JP2007315319A - 内燃機関のオイル通路構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルポンプからオイルフィルタまでのオイル通路長を抑えると共にオイル通路形状を簡素化できる内燃機関のオイル通路構造を提供する。
【解決手段】オイルポンプ71を覆うポンプカバー21dにオイルフィルタ62が取り付けられ、前記オイルフィルタ62は、そのオイル流入口が前記オイルポンプ71のオイル吐出口75に対向するように取り付けられる。
【選択図】図7

Description

この発明は、自動二輪車等の車両のエンジンに好適な内燃機関のオイル通路構造に関する。
従来、上記エンジンにおいては、クランクシャフトの回転に伴い駆動するオイルポンプによりエンジン各部にエンジンオイルを供給する(例えば、特許文献1参照。)。オイルポンプから排出されたオイルは、ケーシング内でUターンした後にオイルフィルタのオイル流入口に向けて吐出される。
実開昭62−715号公報
しかしながら、上記従来の構成においては、オイルポンプからオイルフィルタまでのオイル通路長が長く、かつオイル通路形状が複雑化するため、流路抵抗が増加してオイル流量を減少させるという課題がある。
そこでこの発明は、オイルポンプからオイルフィルタまでのオイル通路長を抑えると共にオイル通路形状を簡素化できる内燃機関のオイル通路構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、クランクシャフト(例えば実施例のクランクシャフト31)を支持するクランクケース(例えば実施例のクランクケース21)と、前記クランクシャフトの側方を覆うクランクケースカバー(例えば実施例の右ケースカバー21c)と、オイルをエンジン各部へ供給するオイルポンプ(例えば実施例のオイルポンプ71)と、同一側にオイル流入口(例えば実施例のオイル流入口66b)及びオイル流出口(例えば実施例のオイル流出口66a)を有するオイルフィルタ(例えば実施例のオイルフィルタ62)とを備える内燃機関(例えば実施例のエンジンE)のオイル通路構造において、前記オイルフィルタは、そのオイル流入口が前記オイルポンプのオイル吐出口(例えば実施例のオイル吐出口75)に対向するように取り付けられることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記クランクケースカバーには、前記オイル流入口に向けて開口すると共にリリーフ弁(例えば実施例のリリーフ弁91)に至るリリーフ通路(例えば実施例のリリーフ通路92)が設けられ、該リリーフ通路における前記オイルポンプとリリーフ弁との間には、前記クランクケースカバーの内側に配置された発電機(例えば実施例のジェネレータ47)に向けてオイルを噴射するオイル噴射口(例えば実施例のオイル噴射口93)が設けられることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記オイルポンプの駆動軸(例えば実施例の駆動軸72)が前記クランクシャフトに直結されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記オイルポンプを覆うオイルポンプカバー(例えば実施例のポンプカバー21d)を備え、該オイルポンプカバーには、前記オイルフィルタの少なくとも下部外周を覆うように張り出す保護壁(例えば実施例の保護壁78)が設けられることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、オイルポンプのオイル吐出口からオイルフィルタのオイル流入口までのオイル通路が直線的に連なることでオイル通路長が抑えられ、流路抵抗を低減してオイル流量を増加させることができる。また、オイル通路形状が簡素化されるため、部品加工工数の削減を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、オイルポンプからオイル噴射口までの距離が抑えられると共に、リリーフ弁よりも上流側にオイル噴射口が設けられることで、該オイル噴射口に高い油圧をかけることができ、発電機に向けて効果的にオイルを噴射することができる。
請求項3に記載した発明によれば、オイルポンプをクランクシャフトで直接的に駆動させることができ、より高い油圧を得ることが可能となる。
