JP2015045272A - エンジンユニットにおける冷却水の流路構造 - Google Patents

エンジンユニットにおける冷却水の流路構造 Download PDF

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【課題】全体としての冷却能力を落とすことなく、効率良く潤滑オイルを冷却できるようにする。【解決手段】エンジンユニット100の右側部に配置されたウォータポンプ室114と、エンジンユニット100の右側部でウォータポンプ室114に隣接配置されたオイルフィルタ室112と、エンジンユニット100のケーシングに形成され、ウォータポンプ室114にラジエタ9L、9Rからの冷却水を導入する第1の冷却水路119及び第2の冷却水路120とを備え、オイルフィルタ室112をウォータポンプ室114及び冷却水路119、120から隔てる隔壁122には、オイルフィルタ室112側に冷却フィン123が一体成形されている。第2の冷却水路120はウォータポンプ室114の上流側で第1の冷却水路119に合流する。【選択図】図5

Description

本発明は、ラジエタから導入される冷却水により潤滑オイルを冷却するようにしたエンジンユニットにおける冷却水の流路構造に関する。
水冷式のエンジンユニットにおいて、ラジエタから導入される冷却水により各部を冷却するとともに、エンジン潤滑系の潤滑オイルを冷却するようにしたものがある。この種の技術として、例えば特許文献1には、シリンダブロック内においてエンジン潤滑系の油を冷却するようにしたV型エンジンのシリンダブロック構造が開示されている。
特許第3487043号公報
ラジエタから導入される冷却水により潤滑オイルを冷却する場合、全体としての冷却能力を落とすことなく、効率良く潤滑オイルを冷却できるようにする必要がある。例えば潤滑オイルを冷却するために冷却水が流れる冷却水路を屈曲させる等すると、圧力損失が大きくなって、全体としての冷却水の流量を下げる要因となってしまう。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、全体としての冷却能力を落とすことなく、効率良く潤滑オイルを冷却できるようにすることを目的とする。
本発明のエンジンユニットにおける冷却水の流路構造は、エンジンユニットと、前記エンジンユニットに導入する冷却水を冷却するラジエタとを備えたエンジンユニットにおける冷却水の流路構造であって、前記エンジンユニットの左右方向の一方の側部に配置されたウォータポンプ室と、前記エンジンユニットの前記一方の側部で前記ウォータポンプ室に隣接配置されたオイルフィルタ室と、前記エンジンユニットのケーシングに形成され、前記ウォータポンプ室に前記ラジエタからの冷却水を導入する二流路と、前記オイルフィルタ室を前記ウォータポンプ室及び前記二流路から隔てる隔壁に設けられた、前記オイルフィルタ室側の冷却フィンとを備えたことを特徴とする。
また、本発明のエンジンユニットにおける冷却水の流路構造の他の特徴とするところは、前記二流路は、前記エンジンユニットの前記一方の側部で前記ウォータポンプ室に直線的に冷却水を導入する第1の冷却水路と、前記第1の冷却水路よりも左右方向の内側で冷却水を導入し、前記ウォータポンプ室の上流側で前記第1の冷却水路に合流する第2の冷却水路とからなる点にある。この場合に、前記第2の冷却水路が前記第1の冷却水路に合流するために屈曲する箇所が、前記オイルフィルタ室の前に位置するようにしてもよい。また、前記エンジンユニットの前方の左右にラジエタが配置されており、前記左右のラジエタのうち左右方向の他方のラジエタが第1のホースを介して前記第1の冷却水路に接続し、前記一方の側のラジエタが第2のホースを介して前記第2の冷却水路に接続し、前記エンジンユニットの前面視において前記第1のホースと前記第2のホースとが交差するようにしてもよい。
また、本発明のエンジンユニットにおける冷却水の流路構造の他の特徴とするところは、前記エンジンユニットの前方に左右のラジエタが配置されており、前記左右のラジエタのうち左右方向の前記一方の側のラジエタの底部位置の高さが、他方の側のラジエタの底部位置の高さよりも高い点にある。
本発明によれば、エンジンユニットのウォータポンプ室に二流路で冷却水を導入するとともに、オイルフィルタ室をウォータポンプ室及び二流路から隔てる隔壁のオイルフィルタ室側に冷却フィンを設けるようにしたので、全体としての冷却能力を落とすことなく、効率良く潤滑オイルを冷却することができる。
実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 エンジンユニット及びラジエタを後方から見た斜視図である。 エンジンユニット及びラジエタを前面視した図である。 エンジンユニットの右側部の前上部の斜視図である。 エンジンユニットの右側部に配置されたオイルフィルタ室及びウォータポンプ室を示す斜視図である。 ウォータポンプ室及びオイルフィルタ室のカバーを示す斜視図である。 第1の冷却水路と第2の冷却水路との関係を示す断面図である。 エンジンユニットまわりを後方から見た斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
