JP2008037238A - 車両の下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】オフセット衝突時等における荷重分散をより効率よく実現する。
【解決手段】車両の下部構造12は、車両の客室2と、車両の側部において車高方向に延設されるフロントピラー3と、フロントピラー3の下端部にその前端部が結合され、前後方向に延設されるロッカ4と、車両中央部において車両前後方向に延設されるフロアトンネル5と、ロッカ4とフロアトンネル5とに結合されて車幅方向に延設されるフロアクロス6と、フロントピラー3、ロッカ4、フロアトンネル5及びフロアクロス6と結合されて客室2のフロアを形成するフロアパネル7とを備えており、フロントピラー3及びロッカ4とフロアクロス6とに結合され、フロントピラー3から客室内側且つ後側に延びて、フロントピラー3を車両内側から支持するピラーブレース8を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の下部構造に関する。
衝突により受ける衝突荷重を車両の骨格部材に伝達することによって客室の変形を低減する車両構造として、サイドシル(ロッカと同義である。以下「ロッカ」という。)からセンターメンバ(フロアトンネルと同義である。以下「フロアトンネル」という。)に向けて、斜め方向にフロアクロスを結合させる構造が、特許文献1に記載されている。
このような構造によれば、オフセット衝突時にロッカに伝達された衝突荷重を、フロアクロスを介してフロアトンネルに効率よく伝達することができる。
特開2003−237636号公報
ところが、一般的に、車両に設けられるバンパービームはロッカよりも高い位置に設けられているため、オフセット衝突等の衝突によって相手車両が直接フロントピラーに衝突すると、フロントピラーにはロッカよりも上方から衝突荷重が入力される。また、自車両のフロントタイヤを介してフロントピラーに衝突荷重が入力される場合も、フロントピラーにはロッカよりも上方から衝突荷重が入力されることがある。
上記特許文献1記載の構造では、入力される衝突荷重をロッカからフロアトンネルに効率よく伝達することはできるが、ロッカよりも上方の位置からフロントピラーに衝突荷重が入力されるような場合には、この衝突荷重を効率よくフロアトンネルなどの強度部材に伝達して分散することができない。このため、オフセット衝突時等における客室の変形量を低減することができないおそれがある。
そこで、本発明は、オフセット衝突時等における客室の変形量を低減することが可能な車両の下部構造を提供することを目的とする。
本発明に係る車両の下部構造は、車両の側部において車高方向に延設されるフロントピラーと、フロントピラーの下端部にその前端部が結合され、車両前後方向に延設されるロッカと、ロッカよりも車高方向において上方の位置で、フロントピラーの車室内側の側面にその一部が結合され、フロントピラーに入力される衝突荷重を車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に伝達する補強部材と、を有することを特徴とする。
この車両の下部構造によれば、フロントピラーに入力される衝突荷重を車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に伝達する補強部材が、ロッカよりも上方の位置でフロントピラーと結合されているため、ロッカよりも上方からフロントピラーに入力される衝突荷重を受けると共に、受けた衝突荷重を車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に伝達して分散することができる。一般的に、オフセット衝突等によりフロントピラーに入力される衝突荷重の方向は、フロントピラーに対して車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側となる。上記補強部材によれば、オフセット衝突等によりフロントピラーに入力される衝突荷重を、この衝突荷重が入力される方向と略同方向に伝達することができる。その結果、オフセット衝突時等における荷重分散をより効率よく実現できる。
上記補強部材は、フロントピラーに入力される衝突荷重を車両フロア部に伝達することが好ましい。このようにすれば、ロッカよりも上方からフロントピラーに入力される衝突荷重を、補強部材を介して車両フロア部に伝達して分散することができる。その結果、オフセット衝突時等における荷重分散をより効率よく実現できる。なお、車両フロア部とは、フロアパネルやフロアクロス等のフロア骨格部材を含むものである。
