JP2018062242A - 自動二輪車の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルホースをコンパクト且つ適正に配管すると共に、ライダーに対する熱害を有効に抑制し得る自動二輪車の冷却装置を提供する。【解決手段】オイルクーラ30は、その車幅方向の一側にインレット側及びアウトレット側のタンク部31,32を集約すると共に上下に並設して備え、これらタンク部31,32と前ンジンとに接続されるインレット側及びアウトレット側のオイルホース35,36を、タンク部31,32が配設される車幅方向の一側に偏倚して配設し、2本のオイルホース35,36のエンジン側接続先はエンジンケースの前面に設定され、車両前面視で2本のオイルホース35,36が同一平面Pに沿って配管される。【選択図】図5

Description

本発明は、ラジエータ及びオイルクーラを含む自動二輪車用エンジンの冷却装置及びこれを備えた自動二輪車に関する。
自動二輪車等において、水冷式エンジンにラジエータと併用して空冷式のオイルクーラを配置することがある。例えば、特許文献1に記載のエンジンでは、エンジンの前方において上側にラジエータを配置すると共に、下側に空冷式のオイルクーラを配置し、空冷式のオイルクーラを、車両前面視でその上辺よりも下辺の方が車幅方向に短い略台形状としている。
特開2010−64706号公報
しかしながら、従来の自動二輪車の冷却装置において、アウトレットホースがエンジンケース側面に接続されて長くなっており、また、2本のオイルホースが側面視で重なっている。このため、そのままではそれら2本のオイルホースが車両振動で相互に接触して傷つけ合う恐れがある。オイルホースは鉄パイプ、ゴムホース及び鉄パイプの3つの部分で構成されているため、油圧脈動でオイルホース自身が振動する場合がある。
また、アウトレットホースがエンジンケース側面に接続され、即ちアウトレットホースが車両外側に出っ張る配管構造であるため、特に狭小スペースにあっては他部品と接触等し易く、同様に互いを傷つけ合う恐れがある。
更に、アウトレットホースが車両外側に出っ張ると、その外側のカウリング(アンダーカウル)の形状が膨らみ、両者間の隙間を介してオイルクーラからの排風が車両後方に流れ易くなり、ライダーの足元に対する熱害対策が必ずしも十分でなくなる。また、このように車両外側に出っ張るオイルホースの配管構造のために、カウリングの設計自由度が制約されざるを得なかった。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、オイルホースをコンパクト且つ適正に配管すると共に、ライダーに対する熱害を有効に抑制し得る自動二輪車の冷却装置の提供を目的とする。
本発明の自動二輪車の冷却装置は、車体フレームの所定部位にエンジンが搭載される自動二輪車の冷却装置であって、前記エンジンの前方において上側にラジエータを配置すると共に、下側に空冷式のオイルクーラを配置し、前記オイルクーラを、車両前面視でその上辺よりも下辺の方が車幅方向に短い略台形状とし、前記エンジンの少なくとも両側方を覆うと共に、その内側空間に前記ラジエータ及び前記オイルクーラが配置されるカウリングを備え、前記オイルクーラは、その車幅方向の一側にインレット側及びアウトレット側のタンク部を集約すると共に上下に並設して備え、これらタンク部と前記エンジンとに接続されるインレット側及びアウトレット側のオイルホースを、前記タンク部が配設される車幅方向の一側に偏倚して配設し、2本の前記オイルホースのエンジン側接続先はエンジンケースの前面に設定され、車両前面視で2本の前記オイルホースが同一平面に沿って配管されることを特徴とする。
本発明によれば、オイルホースのエンジン側接続先はエンジンケースの前面に設定することで、オイルホースの長さを短くすることができ、オイルホースのコンパクト且つ適正な配管が可能になる。また、オイルホースの配管構とカウリングの隙間を詰めることで、ライダーに対する熱害を有効に抑制することができる。
本発明による冷却装置の配置構造を備えた自動二輪車の全体構成を示した図である。 本発明による冷却装置の配置構造を備えた自動二輪車のエンジンユニットまわりを右前方から見た斜視図である。 本発明による冷却装置の配置構造を備えた自動二輪車のエンジンユニットまわりを左から見た左側面図である。 本発明による冷却装置の配置構造を備えた自動二輪車のエンジンユニットまわりを前方から見た正面図である。 本発明による冷却装置の配置構造を備えた自動二輪車の当該冷却装置を車両正面から見た図である。 本発明による冷却装置の配置構造を備えた自動二輪車のエンジンユニットまわりを右から見た側面図である。 本発明による冷却装置の配置構造におけるエンジンケース側接続先まわりを模式的に示す図である。 本発明による冷却装置の配置構造とカウリングとの関係を示す車両正面から見た図である。 本発明による冷却装置の配置構造とカウリングとの関係を示す後方斜視図である。
