JP2007317247A - 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の動作方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリセルの微細化に対して、より適切、確実に、消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきを抑制する不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】メモリセルアレイ1と、Xデコード部30とを具備する不揮発性半導体記憶装置を用いる。メモリセルアレイ1は、行列状に配列された複数の不揮発性メモリセルM00〜と、複数のワード線WORD_0〜とを備える。Xデコード部30は、消去動作時に、複数のワード線WORD_0〜から一つの選択ワード線WORD_iを選択して負電圧VXNSを供給し、選択ワード線WORD_i以外の非選択ワード線WORD_j≠WORD_iに正電圧VXPSを供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の動作方法に関する。
フラッシュメモリのような不揮発にデータを記憶する不揮発性半導体記憶装置が知られている。フラッシュメモリは、一般的に、消去動作をセクタ又はメモリセルアレイ毎に一括して行う。すなわち、消去動作時において、消去対象のセクタでは、全てのメモリセルに書き込みが行われた後、全てのメモリセルのゲートに負電圧を供給することで消去が行われる。このとき、セクタ内のメモリセルの特性にはばらつきがあるので、消去後のメモリセルの閾値電圧もばらつきがある。そのため、セクタ内のメモリセルの中には、過消去の発生しているメモリセルが存在する可能性がある。それに対応するために、消去後にベリファイ動作を行っている。この消去ベリファイ動作では、過消去のメモリセルの有無を判定し、過消去のセルについては書き戻しを行っている。
関連する技術として特開2001−43693号公報にフラッシュメモリ装置が開示されている。このメモリ装置は、階層的なワードライン構造を有する不揮発性半導体メモリ装置である。メモリ装置は、複数個のセクターと、複数個のグローバルワードラインと、グローバルワードライン選択回路と、第1ローカルデコーダと、第2ローカルデコーダとを含む。複数個のセクターは、各々がローカルワードラインに連結されたメモリセルを有する。複数個のグローバルワードラインは、各々対応する前記セクターを通して配置された。グローバルワードライン選択回路は、奇数番グローバルワードラインの中の一つのワードラインを選択する第1グローバルデコーダと、偶数番グローバルワードラインの中の一つのワードラインを選択する第2グローバルデコーダとを有する。第1ローカルデコーダは、前記奇数番グローバルワードラインに各々対応し、各々が、対応する奇数番グローバルワードラインが選択される時に、対応するローカルワードラインの中の一つのワードラインをワードライン電圧に駆動する。第2ローカルデコーダは、前記偶数番グローバルワードラインに各々対応し、各々が、対応する偶数番グローバルワードラインが選択される時に、対応するローカルワードラインの中の一つのワードラインを前記ワードライン電圧に駆動する。前記第1及び第2ローカルデコーダの各々は、対応するローカルワードラインに各々連結された複数個のドライバを有する。各ドライバは、対応するグローバルワードラインの信号に対応するローカルワードラインを行パーシャルデコーダに連結するプルアップトランジスターと、前記対応するグローバルワードラインの信号に従って前記対応するローカルワードラインをブロックデコーダに連結するプルダウントランジスターで構成される。
特開平10−214495号公報に揮発性半導体記憶装置が開示されている。この不揮発性半導体記憶装置は、内部電源発生回路と、電源切換回路と、メモリセルアレイと、行デコーダ回路部とを有する。
内部電源発生回路は、所定外部電圧を入力しこの電圧よりも大きい高電圧と負電圧とを出力する。電源切換回路は、前記高電圧と前記負電圧とを切換えて出力する。メモリセルアレイは、電気的消去、書込が可能な複数のメモリセルトランジスタが行・列方向にマトリックス状に配列された。行デコーダ回路部は、このメモリセルアレイのワード線のうちの1つを入力アドレスに応じて選択し、かつ前記選択ワード線に対して消去または書込みの選択モードに応じて前記負電圧または高電圧に対応した出力を出力し、非選択ワード線に対し接地電位を出力する。行デコーダ回路部が、メインデコーダと、プリデコーダと、ワード線ドライバとを備える。メインデコーダは、前記入力アドレスに応じて、選択された第1および第2の出力端から接地電位および前記外部電圧電位を出力し、非選択の第1および第2の出力端から、前記選択ワード線に負電圧供給のとき前記外部電圧電位および接地電位を出力し、前記選択ワード線に高電圧供給のとき高電圧電位および接地電位を出力する。プリデコーダは、前記入力アドレスおよび前記選択モードに応じて、選択された出力端から負電圧電位または前記外部電圧電位を出力し、非選択となる出力端から接地電位を出力する。ワード線ドライバは、前記メインデコーダの第1および第2の出力端と前記プリデコーダの出力端とを接続し、選択ワード線に前記選択モードに応じた負電圧電位または前記外部電圧電位を出力し、非選択ワード線に接地電位を出力する。
特開2005−317138号公報に不揮発性半導体記憶装置が開示されている。この不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルと、メモリセルアレイと、ビット線と、ワード線と、ラッチ回路と、電圧発生回路と、第1ロウデコーダと、第2ロウデコーダと、第1分離用トランジスタと、第2分離用トランジスタとを具備する。メモリセルは、フローティングゲート及び制御ゲートを含むメモリセルトランジスタを含む。メモリセルアレイは、前記メモリセルがマトリクス状に配置された。ビット線は、同一列の前記メモリセルトランジスタのドレインを電気的に共通接続する。ワード線は、同一行の前記メモリセルトランジスタの制御ゲートを共通接続する。ラッチ回路は、前記ビット線に対応して設けられ、書き込みデータを保持する。電圧発生回路は、負電圧及び正電圧を発生させる。第1ロウデコーダは、前記ワード線毎に設けられ、書き込み時及び消去時において、前記電圧発生回路が発生する正電圧を、前記ワード線に印加する。第2ロウデコーダは、前記ワード線毎に設けられ、書き込み時及び消去時において、前記電圧発生回路が発生する負電圧を、前記ワード線に印加する。第1分離用トランジスタは、前記ワード線毎に設けられ、前記第1ロウデコーダと前記ワード線との間をスイッチングする。第2分離用トランジスタは、前記ワード線毎に設けられ、前記第2ロウデコーダと前記ワード線との間をスイッチングする。
