JP2005344559A - エンジンの冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】特にアンダカット等の製造上の問題を解消するとともに、優れた冷却性能を実現するエンジンの冷却構造を提供する。
【解決手段】前傾させて搭載する並列多気筒エンジンのシリンダブロック一体型クランクケース12に、そのシリンダ列方向に延出する冷却水連絡通路78を設け、冷却水連絡通路78からウォータジャケット34に冷却水を供給する。冷却水連絡通路78は、シリンダ列後方側のウォータジャケット34の下方に隣接配置され、クランク軸27よりも後方に位置するクランクケース側壁にウォータポンプ65を配し、ウォータポンプ65から吐出される冷却水を通す下流側冷却水配管77を冷却水連絡通路78の中間部に繋ぐ。
【選択図】 図3
【解決手段】前傾させて搭載する並列多気筒エンジンのシリンダブロック一体型クランクケース12に、そのシリンダ列方向に延出する冷却水連絡通路78を設け、冷却水連絡通路78からウォータジャケット34に冷却水を供給する。冷却水連絡通路78は、シリンダ列後方側のウォータジャケット34の下方に隣接配置され、クランク軸27よりも後方に位置するクランクケース側壁にウォータポンプ65を配し、ウォータポンプ65から吐出される冷却水を通す下流側冷却水配管77を冷却水連絡通路78の中間部に繋ぐ。
【選択図】 図3
Description
本発明は、特にアルミダイキャストのシリンダ一体型クランクケースを持つ並列多気筒エンジンにおける冷却構造に関する。
従来、4サイクルまたは2サイクルエンジンの冷却装置として水冷式の冷却装置を持つものでは、シリンダを取り巻くように形成されたウォータジャケットにウォータポンプによって冷却水を供給するようにしている。その際、冷却性能の向上あるいは小型化等を図るべく種々の工夫がなされている。
たとえば特許文献1に記載のV形エンジンでは、クランク軸の軸方向他端側にオフセットされたシリンダ本体の端面に、クランク軸方向に延びる延出部を形成し、この延出部とシリンダ本体の間に段差部を形成して、この段差部にウォータポンプに冷却水を導く連絡水通路が配置される。
また、特許文献2に記載の冷却装置では、ウォータジャケット内に仕切壁を設け、この仕切壁に適宜形状の流通路が形成される。
さらに、特許文献3に記載の水冷式多気筒エンジンでは、シリンダブロックの壁体内に、各水室の下方をシリンダ配列方向に通る主水路を設け、該主水路と各水室をシリンダごとに別々に連通している。
さらに、特許文献3に記載の水冷式多気筒エンジンでは、シリンダブロックの壁体内に、各水室の下方をシリンダ配列方向に通る主水路を設け、該主水路と各水室をシリンダごとに別々に連通している。
ところで、この種の並列多気筒エンジンにおいて、クランクケースをアルミダイキャストのシリンダ一体で鋳造するとともにめっきシリンダとし、クランクケースの合せ面に対してシリンダが垂直から角度を持ち、シリンダヘッドの合せ面に水通路を持ったエンジンがある。
このタイプのエンジンでは、インテーク側のウォータジャケットの下側は鋳造上アンダカットとなり、そのままでは相当な駄肉がつく。シリンダ面はピストンと高速で摺動するため、ダイキャストの欠点である鋳造巣や鋳造ヒケあるいは割れ等は、そのままではエンジンにとって致命的な問題となる。駄肉はこのような問題を引き起こす最大の原因となっているばかりか、当然不必要な重量増加の原因ともなる。
一方、ウォータポンプは、通常カウンタ軸あるいはクランク軸によって駆動され、シリンダ軸線よりも後方に位置している。その場合、シリンダへの水通路の配管は、シリンダのインテーク側に繋げるのが最短距離になり、またポンプ効率も良くなる。
ところが、ウォータインレットの取付面の下側も鋳造上、アンダカットとなり駄肉がついてしまうため、上述のような構造のシリンダでは都合が悪い。
ところが、ウォータインレットの取付面の下側も鋳造上、アンダカットとなり駄肉がついてしまうため、上述のような構造のシリンダでは都合が悪い。