以下、図面に基づき、本発明による自動二輪車の冷却装置の好適な実施の形態を説明する。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の冷却装置は、車体フレームの所定部位にエンジンが搭載される自動二輪車の冷却装置であって、前記エンジンの前方において上側にラジエータを配置すると共に、下側に空冷式のオイルクーラを配置し、前記オイルクーラを、車両前面視でその上辺よりも下辺の方が車幅方向に短い略台形状とし、前記エンジンの少なくとも両側方を覆うと共に、その内側空間に前記ラジエータ及び前記オイルクーラが配置されるカウリングを備え、前記オイルクーラは、その車幅方向の一側にインレット側及びアウトレット側のタンク部を集約すると共に上下に並設して備え、これらタンク部と前記エンジンとに接続されるインレット側及びアウトレット側のオイルホースを、前記タンク部が配設される車幅方向の一側に偏倚して配設し、2本の前記オイルホースのエンジン側接続先はエンジンケースの前面に設定され、車両前面視で2本の前記オイルホースが同一平面に沿って配管される。
本発明に係る自動二輪車の冷却装置において、オイルホースのエンジン側接続先はエンジンケースの前面に設定することで、オイルホースの長さを短くすることができ、オイルホースのコンパクト且つ適正な配管が可能になる。
図1は、本発明に係る冷却装置を備えた自動二輪車100の全体構成を示した図である。先ず図1を用いて自動二輪車100全体の概略構成を説明する。なお、以下の説明で用いる図において必要に応じて、自動二輪車100に乗車したライダーが車両前方を見る方向を前方とし、その逆方向を後方とする。また、ライダーの右側を右方、左側を左方とし、これらの方向をそれぞれ必要に応じて適宜、矢印により示す。
図1において鋼製あるいはアルミニウム合金材でなる左右一対の車体フレーム101の前部には、ステアリングヘッドパイプ102によって左右に回動可能に支持された左右2本のフロントフォーク103が設けられる。なお、左右一対の車体フレーム101は車両前方において結合しており、この結合部位にステアリングヘッドパイプ102が設けられ、ここに操舵中心が配されることになる。フロントフォーク103の上端にはハンドルバー104が固定され、ハンドルバー104は、その両端にグリップ105を有する。フロントフォーク103の下部には前輪106が回転可能に支持されると共に、前輪106上部を覆うようにフロントフェンダ107が固定される。前輪106は、前輪106と一体回転するブレーキディスク108を有している。
車体フレーム101はステアリングヘッドパイプ102から後方に向けて左右二又状に分岐し、それぞれが後下がりに傾斜して延出する。車体フレーム101の後部にはスイングアーム109が揺動可能に結合すると共に、両者間にリヤショックアブソーバ110が装架される。スイングアーム109の後端には後輪111が回転可能に支持される。後輪111は、後述するエンジンの動力を伝達するチェーン112が巻回されたドリブンスプロケット113を介して、回転駆動されるようになっている。後輪111の直近周囲にはその前上部付近を覆うインナフェンダ114が設けられると共に、上方にはリヤフェンダ115が配置される。
車体フレーム101の所定部位に搭載されたエンジンユニット10(一点鎖線部)には、燃料噴射装置116から混合気が供給されると共に、エンジン内での燃焼後の排気ガスが排気管117を通って排気される。本実施の形態において、エンジンは例えば4サイクル多気筒(4気筒)エンジンであってよい。それぞれの気筒の排気管117はエンジンユニット10の下側にて結合し、その後排気チャンバ118を経て車両後端付近でマフラ119から排気される。
また、エンジンユニット10の上方には、燃料タンク120が搭載され、燃料タンク120の後方にシート121(ライダシート121A及びタンデムシート121B)が連設される。ライダシート121A及びタンデムシート121Bの下方には、それぞれに対応して、フットレスト122A,122Bが配置される。なお、この例では車両左側において、前後方向略中央下部にプロップスタンド123を有している。なお、燃料タンク120の内側凹所には、燃料噴射装置116が配置され、エンジンユニット10の上方に位置してコンパクトに収容される。
また、ハンドルバー104の前方には、各種付属機器が設けられる。例えば、ヘッドランプ124は車両本体の最前方においてフェアリング128に組み込まれて設けられ、スピードメータ、タコメータ或いは各種インジケータランプ等を含むメータユニット125はフェアリング128で覆われる空間内のハンドルバー104の前方に設けられる。また、フェアリング128の上部には、ステー127を介してバックミラー126が設けられる。
また車両外装においては、カウリングであるフェアリング128及びサイドカウル129によって車両の主に前部及び側部が覆われ、車両後部にはサイドカバー130あるいはシートカウル131が被着し、これらにより所謂、流線型を有する車両の外観フォルムが形成される。このうちフェアリング128の前端部には、燃料噴射装置116の一部を構成するエアクリーナ(図示省略)に空気を送給するための空気取入口132が開口している。