特開2001−43693号公報 特開平10−214495号公報 特開2005−317138号公報
従来、上記のような消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきは、所定の許容範囲内であるため問題にはならなかった。しかし、その閾値電圧のばらつきは、メモリセルの微細化に伴い無視できないレベルになることが予想される。そうなると、例えば、過消去が進みすぎて、これまでの消去ベリファイでは対応できなくなる可能性もある。すなわち、メモリセルの微細化に対応して、消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきを抑制し、安定的に消去動作が可能な技術が望まれる。
発明者の研究から、消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきを抑制する方法として、消去動作をセクタ単位ではなく、セクタ内のワード線単位で行うことが好ましいことが判明した。このようにすると、一消去動作当たりの消去対象のメモリセル数(母数)が少なくなるので、閾値電圧の分布が狭くなる。すなわち、閾値電圧のばらつき範囲を狭く抑えることが出来る。
また、セクタ一括で消去する場合、以下のような現象が起こりうる。すなわち、同一ビット線上に過消去のメモリセルが存在すると、他のメモリセルに比較して当該過消去のメモリセルに読み出し電流が流れ易くなる。そのため、セクタ一括で消去したとき過消去のメモリセルが発生すると、消去ベリファイ時に、当該過消去のメモリセルとビット線を共有する他のメモリセルのデータを正しく読み出すことが困難となる。従って、消去ベリファイを正確に行うことが困難となる。
しかし、上記のようにワード線単位で消去動作を行う場合、一括書き込みの後にワード線一本づつ消去及び消去ベリファイを行う、又は、ワード線一本づつ書き込み、消去及び消去ベリファイを行うことになる。すなわち、少なくとも、消去、消去ベリファイ及び書き戻しについては、ワード線ごとに実行される。そのため、同一ビット線上に過消去のメモリセルが存在しなくなる。これにより、セクタ一括で消去する時に発生する上記現象を防止できる。
このように、消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきを抑制するには、消去動作をワード線単位で行うことが有効である。しかし、特開2001−43693号公報の図2に記載された四つのトランジスタを有するRow Local Decoderを用いる場合、一本のWord Line(選択ワード線)を選択すると、選択されない他のWord Line(非選択ワード線)が開放状態(フローティング状態)、すなわちHighインピーダンス状態となる。そのため、非選択ワード線が電圧ノイズの影響を受けやすくなり、誤動作の危険性がある。
また、特開平10−214495号公報には、ワード線ドライバ回路19により、選択ワード線に所望の正電圧を印加し、非選択ワード線にGNDを印加するという構成が記載されている。この場合、従来はセクタ一括で消去動作を行っていなかったため問題にならなかったが、ワード線単位で消去を行う場合、選択されなかった非選択ワード線上のメモリセルにも消去が起こる可能性が有ることが、発明者の研究で明らかとなった。すなわち、消去時に、選択ワード線に負電圧を印加し、非選択ワード線をGNDとし、基板電圧として正電圧を印加した場合、非選択ワード線上のメモリセルにも当該正電圧により電荷が引き抜かれ消去が起こる可能性が有ることが発明者の研究で明らかとなった。非選択ワード線上のメモリセルに消去が発生すると、過消去等の原因となり好ましくない。選択ワード線以外のワード線上のメモリセルに悪影響を与えずに、より適切かつ正確に、消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきを抑制する技術が望まれる。
加えて、セクタ一括ではなくワード線単位で消去を行い、最終的にセクタ全体の消去を行う場合、消去のスピードを満足させるために、メモリセルのゲートと基板との間にある程度大きな電圧を印加する必要がある。この場合、デバイス自体の耐圧等を考慮すると、ゲートと基板のいずれか一方だけに大きな電圧を印加すること(例示:ゲート電圧=10V、基板電圧=0V)はできない。そのため、ゲート電圧として負電圧、基板電圧として正電圧(例示:ゲート電圧=−5V、基板電圧=+5V)を印加する必要がある。この場合、本従来技術では、消去非選択セルに+5Vの電圧が印加されることになり、消去分布のばらつきを抑制できなくなってしまう。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルアレイ(1)と、Xデコード部(30)とを具備する。メモリセルアレイ(1)は、行列状に配列された複数の不揮発性メモリセル(M00〜)と複数のワード線(WORD_0〜)とを備える。Xデコード部(30)は、消去動作時に、複数のワード線(WORD_0〜)から一つの選択ワード線(WORD_i)を選択して負電圧(VXNS)を供給し、選択ワード線(WORD_i)以外の非選択ワード線(WORD_j≠WORD_i)に正電圧(VXPS)を供給する。
