来の2段式パイロット弁システム100は、圧力の変化に起因する問題による影響を受けやすい。
本発明は、これらおよび他の課題を克服し、当該技術分野の進歩を実現させるものである。本発明は、2つ以上の位置の間で主制御弁を移動させるためにパイロット流体ではなくプロセス流体を用いる多段式弁システムを提供している。その結果、第一の付勢ピストンの断面積および第二の付勢ピストンの断面積は、種々様々な圧力にわたって一定のままでありえる。さらに、実質的に同一の圧力が主制御弁の第一の付勢ピストンと第二の付勢ピストンとに作用するので、第二の付勢ピストンの断面積を従来の弁システム100と比較して著しく小さく形成することができる。したがって、弁ブロックのサイズを著しく縮小させることができる。さらに、本発明は、第二のパイロット弁を第一の方向に向かって第一の位置に付勢により移動させるためにプロセス流体を用いている。また、第二のパイロット弁は、従来の設計の場合のようにパイロット流体ではなく、主制御弁へのプロセス流体の流量を制御するようになっている。
本発明のある実施形態に従って、パイロット流体供給源およびプロセス流体供給源を備えた多段式弁システムが提供されている。多段式弁システムは、パイロット流体供給源と連通する第一のポートおよび当該第一のポートと選択的に連通する第二のポートを有する第一のパイロット弁を備えている。また、多段式弁システムは第二のパイロット弁をさらに備えている。本発明のある実施形態によれば、第二のパイロット弁は、パイロット流体供給源と連通する第一のポートおよび当該第一のポートと選択的に連通する第二のポートを有している。また、第二のパイロット弁は、プロセス流体供給源と連通する第一の圧力駆動付勢部材と、第一のパイロット弁の第二のポートと連通する第二の圧力駆動付勢部材とを有している。本発明のある実施形態によれば、多段式弁システムは主制御弁をさらに備えている。主制御弁は、プロセス流体供給源と連通する第一のポートと、当該第一のポートと選択的に連通する第二のポートとを有しうる。また、主制御弁は、プロセス流体供給源と連通する第一の圧力駆動付勢部材と、第二のパイロット弁の第二のポートと連通する第二の圧力駆動付勢部材とを有しうる。
本発明のある実施形態に従って、パイロット流体供給源およびプロセス流体供給源を備えた多段式弁システムの主制御弁を制御する方法が提供されている。かかる方法は、第一のパイロット弁を第一の位置に移動させるステップと、第二のパイロット弁の第二の圧力駆動付勢部材と連通するパイロット流体を第一のパイロット弁を通じて排出するステップとを有している。また、かかる方法は、プロセス流体供給源からのプロセス流体を第二のパイロット弁の第一の圧力駆動付勢部材へ供給して第二のパイロット弁を第一の位置へ移動させるステップをさらに有している。本発明のある実施形態に従って、かかる方法は、主制御弁の第二の圧力駆動付勢部材と連通するプロセス流体を第二のパイロット弁を通じて排出するステップをさらに有している。本発明のある実施形態に従って、かかる方法は、プロセス流体をプロセス流体供給源から主制御弁の第一の圧力駆動付勢部材へ供給して主制御弁を第一の位置へ移動させるステップをさらに有している。
(態様)
本発明のある態様によれば、パイロット流体供給源とプロセス流体供給源とを備えた多段式弁システムは、
パイロット流体供給源と連通する第一のポートおよび当該第一のポートと選択的に連通する第二のポートを有する第一のパイロット弁と、
プロセス流体供給源と連通する第一のポート、当該第一のポートと選択的に連通する第二のポート、プロセス流体供給源と連通する第一の圧力駆動付勢部材、および第一のパイロット弁の第二のポートと連通する第二の圧力駆動付勢部材を有する第二のパイロット弁と、
プロセス流体供給源と連通する第一のポート、当該第一のポートと選択的に連通する第二のポート、プロセス流体供給源と連通する第一の圧力駆動付勢部材、および第二のパイロット弁の第二のポートと連通する第二の圧力駆動付勢部材を有する主制御弁と、
を備えている。
好ましくは、第一のパイロット弁は、第二のポートと選択的に連通する第三のポートをさらに有している。
好ましくは、第二のパイロット弁は、第二のポートと選択的に連通する第三のポートをさらに有している。
好ましくは、多段式弁システムは、第一のパイロット弁を第一の位置に向けて付勢するように構成された付勢部材と、第一のパイロット弁を第二の位置に向けて付勢するように構成されたソレノイドとをさらに備えている。
好ましくは、第二のパイロット弁の第一の圧力駆動付勢部材は、第二のパイロット弁の第二の圧力駆動付勢部材の断面積より小さな断面積を有している。
好ましくは、主制御弁の第一の圧力駆動付勢部材は、主制御弁の第二の圧力駆動付勢部材の断面積より小さな断面積を有している。