まず、図1を参照して、本発明を適用可能な自動二輪車の例を説明する。図1は、実施形態に係る所謂オフロードタイプの自動二輪車の右側面図である。なお、本願において上下、左右、前後とは、自動二輪車の乗員から見た方向をいうものとする。各図において、必要に応じて前方を矢印Fr、後方を矢印Rr、右側を矢印R、左側を矢印Lにより示す。
車体前方上部にはステアリングヘッドパイプ1が配置されており、該ステアリングヘッドパイプ1内に不図示のステアリング軸が回動可能に挿通する。ステアリング軸の上端にはハンドル2が結着される。また、ステアリング軸の下端にはフロントフォーク3が取り付けられ、該フロントフォーク3の下端には前輪4が回転可能に軸支される。
ステアリングヘッドパイプ1からは、左右一対のメインフレーム5が車体後方に向かって斜め下方に傾斜して延出する。また、ステアリングヘッドパイプ1からは、ダウンチューブ6が略垂直下方に延出し、ダウンチューブ6は下部付近でロアフレーム6aとして左右に分岐する。これら一対のロアフレーム6aは下方に延びた後に、車体後方に向かって略直角に曲げられる。ロアフレーム6aの後端部は、左右一対のボディフレーム7を介してメインフレーム5の各後端部に連結される。ボディフレーム7からは不図示のシートレールが後方に延出し、シート8を支持する。
メインフレーム5とダウンチューブ6及びロアフレーム6aとボディフレーム7とによって囲まれる空間には、駆動源である水冷式のエンジンユニット100が搭載される。
エンジンユニット100の前方にはラジエタを含む冷却系を備える。図2に示すように、エンジンユニット100の前方に左右のラジエタ9L、9Rが配置され、ダウンチューブ6に固定される。詳しくは後述するが、左右のラジエタ9L、9Rによって冷却された冷却水は、ホース18、19によりエンジンユニット100に導入される(水流W1、W2を参照)。そして、エンジンユニット100の各部の冷却を行った後の冷却水は、ホース20によりラジエタ9L、9Rに戻される(水流W0を参照)。
また、エンジンユニット100の上方には燃料タンク10が配置され、その燃料供給口はキャップ11によって栓止されている。燃料タンク10には燃料ポンプユニットが内蔵され、この燃料ポンプユニットによってエンジンユニット100に燃料を供給する。
車体前後方向の略中央の下部に設けられた左右一対のボディフレーム7には、リヤスイングアーム13の前端部が上下に揺動可能に支持される。リヤスイングアーム13の後端部には駆動輪である後輪14が回転可能に軸支される。図1では省略するが、車体左側において、後輪14のドリブンスプロケットとエンジンユニット100のドライブスプロケットとにチェーンが巻回されており、エンジンユニット100の動力が後輪14に伝達される。リヤスイングアーム13は、ショックアブソーバ(後輪懸架装置)を介して車体に懸架される。
後輪14の右上方にはマフラ(排気消音器)15が配置される。図8にも示すように、エンジンユニット100のシリンダヘッド103に接続するエキゾーストパイプ16が、シリンダヘッド103の前部から右側を通るように湾曲し、車体後方に延出してマフラ15に結合する。エンジンユニット100で生成された燃焼後の排気ガスは、エキゾーストパイプ16を通ってマフラ15から排気される。エキゾーストパイプ16には、運転者の右足に対応する位置にカバー17が被覆されている。
次に、エンジンユニット100における冷却水の流路構造について説明する。この例では、エンジンユニット100は4サイクル単筒エンジンとする。
図2は、エンジンユニット100及びラジエタ9L、9Rを後方から見た斜視図である。また、図3は、エンジンユニット100及びラジエタ9L、9Rを前面視した図である。
エンジンユニット100において、クランクシャフトを回転可能に収容支持するクランクケース101と、ピストンを上下動可能に収容するシリンダブロック102と、動弁装置を収容するシリンダヘッド103と、シリンダヘッド103の蓋となるシリンダヘッドカバー104とが略上下方向に連接される。
クランクケース101は、割り面Pに沿って左右2つ割りに構成される。クランクケース101において、前側にクランクシャフトが回転可能に収容支持されており、後側にはミッション室105が、右側にはクラッチ室106が、左側にはマグネト室107が構成される。ミッション室105には、クランクシャフトの回転出力を減速して後輪14に伝達するための複数のミッションギヤが列設されている。クラッチ室106には、クラッチ装置が配設され、クラッチレバー操作によりクランクシャフト及びミッションギヤ間の動力伝達を接続/遮断制御するようになっている。クラッチ室106は、クラッチインナカバー108及びクラッチカバー109により覆われる。マグネト室107には、ステータコイル及びマグネトロータを含むジェネレータが配設される。マグネト室107は、マグネトカバーにより覆われる。
