JP2000006836A - コンバーチブル車体にプレストレスを導入する方法 - Google Patents

コンバーチブル車体にプレストレスを導入する方法

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JP2000006836A
JP2000006836A JP17901198A JP17901198A JP2000006836A JP 2000006836 A JP2000006836 A JP 2000006836A JP 17901198 A JP17901198 A JP 17901198A JP 17901198 A JP17901198 A JP 17901198A JP 2000006836 A JP2000006836 A JP 2000006836A
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convertible
vehicle body
pillar
front pillar
car body
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Itaru Onishi
到 大西
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両性能への影響を少なくしてドアの建て付
けを改善できる、コンバーチブル車体にプレストレスを
導入する方法を提供すること。 【解決手段】 完成車体(26)を作業面(30)から
所定のレベルに保ってルーフ(24)と、フロントピラ
ー(20)及びセンタピラー(22)それぞれの所要箇
所とを切断し、コンバーチブル車体(28)を製作す
る。コンバーチブル車体を製作した後、前後に間隔をお
いた2箇所(38)でコンバーチブル車体を作業面に固
定する。固定したコンバーチブル車体の固定箇所間で、
かつ、コンバーチブル車体のフロントピラーとセンタピ
ラーとの間で上向き荷重(F)をコンバーチブル車体に
加える。そして、荷重を加えた状態に保ち、コンバーチ
ブル車体の所要箇所を補強(44,46,48)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンバーチブル車体
にプレストレスを導入する方法に関し、さらに詳しく
は、完成車体からコンバーチブル車体を製作し、このコ
ンバーチブル車体からコンバーチブル自動車を製作する
際、前記コンバーチブル車体にプレストレスを導入する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバーチブル自動車は、通常、完成車
体のルーフ及びピラーの所要箇所を切断してコンバーチ
ブル車体を製作し、このコンバーチブル車体に必要なぎ
装品、つまり部品や計器類を取り付けて製作する。とこ
ろが、コンバーチブル車体を製作した時点でフロントピ
ラーの所定角度からの傾き、つまり倒れ込みや、サイド
シルすなわちロッカの下方へのたわみ、つまり落ち込み
が起こり、さらにぎ装品を取り付けた時点でこのような
現象が累積するため、完成したコンバーチブル自動車の
ドアの建て付け不良が起こり勝ちである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンバーチブル車体の
ドアの前方、下方及び後方にそれぞれ位置するフロント
ピラー、ロッカ及びセンタピラーを厚みの大きなパイプ
やアングル等で形成すること(特開昭62-4681号公報)
によっても、ドアの建て付けを改善できるが、これでは
重量増となり、燃費や加速性のような車両性能上好まし
くない。
【0004】本発明は、車両性能への影響を少なくして
ドアの建て付けを改善できる、コンバーチブル車体にプ
レストレスを導入する方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フロントピラ
ーと、センタピラーと、これらピラーの上方に張り渡さ
れたルーフとを少なくとも有する完成車体からコンバー
チブル車体を製作し、このコンバーチブル車体からコン
バーチブル自動車を製作する際、前記コンバーチブル車