請求項4に記載した発明によれば、オイルフィルタを泥や水等の地面からの跳ね返りから保護できると共に、オイルフィルタ着脱時の地面等への滴下を防止することができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す低床式車両であるスクータ型自動二輪車1において、車体フレームFは前端部にヘッドパイプ13を備え、このヘッドパイプ13に前輪WFを軸支するフロントフォーク11及び操向ハンドル12が繰向可能に支持される。また、車体フレームFの後部下側には、自動二輪車1の原動機であるエンジンEを前部に、駆動輪である後輪WRの車軸Sを後部にそれぞれ配置した一体のスイング式動力ユニット(以下、パワーユニットという)Uが配置される。
パワーユニットUの前部上側は、不図示の懸架リンクを介して車体フレームFの後部に上下揺動可能に支持される。一方、パワーユニットUの後端部は、緩衝装置であるリアクッション7を介して車体フレームFの後端部に支持される。このようなパワーユニットUは、前記懸架リンク周りをピボットとして後輪WRと共に上下に揺動可能であり、所謂ユニットスイング式のリアサスペンションを構成する。
車体フレームFは、ヘッドパイプ13から後下がりに延びる左右一対の上ダウンフレーム14と、該上ダウンフレーム14よりも下方においてヘッドパイプ13から後下がりに延びた後に後方へ屈曲して延びる左右一対の下ダウンフレーム15とを備える。下ダウンフレーム15の後部は後上がりに屈曲して延びる後部傾斜部15aとされ、該後部傾斜部15aの下側に上ダウンフレーム14の後端が接合される。
上ダウンフレーム14の後部には、後上がりに傾斜する左右一対のシートレール16の前端が接合される。シートレール16は前記後部傾斜部15aよりも緩やかな傾斜をなし、該シートレール16の中間部に後部傾斜部15aの上端が接合される。また、シートレール16の後部と後部傾斜部15aの中間部との間には筋交い状のサポートフレーム10が渡設される。これらヘッドパイプ13、上ダウンフレーム14、下ダウンフレーム15、シートレール16、及びサポートフレーム10を主に、前記車体フレームFが構成される。
車体フレームFの周囲は車体カバー19で覆われる。車体カバー19の後部上にはタンデム型の乗員用シート20が開閉可能に配置される。乗員用シート20の下方であってパワーユニットUの上方には、ヘルメット等を収容可能な物品収容箱18が配置される。
図2,3,4を併せて参照し、パワーユニットUは、その前部のエンジンEと後部左側の動力伝達装置Mとを一体的に組み合わせてなる。
エンジンEは、クランクシャフト31の回転軸線C1を左右方向に沿わせた水冷式単気筒エンジンであり、クランクケース21の前端部からシリンダ部22を前方に向けて略水平に(詳細にはやや前上がりに傾斜させて)突出させてなる。以下、シリンダ部22の突出方向に沿う軸線をシリンダ軸線C2として説明する。
クランクケース21は、左右ケース半体21a,21bに分割構成され、該クランクケース21の左ケース半体21aには、その後部左側から左方に張り出した後に後方に延出する左ケース本体23aが一体形成される。左ケース本体23aは、その左側に取り付く左ケースカバー23bと共に動力伝達装置Mにおける変速機ケース23を構成する。クランクケース21の右側部には右ケースカバー21cが取り付けられる。なお、符号21dは右ケースカバー21cの右外側に取り付くポンプカバーを、符号62はポンプカバー21dの右外側部に取り付くオイルフィルタを、符号54は右ケースカバー21cの前端部に取り付くオイルクーラをそれぞれ示す。
動力伝達装置Mは、前後プーリに無端状のベルトを掛け回してなるベルト式無段変速機構24(図1参照)と、該ベルト式無段変速機構24の出力を減速して後部出力軸(車軸S)に出力するギヤ式減速機構25(図3参照)とを有してなる。ベルト式無段変速機構24は変速機ケース23の前後に渡って収容され、ギヤ式減速機構25は変速機ケース23の後部内側に収容される。変速機ケース23の後部右側に突出する車軸Sには後輪WRが取り付けられる。
クランクケース21の右ケース半体21bの後部右側には、前後に延在して車軸Sの右端部を支持する補助アーム26の前端部が取り付けられる(図3参照)。この補助アーム26と変速機ケース23とが後輪WRを支持する左右アームとなり、パワーユニットU全体が後輪WRと共に上下に揺動可能である。変速機ケース23及び補助アーム26の後端部には、左右一対の前記リアクッション7の下端部を軸支するユニット側クッション連結部27がそれぞれ設けられる。各リアクッション7の上端部は、左右シートレール16後端部の車体側クッション連結部17にそれぞれ軸支される。