本発明では、消去動作をワード線単位で行う。このとき、選択ワード線上のメモリセルには、基板電圧(正電圧)と選択ワード線の負電圧(VXNS)との差が印加されて消去が行われる。一方、非選択ワード線上のメモリセルには、基板電圧(正電圧)と非選択ワード線の正電圧(VXPS)との電圧差が印加される。そのため、非選択ワード線上のメモリセルに印加される電圧差を、選択ワード線上のメモリセルに印加される電圧差に比較して著しく小さくすることが出来る。すなわち、非選択ワード線上のメモリセルに消去が発生することを防止することが出来る。それにより、非ワード線上のメモリセルに悪影響を与えずに、より適切かつ正確に、消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきを抑制することが可能となる。
本発明により、メモリセルの微細化に対して、非ワード線上のメモリセルに悪影響を与えずに、より適切かつ正確に、消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきを抑制することが可能となる。
以下、本発明の不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の動作方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。不揮発性半導体記憶装置20は、複数のセクタ1、複数のXデコーダ部30、プリXデコーダ5、Yデコーダ6、複数のセレクタデコード配線8、正電源配線9、及び負電源配線10を具備する。
セクタ1(メモリセルアレイ)は、複数のビット線BIT(_0〜m:一セクタのビット線の番号に対応)と、複数のワード線WORD(_0〜n:一セクタのワード線の番号に対応)と、複数のソース線(図示されず)と複数のメモリセルM(00〜nm、:一セクタのワード線の番号0〜n及びビット線の番号0〜mの組み合わせに対応)とを備える。
複数のビット線BIT(_0〜m)は、Y方向に伸び、Yデコーダ6に接続されている。複数のワード線WORD(_0〜n)は、X方向に伸び、Xデコーダ部30に接続されている。複数のソース線(図示されず)は、Y方向に伸びている。複数のメモリセルM(00〜nm)は、行列状に配列され、複数のビット線BIT(_0〜m)と複数のワード線WORD(_0〜n)との交点に対応して設けられている。メモリセルは、NOR型のフラッシュメモリセルであり、コントロールゲートをワード線WORDに、ドレインをビット線BITに、ソースをソース線にそれぞれ接続されている。
セクタ1は、更に、所定の数のワード線WORDごとに形成された複数のセルグループ1a(_0〜p:一セクタのセルグループ1aの番号に対応)を含む。図では、一番上のセクタ1において、8本のワード線WORDごとに一つのセルグループ1aが形成された例を示している。
Yデコーダ6は、複数のビット線BIT(_0〜m)に接続されている。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、アドレス信号(図示されず)に基づいて、複数のビット線BITから少なくとも一本のビット線BIT(以下、「選択ビット線」ともいう)を選択する。このとき、選択されないビット線BITを非選択ビット線BITともいう。そして、選択ビット線BIT及び非選択ビット線に対して、それぞれ所定の電圧を印加する。
セレクタデコード配線8は、メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、複数のセクタ1のうちから少なくとも一つのセクタ1を選択するセクタ選択信号SELを、当該セクタ1に対応するXデコーダ部30(後述)へ出力する。消去時には、更に、消去対象のセクタ1を選択する消去セクタ選択信号SELを併せて出力する。正電源配線9は、正電圧VPSを供給する配線である。負電源配線10は、負電圧VNSを供給する配線である。
プリXデコーダ5は、アドレス信号線A0−2及び複数のXデコーダ部30に接続されている。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、アドレス信号線A0−2のアドレス信号に基づいて、一つのセルグループ1a内の複数のワード線WORDから少なくとも一本のワード線WORD(以下、「選択ワード線」ともいう)を選択するためのワード線選択信号XP(_0〜7(例示):一セルグループのワード線の数(番号)に対応)をXデコーダ部30へ出力する。このとき、選択されないワード線WORDを非選択ワード線WORDともいう。
Xデコーダ部30は、セクタ1ごとに設けられ、セクタデコード配線8、正電源配線9、負電圧配線10、アドレス信号線A3−8、プリXデコーダ5及び一セクタ分の複数のワード線WORDに接続されている。図では、一番上のXデコーダ部30のみを詳細に記している。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、アドレス信号線A3−8のアドレス信号ADDR、セクタ選択信号SEL、消去セクタ選択信号ER_SEL、ワード線選択信号XP(_0〜7)、正電圧VPS及び負電圧VNSを供給される。そして、そららに基づいて、複数のワード線WORDから選択ワード線WORDを選択し、一セクタ分の選択ワード線WORD及び非選択ワード線WORDに対して、それぞれ所定の電圧を印加する。Xデコーダ部30は、正電圧レベルシフタ3、負電圧レベルシフタ4、及び複数のXデコーダ2を備える。
正電圧レベルシフタ3は、セクタデコード配線8、正電源配線9及び複数のXデコーダ2の各々に接続されている。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、正電圧VPSに基づいて、セクタ選択信号SELを正電圧信号VXPSへレベルシフトさせ、Xデコーダ2へ供給する。
負電圧レベルシフタ4は、セクタデコード配線8、負電源配線10及び複数のXデコーダ2の各々に接続されている。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、負電圧VNSに基づいて、消去セクタ選択信号ER_SELを負電圧信号VXNSへレベルシフトさせ、Xデコーダ2へ供給する。
Xデコーダ2は、セクタ1ごとに設けられている。Xデコーダ2は、セルグループ1aごとに設けられた複数のサブデコーダ12(_0〜p:セルグループ1aの番号に対応)を有する。サブXデコーダ12は、正電圧デコーダ13、負電圧デコーダ14及び出力ドライバ群15を含む。図では、一番上のサブデコーダ12_0を詳細に示している。以下、サブデコーダ12_0に関わる構成について、代表として説明する。