従来の対策として、たとえばシリンダエグゾースト側に配管を取り回すことにより行われる。しかしながら、この場合通路長が長くなり、ポンプロスが大きくなるだけでなく、配管をシリンダの外側またはケース下部に回り込ますための隙間が必要になる。フェアリングがある場合にはその分だけ幅が広くなり、空気抵抗の増加、性能、燃費効率の低下を引き起こす原因となる。逆にフェアリングがない場合、そのままでは転倒時に破損するおそれがある。
また、通常シリンダの場合でも偶数気筒では、ボア間のシリンダヘッド締付ネジ用ボスを跨いで通路を繋ぐのは通路を確保する上で効率が良くないため、どちらかに偏って繋いでいるのが現状である。このため各気筒の冷却を均一に行うことができず、燃焼条件のバラツキの原因ともなり、そのためにエンジン性能の低下を来す。
本発明はかかる実情に鑑み、特にアンダカット等の製造上の問題を解消するとともに、優れた冷却性能を実現するエンジンの冷却構造を提供することを目的とする。
本発明のエンジンの冷却構造は、前傾させて搭載する並列多気筒エンジンのシリンダブロック一体型クランクケースに、そのシリンダ列方向に延出する冷却水連絡通路を設け、この冷却水連絡通路からウォータジャケットに冷却水を供給するようにしたエンジンにおいて、前記冷却水連絡通路は、シリンダ列後方側の前記ウォータジャケットの下方に隣接配置され、クランク軸よりも後方に位置するクランクケース側壁にウォータポンプを配し、該ウォータポンプから吐出される冷却水を通す下流側冷却水配管を前記冷却水連絡通路の中間部に繋いだことを特徴とする。
また、本発明のエンジンの冷却構造において、前記ウォータジャケットの断面幅よりも大きな直径を有する前記冷却水連絡通路とし、この冷却水連絡通路を形成するボス肉の下側から延出するクランクケース外壁を、前記ウォータジャケットの気筒軸方向の延長線上からオフセットさせたことを特徴とする。
また、本発明のエンジンの冷却構造において、オイルパンが取り付けられるロアクランクケースの側壁に前記ウォータポンプを設けるとともに、前記クランク軸の後下方に位置させ、前記クランク軸周囲のクランクケース底壁に沿って前記ウォータポンプと、該ウォータポンプに接続される下流側冷却水配管と、前記ウォータポンプに接続される上流側冷却水配管とを概略環状に配索し、前記下流側冷却水配管の前記冷却水連絡通路に繋ぐ接続部を、前記ウォータポンプの接続部よりも前記クランク軸方向外側に配置することを特徴とする。
また、本発明のエンジンの冷却構造において、前記ウォータジャケットの下端面をピストンストロークよりも短く設定し、前記冷却水連絡通路を設ける位置を、ピストン下死点位置におけるピストン位置と略重なる高さとすることを特徴とする。
また、本発明のエンジンの冷却構造において、前記エンジンのアッパクランクケースにおいて、前記クランク軸とカウンタシャフトの前後間でその上面に面して前から順に、前記冷却水連絡通路部およびブリーザ室部を設けるとともに、互いの高さを徐々に下げ、そのブリーザ室の上方にスターティングモータを配したことを特徴とする。
本発明によれば、鋳造上ウォータジャケットによってアンダカットとなる部分に、冷却水連絡通路を横方向から形成することで、このアンダカット部分の駄肉を除去することができ、シリンダにおいて偏肉する部分がかなり緩和されるため、鋳造不良が大幅に改善される。
また、下流側冷却水配管をインテーク側のウォータジャケットに接続しているため、配管長を最短にすることができ、これに伴い配管内部の余剰冷却水を減少させる。また、同時に冷却効率を向上し、さらに、冷却水系をクランクケースの底壁に沿って、概略環状に配索することで特にエンジン下部まわりをコンパクトに配置構成することができる。さらに、下流側冷却水配管の冷却水連絡通路に繋ぐ接続部を、クランクシャフト軸方向外側に配置し、すなわち外側寄りに位置させることでエンジン上部での組付性を向上させ、アッパクランクケースの上面後側における補機類等の搭載性を向上することができる。