次に図2〜4を用いて、本実施例におけるエンジンユニット10まわりの構成を説明する。図2はエンジンユニット10まわりを右前方から見た斜視図であり、図3はエンジンユニット10まわりを左から見た左側面図であり、図4はエンジンユニット10まわりを前方から見た正面図である。
エンジンユニット10は、左右一対の車体フレーム101に挟持されるように適度に前傾されて支持され、自動二輪車100の車体中央下部における燃料タンク120の下方に配置される。エンジンユニット10においてエンジンケースであるクランクケース11の上部に順次、シリンダブロック12、シリンダヘッド13及びシリンダヘッドカバー14が一体的に結合してなる。複数のシリンダ(気筒)を一体に備えたシリンダブロック12は、やや前傾した状態で車体の幅方向に配置される。この例ではシリンダブロック12に含まれる4気筒が左右(車幅)方向に並置され、左側から順に1番(♯1)、2番(♯2)、3番(♯3)及び4番(♯4)気筒とする(図4)。このようにエンジンユニット10は4気筒であってよいが、各気筒軸を垂直よりもやや前傾させて搭載するサイドカムチェーンタイプの並列多気筒エンジンである。なお、シリンダブロック12は、クランクケース11(の一部)と一体にアルミダイキャストにより成形される。
エンジンユニット10には吸気装置、排気装置及び冷却装置等の付属装置や補機類等が付属もしくは搭載される。吸気装置としては、燃料タンク120(図1)の前方に配置されたエアクリーナによって清浄化された空気がインテークポートに供給される。このインテークポートに供給される空気量は、スロットルバルブによって制御される。そして、インテークポートには、燃料タンク120からの燃料が燃料噴射装置116の一部を構成するインジェクタによって噴射供給されるようになっている。
排気装置としては、前述したシリンダヘッド13の前面側に排気管117(この例では4本のエグゾーストパイプを有する)が接続され、その下流側にはマフラ119が接続される。冷却装置としては、エンジンユニット10の前方において、ラジエータ20及びオイルクーラ30が配置される。これらラジエータ20及びオイルクーラ30は、エンジンユニット10の両側方を覆うサイドカウル129の内側空間に配置されることになる。
以上がエンジンユニット10まわりの主な構成の説明であるが、本発明はラジエータ20及びオイルクーラ30を含む冷却装置の配置に関するものである。従って以下では、ラジエータ20によるエンジンユニット10の冷却水冷却、オイルクーラ30による潤滑オイル冷却、及びこれらの配置構造について図2〜図4を用いて詳細に説明する。なお、図5〜図7を適宜参照する。
先ず、ラジエータ20によるエンジンユニット10の冷却水冷却について説明する。エンジンユニット10のシリンダブロック12及びシリンダヘッド13において、各シリンダの周囲に図示しないウォータジャケットが形成されており、このウォータジャケットにラジエータ20で冷却された冷却水が供給される。ラジエータ20は、エンジンユニット10のシリンダブロック12の前方に配置されており、図5に参照されるように車両前面視で略矩形状の形状を有している。
ラジエータ20は、ステー等を介して車体フレーム101あるいはシリンダブロック12の適所に支持され、その背部側には図3に参照されるようにファン21が取り付けられる。ラジエータ20は、所謂クロスフロー式(横流れ)のサイドタンク方式を採用しており、その左側方側にアウトレット側タンク部22を、その右側方側にインレット側タンク部23及びラジエータキャップ24を有している。インレット側タンク部23にはシリンダブロック12及びシリンダヘッド13内のウォータジャケットを通過して吐出された冷却水が流入し、かかる冷却水は、周囲に複数のフィンが接合されたチューブを介してアウトレット側タンク部22へ圧送される。そしてアウトレット側タンク部22に圧送され、冷却された冷却水は、エンジンユニット10の左側方側に設置されたウォータポンプ25へアウトレット側ラジエータホース26を介して圧送される。
ここで冷却水の循環の流れを説明する。ウォータポンプ25は、エンジンユニット10におけるクランクシャフト15を左側方側にて覆う発電機カバー16の斜め下後方に設置される。ウォータポンプ25には、アウトレット側タンク部22から後方に延出するアウトレット側ラジエタホース26が結合されており、ラジエータ20で冷却された冷却水が流入される。ウォータポンプ25は、内部に備えたインペラにより流入された冷却水を、シリンダインレットホース(冷却水供給ホース)27(図3)を介してシリンダブロック12内のウォータジャケットに圧送する。シリンダインレットホース27はウォータポンプ25から上方に延出し、エンジンユニット10の外形形状に沿うようにしてシリンダブロック12の後面側、正確にはシリンダヘッド13近くに形成されたゲート(図示せず)に結合し、シリンダブロック12内に形成されたウォータジャケットに冷却水を流入する。