体にプレストレスを導入する方法である。まず、前記完
成車体を作業面から所定のレベルに保って前記ルーフ
と、前記フロントピラー及び前記センタピラーそれぞれ
の所要箇所とを切断し、前記コンバーチブル車体を製作
する。このコンバーチブル車体の製作に先立って、前後
に間隔をおいた2箇所で前記完成車体を前記作業面に固
定するか、又は前記コンバーチブル車体を製作した後、
前後に間隔をおいた2箇所で前記コンバーチブル車体を
前記作業面に固定する。ルーフと、フロントピラー及び
センタピラーそれぞれの所要箇所とを切断し、固定した
前記コンバーチブル車体の前記固定箇所間で、かつ、前
記コンバーチブル車体のフロントピラーとセンタピラー
との間で上向き荷重を前記コンバーチブル車体に加え
る。そして、荷重を加えた状態に保ち、前記コンバーチ
ブル車体の所要箇所を補強する。
【0006】前記補強は、前記フロントピラーが後方へ
向けて倒れ込むのを防ぐように、かつ、前記センタピラ
ーが前方へ向けて倒れ込むのを防ぐように行うことが好
ましい。
【0007】
【作用及び効果】コンバーチブル車体の前後の固定箇所
間で、かつ、フロントピラーとセンタピラーとの間の中
間で上向き荷重をコンバーチブル車体に加えると、フロ
ントピラーが前方に向けて、またセンタピラーが後方へ
向けてわずかに立ち上がる。この状態で補強すると、自
重及びぎ装の荷重を受けるコンバーチブル車体のフロン
トピラーやセンタピラー、ロッカが補強によって所定位
置に保持され、コンバーチブル車体にプレストレスが導
入される。換言すると、コンバーチブル車体のフロント
ピラー及びセンタピラーの倒れ込みが起こらず、またロ
ッカの落ち込みが生じないように補強をし、コンバーチ
ブル車体にプレストレスを導入する。
【0008】コンバーチブル車体に導入されたプレスト
レスがフロントピラー及びセンタピラー、ロッカ等の自
重やぎ装の荷重によるストレスと平衡しているため、フ
ロントピラー及びセンタピラーの倒れ込みやロッカの落
ち込みが起こらず、コンバーチブル自動車のドアの建て
付け不良は生じない。
【0009】荷重を加えた状態に保ち、コンバーチブル
車体の所要箇所を補強するが、補強そのものは従来にお
いても行っていたのであるから、特に重量が増加すると
いうことではなく、従って燃費や加速性のような車両性
能が悪くなることはない。
【0010】好ましい態様によれば、フロントピラーが
後方へ向けて倒れ込むのを防ぐように、かつ、センタピ
ラーが前方へ向けて倒れ込むのを防ぐように補強してい
る。フロントピラーとセンタピラーとは、上向き荷重に
よってフロントピラーが前方へ向けて、またセンタピラ
ーが後方へ向けてわずかに立ち上がった状態に保たれて
いるところ、フロントピラーが後方へ向けて倒れ込むの
を防ぐように、さらに、センタピラーが前方へ向けて倒
れ込むのを防ぐように補強することにより、補強による
平衡を確保しやすい。
【0011】
【発明の実施の形態】プレストレスを導入する方法は、
模式的に示した図1及び図2と、斜視状態を示す図3と
を参照すると、フロントピラー20と、センタピラー2
2と、これらピラー20,22の上方に張り渡されたル
ーフ24とを少なくとも有する完成車体26からコンバ
ーチブル車体28を製作し、このコンバーチブル車体2
8からコンバーチブル自動車を製作する際、コンバーチ
ブル車体28にプレストレスを導入するものである。
【0012】まず、完成車体26を作業面30から所定
のレベルに保ってルーフ24と、フロントピラー20及
びセンタピラー22それぞれの所要箇所とを切断し、コ
ンバーチブル車体28を製作する(図1の(a)、
(b))。
【0013】完成車体26にはサスペンションや車輪は
未だ付けられていない。そこで、作業面30上に架台3
2を置き、この架台32に完成車体26を載せ、作業し
やすいレベルに架台32の高さを調整する。ルーフ24
は全体を切断して取り除き、フロントピラー20は、ウ
インドシールドガラスを保持するのに必要な高さを確保
して切断する。また、センタピラー22はいわゆるベル
トライン34で切断する。完成車体26にはクォータピ
ラー36があるため、このクォータピラー36もベルト
ライン34で切断し、コンバーチブル車体28を製作す