本発明の他の態様によれば、パイロット流体供給源とプロセス流体供給源とを有する多段式弁システムの主制御弁を制御する方法は、
第一のパイロット弁を第一の位置へ移動させるステップと、
第二のパイロット弁の第二の圧力駆動付勢部材と連通するパイロット流体を第一のパイロット弁を通じて排出するステップと、
プロセス流体供給源からのプロセス流体を第二のパイロット弁の第一の圧力駆動付勢部材へ供給して第二のパイロット弁を第一の位置へ移動させるステップと、
主制御弁の第二の圧力駆動付勢部材と連通するプロセス流体を第二のパイロット弁を通じて排出するステップと、
プロセス流体をプロセス流体供給源から主制御弁の第一の圧力駆動付勢部材へ供給して主制御弁を第一の位置へ移動させるステップと、
を有している。
好ましくは、かかる方法は、主制御弁が第一の位置にあるとき、プロセス流体供給源を主制御弁の第一のポートから主制御弁の第二のポートへ連通させるステップをさらに有している。
好ましくは、かかる方法は、第一のパイロット弁を第二の位置へ移動させることにより、パイロット流体供給源から第二のパイロット弁の第二の圧力駆動付勢部材への流路を開くステップをさらに有している。
好ましくは、かかる方法は、プロセス流体を第二のパイロット弁の第二の圧力駆動付勢部材へ供給して第二のパイロット弁を第二の位置へ移動させることにより、プロセス流体供給源から主制御弁の第二の圧力駆動付勢部材への流路を開くステップを有している。
好ましくは、かかる方法は、プロセス流体を主制御弁の第二の圧力駆動付勢部材へ供給して主制御弁を第二の位置へ移動させるステップをさらに有している。
好ましくは、第一のパイロット弁を第二の位置へ移動させるステップが、ソレノイドを移動させることを含んでいる。
従来の多段式弁システムを示す概略図である。 本発明のある実施形態にかかる多段式弁システムを示す概略図である。 複数の多段式弁システムを有する弁ブロックを示す部分断面図である。 本発明のある実施形態にかかる多段式弁システムを示す部分断面図である。
図2〜図4および下記の記載には、本発明を最良のモードで実施および利用する方法を当業者に教示するための具体的な実施形態が示されている。本発明の発明原理を教示するために、従来技術のいくつかの側面が単純化または省略されている。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例も本発明の技術範囲に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、下記に記載の特徴をさまざまな方法で組み合わせて本発明の複数の変形例を形成することができる。したがって、本発明は、下記に記載の特定の実施形態に限定されるのではなく、特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定される。
図2には、本発明のある実施形態にかかる多段式弁システム200が示されている。図2には多段式弁システム200が概略式に示されているので、いうまでもなく、図2には単純化された図面が提供されている。多段式弁システム200は2段式パイロットシステムを含んでいるが、2の数を超える数のパイロット弁が設けられてもよいことはいうまでもない。多段式弁システム200は、いくつかの点で多段式弁システム100と類似しているものの、流路に関して、したがって2段式パイロット弁システム200の動作に関して、従来の弁システムと比べ改良されたものとなっている。多段式弁システム200では、パイロット流体供給源209によって提供される加圧パイロット流体と、プロセス流体供給源222によって提供される加圧プロセス流体とが用いられる。いうまでもなく、パイロット流体およびプロセス流体が同一のタイプの流体、たとえば空気であってもよいし、または異なる流体であってもよい。空気が使用されうる1つのタイプの流体ではあるものの、本発明は空圧式のシステムに限定されるべきでない。もっと正確にいえば、当該システムは、空圧式のシステム、油圧式のシステムなどを制御するために用いられてもよい。ほとんどの実施形態では、パイロット流体は、プロセス流体の圧力よりも実質的に下回る圧力で提供される。たとえば、1つの実施形態では、パイロット流体は、約6バール(87psi)の圧力を有し、プロセス流体は、約40バール(580psi)の圧力で供給される。これらの圧力は1つの実施形態の具体例に過ぎなく、本発明がこれらの圧力に限定されるべきではない。実施形態によっては、パイロット流体の圧力がプロセス流体の圧力を超える場合もあればまたは等しい場合もある。
