JP2016070149A - 自動二輪車のエンジンユニット冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却系部品の効率的配置を図り、スペースの有効活用を実現する。【解決手段】自動二輪車に搭載されるエンジンユニットを冷却するためのエンジンユニット冷却装置であって、ラジエータ24下方の排気管17とエンジンに囲まれた空間で、車幅方向でエンジンセンターに対して一方側にエンジンバランサを配置し、他方側にオイルクーラ40を配置すると共に、それらの外側にそれぞれリザーバタンク36とラジエータホース30,34を配置する。【選択図】図1
Description
本発明は、自動二輪車等において内燃機関であるエンジン等を含んでなるエンジンユニットの冷却装置に関する。
水冷エンジンを搭載する自動二輪車において、ゴムホースを介してラジエータと接続されたリザーバタンクを備え、ラジエータの冷却水温度の変化でラジエータ内の圧力が変動するのをリザーバタンクで吸収させる構造を持つ。また、エンジンを潤滑する潤滑油を冷却するためのオイルクーラを搭載する。これらの冷却装置類は、エンジンの適正且つ円滑作動を確保維持するために極めて重要である。
例えば特許文献1等に記載の車両ではエンジン後方の空間において、比較的に嵩張る部品を避けながらリザーバタンクが配置される。また、特許文献2に記載の車両では排気管(エキゾーストパイプ)後方のエンジン下方にオイルクーラや接続ホース等が配置されている。
冷却装置に係る冷却系部品の配置において、従来ではエンジン後方にリザーバタンク等を配置するスペース的余裕があったが、車体のスリム化やキャニスタ、ABSユニット等の追加搭載等の理由によりエンジン後方の空間に余裕がなくなってきている。一方、オイルクーラやオイルフィルタ等が配置されているエンジン下部は比較的スペースに余裕があるものの、車体の重量バランスに対する影響あるいはメンテナンス性等の理由でこの部位を利用するのは必ずしも容易でない。
本発明はかかる実情に鑑み、冷却系部品の効率的配置を図り、スペースの有効活用を実現する自動二輪車のエンジンユニット冷却装置を提供することを目的とする。
本発明による自動二輪車のエンジンユニット冷却装置は、自動二輪車に搭載されるエンジンユニットを冷却するためのエンジンユニット冷却装置であって、ラジエータ下方の排気管とエンジンに囲まれた空間で、車幅方向でエンジンセンターに対して一方側にエンジンバランサを配置し、他方側にオイルクーラを配置すると共に、それらの外側にそれぞれリザーバタンクとラジエータホースを配置したことを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車のエンジンユニット冷却装置において、前記エンジンバランサ下方にオイルクーラホースを配置し、前記オイルクーラ上方にステー部材を配置したことを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車のエンジンユニット冷却装置において、前記リザーバタンクと前記ラジエータホースは、前記エンジン幅内に収まっていることを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車のエンジンユニット冷却装置において、前記オイルクーラにはオイルフィルタが同軸に配置され、前記オイルフィルタと前記リザーバタンクは車両前方向で略同一高さであることを特徴とする。
本発明によれば、エンジンバランサとオイルクーラを車幅方向でエンジンセンターに対して一方側及び他方側に配置し、その外側にリザーバタンクと冷却水ホース類を配置することで、空間を有効に使い且つ車両の重量バランスも良くすることができる。
以下、図面に基づき、本発明における自動二輪車のエンジンユニット冷却装置の好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明の適用例としての自動二輪車における車体フレーム100に搭載されたエンジンユニット10まわりを示す斜視図である。先ず図1を用いて、これらの全体構成について説明する。なお、図1を含め、以下の説明で用いる図においては、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrにより示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lにより示す。
図1は、本発明の適用例としての自動二輪車における車体フレーム100に搭載されたエンジンユニット10まわりを示す斜視図である。先ず図1を用いて、これらの全体構成について説明する。なお、図1を含め、以下の説明で用いる図においては、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrにより示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lにより示す。