以下、図面に基づき、本発明によるエンジンの冷却構造における好適な実施の形態を説明する。
図1は、この実施形態において本発明を適用した自動二輪車の一例を示している。ここで先ず、図1に示すように自動二輪車100の概略構成を説明すると、自動二輪車100は車体フレーム101を有し、その前方にヘッドパイプ102が設けられる。ヘッドパイプ102には図示しないサスペンション機構を内装し、前輪103を回動自在に支持する左右一対のフロントフォーク104等から構成されるステアリング機構が設けられる。
図1は、この実施形態において本発明を適用した自動二輪車の一例を示している。ここで先ず、図1に示すように自動二輪車100の概略構成を説明すると、自動二輪車100は車体フレーム101を有し、その前方にヘッドパイプ102が設けられる。ヘッドパイプ102には図示しないサスペンション機構を内装し、前輪103を回動自在に支持する左右一対のフロントフォーク104等から構成されるステアリング機構が設けられる。
車体フレーム101はたとえばツインチューブ型のものであり、ヘッドパイプ102の直後で左右方向に拡開された後、互いに平行に後斜下方に延びる左右一対のタンクレール105と、このタンクレール105の後端部に接続され、略上下方向に向かって延びる左右一対のセンターフレーム106と、このセンターフレーム106の後上端から後方に延びる左右一対のシートレール107とを含む。
タンクレール105の上方には燃料タンク108が配置され、シートレール107の上方には運転シート109が配置される。また、センターフレーム106の中央下部にはピボット軸110が架設され、スイングアーム111がピボット軸110廻りにスイング自在に枢着される。そして、このスイングアーム111の後端に後輪112が回動自在に軸支される。
自動二輪車100は車体の前部が流線形のカウリング113で覆われ、走行中の空気抵抗低減と、走行風圧からのライダの保護とが図られている。また、車体の後部の運転シート109まわりには後輪112の上方を覆うようにシートカウル114が取り付けられ、さらにその後部にリヤフェンダ115が設けられる。
図2に示されるように自動二輪車100の車体中央下部における燃料タンク108の下方には、たとえば4サイクル水冷並列4もしくは6気筒のエンジンユニット10が配置される。エンジンユニット10において、複数のシリンダ(気筒)を一体に備えたシリンダアッセンブリ11が、クランクケース12の上部にやや前傾した状態で車体の幅方向に配置される。この例ではたとえば4気筒であってよいが、各気筒軸を垂直よりもやや前傾させて搭載するサイドカムチェーンタイプの並列多気筒エンジンである。この場合特に、後述するようにシリンダアッセンブリ11は、クランクケース12(の一部)と一体にアルミダイキャストにより成形される。
エンジンユニット10には燃料供給装置、吸気装置、排気装置および冷却装置等の付属装置や補機類等が付属もしくは搭載される。すなわち、燃料タンク108の内奥部に収容されたエアクリーナ13からは、エアクリーナエレメント14によって清浄された空気がインテークポート15に供給される。このインテークポート15に供給される空気量は、スロットルバルブ16によって制御される。また、インテークポート15にはインジェクタ17によって燃料が噴射供給される。
シリンダアッセンブリ11の前側には排気装置を構成するエグゾーストパイプ18(この例では4本あるいは6本のエグゾーストパイプを有する)が接続され、その下流側にはマフラ19が接続される。各エキゾーストパイプ18はその上流端がシリンダアッセンブリ11の前部に接続され、エンジンユニット10の前面から一旦下方に向かって延びた後、クランクケース12の前下部にて概略L字状に曲がり、さらにエンジンユニット10の下部を回って後方に延びる。この場合、エグゾーストパイプ18を集合管18Aにて2本あるいは3本ずつ左右で集合させてもよい。また、4気筒の場合にあっては4本すべてを集合させて、その下流側にマフラ19を接続することもできる。