本発明のある実施形態によれば、多段式弁システム200は、第一のパイロット弁201と、第二のパイロット弁202と、主制御弁203とを備えている。本発明のある実施形態によれば、第一のパイロット弁201が多段式弁システムの第一の段であり、第二のパイロット弁202が多段式弁システムの第二の段である。図示されている実施形態では、主制御弁203は、多段式弁システム200の第三の段となっている。本発明の1つの実施形態によれば、多段式弁システム200は、ブロー成型システム、とくにストレッチブロー成型システム用のプロセス流体を制御するために用いられうる。しかしながら、いうまでもなく、多段式弁システム200がSBM用途に限定されているわけではなく、もっと正確にいえば、本発明は、加圧流体の管理移送(controlled delivery)を必要とするさまざまな用途で用いられうる。
本発明のある実施形態によれば、第一のパイロット弁201は、ソレノイド204と、付勢部材205とを有している。本発明のある実施形態によれば、付勢部材205は、第一のパイロット弁201を第一の位置へ付勢することができ、ソレノイド204は、第一のパイロット弁201を第二の位置へ付勢することができる。付勢部材205が付勢バネであるとして示されているが、実施形態によっては、付勢バネ205および/またはソレノイドが、他の付勢用デバイス、たとえば第二のソレノイド、異なるパイロット圧力、プッシュボタン、プランジャなどと交換されている場合もある。したがって、本発明は、第一のパイロット弁201がソレノイドおよび付勢バネ205を備えていることを必要とすることに限定されるべきではない。本発明のある実施形態によれば、第一のパイロット弁201は複数の流体ポート206〜208をさらに備えている。図示されている実施形態では、第一のパイロット弁201は、供給ポート206と、パイロットポート207と、排出ポート208とを有している。図示されている実施形態では、第一のパイロット弁201は、3/2(3つのポート、2つの位置)弁であるが、いうまでもなく、他の構造も可能である。したがって、本発明は3/2弁に限定されるべきではない。さらに、第一のパイロット弁201は、パイロットポート207が通常は空でソレノイドが駆動されたときに供給ポート206と連通するように示されているが、いうまでもなくこれらのポートの位置づけを逆にすることもできる。すなわち、供給ポート206が通常パイロットポート207と連通するようになっていてもよい。図示されているように、パイロットポート207は、供給ポート206または排出ポート208のいずれかと選択的に連通する。
本発明のある実施形態によれば、供給ポート206は、パイロット流体供給流路210と連通するためのインターフェースとなる。いうまでもなく、流路210および下記の記載のさまざまなさらなる流路は、導管または弁内に形成される内部チャネルであってもよい。パイロット流体供給流路210は、パイロット流体供給源209と第一のパイロット弁201の供給ポート206との間に流路を提供している。
本発明のある実施形態によれば、2段式パイロット弁システム200は第二のパイロット弁202をさらに有している。本発明のある実施形態によれば、第二のパイロット弁202は圧力駆動式の弁である。第二のパイロット弁202はたとえば圧力駆動式スプール弁であってもよい。図示されている実施形態によれば、第二のパイロット弁202は3/2弁であるが、他のバルブ構造も可能であり、本発明が3/2弁に限定されるべきではない。本発明のある実施形態によれば、第二のパイロット弁202は、供給ポート213と、パイロットポート214と、排気215とを有している。本発明のある実施形態によれば、第二のパイロット弁202は、第一の圧力駆動付勢部材217と、第二の圧力駆動付勢部材218とをさらに有している。図示されている実施形態では、第一の圧力駆動付勢部材および第二の圧力駆動付勢部材が付勢ピストン217および付勢ピストン218であるが、ダイアフラムの如き他の付勢部材が用いられてもよい。
第二のパイロット弁202は、第一の圧力駆動付勢ピストン217および第二の圧力駆動付勢ピストン218を用いて、第一の位置と少なくとも第二の位置との間で移動可能となっている。図2に示されている実施形態によれば、第二のパイロット弁202は、プロセス流体供給源222から加圧プロセス流体を供給することにより、第一の位置へ移動させうる。図示されている実施形態によれば、プロセス流体供給源222は、流路223、212および216を通じて、第一の圧力駆動付勢ピストン217と連通している。図示されているように、流路223はプロセス流体供給源222から主制御弁203までの流路を提供している。流路212は、流路223から分岐し、流路223から第二のパイロット弁202の供給ポート213までの流路を提供している。流路216は、流路212から分岐し、流路212から第二のパイロット弁202の第一の圧力駆動付勢ピストン217までの流路を提供して、第二のパイロット弁202を付勢により第一の位置へ移動させるようになっている。図示されている実施形態によれば、第一の位置では、供給ポート214は、排出ポート215と連通した状態にある。