上記補強部材は、他の一部が、ロッカよりも車高方向において上方の位置で、フロントピラーの車両前後方向において後側の側面に結合されることが好ましい。このようにすれば、ロッカよりも高い位置からフロントピラーに入力される衝突荷重のうち、車両前後方向の成分をより確実に受けることができる。
また、上記補強部材は、他の一部が、ロッカと結合されることが好ましい。このようにすれば、補強部材は、フロントピラーからロッカに伝達される衝突荷重を、車幅方向において内側に効率よく伝達して分散することが可能となる。
上記補強部材は、車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に延び、その端部が、車幅方向に延設されるフロアクロスと結合されることが好ましい。この場合、車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に延びた端部が、車幅方向に延設されるフロアクロスに結合されているため、ロッカよりも高い位置から衝突荷重がフロントピラーに入力された場合、補強部材を介して衝突荷重を直接的にフロアクロスに伝達して分散することができる。また、フロントピラーの支持強度をより高めることができる。その結果、オフセット衝突時等における客室の変形をより低減することが可能となる。
この場合、補強部材は、フロアクロスと一体的に形成されていることが好ましい。このようにすれば、補強部材とフロアクロスとを結合する必要がないため、加工工数やコストなどを低減することができる。
また、補強部材は、車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に延び、その端部が、車両中央部において車両前後方向に延設される車両中央骨格部材と結合されることが好ましい。この場合、車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に延びた端部が、車両中央部において車両前後方向に延設される車両中央骨格部材に結合されているため、ロッカよりも高い位置からフロントピラーに入力された場合、補強部材を介して衝突荷重を直接的に車両中央骨格部材に伝達して分散することができる。また、フロントピラーの支持強度をより高めることができる。その結果、オフセット衝突時等における客室の変形をより低減することが可能となる。
上記車両中央骨格部材は、フロアトンネルであることが好ましい。このようにすれば、ロッカよりも高い位置からフロントピラーに入力される衝突荷重を、補強部材を介して直接フロアトンネルに伝達して分散することができる。
上記車両中央骨格部材は、フロアトンネルとロッカとの間で車両前後方向に延設されるアンダーリインホースであることが好ましい。このようにすれば、ロッカよりも高い位置からフロントピラーに入力される衝突荷重を、補強部材を介して直接フロアトンネルに伝達して分散することができる。そして、補強部材をフロントピラーに近いアンダーリインホースに結合することで、補強部材を短くすることができ、衝突荷重分散効率を向上することができる。
また、本発明に係る車両の下部構造は、フロントピラーの内部に設けられ、補強部材と対向する位置に配置されるバルクを更に備えることが好ましい。この車両の下部構造によれば、補強部材と対向する位置にバルクを備えることで、フロントピラーの支持強度を高めることができると共に、フロントピラーから補強部材に衝突荷重を伝達する際の伝達効率を向上させることができる。
本発明によれば、ロッカよりも車高方向において上方の位置で結合し、衝突荷重を車幅方向において内側に伝達する補強部材を有することで、オフセット衝突時等における荷重分散をより効率よく実現できる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図中、同一又は相当部分には同一符号を用いることとする。なお、本明細書において、車両が直前進している際の前方方向を「前方」と定め、「前」「後」「左」「右」「上」「下」等の方向を表す語を用いることとする。
まず、図1及び図2を参照して、第1実施形態に係る車両の下部構造について詳細に説明する。図1は、第1実施形態に係る車両の下部構造1を示す斜視図である。図2は、車両の下部構造1におけるピラーブレースを示す斜視図である。
