JP2008034813A - 非偏光を生成するシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上に形成されるパターンのクリティカルディメンジョンのばらつきを実質的に低減するために非偏光放射ビームを生成するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】偏光ビームから非偏光ビームを生成するためのシステムと方法が用いられる。当該システムは放射源と非偏光システムを備える。放射源は直線偏光ビームを生成する。非偏光システムは、第1光路および第2光路を備え、直線偏光ビームを分割する。分割された第1ビームは、第1光路長を有する第1光路に沿って進む。分割された第2ビームは、光路長が異なる第2光路長を有する第2光路に沿って進む。分割された第1ビームと第2ビームは、非偏光ビームを生成するために合成される。
【選択図】図5

Description

本発明は放射系に関する。
露光装置は、所望のパターンを基板または基板の一部に転写する機械である。露光装置は例えばフラットパネルディスプレイや集積回路(IC)、微細構造を有する他のデバイスの製造に用いられる。通常例えばマスクまたはレチクルと称されるパターニング用デバイスを使用して、フラットパネルディスプレイ(または他のデバイス)の各層に対応した回路パターンを形成する。このパターンは、基板に塗布された照射感応材料(例えばレジスト)層への像形成により基板(例えばガラスプレート)の全体または一部に転写される。
パターニング用デバイスを使用して、回路パターンではなく例えばカラーフィルタのパターンやドットのマトリックス状配列などの他のパターンを形成する場合もある。パターニング用デバイスは、それぞれ個別に制御可能である素子の配列(以下「個別制御可能素子アレイ」という場合もある)を備えるパターニングアレイをマスクの代わりに備えてもよい。このような方式ではマスクを使用する方式に比べて迅速かつ低コストにパターンを変更することができる。
フラットパネルディスプレイの基板は通常長方形である。この種の基板を露光するための露光装置は、長方形基板の幅全体またはその一部(例えば全幅の半分)をカバーする露光空間を有するように設計される。この露光空間の最下部で基板が走査されるとともに、マスク又はレチクルが基板の走査に同期してビームに対して走査される。このようにして基板にパターンが転写される。露光空間が基板の幅全体をカバーする場合には1回の走査で露光が完了する。露光空間が例えば基板の幅の半分をカバーする場合には、1回目の露光後に横方向に基板を移動させ、通常は基板の残りを露光するための走査をもう一度行う。
通常、リソグラフィシステムでは照明ビーム用の放射源としてレーザが用いられる。通常、レーザでは例えば直線偏光、円偏光または楕円偏光などの偏光が放射される。露光処理に偏光を用いることによる問題は、各偏光方向とリソグラフィシステムにおける光学素子の各種コーティングとがそれぞれ相互に作用する点である。その結果、基板上に形成されるパターンのクリティカルディメンジョン(CD)が変化することがある。また、マスクを使用する方式においても、基板上に形成されるパターンのCDが変化することがある。マスクの回折パターンは偏光方向に依存するため、偏光の各方向と回折パターンとがそれぞれ相互に作用するためである。以上より、コーティングまたは回折パターンによって偏光は、基板上に形成されるパターンのCDを変化させることがある。
この問題は、複屈折材料から形成されたくさび状の補正用素子を用いることで多少改善される。この場合、当該くさびにおける位置であって光の各部が入射する位置によって、入射された光の各部がくさびの出口で示す偏光方向が制御される。しかし、この方法は、基板における結像問題を完全に解決するための方法としては用いられない。
よって、必要とされるのは、基板上に形成されるパターンのクリティカルディメンジョンのばらつきを実質的に低減するために非偏光放射ビームを生成するシステム及び方法である。
本発明の一実施形態では、放射源と非偏光システムを備えるシステムが提供される。放射源は直線偏光ビームを生成する。非偏光システムは、分割される第1ビームが第1光路に沿って進み、分割される第2ビームが第2光路に沿って進むように直線偏光ビームを分割する。分割された第1ビームは、第1光路長を有する第1光路に沿って進む。分割された第2ビームは、光路長が異なる第2光路長を有する第2光路に沿って進む。第1光路長と第2光路長を通り抜けた後に、分割された第1ビームと第2ビームが合成され、非偏光ビームが生成される。
追加的にまたは代替的に、当該システムはレーザであってもよい。追加的にまたは代替的に、当該システムは照明器であってもよい。
追加的にまたは代替的に、当該システムは、パターニング用デバイスと投影系を備える露光システムの中に組み込まれていてもよい。この場合、照明ビームは非偏光ビームから生成される。この照明ビームは、パターニング用デバイスによりパターンを付与するべく向けられ、投影系はパターンが付与されたビームを基板に投影する。
他の実施形態では、デバイス製造方法が提供される。直線偏光ビームは第1ビームと第2ビームとに分割される。第1ビームは、第1光路長を有する第1光路に沿って進む。第2ビームは、光路長が異なる第2光路長を有する第2光路に沿って進む。第1光路と第2光路に沿って進んだ後、第1光路からの第1ビームは第2光路からの第2ビームと合成され、非偏光ビームが生成される。
追加的にまたは代替的に、非偏光ビームは露光における照明ビームとして用いられる。この照明ビームにはパターンが付与される。パターンが付与されたビームは基板のターゲット部分に投影される。
本発明の更なる実施形態や特徴、効果は、本発明のさまざまな実施形態の構成及び作用とともに添付図面を参照して以下に詳細に説明される。
以下では特定の構成について説明されるが、これは単に本発明の実施例をわかりやすく説明するためのものにすぎないと理解すべきである。当業者であれば本発明の趣旨を逸脱することなく他の構成を用いることが可能であると理解できよう。当業者であれば本発明を他の多数の分野にも適用可能であることも明らかであろう。
図1は本発明の一実施形態に係る露光装置1を模式的に示す図である。この装置は、照明光学系IL、パターニング用デバイスPD、基板テーブルWT、及び投影光学系PSを備える。照明光学系(照明器)ILは放射ビームB(例えばUV放射)を調整するよう構成されている。
パターニング用デバイスPD(例えばレチクル、マスク、または個別制御可能素子アレイ)はビームを変調する。普通は個別制御可能素子アレイは投影光学系PSに対して位置が固定されるが、あるパラメタに従って正確に位置決めする位置決め装置に接続されていてもよい。
基板テーブルWTは、基板(例えばレジストが塗布された基板)Wを支持するよう構成されており、あるパラメタに従って基板を正確に位置決めする位置決め装置PWに接続されている。
投影光学系(例えば屈折投影レンズ光学系)PSは、個別制御可能素子アレイにより変調された放射ビームを基板Wのターゲット部分C(例えば1つ又は複数のダイからなる)に投影するよう構成されている。
照明光学系は、屈折光学素子、反射光学素子、磁気的光学素子、電磁気的光学素子、静電的光学素子、あるいは他の種類の光学素子などの各種の光学素子、またはこれらの組合せを含み、放射ビームの向きや形状、あるいは他の特性を制御するためのものである。
本明細書において「パターニング用デバイス」または「コントラストデバイス」なる用語は、例えば基板のターゲット部分にパターンを生成する等、放射ビーム断面を変調するのに用い得るいかなるデバイスをも示すよう広く解釈されるべきである。これらのデバイスは静的なパターニング用デバイス(例えばマスクやレチクル)であってもよいし、動的なパターニング用デバイス(例えばプログラム可能な素子の配列)であってもよい。簡単のために本説明のほとんどは動的パターニング用デバイスの観点でなされているが、本発明の範囲を逸脱することなく静的パターニング用デバイスを用いることも可能であるものと理解されたい。