図2を参照し、シリンダ部22は、クランクケース21の前端部に取り付けられるシリンダブロック32と、該シリンダブロック32の前端部に取り付けられるシリンダヘッド33と、該シリンダヘッド33の前端部に取り付けられるヘッドカバー33aとを主としてなる。
シリンダブロック32内にはシリンダ軸線C2に沿うシリンダボア32aが形成され、該シリンダボア32a内にピストン34が往復動可能に嵌装される。ピストン34にはコンロッド35の小端部が連結され、該コンロッド35の大端部がクランクシャフト31のクランクピン31aに連結される。クランクシャフト31は、クランクピン31aを支持する左右クランクウェブ31bのさらに外側に左右ジャーナル31cを有し、該左右ジャーナル31cがクランクケース21の左右軸受け部36a,36bにメタルベアリング36cを介して回転自在に支持される(図4参照)。
シリンダヘッド33は、シリンダボア32aの前端開口を閉塞して上死点にあるピストン34と共に燃焼室37を形成する。ここで、エンジンEはOHC四バルブ型であり、前記燃焼室37のルーフ形成部にはそれぞれ吸気ポート38の下流側開口及び排気ポート39の上流側開口が二つずつ形成され(図19参照)、該各開口がそれぞれ吸気バルブ41及び排気バルブ42により開閉される。
各バルブ41,42のステムは側面視V字状をなして前方に延び、これら各ステム間には単一のカムシャフト43が配置され、該カムシャフト43が不図示のカムチェーンを介してクランクシャフト31と共に回転駆動する。このカムシャフト43の回転駆動により、該カムシャフト43と各バルブ41,42のステム上端との間に跨る吸気側又は排気側ロッカーアーム44,45が揺動し、これらが各バルブ41,42を往復動させて各ポート38,39の燃焼室37側の各開口を開閉させる。なお、クランクシャフト31の右ジャーナル31cの右側には、シリンダ部22右側に配された前記カムチェーンを巻き掛けるドライブスプロケット31dが設けられる(図4参照)。
クランクシャフト31の左端部には、前記ベルト式無段変速機構24のドライブプーリ24aが同軸配置される。一方、図4を参照し、クランクシャフト31の右端部には、ジェネレータ47におけるアウタロータ47aが同軸配置される。アウタロータ47aは右方に開放するカップ状のもので、クランクケース21の右側面から右方に張り出し、該右側面を覆う右ケースカバー21c内に入り込むように配置される。アウタロータ47a内には、右ケースカバー21cが支持するステータコイル47bが配置される。
クランクシャフト31の上方には、該クランクシャフト31とは別軸のバランサシャフト48が設けられる。バランサシャフト48はクランクシャフト31と平行な回転軸線を有し、その右端部のドリブンギヤ48bをクランクシャフト31のドライブギヤ31eに噛み合わせることで、該クランクシャフト31と等速で回転する。バランサシャフト48の左右中間に位置するバランサウェイト48aは、クランクピン31aを避けつつ左右クランクウェブ31b間に入り込むように設けられており、該バランサウェイト48aの回転範囲と左右クランクウェブ31bの回転範囲とがこれらの一部においてラップする。
ここで、バランサシャフト48の右方には、エンジンE内に冷却水を循環させるためのウォータポンプ51が配置される。ウォータポンプ51は、右ケースカバー21cとポンプカバー21dとの間に配置されるもので、その駆動軸52はバランサシャフト48と同軸に配置され、該駆動軸52が左右内側に延出してバランサシャフト48右端に相対回転不能に接続されることで、クランクシャフト31及びバランサシャフト48の回転に伴いウォータポンプ51が駆動する。ウォータポンプ51のケーシング53は、右ケースカバー21c及びポンプカバー21dにより形成される。
図5を併せて参照し、ポンプカバー21dにおける前記ケーシング53を形成する部位は左右外側に凸の突起状に形成され、該突状部周辺に冷却水流出入用のホースが複数接続される。
右ケースカバー21cの前端部に取り付くオイルクーラ54は、ウォータポンプ51から送給される冷却水を用いる水冷式のもので、右ケースカバー21cの前端部から概ねシリンダ軸線C2に沿って前方へ突出するように設けられる。このオイルクーラ54内には、その基端側から右ケースカバー21c内のエンジンオイルが導入され、該オイルが所定の経路を通過しつつ冷却された後に、同じく前記基端側から右ケースカバー21c内に戻される。
