JP5569661B2 - プレス成形体の製造方法および製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プレス成形体の製造方法および製造装置に関し、具体的には、溝底部と、前記溝底部に連続する稜線部と、前記稜線部に連続する縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体の製造方法および製造装置に関する。
自動車車体のフロア(以下、単に「フロア」という)は、車両走行時には車体の捻じり剛性や曲げ剛性を第一義的に担うだけではなく、衝突時には衝撃荷重の伝達を担い、さらに、自動車車体の重量にも大きく影響するため、高剛性かつ軽量という二律背反の特性を兼ね備えることが要求される。フロアは、互いに溶接されて接合される平板状のパネル(例えばダッシュパネル、フロントフロアパネル、リアフロアパネル等)と、溶接によりこれら平板状のパネルの車幅方向へ向けて固定配置されてフロアの剛性や強度を高める略溝型断面を有する長尺のメンバ類(例えばフロアクロスメンバ、シートクロスメンバ等)と、車体前後方向へ向けて固定配置されてフロアの剛性や強度を高める略溝型断面を有する長尺のメンバ類(サイドシル、サイドメンバ等)を有する。例えばフロアクロスメンバは、通常、その長手方向の両端部に形成される外向きフランジを介して、例えばフロントフロアパネルのトンネル部およびサイドシルといった他の部材に接合される。
図12A、図12Bは、フロアクロスメンバ1を示す説明図であり、図12Aは斜視図、図12Bは図12AにおけるXII矢視図である。
一般的に、フロントフロアパネル2の上面(室内側の面)にフロアクロスメンバ1が接合される。このフロアクロスメンバ1が、フロントフロアパネル2の幅方向の略中心に膨出して形成されるトンネル部(図示を省略する)およびフロントフロアパネル2の幅方向の両側部にスポット溶接されるサイドシル3をつなぐことによりフロアが補強される。フロアクロスメンバ1は略溝型断面を有し、その長手方向の両端部に形成される外向きフランジ4を介して、トンネル部およびサイドシル3にスポット溶接することにより、フロアの剛性および衝撃荷重負荷時の荷重伝達特性が向上する。
図13A、図13Bは、フロアクロスメンバ1の従来のプレス成形方法の概略を示す説明図である。図13Aは、ブランクホルダによって素材の端に拘束力を加えながら成形する絞り成形の概略を示す説明図である。図13Bは、展開ブランク6を用いた曲げ成形の概略を示す説明図である。
図13Aに示す絞り成形によるプレス成形では、成形素材5に余肉部5aを成形し、切断線5bに沿って余肉部5aを切断した後にフランジ5cを立ち上げる。また、図13Bに示す曲げ成形によるプレス成形では、展開ブランク形状を有する展開ブランク6に、曲げ成形によるプレス成形を行う。フロアクロスメンバ1は、これまで、図13Aに示す絞り成形によるプレス成形か、図13Bに示す曲げ成形によるプレス成形かを行うことにより成形されていた。材料の歩留まり向上の観点からは、余肉部5aの切断を伴う絞り成形によるプレス成形よりも曲げ成形によるプレス成形のほうが好ましい。
フロアクロスメンバ1は、自動車車体の剛性向上や側面衝突(側突)時の衝突荷重を吸収する役目を担う重要な構造部材である。このため、近年では、軽量化および衝突安全性の向上の観点から、より薄くかつより強度の高い高張力鋼板、例えば引張強度が390MPa以上の高張力鋼板(高強度鋼板又はハイテン)がフロアクロスメンバ1の素材として用いられるようになってきた。しかし、高張力鋼板の成形性は良好でないため、フロアクロスメンバ1の設計の自由度が低いことが問題になっている。
図12Aおよび図12Bを参照しながら具体的に説明する。フロアクロスメンバ1の端部の全周に連続的な外向きフランジ4を形成し、かつある程度の長さのフランジ幅を得ることが、フロアクロスメンバ1とフロントフロアパネル2のトンネル部、サイドシル3との接合強度の強度およびねじり剛性を高めて、フロアの剛性および衝撃荷重負荷時の荷重伝達特性を高めるためには望ましい。
しかし、フロアクロスメンバ1の端部の全周に連続的な外向きフランジ4を形成し、かつある程度の長さのフランジ幅を得ようとすると、基本的に外向きフランジ4の稜線部の外周に相当するフランジ部分(以下、「稜線部フランジ部分」と称する)での伸びフランジ割れや、稜線部1aにおける外向きフランジ4の近傍部1bでしわを生じ、所望の形状が得られ難い。これらの成形不具合は、フロアクロスメンバ1の材料強度が高いほど、外向きフランジ4の稜線部フランジ部分4aの成形における伸びフランジ率が高い形状であるほど(すなわち、例えば図12Bにおける断面壁角度θが急峻であるほど、またフランジ高さが高いほど)、発生し易い。