正電圧デコーダ13は、アドレス信号線A3−8、正電圧レベルシフタ3及び出力ドライバ群15に接続されている。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、アドレス信号ADDR、セクタ選択信号SEL、消去セクタ選択信号ER_SEL及び正電圧信号VXPSに基づいて、正電圧信号VXPS(_0:サブデコーダ12の番号に対応)及び正電圧選択信号SELPG(_0:サブデコーダ12の番号に対応)を出力ドライバ群15へ供給する。
負電圧デコーダ14は、アドレス信号線A3−8、負電圧レベルシフタ4及び出力ドライバ群15に接続されている。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、アドレス信号ADDR、消去セクタ選択信号ER_SEL及び負電圧信号VXNSに基づいて、負電圧信号VXNS(_0:サブデコーダ12の番号に対応)及び負電圧選択信号SELNG(_0:サブデコーダ12の番号に対応)を出力ドライバ群15へ供給する。
出力ドライバ群15は、正電圧デコーダ13、負電圧デコーダ14、プリXデコーダ5及び一セルグループ分の複数のワード線WORDに接続されている。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、正電圧信号VXPS(_0)及び正電圧選択信号SELPG(_0)、負電圧信号VXNS(_0)及び負電圧選択信号SELNG(_0)、及びワード線選択信号XP(_0〜7)を供給される。そして、それらに基づいて、複数のワード線WORDから選択ワード線を選択して、一セルグループ1a分の選択ワード線WORD及び非選択ワード線WORDに対して、それぞれ所定の電圧を印加する。
図2は、正電圧デコーダ13、負電圧デコーダ14、出力ドライバ群15及びワード線の関係を示す回路ブロック図である。出力ドライバ群15は、ワード線WORDごとに設けられた複数の出力ドライバ18(_0〜7:7(例示)は一セルグループ1aのワード線の番号に対応)を有する。図では、分かり易さのために、複数のワード線WORD(_0〜7)のうち二本のワード線WORD_0、WORD_1のみ、及び、複数の出力ドライバ18(_0〜7)のうち出力ドライバ18_0、出力ドライバ18_1のみを示している。出力ドライバ18_0及び出力ドライバ18_1は、正電圧デコーダ13、負電圧デコーダ14、プリXデコーダ5及び対応するワード線WORDに接続されている。
メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、出力ドライバ18_0は、正電圧選択信号SELPG_0、負電圧選択信号SELNG_0、及びワード線選択信号XP_0に基づいて、正電圧信号VXPS_0及び負電圧信号VXNS_0のいずれか一方をワード線WORD_0に出力する。同様に、出力ドライバ18_1は、正電圧選択信号SELPG_0、負電圧選択信号SELNG_0、及びワード線選択信号XP_1に基づいて、正電圧信号VXPS_0及び負電圧信号VXNS_0のいずれか一方をワード線WORD_1に出力する。
図3は、正電圧デコーダ13及び負電圧デコーダ14の構成の一例を示す回路図である。正電圧デコーダ13は、論理回路41、42、及びレベルシフタ51、52を備える。論理回路41は、制御対象のセクタ1を選択するセクタ選択信号SELと消去対象のセクタ1を選択する消去セクタ選択ER_SEL、及びアドレス信号ADDRが供給される。そして、論理回路41は、所定の論理演算結果である制御信号61を出力する。レベルシフタ51は、正電圧信号VXPSに基づいて、制御信号61を正電圧信号VXPS_0へレベルシフトし、出力ドライバ群5へ供給する。
同様に、論理回路42は、アドレス信号線A3−8からアドレス信号ADDRを反転した反転アドレス信号/ADDR、及び消去セクタ選択ER_SELが供給される。そして、論理回路42は、所定の論理演算結果である制御信号62を出力する。レベルシフタ52は、正電圧信号VXPSに基づいて、制御信号62を正電圧選択信号SELPG_0へレベルシフトし、出力ドライバ群5へ供給する。
一方、負電圧デコーダ14は、レベルシフタ53、54を備える。レベルシフタ53は、負電圧信号VXNSと電源電圧VCCとに基づいて、セレクタデコード配線8からの消去セクタ選択信号ER_SELを反転した反転消去セクタ選択信号ER_SELを負電圧信号VXNS_0へレベルシフトし、出力ドライバ群5へ供給する。
同様に、レベルシフタ54は、レベルシフタ53から供給された負電圧信号VXNS_0と電源電圧VCCとに基づいて、消去セクタ選択信号ER_SELを負電圧選択信号SELNG_0へレベルシフトし、出力ドライバ群5へ供給する。
本発明では、正電圧デコーダ13のレベルシフタ51〜52及び負電圧デコーダ14のレベルシフタ53〜54は、サブデコーダ12ごとに設けられている。すなわち、レベルシフタ51〜54は、一セルグループ分の複数のワード線WORD(この例の場合、ワード線WORD_0〜WORD_7の8本)だけに対応すればよい。すなわち、少数の出力ドライバ18(_0〜7)を駆動すればよいので、電流供給能力が小さくて済む。すなわち、低消費電力である。
図4は、正電圧レベルシフタ3の構成の一例を示す回路図である。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、正電圧VPSに基づいて、セクタ選択信号SELを正電圧信号VXPSへレベルシフトさせ、正電圧デコーダ13へ供給する。
図5は、負電圧レベルシフタ4の構成の一例を示す回路図である。メモリセルMに対するデータの書き込み、読み出し、及び消去時に、負電圧VNS及び電源電圧VCCに基づいて、セクタデコード配線8からの消去セクタ選択信号/ER_SELを反転させた反転消去セクタ選択信号/ER_SELを負電圧信号VXNSへレベルシフトさせ、負電圧デコーダ14へ供給する。