本発明の実施形態によれば、第二のパイロット弁202は、加圧パイロット流体を第二の圧力駆動付勢ピストン218へ供給することにより、第二の位置へ移動されうる。図示されている実施形態によれば、第二の位置では、供給ポート213は、パイロットポート214と連通した状態にある。したがって、パイロットポート214は、供給ポート213または排出ポート215のいずれかと選択的に連通する。いうまでもなく、第二のパイロット弁202が第二の位置にあるとき、パイロットポート214を排出ポート215と連通させ、第二のパイロット弁202のポート構成を逆にしてもよい。したがって、図面に記載されかつ下記に記載されている特別な構成によって本発明の範囲が制限されるべきではない。
本発明のある実施形態によれば、多段式弁システム200は主制御弁203をさらに有している。主制御弁203が2/2弁であるように示されているが、いうまでもなく主制御弁203がたとえば3/2弁の如き他の構造であってもよい。主制御弁203は、第一のポート220と、第二のポート221とを有している。第一のポート220は、流路223を通じて、プロセス流体供給源222と連通している。第二のポート221は、たとえばSBMキャビティの如きプロセス流体受け入れデバイス(図示せず)と連通可能である。第二のポート221は、主制御弁203の位置に応じて、第一のポート220と選択的にさらに連通する。本発明のある実施形態によれば、主制御弁203は、付勢ピストン225、226の如き第一の圧力駆動付勢部材と、第二の圧力駆動付勢部材とをさらに有している。上述のように、第一の圧力駆動付勢部材および第二の圧力駆動付勢部材はピストンである必要はなく、ダイアフラムの如き他の構成部品が用いられてもよい。本発明のある実施形態によれば、流路224は、プロセス流体供給源用流路223と第一の圧力駆動付勢ピストン225との間に流路を提供している。したがって、第一の圧力駆動付勢部材225は、プロセス流体供給源222と連通している。
動作時、第一のパイロット弁201および第二のパイロット弁202を駆動することにより主制御弁203の動作を制御することができる。ソレノイド204が動作を停止すると、付勢部材205は第一のパイロット弁201を付勢により第一の位置へと移動させる。図示されている実施形態によれば、第一の位置では、第一のパイロット弁201の供給ポート206およびパイロットポート207は相互に連通していない。もっと正確にいえば、パイロットポート207は排出ポート208と連通している。したがって、第二のパイロット弁202の第二の圧力駆動付勢ピストン218に作用している流路211内の流体圧力は逃がされる。第二の圧力駆動付勢ピストン218に作用するパイロット流体が排出されるものの、第一の圧力駆動付勢ピストン217にはプロセス流体が供給される。第二のパイロット弁202の第二の圧力駆動付勢ピストン218に作用する圧力が逃がされると、加圧プロセス流体が第一の圧力駆動付勢ピストン217に作用して、第二のパイロット弁202を第一の位置へ移動させることができる。明らかなように、プロセス流体がプロセス流体供給源により供給されると、当該プロセス流体は、流路223、212および216を流れ、第一の圧力駆動付勢ピストン217に作用することができる。
図示されている実施形態によれば、第二のパイロット弁202が第一の位置にあると、供給ポート213はパイロットポート214から遮断される。パイロットポート214は、排出ポート215と連通している。したがって、流路219の流体を排出することができる。本発明のある実施形態によれば、流路219内の流体が排出されると、主制御弁203の第一の圧力駆動付勢ピストン225へ供給されるプロセス流体によって生成される力により、主制御弁203を付勢により第一の位置へと容易に移動させる。図示されている実施形態から明らかなように、第一の圧力駆動付勢ピストン225に作用する力は、プロセス流体流路223から分岐している流路224内の加圧プロセス流体によって提供される。したがって、主制御弁203によって制御されるプロセス流体は、第一の圧力駆動付勢ピストン225に作用して主制御弁203を第一の位置へ移動させる。本発明の1つの実施形態によれば、第一の位置では、主制御弁203は、第一のポート220と第二のポート221との間に流路を提供する。したがって、プロセス圧力は、主制御弁203と連通しているデバイスに対して作用しうる。実施形態によっては、主制御弁203は、第一の位置では、第一のポート220と第二のポート221との間の連通が実質的に遮断されるように構成されうる。したがって、本発明は、主制御弁203の第一の位置が第一のポート220と第二のポート221との間に流路を提供する実施形態に限定されるべきでない、すなわち主制御弁203はノーマルオープン型の弁に限定されない。