ウォータジャケット内を巡りシリンダブロック12及びシリンダヘッド13周囲を冷却した冷却水は、シリンダヘッド13の後面側に形成されたゲートから吐出される。ここでゲートにはサーモスタットが設けられており、冷却水の温度に応じて吐き出し方向が制御されるようになっている。なお、図5のようにエンジンのシリンダヘッド13後方のサーモスタットカバーとラジエータ20のアウトレット側タンク部22の間は、車体フレーム101の内側を通るバイパス管29を介して接続される。冷却水が一定の温度以下の場合には、冷却水は、バイパス管29を介してアウトレット側タンク部22へ圧送される。一方、冷却水が一定の温度よりも高い場合には、図2に参照されるインレット側ラジエタホース28を介してインレット側タンク部23に流入し、その後冷却されることになる。
冷却水はこのようにして適時冷却され、シリンダブロック12及びシリンダヘッド13内を冷却するように循環する。なお、冷却水を循環させるための駆動源は、ウォータポンプ25であるが、ウォータポンプ25はエンジンユニット10から動力を伝達され駆動する。ウォータポンプ25は、エンジンユニット10の始動により駆動するクランクシャフト15から回転動力を伝達されたカウンタシャフト(図示せず)から回転動力を伝達されることで回転を行い、冷却水を圧送するようにしている。
次に、オイルクーラ30による潤滑オイル冷却について説明する。エンジンユニット10内においては、そのクランクシャフト15の周辺部位(具体的には、ジャーナルベアリングやクランクピンベアリング等)や変速装置、並びにシリンダヘッド内の動弁装置等にオイルクーラ30により冷却された潤滑オイルが供給される。オイルクーラ30は、エンジンユニット10の前方においてラジエータ20の下側に配置されており、図5に参照されるように車両前面視で、ラジエータ20の下辺よりも短い上辺に対してその下辺が短くされた略台形状の形状を有している。
オイルクーラ30は、ステー等を介してシリンダブロックあるいはラジエータ20に支持される。オイルクーラ30は空冷式のオイルクーラであり、所謂2パスタイプのコルゲートフィン&チューブ方式を採用し、その右側方側に上下に並設されたインレット側タンク部31及びアウトレット側タンク部32を集約して有している。なお、インレット側タンク部31及びアウトレット側タンク部32は、図2に示すラインLの位置で仕切られている。
上側に配置されたインレット側タンク部31にはエンジンユニット10内のオイルパン33に貯留された潤滑オイルが流入する。潤滑オイルは、図示しないオイルポンプによってオイルパン33から吸い上げられ、インレット側タンク部31に圧送される。その後、潤滑オイルは、周囲に複数のジグザグ状(コルゲート状)のフィンが接合されたチューブを介して下側に配置されたアウトレット側タンク部32へ圧送される。冷却された潤滑オイルは、アウトレット側タンク部32からエンジンユニット10のクランクシャフト15の周辺部位等に供給される。なお、オイルパン33は、クランクケース11の下部に取り付けられており、車幅方向の車両中心よりも右側において下方へ大きく膨出した形状となっている(図4等を参照のこと)。この場合、オイルパン33の右側部は図4に示されるように、下部側が左寄りとなるように傾斜する。そしてオイルパン33が膨出することでその左側に凹所が生じ、この凹所に、複数本集約された排気管117の集合部117′が配設される(図5等参照)。
ここで潤滑オイルの循環の流れについて説明する。オイルパン33に貯留された潤滑オイルは、先ずオイルパン33の上側に設置されたオイルポンプによりストレーナ(図示せず)を介して吸い出され、オイルパン33の前方に配置されたオイルフィルタ34(図4等参照)に圧送される。オイルフィルタ34は圧送された潤滑オイルに含まれる異物を除去して清浄化する。その後、潤滑オイルは、クランクケース11の前面部から延出するインレット側オイルホース35を介して、オイルクーラ30のインレット側タンク部31に流入される。
インレット側タンク部31に流入した潤滑オイルは、チューブを通過して冷却された後、アウトレット側タンク部32に流入し、その後、クランクケース11の前面部まで延出するアウトレット側オイルホース36を介してエンジンユニット10内のメインギャラリに送られ、クランクシャフト15周辺部位等のエンジンユニット10各部に供給される。
潤滑オイルはこのようにして循環されて、エンジンユニット10内に供給される。なお、潤滑オイルを循環させるための駆動源は、オイルポンプであるが、オイルポンプは、エンジンユニット10から動力を伝達されて駆動される。オイルポンプはウォータポンプ25と同軸であり、ウォータポンプ25のポンプ軸とオイルポンプのポンプ軸とは相互に連結されている。即ち、オイルポンプは、エンジンユニット10の始動により駆動するクランクシャフト15から回転動力を伝達されたカウンタシャフト(図示せず)から回転動力を伝達されることで回転を行い、潤滑オイルを圧送するようにしている。