る。図3に示したように、コンバーチブル車体28には
所定高さの左右のフロントピラー20と、所定高さの左
右のセンタピラー22とが存在している。
【0014】コンバーチブル車体28の製作に先立っ
て、前後に間隔をおいた2箇所で完成車体26を作業面
30に固定するか、又はコンバーチブル車体28を製作
した後、前後に間隔をおいた2箇所でコンバーチブル車
体28を作業面30に固定する。
【0015】図1の(c)に示した実施例では、コンバ
ーチブル車体28は、支持ロッド38によって作業面3
0に固定されている。図3に示すように、コンバーチブ
ル車体28には前後左右に間隔をおいた4つのサスペン
ションタワー40が設けられている。そこで、作業面3
0に堅固に固定した4本の支持ロッド38のそれぞれを
サスペンションタワー40に連結し、支持ロッド38を
介してコンバーチブル車体28は作業面30に固定され
ている。このようにすれば、既存のサスペンションタワ
ー40を使用するため、固定のための作業を容易に行う
ことができる。また、前後のサスペンションタワー40
間のスパンが後述する上向き荷重による十分な変形を可
能にする程度に大きいため、プレストレスを導入しやす
い。
【0016】支持ロッド38による固定に代えて、架台
32を使用して完成車体26を作業面30に固定するこ
ともできる。この場合には、作業面30に堅固に固定さ
れた架台32にまず完成車体26を載せて固定し、その
後、完成車体26のルーフ24と、フロントピラー20
及びセンタピラー22それぞれの所要箇所とを切断して
コンバーチブル車体28を製作する。
【0017】ルーフ24と、フロントピラー20及びセ
ンタピラー22それぞれの所要箇所とを切断し、固定し
たコンバーチブル車体28の前記固定箇所間で、かつ、
コンバーチブル車体28のフロントピラー20とセンタ
ピラー22との間で上向き荷重Fをコンバーチブル車体
28に加える。
【0018】図1の(c)では、荷重Fは前後の支持ロ
ッド38間で、かつ、フロントピラー20とセンタピラ
ー22との間で上向きに働いている。荷重Fは、前後の
支持ロッド38のなす距離の中央に加える必要はなく、
同様に、フロントピラー20とセンタピラー22とのな
す距離の中央に加える必要はない。
【0019】荷重Fを前後の支持ロッド38間で上向き
に加えることにより、コンバーチブル車体28を全体に
弾性変形させることができる。さらに、荷重Fをフロン
トピラー20とセンタピラー22との間で上向きに加え
ると、図2の(a)に仮想線で示したように、ロッカ4
2を上方へ向けてわずかにたわませ、フロントピラー2
0を前方へ向けてわずかに立ち上がらせ、センタピラー
22を後方へ向けてわずかに立ち上がらせる結果とな
る。
【0020】荷重Fは、左右のロッカ42にわたる長さ
の部材をコンバーチブル車体28の下側に配置してそれ
ぞれロッカ42に当てがい、前記部材を油圧又はねじジ
ャッキで持ち上げることによって加えることができる。
又は、ロッカ42毎に油圧ジャッキ等で持ち上げること
によって加えることができる。荷重Fの大きさは、フロ
ントピラー20の先端が数ミリ立ち上がる程度で十分で
ある。実験した結果では、各ロッカ42に550kgfの上向
き荷重を加えたところ、フロントピラー20の先端では
4mm程度の変位が生じた。
【0021】荷重Fを加えた状態に保ち、コンバーチブ
ル車体28の所要箇所を補強する。この補強は、フロン
トピラーが後方へ向けて倒れ込むのを防ぐように、か
つ、センタピラーが前方へ向けて倒れ込むのを防ぐよう
に行うことが好ましい。
【0022】荷重Fを加えた状態では、図2の(b)に
実線で示したように、ロッカ42が上向きにたわみ、フ
ロントピラー20が前方へ向けて立ち上がり、センタピ
ラー22が後方へ向けて立ち上がっている。この状態
で、補強44,46,48を施し、荷重Fを除くと、コ
ンバーチブル車体28の全体が弾性変形から復元し、コ
ンバーチブル車体28にプレストレスが導入される。こ
のとき、フロントピラーとセンタピラーとロッカとは、
図2の(b)に仮想線20a,22a,42aで示した位
置まで戻る。この位置は正規位置20b,22b,42b