図1に示すように、車両の下部構造1は、車両の客室2と、車両の側部において車高方向に延設されるフロントピラー3と、フロントピラー3の下端部にその前端部が結合され、前後方向に延設されるロッカ4とを備えている。また、車両の下部構造1は、車両中央部において車両前後方向に延設されるフロアトンネル5と、ロッカ4とフロアトンネル5とに結合されて車幅方向に延設されるフロアクロス6と、フロントピラー3、ロッカ4、フロアトンネル5及びフロアクロス6と結合されて客室2のフロアを形成するフロアパネル7とを備えている。更に、車両の下部構造1は、フロントピラー3、ロッカ4及びフロアパネル7と結合されるピラーブレース8を備えている。なお、図1は、客室の右前方部を図示している。車両の下部構造1は左右対称となっており、左前方部は図示していないが、右前方部と同様、同一の構成を備えている。なお、フロアトンネル5、フロアクロス6、フロアパネル7は、特許請求の範囲に記載の車両フロア部に相当する。
ピラーブレース8は、一端が、ロッカ4よりも上方の位置でフロントピラー3と結合されている。また、ピラーブレース8は、フロントピラー3から客室内側且つ後側に延びて、他端が、フロアパネル7と結合されている。このため、フロントピラー3を車両内側から支持する補強部材となる。すなわち、ピラーブレース8は、特許請求の範囲に記載の補強部材に相当する。
図2に示すように、このピラーブレース8は、ピラーブレース8の本体を形成する本体部9と、フロントピラー3、ロッカ4及びフロアパネル7に結合されるフランジ10とを有している。ピラーブレース8のフランジ10は、フロントピラー3の車室内側の側面に結合されるピラー内側結合部10aと、フロントピラー3の後側の側面からロッカ4の上面にかけて繋がる面に結合されるピラー後側結合部10bと、ロッカ4の車室内側の側面に結合されるロッカ内側結合部10cと、フロアパネル7に結合されるフロアパネル結合部10dとを含んでいる。なお、ピラーブレース8のフランジ10は、溶接で結合してもよく、ボルト等を用いて結合してもよい。
次に、このように構成された車両の下部構造1の作用について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、図1の矢視方向から見た場合に、ロッカ4よりも上方の位置からフロントピラー3に衝突荷重Faが入力されたときの衝突荷重Faの伝達を示した図である。従って図3において、左側は車両の右斜め前方を示し、右側は車両の左斜め後方を示している。図3(a)は自車両のフロントタイヤを介してフロントピラー3に衝突荷重Faが入力された場合を示しており、図3(b)はフロントタイヤの上部に衝突した他の車両等(以下「他車両」という。)からフロントピラー3に衝突荷重Faが入力された場合を示している。図4は、相手車両がフロントサイドメンバ(不図示)を介さず自車両の前後方向に対して斜めに衝突し、ロッカ4よりも上方の位置からフロントピラー3に衝突荷重Faが入力されたときの衝突荷重Faの伝達を示す平面図である。
車両が、他車両とオフセット衝突すると、図3(a)、(b)に示されるように、ロッカ4よりも上方且つ右斜め前方からフロントピラー3に衝突荷重Faが入力される。このとき、衝突荷重Faが入力される位置はロッカ4の図心よりも高い位置にあるため、フロントピラー3には、客室内側且つ後側に倒れ込ませるような曲げモーメントMaが働く。
フロントピラー3に衝突荷重Faが入力されると、ロッカ4よりも上方の位置でピラーブレース8がフロントピラー3を支持していているため、ピラーブレース8は、フロントピラー3に働く曲げモーメントMaに抗する反力が作用して、フロントピラー3に入力される衝突荷重Faを受ける。また、衝突荷重Faは、ピラーブレース8のピラー内側結合部10aとピラー後側結合部10bとで受けることができる。このため、図4に示すように、フロントピラー3に入力された衝突荷重Faは、ピラーブレース8を介して車両内側且つ後側に向けてフロアパネル7に伝達されて分散される。
フロントピラー3に入力された衝突荷重Faの一部は、ロッカ4にも伝達される。ロッカ4に伝達された衝突荷重Faは、ピラーブレース8のロッカ内側結合部10cからピラーブレース8に伝達され、更にピラーブレース8を介してフロアパネル7に伝達されて分散される。