また、ヘッドパイプ102の下方であってエンジンユニット10の前方には、冷却装置を構成するラジエタ20が配置される。ラジエタ20のラジエタ本体20Aはステー21等を介して、シリンダアッセンブリ11あるいは車体フレーム101(特にタンクレール105)の適所に支持され、その背部側にはファン22が取り付けられている。ラジエタ20は上流側冷却水配管23を介して、後述するウォータポンプと接続され、該ウォータポンプに冷却した冷却水を供給する。
つぎに図3〜図5は、エンジンユニット10まわりを示している。図3はエンジンユニット10の左側面図、図4はその上面図、図5はその背面図である。なお、各図において矢印FrおよびRrはそれぞれ車両前後方向を示し、また、矢印LおよびRはそれぞれ車両左右方向を示す。
クランクケース12は、前述のようにシリンダブロック一体型のアッパクランクケース24とロアクランクケース25とが上下半割で結合し、その合せ面26にクランクシャフト27等を始めとする各軸を支持する。クランクケース12の後半部はミッションケースを兼ねており、内部にトランスミッションギヤが収容配置される。このミッションケース部の上面にはスターティングモータ28およびそのアイドルギヤ29や発電機(マグネト)30等が搭載される。ロアクランクケース25の下部には、合せ面31を介してオイルパン32が結合する。
シリンダアッセンブリ11の各シリンダ33の周囲にはウォータジャケット34が形成され、後述のようにウォータポンプから供給される冷却水がウォータジャケット34内を流通するようになっている。なお、各シリンダ33は所謂めっきシリンダであり、シリンダライナ(スリーブ)を有していない。
クランクシャフト27はクランクケース12内で車幅方向に配置されるが、アッパクランクケース24およびロアクランクケース25の合せ面26に設定されたジャーナルベアリング35(図4)によって軸支される。シリンダアッセンブリ11の上部にはシリンダヘッド36およびシリンダヘッドカバー37を有し、シリンダヘッド36の下面にはシリンダ33のシリンダボアと整合するように形成された燃焼室38を有する。シリンダヘッド36内には、燃焼室38に連通する前述のインテークポート15とエグゾーストポート39とが形成されている。
各シリンダ33においてシリンダボア内にはピストン40が摺動自在に嵌入し、該ピストン40はピストンピン41を介してコンロッド42の小端部42aと連結する。また、コンロッド42の大端部42bは図4に示されるように、クランクシャフト27に対をないして設けられたクランクウェブ27a,27b間に形成されたクランクピン27cと連結する。クランクシャフト27およびピストン40をこのように連結することにより、ピストン40の往復運動がコンロッド42を介してクランクシャフト27の回転運動に変換され、かくしてエンジン出力が得られる。
シリンダヘッド36内部にはインテークポート15を開閉制御する吸気バルブ43と、エグゾーストポート39を開閉制御する排気バルブ44を有し、これらのバルブ43,44はそれぞれ吸気側カム45および排気側カム46によって駆動される。
クランクケース12の後半部において図4に示されるように、クランクシャフト27と平行してカウンタ軸47とドライブ軸48が配置される。これらの軸は、アッパクランクケース24およびロアクランクケース25の合せ面26に支持される。カウンタ軸47およびドライブ軸48間にはたとえば6段変速機構を構成するトランスミッション装置49が配置構成され、カウンタ軸47の回転がトランスミッション装置49を介して、ドライブ軸48へ変速して伝達されるようになっている。ドライブ軸48の軸端にはドライブスプロケット50が取り付けられており、後輪112の車軸に装架されたスプロケット(図示せず)およびドライブスプロケット50相互間にチェーン51が巻回され、これによりエンジンユニット10から後輪112へ動力伝達経路が形成される。