図1,2に示すように、エンジンEのシリンダ部22の上方には吸気系部品としてのスロットルボディ55が配置され、該スロットルボディ55の前端(下流側)がインシュレータ55aを介してシリンダヘッド33上側の吸気ポート38の上流側開口に接続される。パワーユニットUの右上方かつスロットルボディ55の後方にはエアクリーナ56が配置され(図5参照)、該エアクリーナ56がコネクティングチューブ56aを介してスロットルボディ55の後端(上流側)に接続される。シリンダ部22下側の排気ポート39の下流側開口には排気管57の基端が接続され、該排気管57がエンジンE周辺で屈曲しつつ後方へ延びて後輪WR右側に配置されたサイレンサ57aに接続される。
ここで、エアクリーナ56から吸気ポート38の下流側開口に至るまでの吸気通路58は、シリンダ部22基端側(クランクケース21側)に向けて開放する側面視U字状をなしている。
詳細には、スロットルボディ55は、その内部に形成する吸気通路58の軸線C3を略水平にして(詳細には、やや後上がりに傾斜させて)配置され、該スロットルボディ55前端と吸気ポート38の上流側開口とを接続するインシュレータ55aは、スロットルボディ55から連なる吸気通路58を下方に湾曲させるように形成され、吸気ポート38は、その上流側開口から下流側開口に至るまでインシュレータ55aから連なる吸気通路58を斜め下後方に湾曲させるように形成される。
図6を併せて参照し、スロットルボディ55には、吸気通路58に燃料を噴射するインジェクタ59が一体的に取り付けられる。インジェクタ59は、スロットルボディ55の上側(換言すれば、吸気通路58を挟んでシリンダ部22と反対側)において該スロットルボディ55の軸線C3に対して前下がりに傾斜して配置され、その前端の噴射口60を吸気通路58内に臨ませるべく、該噴射口60をスロットルボディ55の上部内壁に開口させる。
スロットルボディ55内には、その内部の吸気通路58を開閉する円盤状のスロットルバルブ61が設けられる。スロットルバルブ61は、概ね左右方向に沿う回動軸61aを介してスロットルボディ55に回動可能に支持され、スロットル開時にはその上部を前方に、下部を下方に移動させるべく、図6において左回りに回動する。ここで、インジェクタ59におけるスロットルボディ55の上部内壁に開口する噴射口60は、スロットルバルブ61の回動軸61a(回動中心)よりも吸気下流側であってスロットルバルブ61の回動に要する範囲(バルブ回動範囲)Hの吸気下流側端Tよりも回動軸61a側に位置している。
図1を参照し、乗員用シート20は、その前半部を構成する運転者用シート20aに対し、後半部を構成する後部同乗者用シート20bが上方に段差状に変位して設けられるもので、例えば運転者用シート20a及びその後端のシートバック20cが不図示のヒンジを介して回動することで、乗員用シート20の前後に渡って設けられた物品収容箱18へのアクセスが可能となる。物品収容箱18の底壁18aは、エンジンEのシリンダ部22及びスロットルボディ55等を避けるべく、運転者用シート20aの下方において上方に凸の湾曲形状をなし、パワーユニットUの上下揺動時に要するエンジンE及び吸気系部品等の逃げスペースを確保している。
図8に示すように、ポンプカバー21dの右外側部に取り付くオイルフィルタ62は、有底円筒状のケース63内にエレメント65を収容し、円盤状のセットプレート66でケース63開口を閉塞してなるカートリッジ式とされる。以下、オイルフィルタ62の中心軸線(ケース63及びセットプレート66の中心軸線)を軸線C4とする。オイルフィルタ62は、その軸線C4を左右方向に沿わせ、かつそのケース63開口側端(基端)をポンプカバー21dの右外側部に対向させ、該右外側部から右方に突出するようにポンプカバー21dに取り付けられる。
セットプレート66の中央部にはオイル流出口66aが形成されると共に、その周囲には複数のオイル流入口66bがプレート平面視(左右方向視)で円周上に並ぶように形成される。すなわち、オイルフィルタ62は、そのケース63開口側端の各オイル流入口66bからその内部にオイルを流入させ、該オイルをエレメント65の外側から内側へ通過させてろ過した後、同じくケース63開口側端のオイル流出口66aからオイルを流出させる。