ピラーブレースを有しない従来の車両の下部構造では、フロントピラーに入力された衝突荷重の一部がロッカに伝達されるが、フロントピラーをロッカよりも上方の位置で支持する部材がないため、フロントピラーに入力された衝突荷重を効率的に伝達して分散させることができない。このため、フロントピラーに働く曲げモーメントが小さくならず、フロントピラー3が客室側に倒れ込む量を十分に減少することができない。
これに対して、車両の下部構造1では、フロントピラー3に入力された衝突荷重Faがピラーブレース8を介してフロアパネル7に伝達されることにより、フロントピラー3に働く曲げモーメントMaが小さくなり、フロントピラー3が客室側に倒れ込む量が減少する。
このような車両の下部構造1によれば、オフセット衝突によりロッカ4よりも上方からフロントピラー3に入力される衝突荷重Faをピラーブレース8で受けると共に、受けた衝突荷重Faを車室内側且つ後側に伝達して分散することができる。その結果、オフセット衝突時における客室の変形を低減することが可能となる。
更に、ピラーブレース8のフランジ10は、フロントピラー3の車室内側の側面及び後側の側面それぞれに結合されているため、フロントピラー3に入力される衝突荷重Faのうち、車幅方向内側方向と車両後方向の成分の成分を、それぞれ確実に受けることができる。
また、ピラーブレース8はロッカ4と結合されているため、フロントピラー3からロッカ4に伝達される衝突荷重を受けると共に、車幅方向内側且つ後側に効率よく伝達することが可能となる。
次に、図5〜図10を参照して、第2実施形態に係る車両の下部構造について詳細に説明する。図5は、第2実施形態に係る車両の下部構造12を示す斜視図である。図6は、車両の下部構造12におけるピラーブレースを示す斜視図である。図7は、車両の下部構造12におけるバルクを示す斜視図である。図8は、ピラーブレースとバルクとの結合を示す斜視図である。図9は、図8におけるIX−IX断面図を示しており、図10は、図8におけるX−X断面図を示している。
この車両の下部構造12が上述した第1実施形態に係る車両の下部構造1と異なる点は、フロントピラー3、ロッカ4及びフロアパネル7と結合されたピラーブレース8に代えて、フロントピラー3、ロッカ4、フロアパネル7及びフロアクロス6と結合されたピラーブレース13を用いた点と、フロントピラー3及びロッカ4の内部にバルク14を更に備えた点である。
ピラーブレース13は、一端が、ロッカ4よりも上方の位置でフロントピラー3と結合されている。また、ピラーブレース13は、フロントピラー3から客室内側且つ後側に延びて、他端が、フロアクロス6と結合されている。このため、フロントピラー3を車両内側から支持する補強部材となる。更に、ピラーブレース13がフロアクロス6と結合されることにより、車両の下部構造12は、トラス構造を形成する。
図6に示すように、このピラーブレース13は、ピラーブレース13の本体を形成する本体部15と、フロントピラー3、ロッカ4、フロアパネル7及びフロアクロス6に結合されるフランジ16とを有している。ピラーブレース13のフランジ16は、フロントピラー3の車室内側の側面と結合するピラー内側結合部16aと、フロントピラー3の後側の側面からロッカ4の上面にかけて繋がる面と結合するピラー後側結合部16bと、ロッカ4の車室内側の側面と結合するロッカ内側結合部16cと、フロアパネル7と結合するフロアパネル結合部16dと、フロアクロス6と結合するフロアクロス結合部16eとを含んでいる。なお、ピラーブレース13は、溶接で結合してもよく、ボルト等を用いて結合してもよい。
バルク14は、フロントピラー3に入力される衝突荷重Faをピラーブレース13に効率よく伝達するための補強部材である。このバルク14は、図7に示すように、バルク14の本体を形成する本体部17と、フロントピラー3及びロッカ4と結合されるフランジ18とを有している。バルク14のフランジ18は、フロントピラー3内部の車室内側の側面と結合するピラー内側結合部18aと、フロントピラー3内部の後側の側面からロッカ4内部の上面にかけて繋がる面と結合するピラー後側結合部18bと、ロッカ4内部の車室内側の側面と結合するロッカ内側結合部18cと、ロッカ4内部の下面と結合するロッカ下面結合部18dとを含んでいる。
図8〜図10に示すように、バルク14は、フロントピラー3及びロッカ4の内部におけるピラーブレース13と対抗する位置に設けられている。すなわち、フロントピラー3又はロッカ4を挟んで、ピラーブレース13のピラー内側結合部16aとバルク14のピラー内側結合部18aと、ピラー後側結合部16bとピラー後側結合部18bと、ロッカ内側結合部16cとロッカ内側結合部18cとがそれぞれ対向するように取り付けられている。バルク14の上方では、図9に示すように、バルク14とピラーブレース13とが対向して閉断面を形成しており、バルク14の下方では、図10に示すように、バルク14とピラーブレース13とが対向している。