本発明のある実施形態によれば、主制御弁203を第二の位置へ移動させるために、第一のパイロット弁201を第二の位置へ移動させうる。1つの実施形態によれば、第一のパイロット弁201は、ソレノイド204を移動させることにより第二の位置へ移動させることが可能となっているが、上述のように、他の周知のアクチュエーターを用いて第一のパイロット弁201を移動させるようにしてもよい。ソレノイド204を移動させると、第一のパイロット弁201が二の位置へと移動される。図示されている実施形態によれば、第二の位置では、供給ポート206およびパイロットポート207は互いに連通状態となる。したがって、パイロット流体供給源209により提供される加圧パイロット流体は、第一のパイロット弁201および流路211を通って第二のパイロット弁202の第二の圧力駆動付勢ピストン218へ供給される。本発明のある実施形態によれば、第二の圧力駆動付勢ピストン218は、当該第二の圧力駆動付勢ピストン218に作用するパイロット流体が、第一の圧力駆動付勢ピストン217に作用するプロセス流体によって生成される力よりも大きな力を生成するようなサイズに形成することができる。したがって、パイロット流体が第二の圧力駆動付勢ピストン218に作用すると、第二のパイロット弁202が第二の位置へと移動されうる。
本発明のある実施形態によれば、第二のパイロット弁202を第二の位置へ移動させると、プロセス流体は、供給ポート213からパイロットポート214へと供給される。プロセス流体は、第二のパイロット弁202を通って流路219へ流れ、この流路219を経由して、当該プロセス流体は、主制御弁203の第二の圧力駆動付勢ピストン226へと供給される。本発明のある実施形態によれば、加圧プロセス流体が第一の圧力駆動付勢ピストン225および第二の圧力駆動付勢ピストン226の両方に作用するときに主制御弁203が第二の位置へ移動されるように、主制御弁203の第一の圧力駆動付勢ピストン225および第二の圧力駆動付勢ピストン226を選択することができる。たとえば、第二の圧力駆動付勢ピストン226が第一の圧力駆動付勢ピストン225の断面積よりも大きな断面積を有するようにしてもよい。図示されている実施形態では、主制御弁203が第二の位置にあるとき、当該主制御弁203は、第一のポート220と第二のポート221との間の連通を遮断するようになっている。
いうまでもなく、有利には、本発明にかかる多段式弁システム200は、プロセス流体を用いて、第二のパイロット弁202を第二の位置へ移動させる。同様に、プロセス流体を用いて、主制御弁203を第一の位置および第二の位置へ移動させるようになっている。主制御弁203の第一の圧力駆動付勢ピストン225および第二の圧力駆動付勢ピストン226の双方に作用させるべくプロセス流体が用いられるので、第一のピストン225および第二のピストン226の断面積の比率は、プロセス流体圧力とは実質的に無関係に一定のままでありうる。このことは、付勢ピストン225および付勢ピストン226の断面積に起因した圧力範囲の制限の下でのみ動作することができる従来の弁システム100のような従来のシステムとは対照的である。それに加えて、同一の圧力または実質的に同一の圧力が付勢ピストン225および付勢ピストン226に作用するので、付勢ピストン225および付勢ピストン226の断面積を著しく削減することができる。したがって、主制御弁203に応じた弁ブロック全体のサイズを著しく縮小することができる。
図3および図4は、本発明のある実施形態にかかる多段式弁システム200を示す部分断面図である。図3には、主弁ブロック330と結合されている複数の弁システムが示されている。図示されているように、主弁ブロック330と結合されているのは、複数の第一のパイロット弁201A〜201Nである。5つの第一のパイロット弁が示されているものの、弁ブロック330の如き弁ブロックは任意の数の第一のパイロット弁を備えるようになっていてもよい。また、図3にさらに示されているのは、第二のパイロット弁202Aの部分断面図である。特筆すべき点は、図3には、多段式弁システム200の簡略版が示されたものであって、すべての流路が示されているわけではないということである。さらに特筆すべき点は、図3には主制御弁203が示されていないが、図4には主制御弁203の一部分が示されているということである。