図7を併せて参照し、ポンプカバー21dの右外側部には、オイルフィルタ62取り付け用のホルダ部67が設けられる。ホルダ部67は、オイルフィルタ62と略同軸の円形台座状のもので、その中央部にはオイルフィルタ62のオイル流出口66aと対向する連通孔68が形成されると共に、該連通孔68からは右外側に向けてノズル68aが突設され、該ノズル68a外周のネジ山とオイル流出口66a内周のネジ山とを螺合し締め込むことで、オイルフィルタ62がホルダ部67に着脱可能に取り付けられると共に、ノズル68a及び連通孔68とオイル流出口66aとが互いに連通する。このとき、ケース63開口側端外周のシール64がホルダ部67右外側外周のシール面69に密接することで、オイルフィルタ62とホルダ部67との間が油密にシールされる。
ここで、図4を併せて参照し、ポンプカバー21dと右ケースカバー21cとの間には、エンジンE内の各部にエンジンオイルを供給するためのオイルポンプ71が配置される。オイルポンプ71はクランクシャフト31の右方に位置し、その駆動軸72はクランクシャフト31のジャーナル31cと同軸に配置され、該駆動軸72の左端がクランクシャフト31の右端に相対回転不能に接続されことで、クランクシャフト31の回転に伴いオイルポンプ71が駆動する。オイルポンプ71のケーシング73は、ポンプカバー21d及び右ケースカバー21cにより形成される。
オイルポンプ71はトロコイド型のもので、側面視円形の前記ケーシング73内にアウタロータ及びインナロータを配置してなる。ケーシング73の略中央には前記駆動軸72が配置され、ケーシング73の外周部には該ケーシング73内へのオイル吸入口74及びオイル吐出口75が配置される。前記オイル吸入口74には右ケースカバー21cのオイル通路が連通し、前記オイル吐出口75にはオイル入口部76を介してホルダ部67の油溝77が連通する。油溝77は、ホルダ部67の右外側において連通孔68の周囲を囲むように環状に設けられるもので、該油溝77の底部前側であって前記オイル吐出口75と左右方向で対向する部位に前記オイル入口部76が形成される。
オイルポンプ71の駆動軸72は、オイルフィルタ62の軸線位置に対して斜め下後方にオフセットし、かつホルダ部67の前記シール面69と側面視で重なるように設けられ、この駆動軸72とオイルフィルタ62の軸線位置との間に前記オイル入口部76が設けられる。オイル入口部76及びオイル吐出口75は、ホルダ部67に取り付けたオイルフィルタ62のオイル流入口66bと対向するように配置され、該オイル流入口66bに対して油溝77を介して連通する。これにより、オイルポンプ71からオイルフィルタ62に至るまでのオイル通路長が最小限に抑えられる。
図5,7に示すように、ポンプカバー21dの右外側には、ホルダ部67に取り付けたオイルフィルタ62の下部外周を下方から覆う保護壁78が一体形成される。保護壁78は、側面視で上方に開放する円弧状をなし、ポンプカバー21d側面から右方に延出する半円筒状のものとされる。保護壁78の内周面は、オイルフィルタ62の外周面から所定量離間する。また、保護壁78の左方への延出高さは、オイルフィルタ62の左方への突出高さよりも低く設定される。
次に、エンジンEにおけるオイルの流通経路について図9を参照して説明する。
まず、図10,11、13,14を併せて参照し、クランクシャフト31の回転に伴いオイルポンプ71が駆動すると、クランクケース21下部に貯留されたエンジンオイルは、右ケース半体21bにおいてクランクケース21下部から上方に向けて延びる第一オイル通路81、該第一オイル通路81の上端部から右方に向けて右ケース半体21b及び右ケースカバー21cに跨って延びる第二オイル通路82、該第二オイル通路の右側端部から右ケースカバー21c及びポンプカバー21dの間において上方に向けて延びる第三オイル通路83を経て、オイルポンプ71内にそのオイル吸入口74から吸入される。
次いで、図7を併せて参照し、オイルポンプ71のオイル吐出口75から排出されると共にオイル入口部76を介してホルダ部67の油溝77内に吐出されたオイルは、該油溝77を介してオイルフィルタ62の各オイル流入口66bに直接的に導入される。そして、オイルフィルタ62を通過しろ過されたオイルは、オイルフィルタ62のオイル流出路より導出されると共にノズル68a及び連通孔68を介して右ケースカバー21cにおける第四オイル通路84内に送給される。