カウンタ軸47の右側軸端には、図4のようにクラッチ装置52が軸装される。また、カウンタ軸47の右側軸端部には、ニードルベアリング54を介してプライマリドリブンギヤ53が回転自在に軸支される。一方、クランクシャフト27にはプライマリドライブギヤが設けられており、これらのギヤは常時噛合している。プライマリドリブンギヤ53の右側にはクラッチハウジング55が一体回転可能に支持されており、このクラッチハウジング55の内周部には軸方向に変位可能な複数枚のドライブプレート56が収容される。また、カウンタ軸47にはクラッチスリーブ57が一体回転可能に設けられており、このクラッチスリーブ57には軸方向に変位可能な複数枚のドリブンプレート58が、ドライブプレート56と交互に重なるように配設される。
また、クラッチハウジング55の右端開口には、これを塞ぐように押圧ディスク59が配設され、この押圧ディスク59はスプリング60の弾力によって、図4において図中、左方に付勢されている。カウンタ軸47の中空内部にはその軸方向にスライド自在なプッシュロッド61が嵌挿されており、このプッシュロッド61は左側軸端部に付設したクラッチレリーズ機構62に連係している。プッシュロッド61の右側軸端部は押圧ピース63に当接する。
クラッチレバーを握ると、プッシュロッド61を介して押圧ピース63が図4において図中、右方に押動され、押圧ディスク59はスプリング60の弾力に抗して右方に変位する。これによりドライブプレート56とドリブンプレート58の間の摩擦係合が弛緩し、クラッチが切れた状態になる。なお、クラッチ装置52はクラッチカバー64によって覆われる。
さて、図3あるいは図5等にも示されるようにクランクシャフト27よりも後方に位置するクランクケース12(ロアクランクケース25)の側壁25aにウォータポンプ65が配置される。このロアクランクケース25の側壁25a部分は、前上方に位置する気筒列の幅と比べてその幅寸法がかなり小さく、すなわち図4に示されるようにクランク軸端部からエンジンユニット10のセンタ寄りに幅方向距離Sだけ引っ込んで、もしくは奥まっている。また、ウォータポンプ65の取付部位はクランク軸端部寄りの、クランク軌跡に沿う形状の底壁25b部分(図3参照)よりも後方であり、かつ若干下方である。
この実施形態ではウォータポンプ65は、クランクシャフト27からの動力が伝達される別軸(この例では、後述するようにカウンタ軸47によって駆動されるポンプ軸)により駆動される。すなわち、図4に示されるようにクランクシャフト27とカウンタ軸47の間には、オイルポンプ66(図5参照)のポンプ軸67が回転自在に配置される。ポンプ軸67の軸端に設けたギヤ68とカウンタ軸47に設けたギヤ69(図4)とがチェーンを介して連結され、オイルポンプ66はカウンタ軸47の回転によって駆動される。
なお、オイルパン32内にはオイルストレーナ70が装着され、オイルパン32内に溜まったオイルは、オイルストレーナ70を介してオイルポンプ66によって汲み上げられるようになっている。オイルポンプ66から吐出されるオイルはオイルフィルタ71を通って、潤滑を要するエンジン各部に供給される。オイルフィルタ71は、クランクケース12(ロアクランクケース25)の前部に装着され、該オイルフィルタ71の直前に配置されたオイルクーラのクーラコア内を、ウォータポンプ65から吐出される冷却水が循環するようになっている。
ウォータポンプ65は、オイルポンプ66のポンプ軸67と同軸配置された駆動軸72を有し、両軸の端部は凹凸嵌合構造73を介して連結される。駆動軸72はロアクランクケース25の側壁25a部分にて、軸受74を介して回転自在に支持される。すなわち、ウォータポンプ65の駆動軸72は、オイルポンプ66のポンプ軸67と同期回転する。駆動軸72の一端には、カバー75によって形成されるキャビティ内で回転するインペラ76が軸着し、このインペラ76の回転で冷却水を循環させる。