フロアクロスメンバ1は、自動車車体の軽量化のために高強度化される傾向にあり、また性能や他部材との接合部形状の関係から伸びフランジ率が高い形状に設計される傾向にあるため、稜線部フランジ部分4aを含む連続的な外向きフランジ4の成形は、従来のプレス成形法では実現し難かった。このため、フロアクロスメンバ1の性能の低下を甘受しても、このようなプレス成形技術上の制約により、高張力鋼板からなるフロアクロスメンバ1の外向きフランジ4の稜線部フランジ部分4aに、図12Aおよび図12Bに示すように切り欠きを設けざるを得ないのが現状である。
特許文献1〜3には、フロアクロスメンバ1の成形を意図するものではないが、金型のパッド機構に工夫を施すことによって、高強度材料のプレス成形品における形状凍結不良を解決する発明が開示されている。これらの発明は、パンチ頂部とパンチ頂部の向き合う部分(溝底部)の少なくとも一部を押さえるパッドの位置関係によって、成形中の素材に意図的にたわみを発生させることによって、成形後の形状凍結性の向上を図るものである。
特許第4438468号明細書 特開2009−255116号公報 特開2012−051005号公報
特許文献1〜3により開示された従来の発明に基づいても、外向きフランジ4の稜線部フランジ部分4aに切り欠きを設けたり、材料の歩留まり低下を生じたりすることなく、溝底部と稜線部と縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部のうち、前記稜線部とその両側の前記溝底部および前記縦壁部のそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体であるフロアクロスメンバ1を成形することは難しい。
本発明の目的は、外向きフランジの稜線部フランジ部分に切り欠きを設けたり、材料の歩留まり低下を生じたりすることなく、例えばフロアクロスメンバのような、溝底部と稜線部と縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部のうち、前記稜線部とその両側の前記溝底部および前記縦壁部のそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体を製造する方法および装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下に列記の通りである。
[1] パンチと、ダイと、前記パンチに成形素材を押し当てて拘束するパッドとを備えたプレス成形装置により前記成形素材をプレス成形することにより、
溝底部と、前記溝底部に連続する稜線部と、前記稜線部に連続する縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部のうち、前記稜線部とその両側の前記溝底部および前記縦壁部のそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体の製造方法であって、
前記パッドが、前記成形素材における、前記溝底部に成形される部分と、前記稜線部に成形される部分の少なくとも一部とを拘束して、プレス成形する第1の工程と、
前記第1の工程で成形できない部分をプレス成形する第2の工程とを有することを特徴とするプレス成形体の製造方法。
[2]前記パッドは、前記溝底部との接続部を起点として前記稜線部の断面周長の1/3以上の長さの部分を拘束することを特徴とする[1]に記載のプレス成形体の製造方法。
[3]前記稜線部に成形される部分の長手方向において、前記外向きフランジの根元から前記稜線部が延びる方向の所定の範囲で、前記パッドが前記稜線部に成形される部分を拘束することを特徴とする[1]又は[2]に記載のプレス成形体の製造方法。
[4]前記プレス成形体は、前記縦壁部に連続する曲線部と、前記曲線部に連続するフランジとを更に有する略溝型断面を有することを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか一つに記載のプレス成形体の製造方法。
[5]前記プレス成形が曲げ成形であることを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか一つに記載のプレス成形体の製造方法。
[6]前記プレス成形が絞り成形であることを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか一つに記載のプレス成形体の製造方法。
[7] パンチと、
ダイと、
前記パンチに成形素材を押し当てて拘束するパッドとを備え、