さて、本発明の自動二輪車の冷却装置において、インレット側タンク部31及びアウトレット側タンク部32とエンジンとの間が、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36を介して接続される。インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36はオイルクーラ30に対して、インレット側タンク部31及びアウトレット側タンク部32が配設される車幅方向の一側、この例では右側に偏倚して配設される。
そして特に、図6はエンジンユニット10まわりを右から見た右側面図であり、図示のようにインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36のエンジン側接続先はエンジンケースであるクランクケース11の前面に設定される。この場合、車両前面視で2本のインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36が、図5の一点鎖線により示されるように同一平面Pに沿って配管される。この平面Pは、図5のように車両前面視で左上りに傾斜し、略上下前後方向に沿って開展する。
具体的構成において、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36のエンジン側接続先となるクランクケース11の前面に、図4に示されるようにクランクケース11とは別体のホース接続用のプレート37が固着する。プレート37は例えば変形矩形もしくは多角形等の形状を持つ板状体でなり、図4のようにクランクケース11の前面においてオイルフィルタ34と並設するかたちで、車幅方向右側に偏倚して配設される。プレート37はその周辺部において複数のボルト38によりクランクケース11の前面に締結固定され、図6のように適度に前傾姿勢となるように取り付けられる。
図7を参照して、プレート37が取り付くクランクケース11の前面部には、オイルフィルタ34に連通するオイル通路39とメインギャラリに連通するオイル通路40が形成されている。プレート37の前面にはオイル通路39と連通するオイル孔が形成されたボス部41が突設され、このボス部41に一体化して、右側が車幅方向に対する直交面とされた取付面42a(フランジ面)を持つ取付部42を有する。取付面42aにおいてボス部41のオイル孔が右方へ開口する。同様に、オイル通路40と連通するオイル孔が形成されたボス部43がプレート37の前面に突設され、このボス部43に一体化して、右側が車幅方向に対する直交面とされた取付面44a(フランジ面)を持つ取付部44を有する。インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36の接続先である取付部42及び取付部44は、図4のように前面視でオイルフィルタ34と並列して配置される。
ここで、インレット側オイルホース35は図6に示されるようにホース部35B(ゴム製)の両端にエルボ35A,35C(鉄製)が接続され、即ち3つの部分で構成されている。アウトレット側オイルホース36についても同様に、ホース部36B(ゴム製)の両端にエルボ36A,36C(鉄製)が接続され、即ち3つの部分で構成される。エルボ35Aの一端には図7のようにフランジ35aが付設され、このフランジ35aは取付部42の取付面42aに重合して、ボルト45によってボス部41に締結固定される。なお、エルボ35Aはボス部41のオイル孔と連通する。エルボ36Aの一端には同様に、フランジ36aが付設され、このフランジ36aは取付部44の取付面44aに重合して、ボルト46によってボス部43に締結固定される。なお、エルボ36Aはボス部43のオイル孔と連通する。
インレット側オイルホース35のエルボ35C及びアウトレット側オイルホース36のエルボ36Cは、図6のようにインレット側タンク部31及びアウトレット側タンク部32にそれぞれ接続される。この場合、エルボ35C及びエルボ36Cにフランジ35b,36bが付設され、これらのフランジ35b,36bを介してオイルクーラ30の右側面部に接続される。
2本のインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36のそれぞれフランジ35a及びフランジ36aは、プレート37上の取付部42及び取付部44に対応して、図6のように互いに隣接して配置される。即ち、取付部42及び取付部44に対応して、フランジ35a及びフランジ36aは図6のようにプレート37において所定間隔Hで上下方向に隔置される。ランジ35a及びフランジ36aは車両側面視で相互に重ならない、即ちオーバラップしない。
また、2本のインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36は図6に示されるように、車両側面視で上下方向に並んで配管され、エンジン側からオイルクーラ30側に向かって、相互間隔が大きくなる。即ち、図6に示したようにインレット側オイルホース35のエルボ35C及びアウトレット側オイルホース36のエルボ36Cのそれぞれフランジ35b,36bの間隔H1とすると、H<H1となる。