次に、このように構成された車両の下部構造12の作用について、図11を参照して説明する。図11は、相手車両がフロントサイドメンバ(不図示)を介さず自車両の前後方向に対して斜めに衝突し、ロッカ4よりも上方の位置からフロントピラー3に衝突荷重Faが入力されたときの衝突荷重Faの伝達を示す平面図である。
図11に示すように、ロッカ4よりも上方の位置から客室内側且つ後側に向けてフロントピラー3に衝突荷重Faが入力されると、フロントピラー3及びロッカ4の内部に結合されているバルク14にも衝突荷重Faが入力される。そして、フロントピラー3及びバルク14に入力された衝突荷重Faは、ピラーブレース13に伝達される。
ピラーブレース13に伝達された衝突荷重Faは、車両内側且つ後側に向けてフロアクロス6に伝達されて分散される。フロアクロス6に伝達された衝突荷重Faは、車幅方向内側に向けてフロアトンネル5に伝達されると共に、車幅方向外側に向けてロッカ4に伝達されて分散される。
このような車両の下部構造12によれば、車両内側且つ後側に延びたピラーブレース13の端部が、車幅方向に延設されるフロアクロス6に結合されることにより、フロントピラー3の支持強度をより高めることができ、ロッカ4よりも高い位置からフロントピラーに入力される衝突荷重Faを、ピラーブレース13を介して車両内側且つ後側に向けて直接的にフロアクロス6に伝達して分散することができる。そして、フロアクロス6に伝達された衝突荷重Faは、フロアトンネル5及びロッカ4に伝達されて分散される。その結果、フロントピラー3に働く曲げモーメントMaが小さくなり、フロントピラー3が客室側に倒れ込む量が減少して、オフセット衝突時における客室の変形を低減することが可能となる。
また、ピラーブレース13がフロントピラー3とフロアクロス6とに結合されることで、フロントピラー3、ピラーブレース13、フロアクロス6、ロッカ4及びフロアトンネル5によりトラス構造を形成するため、ピラーブレース13がフロントピラー3を支える支持力が増大する。
また、フロントピラー3の内部におけるピラーブレース13と対向する位置にバルク14を備えることで、フロントピラー3からピラーブレース13に衝突荷重Faを伝達する際の伝達効率を向上させることができる。そして、ピラーブレース13とバルク14とにより、フロントピラー3を挟んで閉断面を形成することにより、ピラーブレース13を介してバルク14に入力された衝突荷重Faを直接ピラーブレース13に伝達することができるため、フロントピラー3からピラーブレース13に衝突荷重Faを伝達する際の伝達効率を飛躍的に向上させることができる。
なお、図12に示すように、ピラーブレース13とフロアクロス6とを一体的に形成してもよい。このようにすれば、ピラーブレース13とフロアクロス6とを結合する必要がないため、加工工数やコストなどを低減することができる。
また、図13に示すように、フロアクロス6はフロアトンネル5に結合されていなくてもよい。ロッカ4と結合されて車幅方向に延設されるフロアクロス19にピラーブレース13を結合させることによっても、ピラーブレース13に伝達された衝突荷重Faはフロアクロス19に伝達されて分散される。
次に、図14を参照して、第3実施形態に係る車両の下部構造について詳細に説明する。図14は、第3実施形態に係る車両の下部構造29におけるピラーブレースとバルクとの結合を示す斜視図である。図15は、車両の下部構造29におけるピラーブレースを示す斜視図である。図16は、車両の下部構造29におけるバルクを示す斜視図である。図17は、図14におけるXVII−XVII断面図を示している。
図14に示すように、車両の下部構造29が上記第2実施形態に係る車両の下部構造12と異なる点は、ピラーブレース13のフランジ16の形状を変更してピラーブレース30とした点と、バルク14のフランジ18の形状を変更してバルク33とした点である。