溝底部と、前記溝底部に連続する稜線部と、前記稜線部に連続する縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部のうち、前記稜線部とその両側の前記溝底部および前記縦壁部のそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体を製造するプレス成形体の製造装置であって、
前記パッドは、前記成形素材における、前記溝底部に成形される部分と、前記稜線部に成形される部分の少なくとも一部とを拘束する形状であることを特徴とするプレス成形体の製造装置。
[8]前記パッドは、前記溝底部との接続部を起点として前記稜線部の断面周長の1/3以上の長さの部分を拘束する形状であることを特徴とする[7]に記載のプレス成形体の製造装置。
[9]前記稜線部に成形される部分の長手方向において、前記外向きフランジの根元から前記稜線部が延びる方向の所定の範囲で、前記パッドが前記稜線部に成形される部分を拘束することを特徴とする[7]又は[8]に記載のプレス成形体の製造装置。
[10]前記プレス成形体は、前記縦壁部に連続する曲線部と、前記曲線部に連続するフランジとを更に有する略溝型断面を有することを特徴とする[7]乃至[9]のいずれか一つに記載のプレス成形体の製造装置。
[11]前記プレス成形が曲げ成形であることを特徴とする[7]乃至[9]のいずれか一つに記載のプレス成形体の製造装置。
[12]前記プレス成形が絞り成形であることを特徴とする[7]乃至[9]のいずれか一つに記載のプレス成形体の製造装置。
なお、特許文献1〜3により開示された発明におけるパッドは、パンチ頂部とパンチ頂部の向き合う部分(溝底部)の少なくとも一部を押さえるパッドの位置関係を工夫するものであり、本発明におけるパッドは、意図的に稜線部をも押さえるような形状を有する点において、本発明は特許文献1〜3により開示された発明とは相違する。
本発明によれば、溝底部と稜線部と縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部のうち、前記稜線部とその両側の前記溝底部および前記縦壁部のそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体を、外向きフランジの稜線部フランジ部分に切り欠きを設けたり、材料の歩留まり低下を生じたりすることなく、確実に成形できるようになる。
図1Aは、実施形態に係るプレス成形体の製造装置の概略構成および第1の工程を模式的に示す図である。 図1Bは、本実施形態において製造するプレス成形体の横断面形状を示す断面図である。 図1Cは、第1の工程における稜線パッドまわりの構成を示す斜視図である。 図1Dは、本実施形態において製造するプレス成形体を長手方向の側方から見た図である。 図2Aは、解析例1のプレス成形体の斜視図である。 図2Bは、図2AにおけるII矢視図である。 図2Cは、解析例1のプレス成形体の横断面図である。 図3Aは、本発明法による成形時のパンチとダイと成形素材とを示す斜視図である。 図3Bは、本発明法による成形時のパンチと稜線パッドと成形素材を示す斜視図である。 図3Cは、図3Bの四角囲み部を拡大して示す斜視図である。 図3Dは、図3CにおけるIII−III断面図である。 図4Aは、従来法による成形時のパンチとダイとパッドと成形素材とを示す斜視図である。 図4Bは、従来法による成形時のパンチとパッドと成形素材を示す斜視図である。 図4Cは、図4Bの四角囲み部を拡大して示す斜視図である。 図5Aは、解析例1における、パッドによる成形素材の押さえ角度と、外向きフランジの稜線部フランジ部分の端部における板厚減少率最大値との関係の数値解析結果を示す特性図である。 図5Bは、解析例1での評価対象である板厚減少率の評価位置(割れ懸念部)を示す図である。 図6Aは、解析例2のプレス成形体の斜視図である。 図6Bは、図6AにおけるVI矢視図である。 図6Cは、解析例2のプレス成形体の横断面図である。 図7Aは、本発明法による成形時のパンチとダイと稜線パッドと成形素材とを示す斜視図である。 図7Bは、本発明法による成形時のパンチと稜線パッドと成形素材を示す斜視図である。 図7Cは、図7Bの四角囲み部を拡大して示す斜視図である。 図7Dは、図7CにおけるVII−VII断面図である。 図8Aは、従来法による成形時のパンチとダイを示す斜視図である。 図8Bは、従来法による成形時のパンチとパッドと成形素材を示す斜視図である。 図8Cは、図8Bの四角囲み部を拡大して示す斜視図である。 図9Aは、解析例2における、パッドによる成形素材の押さえ角度と、外向きフランジの稜線部フランジ部分の根元付近における板厚減少率最小値との関係の数値解析結果を示す特性図である。 図9Bは、解析例2での評価対象である板厚減少率の評価位置(しわ懸念部)を示す図である。 図10Aは、解析例3のプレス成形体の斜視図である。 図10Bは、図10AにおけるX矢視図である。 図10Cは、解析例3のプレス成形体の横断面図である。 図11Aは、本発明法による板厚減少率の評価位置(割れ懸念部)での板厚減少率最大値を説明するための図である。 図11Bは、従来法による板厚減少率の評価位置(割れ懸念部)での板厚減少率最大値を説明するための図である。 図12Aは、フロアクロスメンバの斜視図である。 図12Bは、図12AにおけるXII矢視図である。 図13Aは、絞り成形の概略を示す説明図である。 図13Bは、曲げ成形の概略を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面を参照しながら説明する。