図2に示すように、シリンダヘッド103の後部にインテークポート110が設けられ、このインテークポート110と不図示のエアクリーナボックスとの間に吸気通路が配置構成される。吸気通路の途中には燃料インジェクタが配設されたスロットルボディが配置され、燃料タンク10から所定タイミングで所定量の燃料が供給される。
また、図3に示すように、シリンダヘッド103の前部にエキゾーストポート111が設けられ、このエキゾーストポート111にエキゾーストパイプ16が接続する。エキゾーストポート111は右向きに開口するかたちで配置され、図8に示すように、エキゾーストパイプ16がシリンダヘッド103の前部から右側を通るように湾曲し、車体後方に延出してマフラ15に結合する。この場合に、図2、図3に示すように、右側のラジエタ9Rの底部位置の高さを、左側のラジエタ9Lの底部位置の高さよりも高くしている。これにより、エキゾーストパイプ16がラジエタ9Rの底部に干渉することなくシリンダヘッド103の右側を通るように配置することができる。したがって、エンジンユニット100の前部とラジエタ9L、9Rとを近接させることが可能になり、レイアウトのコンパクト化を図ることができる。
図5に示すように、エンジンユニット100の右側部において、クラッチインナカバー108には、クラッチ室106の前上部にオイルフィルタ室112が配置、形成されている。オイルフィルタ室112には、オイルフィルタ113が収容される。マグネト室107に溜まった潤滑オイルは、オイルポンプによりミッション室105、クラッチ室106を経由してオイルフィルタ室112に供給される。オイルフィルタ室112に供給された潤滑オイルは、シリンダブロック102を経由してシリンダヘッド103へと至り、動弁装置等に供給された後、マグネト室107等に落下して回収される。
また、エンジンユニット100の右側部において、クラッチインナカバー108には、オイルフィルタ室112の前下部にウォータポンプ室114が隣接配置、形成されている。ウォータポンプ室114には、冷却水を循環させるウォータポンプインペラ115が収容される。ラジエタ9L、9Rによって冷却された冷却水がウォータポンプ室114に導入されて、シリンダブロック102等に形成されたウォータジャケットに給送されることによりエンジンユニット100の冷却が行われる。
図5にはオイルフィルタ室112及びウォータポンプ室114の内部が露呈する状態を示すが、図6に示すカバー116が被着して、オイルフィルタ室112及びウォータポンプ室114が密閉空間として構成される。カバー116には、オイルフィルタ室112と相まって密閉空間を構成する凹部117と、ウォータポンプ室114と相まって密閉空間を構成する凹部118とが形成されている。
ここで、カバー116には、ウォータポンプ室114に直線的に冷却水を導入する第1の冷却水路119が形成されている(水流W1を参照)。第1の冷却水路119は、その上部が前寄りに傾斜するように直線的に形成されている。
このようにした第1の冷却水路119は、主に冷却水の流量を確保するための経路であり、これにより全体としての冷却能力が落ちないようにすることができる。
また、クラッチインナカバー108には、第1の冷却水路119よりも左右方向の内側で冷却水を導入する第2の冷却水路120が形成されている。第2の冷却水路120は、略真上から冷却水を導入し、図7に示すように、途中で右方向に屈曲して、ウォータポンプ室114の上流側で第1の冷却水路119に合流する(水流W2を参照)。図5に示すように、第2の冷却水路120が第1の冷却水路119に合流するために屈曲する箇所を、オイルフィルタ室112の前に位置させている。なお、第2の冷却水路120がクラッチインナカバー108に形成されていると説明したが、図6に示すように、カバー116にも第2の冷却水路の一部121が形成されている。
このようにした第2の冷却水路120は、主に潤滑オイルの冷却を担う経路である。第2の冷却水路120は屈曲しているが、第2の冷却水路120の冷却水は、第1の冷却水路119を流れる流速の速い冷却水に引き込まれるかたちで流れるので、圧力損失を抑えて、効率良く潤滑オイルを冷却することができる。
オイルフィルタ室112は、ウォータポンプ室114及び冷却水路119、120(及び121)と隔壁122によって隔てられている。隔壁122のオイルフィルタ室112側には冷却フィン123が一体成形されている。これにより、冷却水路119、120(及び121)を流れる冷却水により、オイルフィルタ室112に供給される潤滑オイルを冷却することができる。
以上のように、エンジンユニット100のウォータポンプ室114に二流路(第1の冷却水路119及び第2の冷却水路120)で冷却水を導入するとともに、オイルフィルタ室112をウォータポンプ室114及び二流路119、120から隔てる隔壁122のオイルフィルタ室112側に冷却フィン123を設けるようにしたので、全体としての冷却能力を落とすことなく、効率良く潤滑オイルを冷却することができる。
次に、ラジエタ9L、9Rと第1の冷却水路119及び第2の冷却水路120との関係を説明する。