ピラーブレース30は、図15に示すように、ピラーブレース30の本体を形成する本体部31と、フロントピラー3、ロッカ4、フロアパネル7及びフロアクロス6に結合されるフランジ32とを有している。ピラーブレース30のフランジ32は、フロントピラー3の車室内側の側面と結合するピラー内側結合部32aと、フロントピラー3の車室内側の側面からロッカ4の車室内側の側面にかけて繋がる面と結合するピラー内側結合部32bと、ロッカ4の車室内側の側面と結合するロッカ内側結合部32cと、フロアパネル7と結合するフロアパネル結合部32dと、フロアクロス6と結合するフロアクロス結合部32eとを含んでいる。
バルク33は、図16に示すように、バルク33の本体を形成する本体部34と、フロントピラー3及びロッカ4と結合されるフランジ35とを有している。バルク33のフランジ35は、フロントピラー3内部の車室内側の側面と結合するピラー内側結合部35aと、フロントピラー3内部の車室内側の側面からロッカ4内部の車室内側の側面にかけて繋がる面と結合するピラー内側結合部35bと、ロッカ4内部の車室内側の側面と結合するロッカ内側結合部35cと、ロッカ4内部の下面と結合するロッカ下面結合部35dとを含んでいる。
バルク33は、フロントピラー3及びロッカ4の内部におけるピラーブレース30と対抗する位置に設けられている。すなわち、フロントピラー3又はロッカ4を挟んで、ピラーブレース30のピラー内側結合部32aとバルク33のピラー内側結合部35aと、ピラー内側結合部32bとピラー内側結合部35bと、ロッカ内側結合部32cとロッカ内側結合部35cとがそれぞれ対向するように取り付けられている。バルク14の上方では、図17に示すように、バルク33とピラーブレース30とが対向して閉断面を形成している。
このような車両の下部構造29によれば、ピラーブレース30とフロントピラー3との結合面は、フロントピラー3における車室内側の側面だけであるため、フランジ32を容易に加工することが可能となる。
また、フロントピラー3の内部におけるピラーブレース30と対向する位置にバルク33を備えることで、フロントピラー3からピラーブレース30に衝突荷重Faを伝達する際の伝達効率を向上させることができる。そして、ピラーブレース30とバルク33とにより、フロントピラー3を挟んで閉断面を形成することにより、ピラーブレース30を介してバルク33に入力された衝突荷重Faを直接ピラーブレース30に伝達することができるため、フロントピラー3からピラーブレース30に衝突荷重Faを伝達する際の伝達効率を飛躍的に向上させることができる。
なお、ピラーブレース30は、必ずしもフロアクロス6まで延びる必要はなく、例えば、上記第1実施形態に係る車両の下部構造1のピラーブレース8のように、フロントピラー3、ロッカ4及びフロアパネル7と結合される短い形状のものであってもよい。具体的には、図2に示すピラーブレース8において、ピラー後側結合部10bの代わりに図15に示すピラー内側結合部32bを備えるピラーブレースであってもよい。
次に、図18を参照して、第4実施形態に係る車両の下部構造について詳細に説明する。図18は、第4実施形態に係る車両の下部構造20を示す斜視図である。
図18に示すように、車両の下部構造20が上記第2実施形態に係る車両の下部構造12と異なる点は、フロントピラー3、ロッカ4、フロアパネル7及びフロアクロス6と結合されたピラーブレース13に代えて、フロントピラー3、ロッカ4、フロアパネル7及びフロアトンネル5と結合されたピラーブレース21を用いた点である。
ピラーブレース21は、一端が、ロッカよりも上方の位置でフロントピラー3と結合されている。また、ピラーブレース21は、フロントピラー3から客室内側且つ後側に延びて、他端が、フロアトンネル5と結合されている。このため、フロントピラー3を車両内側から支持する補強部材となる。
図19は、相手車両がフロントサイドメンバを介さず自車両の前後方向に対して斜めに衝突し、ロッカ4よりも上方の位置からフロントピラー3に衝突荷重Faが入力されたときの衝突荷重Faの伝達を示す平面図である。図19に示すように、ロッカ4よりも上方の位置から客室内側且つ後側に向けてフロントピラー3に衝突荷重Faが入力されると、この衝突荷重Faは、ピラーブレース21に伝達される。ピラーブレース21に伝達された衝突荷重Faは、中央骨格部材であるフロアトンネル5に伝達されて分散される。フロアトンネルに入力された衝突荷重Faは、車幅方向外側に向けてフロアクロス6に伝達されて分散される。