放射ビームに付与されるパターンは、仮に放射ビームのパターンが位相シフトフィーチャあるいはいわゆるアシストフィーチャを例えば含む場合には、基板のターゲット部分に所望されるパターンと厳密に対応していなくてもよい。また、基板に最終的に形成されるパターンは、個別制御可能素子アレイ上に形成されるパターンにどの時点においても対応しないようになっていてもよい。このような事態は、基板の各部に形成される最終的なパターンが所定時間または所定回数の露光の重ね合わせにより形成され、かつこの所定の露光中に個別制御可能素子アレイ上のパターン及び/またはアレイと基板との相対位置が変化する場合に起こりうる。
通常、基板のターゲット部分に生成されるパターンは、そのターゲット部分に生成されるデバイス例えば集積回路やフラットパネルディスプレイの特定の機能層に対応する(例えばフラットパネルディスプレイのカラーフィルタ層や薄膜トランジスタ層)。パターニング用デバイスの例としては、レチクル、プログラマブルミラーアレイ、レーザダイオードアレイ、LEDアレイ、グレーティングライトバルブ、及びLCDアレイなどがある。
電子的手段(例えばコンピュータ)によりパターンをプログラム可能であるパターニング用デバイスは、例えば複数のプログラム可能な素子を含むパターニング用デバイス(例えば1つ前の文章に挙げたものではレチクルを除くすべてのものが該当する)であり、本明細書では総称して「コントラストデバイス」と呼ぶこととする。各種実施例ではパターニング用デバイスは少なくとも10個のプログラム可能な素子を備え、または例えば少なくとも100個、少なくとも1000個、少なくとも10000個、少なくとも100,000個、少なくとも1,000,000個、または少なくとも10,000,000個のプログラム可能な素子を備えてもよい。
プログラマブルミラーアレイは、粘弾性制御層と反射表面とを有するマトリックス状にアドレス指定可能な表面を備えてもよい。この装置の基本的な原理は例えば、反射表面のうちアドレス指定されている区域が入射光を回折光として反射する一方、アドレス指定されていない区域が入射光を非回折光として反射するというものである。適当な空間フィルタを用いることにより、反射光ビームから非回折光を取り除いて回折光だけを基板に到達させるようにすることができる。このようにして、マトリックス状のアドレス指定可能表面にアドレス指定により形成されるパターンに従ってビームにパターンが付与される。
なお代替例として、フィルタにより回折光を取り除いて基板に非回折光を到達させるようにしてもよい。
同様にして回折光学MEMS(微小電気機械システム)デバイスを用いることもできる。一例としては、回折光学MEMSデバイスは、入射光を回折光として反射する回折格子を形成するよう変形される複数の反射性のリボン状部位を備える。
プログラマブルミラーアレイの他の例においては、マトリックス状の微小ミラーの配列が用いられ、各微小ミラーは局所的に電界を適宜付与されることによりまたは圧電駆動手段を使用することにより各々が独立に軸周りに傾斜しうる。繰り返しになるが、ミラーはマトリックス状にアドレス指定可能に構成されており、アドレス指定されたミラーは入射する放射ビームをアドレス指定されていないミラーとは異なる方向に反射する。このようにしてマトリックス状のアドレス指定可能なミラーにより形成されるパターンに従って反射ビームにパターンが付与されうる。必要とされるマトリックス状アドレス指定は、適宜の電子的手段を使用して実行することができる。
パターニング用デバイスPDの他の例はプログラム可能なLCDアレイである。
露光装置は1つ以上のコントラストデバイスを備えてもよい。例えば、露光装置は、複数の個別制御可能素子アレイを有し、それぞれの素子が互いに独立に制御されるものであってもよい。この構成においては、個別制御可能素子アレイのうちのいくつかのアレイまたはすべてのアレイが少なくとも1つの照明光学系(または照明光学系の一部)を共有していてもよい。斯かるアレイは当該アレイ用の支持構造及び/または投影光学系(または投影光学系の一部)を共有していてもよい。
一実施例としては、図1に示される実施形態のように、基板Wは実質的に円形状である。基板Wは周縁部にノッチ及び/または平坦部を有していてもよい。一実施例としては、基板は例えば長方形などの多角形形状でもよい。
基板の形状が実質的に円形の場合、基板の直径は少なくとも25mmであってもよく、または例えば少なくとも50mm、少なくとも75mm、少なくとも100mm、少なくとも125mm、少なくとも150mm、少なくとも175mm、少なくとも200mm、少なくとも250mm、または少なくとも300mmであってもよい。一実施例では、基板の直径は長くても500mm、長くても400mm、長くても350mm、長くても300mm、長くても250mm、長くても200mm、長くても150mm、長くても100mm、または長くても75mmである。
基板が例えば長方形などの多角形の場合、基板の少なくとも1辺の長さ、または例えば少なくとも2辺または少なくとも3辺の長さが、少なくとも5cmであってもよく、または例えば少なくとも25cm、少なくとも50cm、少なくとも100cm、少なくとも150cm、少なくとも200cm、または少なくとも250cmであってもよい。
一実施例では、基板の少なくとも1辺の長さが、長くても1000cm、または例えば長くても750cm、長くても500cm、長くても350cm、長くても250cm、長くても150cm、または長くても75cmである。
一実施例においては、基板Wはウエハであり、例えば半導体ウエハである。一実施例ではウエハの材料は、Si(ケイ素)、SiGe(シリコンゲルマニウム)、SiGeC(シリコンゲルマニウムカーボン)、SiC(炭化ケイ素)、Ge(ゲルマニウム)、GaAs(ガリウムヒ素)、InP(インジウムリン)、InAs(インジウムヒ素)から成るグループから選択される。ウエハはIII−V族化合物半導体ウエハ、シリコンウエハセラミック基板、ガラス基板またはプラスチック基板であってもよい。基板は(ヒトの裸眼で)透明、有色または無色であってもよい。
この基板の厚さは例えば基板材料及び/または基板寸法に応じてある程度変更される。一実施例では、基板の厚さは、少なくとも50μmであり、または例えば少なくとも100μm、少なくとも200μm、少なくとも300μm、少なくとも400μm、少なくとも500μm、または少なくとも600μmである。基板の厚さは、厚くても5000μm、例えば厚くても3500μm、厚くても2500μm、厚くても1750μm、厚くても1250μm、厚くても1000μm、厚くても800μm、厚くても600μm、厚くても500μm、厚くても400μm、または厚くても300μmであってもよい。
基板は露光前または露光後において例えばトラック(典型的にはレジスト層を基板に塗布し、露光後のレジストを現像する装置)、計測装置、及び/または検査装置により処理されてもよい。一実施例ではレジスト層が基板に設けられる。
本明細書では投影光学系または投影系という用語は、使用される露光光、あるいは液浸露光用液体や真空の利用などの他の要因に関して適切とされるいかなる投影光学系をも包含するよう広く解釈されるべきである。投影光学系には例えば屈折光学系、反射光学系、反射屈折光学系、磁気的光学系、電磁気的光学系、静電的光学系、またはこれらの任意の組み合わせなどが含まれる。以下では「投影レンズ」という用語は、より一般的な用語である投影光学系または投影系という用語と同義に用いられ得る。