正電圧レベルシフタ3及び負電圧レベルシフタ4は、Xデコーダ2ごとに設けられている。すなわち、各正電圧レベルシフタ3及び負電圧レベルシフタ4は、一Xデコーダ2分の正電圧デコーダ13及び負電圧デコーダ14(この例の場合、Xデコーダ2のサブデコーダ12_0〜12_pの(p+1)本、pは例えば63)だけ対応すればよいので、電流供給能力が小さくて済む。すなわち、低消費電力である。
図6は、各出力ドライバ18の詳細を示す回路図である。ここでは、出力ドライバ18_0、18_1を代表として示している。出力ドライバ18_0は、トランジスタTr1、トランジスタTr2、トランジスタTr3、トランジスタTr4を備える。トランジスタTr1は、P型であり、ゲートにワード線選択信号XP_0を供給され、一方の端子を第1ノードN1に、他方の端子を第2ノードN2にそれぞれ接続されている。トランジスタTr2は、P型であり、ゲートに正電圧選択信号SELPG_0を供給され、一方の端子を第1ノードN1に、他方の端子を第2ノードN2にそれぞれ接続されている。トランジスタTr3は、N型であり、ゲートにワード線選択信号XP_0を供給され、一方の端子を第2ノードN2に、他方の端子を第3ノードN3にそれぞれ接続されている。トランジスタTr4は、N型であり、ゲートに負電圧選択信号SELNG_0を供給され、一方の端子を第2ノードN2に、他方の端子を第3ノードN3にそれぞれ接続されている。第1ノードN1は、正電圧信号VXPS_0が供給される。第3ノードN2は、負電圧信号VXNS_0が供給される。第2ノードN3は、複数のワード線WORDのうちの対応するワード線WORD_0に接続されている。各出力ドライバ18は、正電圧信号VXPS_0を供給する配線と負電圧信号VXNS_0を供給する配線との間で、互いに並列に接続されている。
出力ドライバ18_0は、二つのP型トランジスタTr1、Tr2により、ワード線WORD_0に対して、正電圧信号VXPS_0を確実に供給、及び、遮断することが出来る。同様に、二つのN型トランジスタTr3、Tr4により、ワード線WORD_0に対して、負電圧信号VXNS_0を確実に供給、及び、遮断することが出来る。本発明では、消去を行うワード線に負電圧を供給する一方、残りのワード線には正電圧を供給する。その場合、上記出力ドライバ18の構成をとることで、各ワード線に確実に所定の電圧(正電圧信号VXPS_0、負電圧信号VXNS_0)を供給/遮断できる。それにより、消去時におけるワード線毎の消去動作の確実性を向上させることが可能となる。
図7は、本発明の不揮発性半導体記憶装置における読み出し動作時の各信号の電圧の一例を示す表である。図7は、ワード線WORD_0を選択して読み出し動作をする場合の例を示している。ただし、ビット線BITの側の動作は省略している。表中、「選択セクタ」は、複数のセクタ1のうち、動作対象のセクタ1を示している。「選択main内」は、選択セクタ1内の複数のセルグループ1aのうち、動作対象のセルグループ1aを示している。「非選択main内」は、選択セクタ1内の複数のセルグループ1aのうち、動作対象外のセルグループ1aを示している。「非選択セクタ」は、複数のセクタ1のうち、動作対象外のセクタ1を示している。この表では、ワード線WORD_0、WORD_1の2本について代表として示している。
「選択セクタ」の「選択main内」、「非選択main内」及び「非選択セクタ」において、それぞれ、正電源電圧VPS:6V、6V及び6V、負電源電圧VNS:0V、0V及0V、正電圧信号VXPS:6V、6V及び0V、負電圧信号VXNS:0V、0V及0V、正電圧信号VXPS_0:6V、0V及び0V、負電圧信号VXNS_0:0V、0V及0V、正電圧選択信号SELPG_0:6V、6V及6V、負電圧選択信号SELNG_0:0V、VCC及びVCC、ワード線選択信号XP_0:0V、0V及0V、ワード線選択信号XP_1(〜XP_7):6V、6V及6V、セクタ選択信号SEL:H、H及びL、アドレス信号ADDR:H、L及びL、消去セクタ選択信号ER_SEL:L、L及びLとなる。
これにより、対象のセルグループ1aの選択ワード線WORD_0には6Vが印加される。対応するビット線BIT及びソース線には、それぞれ1V、0Vが印加される。対象のセルグループ1aの非選択ワード線WORD_2〜WORD7、対象外のセルグループ1a及び非選択セクタ1のワード線WORDには、0Vが印加される。対応するビット線BIT及びソース線には、それぞれ0V、0Vが印加される。これらの電圧印加により、所望のメモリセルからデータが読み出される。
図8は、本発明の不揮発性半導体記憶装置における書き込み動作時の各信号の電圧の一例を示す表である。図8は、ワード線WORD_0を選択して書き込み動作をする場合の例を示している。ただし、ビット線BITの側の動作は省略している。「選択セクタ」、「選択main内」、「非選択main内」、「非選択セクタ」は、図7の場合と同様である。この表では、ワード線WORD_0、WORD_1の2本について代表として示している。
「選択セクタ」の「選択main内」、「非選択main内」及び「非選択セクタ」において、それぞれ、正電源電圧VPS:10V、10V及び10V、負電源電圧VNS:0V、0V及0V、正電圧信号VXPS:10V、10V及び0V、負電圧信号VXNS:0V、0V及0V、正電圧信号VXPS_0:10V、0V及び0V、負電圧信号VXNS_0:0V、0V及0V、正電圧選択信号SELPG_0:10V、10V及10V、負電圧選択信号SELNG_0:0V、VCC及びVCC、ワード線選択信号XP_0:0V、0V及0V、ワード線選択信号XP_1(〜XP_7):10V、10V及10V、セクタ選択信号SEL:H、H及びL、アドレス信号ADDR:H、L及びL、消去セクタ選択信号ER_SEL:L、L及びLとなる。
これにより、対象のセルグループ1aの選択ワード線WORD_0には10Vが印加される。対応するビット線BIT及びソース線には、それぞれ6V、0Vが印加される。対象のセルグループ1aの非選択ワード線WORD_2〜WORD7、対象外のセルグループ1a及び非選択セクタ1のワード線WORDには、0Vが印加される。対応するビット線BIT及びソース線には、それぞれ0V、0Vが印加される。これらの電圧印加により、所望のメモリセルにデータが書き込まれる。