鋼製あるいはアルミニウム合金材でなる車体フレーム100は、ステアリングヘッドパイプ101の後部に一体的に結合し、後方に向けて左右一対で二又状に分岐し、ステアリングヘッドパイプ101から後下方に拡幅しながら延設する。本例では高速性能を要求される車両に好適なものとして採用される所謂、ツインスパーフレームとする。なお、図示を省略するが、ステアリングヘッドパイプ101によって左右に回動可能に支持された左右2本のフロントフォークの下部には前輪が回転可能に支持され、また、車体フレーム100の後部に揺動可能に結合するスイングアームの後端には後輪が回転可能に支持され、これらを始めとして一般的な自動二輪車の基本構造を有する。
この場合、車体フレーム100に搭載されたエンジンユニット10には、詳細を図示しないエアクリーナ及び燃料供給装置からそれぞれ供給される空気及び燃料でなる混合気が供給されると共に、エンジン内での燃焼後の排気ガスがエキゾーストパイプを通って、マフラから排気される。エンジンユニット10の上方には燃料タンクが搭載され、この燃料タンクはタンクカバーによって覆われる。燃料タンクの後方にシートが連設される。
本実施形態において、エンジンユニット10のエンジンは例えば4サイクル多気筒、典型的には並列4気筒エンジンであってよい。この実施形態におけるエンジンユニット10は図1に示されるようにクランクケース11の上部に順次、シリンダブロック12、シリンダヘッド13及びシリンダヘッドカバー14が一体的に結合してなる。また、エンジンユニット10は複数のエンジンマウントを介して、車体フレーム100の内側に収まるように懸架されることで車体フレーム100に一体的に結合支持され、それ自体で車体フレーム100の剛性部材として作用する。なお、クランクケース11の左寄り下部にはオイルパン15が付設される。
エンジンユニット10における気筒配列は、左から右に向けて1番(♯1と記す、以下同様である)気筒、♯2気筒、♯3気筒及び♯4気筒とする。♯1〜♯4の各気筒のシリンダヘッド13の前側には図2にも示すように、エンジン燃焼室に連通するエキゾーストポート16が開設され、各気筒のエキゾーストポート16にそれぞれ排気管であるエキゾーストパイプ17(図3参照)が接続される。各エキゾーストパイプ17はエキゾーストポート16から下方へ向けて湾曲して延出し、クランクケース11の下側へ入り込むように後方へ更に湾曲する。より具体的には図3に示されるように♯1気筒のエキゾーストパイプ17と♯2気筒のエキゾーストパイプ17が合流部18で合流し、♯3気筒のエキゾーストパイプ17と♯4気筒のエキゾーストパイプ17が合流部19で合流する。更に合流部18及び合流部19がそれらの後側で相互に合流することで、♯1〜♯4気筒の4本のエキゾーストパイプ17がオイルパン15の略右側方にて単一の集合管20に集合し、本例では所謂「4in2in1」タイプの排気管構造を有する。集合管20の後側には排気チャンバ21が、排気チャンバ21の後側にはマフラがそれぞれ接続される。
なお、図3に示したように♯1及び♯4気筒の左右両端のエキゾーストパイプ17が連通管22を介して相互に連通する。この連通管22は、4本のエキゾーストパイプ17の後側にて水平に架け渡される。また、♯2及び♯3気筒のエキゾーストパイプ17が連通管23を介して相互に連通する。この連通管23は、♯2及び♯3気筒のエキゾーストパイプ117の間に挟まれるように架け渡される。このように4本のエキゾーストパイプ17の所定のもの同士を、連通管22,23を介して連通することで排気性能を向上することができるようにしている。
本発明のエンジンユニット10において、冷却水を冷却するラジエータや潤滑油を冷却するオイルクーラを含む冷却装置を備える。エンジンユニット10のエンジンの前方には図3のように車両正面視でシリンダブロック12及びシリンダヘッド13と略重なるようにラジエータ24が配置される。ラジエータ24は図3に示されるように概略矩形形状を有し、本例では車幅方向もしくは左右方向側が長辺となる横長状の形態を呈する。ラジエータ24の左右幅はエンジンユニット10と略同程度であり、車体フレーム100の左右幅内に収まる。また、側面視では図4に略記したようにシリンダブロック12及びシリンダヘッド13の前方で、それらから所定間隔をおいて適度に前傾姿勢で支持される。