図1A〜図1Dは、本発明を適用した実施形態に係るプレス成形体の製造方法および製造装置の特徴を概念的に示す説明図である。図1Aは、実施形態に係るプレス成形体の製造装置の概略構成および第1の工程を模式的に示す図である。図1Bは、本実施形態において製造するプレス成形体の横断面形状を示す断面図である。図1Cは、第1の工程における稜線パッドまわりの構成を示す斜視図である。図1Dは、本実施形態において製造するプレス成形体を長手方向の側方から見た図である。なお、図1B、図1Dにおいて、板厚は太線により示している。
1.プレス成形体
図1Bに示すように、本実施形態において製造するプレス成形体は、長尺かつ390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体15であり、溝底部15aと、溝底部15aに連続する稜線部15b、15bと、稜線部15b、15bに連続する縦壁部15c、15cと、縦壁部15c、15cに連続する曲線部15d、15dと、曲線部15d、15dに連続するフランジ15e、15eとを有する略溝型断面を有する。長手方向の端部の全周、すなわち溝底部15a、稜線部15b、15b、縦壁部15c、15c、曲線部15d、15dおよびフランジ15e、15eに沿うように外向きフランジ16が形成されている。
本実施形態において製造するプレス成形体15は、図12A、図12Bに示したものとは異なり、外向きフランジ16の稜線部フランジ部分16aに切り欠きを有さないプレス成形体である。
また、本実施形態において製造するプレス成形体15は、断面高さが20mm以上である。また、スポット溶接、レーザ溶接又はプラズマ溶接等の連続溶接の領域を確保するという観点からいえば、外向きフランジ16のフランジ幅は、少なくとも溝底部15a、稜線部15b、縦壁部15cの一部において、フランジ平坦部で5mm程度以上である。また、稜線部15bでは接合しないとしても、衝突特性、ねじり剛性等の性能を確保するという観点からは2mm程度以上である。
なお、本実施形態では、図1Bに示すハット型の略溝型断面を有するプレス成形体を説明するが、少なくとも溝底部15aと稜線部15b、15bと縦壁部15c、15cとを有する略溝型断面を有するプレス成形体であれば本発明を適用可能である。
また、長手方向の端部の全周に外向きフランジ16が形成される例を説明するが、稜線部フランジ部分16aを含む外向きフランジ16が形成される、換言すれば稜線部15bとその両側の溝底部15aおよび縦壁部15cのそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジ16が形成されるプレス成形体であれば本発明を適用可能である。
2.プレス成形体の製造装置(プレス成形装置)
図1Aに示すように、プレス成形装置10は、パンチ11と、ダイ12と、パンチ11に成形素材13を押し当てて拘束するパッド14とを備える。本実施形態では、以下に述べるように、パッド14は、成形素材13における、溝底部15aに成形される部分のみならず、稜線部15b、15bに成形される部分も拘束するものであり、稜線パッドと呼ぶこととする。
稜線パッド14は、成形素材13における、溝底部15aに成形される部分と、外向きフランジ16の近傍において稜線部15b、15bに成形される部分とを拘束する形状となっている。
公知のパッドでは、溝底部15aに成形される部分を拘束するものの、稜線部15b、15bに成形される部分を拘束するものではない。それに対して、稜線パッド14は、溝底部15aに成形される部分のみならず、外向きフランジ16の近傍において稜線部15b、15bに成形される部分も拘束する。稜線パッド14によれば、稜線パッド14の形状が、概ねその部分の材料だけで張り出されることによって形成される。これにより、稜線パッド14が当接する部分の周辺の材料の移動が抑制されて、割れやしわの要因となる周辺の材料の伸びや縮み変形が抑制されるので、フランジ16の稜線部フランジ部分16aでの伸びフランジ割れや、稜線15bにおけるフランジ16の近傍部(図12Aの近傍部1bを参照のこと)でのしわの発生を低減できる。