投影系は、個別制御可能素子アレイにおけるパターンが基板上にコヒーレントに形成されるように当該パターンの像を形成する。これに代えて投影系は二次光源の像を形成してもよく、この場合個別制御可能素子アレイの各素子はシャッタとして動作してもよい。この場合には投影系は、例えば二次光源を形成し基板上にスポット状に像形成するために、例えばマイクロレンズアレイ(micro lens array、MLAとして知られている)やフレネルレンズアレイなどの合焦用素子のアレイを含んでもよい。一実施例では合焦用素子のアレイ(例えばMLA)は少なくとも10個の合焦用素子を備え、または例えば少なくとも100個、少なくとも1000個、少なくとも10000個、少なくとも100,000個、または少なくとも1,000,000個の合焦用素子を備えてもよい。一実施例においては、パターニング用デバイスにおける個別制御可能素子の数と合焦用素子のアレイにおける合焦用素子の数とは等しいか、あるいは、パターニング用デバイスにおける個別制御可能素子の数が合焦用素子のアレイにおける合焦用素子の数よりも多い。一実施例では、合焦用素子のアレイにおける1つ以上(例えばたいていは各アレイにつき1000以上)の合焦用素子は、個別制御可能素子アレイにおける1つ以上(例えば2つ以上、または3つ以上、5つ以上、10以上、20以上、25以上、35以上、または50以上)の個別制御可能素子に光学的に連関していてもよい。一実施例では、MLAは、少なくとも基板に近づく方向及び遠ざかる方向に例えば1以上のアクチュエータを用いて移動可能である。基板に近づく方向及び遠ざかる方向にMLAを移動させることができる場合には、基板を動かすことなく例えば焦点合わせをすることが可能となる。
図1及び図2に示されるように本装置は反射型(例えば反射型の個別制御可能素子アレイを用いる)である。透過型(例えば透過型の個別制御可能素子アレイを用いる)の装置を代替的に用いてもよい。
露光装置は2つ以上(2つの場合にはデュアルステージと呼ばれる)の基板テーブルを備えてもよい。このような多重ステージ型の装置においては、追加されたテーブルは並行して使用されるか、あるいは1以上のテーブルで露光が行われている間に1以上の他のテーブルで準備工程が実行されるよにしてもよい。
露光装置は、基板の少なくとも一部が「液浸露光用の液体」で覆われるものであってもよい。この液体は比較的高い屈折率を有する例えば水などの液体であり、投影系と基板との間の空隙を満たす。浸露光用の液体は、例えばパターニング用デバイスと投影系との間などの露光装置の他の空間に適用されるものであってもよい。液浸技術は投影系の開口数を増大させる技術として周知である。本明細書では「液浸」という用語は、基板等の構造体が液体に完全に浸されているということを意味するのではなく、露光の際に投影系と基板との間に液体が存在するということを意味するに過ぎない。
図1に示されるように照明器ILは放射源SOから放射ビームを受け取る。一実施例では、少なくとも5nm、または例えば少なくとも10nm、少なくとも11〜13nm、少なくとも50nm、少なくとも100nm、少なくとも150nm、少なくとも175nm、少なくとも200nm、少なくとも250nm、少なくとも275nm、少なくとも300nm、少なくとも325nm、少なくとも350nm、または少なくとも360nmの波長を有する放射が供される。一実施例では、放射源SOにより生成される放射は、長くても450nm、または例えば長くても425nm、長くても375nm、長くても360nm、長くても325nm、長くても275nm、長くても250nm、長くても225nm、長くても200nm、または長くても175nmの波長を有する。一実施例では、この放射は、436nm、405nm、365nm、355nm、248nm、193nm、157nm、及び/または126nmの波長を含む。一実施例では、この放射は365nm程度、または355nm程度の波長を含む。一実施例では、この放射は例えば365nm、405nm、及び436nmの波長を含む広帯域の波長を含む。355nmの波長のレーザ光源を使用し得る。例えば光源がエキシマレーザである場合には、光源と露光装置とは別体であってもよい。この場合、光源は露光装置の一部を構成しているとはみなされなく、放射ビームは光源SOから照明器ILへとビーム搬送系BDを介して受け渡される。ビーム搬送系BDは例えば適当な方向変更用ミラー及び/またはビームエキスパンダを含んで構成される。あるいは光源が水銀ランプである場合には、光源は露光装置に一体に構成されていてもよい。光源SOと照明器ILとは、またビーム搬送系BDが必要とされる場合にはこれも合わせて、放射系と総称される。
照明器ILは放射ビームの角強度分布を調整するためのアジャスタADを備えてもよい。一般にはアジャスタADにより、照明器の瞳面における強度分布の少なくとも半径方向外周部及び/または内周部での量(通常それぞれ「シグマ−アウタ(σ−outer)」、「シグマ−インナ(σ−inner)」と呼ばれる)が調整される。加えて照明器ILは、インテグレータIN及びコンデンサCOなどの他の要素を備えてもよい。照明器はビーム断面における所望の均一性及び強度分布を得るべく放射ビームを調整するために用いられる。照明器IL及び追加の関連構成要素は放射ビームを複数の分割ビームに分割するように構成されていてもよい。例えば各分割ビームが個別制御可能素子アレイの1つまたは複数の個別制御可能素子に対応するように構成してもよい。放射ビームを分割ビームに分割するのに例えば二次元の回折格子を用いてもよい。本明細書においては「放射ビーム」という用語は、放射ビームがこれらの複数の分割ビームを含むという状況も包含されるが、これに限定されないものとする。
放射ビームBは、パターニング用デバイスPD(例えば、個別制御可能素子アレイ)に入射して、当該パターニング用デバイスにより変調される。放射ビームはパターニング用デバイスPDにより反射され、投影系PSを通過する。投影系PSはビームを基板Wのターゲット部分Cに合焦させる。位置決め装置PWと位置センサIF2(例えば、干渉計、リニアエンコーダ、静電容量センサなど)により基板テーブルWTを正確に移動させることができる。基板テーブルWTは例えば放射ビームBの経路に異なる複数のターゲット部分Cをそれぞれ位置決めするように移動される。個別制御可能素子アレイ用の位置決め手段が設けられ、例えば走査中にビームBの経路に対してパターニング用デバイスPDの位置を正確に補正するために用いられてもよい。
一実施例においては、ロングストロークモジュール(粗い位置決め用)及びショートストロークモジュール(精細な位置決め用)により基板テーブルWTの移動を実現する。ロングストロークモジュール及びショートストロークモジュールは図1には明示されていない。別の実施例としては、ショートストロークステージを省略してもよい。個別制御可能素子アレイを位置決めするためにも同様のシステムを用いることができる。必要な相対運動を実現するために、対象物テーブル及び/または個別制御可能素子アレイの位置を固定する一方、放射ビームBを代替的にまたは追加的に移動可能としてもよいということも理解されよう。この構成は装置の大きさを小さくするのに役立ち得る。例えばフラットパネルディスプレイの製造に適用可能な更なる代替例として、基板テーブルWT及び投影系PSを固定し、基板Wを基板テーブルWTに対して移動させるように構成してもよい。例えば基板テーブルWTは、実質的に一定の速度で基板Wを走査させるための機構を備えてもよい。
図1に示されるように放射ビームBはビームスプリッタBSによりパターニング用デバイスPDに向けられるようにしてもよい。このビームスプリッタBSは、放射ビームがまずビームスプリッタBSにより反射されてパターニング用デバイスPDに入射するように構成される。ビームスプリッタを使わずに放射ビームBをパターニング用デバイスに入射させるようにすることもできる。一実施例では放射ビームは0度から90度の間の角度でパターニング用デバイスに入射する。または例えば5度から85度の間、15度から75度の間、25度から65度の間、または35度から55度の間の角度であってもよい(図1には90度の例が示されている)。パターニング用デバイスPDは放射ビームBを変調し、再度ビームスプリッタBSに向かって戻るように放射ビームBを反射する。ビームスプリッタBSは変調されたビームを投影系PSへと伝達する。しかしながら放射ビームBをパターニング用デバイスPDに入射させ、そのまま更に投影系PSに入射させるという代替的な構成も可能であることも理解されよう。特に透過型のパターニング用デバイスが用いられる場合には図1に示される構成は必要とはされない。