図9は、本発明の不揮発性半導体記憶装置における消去動作時の各信号の電圧の一例を示す表である。図9は、ワード線WORD_0を選択して消去動作をする場合の例を示している。ただし、ビット線BITの側の動作は省略している。「選択セクタ」、「選択main内」、「非選択main内」、「非選択セクタ」は、図7の場合と同様である。この表では、ワード線WORD_0、WORD_1の2本について代表として示している。
「選択セクタ」の「選択main内」、「非選択main内」及び「非選択セクタ」において、それぞれ、正電源電圧VPS:VCC、VCC及びVCC、負電源電圧VNS:−10V、−10V及−10V、正電圧信号VXPS:VCC、VCC及び0V、負電圧信号VXNS:−10V、−10V及0V、正電圧信号VXPS_0:VCC、VCC及び0V、負電圧信号VXNS_0:−10V、VCCV及0V、正電圧選択信号SELPG_0:VCC、0V及VCC、負電圧選択信号SELNG_0:−10V、−10V及びVCC、ワード線選択信号XP_0:VCC、VCC及VCC、ワード線選択信号XP_1(〜XP_7):−10V、−10V及−10V、セクタ選択信号SEL:H、H及びL、アドレス信号ADDR:H、L及びL、消去セクタ選択信号ER_SEL:H、H及びLとなる。
これにより、対象のセルグループ1aの選択ワード線WORD_0には−10Vが印加される。対応するビット線BIT及びソース線には、それぞれ開放、5Vが印加される。対象のセルグループ1aの非選択ワード線WORD_2〜WORD7及び対象外のセルグループ1aのワード線WORDには、VCCが印加される。対応するビット線BIT及びソース線には、それぞれ開放される。更に、非選択セクタ1のワード線WORDには、0Vが印加される。対応するビット線BIT及びソース線には、それぞれ開放される。基板電圧として9Vが印加される。これらの電圧印加により、所望のメモリセルのデータが消去される。
対象のセルグループ1aの非選択ワード線WORD_2〜WORD7及び対象外のセルグループ1aのワード線WORDに印加されるVCC(正電圧)は、例えば、FNトンネル電流が、接地電位の場合に比較して、1桁以上小さくなるように選択されることが好ましい。その場合、メモリセルの構造等にもよるがVCC(正電圧)は1V程度である。VCC(正電圧)は、FNトンネル電流が接地電位の場合に比較して2桁以上小さくなるように選択されることがより好ましい。その場合、メモリセルの構造等にもよるがVCC(正電圧)は2V程度である。
次に、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態における動作(不揮発性半導体記憶装置の動作)について説明する。ここでは、消去動作について説明する。
最初に、消去対象のセクタ1について、そのセクタに含まれる全てのメモリセルM00〜Mnmについて、一括書き込みを行う。次に、セクタ1のワード線WORD_0〜WORD_nの各々上のメモリセルについて、ワード線一本毎に順番にメモリセルMのデータの消去、消去ベリファイ及び書き戻しを行う。
例えば、最初にWORD_0上のメモリセルM00〜M0mについて消去、消去ベリファイ及び書き戻しを行い、次にWORD_1上のメモリセルM10〜M1mについて消去、消去ベリファイ及び書き戻しを行い、以下同様にして、最後にWORD_n上のメモリセルMn0〜Mnmについて消去、消去ベリファイ及び書き戻しを行う。各ワード線上のメモリセルのデータの消去、消去ベリファイ及び書き戻しの各動作は、全て同じであるので、セクタ1のワード線WORD_0上のメモリセルM00〜M0mに関する消去動作についてのみ説明する。
まず、消去対象のセクタ1について、消去を行うワード線WORD_0上のメモリセルM00〜M0mに関するアドレス信号が図示されない制御部により生成される。その後、当該アドレス信号の一部は、アドレス信号線A0−2を介してプリXデコーダ5へ供給される。アドレス信号の他の一部は、アドレス信号線A3−8を介して、Xデコーダ部30に供給される。アドレスの更に他の一部は、セクタ選択信号SEL及び消去セクタ選択信号ER_SELとして、セクタデコード配線8を介して、Xデコーダ部30に供給される。アドレス信号の別の一部は、Yデコーダ6に供給される。Yデコーダ6は、ビット線BIT_0〜BIT_mを選択する。
正電圧レベルシフタ3は、正電源配線9から供給される正電圧VPSに基づいて、セクタデコード配線8のセクタ選択信号SELをレベルシフトさせた正電圧信号VXPSを正電圧デコーダ13へ供給する。負電圧レベルシフタ4は、負電源配線10から供給される負電圧VNSに基づいて、セクタデコード配線8の反転消去セクタ選択信号/ER_SELをレベルシフトさせた負電圧信号VXNSを負電圧デコーダ14へ供給する。
正電圧デコーダ13は、アドレス信号線A3−8のアドレス信号ADDR、セクタデコード配線8のセクタ選択信号SEL、消去セクタ選択信号ER_SEL及び正電圧レベルシフタ3の正電圧信号VXPSに基づいて、正電圧信号VXPS_0及び正電圧選択信号SELPG_0を出力ドライバ群15へ供給する。負電圧デコーダ14は、アドレス信号線A3−8のアドレス信号ADDR、セクタデコード配線8の消去セクタ選択信号ER_SEL及び負電圧レベルシフタ4の負電圧信号VXNSに基づいて、負電圧信号VXNS_0及び負電圧選択信号SELNG_0を出力ドライバ群15へ供給する。
出力ドライバ18_0は、正電圧選択信号SELPG_0、負電圧選択信号SELNG_0、及びプリXデコーダ5のワード線選択信号XP_0に基づいて、負電圧信号VXNS_0をワード線WORD_0に出力する。出力ドライバ18_1〜18_7は、正電圧選択信号SELPG_0、負電圧選択信号SELNG_0、及びプリXデコーダ5のワード線選択信号XP_1〜XP_07に基づいて、正電圧信号VXPS_0をワード線WORD_1〜WORD線_7に出力する。このとき、基板には、基板電圧(例示:9V)が印加される。
このとき、消去対象のセクタ1における他のセルグループ1aや、非選択の他のセクタ1において、各構成に供給され、生成する電圧は、図9に示すとおりである。電圧の相違のほかは、上記の動作と同様であるのでその説明を省略する。