ラジエータ24の支持構造において、図3に示されるようにラジエータ24の上端側の左右両端部付近にて一対のブラケット25が上方へ延出する。車体フレーム100におけるステアリングヘッドパイプ101の後部付近にて一対のボス26が左右に突設され、各ブラケット25の上端部が対応するボス26にボルト締結され、これによりラジエータ24の上端側がブラケット25を介して車体フレーム100により支持される。図2に示されるようにクランクケース11の前面部右側寄りにはステー27(ステー部材)がボルト28により締結固定される。ステー27の一方の端部27aはクランクケース11の車幅方向略中央(♯2及び♯3気筒の境界部付近)において、図4のように略水平に近いかたちで前方へ延出する。ステー27の端部27aは、図3のようにラジエータ24の下端側の車幅方向略中央にて下方へ突設されたブラケット29にボルト締結され、これによりラジエータ24の下端側がステー27及びブラケット29を介してクランクケース11側に支持される。
冷却水冷却系において詳細図示は省略するが、シリンダブロック12の周囲には冷却水が循環するように形成されたウォータジャケットが形成されている。このウォータジャケットは熱交換器であるラジエータ24と接続され、ラジエータ24から適時冷却水が供給循環されるようになっている。シリンダブロック12のウォータジャケットには、図5に示されるようにシリンダブロック12の後面側上部でラジエータホース30が接続され、ラジエータホース30を介してウォータジャケットとラジエータ24の右側方側のインレット側タンク部24A(図3参照)とが接続される。なお、本例ではクロスフロー式の横型ラジエータであってよく、図3のように左側方側にアウトレット側タンク部24Bを有する。インレット側タンク部24Aには後述するリザーバタンクが接続付帯される。図4を参照して、エンジンユニット10のクランクケース11においてクランクシャフト31(図4では略記される)を左側方側にて覆うジェネレータカバー32の斜め下後方に、ウォータポンプ33が配置される。ラジエータ24のアウトレット側タンク部24Bとウォータポンプ33はラジエータホース34を介して、相互に接続される。ラジエータホース34はアウトレット側タンク部24Bから、図2のよう♯1気筒の前側を通って後下方へ延出し(図4をも参照)、ウォータポンプ33と接続する。
ここで、冷却水の循環について概説すると、ウォータポンプ33は、ラジエータホース34から供給された冷却水をシリンダブロック12内のウォータジャケットに圧送する。ウォータジャケット内を巡回してシリンダブロック12及びシリンダヘッド13まわりを冷却した冷却水は、ラジエータホース30を介してインレット側タンク部24Aに流入する。なお、冷却水が所定温度以下の場合には、サーモスタットの作用によりバイパス管35(図4)を介してウォータポンプ33へ還流される。インレット側タンク部24Aに流入した冷却水はラジエータ24によって冷却され、その後ウォータポンプ33へ供給される。
更にラジエータ24の下方には図2及び図3に示されるように、♯4気筒の前方に略対応位置してリザーバタンク36が配置される。リザーバタンク36はその上部付近で、ステー27の他方の端部27bに対してボルト締結により固定支持される。リザーバタンク36は図5に示されるインレットホース37を介して、インレット側タンク部24Aと接続され、また、図5のようにリザーバタンク36の頂部からはオーバーフローホース38が垂下される。
本発明においてまた、エンジンユニット10の可動部に潤滑油を供給して、それらを潤滑するための潤滑系が構成される。この潤滑系にはクランクシャフト31やシリンダヘッド13内に構成される動弁装置、そしてそれらを連結するカムチェーン、更にはトランスミッション等々が含まれ、図示しないオイルポンプによりオイルパン15から吸い上げた潤滑油を潤滑系に送給する。この潤滑系において、オイルポンプによってオイルパン15から吸引された潤滑油は、図2のようにクランクケース11の前面部右側寄りに配置されたオイルフィルタ39に圧送される。オイルフィルタ39により清浄化された潤滑油は、潤滑系の各部に供給される。本例ではオイルフィルタ39は、♯3気筒の前方に略対応位置して、図4に示されるように前方へ突出するように配置される。
かかる潤滑系の潤滑油を冷却するための潤滑油冷却系において、図1等に示すように本例では水冷式の熱交換器であるオイルクーラ40を備える。このオイルクーラ40にはオイルフィルタ39が同軸(前後方向)に配置され、オイルフィルタ39に出入する潤滑油の周囲を、ウォータポンプ33から供給された冷却水が流通するようになっている。オイルクーラ40は図4に示されるようにオイルクーラホース41を介してウォータポンプ33と接続され、冷却水が供給される。オイルクーラ40はまた、オイルクーラホース42を介してラジエータホース34の途中に接続され、ウォータポンプ33との間で冷却水が循環する。