上述のように、第一のパイロット弁201の各々は、供給ポート206と、パイロットポート207と、排出ポート208とを有している。また、図3にさらに示されているのは、複数の電気コンタクト331である。電気コンタクト331を電源に接続することにより、たとえば第一のパイロット弁201のソレノイド104へパワーを供給するようにすることができる。ソレノイド104の移動に基づいて、パイロットポート207を供給ポート206または排出ポート208のいずれかとの連通させることができる。また、供給ポート206は流路210とさらに連通しており、流路210はパイロット流体供給源209と結合されうる。
図3および図4に示されている実施形態によれば、ソレノイド104を移動させると、パイロット流体を流路211を通して第二の圧力駆動付勢ピストン218へと流すようにすることができるようになる。図3および図4では、第二の圧力駆動付勢ピストン218はダイアフラム318をさらに有している。実施形態によっては、ダイアフラム318が好まれる場合もある。というのは、通常ダイアフラムはたとえばO−リングシールの如き滑り型シールと比べて引き起こす摩擦が少ないからである。しかしながら、他の実施形態では、O−リングシールまたは他のタイプのシール部材が設けられている場合もある。また、他の実施形態では、ダイアフラム318が単なる圧力駆動付勢部材であって、ピストンに取って代わっているような場合もある。
プロセス流体は、パイロット流体とは反対側に作用している。プロセス流体は流路216を通って第二のパイロット弁202の中に入るようになっている。プロセス流体は第一の圧力駆動付勢ピストン217に作用する。図3および図4では、第一の圧力駆動付勢ピストン217はボール形状の部材である。プロセス流体によって生成される圧力は、ピストンシート340に向けてボール217を押圧して実質的な流体密封シールを形成する。第一の圧力駆動付勢ピストン217とピストンシート340との間の流体密封シールは、供給ポート213とパイロットポート214との間の連通を遮断する。
本発明のある実施形態によれば、第一のパイロット弁201を第二の位置へ移動させると、パイロット流体は、第二の圧力駆動付勢ピストン218へ供給される。第一の圧力駆動付勢ピストン217と第二の圧力駆動付勢ピストン218とがカップリング部材341によって結合されているので、第二の圧力駆動付勢ピストン218に作用するパイロット流体は、第一の圧力駆動付勢ピストン217および第二の圧力駆動付勢ピストン218を図3では右側(図4では左側)に向けて移動させる。パイロット流体は、プロセス流体の圧力を著しく下回る圧力であってもよいものの、第二の圧力駆動付勢ピストン218は、第一の圧力駆動付勢ピストン217の断面積より著しく大きな断面積を持つ。したがって、第二の圧力駆動付勢ピストン218に作用する加圧パイロット流体によって生成される力は、第一の圧力駆動付勢ピストン217に作用する加圧プロセス流体によって生成される力よりも著しく大きい。いったん第一の圧力駆動付勢ピストン217および第二の圧力駆動付勢ピストン218が図3における右側(図4における左側)へ移動すると、第一の圧力駆動付勢ピストン217とピストンシート340との間のシールが解除され、それにより、プロセス流体が、主制御弁203の第二の圧力駆動付勢ピストン226に向かって、供給ポート213からパイロットポート214まで流れることができるようになる。図3および図4に示されている実施形態では、供給ポート213は流路212,216と結合した状態で示されており、パイロットポート214は流路219と結合した状態で示されている。
図4に示されているように、第一の圧力駆動付勢ピストン225はその断面積がDlであり、第二の圧力駆動付勢ピストン226はその断面積がD2であり、D2>Dlとなっている。したがって、プロセス流体が、図4に単一の流路を構成しているとして示されている流路223/224を通じて第一の圧力駆動付勢ピストン225に作用しているが、第二の圧力駆動付勢ピストン226に作用するプロセス流体によって生成される力は、上述されているように、第一の圧力駆動付勢ピストン225に作用するプロセス流体によって生成される力よりも大きい。したがって、第二の圧力駆動付勢ピストン226に作用するプロセス流体によって生成された力は、第一の圧力駆動付勢ピストン225および第二の圧力駆動付勢ピストン226を図4における下側に向けて移動させて主制御弁203を第二の作動位置へと移動させる。図4に示されている実施形態によれば、第二の作動位置では、第一の圧力駆動付勢ピストン225は、ピストンシート445に対するシールを行うことにより実質的な流体密封シールを形成する。第一の圧力駆動付勢ピストン225とピストンシート445との間の実質的な流体密封シールにより、主制御弁203の第一のポート220と第二のポート221との間の連通が遮断される。