図2、図3に示すように、左側のラジエタ9Lと、第1の冷却水路119とが第1のホース18を介して接続する。第1のホース18は、左側のラジエタ9Lの下部から、シリンダブロック102の前方を略水平に車体右方向に延出して、第1の冷却水路119に接続する。
また、右側のラジエタ9Rと、第2の冷却水路120とが第2のホース19を介して接続する。第2のホース19は、右側のラジエタ9Rの下部から後方及び車体左方向に向かって屈曲しながら下方に延出し、第1のホース18の後方にまわり込んで第2の冷却水路120に接続する。
すなわち、左側のラジエタ9Lをエンジンユニット100の右側部に位置する第1の冷却水路119に接続し、右側のラジエタ9Rを第1の冷却水路119よりも左側に位置する第2の冷却水路120に接続している。したがって、図3に示すように、エンジンユニット100の前面視において第1のホース18と第2のホース19とは交差することになる。このような第1、2のホース18、19の配置関係とすることにより、図3に示すように、エンジンユニット100の右端と右側のラジエタ9Rとの間にスペースSを確保することができる。既述したようにエキゾーストパイプ16がシリンダヘッド103の前部から右側を通るように湾曲し、車体後方に延出するが、このスペースSにエキゾーストパイプ16を配置することができ、レイアウトのコンパクト化を図ることができる。
なお、図2に示すように、ウォータポンプ室114からエンジンユニット100の各部に供給されて冷却を行った後の冷却水は、シリンダヘッド103に形成された冷却水路124に導かれる。冷却水路124にはホース20が接続し、このホース20が二股に分岐して、両ラジエタ9L、9Rの上部に接続する。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば上記実施形態では、クランクケース101、シリンダブロック102、シリンダヘッド103、シリンダヘッドカバー104、クラッチインナカバー108、クラッチカバー109、カバー116等が相まって本発明でいうエンジンユニットのケーシングを構成するが、ケーシングの構成は限定されるものではない。
9L、9R:ラジエタ、18:第1のホース、19:第2のホース、100:エンジンユニット、101:クランクケース、102:シリンダブロック、103:シリンダヘッド、104:シリンダヘッドカバー、108:クラッチインナカバー、109:クラッチカバー、112:オイルフィルタ室、114:ウォータポンプ室、116:カバー、117:凹部、118:凹部、119:第1の冷却水路、120、121:第2の冷却水路、123:冷却フィン

Claims (5)

  1. エンジンユニットと、前記エンジンユニットに導入する冷却水を冷却するラジエタとを備えたエンジンユニットにおける冷却水の流路構造であって、
    前記エンジンユニットの左右方向の一方の側部に配置されたウォータポンプ室と、
    前記エンジンユニットの前記一方の側部で前記ウォータポンプ室に隣接配置されたオイルフィルタ室と、
    前記エンジンユニットのケーシングに形成され、前記ウォータポンプ室に前記ラジエタからの冷却水を導入する二流路と、
    前記オイルフィルタ室を前記ウォータポンプ室及び前記二流路から隔てる隔壁に設けられた、前記オイルフィルタ室側の冷却フィンとを備えたことを特徴とするエンジンユニットにおける冷却水の流路構造。
  2. 前記二流路は、
    前記エンジンユニットの前記一方の側部で前記ウォータポンプ室に直線的に冷却水を導入する第1の冷却水路と、
    前記第1の冷却水路よりも左右方向の内側で冷却水を導入し、前記ウォータポンプ室の上流側で前記第1の冷却水路に合流する第2の冷却水路とからなることを特徴とする請求項1に記載のエンジンユニットにおける冷却水の流路構造。
  3. 前記第2の冷却水路が前記第1の冷却水路に合流するために屈曲する箇所が、前記オイルフィルタ室の前に位置することを特徴とする請求項2に記載のエンジンユニットにおける冷却水の流路構造。
  4. 前記エンジンユニットの前方の左右にラジエタが配置されており、
    前記左右のラジエタのうち左右方向の他方のラジエタが第1のホースを介して前記第1の冷却水路に接続し、前記一方の側のラジエタが第2のホースを介して前記第2の冷却水路に接続し、
    前記エンジンユニットの前面視において前記第1のホースと前記第2のホースとが交差することを特徴とする請求項2又は3に記載のエンジンユニットにおける冷却水の流路構造。
  5. 前記エンジンユニットの前方に左右のラジエタが配置されており、
    前記左右のラジエタのうち左右方向の前記一方の側のラジエタの底部位置の高さが、他方の側のラジエタの底部位置の高さよりも高いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエンジンユニットにおける冷却水の流路構造。
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