このようにすれば、客室内側且つ後側に延びたピラーブレース21の端部が、車両中央部において車両前後方向に延設されるフロアトンネル5に結合されることにより、ロッカ4よりも高い位置からフロントピラー3に入力される衝突荷重Faを、ピラーブレース21を介して直接的に車両中央骨格部材であるフロアトンネル5に伝達して分散することができる。一方、フロアトンネル5は車両の中央において車両前後方向に延在するため、車両の多くの骨格部材(不図示)が結合されている。このため、フロアトンネル5に衝突荷重Faを伝達させることで、より多くの骨格部材に衝突荷重Faを伝達して分散させることができる。これにより、フロントピラーの支持強度をより高めることができ、オフセット衝突時における客室の変形を低減することが可能となる。
次に、図20及び図21を参照して、第5実施形態に係る車両の下部構造22について詳細に説明する。図20は、第5実施形態に係る車両の下部構造22を示す斜視図である。図21は、図20のXXI−XXI断面図を示している。
この車両の下部構造22が上記第4実施形態に係る車両の下部構造20と異なる点は、ロッカ4とフロアトンネル5との間において、フロアパネル7の下面で車両前後方向に延設されるサイドメンバ23と、サイドメンバ23と対向するように、ロッカ4とフロアトンネル5との間において車両前後方向に延設され、後端がフロアクロス6と結合されるアンダーリインホース24を備える点と、フロントピラー3、ロッカ4、フロアパネル7及びフロアトンネル5と結合されたピラーブレース21に代えて、フロントピラー3、ロッカ4、フロアパネル7及びアンダーリインホース24に結合されたピラーブレース25を用いた点である。
サイドメンバ23とアンダーリインホース24とは、フロアパネル7を挟んでお互いに対向する位置で結合されている。なお、サイドメンバ23とアンダーリインホース24は、特許請求の範囲に記載の車両フロア部に相当する。
ピラーブレース25は、一端が、ロッカよりも上方の位置でフロントピラー3と結合されている。また、ピラーブレース25は、フロントピラー3から客室内側且つ後側に延びて、他端が、アンダーリインホース24と結合されている。このため、ピラーブレース25は、フロントピラー3を車両内側から支持する補強部材となる。
図22は、相手車両がフロントサイドメンバ(不図示)を介さず自車両の前後方向に対して斜めに衝突し、ロッカ4よりも上方の位置からフロントピラー3に衝突荷重Faが入力されたときの衝突荷重Faの伝達を示す平面図である。図22に示すように、ロッカ4よりも上方の位置から客室内側且つ後側に向けてフロントピラー3に衝突荷重Faが入力されると、この衝突荷重Faは、ピラーブレース25に伝達される。ピラーブレースに伝達された衝突荷重Faは、アンダーリインホース24に伝達されて分散される。アンダーリインホース24に伝達された衝突荷重Faは、サイドメンバ23に伝達されて分散される。
ここで、サイドメンバ23とアンダーリインホース24とは、フロアパネル7を介して閉断面を形成しているため、アンダーリインホース24に伝達された衝突荷重Faはダイレクトにサイドメンバ23に伝達される。このため、アンダーリインホース24からサイドメンバ23に伝達される衝突荷重Faの伝達効率は飛躍的に向上する。
このように、ピラーブレース25をフロントピラー3に近いアンダーリインホース24に結合することで、ピラーブレース25を短くすることができ、衝突荷重分散効率を向上することができる。また、サイドメンバ23とアンダーリインホース24を対向する位置で結合して閉断面を形成することで、アンダーリインホース24からサイドメンバ23に衝突荷重Faを伝達する際の伝達効率を飛躍的に向上させることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ピラーブレースはフロントピラーに入力された衝突荷重を伝達できればよく、例えば複数部材を結合して形成してもよい。図23に示すように、ピラーブレース26は、フロントピラー及びロッカと結合して断面径が変化する第1の部分27と、他の骨格部材と結合して断面径が変化しない第2の部分28とに分割されており、この第1の部分27と第2の部分28を結合することにより、ピラーブレース26としてもよい。このようにピラーブレースを分割することにより、ピラーブレースの成形工程を簡易にすることができる。