この後、ワード線WORD_0上のメモリセルM00〜M0mについて消去ベリファイのプロセスを実行し、過消去が発生したメモリセルMがあるか否かを判断する。過消去が発生したメモリセルMに付いては、書き戻しを行う。
以上のプロセスにより、ワード線WORD_0上のメモリセルM00〜M0mについて消去が終了する。その後、上記のように、消去対象のセクタ1の全てのワード線WORD_0〜WORD_n上のメモリセルMについて、同様にして、ワード線一本毎に順番にメモリセルMのデータの消去、消去ベリファイ及び書き戻しを行う。これにより、消去対象のセクタ1内の全てのメモリセルMの消去が終了する。
なお、消去対象のセクタ1について、消去プロセスにおける一括書き込みも、ワード線毎に行っても良い。すなわち、ワード線毎に、書き込み、消去、消去ベリファイ及び書き戻しを行うことも可能である。その場合、書き込みによる閾値のばらつき範囲を狭く抑えることが出来るので、消去プロセスをより精密に行うことが出来る。
本発明では、消去動作をセクタ単位ではなく、セクタ内のワード線単位で行う。このようにすることで、一消去動作当たりの消去対象のメモリセル数(母数)が少なくできるので、セクタ1内のメモリセルMにおける閾値電圧の分布が狭くなる。すなわち、閾値電圧のばらつき範囲を狭く抑えることが出来る。また、一括書き込みの後にワード線一本づつ消去及び消去ベリファイを行う、又は、ワード線一本づつ書き込み、消去及び消去ベリファイを行うため、同一ビット線上に過消去のメモリセルが存在しなくなるため、消去ベリファイを正確に行うことが出来る。
本発明では、消去動作をワード線単位で行うとき、選択ワード線に負電圧(例示:−10V)を印加すると共に、同じセクタ1内の非選択ワード線には正電圧(例示:VCC)を印加する。図10は、本発明の他の効果を説明する断面図である。ここでは、例えば、メモリセルM01、M02をスタックゲート型として説明する。選択ワード線WORD_0上のメモリセルM01を消去する場合、基板には正電圧(例示:9V)を印加することで、電圧差ΔV0=(9V−(−10V)=)19VがメモリセルM01に印加され、FN(Fowler−Nordheim)トンネル電流で電子を引き抜いて消去を行う。このとき、隣接する非選択ワード線に対しても、基板に印加される正電圧(例示:9V)が同様に印加される。従来の場合、非選択ワード線WORD_1は接地されているので、非選択ワード線WORD_1上のメモリセルM02には、電圧差ΔV1=(9V−(0V)=)9Vが印加されることになる。このΔV1の大きさは、メモリセルのばらつきを考慮すると、FNトンネル電流が発生する可能性が有る。
しかし、本発明では、非選択ワード線に対して正電圧(例示:VCC=2V)を印加するので、非選択ワード線WORD_1上のメモリセルM02には、電圧差ΔV1=(9V−(2V)=)7Vが印加されることになる。FNトンネル電流の大きさは、電圧差に対して指数関数的に変化するため、正電圧(例示:VCC=2V)分だけΔV1が減少することで、FNトンネル電流が発生する可能性を無視できる程度まで小さくすることが出来る。その正電圧は、上述のように、例えば、FNトンネル電流が、接地電位の場合に比較して、1桁以上、より好ましくは2桁以上小さくなるように選択される。それにより、消去時に、選択ワード線に負電圧を印加し、非選択ワード線を正電圧とし、基板電圧として正電圧を印加した場合、非選択ワード線上のメモリセルにおいて電荷が引き抜かれ消去が起こることを防止することが可能となる。そして、より適切に、消去時のメモリセルの閾値電圧のばらつきを抑制することが出来る。
図1は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図2は、正電圧デコーダ、負電圧デコーダ、出力ドライバ群及びワード線の関係を示す回路ブロック図である。 図3は、正電圧デコーダ及び負電圧デコーダの構成の一例を示す回路図である。 図4は、正電圧レベルシフタの構成の一例を示す回路図である。 図5は、負電圧レベルシフタの構成の一例を示す回路図である。 図6は、各出力ドライバの詳細を示す回路図である。 図7は、本発明の不揮発性半導体記憶装置における読み出し動作時の各信号の電圧の一例を示す表である。 図8は、本発明の不揮発性半導体記憶装置における書き込み動作時の各信号の電圧の一例を示す表である。 図9は、本発明の不揮発性半導体記憶装置における書き込み動作時の各信号の電圧の一例を示す表である。 図10は、本発明の効果を説明する断面図である。
符号の説明
1 セクタ
2 Xデコーダ
3 正電圧レベルシフタ
4 負電圧レベルシフタ
5 プリXデコーダ
6 Yデコーダ
8 セレクタデコード配線
9 正電源配線
10 負電源配線
12、12_0〜12_p サブデコーダ
13 正電圧デコーダ
14 負電圧デコーダ
15 出力ドライバ群
18 出力ドライバ
20 不揮発性半導体記憶装置
30 Xデコーダ部
41、42 論理回路
51、52、53、54 レベルシフタ
61、62 制御信号

Claims (11)

  1. 行列状に配列された複数の不揮発性メモリセルと複数のワード線とを備えるメモリセルアレイと、
    消去動作時に、前記複数のワード線から一つの選択ワード線を選択して負電圧を供給し、前記選択ワード線以外の非選択ワード線に正電圧を供給するXデコード部と
    を具備する
    不揮発性半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記Xデコード部は、
    前記複数のワード線に対応して設けられ、少なくとも前記負電圧及び前記正電圧のいずれか一方を出力する複数の出力ドライバと、
    前記複数の出力ドライバの各々に、前記負電圧を供給する負電圧デコーダと、
    前記複数の出力ドライバの各々に、前記正電圧を供給する正電圧デコーダと
    を具備し、
    前記複数の出力ドライバの各々は、前記複数のワード線のうちから一つを選択するワード線選択信号と、前記負電圧及び前記正電圧のいずれか一方を選択する電圧選択信号とに基づいて、前記複数のワード線のうちの対応するものに、前記電圧選択信号に対応する電圧を供給する
    不揮発性半導体記憶装置。