図示の装置はいくつかのモードで使用することができる。
1.ステップモードにおいては、放射ビームに付与されたパターンの全体が1回の照射でターゲット部分Cに投影される間、個別制御可能素子アレイ及び基板は実質的に静止状態とされる(すなわち1回の静的な露光)。そして基板テーブルWTがX方向及び/またはY方向に移動されて、異なるターゲット部分Cが露光される。ステップモードでは露光フィールドの最大サイズによって、1回の静的露光で結像されるターゲット部分Cの寸法が制限されることになる。
2.スキャンモードにおいては、放射ビームに付与されたパターンがターゲット部分Cに投影される間、個別制御可能素子アレイ及び基板は同期して走査される(すなわち1回の動的な露光)。個別制御可能素子アレイに対する基板の速度及び方向は、投影系PSの拡大(縮小)特性及び像反転特性により定められる。スキャンモードでは露光フィールドの最大サイズが1回の動的露光でのターゲット部分Cの(非走査方向の)幅を制限し、走査移動距離がターゲット部分の(走査方向の)長さを決定する。
3.パルスモードにおいては、個別制御可能素子アレイは実質的に静止状態とされ、パルス放射源により基板Wのターゲット部分Cにパターンの全体が投影される。基板テーブルWTが実質的に一定の速度で移動して、ビームBは基板W上を線状に走査させられる。個別制御可能素子アレイ上のパターンは放射系からのパルス間に必要に応じて更新される。パルス照射のタイミングは、基板上の複数のターゲット部分Cが連続して露光されるように調整される。その結果、基板上の1つの短冊状領域にパターンが完全に露光されるようビームBにより基板Wが走査されることになる。この短冊状領域の露光を順次繰り返すことにより基板Wは完全に露光される。
4.連続スキャンモードにおいては、変調された放射ビームBに対して基板Wが実質的に等速で走査され、ビームBが基板W上を走査して露光するとともに個別制御可能素子アレイ上のパターンが更新されることを除いては基本的にパルスモードと同様である。個別制御可能素子アレイのパターンの更新に同期させるようにした、実質的に一定の放射源またはパルス放射源を用いることができる。
5.ピクセルグリッド結像モードでは、基板Wに形成されるパターンはスポット状の露光を連続的に行うことにより実現される。このモードは図2の露光装置を使用して実現することができる。このスポット状の露光はスポット発生器により形成され、スポット発生器はパターニング用デバイスPDに適切に方向付けられて配置されている。スポット状の露光はそれぞれ実質的に同形状である。基板W上には露光スポットにより最終的に実質的に格子が描かれる。一実施例では、このスポットの寸法は最終的に基板上に描かれる格子のピッチよりも大きいが、毎回の露光時に露光スポットが形成する格子の大きさよりもかなり小さい。転写されるスポットの強度を変化させることによりパターンが形成される。露光照射の合間の露光がなされていないときに各スポットの強度分布が変更される。
上記で記載したモードを組み合わせて動作させてもよいし、モードに変更を加えて動作させてもよく、さらに全く別のモードで使用してもよい。
リソグラフィでは基板上のレジスト層にパターンが露光される。そしてレジストが現像される。続いて追加の処理工程が基板に施される。基板の各部分へのこれらの追加の処理工程の作用は、レジストへの露光の程度によって異なる。特にこの処理は、所与の線量閾値を超える照射量を受けた基板の部位が示す反応と、その閾値以下の照射量を受けた部位が示す反応とが異なるように調整されている。例えば、エッチング工程においては上記の閾値を超える照射量を受けた基板上の区域は、レジスト層が現像されることによりエッチングから保護される。一方、この閾値以下の照射量を受けたレジストは露光後の現像工程で除去され、基板のその区域はエッチングから保護されない。このため、所望のパターンにエッチングがなされる。特に、パターニング用デバイス内の個別制御可能素子は、パターンに含まれる図形内部となる基板上の区域での露光中の照射量が線量閾値を超えるように実質的に高強度であるように設定される。基板の他の領域は、ゼロまたはかなり低い放射強度を受けるように対応の個別制御可能素子が設定されることにより、線量閾値以下の放射を受ける。
実際には、パターン図形端部での照射量は所与の最大線量からゼロへと急激に変化するわけではない。この照射量は、たとえ図形の境界部分の一方の側への放射強度が最大となり、かつその図形境界部分の他方の側への放射強度が最小となるように個別制御可能素子が設定されていたとしても急激には変化しない。回折の影響により、照射量の大きさは移行領域を介して低下するからである。パターン図形の境界位置は最終的にレジストの現像により形成される。その境界位置は、照射された線量が閾値を下回る位置によって定められる。この移行領域での線量低下のプロファイル、ひいてはパターン図形の境界の正確な位置は、当該図形境界上または近傍に位置する基板上の各点に放射を与える個別制御可能素子の設定により、より正確に制御できるであろう。これは、強度レベルの最大値または最小値を制御するだけではなく、当該最大値及び最小値の間の強度レベルにも制御することによっても可能となるであろう。これは通常「グレイスケーリング」と呼ばれる。
グレイスケーリングによれば、個別制御可能素子により基板に2値の放射強度(例えば最大値と最小値)だけが与えられるリソグラフィーシステムよりも、パターン図形の境界位置の制御性を向上させることができる。一実施例では、少なくとも3種類の放射強度が基板に投影されてもよく、または例えば少なくとも4種類の放射強度でも、少なくとも8種類の放射強度でも、少なくとも16種類の放射強度でも、少なくとも32種類の放射強度でも、少なくとも64種類の放射強度でも、少なくとも128種類の放射強度でも、または少なくとも256種類の放射強度でもよい。
グレイスケーリングは上述の目的に加えてまたは上述の目的に代えて使用されてもよい。例えば、照射された線量レベルに応じて基板の各領域が2種以上の反応を可能とするように、露光後の基板への処理が調整されていてもよい。例えば、第1の線量閾値以下の放射を受けた基板の部位では第1の種類の反応が生じ、第1の線量閾値以上で第2の線量閾値以下の放射を受けた基板の部位では第2の種類の反応が生じ、第2の線量閾値以上の放射を受けた基板の部位では第3の種類の反応が生じるようにしてもよい。したがって、グレイスケーリングは、基板上での線量のプロファイルが2以上の望ましい線量レベルを有するようにするのに用いることができる。一実施例では、線量のプロファイルは少なくとも2つの所望の線量レベルを有し、または例えば少なくとも3つの所望の線量レベル、少なくとも4つの所望の線量レベル、少なくとも6つの所望の線量レベル、または少なくとも8つの所望の線量レベルを有してもよい。
線量プロファイルの制御は、上述のように基板上の各点が受ける放射強度を単に制御するという方法以外の方法によっても可能である。例えば、基板上の各点が受ける照射量は、各点への露光時間を代替的にまたは追加的に制御することによっても制御することができる。他の例として、基板上の各点は、連続的な複数の露光により放射を受けてもよい。このような連続的複数露光から一部の露光を選択して用いることにより代替的にまたは追加的に各点が受ける照射量を制御することが可能となる。
基板上に要求されるパターンを形成するために、露光処理中の各段階でパターニング用デバイスの各個別制御可能素子を必要な状態に設定する必要がある。よって、この必要状態を表す制御信号が各個別制御可能素子に伝達されなければならない。一実施例では、露光装置はこの制御信号を生成する制御部を含む。基板に形成されるべきパターンは、例えばGDSIIなどのベクトルで規定されるフォーマットで露光装置に供給されうる。デザイン情報を各個別制御可能素子用の制御信号に変換するために、制御部は、1つ以上のデータ処理装置を含む。各データ処理装置は、パターンを表すデータストリームに処理を施すように構成されている。データ処理装置は「データパス」とも総称される。