次に自動二輪車の冷却装置による主要な作用効果等について説明する。先ず、2本のインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36のエンジン側接続先はエンジンケースであるクランクケース11の前面に設定される。本例ではエンジン側接続先としてプレート37の取付部42及び取付部44であるが、クランクケース11の前面に接続することで、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36の長さを短くすることができる。
図6等に示されるようにクランクケース11とオイルクーラ30の間を最短距離で接続することにより、自動二輪車100の車両振動によるインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36のぶらつきを最小限に抑えることができる。そして、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36が車両振動等により相互にあるいは他部品と接触するのを防止し、接触による摩耗等を防ぐことができる。従来ではオイルホースがエンジンケース側面に接続されて長くなっているため、車両振動等によるぶらつきが発生せざるを得なかった。
また、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36が、同一平面Pに沿って配管される(図5)。オイルクーラ30はサイドカウル129の内側空間に配置されるが、サイドカウル129の下部は図8に示すように下方が先細となるように形成される。インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36が配管される平面Pは、図5のように車両前面視で左上りに傾斜する。これによりサイドカウル129の下部形状を維持したまま、サイドカウル129とインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36との隙間を詰めることができる。
オイルクーラ30は前述したように車両前面視で、ラジエータ20の下辺よりも短い上辺に対してその下辺が短くされた略台形状の形状を有している。平面Pは、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36が接続されるオイルクーラ30の右側面と略平行である。このように特にはオイルクーラ30の形状に合うように平面Pが設定されることで、オイルクーラ30を覆うサイドカウル129とインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36との隙間を有効に縮めることができる。更に、オイルパン33の右側部は図4からも分かるように平面Pと略平行になるように傾斜するため、オイルパン33の形状との関係でもサイドカウル129内側に配設される部品類との隙間を詰め、サイドカウル129のデザイン性向上に寄与する。
ここで、自動二輪車100の走行中において、オイルクーラ30からは排風は例えば図9に示すようにサイドカウル129の後方にて排風口129Aから排出され(図9、矢印w1)、あるいはサイドカウル129の下方にて排風口129Bから排出される(図9、矢印w2)。排風w1にあってはライダーの足元を指向し、そのままではオイルクーラ30からの排風w1がライダーの足元に対して熱風となって流れる。サイドカウル129とインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36との隙間を詰めることで、オイルクーラ30の排風を車両後方に抜け難くし、車両下方に向けることでライダーへの熱害を低減することができる。
また、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36が車両外方に出っ張る配管構造ではないため、サイドカウル129の形状に対する影響は実質的になく、これによりサイドカウル129の設計自由度が向上しデザイン面でも有利になる。
また、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36はエンジン側からオイルクーラ30側に向かって相互間隔が大きくなるように、上下方向に並んで配管される(図6)。
サイドカウル129とインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36との隙間を詰めながらも、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36相互の間隔を大きく確保する。これによりインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36同士や他部品と離して配管することができ、接触による摩耗を防ぐことができる。