  3. 請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記電圧選択信号は、前記負電圧を選択する負電圧選択信号と前記正電圧を選択する正電圧選択信号を含み、
    前記複数の出力ドライバの各々は、
    ゲートに前記ワード線選択信号を供給され、一方の端子を第1ノードに、他方の端子を第2ノードに接続された第1導電性の第1トランジスタと、
    ゲートに前記正電圧選択信号を供給され、一方の端子を前記第1ノードに、他方の端子を前記第2ノードに接続された前記第1導電性の第2トランジスタと、
    ゲートに前記ワード線選択信号を供給され、一方の端子を前記第2ノードに、他方の端子を第3ノードに接続された第2導電性の第3トランジスタと、
    ゲートに前記負電圧選択信号を供給され、一方の端子を前記第2ノードに、他方の端子を第3ノードに接続された前記第2導電性の第4トランジスタと
    を備え、
    前記第1ノードは、前記正電圧が供給され、
    前記第3ノードは、前記負電圧が供給され、
    前記第2ノードは、前記複数のワード線のうちの対応するものに接続されている
    不揮発性半導体記憶装置。
  4. 請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    第1アドレス信号に基づいて、前記ワード線選択信号を出力するプリXデコード部を更に具備し、
    前記負電圧デコーダは、第2アドレス信号に基づいて、前記負電圧選択信号を出力し、
    前記正電圧デコーダは、前記第2アドレス信号に基づいて、前記正電圧選択信号を出力する
    不揮発性半導体記憶装置。
  5. 請求項4に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記Xデコード部は、
    前記負電圧デコーダに前記負電圧を供給する負電圧レベルシフタと、
    前記正電圧デコーダに前記正電圧を供給する正電圧レベルシフタと
    を更に備える
    不揮発性半導体記憶装置。
  6. (a)行列状に配列された複数の不揮発性メモリセルと複数のワード線とを備えるメモリセルアレイにおける消去動作時に、複数のワード線から一つの選択ワード線を選択するステップと、
    (b)前記選択ワード線に負電圧を供給し、前記選択ワード線以外の非選択ワード線に正電圧を供給するステップと
    を具備する
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  7. 請求項6に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記(a)ステップ及び前記(b)ステップは、前記複数のワード線の全てについて行われる
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  8. 請求項6に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記(a)ステップは、
    (a1)前記複数のワード線のうちから一つを選択するワード線選択信号に基づいて、前記選択ワード線を選択するステップを備え、
    前記(b)ステップは、
    (b1)前記負電圧を選択する負電圧選択信号に基づいて前記選択ワード線に前記負電圧を供給し、前記正電圧を選択する正電圧選択信号に基づいて前記非選択ワード線に正電圧を供給するステップを備える
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  9. 請求項8に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記(a1)ステップは、
    (a11)第1導電性の第1トランジスタ及び第2導電性の第3トランジスタにおけるゲートに前記ワード線選択信号を供給するステップを備え、
    前記(b1)ステップは、
    (b11)前記第1導電性の第2トランジスタにおけるゲートに前記正電圧選択信号を供給し、前記第2導電性の第4トランジスタにおけるゲートに前記負電圧選択信号を供給するステップを備え、
    前記第1トランジスタは、一方の端子を第1ノードに、他方の端子を第2ノードに接続され、
    前記第2トランジスタは、一方の端子を前記第1ノードに、他方の端子を前記第2ノードに接続され、
    前記第3トランジスタは、一方の端子を前記第2ノードに、他方の端子を第3ノードに接続され、
    前記第4トランジスタは、一方の端子を前記第2ノードに、他方の端子を第3ノードに接続され、
    前記第1ノードは、前記正電圧が供給され、
    前記第3ノードは、前記負電圧が供給され、
    前記第2ノードは、前記選択ワード線が接続されている
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  10. 請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記(a11)ステップは、
    (a111)第1アドレス信号に基づいて、前記ワード線選択信号を出力するステップを含み、
    前記(b11)ステップは、
    (b111)第2アドレス信号に基づいて、前記負電圧選択信号を出力し、前記第2アドレス信号に基づいて、前記正電圧選択信号を出力するステップを含む
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  11. 請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記(b11)ステップは、
    (b12)前記第3ノードに負電圧レベルシフタで前記負電圧を供給するステップと、
    (b13)前記第1ノードに正電圧レベルシフタで前記正電圧を供給するステップと
    を含む
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
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