稜線パッド14は、外向きフランジ16の近傍の稜線部15bの形状を張り出して成形することによる周辺材料の移動を抑制する効果を狙ったものである。したがって、稜線部15bに成形される部分のうちで接続部15a−bを起点として稜線部15b、15bの断面周長の1/3以上の長さの部分、より好ましくは稜線部15bに成形される部分の断面周長の全体を拘束するのが望ましい。この場合に、縦壁部15cの極一部、例えば稜線部15bに加えて縦壁部15cの20mm以下の長さの部分を押さえる程度の形状であれば、パッド荷重が不足して押さえきれないという問題を発生しにくくなるので、本発明におけるパッドとして許容される。
また、稜線部15bに成形される部分の長手方向において稜線パッド14で拘束する範囲(図1Dに示すl)は、外向きフランジ16の近傍、すなわち外向きフランジ16の根元から稜線部15bが延びる方向の所定の範囲の少なくとも一部とするのが好ましい。所定の範囲は、外向きフランジ16の稜線部フランジ部分16aのフランジ幅と同程度とすればよい。例えば外向きフランジ16の稜線部フランジ部分16aのフランジ幅が20mmであれば所定の範囲も20mm程度、稜線部フランジ部分16aのフランジ幅が30mmであれば所定の範囲も30mm程度とする。この場合に、この所定の範囲の全域で稜線部15bに成形される部分を拘束する必要はなく、所定の範囲の一部でもかまわない。
上述した以外の稜線パッド14の寸法や材質等の他の要素は、公知のパッドと同じでよい。
3.プレス成形体の製造方法
プレス成形装置10において、稜線パッド14を用いて、成形素材13における、溝底部15aに成形される部分と、外向きフランジ16の近傍において稜線部15b、15bに成形される部分とを拘束しながら、プレス成形する。
このプレス成形(1回目のプレス成形)で成形できない部分を成形するため、後工程である2回目のプレス成形を行う。1回目のプレス成形で成形できない部分は、具体的には、図1Dに斜線で示すように、稜線パッド14で拘束した稜線部15bの真下に位置する部分である。図1Dに斜線で示す部分、すなわち縦壁部15c、15cの一部に成形される部分、曲線部15d、15dの一部に成形される部分、およびフランジ15e、15eの一部に成形される部分を成形するため、後工程である2回目のプレス成形を行う。
2回目のプレス成形では、パッドを使用しないダイとパンチだけのプレス成形(スタンピングプレス成形)でもよいし、通常のパッドを用いるプレス成形でもよい。
なお、稜線パッド14で拘束する領域によっては、1回目のプレス成形では成形できなかった稜線部15bに成形される部分の残り部分がある場合もある。この場合、2回目のプレス成形で、この稜線部15bに成形される部分の残り部分もプレス成形する。例えば1回目のプレス成形により稜線部15bに成形される部分の1/3が成形された場合には、2回目のプレス成形により稜線部15bに成形される部分の残りの2/3を成形する。
以上のように、パンチ11と、ダイ12と、パンチ11に成形素材13を押し当てて拘束する稜線パッド14とを備えたプレス成形装置により成形素材13をプレス成形する(1回目のプレス成形、2回目のプレス成形)ことにより、図1Aに示す、溝底部15aと、溝底部15aに連続する稜線部15b、15bと、稜線部15b、15bに連続する縦壁部15c、15cと、縦壁部15c、15cに連続する曲線部15d、15dと、曲線部15d、15dに連続するフランジ15e、15eを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部の全周に外向きフランジ16が形成された、長尺かつ390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体15を製造することができる。
なお、2回のプレス成形を行うため、プレス成形時の稜線パッド14の端部に相当する、稜線部15bと縦壁部15cとの境界部分に、0.1mm以上の凹凸形状部が形成される。
以下では、稜線パッド14を用いて、溝底部15aに成形される部分のみならず、外向きフランジ16の近傍において稜線部15b、15bに成形される部分も拘束してプレス成形するようにした理由を、有限要素法による数値解析結果を参照しながら説明する。
[解析例1]
図2A〜図2Cは、解析例1のプレス成形体20の形状を示す説明図である。図2Aはプレス成形体20の斜視図、図2Bは図2AにおけるII矢視図、図2Cはプレス成形体20の横断面図である(外向きフランジ20fは不図示)。
解析例1のプレス成形体20は、高強度鋼板(590MPa級DP鋼)からなり、板厚は1.4mmである。