上記の場合、クランクシャフト31の前方に、詳細図示等を省略するが、バランサ装置を有する。このバランサ装置を設けることで、クランクシャフト31から発生する振動を低減もしくは抑制するようにしている。バランサ装置において本例では図1等に示すように♯2気筒に略対応位置して、クランクケース11の前面部から前方に突出するかたちで一体に形成されるバランサシャフトハウジング43内に、クランクシャフト31と連結されたバランサシャフトが収容される。このバランサシャフトはクランクシャフト31と実質的に同一の高さ位置において、クランクシャフト31と所定間隔おいて平行に配置される。バランサシャフトはエンジンバランサとしての機能上、一定の質量を有し、クランクシャフト31の回転に連動して回転するようになっている。
さて、自動二輪車のエンジンユニット冷却装置において特に、ラジエータ24の下方の排気管とエンジンに囲まれた空間で、車幅方向でエンジンセンターに対して略等距離となるように一方側にエンジンバランサを配置し、反対の他方側にオイルクーラ40を配置すると共に、それらの外側にそれぞれリザーバタンク36とラジエータホース30,34が配置される。
つまり図4に示されるようにエキゾーストパイプ17とエンジン、特にクランクケース11の前面部とで囲まれた空間内に、オイルクーラ40とバランサシャフトハウジング43内のバランサ装置とが配置される。これらオイルクーラ40とバランサ装置(バランサシャフトハウジング43)は図2に示されるようにそれぞれ♯3気筒及び♯2気筒に対応配置され、即ち車幅方向でエンジン中央に関して一方側及び他方側に配置される。更にオイルクーラ40の右側にラジエータホース30、リザーバタンク36が、またバランサ装置、即ちバランサシャフトハウジング43の左側にラジエータホース34がそれぞれ配置される。
つまり図4に示されるようにエキゾーストパイプ17とエンジン、特にクランクケース11の前面部とで囲まれた空間内に、オイルクーラ40とバランサシャフトハウジング43内のバランサ装置とが配置される。これらオイルクーラ40とバランサ装置(バランサシャフトハウジング43)は図2に示されるようにそれぞれ♯3気筒及び♯2気筒に対応配置され、即ち車幅方向でエンジン中央に関して一方側及び他方側に配置される。更にオイルクーラ40の右側にラジエータホース30、リザーバタンク36が、またバランサ装置、即ちバランサシャフトハウジング43の左側にラジエータホース34がそれぞれ配置される。
図4及び図5等から分かるように各エキゾーストパイプ17はクランクケース11の前方で後方へと湾曲するが、その湾曲部はクランクケース11の前面部からかなり迫り出すように形成され、つまりエンジン下部まわりにおいてエキゾーストパイプ17との間には空間的に比較的余裕がある。本発明ではこのスペースにリザーバタンク36やオイルクーラ40等の冷却部品を効率よく配置することで排気管とエンジン間の空間を有効に利用できる。
この場合、重量物であるバランサ装置とオイルクーラ40を車幅方向中央寄りでエンジンセンターに関して一方側及び他方側に配置し、それらの外側にリザーバタンク36とラジエータホース30,34を配置することで、車両全体としての重量バランスが大幅に向上する。
この場合、重量物であるバランサ装置とオイルクーラ40を車幅方向中央寄りでエンジンセンターに関して一方側及び他方側に配置し、それらの外側にリザーバタンク36とラジエータホース30,34を配置することで、車両全体としての重量バランスが大幅に向上する。
また、バランサ装置、即ちバランサシャフトハウジング43の下方にオイルクーラホース41,42を配置し、オイルクーラ40の上方にステー27を取り付けてリザーバタンク36等を配置支持する。
このように冷却装置の主要部品類をエンジン前面側の下部まわりに集約的に配置構成することで、重量物であるリザーバタンク36をエンジンに近づけて配置できる。また、ラジエータ24に近づけてリザーバタンク36を配置できるのでインレットホース37等のホース類を短縮化することができる。
また、リザーバタンク36等の部品はエンジン前面側に配置されるため、多数の部品が混み合って配置されるエンジン後方側の場合に比べて組付性やメンテナンス性が格段に向上する。
このように冷却装置の主要部品類をエンジン前面側の下部まわりに集約的に配置構成することで、重量物であるリザーバタンク36をエンジンに近づけて配置できる。また、ラジエータ24に近づけてリザーバタンク36を配置できるのでインレットホース37等のホース類を短縮化することができる。
また、リザーバタンク36等の部品はエンジン前面側に配置されるため、多数の部品が混み合って配置されるエンジン後方側の場合に比べて組付性やメンテナンス性が格段に向上する。