図13を参照し、第四オイル通路84は、前記連通孔68と対向する後端部から斜め下前方に向けて延び、右ケースカバー21c前端部のオイルクーラ54用の取り付け部54tに至るもので、該第四オイル通路84内のオイルは、前記取り付け部54tからオイルクーラ54内に導入され、該オイルクーラ54を通過し冷却された後に、右ケースカバー21cにおける第五オイル通路85内に送給される。第五オイル通路85は、前記取り付け部54tから斜め下後方に向けて延びるもので、該第五オイル通路85内のオイルは、該第五オイル通路85の後端部から第六オイル通路86内に送給される。
図11,12,14、16,17を参照し、第六オイル通路86は、前記第五オイル通路85の後端部から左方に向けて右ケースカバー21c及び右ケース半体21bに跨って延びるもので、その左端部は左右ケース半体21a,21bの合わせ面に至り、該左端部からは、第六オイル通路86に対して後方にオフセットした位置にて左右に延びた後に上方に屈曲して延びる左右軸受けオイル通路86a,86bが形成される。
左右軸受けオイル通路86a,86bは、それぞれ左右ケース半体21a,21bにおいて前記左右軸受け部36a,36bに至るもので、これら左右軸受けオイル通路86a,86bを介して、第六オイル通路86内のオイルが左右軸受け部36a,36bのメタルベアリング36cにおけるクランクシャフト31との摺接面に供給される。左右軸受け部36a,36bに供給されたオイルは、自然滴下等によりクランクケース21下部に戻され、該オイルが上述の経路を経て繰り返しエンジンE内を循環する。
図16を参照し、左軸受け部36aに供給されたオイルの一部は、左ケース半体21aにおいて左軸受け部36aから前方へ延びてシリンダブロック32用の取り付け部32tに至る第七オイル通路87、及びシリンダ部22左側においてシリンダ軸線C2に沿うように延びる第八オイル通路88を経て、シリンダヘッド33内の各バルブ41,42、ロッカーアーム44,45、及びカムシャフト43等の動弁機構に供給される。シリンダヘッド33内に供給されたオイルは、シリンダ部22右側のカムチェーン室89(図18,19参照)を経てクランクケース21下部に戻される。なお、クランクケース21内と変速機ケース23内とは油密に仕切られており、変速機ケース23内にオイルが供給されることはない。
上記オイルの循環において、例えばエンジンEが高回転時にはオイル通路内の油圧が高まるが、この油圧が所定値に達した際には、右ケースカバー21c内に設置されたリリーフ弁91が作動し、オイルポンプ71が吐出するオイルの一部をクランクケース21下部に戻して油圧を調整する。
図7,8,13,15を参照し、ポンプカバー21dの油溝77の底部下側からは、第一リリーフ通路92aがポンプカバー21d及び右ケースカバー21cに跨って左方に向けて延び、該第一リリーフ通路92aの左端部からは、第二リリーフ通路92bが右ケースカバー21cにおいて下方に向けて延び、該第二リリーフ通路92bの下端部からは、第三リリーフ通路92cが右ケースカバー21c及び右ケース半体21bに跨って左方に向けて延びる。第三リリーフ通路92c内には前記リリーフ弁91が配置される。第三リリーフ通路92cは、リリーフ弁91の下流側において下方に屈曲してクランクケース21下部に至る。
前記各リリーフ通路92a,92b,92cからなるリリーフ通路92は、オイルフィルタ62の各オイル流入口66b及びオイルポンプ71のオイル入口部76から直接的に分岐することとなる。また、リリーフ通路92における第一リリーフ通路92aの左端には、右ケースカバー21c内側に配置された前記ジェネレータ47に対して第一リリーフ通路92a内のオイルを噴射するためのオイル噴射口93が設けられ、該オイル噴出孔からのオイルの噴射により、ジェネレータ47が適宜冷却される。このとき、オイルポンプ71からオイル噴射口93までのオイル通路長が短く、かつリリーフ弁91手前の比較的高い油圧を得てオイルが噴射されることから、ジェネレータ47に対して効果的にオイルを噴き付けることが可能である。なお、オイル噴射口93から噴射されたオイルは、自然滴下等によりクランクケース21下部に戻される。
次に、シリンダ部22のウォータジャケット周りについて図6,18,19を参照して説明する。