と比べると、まだ開いた状態となっている。その後、ぎ
装品を組み付けていくと、その重さと自重とによってコ
ンバーチブル車体28はたわみ、完成車状態においてフ
ロントピラー20とセンタピラー22とロッカ42とは
正規位置20b,22b,42bに戻る。プレストレスの
ための荷重Fは、補強前の車体剛性、補強後の車体剛
性、自重及びぎ装品の重量を考慮して決めることができ
る。このたび、該当車両においてFEM解析したとこ
ろ、荷重Fは550kgfであることが分かった。
【0023】図3に示した実施例では、補強44はフロ
ントピラー20の下方部分でフロントピラー20の前方
と側方とに、補強46はフロントピラー20の中間部分
に、そして補強48はセンタピラー22の下方部分に行
っている。
【0024】斜視状態の図4及び図5と、断面状態の図
6とを参照すると、フロントピラー20の前方の補強4
4は、フロントピラー20とロッカ42との交差部の前
方にリィインフォース50を取り付けることにより行わ
れている。リィインフォース50は、仮想線51で示し
た断面形状のもので、周縁部分52,53,54,5
5,56を有する。周縁部分52はロッカ42の閉じ断
面部分60に、周縁部分53はトルクボックス61と、
ダッシュパネル62と、エプロン63とにわたってそれ
ぞれのフランジに、周縁部分54はほぼ直角に折り曲げ
られてカウルサイドロアパネル64に、周縁部分55は
カウルサイドサイドパネル65に、そして周縁部分56
はフロントピラー20のアウタパネル66にそれぞれ当
てがわれ、隅肉溶接によって対応する箇所に取り付けら
れ、対応箇所と相まって閉じ断面構造を形成している。
これにより、フロントピラー20の前方の付け根部分を
補強し、上向き荷重を除いた後の復元をしにくくしてい
る。図示の実施例によれば、リィインフォース50がエ
プロン63まで伸びているため、エプロン63が変形し
にくく、振動を抑えることができる。
【0025】斜視状態の図7と図8とを参照すると、フ
ロントピラー20とロッカ42との交差部の側方の補強
44は、側方にリィインフォース70を取り付けること
により行われている。リィインフォース70は、仮想線
71で示した断面形状のもので、周縁部分72,73,
74,75を有する。周縁部分72はフロントピラー2
0のインナパネル76に、周縁部分73はロッカ42の
インナパネル77に、周縁部分74はフロントフロアパ
ネル78に、そして周縁部分75はダッシュロアパネル
79とエプロン63とにそれぞれ当てがわれ、隅肉溶接
によって対応する箇所に取り付けられ、対応箇所と相ま
って閉じ断面構造を形成している。これにより、フロン
トピラー20の側方の付け根部分を補強し、上向き荷重
を除いた後の復元をしにくくしている。リィインフォー
ス70には作業穴80が開けられている。
【0026】斜視状態の図9と図10とを参照すると、
フロントピラー20の中間部分の補強46は、フロント
ピラー20とカウル82との交差部にリィインフォース
84を取り付けることにより行われている。リィインフ
ォース84は、仮想線85で示した断面形状のもので、
周縁部分86,87,88,89を有する。周縁部分8
6はフロントピラー20のインナパネル76に、周縁部
分87フロントピラー20とカウル82との接合部90
に、周縁部分88はカウル82のインナパネル83に、
そして周縁部分89はカウル82のロアパネル91にそ
れぞれ当てがわれ、隅肉溶接によって対応する箇所に取
り付けられ、対応箇所と相まって閉じ断面構造を形成し
ている。これにより、フロントピラー20の中間部分を
補強し、上向き荷重を除いた後の復元をしにくくしてい
る。従来、リィインフォース84に相当するものは存在
しなかった。
【0027】斜視状態の図11と図12とを参照する
と、センタピラー22の下方部分の補強48は、センタ
ピラー22とクロスメンバ100との交差部にリィイン
フォース102を取り付けることにより行われている。
リィインフォース102は、仮想線103で示した断面
形状のもので、周縁部分104,105,106,10
7を有する。周縁部分104はクォータインナパネル1
08に、周縁部分105はクロスメンバ100のアッパ
パネル109に、周縁部分106はロッカ42のインナ