プレス成形体20は、溝底部20aと、溝底部20aに連続する稜線部20b、20bと、稜線部20b、20bに連続する縦壁部20c、20cと、縦壁部20c、20cに連続する曲線部20d、20dと、曲線部20d、20dに連続するフランジ20e、20eとを有する。稜線部20b、20bの板内側の曲率半径は12mmである。
プレス成形体20の長手方向の両端部の全周に外向きフランジ20fが形成されており、稜線部フランジ部分20gは曲線部分となっている。外向きフランジ20fのフランジ幅は、溝底部20aに沿うように形成された部分で25mm、縦壁部20c、20cに沿うように形成された部分で30mmである。
プレス成形体20の断面壁角度は70度であり、断面高さは100mmである。解析例1では、展開ブランクを用いた曲げ成形によるプレス成形によって、プレス成形体20を製造する。
図3Aは、本発明法による成形時のパンチ(下型)21とダイ(上型)22と成形素材24とを示す斜視図である。図3Bは、本発明法による成形時のパンチ(下型)21と稜線パッド25と成形素材24を示す斜視図である。図3Cは、図3Bの四角囲み部を拡大して示す斜視図である。図3Dは、図3CにおけるIII−III断面図である。
一方、図4Aは、従来法による成形時のパンチ(下型)21とダイ(上型)22とパッド23と成形素材24とを示す斜視図である。図4Bは、従来法による成形時のパンチ(下型)21とパッド23と成形素材24を示す斜視図である。図4Cは、図4Bの四角囲み部を拡大して示す斜視図である。
図5Aは、パッド23、25による成形素材24の押さえ角度と、プレス成形体20に形成された外向きフランジ20fの稜線フランジ部分20gの端部における板厚減少率最大値との関係の数値解析結果を示す特性図である。図5Bには、解析例1での評価対象である板厚減少率の評価位置(点線で囲む範囲、割れ懸念部)を示す。押さえ角度とは、成形素材24における稜線部20bに成形される部分のうちで溝底部20aとの接続部の位置を0度としてパッド23、25が拘束する稜線部20bの範囲の中心角度を意味する。また、板厚減少率最大値が大きくなると、伸びフランジ割れが発生する。
従来法、すなわち通常のパッド23を用いる曲げ成形では、図4A〜図4Cに示すように、パッド23は、成形素材24における溝底部20aに成形される部分の全体又は一部のみを拘束する。すなわち、稜線部20bに成形される部分は拘束しない形状であり、押さえ角度は0°である。
この場合、図5Aに示すように、稜線部フランジ部分20gの端部での板厚減少率最大値は30%をはるかに超えた36%程度の値となっており、伸びフランジ割れが発生する可能性が高いことがわかる。
これに対し、本発明法、すなわち稜線パッド25を用いる曲げ成形では、図3A〜図3Dに示すように、稜線パッド25は、外向きフランジ20fの近傍(外向きフランジ20fの根元から稜線部20bが延びる方向に10mm以内の範囲)において、溝底部20aに成形される部分に加えて、稜線部20bに成形される部分も拘束する。
そして、稜線パッド25が成形素材24を拘束する領域を、稜線部20bに成形される部分のうちで接続部を起点として稜線部20bの断面周長の1/3、2/3、全体と変化させた条件で解析を行った。
この場合、図5Aに示すように、稜線パッド25が成形素材24を拘束する領域(押さえ角度)が大きくなるほど、稜線部フランジ部分20gにおける板厚減少率最大値は抑制されることがわかる。特に拘束する領域が1/3以上の場合に抑制効果は顕著であり、伸びフランジ割れが回避可能である。
[解析例2]
図6A〜図6Cは、解析例2のプレス成形体30の形状を示す説明図である。図6Aはプレス成形体30の斜視図、図6Bは図6AにおけるVI矢視図、図6Cはプレス成形体30の横断面図である(外向きフランジ30fは不図示)。
解析例2のプレス成形体30は、高強度鋼板(590MPa級DP鋼)からなり、板厚は1.4mmである。
プレス成形体30は、溝底部30aと、溝底部30aに連続する稜線部30b、30bと、稜線部30b、30bに連続する縦壁部30c、30cと、縦壁部30c、30cに連続する曲線部30d、30dと、曲線部30d、30dに連続するフランジ30e、30eとを有する。稜線部30b、30bの板内側の曲率半径は12mmである。
プレス成形体30の長手方向の両端部の全周に外向きフランジ30fが形成されており、稜線部フランジ部分30gは曲線部分となっている。外向きフランジ30fのフランジ幅は、溝底部30aに沿うように形成された部分で20mm、縦壁部30c、30cに沿うように形成された部分で25mmである。
プレス成形体30の断面壁角度は82度であり、断面高さは60mmである。解析例2では、展開ブランクを用いた曲げ成形によるプレス成形によって、プレス成形体30を製造する。