第1実施形態に係る車両の下部構造を示す斜視図である。 図1に示すピラーブレースを示す斜視図である。 図1に示す車両の下部構造において、衝突荷重の伝達を示す図である。 図1に示す車両の下部構造において、衝突荷重の伝達を示す平面図である。 第2実施形態に係る車両の下部構造を示す斜視図である。 図5に示すピラーブレースを示す斜視図である。 図5に示すバルクを示す斜視図である。 ピラーブレースとバルクとの結合を示す斜視図である。 図8におけるIX−IX断面図である。 図8におけるX−X断面図である。 図5に示す車両の下部構造において、衝突荷重の伝達を示す平面図である。 図5に示すピラーブレースの変形例を示す斜視図である。 図5に示すフロアクロスの変形例を示す斜視図である。 第3実施形態に係る車両の下部構造におけるピラーブレースとバルクとの結合を示す斜視図である。 図14に示すピラーブレースを示す斜視図である。 図14に示すバルクを示す斜視図である。 図14におけるXVII−XVII断面図である。 第4実施形態に係る車両の下部構造を示す斜視図である。 図18に示す車両の下部構造において、衝突荷重の伝達を示す平面図である。 第5実施形態に係る車両の下部構造を示す斜視図である。 図20におけるXXI−XXI断面図である。 図20に示す車両の下部構造において、衝突荷重の伝達を示す平面図である。 ピラーブレースの変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1,11,12,20,22,29…車両の下部構造、2…客室、3…フロントピラー、4…ロッカ、5…フロアトンネル、6,19…フロアクロス、7…フロアパネル、8,13,21,25,26,30…ピラーブレース、9,15,17,31,34…本体部、10,16,18,32,35…フランジ、14,33…バルク、23…サイドメンバ、24…アンダーリインホース、27…第1の部分、28…第2の部分。

Claims (10)

  1. 車両の側部において車高方向に延設されるフロントピラーと、
    前記フロントピラーの下端部にその前端部が結合され、車両前後方向に延設されるロッカと、
    前記ロッカよりも車高方向において上方の位置で、前記フロントピラーの車室内側の側面にその一部が結合され、前記フロントピラーに入力される衝突荷重を車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に伝達する補強部材と、を有することを特徴とする車両の下部構造。
  2. 前記補強部材は、前記フロントピラーに入力される衝突荷重を車両フロア部に伝達することを特徴とする請求項1に記載の車両の下部構造。
  3. 前記補強部材は、他の一部が、前記ロッカよりも車高方向において上方の位置で、前記フロントピラーの車両前後方向において後側の側面に結合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の下部構造
  4. 前記補強部材は、他の一部が、前記ロッカと結合されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両の下部構造。
  5. 前記補強部材は、車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に延び、その端部が、車幅方向に延設されるフロアクロスと結合されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両の下部構造。
  6. 前記補強部材は、前記フロアクロスと一体的に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の車両の下部構造。
  7. 前記補強部材は、車幅方向において内側且つ車両前後方向において後側に延び、その端部が、車両中央部において車両前後方向に延設される車両中央骨格部材と結合されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両の下部構造。
  8. 前記車両中央骨格部材は、フロアトンネルであることを特徴とする請求項7に記載の車両の下部構造。
  9. 前記車両中央骨格部材は、フロアトンネルと前記ロッカとの間で車両前後方向に延設されるアンダーリインホースであることを特徴とする請求項7に記載の車両の下部構造。
  10. 前記フロントピラーの内部に設けられ、前記補強部材と対向する位置に配置されるバルクを更に備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の車両の下部構造。


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