パネル77に、そして周縁部分107はフロントフロア
パネル78にそれぞれ当てがわれ、隅肉溶接によって対
応する箇所に取り付けられている。これにより、センタ
ピラー22の下方部分を補強し、上向き荷重を除いた後
の復元をしにくくしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバーチブル車体にプレストレ
スを導入する方法を示す模式図で、(a)ないし(d)は
異なる過程を示している。
【図2】フロントピラート、ロッカと、センタピラーと
を示す模式図で、(a)は上向き荷重を加えた状態を、
(b)は補強をした後、上向き荷重を除いた状態を示し
ている。
【図3】コンバーチブル車体の斜視図である。
【図4】フロントピラーの下方部分に補強をする前の分
解斜視図である。
【図5】フロントピラーの下方部分に補強をした斜視図
である。
【図6】図5の6−6線で切断した断面図である。
【図7】フロントピラーの側方部分に補強をする前の分
解斜視図である。
【図8】フロントピラーの側方部分に補強をした斜視図
である。
【図9】フロントピラーの中間部分に補強をする前の分
解斜視図である。
【図10】フロントピラーの中間部分に補強をした斜視
図である。
【図11】センタピラーの下方部分に補強をする前の分
解斜視図である。
【図12】センタピラーの下方部分に補強をした斜視図
である。
【符号の説明】
20 フロントピラー 22 センタピラー 24 ルーフ 26 完成車体 28 コンバーチブル車体 30 作業面 42 ロッカ 44,46,48 補強 50,70,84,102 リィインフォース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントピラーと、センタピラーと、こ
    れらピラーの上方に張り渡されたルーフとを少なくとも
    有する完成車体からコンバーチブル車体を製作し、この
    コンバーチブル車体からコンバーチブル自動車を製作す
    る際、前記コンバーチブル車体にプレストレスを導入す
    る方法であって、 前記完成車体を作業面から所定のレベルに保って前記ル
    ーフと前記フロントピラー及び前記センタピラーそれぞ
    れの所要箇所とを切断し、前記コンバーチブル車体を製
    作すること、 このコンバーチブル車体の製作に先立って、前後に間隔
    をおいた2箇所で前記完成車体を前記作業面に固定する
    か、又は前記コンバーチブル車体を製作した後、前後に
    間隔をおいた2箇所で前記コンバーチブル車体を前記作
    業面に固定すること、 ルーフとフロントピラー及びセンタピラーそれぞれの所
    要箇所とを切断し、固定した前記コンバーチブル車体の
    前記固定箇所間で、かつ、前記コンバーチブル車体のフ
    ロントピラーとセンタピラーとの間で上向き荷重を前記
    コンバーチブル車体に加えること、 荷重を加えた状態に保ち、前記コンバーチブル車体の所
    要箇所を補強することを含む、コンバーチブル車体にプ
    レストレスを導入する方法。
  2. 【請求項2】 前記補強は、前記フロントピラーが後方
    へ向けて倒れ込むのを防ぐように、かつ、前記センタピ
    ラーが前方へ向けて倒れ込むのを防ぐように行う、請求
    項1に記載のコンバーチブル車体にプレストレスを導入
    する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100851733B1 (ko) 2006-12-14 2008-08-11 현대자동차주식회사 차량의 배플기구
US7862108B2 (en) 2006-08-04 2011-01-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle lower body structure
CN113212555A (zh) * 2021-05-31 2021-08-06 黄宗海 一种预应力汽车车身、制造方法及预应力汽车

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