このデータパス及びデータ処理装置は、次に示す機能の1つ以上を実行するように構成されていてもよい。その機能とは、ベクトルベースのデザイン情報をビットマップのパターンデータに変換すること、ビットマップのパターンデータを必要とされる線量マップ(例えば基板上で必要とされる線量のプロファイル)に変換すること、必要とされる線量マップを各個別制御可能素子用の必要放射強度値に変換すること、及び、各個別制御可能素子用の必要放射強度値を対応する制御信号に変換することである。
図2は、本発明に係る露光装置の一例を示す図である。この実施例は例えばフラットパネルディスプレイの製造に用いることができる。図1に示される構成要素に対応するものには図2においても同じ参照符号を付している。また、基板やコントラストデバイス、MLA、放射ビームなどについてののさまざまな構成例などを含む上述のさまざまな変形例は同様に適用可能である。
図2に示されるように、投影系PSは、2つのレンズL1、L2を備えるビームエキスパンダを含む。第1のレンズL1は、変調された放射ビームBを受け、開口絞りASの開口部で合焦させる。開口部には他のレンズALを設けてもよい。そして放射ビームBは発散し、第2のレンズL2(例えばフィールドレンズ)により合焦させられる。
投影系PSは、拡大された変調放射ビームBを受けるように構成されているレンズアレイMLAをさらに備える。変調放射ビームBの異なる部分はそれぞれレンズアレイMLAの異なる部分を通過する。この変調放射ビームBの異なる部分は、パターニング用デバイスPDの異なる個別制御可能素子に対応している。各レンズは変調放射ビームBの各部分を基板W上の点に合焦させる。このようにして基板W上に照射スポットSの配列が露光される。図示されているレンズアレイには8つのレンズ14が示されているだけであるが、レンズアレイは数千のレンズを含んでもよい(パターニング用デバイスPDとして用いられる個別制御可能素子アレイについても同様である)。
図3は、本発明の一実施形態に係り、図2のシステムを用いて基板W上にどのようにパターンが生成されるのかを模式的に示す図である。図中の黒丸は、投影系PSのレンズアレイMLAによって基板に投影されるスポットSの配列を示す。基板は、基板上での露光が進むにつれて投影系に対してY方向に移動する。図中の白丸は、基板上で既に露光されている露光スポットSEを示す。図示されるように投影系PSのレンズアレイMLAによって基板に投影された各スポットは基板上に露光スポット列Rを形成する。各スポットSEの露光により形成される露光スポット列Rがすべて合わさって、基板にパターンが完全に形成される。上述のようにこのような方式はよく「ピクセルグリッド結像」と称される。
照射スポットSの配列が基板Wに対して角度θをなして配置されている様子が示されている(基板Wの端部はそれぞれX方向及びY方向に平行である)。これは、基板が走査方向(Y方向)に移動するときに、各照射スポットが基板の異なる領域を通過するようにするためである。これにより、照射スポット15の配列により基板の全領域がカバーされることになる。一実施例では、角度θは大きくても20°または10°であり、または例えば大きくても5°、大きくても3°、大きくても1°、大きくても0.5°、大きくても0.25°、大きくても0.10°、大きくても0.05°、または大きくても0.01°である。一実施例では、角度θは小さくても0.001°である。
図4は、本発明の一実施形態において、どのようにしてフラットパネルディスプレイの基板W全体が複数の光学エンジンを用いて1回の走査で露光されるのかを模式的に示す図である。この例では照射スポットSの配列SAが8つの光学エンジン(図示せず)により形成される。光学エンジンはチェス盤のように2つの列R1、R2に配置されている。照射スポットの配列の端部が隣接の照射スポット配列の端部(例えば図3のスポットS)に(走査方向であるY方向において)少し重なるように形成される。一実施例では光学エンジンは少なくとも3列、例えば4列または5列に配列される。このようにして、照射の帯が基板Wの幅を横切って延び、1回の走査で基板全体の露光が実現されることとなる。光学エンジンの数は適宜変更してもよい。一実施例では、光学エンジンの数は少なくとも1個であり、または例えば少なくとも2個、少なくとも4個、少なくとも8個、少なくとも10個、少なくとも12個、少なくとも14個、または少なくとも17個である。一実施例では、光学エンジンの数は40個未満であり、または例えば30個未満または20個未満である。
各光学エンジンは、上述の照明系IL、パターニング用デバイスPD、及び投影系PSを別個に備えてもよい。あるいは2個以上の光学エンジンが1以上の照明系、パターニング用デバイス、及び投影系の少なくとも一部を共有してもよい。
[放射を生成する構成の例]
図5、6及び7は、非偏光システムUPSを含む各種の放射生成システム500、600及び700をそれぞれ示す。
図5は、本発明の一実施形態に係る放射系500を示す。放射系500は放射源SO、非偏光システムUPS及び照明器ILを備える。放射源SOと非偏光システムUPSは、照明器ILから独立して設けられている。例えば非偏光システムUPSは、図1及び2のビーム搬送系BDの代わりに用いられてもよいし、ビーム搬送系BDの中に設けられていてもよい。
放射源SOは、直線偏光した放射ビーム502を出力し、放射ビーム502は非偏光システムUPSにより非偏光ビーム504へと変化する。より詳細な内容は図8〜12を参照して以下に説明するが、非偏光システムUPSでは、直線偏光したビームが第1ビームと第2ビームとに分割される。例えば各ビームが逆の偏光方向を有するように分割される。第1ビームは第1光路長を通り抜け、第2ビームは、第1光路長と光路長の異なる第2光路長を通り抜ける。その後、2つのビームは合成され、非偏光ビーム504が生成される。
図6は、本発明の他の実施形態に係る放射系600を示す。放射系600は、放射装置RD及び非偏光システムUPSを有する放射源SOと照明器ILとを備える。追加的にまたは代替的に、(図1及び2に図示されるがここでは図示しない)ビーム搬送系BDが放射系600において放射源SOと照明器ILとの間に設けられていてもよい。放射系600は、放射系500と同様に上述のように機能する。1つの例外は、非偏光システムUPSが用いられることで放射源SOが非偏光の放射504を出力する点である。追加的にまたは代替的に、放射源SOの他の機能が非偏光システムUPSの前後に設けられる。
図7は、本発明のさらに他の実施形態に係る放射系700を示す。放射系700は、放射源SO及び非偏光システムUPSを有する照明器ILを備える。追加的にまたは代替的に、非偏光システムUPSから出力されるビームは光学素子または(図1及び2に図示されるがここでは図示しない)パターニング用デバイスに向けられてもよい。放射系700は、放射系500と同様に上述のように機能する。追加的にまたは代替的に、照明器ILの他の機能が非偏光システムUPSの前後に設けられる。
追加的にまたは代替的に、放射系500、600及び700は露光装置の別の照明系に用いられてもよい。つまり、本発明の範囲を逸脱することなくアライメント用照明系または検出システムなどの露光用照明系以外の照明系に用いられてもよい。
追加的にまたは代替的に、放射系500、600及び700は、非偏光ビーム及び/またはより均一なビームの生成が要求されるいかなる照明系の代わりに用いられてもよい。
[非偏光システムの構成の例]
図8は、本発明の一実施形態に係る非偏光システムUPSを示す。非偏光システムUPSは、2分の1波長板802、ビームスプリッタ804、パターン変更部806及び合成部808を備える。なお、2分の1波長板802は省略されてもよい。
直線偏光ビーム502は非偏光システムUPSに入り、2分の1波長板802またはスプリッタ804のいずれかに入力される。スプリッタ804に入力された場合、ビーム502は第1ビーム810と第2ビーム812とにそれぞれ分割される。例として、第1ビーム810は例えば水平方向の第1偏光方向を有していてもよく、第2ビーム812は例えば垂直方向の第2偏光方向を有していてもよい。それぞれの偏光方向は反対であってもよい。この場合、図11及び12を参照して以下に説明するが、スプリッタ804は偏光スプリッタであってもよい。