本発明のある実施形態によれば、主制御弁203を第一の位置へ戻すために、第一のパイロット弁201が第一の位置へ戻るようになっている。実施形態によっては、第一のパイロット弁201は、ソレノイド104を動作停止にすることによって第一の位置へ戻るようになっている場合もある。ソレノイド104が動作停止になると、第二の圧力駆動付勢ピストン218に作用するパイロット流体は、排出ポート208から排出される。パイロット流体が排出されると、第一の圧力駆動付勢ピストン217に作用するプロセス流体が第一の圧力駆動付勢ピストン217および第二の圧力駆動付勢ピストン218を図4における右側(図3における左側)に移動させる。第一の圧力駆動付勢ピストン217が図4における右側に移動すると、第一の圧力駆動付勢ピストン217が、再びピストンシート340に対するシールを行って、実質的な流体密封シールを形成する。本発明のある実施形態によれば、第一の圧力駆動付勢ピストン218もまた図4における右側に移動して排出ポート215から離隔することにより、流路219内にありかつ第二の圧力駆動付勢ピストン226に作用している流体の排出を可能としている。図3および図4に示されている実施形態では、排出ポート208および排出ポート215は、共通の開口部から排出するようになっている。いうまでもなく、他の実施形態では、各排出ポートが別個の異なる開口部を有していてもよい。
第二の圧力駆動付勢ピストン226に作用するプロセス流体が排出されると、第一の圧力駆動付勢ピストン225に作用するプロセス流体は、第一の圧力駆動付勢ピストン225および第二の圧力駆動付勢ピストン226を図4に示されているように上方に向けて移動させて、第一の圧力駆動付勢ピストン225をピストンシート445から離隔させることができる。第一の圧力駆動付勢ピストン225がピストンシート445から離隔すると、プロセス流体は、所望のデバイスに向けて、第一のポート220から第二のポート221へと流れることができるようになる。
いうまでもなく、上述の実施形態ではノーマルオープン型の主制御弁203が設けられているが、ノーマルクローズド型の制御弁203を設けることも本発明の範囲に十分含まれる。さらに、図面に示されかつ記載されている個々の配置は本発明の範囲を制限しない。というのも、個々の用途に応じて、配置および構成が調節されうるからである。いうまでもなく、本発明は、SBM用途での使用以外の用途に用いられてもよい。
上述のように、本発明は、主制御弁を駆動させるために2つ以上のパイロット弁を用いた多段式弁システム200を提供している。従来技術におけるように第二のパイロット弁および主制御弁をパイロット流体で駆動させるのではなく、第二のパイロット弁202を、パイロット流体で第一の位置へ移動させ、プロセス流体で第二の位置へ移動させるようになっている。したがって、第二のパイロット弁202は、主制御弁203へ向かうパイロット流体の流れを制御するのではなく、主制御弁203へ向かうプロセス流体の流れを制御するようになっている。さらに、主制御弁203は、第一の位置と少なくとも第二の位置との間でプロセス流体を用いて移動されるのであって、2つ以上の位置のうちの1つへパイロット流体を用いて移動されるわけではない。したがって、主制御弁は、広い範囲の作動プロセス圧力にわたって用いられうる第一の圧力駆動付勢ピストン225および第二の圧力駆動付勢ピストン226から製造することが可能となる。この理由は、プロセス圧力に実質的にかかわらず、同一の圧力が実質的に第一の圧力駆動付勢ピストン225および第二の圧力駆動付勢ピストン226に作用するからである。したがって、付勢ピストン225および付勢ピストン226のうちの1つがより大きな断面積を有している限り、付勢ピストン225と付勢ピストン226との間の断面積の比をパイロット流体圧力とプロセス流体圧力との間の変動に応じて調節する必要はない。
上述の実施形態の詳細な記載は、本発明の範囲内に含まれるものとして本発明者が考えているすべての実施形態を完全に網羅するものではない。さらに正確にいえば、当業者にとって明らかなように、上述の実施形態のうちの一部の構成要素をさまざまに組み合わせてまたは除去してさらなる実施形態を作成してもよい。このようなさらなる実施形態も本発明の範囲内および教示内に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、本発明の範囲および教示内に含まれるさらなる実施形態を作成するために、上述の実施形態を全体的にまたは部分的に組み合わせるようにしてもよい。
以上のように、本発明の特定の実施形態または実施例が例示の目的で記載されているが、当業者にとって明らかなように、本発明の範囲内において、さまざまな変更が可能である。本明細書に記載の教示を上述のかつそれに対応する図に記載の実施形態のみでなく他の弁システムにも適用することができる。したがって、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって決まる。