図7Aは、本発明法による成形時のパンチ(下型)31とダイ(上型)32と稜線パッド35と成形素材34とを示す斜視図である。図7Bは、本発明法による成形時のパンチ(下型)31と稜線パッド35と成形素材34を示す斜視図である。図7Cは、図7Bの四角囲み部を拡大して示す斜視図である。図7Dは、図7CにおけるVII−VII断面図である。
一方、図8Aは、従来法による成形時のパンチ(下型)31とダイ(上型)32を示す斜視図である。図8Bは、従来法による成形時のパンチ(下型)31とパッド33と成形素材34を示す斜視図である。図8Cは、図8Bの四角囲み部を拡大して示す斜視図である。
図9Aは、パッド33、35による成形素材34の押さえ角度と、プレス成形体30に形成された外向きフランジ30fの稜線部フランジ部分30gの根元付近における板厚減少率最小値との関係の数値解析結果を示す特性図である。図9Bには、解析例2での評価対象である板厚減少率の評価位置(点線で囲む範囲、しわ懸念部)を示す。押さえ角度とは、成形素材34における稜線部30bに成形される部分のうちで溝底部30aとの接続部を0度としてパッド33、35が拘束する稜線部30bの範囲の中心角度を意味する。また、板厚減少率最小値が小さくなると、しわが発生する可能性が高くなる。
従来法、すなわち通常のパッド33を用いる曲げ成形では、図8A〜図8Cに示すように、パッド33は、成形素材34における溝底部30aに成形される部分のみを拘束する。すなわち、稜線部30bに成形される部分は拘束しない形状であり、押さえ角度は0°である。
この場合、図9Aに示すように、稜線部フランジ部分30gの根元付近での板厚減少率最小値は−65%程度の値となっており、明らかに稜線部30bにおけるフランジ30fの近傍部30b−1でしわが発生することがわかる。
これに対し、本発明法、すなわち稜線パッド35を用いる曲げ成形では、図7A〜図7Dに示すように、稜線パッド35は、外向きフランジ30fの近傍(外向きフランジ30fの根元から稜線部30bが延びる方向に10mm以内の範囲)において、溝底部30aに成形される部分に加えて、稜線部30bに成形される部分も拘束する。
そして、稜線パッド35が成形素材34を拘束する領域を、稜線部30bに成形される部分のうちで接続部を起点として稜線部30bの断面周長の1/3、2/3、全体と変化させた条件で解析を行った。
この場合、図9Aに示すように、稜線パッド35が成形素材34を拘束する領域(押さえ角度)が大きくなるほど、稜線部30bにおけるフランジ30fの近傍部30b−1での増肉は抑制されることがわかる。本解析結果では、もともとしわ抑制が難しい形状であるために増肉量が大きく、稜線部30bを拘束する領域を2/3以上とすることによって増肉率20%未満に抑制することが望まれるものの、稜線部30bを拘束する領域が1/3程度以上であっても、しわ発生が懸念される部分の増肉が通常パッドの場合に比べて半分以下に抑制されており、稜線パッド35による増肉抑制効果が非常に大きいことがわかる。
[解析例3]
解析例1、2では冷延鋼板を説明したが、本発明は熱延鋼板にも適用することができる。
図10A〜図10Cは、解析例3のプレス成形体40の形状を示す説明図である。図10Aはプレス成形体40の斜視図、図10Bは図10AにおけるX矢視図、図10Cはプレス成形体40の横断面図である(外向きフランジ40fは不図示)。
解析例3のプレス成形体20は、高強度鋼板(590MPa級熱延鋼)からなり、板厚は2.9mmである。
プレス成形体40は、溝底部40aと、溝底部40aに連続する稜線部40b、40bと、稜線部40b、40bに連続する縦壁部40c、40cとを有する。
プレス成形体40の長手方向の両端部の全周に外向きフランジ40fが形成されており、稜線部フランジ部分40gは曲線部分となっている。
プレス成形体40の断面壁角度は82度であり、断面高さは50mmである。解析例3では、展開ブランクを用いた曲げ成形によるプレス成形によって、プレス成形体20を製造する。
解析例3でも、溝底部40aに成形される部分を拘束するものの、稜線部40b、40bに成形される部分を拘束しないパッドを用いた従来法と、溝底部40aに成形される部分のみならず、外向きフランジ40fの近傍において稜線部40b、40bに成形される部分も拘束する稜線パッドを用いた本発明法とを比較する。
図11Bに示すように、従来法では、板厚減少率の評価位置(点線で囲む範囲、割れ懸念部)での板厚減少率最大値が20%程度の値となっている。それに対して、本発明法では、板厚減少率の評価位置(点線で囲む範囲、割れ懸念部)での板厚減少率最大値が14%程度の値に抑制されていた。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば各解析例では、プレス成形が曲げ成形である場合を例にとったが、本発明はこれに限定されるものではなく、プレス成形は絞り成形であってもよい。