第1ビーム810は第1光路814に沿って進み、第2ビーム812は第2光路816に沿って進む。第1光路814と第2光路816の光路長は異なっている。図9及び10を参照して以下に説明するが、第1光路814及び第2光路816を形成する材料または成分の屈折率を変えることによって双方の光路長を異なるようにすることができる。第1出力ビーム818と第2出力ビーム820は、対応する第1光路814及び第2経路816から出力され、非偏光ビーム504を生成するために合成部808により合成される。
追加的にまたは代替的に、第1光路長及び第2光路長の少なくとも1つの光路長はビーム502の時間的コヒーレンス長よりも長い。
追加的にまたは代替的に2分の1波長板802をビームスプリッタ804と組み合わせて用いることによって、第1出力ビーム818と第2出力ビーム820の強度をそれぞれの偏光方向に基づいて調整することができる。この調整によって第1出力ビーム818と第2出力ビーム820は均一な強度を有することが可能となり、非偏光ビーム504も均一な強度を有することが可能となる。追加的にまたは代替的に2分の1波長板802における回転を調節することによってビーム強度調整の質をより高めることができる。
図9及び10は、本発明の各種実施形態に係り、非偏光システムUPSにおけるさまざまなパス変更部906と1006を示す。
図9は、本発明の一実施形態に係るパス変更部906を示す。パス変更部906は、第1光路を構成する光学素子914(例えば光遅延装置)と第2光路を構成する気体(または同様の材料)916とを備える。光学素子914と気体916は、それぞれ別の屈折率を有し、第1光路及び第2光路を通るビームに対して見かけ上の光路または実質的な光路が異なるように形成される。光学において光路長(例えば実質的なまたは見かけ上の光路長)は、光がシステムを通り抜ける際の経路の幾何学的な長さと、光が伝播する媒体の屈折率との積によって示される。2つの光路の長さの違いは、よく光路差と呼ばれる。光路長は、光が届く際の光の位相を決定し、光の干渉と回折に影響を与えるため重要である。
代替的にまたは追加的に、第1ビーム810が光学素子914を通り抜けることで第1出力ビーム818が生成され、第2ビーム812が気体916を通り抜けることで第2出力ビーム820が生成される。この場合、各出力ビームは相互にインコヒーレントである。上述の通り、例えば第1出力ビーム818と第2出力ビーム820とはインコヒーレントであってもよい。これは第1光路長及び第2光路長のうち一方の光路長は、ビーム502の時間的コヒーレンス長を超える長さの分だけ他方の光路長よりも長いためである。
図10は、本発明の別の実施形態に係るパス変更部1006を示す。パス変更部1006は、第1光学素子1014、または第1屈折率nを備え第1光路を形成する第1光学材料1014と、第2光学素子1016、または第2屈折率nを備え第2光路を形成する第2光学材料1016と、を有する。第1屈折率nは第2屈折率nと異なる。そのため、第1光路と第2光路を通り抜ける光にとって(見かけ上または実質的に)異なる光路長が形成される。
追加的にまたは代替的に、異なる光路長を通り抜けることで相互にインコヒーレントである第1出力ビーム818及び第2出力ビーム820が生成されるように、第1ビーム810は第1光学素子または第1光学材料1014を通り抜け、第2ビーム812は第2光学素子または第2光学材料1016を通り抜ける。上述の通り、例えば第1出力ビーム818と第2出力ビーム820とはインコヒーレントであってもよい。これは第1光路長及び第2光路長のうち一方の光路長は、ビーム502の時間的コヒーレンス長を超える長さの分だけ他方の光路長よりも長いためである。
図11及び12は、本発明の各種実施形態に係り、ビームスプリッタ1104/1204と合成部1108/1208のさまざまな構成例を示す。分割と合成を行う別のシステムが同様に用いられてもよいということは、本明細書を理解する当業者にとって明らかであろう。
図11は、本発明の一実施形態に係るキューブ状のビームスプリッタ1104及びキューブ状のビーム合成部1108を示す。キューブ状のビームスプリッタ1104に入力したビーム502は分割用の面1122で分割される。分割用面1122はビーム502の一部を反射する。例えば、反射された第1ビーム810を面1124の方へと進み、面1124は第1ビーム810を反射する。その後、第1ビーム810は面1126を通り抜け、(図示しない)第1光路に沿って進む。また、分割用面1122はビーム502の一部を通過させる。例えば、通過した第2ビーム812は(図示しない)第2光路に沿って進む。(図示しない)パス変更部の他端では第1出力ビーム818と第2出力ビーム820がキューブ状のビーム合成部1108に入力される。第1出力ビーム818はキューブ1108の面1128と面1130で反射され、キューブ1108から出て行く。一方、第2出力ビーム820はキューブ1108の面1130を通り抜け、キューブ1108から出て行く。つまり、面1130は第1出力ビーム818と第2出力ビーム820を合成し、非偏光ビーム504を生成する。
追加的にまたは代替的に、キューブ状のビームスプリッタ1104とビーム合成部1108によって偏光ビームが生成されてもよい。この場合、キューブ状のビームスプリッタ1104はビーム502の各偏光方向に基づいてビーム502を通過させ、反射し、キューブ状のビーム合成部1108は第1出力ビーム818と第2出力ビーム820をそれぞれの偏光方向に基づいて通過させ、反射する。
代替的にまたは追加的に、分割し合成できる機能を有するように面1122と面1130はコーティングされていてもよい。
図12は、本発明の別の実施形態に係るビーム分割システム1204及びビーム合成システム1208を示す。ビーム分割システム1204はビームスプリッタ装置1222及び反射装置1224を備え、ビーム合成システム1208は反射装置1228及びビーム合成装置1230を備える。ビーム分割システム1204に入力されるビーム502はスプリッタ装置1222にて分割される。スプリッタ装置1222はビーム502の一部を反射する。例えば、反射された第1ビーム810は反射装置1224の方へと進み、反射装置1224は第1ビーム810を反射する。その後、第1ビーム810は(図示しない)第1光路へと進む。また、スプリッタ装置1222はビーム502の一部を通過させる。例えば、通過した第2ビーム812は(図示しない)第2光路に沿って進む。(図示しない)パス変更部の他端では第1出力ビーム818と第2出力ビーム820がビーム合成システム1208に入力される。第1出力ビーム818は反射装置1228と合成装置1230で反射され、合成システム1208から出て行く。一方、第2出力ビーム820は合成装置1230を通り抜け、合成システム1208から出て行く。つまり、合成装置1230は第1出力ビーム818と第2出力ビーム820を合成し、非偏光ビーム504を生成する。
追加的にまたは代替的に、分割システム1204と合成システム1208によって偏光ビームが生成されてもよい。この場合、分割システム1204はビーム502の各偏光方向に基づいてビーム502を通過させ、反射し、合成システム1208は第1出力ビーム818と第2出力ビーム820をそれぞれの偏光方向に基づいてビーム818と820を通過させ、反射する。
代替的にまたは追加的に、分割し合成できる機能を有するように分割装置1222の面と合成装置1230の面はコーティングされていてもよい。
[工程例]
図13は、本発明の一実施形態に係る非偏光の生成方法1300を示すフローチャートである。方法1300は、非偏光504を生成する上述のシステムのいずれを用いて実行されてもよい。