前述した上流側冷却水配管23は一端側がラジエタ20と接続され、他端側がウォータポンプ65と接続され(図5等)、すなわちラジエタ20およびウォータポンプ65間を接続する。ウォータポンプ65にはまた、シリンダアッセンブリ11のウォータジャケット34へ冷却水を供給する下流側冷却水配管77が接続される。
ここで、クランクケース12(アッパクランクケース24)には図3あるいは図5に示すように、シリンダアッセンブリ11のシリンダ列方向に延出する冷却水連絡通路78が設けられる。そして、この冷却水連絡通路78からウォータジャケット34に冷却水を供給するようにしている。冷却水連絡通路78は、シリンダ列後方側のウォータジャケット34の下方に隣接配置され、その中間部に下流側冷却水配管77が繋がれる。
冷却水連絡通路78はたとえば円形断面を有し、インテーク側におけるウォータジャケット34の下方、この例ではシリンダアッセンブリ11とアッパクランクケース24の境界部分付近に横方向からの鋳抜きにより形成される。図3あるいは図6にも示すように冷却水連絡通路78は、ウォータジャケット34下部の接続部34aと連通し、すなわちシリンダアッセンブリ11の各シリンダ33のウォータジャケット34とそれぞれ接続される。
冷却水連絡通路78はウォータジャケット34の断面幅よりも大きな直径を有し、この冷却水連絡通路78を形成するボス肉の下側から延出するクランクケース(アッパクランクケース24)の外壁を、ウォータジャケット34の気筒軸方向の延長線上からオフセットさせている。
ウォータポンプ65とは反対側の下流側冷却水配管77の端部は、ウォータインレット79を介して冷却水連絡通路78と繋がれる。ウォータジャケット34の冷却水の出口にはサーモスタット80が装着され、このサーモスタット80とラジエタ20の間は冷却水配管81によって接続される。かくしてラジエタ20、上流側冷却水配管23、ウォータポンプ65、下流側冷却水配管77、冷却水連絡通路78およびウォータジャケット34を通る冷却水系が構成される。
前述したようにウォータポンプ65は、オイルパン32が取り付けられるロアクランクケース25の側壁25aに設けられるとともに、クランクシャフト27の後下方に配置される。この場合、図2に示されるようにクランクシャフト27周囲のクランクケース12の底壁25bに沿って、上流側冷却水配管23とウォータポンプ65と下流側冷却水配管77とを環状もしくはU字状、つまりクランクケース12の底壁25bを取り囲むように配索する。また、下流側冷却水配管77の冷却水連絡通路78に繋ぐ接続部、すなわちウォータインレット79を、ウォータポンプ65との接続部よりもクランクシャフト軸方向外側に配置する(図5参照)。
この場合、下流側冷却水配管77の端部に取り付けられたウォータインレット79は、冷却水連絡通路78の中間部に台座82(図3)を設けて繋がれる。ここに、冷却水連絡通路78の中間部とは、最外気筒(この例では左端部の気筒)のシリンダボア外縁よりも外側となる端部にて、冷却水連絡通路78を閉塞する盲栓83(図5あるいは図6参照9の近傍位置までを含める領域とする。つまり盲栓83のある部位に、該盲栓83の代わりに冷却水連絡通路78の延出方向から下流側冷却水配管77を接続する場合を除く意である。
冷却水連絡通路78は前述のように、接続部34aを介してウォータジャケット34と連通するが、図6の図示例のように各シリンダ33のシリンダボア毎に接続部34aを設けることができる。この場合、最外気筒を除く内側気筒については接続部34aを必ず設けるものとする。最外気筒については、図7に示したように接続部34aを設けなくてもよく、すなわち任意である。
また、図3に示されるようにウォータジャケット34の下端面(接続部34a)をピストンストロークよりも短く設定し、冷却水連絡通路78を設ける位置を、ピストン下死点位置におけるピストン位置40A(特にクラウン部付近)と略重なる高さとする。
上記の場合、アッパクランクケース24に冷却水連絡通路78部およびブリーザ室84部を設ける。それらを形成するそれぞれのボス部は、アッパクランクケース24の上面に面して前から順に、クランクシャフト27とカウンタ軸47の前後間、かつ互いの高さを徐々に下げるように配置する。