また、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36のそれぞれフランジ35a及びフランジ36aは、プレート37上の取付部42及び取付部44に対応して、互いに隣接して配置される。本例ではプレート37を用いるが、エンジン側の接続をコンパクトにすることができ、組付性が向上する。この場合、クランクケース11の前面と排気管117の間の空間を有効に利用することができ、これに付随してオイル通路39及びオイル通路40も近接して配置することができる。
また、インレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36のそれぞれフランジ35a及びフランジ36aは、プレート37上の取付部42及び取付部44に締結される。ボルト45,46に対して車両側方(右側)からアクセスできるため、これらのボルト45,46の締結作業等を的確且つ効率的に行うことができる。
上記の実施例ではインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36は、エンジンケースであるクランクケース11とは別体のプレート37を介してエンジンケースに取付けられている。
別体のプレート37を設けることでインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36を配管するための曲げ点を削減でき、オイル抵抗を抑制することができる。
また、クランクケース11にオイルホース取付のための凸部(ボス)を設けずに済むのでクランクケース11の鋳造性が悪化することがない。プレート37を介することでインレット側オイルホース35及びアウトレット側オイルホース36の接続先の自由度が向上するため、オイルホース組付性も向上する。
本発明の変形において、プレート37ではなくエンジンケースにパイプを取り付けることでオイルホースを接続することも可能である。
自動二輪車100の機種の特性によって水冷オイルクーラに変更することができ、この場合プレート37を取り外してエンジンケースに水冷オイルクーラを直付けすることができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
なお、本実施の形態に係る自動二輪車100では、ホース類の配管において、オイルクーラ30のオイルホースを右側に、ラジエータ20のアウトレット側ラジエタホース26を左側に配設するようにしているが、これと逆にタンク部や各ホース類を配設しても良い。
10 エンジンユニット、11 クランクケース、12 シリンダブロック、13 シリンダヘッド、14 シリンダヘッドカバー、15 クランクシャフト、16 発電機カバー、20 ラジエータ、21 ファン、22 アウトレット側タンク部、23 インレット側タンク部、24 ラジエータキャップ、25 ウォータポンプ、26 アウトレット側ラジエタホース、27 シリンダインレットホース、28 インレット側ラジエタホース、29 バイパス管、30 オイルクーラ、31 インレット側タンク部、32アウトレット側タンク部、33 オイルパン、34 オイルフィルタ、35 インレット側オイルホース、36 アウトレット側オイルホース、37 プレート、39,40 オイル通路、42,44 取付部、100 自動二輪車。

Claims (4)

  1. 車体フレームの所定部位にエンジンが搭載される自動二輪車の冷却装置であって、
    前記エンジンの前方において上側にラジエータを配置すると共に、下側に空冷式のオイルクーラを配置し、
    前記オイルクーラを、車両前面視でその上辺よりも下辺の方が車幅方向に短い略台形状とし、
    前記エンジンの少なくとも両側方を覆うと共に、その内側空間に前記ラジエータ及び前記オイルクーラが配置されるカウリングを備え、
    前記オイルクーラは、その車幅方向の一側にインレット側及びアウトレット側のタンク部を集約すると共に上下に並設して備え、
    これらタンク部と前記エンジンとに接続されるインレット側及びアウトレット側のオイルホースを、前記タンク部が配設される車幅方向の一側に偏倚して配設し、
    2本の前記オイルホースのエンジン側接続先はエンジンケースの前面に設定され、車両前面視で2本の前記オイルホースが同一平面に沿って配管されることを特徴とする自動二輪車の冷却装置。
  2. 車両側面視で2本の前記オイルホースは上下方向に並んで配管され、前記エンジン側から前記オイルクーラ側に向かって、2本の前記オイルホースの相互間隔が大きくなることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の冷却装置。
  3. 2本の前記オイルホースのそれぞれエンジン側フランジは隣接して配置され、これらのフランジは車両側面から締め付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車の冷却装置。
  4. 2本の前記オイルホースは、前記エンジンケースとは別体のプレートを介して該エンジンケースに取り付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車の冷却装置。
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