シリンダブロック32には、シリンダボア32a外周を取り囲むようにシリンダ側ウォータジャケット101が形成されると共に、シリンダヘッド33には、各バルブ41,42周りを取り囲むようにヘッド側ウォータジャケット102が形成される。シリンダ側ウォータジャケット101は、シリンダブロック32におけるシリンダヘッド33との合わせ面32sにおいてシリンダヘッド33側に環状に開放する一方、シリンダヘッド33におけるシリンダブロック32との合わせ面33sには、ヘッド側ウォータジャケット102のシリンダ側開口102aがシリンダ軸線C2を中心とした円周上に複数形成され、前記両合わせ面32s,33sを所定のガスケットを介して密接させることで、両ウォータジャケット101,102が互いに連通して冷却水の流通が可能となる。
ここで、シリンダブロック32の例えば上壁右側には、シリンダヘッド33内の冷却水温を検出する水温センサ103が取り付けられる。水温センサ103は、シリンダブロック32の合わせ面32s近傍に形成されたセンサ取り付け部104に対し、シリンダ部22基端側(クランクケース21側)から挿通するように取り付けられる。この水温センサ103の挿通方向に沿う軸線(以下、センサ軸線という)C5は、シリンダ軸線C2に対し、シリンダヘッド33側ほどシリンダ内側となるように傾斜する。また、センサ軸線C5のシリンダ軸線C2に対する傾斜角度は鋭角とされる。
温度センサの挿通方向先端側は、センサ軸線C5に沿うピン状の検出部103aとされ、該検出部103a内にはサーミスタが内蔵される。検出部103aの基端側にはセンサ軸線C5に沿う比較的大径の軸部103bが連なり、かつ該軸部103bの基端側には拡径部103cが設けられ、該拡径部103cにはセンサ軸線C5に沿うようにクランクケース21側に突出するコネクタ103dが一体的に保持される。
センサ取り付け部104は、センサ軸線C5に沿うセンサ挿通孔104a及びセンサ軸線C5と直交するセンサ取り付け座面104bを形成するもので、センサ挿通孔104a内周のネジ山に前記軸部103b外周のネジ山を螺合し、取り付け座面104bに前記拡径部103cの先端面を密接させることで、温度センサがセンサ取り付け部104に固定される。このとき、水温センサ103は、その直ぐ上方に位置するスロットルボディ55とシリンダブロック32との間のデッドスペース内に配置されると共に、シリンダ側ウォータジャケット101に隣接して配置されることとなる。ここで、スロットルボディ55内の吸気通路58の軸線C3と水温センサ103のセンサ軸線C5とは略平行とされる。
センサ取り付け部104は、そのシリンダヘッド33側の面がシリンダブロック32の前記合わせ面32sの一部を構成する。また、センサ挿通孔104aのシリンダヘッド33側の部位には、前記ネジ山を残して座刳り部104cが形成されると共に、該座刳り部104cに連なるように、シリンダヘッド33の前記合わせ面33aにはセンサ連通口102bが形成される。このセンサ連通口102bを通じて、水温センサ103の検出部103aがヘッド側ウォータジャケット102内に進入し、該ヘッド側ウォータジャケット102内の冷却水の温度を直接的に検出可能である。前記センサ連通口102b及び座刳り部104cは、シリンダヘッド33とシリンダブロック32とに跨ってヘッド側ウォータジャケット102の一部を構成することとなるが、当該部位のシールは前記両合わせ面32s,33s間のガスケットにより良好に行われる。
以上説明したように、上記実施例におけるオイル通路構造は、クランクシャフト31を支持するクランクケース21と、前記クランクシャフト21の側方を覆う右ケースカバー21cと、オイルをエンジン各部へ供給するオイルポンプ71と、同一側にオイル流入口66b及びオイル流出口66aを有するオイルフィルタ62とを備えるエンジンEに適用されるものであって、前記オイルフィルタ62は、そのオイル流入口66bが前記オイルポンプ71のオイル吐出口75に対向するように取り付けられるものである。
この構成によれば、オイルポンプ71のオイル吐出口75からオイルフィルタ62のオイル流入口66bまでのオイル通路が直線的に連なることでオイル通路長が抑えられ、流路抵抗を低減してオイル流量を増加させることができる。また、オイル通路形状が簡素化されるため、部品加工工数の削減を図ることができる。