また、ブリーザ室84の上部は、別体のカバーによって閉塞する。さらに、図3等に示されるようにブリーザ室84の上方にスターティングモータ28が配置される。そして、スターティングモータ28およびブリーザ室84の左側方に(側面視で)オーバラップするかたちで、下流側冷却水配管77が配置される。マグネト30は、スターティングモータ28の後側に並置されるが、スターティングモータ28よりも外径の大きいマグネト30をその後方に配置することにより、前方の小径なスターティングモータ28の下方に大容量のブリーザ室84を配置することが可能になる。
上記構成の本発明によるエンジンの冷却構造では、上述のようにアッパクランクケース24をシリンダ一体で鋳造し、クランクケース24の合せ面26に対してシリンダ33が垂直から角度を持つエンジンユニット10において、冷却水連絡通路78は、インテーク側のウォータジャケット34の下方で横方向からの鋳抜きにより形成される。この場合、ウォータポンプ65をロアクランクケース25の側壁25aに設けるとともに、ウォータポンプ65に接続された下流側冷却水配管77は、冷却水連絡通路78の中間部に繋がれる。まず、鋳造上ウォータジャケット34によってアンダカットとなる部分に、冷却水連絡通路78を横方向から形成することで、このアンダカット部分の駄肉を除去することができる。また、シリンダ33において偏肉する部分がかなり緩和されるため、鋳造不良が大幅に改善される。
この場合、下流側冷却水配管77をインテーク側のウォータジャケット34に接続しているため、配管長を最短にすることができ、これに伴い配管内部の余剰冷却水を減少させる。また、同時に冷却効率を向上し、実質的にウォータポンプ65に対する負荷を軽減することが可能になる。
また、冷却水連絡通路78の前後方向断面幅をウォータジャケット34よりも大きくし、冷却水連絡通路78を形成するボス肉の下側から延出するクランクケースの外壁を、ウォータジャケット34の気筒軸方向の延長線上からオフセットさせることで、ねじり剛性を高めるととに、アンダカット部分の駄肉をなくすることができる。
また、上流側冷却水配管23と下流側冷却水配管77をクランクケース12の底壁25bに沿って、概略環状に配索することで特にエンジン下部まわりをコンパクトに配置構成することができる。この場合、下流側冷却水配管77の冷却水連絡通路78に繋ぐ接続部を、クランクシャフト軸方向外側に配置し、すなわち外側寄りに位置させることでエンジン上部での組付性を向上させる。つまり、アッパクランクケース24の上面後側における補機類等の搭載性を向上し、たとえばスターティングモータ28の搭載を容易にし、あるいはそうした上でブリーザ室84の容量を大きく確保することができる。
また、ウォータジャケット34の下端面をピストンストロークよりも短く設定し、冷却水連絡通路78をピストン位置40Aと重なる高さとすることで、冷却効率を向上させるとともに過冷却を防ぐことができる。この場合、ウォータジャケット34の下端までの距離をおいて各シリンダ33に分配するため、冷却水は均一に分配される。さらに、ピストン40のスラップ音が放射され難くする等の利点がある。
また、冷却水連絡通路78およびブリーザ室84等をアッパクランクケース24の上面に面して前から順に、クランクシャフト27とカウンタ軸47の前後間、かつ互いの高さを徐々に下げるように配置する。これにより実質的に重量を増すことなく、シリンダ剛性を向上させて、ねじり剛性を高めることができる。さらに、補機類等の搭載性を容易化する等の利点がある。
以上、本発明を種々の実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
たとえば、冷却水連絡通路78は鋳抜きにより形成される例を説明したが、細径で極めて長い場合には必要に応じて所謂「キリ」加工を施すことができる。