ステップ1302では、直線偏光ビームが第1ビームと第2ビームに分割される。ステップ1304では、第1ビームは、第1光路長を有する第1光路に沿って進む。ステップ1306では、第2ビームは、第1光路と光路長が異なる第2光路長を有する第2光路に沿って進む。ステップ1308では、第1光路からの第1ビームは第2光路からの第2ビームと合成され、非偏光ビームが生成される。
追加的にまたは代替的に、非偏光ビームは照明ビームであってもよい。追加的にまたは代替的に、当該照明ビームにはパターンが付与されていてもよく、パターンが付与されたビームは基板のターゲット部分に投影されてもよい。
本説明においては露光装置の用途を特定の装置(例えば集積回路やフラットパネルディスプレイ)の製造としているが、ここでの露光装置は他の用途にも適用することが可能であるものと理解されたい。他の用途としては、集積回路や光集積回路システム、磁区メモリ用ガイダンスおよび検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッド、微小電気機械素子(MEMS)、LEDなどの製造に用いることが可能であり、これらに限られない。また、例えばフラットパネルディスプレイに関しては、本発明に係る装置は、例えば薄膜トランジスタ層及び/またはカラーフィルター層などのさまざまな層の製造に用いることができる。
ここでは特に光学的なリソグラフィーを本発明に係る実施形態に適用したものを例として説明しているが、本発明は例えばインプリントリソグラフィーなど文脈が許す限り他にも適用可能であり、光学的なリソグラフィーに限られるものではない。インプリントリソグラフィーでは、パターニング用デバイスのトポグラフィーが基板に生成されるパターンを決める。パターニング用デバイスのトポグラフィーが基板に塗布されているレジスト層に押し付けられ、電磁放射や熱、圧力、あるいはこれらの組み合わせによってレジストが硬化される。レジストが硬化されてから、パターニング用デバイスは、パターンが生成されたレジストから外されて外部に移動される。
[結語]
本発明の種々の実施例を上に記載したが、それらはあくまでも例示であって、それらに限定されるものではない。本発明の精神と範囲に反することなく種々に変更することができるということは、関連技術の当業者には明らかなことである。本発明の範囲と精神は上記で述べた例示に限定されるものではなく、請求項とその均等物によってのみ定義されるものである。
「課題を解決する手段」及び「要約書」の項ではなく「発明の詳細な説明」の項が請求項を解釈するのに使用されるように意図されている。「課題を解決する手段」及び「要約書」の欄は本発明者が考えた本発明の実施例の1つ以上を示すものであるが、すべてを説明するものではない。よって、本発明及び請求項をいかなる形にも限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る露光装置を示す図である。 本発明の一実施形態に係る露光装置を示す図である。 図2に示される本発明の実施形態により基板にパターンを転写する1つのモードを示す図である。 本発明の一実施形態に係る光学エンジンの配置を示す図である。 本発明の一実施形態に係り、非偏光システムを備える放射生成システムを示す。 本発明の一実施形態に係り、非偏光システムを備える放射生成システムを示す。 本発明の一実施形態に係り、非偏光システムを備える放射生成システムを示す。 本発明の一実施形態に係る非偏光システムを示す。 本発明の一実施形態に係り、非偏光システムにおけるパス変更部を示す。 本発明の一実施形態に係り、非偏光システムにおけるパス変更部を示す。 本発明の一実施形態に係り、スプリッタと合成部の構成例を示す。 本発明の一実施形態に係り、スプリッタと合成部の構成例を示す。 本発明の一実施形態に係る方法を示すフローチャートである。
符号の説明
500 放射生成システム、 502 放射ビーム、 504 非偏光ビーム、 600、700 放射系、 802 2分の1波長板、 804 ビームスプリッタ、 806 パターン変更部、 808 合成部、 810 第1ビーム、 812 第2ビーム、 814 第1光路、 816 第2光路、 818 第1出力ビーム、 820 第2出力ビーム、 906 パス変更部、 914 光学素子、 916 気体、 1006 パス変更部、 1014 第1光学素子、 1016 第2光学素子、 1104 ビームスプリッタ、 1108 ビーム合成部、 1122、1124 面、 1128、1130 面、 1204 ビーム分割システム、 1208 ビーム合成システム、 1222 ビームスプリッタ装置、 1224、1228 反射装置、 1230 ビーム合成装置。

Claims (38)

  1. 直線偏光ビームを生成する放射源と、
    非偏光システムと、
    を備え、
    前記非偏光システムは、
    前記直線偏光ビームを第1ビームと第2ビームとに分割するスプリッタと、
    第1光路長を有し、分割された第1ビームが沿って進む第1光路と、
    光路長が異なる第2光路長を有し、分割された第2ビームが沿って進む第2光路と、
    第1ビームと第2ビームを合成し、非偏光ビームを形成する合成部と、
    を備えることを特徴とするシステム。
  2. 前記非偏光システムは、前記スプリッタの上流に位置する2分の1波長板であって、前記非偏光ビームにおける複数の偏光方向間のビーム強度を調整する2分の1波長板をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記スプリッタは、偏光ビーム分割システムであって、前記直線偏光ビームの各偏光方向に従って当該直線偏光ビームを分割するシステムであり、
    前記合成部は、偏光ビーム合成システムであって、分割された第1ビームと第2ビームをそれぞれの各偏光方向に従って合成するシステムであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記偏光ビーム分割システムは、キューブ状のビームスプリッタであり、
    前記偏光ビーム合成システムは、キューブ状のビーム合成部であることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 前記偏光ビーム分割システムは、
    ビームスプリッタと、
    反射装置と、
    を備え、
    前記偏光ビーム合成システムは、
    ビーム合成部と、
    反射装置と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  6. 前記非偏光システムは、
    前記第1光路を構成する光学素子と、
    前記第2光路を構成するガス空間と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ガス空間は、真空であるまたは空気を含んでいることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  8. 前記第1光路と前記第2光路のうちの少なくとも1つの光路長は、前記直線偏光ビームの時間的コヒーレンス長よりも長いことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. 前記第1光路と前記第2光路は相互に屈折率の異なる部位を有することによって、前記第1光路長と前記第2光路長とが異なることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 前記非偏光ビームにパターンを付与するパターニング用デバイスと、
    パターンが付与されたビームを基板のターゲット部分に投影する投影系と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  11. 前記非偏光ビームを処理し、当該非偏光ビームをパターニング用デバイスに向ける照明系をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  12. 前記照明系は、
    前記放射源と
    前記非偏光システムと、