Claims (11)

  1. パイロット流体供給源(209)およびプロセス流体供給源(222)含む多段式弁システム(200)であって、
    前記パイロット流体供給源(209)と連通する第一のポート(206)および該第一のポート(206)と選択的に連通する第二のポート(207)を有する第一のパイロット弁(201)と、
    前記プロセス流体供給源(222)と連通する第一のポート(213)、前記第一のポート(213)と選択的に連通する第二のポート(214)、前記プロセス流体供給源(222)と連通する第一の圧力駆動付勢部材(217)、および前記第一のパイロット弁(201)の前記第二のポート(207)と連通する第二の圧力駆動付勢部材(218)を有する第二のパイロット弁(202)と、
    前記プロセス流体供給源(222)と連通する第一のポート(220)、前記第一のポート(220)と選択的に連通する第二のポート(221)、前記プロセス流体供給源(222)と連通する第一の圧力駆動付勢部材(225)、および前記第二のパイロット弁(202)の前記第二のポート(214)と連通する第二の圧力駆動付勢部材(226)を有する主制御弁(203)と
    を備え、
    前記第一の圧力駆動付勢部材(225)は、前記第二の圧力駆動付勢部材(226)の断面積より小さな断面積を有している、多段式弁システム(200)。
  2. 前記第二のパイロット弁(202)の前記第一の圧力駆動付勢部材(217)が、前記第二のパイロット弁(202)の前記第二の圧力駆動付勢部材(218)の断面積より小さな断面積を有している、請求項1に記載の多段式弁システム(200)。
  3. 前記第二のパイロット弁(202)が、前記第二のポート(214)と選択的に連通する第三のポート(215)をさらに有する、請求項1に記載の多段式弁システム(200)。
  4. 前記第一のパイロット弁(201)を第一の位置に向けて付勢するように構成された付勢部材(205)と、前記第一のパイロット弁(201)を第二の位置に向けて付勢するように構成されたソレノイド(204)とをさらに備える、請求項1に記載の多段式弁システム(200)。
  5. 前記第一のパイロット弁(201)が、前記第二のポート(207)と選択的に連通する第三のポート(208)をさらに有する、請求項1に記載の多段式弁システム(200)。
  6. パイロット流体供給源およびプロセス流体供給源を有する多段式弁システムの主制御弁を制御する方法であって、
    第一のパイロット弁を第一の位置へ移動させるステップと、
    第二のパイロット弁の第二の圧力駆動付勢部材と連通するパイロット流体を前記第一のパイロット弁を通じて排出するステップと、
    前記プロセス流体供給源からのプロセス流体を前記第二のパイロット弁の第一の圧力駆動付勢部材へ供給して前記第二のパイロット弁を第一の位置へ移動させるステップであって、前記第一の圧力駆動付勢部材は、前記第二のパイロット弁の前記第二の圧力駆動付勢部材の断面積より小さな断面積を有しているステップと、
    前記主制御弁の第二の圧力駆動付勢部材と連通するプロセス流体を前記第二のパイロット弁を通じて排出するステップと、
    プロセス流体を前記プロセス流体供給源から、前記主制御弁の第二の圧力駆動付勢部材の断面積より小さな断面積を有している前記主制御弁の第一の圧力駆動付勢部材へ供給して前記主制御弁を第一の位置へ移動させるステップと、
    を有する方法。
  7. 前記主制御弁が第一の位置にあるとき、前記プロセス流体供給源を前記主制御弁の第一のポートから前記主制御弁の第二のポートへ連通させるステップをさらに有する、請求項に記載の方法。
  8. 前記第一のパイロット弁を第二の位置へ移動させて前記パイロット流体供給源から前記第二のパイロット弁の前記第二の圧力駆動付勢部材への流路を開くステップをさらに有する、請求項に記載の方法。
  9. プロセス流体を前記第二のパイロット弁の前記第二の圧力駆動付勢部材へ供給して前記第二のパイロット弁を第二の位置へ移動させることにより、前記プロセス流体供給源から前記主制御弁の前記第二の圧力駆動付勢部材への流路を開くステップをさらに有する、請求項に記載の方法。
  10. プロセス流体を前記主制御弁の第二の圧力駆動付勢部材へ供給して前記主制御弁を第二の位置へ移動させるステップをさらに有する、請求項に記載の方法。
  11. 前記第一のパイロット弁を前記第二の位置へ移動させるステップが、ソレノイドを移動させることを含む、請求項に記載の方法。
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