また、下型がパンチにより構成されるとともに上型がダイおよびパッドにより構成される態様を例にとったが、本発明はこの態様に限定されるものではない。上下の金型を逆にした構造、すなわち上型がパンチにより構成されるとともに下型がダイおよびパッドにより構成されていてもよいことはいうまでもない。
本発明は、フロアクロスメンバに限らず、溝底部と、前記溝底部に連続する稜線部と、前記稜線部に連続する縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部のうち、前記稜線部とその両側の前記溝底部および前記縦壁部のそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体を製造するのに利用することができる。

Claims (12)

  1. パンチと、ダイと、前記パンチに成形素材を押し当てて拘束するパッドとを備えたプレス成形装置により前記成形素材をプレス成形することにより、
    溝底部と、前記溝底部に連続する稜線部と、前記稜線部に連続する縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部のうち、前記稜線部とその両側の前記溝底部および前記縦壁部のそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体の製造方法であって、
    前記パッドが、前記成形素材における、前記溝底部に成形される部分と、前記稜線部に成形される部分の少なくとも一部とを拘束して、プレス成形する第1の工程と、
    前記第1の工程で成形できない部分をプレス成形する第2の工程とを有することを特徴とするプレス成形体の製造方法。
  2. 前記パッドは、前記溝底部との接続部を起点として前記稜線部の断面周長の1/3以上の長さの部分を拘束することを特徴とする請求項1に記載のプレス成形体の製造方法。
  3. 前記稜線部に成形される部分の長手方向において、前記外向きフランジの根元から前記稜線部が延びる方向の所定の範囲で、前記パッドが前記稜線部に成形される部分を拘束することを特徴とする請求項1又は2に記載のプレス成形体の製造方法。
  4. 前記プレス成形体は、前記縦壁部に連続する曲線部と、前記曲線部に連続するフランジとを更に有する略溝型断面を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプレス成形体の製造方法。
  5. 前記プレス成形が曲げ成形であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプレス成形体の製造方法。
  6. 前記プレス成形が絞り成形であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプレス成形体の製造方法。
  7. パンチと、
    ダイと、
    前記パンチに成形素材を押し当てて拘束するパッドとを備え、
    溝底部と、前記溝底部に連続する稜線部と、前記稜線部に連続する縦壁部とを有する略溝型断面を有し、長手方向の端部のうち、前記稜線部とその両側の前記溝底部および前記縦壁部のそれぞれ少なくとも一部とにわたる範囲に外向きフランジが形成された、390MPa以上の高張力鋼板製のプレス成形体を製造するプレス成形体の製造装置であって、
    前記パッドは、前記成形素材における、前記溝底部に成形される部分と、前記稜線部に成形される部分の少なくとも一部とを拘束する形状であることを特徴とするプレス成形体の製造装置。
  8. 前記パッドは、前記溝底部との接続部を起点として前記稜線部の断面周長の1/3以上の長さの部分を拘束する形状であることを特徴とする請求項7に記載のプレス成形体の製造装置。
  9. 前記稜線部に成形される部分の長手方向において、前記外向きフランジの根元から前記稜線部が延びる方向の所定の範囲で、前記パッドが前記稜線部に成形される部分を拘束することを特徴とする請求項7又は8に記載のプレス成形体の製造装置。
  10. 前記プレス成形体は、前記縦壁部に連続する曲線部と、前記曲線部に連続するフランジとを更に有する略溝型断面を有することを特徴とするに請求項7乃至9のいずれか1項記載のプレス成形体の製造装置。
  11. 前記プレス成形が曲げ成形であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のプレス成形体の製造装置。
  12. 前記プレス成形が絞り成形であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のプレス成形体の製造装置。
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