更にリザーバタンク36とラジエータホース30,34は図2等に示されるように、実質的にエンジン幅内に収まって、即ちエンジンユニット10の車幅方向外側にはみ出さないように配置される。
このようにエンジンユニット冷却装置の主要部品類をエンジン前下部まわりでコンパクトに配置することにより、車幅を抑えることができ、従って車両のバンク角を大きく確保することができ、車両走行性能等を向上することができる。
このようにエンジンユニット冷却装置の主要部品類をエンジン前下部まわりでコンパクトに配置することにより、車幅を抑えることができ、従って車両のバンク角を大きく確保することができ、車両走行性能等を向上することができる。
また、オイルクーラ40にはオイルフィルタ39が同軸に接続され、図1及び図2等に示されるようにオイルフィルタ39とリザーバタンク36は車両前方向で略同一高さに配置される。
このようにリザーバタンク36、オイルフィルタ39及びオイルクーラ40を略同一高さ位置に揃えることで複数のエキゾーストパイプ17のレイアウトを容易化し、それら相互の隙間あるいは配置スペースを確保し易くなる等の利点がある。
このようにリザーバタンク36、オイルフィルタ39及びオイルクーラ40を略同一高さ位置に揃えることで複数のエキゾーストパイプ17のレイアウトを容易化し、それら相互の隙間あるいは配置スペースを確保し易くなる等の利点がある。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上記実施形態においてエンジンユニット10として並列4気筒エンジンの例でしたが、3気筒以下等、気筒数は必要に応じて増減可能である。
上記実施形態においてエンジンユニット10として並列4気筒エンジンの例でしたが、3気筒以下等、気筒数は必要に応じて増減可能である。
10 エンジンユニット、11 クランクケース、12 シリンダブロック、13 シリンダヘッド、14 シリンダヘッドカバー、15 オイルパン、16 エキゾーストポート、17 エキゾーストパイプ、18,19 合流部、20 集合管、21 排気チャンバ、22,23 連通管、24 ラジエータ、25 ブラケット、26 ボス、27 ステー、29 ブラケット、30,34 ラジエータホース、31 クランクシャフト、32 ジェネレータカバー、33 ウォータポンプ、35 バイパス管、36 リザーバタンク、37 インレットホース、38 オーバーフローホース、39 オイルフィルタ、40 オイルクーラ、41,42 オイルクーラホース、43 バランサシャフトハウジング、100 車体フレーム。
Claims (4)
- 自動二輪車に搭載されるエンジンユニットを冷却するためのエンジンユニット冷却装置であって、
ラジエータ下方の排気管とエンジンに囲まれた空間で、車幅方向でエンジンセンターに対して一方側にエンジンバランサを配置し、他方側にオイルクーラを配置すると共に、それらの外側にそれぞれリザーバタンクとラジエータホースを配置したことを特徴とする自動二輪車のエンジンユニット冷却装置。 - 前記エンジンバランサ下方にオイルクーラホースを配置し、前記オイルクーラ上方にステー部材を配置したことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のエンジンユニット冷却装置。
- 前記リザーバタンクと前記ラジエータホースは、前記エンジン幅内に収まっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車のエンジンユニット冷却装置。
- 前記オイルクーラにはオイルフィルタが同軸に配置され、前記オイルフィルタと前記リザーバタンクは車両前方向で略同一高さであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車のエンジンユニット冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014199012A JP2016070149A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | 自動二輪車のエンジンユニット冷却装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112228202A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-15 | 马鞍山市常立发机械制造有限公司 | 一种散热效果好的农业机械柴油机 |
-
2014
- 2014-09-29 JP JP2014199012A patent/JP2016070149A/ja active Pending
Cited By (1)
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