たとえば、冷却水連絡通路78は鋳抜きにより形成される例を説明したが、細径で極めて長い場合には必要に応じて所謂「キリ」加工を施すことができる。
10 エンジンユニット、11 シリンダアッセンブリ、15 インテークポート、16 スロットルバルブ、18 エキゾーストパイプ、19 マフラ、20 ラジエタ、22 ファン、23 上流側冷却水配管、24 アッパクランクケース、25 ロアクランクケース、26 合せ面、27 クランクシャフト、28 スターティングモータ、29 アイドルギヤ、30 発電機(マグネト)、31 合せ面、32 オイルパン、33 シリンダ、34 ウォータジャケット、36 シリンダヘッド、37 シリンダヘッドカバー、39 エグゾーストポート、40 ピストン、41 ピストンピン、42 コンロッド、43 吸気バルブ、44 排気バルブ、47 カウンタ軸、48 ドライブ軸、49 トランスミッション装置、50 ドライブスプロケット、52 クラッチ装置、55 クラッチハウジング、56 ドライブプレート、57 クラッチスリーブ、58 ドリブンプレート、60 スプリング、61 プッシュロッド、62 クラッチレリーズ機構、63 押圧ピース、65 ウォータポンプ、66 オイルポンプ、67 ポンプ軸、70 オイルストレーナ、71 オイルフィルタ、72 駆動軸、73 凹凸嵌合構造、76 インペラ、77 下流側冷却水配管、78 冷却水連絡通路、79 ウォータインレット、80 サーモスタット、81 冷却水配管。
Claims (5)
- 前傾させて搭載する並列多気筒エンジンのシリンダブロック一体型クランクケースに、そのシリンダ列方向に延出する冷却水連絡通路を設け、この冷却水連絡通路からウォータジャケットに冷却水を供給するようにしたエンジンにおいて、
前記冷却水連絡通路は、シリンダ列後方側の前記ウォータジャケットの下方に隣接配置され、クランク軸よりも後方に位置するクランクケース側壁にウォータポンプを配し、該ウォータポンプから吐出される冷却水を通す下流側冷却水配管を前記冷却水連絡通路の中間部に繋いだことを特徴とするエンジンの冷却構造。 - 前記ウォータジャケットの断面幅よりも大きな直径を有する前記冷却水連絡通路とし、この冷却水連絡通路を形成するボス肉の下側から延出するクランクケース外壁を、前記ウォータジャケットの気筒軸方向の延長線上からオフセットさせたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの冷却構造。
- オイルパンが取り付けられるロアクランクケースの側壁に前記ウォータポンプを設けるとともに、前記クランク軸の後下方に位置させ、
前記クランク軸周囲のクランクケース底壁に沿って前記ウォータポンプと、該ウォータポンプに接続される下流側冷却水配管と、前記ウォータポンプに接続される上流側冷却水配管とを概略環状に配索し、
前記下流側冷却水配管の前記冷却水連絡通路に繋ぐ接続部を、前記ウォータポンプの接続部よりも前記クランク軸方向外側に配置することを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンの冷却構造。 - 前記ウォータジャケットの下端面をピストンストロークよりも短く設定し、前記冷却水連絡通路を設ける位置を、ピストン下死点位置におけるピストン位置と略重なる高さとすることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの冷却構造。
- 前記エンジンのアッパクランクケースにおいて、前記クランク軸とカウンタシャフトの前後間でその上面に面して前から順に、前記冷却水連絡通路部およびブリーザ室部を設けるとともに、互いの高さを徐々に下げ、そのブリーザ室の上方にスターティングモータを配したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエンジンの冷却構造。
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