また、上記オイル通路構造においては、前記右ケースカバー21cには、前記オイル流入口66bに向けて開口すると共にリリーフ弁91に至るリリーフ通路92が設けられ、該リリーフ通路92における前記オイルポンプ71とリリーフ弁91との間には、前記右ケースカバー21cの内側に配置されたジェネレータ47に向けてオイルを噴射するオイル噴射口93が設けられることで、オイルポンプ71からオイル噴射口93までの距離が抑えられると共に、リリーフ弁91よりも上流側にオイル噴射口93が設けられることで、該オイル噴射口93に高い油圧をかけることができ、ジェネレータ47に向けて効果的にオイルを噴射することができる。
さらに、上記オイル通路構造においては、前記オイルポンプ71の駆動軸72が前記クランクシャフト31に直結されることで、オイルポンプ71をクランクシャフト31で直接的に駆動させることができ、より高い油圧を得ることが可能となる。
しかも、上記オイル通路構造においては、前記オイルポンプ71を覆うポンプカバー21dを備え、該ポンプカバー21dには、前記オイルフィルタ62の下部外周を覆うように張り出す保護壁78が設けられることで、オイルフィルタ62を泥や水等の地面からの跳ね返りから保護できると共に、オイルフィルタ62着脱時の地面等への滴下を防止することができる。
この発明の実施例における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車のパワーユニットのエンジン周りの左側面図である。 上記パワーユニット周りの上面図である。 上記エンジンの展開断面図である。 上記パワーユニット周りを左後から見た斜視図である。 上記エンジンのシリンダ上部及び吸気通路周りの左側面図である。 上記エンジンのポンプカバーの右側面図である。 図7のA−A断面図である。 上記エンジンのオイル通路を示す上面図である。 上記エンジンのクランクケースの右ケース半体の左側面図である。 図10のA−A断面図である。 図10のB−B断面図である。 上記エンジンの右ケースカバーの左側面図である。 図13のA−A断面図である。 図13のB−B断面図である。 上記エンジンのクランクケースの左ケース半体及び変速機ケースの左ケース本体の左側面図である。 図16のA−A断面図である。 上記エンジンのシリンダブロックをクランクケース側から見た矢視図である。 上記エンジンのシリンダヘッドをクランクケース側から見た矢視図である。
符号の説明
1 自動二輪車(スクータ型車両)
F 車体フレーム
E エンジン(内燃機関)
M 動力伝達装置
U パワーユニット(スイングユニット)
21 クランクケース
21c 右ケースカバー(クランクケースカバー)
21d ポンプカバー(オイルポンプカバー)
31 クランクシャフト
47 ジェネレータ(発電機)
62 オイルフィルタ
66a オイル流出口
66b オイル流入口
71 オイルポンプ
72 駆動軸
75 オイル吐出口
78 保護壁
91 リリーフ弁
92 リリーフ通路
93 オイル噴射口


Claims (4)

  1. クランクシャフトを支持するクランクケースと、前記クランクシャフトの側方を覆うクランクケースカバーと、オイルをエンジン各部へ供給するオイルポンプと、同一側にオイル流入口及びオイル流出口を有するオイルフィルタとを備える内燃機関のオイル通路構造において、
    前記オイルフィルタは、そのオイル流入口が前記オイルポンプのオイル吐出口に対向するように取り付けられることを特徴とする内燃機関のオイル通路構造。
  2. 前記クランクケースカバーには、前記オイル流入口に向けて開口すると共にリリーフ弁に至るリリーフ通路が設けられ、該リリーフ通路における前記オイルポンプとリリーフ弁との間には、前記クランクケースカバーの内側に配置された発電機に向けてオイルを噴射するオイル噴射口が設けられることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のオイル通路構造。
  3. 前記オイルポンプの駆動軸が前記クランクシャフトに直結されることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関のオイル通路構造。
  4. 前記オイルポンプを覆うオイルポンプカバーを備え、該オイルポンプカバーには、前記オイルフィルタの少なくとも下部外周を覆うように張り出す保護壁が設けられることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の内燃機関のオイル通路構造。

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