    を備えることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 照明放射ビームを生成する照明系と、
    前記照明放射ビームにパターンを付与するパターニング用デバイスと、
    パターンが付与されたビームを基板のターゲット部分に投影する投影系と、
    を備え、
    前記照明系は、
    放射源と、
    非偏光システムと、
    を備え、
    前記非偏光システムは、
    スプリッタと、
    第1光路及び第2光路と、
    合成部と、
    を備えることを特徴とする露光システム。
  14. 前記非偏光システムは、前記スプリッタの上流に位置する2分の1波長板であって、前記非偏光ビームにおける複数の偏光方向間のビーム強度を調整する2分の1波長板をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の露光システム。
  15. 前記スプリッタは、偏光ビーム分割システムであって、前記放射源により生成された直線偏光ビームを各偏光方向に従って第1ビームと第2ビームとに分割するシステムであり、
    前記合成部は、偏光ビーム合成システムであって、分割された第1ビームと第2ビームをそれぞれの各偏光方向に従って合成するシステムであることを特徴とする請求項13に記載の露光システム。
  16. 前記非偏光システムは、
    前記第1光路を構成する光学素子と、
    前記第2光路を構成し、ガスを含む空間と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の露光システム。
  17. 前記第1光路と前記第2光路のうちの少なくとも1つの光路長は、前記直線偏光ビームの時間的コヒーレンス長よりも長いことを特徴とする請求項13に記載の露光システム。
  18. 前記第1光路と前記第2光路は相互に屈折率の異なる部位を有することによって、前記第1光路長と前記第2光路長とが異なることを特徴とする請求項13に記載の露光システム。
  19. (a)直線偏光ビームを第1ビームと第2ビームとに分割するステップと、
    (b)前記第1ビームを、第1光路長を有する第1光路に沿って進ませるステップと、
    (c)前記第2ビームを、光路長が異なる第2光路長を有する第2光路に沿って進ませるステップと、
    (d)前記第1光路からの前記第1ビームと前記第2光路からの前記第2ビームを合成し、非偏光ビームを生成するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  20. 前記非偏光ビームにおける複数の偏光方向間の強度を調整するステップをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. ステップ(b)は、前記直線偏光ビームの偏光方向に従って行われ、
    ステップ(d)は、前記第1ビームと前記第2ビームのそれぞれの偏光方向に従って行われることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 前記第1光路と前記第2光路のうちの少なくとも1つの光路長は、前記直線偏光ビームの時間的コヒーレンス長よりも長いことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 前記第1光路と前記第2光路は相互に屈折率の異なる部位を有することによって、前記第1光路長と前記第2光路長とが異なることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  24. 前記非偏光ビームにパターンを付与するステップと、
    パターンが付与されたビームを基板のターゲット部分に投影するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  25. 請求項24に記載の方法を用いることでウエハ上に集積回路を形成することを特徴とする方法。
  26. 請求項24に記載の方法を用いることでフラットパネルガラス基板上にフラットパネルデバイスを形成することを特徴とする方法。
  27. 非偏光ビームを出力するレーザであって、
    直線偏光ビームを生成する放射源と、
    非偏光システムと、
    を備え、
    前記非偏光システムは、
    前記直線偏光ビームを第1ビームと第2ビームとに分割するスプリッタと、
    第1光路長を有し、分割された第1ビームが沿って進む第1光路と、
    光路長が異なる第2光路長を有し、分割された第2ビームが沿って進む第2光路と、
    前記第1ビームと前記第2ビームを合成し、非偏光ビームを生成する合成部と、
    を備えることを特徴とするレーザ。
  28. 前記非偏光システムは、前記スプリッタの上流に位置する2分の1波長板であって、前記非偏光ビームにおける複数の偏光方向間のビーム強度を調整する2分の1波長板をさらに備えることを特徴とする請求項27に記載のレーザ。
  29. 前記スプリッタは、偏光ビーム分割システムであって、前記直線偏光ビームの各偏光方向に従って当該直線偏光ビームを分割するシステムであり、
    前記合成部は、偏光ビーム合成システムであって、分割された第1ビームと第2ビームをそれぞれの各偏光方向に従って合成するシステムであることを特徴とする請求項27に記載のレーザ。
  30. 前記非偏光システムは、
    前記第1光路を構成する光学素子と、
    前記第2光路を構成し、ガスを含む空間と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項27に記載のレーザ。
  31. 前記第1光路と前記第2光路のうちの少なくとも1つの光路長は、前記直線偏光ビームの時間的コヒーレンス長よりも長いことを特徴とする請求項27に記載のレーザ。
  32. 前記第1光路と前記第2光路は相互に屈折率の異なる部位を有することによって、前記第1光路長と前記第2光路長とが異なることを特徴とする請求項27に記載のレーザ。
  33. 非偏光ビームを出力する照明器であって、
    直線偏光ビームを生成する放射源と、
    非偏光システムと、
    を備え、
    前記非偏光システムは、
    前記直線偏光ビームを第1ビームと第2ビームとに分割するスプリッタと、
    第1光路長を有し、分割された第1ビームが沿って進む第1光路と、
    光路長が異なる第2光路長を有し、分割された第2ビームが沿って進む第2光路と、
    前記第1ビームと前記第2ビームを合成し、非偏光ビームを生成する合成部と、
    を備えることを特徴とする照明器。
  34. 前記非偏光システムは、前記スプリッタの上流に位置する2分の1波長板であって、前記非偏光ビームにおける複数の偏光方向間のビーム強度を調整する2分の1波長板をさらに備えることを特徴とする請求項33に記載の照明器。
  35. 前記スプリッタは、偏光ビーム分割システムであって、前記直線偏光ビームの各偏光方向に従って当該直線偏光ビームを分割するシステムであり、
    前記合成部は、偏光ビーム合成システムであって、分割された第1ビームと第2ビームをそれぞれの各偏光方向に従って合成するシステムであることを特徴とする請求項33に記載の照明器。
  36. 前記非偏光システムは、
    前記第1光路を構成する光学素子と、
    前記第2光路を構成し、ガスを含む空間と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項33に記載の照明器。
  37. 前記第1光路と前記第2光路のうちの少なくとも1つの光路長は、前記直線偏光ビームの時間的コヒーレンス長よりも長いことを特徴とする請求項33に記載の照明器。
  38. 前記第1光路と前記第2光路は相互に屈折率の異なる部位を有することによって、前記第1光路長と前記第2光路長とが異なることを特徴とする請求項33に記載の照明器。
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